JPH0525843Y2 - - Google Patents

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JPH0525843Y2
JPH0525843Y2 JP1988030170U JP3017088U JPH0525843Y2 JP H0525843 Y2 JPH0525843 Y2 JP H0525843Y2 JP 1988030170 U JP1988030170 U JP 1988030170U JP 3017088 U JP3017088 U JP 3017088U JP H0525843 Y2 JPH0525843 Y2 JP H0525843Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、木毛を自動的に製造する装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の木毛製造装置としては、実公昭50−1674
号公報に記載されているようなものがある。
この木毛製造装置は、刃を上向きに配置された
カンナと、このカンナの上部に配置された左右一
対の掴みロールとから構成されている。
このカンナは、刃先が平らな平刃と、刃先に多
数の凹凸が一列に形成される溝刃とを、左右に往
復運動を行うカンナ台に、ハの字型に対設するよ
うに装着してなり、溝刃は刃の先端が平刃より僅
かに突出するように配置されている。そして、カ
ンナの上部には、食い込み防止板を間に置いて、
左右一対の掴みロールが配置されており、左のロ
ールを左右に移動させることによつて、カンナ台
上に配置した木材を両ロール間に挟持するように
なつている。また、食い込み防止板とカンナ台と
の間には、カンナが左右に移動した際に刃が食い
込み防止板と接触しないように隙間が設けてあ
る。
カンナ台上に置かれて、左右のロールによつて
挟持された木材は、左右の掴みロールが、それぞ
れ内側に回転することによつてカンナ上に押しつ
けられて、カンナの往動時には溝刃、復動時には
平刃によつて交互に削り取られて、木毛が製造さ
れる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の木毛製造装置にあつ
ては、木材をカンナ台上に置き、左のロールを左
右に移動させて、左右のロールによつて挟持させ
ていたため、木材がカンナによつて削られて薄く
なるたびに、改めて別の木材をカンナ台上に置い
て左右のロールによつて挟持させるという作業を
必要とした。
また、木材が削られて薄くなつた場合には、ロ
ールによつて挟持することができなくなるため、
木材をカンナに押しつけることができなくなつ
て、カンナの刃が木材を削ることができなくなる
ため、木材をすべて削りきることはできなかつ
た。
この場合、薄くなつて残つた木材の上に新たに
木材を重ねて、再び木毛製造装置を作動させるこ
とによつて、薄くなつた木材をカンナに押しつけ
ても、食い込み防止板とカンナ台との間には、前
述のように隙間が設けられているため、木材がカ
ンナ台と食い込み防止板との間の距離よりも薄く
なつた場合には、この薄くなつた木材が平刃また
は溝刃によつて、前記隙間に押し込まれてしま
い、やはり最後まで削りきることはできなかつ
た。
かくして、従来の木毛製造装置においては、連
続して多数の木材を削ることができず、また木材
を最後まで削りきることができないという未解決
の課題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、請求項1の自動木毛製造装置は、木材
を横長にして移送する通路と、前記通路を挟んで
左右両側に無端体が対向して配置され且つこの無
端体に突設された送り爪によつて通路内の木材を
その長手方向両端の後側から押して前方に移送す
るコンベヤと、前記通路の前端に配置され且つ前
記通路と交差する方向に往復運動を行つて前記木
材の一部を細長く削り取るカンナとを備える。
カンナは、刃先が平らな平刃と、刃の先端が前
記平刃より僅かに突出するように配置され且つ刃
先に多数の凹凸が一列に繰り返し形成される溝刃
とをカンナ台に装着して、往動により一方の刃、
復動により他方の刃でそれぞれ木材を削り取るよ
うに構成されてなる。
