JPH05258080A - デイジタル制御システム - Google Patents

デイジタル制御システム

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JPH05258080A
JPH05258080A JP3169667A JP16966791A JPH05258080A JP H05258080 A JPH05258080 A JP H05258080A JP 3169667 A JP3169667 A JP 3169667A JP 16966791 A JP16966791 A JP 16966791A JP H05258080 A JPH05258080 A JP H05258080A
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JP
Japan
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signal
digital
analog
control system
digital control
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JP3169667A
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Shiro Baba
志朗 馬場
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ない端子数のモノリシック半導体集積回路を
用いた汎用性の高いデイジタル制御システムを提供す
る。 【構成】デイジタル制御システムは、アナログ入力端子
とデイジタル入力端子とを持つマイクロプロセッサを構
成するモノリシック半導体集積回路1を用いる。アナロ
グ入力端子とデイジタル入力端子とは、少なくともその
一部が共通端子P4、P5とされる。どの共通端子がアナ
ログ入力とデイジタル入力とのどちらかとして使用され
るかがマイクロプロセッサによるアドレス指示ないしは
それと併用される制御データによって決められる。 【効果】マイクロプロセッサによって共通端子の機能を
変更できるので、アナログ入力数の多い制御システムと
デイジタル入力数の多い制御システムとのいずれの制御
システムも容易に構成できる。その結果、汎用性の高い
デイジタル制御システムを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デイジタル制御シス
テム特にアナログデイジタル変換回路(以下A/D変換
回路と称する)を含むモノリシック半導体集積回路を用
いたデイジタル制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デイジタル制御システムは、半導体集積
回路を使用することによってそれを構成する装置を小型
化することができるようになり、また半導体集積回路外
での結線数を減少させることができるようになる。
【0003】マイクロプロセッサを利用してプロセス制
御、計算制御等を行う制御システムとして、質の高いシ
ステム制御を行なうため、各種センサー信号としてデイ
ジタル信号とともにA/D変換回路を介して情報量の大
きいアナログ信号をも入力するようにしたものが考えら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、装置の小型
化のため及び外部結線数の減少のために、マイクロプロ
セッサのデータバスに、上記デイジタル信号を供給する
入力回路と、アナログ信号をデイジタル信号に変換した
上で供給する入力回路とを1チップのモノリシック半導
体集積回路として