そして、コンベヤの前方で前記通路の左右に、
対をなす内側の刃と外側の刃とをカンナ台に向け
てそれぞれ配置し、内側の刃は、刃先を前記カン
ナ台に装着された溝刃の軌道との間に僅かの隙間
を残した位置とし、外側の刃は、刃先をカンナ台
に装着された平刃の軌道とカンナ台との間の位置
とする。
請求項2の木毛製造装置は、前記通路と前記コ
ンベヤと前記カンナとを備えたうえ、さらに、前
記通路の左右両側で左右の各コンベヤの前側に、
送り爪通過用の隙間と、前記隙間を閉鎖するシヤ
ツタとを備え、前記コンベヤの送り爪の軌道に前
記隙間を送り爪が通過することを検出する検出部
を設けるとともに、前記検出部の検出に基づき前
記シヤツタを所定時間開放する駆動装置を前記シ
ヤツタに接続して備える。
〔作用〕
この木毛製造装置は、通路を挟んで左右両側に
対向して配置されたコンベヤの送り爪によつて、
通路内に横長に置かれた木材をその長手方向両端
の後側から押して前方に移送するため、複数の木
材を連続的にカンナに送ることができる。
また、カンナは、通路上を移送されてきた木材
を、前記通路と交差する方向に往復運動を行つ
て、往動により一方の刃、復動により他方の刃で
それぞれ木材を削り取ることによつて木毛を製造
する。
また、カンナによつて木材が削られて薄くなつ
ても、通路の左右にあり且つ刃先がカンナの溝刃
の軌道との間に僅かの隙間を残した位置になるよ
うに配置してある内側の刃によつて、木材の両端
が保持されているため、木材を通路上に保持した
まま、カンナによつて削ることができる。
そして、さらに木材が削られて、カンナ台と、
通路の左右にある内側の刃の先端との間の距離よ
りも薄くなると、この薄くなつた木材が平刃また
は溝刃によつて、カンナ台と内側の刃の先端との
間に押し込まれるが、この木材は、通路の左右に
ある外側の刃によつて保持されるため、カンナ台
と通路との隙間から、木毛製造装置外に出てしま
わず、最後までカンナによつて削りきることがで
きる。
さらに、左右の各コンベヤの前側に設けられた
送り爪通過用の隙間は、通常はシヤツタによつて
閉鎖されており、送り爪が通過するときにのみ、
僅かな時間開放されるため、通路を移送中の木材
が前記隙間から通路外に出てしまうことが防止さ
れる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は自動木毛製造装置の全体の平面図であ
る。
ここで、1が通路であり、上面に鋼板が張つて
あつてその上面で木材を滑らせながら移送するよ
うになつている。この通路1の前端には往復運動
するカンナ2が配置されている。
カンナ2は、その横断面を第2図に示すよう
に、カンナ台3にその前面中央部の開口部3aに
向かつて後方から傾斜する左右の傾斜部3b,3
cが設けられ、左の斜面3bには刃先に多数の凹
凸が一列に繰り返し形成されている溝刃4、右の
傾斜部3cには刃先が平らな平刃5が、それぞれ
刃先が開口部3aから突出するように取付けられ
ている。溝刃4は先端が平刃5の先端よりも突出
するようになつており、平刃5の先端の高さは溝
刃4の先端と凹部との間の高さにある。これによ
つてカンナ2が、同図において右方向に移動する
際には溝刃4が多数の溝を切るように木材を削
り、左方向に移動する際には平刃5によって各溝
間の多数の突条を削り取るように木材を削るよう
になつている。なお、かかる溝刃4と平刃5の対
を有するカンナ2と、このカンナ2により前記の
ように木材を削る作用は、前記した実公昭50−
1674号公報記載のように公知である。
このカンナ2は第3図に示すように、フレーム
6により水平移動可能に支持され、モータ7の動
力によつて往復運動するようになつている。
すなわち、第1、3図に示すように、クランク
円盤11と、連接棒1にと、カンナ台3によつて
往復スライドクランク機構が構成され、クランク
円盤11と同軸上に配置されたプーリ9にモータ
7の回転をVベルト8を介して伝達して、クラン
ク円盤11をプーリ9とともに回転させて、カン
ナ台3を左右に往復運動するようにしている。1
3はプーリ9の回転速度を平均化させるためのは
ずみ車であり、クランク円盤11もはずみ車を兼
ねる。10a,10bは軸受である。
通路1の両側には、チエーンコンベヤ14とシ
ヤツタ26と刃16,17とが左右対称に配置さ
れている。そこで、通路1の右側について第4、
5図に基づいて説明し、通路1の左側について
は、第1図において共通の部品に共通の番号を付
して説明を省略する。なお、第4図はチエーンン
ベヤ14の通路1側からの側面図であり、第5図
はチエーンコンベヤ14の外側からの側面図であ
る。
チエーンコンベヤ14は、通路1に沿つて立設
された前後の垂直な回転軸20,21と、これら
に取付けられた上下のスプロケツトホイール20
a,20b及び21a,21bと、上のスプロケ
ツトホイール20a,21aどうし及び下のスプ
ロケツトホイール20b,21bどうしにそれぞ
れ掛けられた上下の無端チエーン22,23と、
上下の無端チエーン22,23間に掛け渡された
垂直棒状の複数の送り爪24とからなる。各送り
爪24は同一間隔をもつて配置され、且つ左右の
チエーンコンベヤ14において左右対称位置に同
期して連動するようになつている。回転軸20,
21は、後述する壁25の上部から突出された軸
受10と通路1の下部から突出された軸受19と
に軸支されている。
通路1の両側には壁25が対向して配置され、
この壁25の対向面に水平な溝25aが設けら
れ、この溝25a内を、チエーンコンベヤ14の
往路部分が通過するようになつていて、爪24は
壁25の表面を移動する構成が採用される。チエ
ーンコンベヤ14の復路の部分は壁25の背面を
通過する。
チエーンコンベヤ14の前方には、通路1の左
右にシヤツタ26が配置され、駆動装置としての
エアシリンダ28によつて開閉されて、開いたと
きに往路から復路へ転回する爪24が通過できる
ようになつている。
エアシリンダ28は、シヤツタ26にその移動
空間を介して列設された壁27の外側に本体を取
付けられ、後述する検出装置29からの指令によ
つて、シヤツタ26に接続されたピストンロツド
28aが伸縮して、シヤツタ26を開閉するよう
になつている。31はシヤツタ26と壁27との
間を閉鎖するための薄板からなる壁である。
前記検出装置29は、第1図に示すように、後
の回転軸21の側部に本体を配置され、チエーン
コンベヤ14の送り爪24の軌道上に検出部とし
ての接触子29aが突出されている。そして、あ
る送り爪24がこの接触子29aに接触するの
と、他の送り爪24がシヤツタ26の直前に至る
タイミングが同期するようにしてあつて、1つの
送り爪24が接触子29aに接触すると、シヤツ
タ26の直前に他の送り爪24が到達したことが
検出される。この検出によつて検出装置29から
のエアシリンダ28に指令を送り、シヤツタ29
を所定時間開放させる。
前記壁27の前方には、この壁27に連続する
壁30の先端部を挟んで通路1の最先端を取りつ
けられた内側の刃16と外側の刃17とが配置さ
れている。この内側の刃16は刃先が前記カンナ
2の溝刃4との間に僅かの隙間を残した位置にく
るように配置されている。一方、外側の刃17は
カンナ台3と内側の刃16の先端との間の距離よ
りも薄くなつた木材が、削り残りとなつて本装置
外に出てしまうことを防止するためのものである
から、刃先が、カンナ2の平刃5の軌道とカンナ
台3との間にくるように配置されている。具体的
には、カンナ台3の表面から内側の刃16の先端
までの距離が4mm、同外側の刃17の先端までの
距離が1mm、カンナ台3の表面から溝刃4の突出
高さが3mm、同平刃5の突出高さが2mmとなつて
いる。
次にこの装置の作動を説明する。
先ず、木材を通路1の幅より少し短い長さ寸法
に切断して、通路1の後端部に横長に置く。木材
は多数を一度に置くことができる。
これによつて、チエーン22,23が無端移動
するのに伴つて、チエーン22,23から突設さ
れた送り爪24が移動して、木材をその長手方向
の後側から押して通路1上を前方に移送する。
この場合、チエーンコンベヤ14のチエーン2
2,23には複数の送り爪24が突設されている
ため、通路1上に配置した木材が前方に送られた
後に、別の木材を通路1上に置けば、複数の木材
をカンナ2に向けて次々に移送することができ
る。また、木材の長さが通路1の幅に満たず、送
り爪24によつて後方から押すことができない場
合であつても、このような短い木材は長い木材の
間に入れておくことによつて、全体が一体に移送
される。
木材がチエーンコンベヤ14の先端まで移送さ
れると、チエーンコンベヤ14による搬送力は直
接は及ばないが、後続の木材によつて前方の木材
が押圧されるため、チエーンコンベヤ14の前端
を過ぎた木材も継続して前方に移送される。前端
に至つた送り爪24はチエーンコンベヤ14の前
の隙間を通過して復路に至る。この隙間は常常は
閉鎖されていて、チエーンコンベヤ14の前の隙
間から木材が通路1外に出ないようになつている
が、木材を後方から押して移送した送り爪24
が、チエーンコンベヤ14の最先端に達する直前
に、検出装置29からの指令によつてシヤツタ2
6が開放される。このシヤツタ26は所定時間開
放状態が維持され、この間に送り爪24が通過し
た後、閉鎖される。なお送り爪24が通過するた
めの前記隙間は開放されたままであつても、木材
には横方向への力が負荷されていないから、木材
がこの隙間から外部に突出することは殆どない
が、通路1への木材の供給時における木材の姿勢
等に無理があるばあい等に前記隙間から突出する
ことが時にはあるため、その突出を前記シヤツタ
26によつて防止する。
木材がチエーンコンベヤ14の先端まで移送さ
れて送り爪24が復路に至ると、木材は送り爪2
4によつては、後方から押されなくなるが、次々
に送られてくる木材によつて後側から押され、更
に前方に移送される。
そして、通路1上を移送された木材が、通路1
の最先端に到達すると、カンナ2によつて削られ
る。カンナ2は、前記実公昭50−1674号公報記載
のように、まず始めに第1、2図において右方向
へ往動することによつて、溝刃4の平刃5より突
出している部分によつて多数の溝を切るように木
材を削りとる。そして、カンナ2の復動時には、
平刃5によつて各溝間の多数の突条を削り取るよ
うに木材を削りとる。
以上の動作を繰り返すことによつて、次々に木
材が細長く削り取られて、木毛が製造される。こ
の場合、カンナ2に対して木材を押しつける強さ
を調整すれば、製造される木毛の厚さを変化させ
ることができる。
木材が削られて薄くなつてくると、カンナ2に
よつて削られる際に木材に加わる力によつて、木
材が右または左に押されるが、本装置において
は、内側の刃16を、その刃先がカンナ2の溝刃
4との間に僅かの隙間を残した位置にくるように
配置してあるため、カンナ2と通路1との間に木
材が押し込まれるのを防止することができる。こ
れによつて、木材が非常に薄くなるまで通路1上
に保持されたまま、カンナ2によつて削る作業を
続けることができる。
またこの木材がさらに削られて、カンナ台3と
内側の刃16の先端との間の距離(前記寸法では
4mm)よりも薄くなつた場合には、溝刃4と平刃
5のいづれかに押されて、カンナ台3と内側の刃
16との隙間に押し込まれてしまうが、本装置で
は、内側の刃16の外側に配置されている外側の
刃17の刃先が、カンナ2の平刃5の軌道と、カ
ンナ台3との間にくるように配置されているた
め、木材がカンナ台3と内側の刃16の隙間に押
し込まれても外側の刃17によつて、その端部が
保持されるため、その木材をさらに削ることがで
きる。そして、木材がされに削られて、カンナ台
3と外側の刃17の先端との距離(前記寸法では
1mm)よりも薄くなると、カンナ台3と外側の刃
17の先端との間から本装置外に出てしまうが、
この場合に本装置外に押し出された木材は非常に
薄く削られているので、殆どのものはそのまま木
毛として使用することができる。
以上の結果、通路1上に置かれた木材は自動的
にカンナ2に送られて削られ、多くの場合に削り
残りなくすべて木毛となる。
なお、この実施例においては、コンベヤとし
て、チエーンコンベヤ14を使用したが、それに
限られるものではなく、無端体にチエーン以外の
ものを使用したンベヤを用いてもよい。
また送り爪24がチエーンコンベヤ14の前の
隙間を通過することを検出する検出部として、チ
エーンコンベヤ14の送り爪24の軌道上に検出
装置29の接触子29aを配置したが、他の装置
を用いてもよいことはもちろんであり、さらに、
チエーンコンベヤ14の前の隙間を閉鎖するシヤ
ツタ26を開閉する駆動装置としてエアシリンダ
28以外の装置を用いてもよいことももちろんで
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、請求項1の自動木毛製造
装置は、通路の左右に配置されたコンベヤの無端
体に突設された送り爪によつて木材を通過上を移
送する。このため、通路上に木材を配置するだけ
で、木材を連続して自動的にカンナに送ることが
できるため、作業効率がよい。
また、通路の先端の両脇に配置された内側の刃
は刃先がカンナの溝刃との間に僅かの隙間を残し
た位置にくるように配置してあるため、木材が非
常に薄くなるまで通路上に留めたまま、カンナに
よつて削る作業を続けることができ、木材がさら
に削られて、カンナ台と内側の刃の先端との距離
よりも薄くなつて、カンナ台と内側の刃の隙間に
押し込まれた場合でも、刃先が、カンナの平刃の
軌道と、カンナ台との間にくるように配置されて
いる外側の刃によつて、その端部が保持されるた
め、最後まで削りきることができ、材料の無駄を
なくすことができる。
請求項2の自動木毛製造装置によれば、前記の
作業効率がよくなる効果に加えて、さらに、コン
ベヤの前側に設けられた送り爪通過用の隙間は通
常はシヤツタによつて閉鎖されており、この隙間
を送り爪が通過する僅かな時間のみ開放されるた
め、この隙間から通路を移送中の木材が通路外に
出てしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図はカンナの横断面図、第3図はカンナ及びそ
の往復機構の正面図、第4図はチエーンコンベヤ
の通路側からの側面図、第5図はチエーンンベヤ
の外側からの側面図、第6図は第1図の要部拡大
図である。 1……通路、2……カンナ、3……カンナ台、
4……溝刃、5……平刃、14……チエーンコン
ベヤ、16……内側の刃、17……外側の刃、2
2,23……チエーン、24……送り爪、26…
…シヤツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 木材を横長にして移送する通路と、前記通路
    を挟んで左右両側に無端体が対向して配置され
    且つこの無端体に突設された送り爪によつて通
    路内の木材をその長手方向両端の後側から押し
    て前方に移送するコンベヤと、前記通路の前端
    に配置され且つ前記通路と交差する方向に往復
    運動を行つて前記木材の一部を細長く削り取る
    カンナとを備え、前記カンナは、刃先が平らな
    平刃と、刃の先端が前記平刃より僅かに突出す
    るように配置され且つ刃先に多数の凹凸が一列
    に繰り返し形成される溝刃とをカンナ台に装着
    して、往動により一方の刃、復動により他方の
    刃でそれぞれ木材を削り取るように構成されて
    なり、さらに、コンベヤの前方で前記通路の左
    右に、対をなす内側の刃と外側の刃とをカンナ
    台に向けてそれぞれ配置し、内側の刃は、刃先
    を前記カンナ台に装着された溝刃の軌道との間
    に僅かの隙間を残した位置とし、外側の刃は刃
    先を、カンナ台に装着された平刃の軌道とカン
    ナ台との間の位置としたことを特徴とする自動
    木毛製造装置。 (2) 木材を横長にして移送する通路と、前記通路
    を挟んで左右両側に無端体が対向して配置され
    且つこの無端体に突設された送り爪によつて通
    路内の木材をその長手方向両端の後側から押し
    て前方に移送するコンベヤと、前記通路の前端
    に配置され且つ前記通路と交差する方向に往復
    運動を行つて前記木材の一部を細長く削り取る
    カンナとを備え、前記通路の左右両側で各コン
    ベヤの前側に、送り爪通過用の隙間と、前記隙
    間を閉鎖するシヤツタとを備え、前記コンベヤ
    の送り爪の軌道に前記隙間をを送り爪が通過す
    ることを検出する検出部を設けるとともに、前
    記検出部の検出に基づき前記シヤツタを所定時
    間解放する駆動装置を前記シヤツタと接続して
    備えたことを特徴とする自動木毛製造装置。
JP1988030170U 1988-03-07 1988-03-07 Expired - Lifetime JPH0525843Y2 (ja)

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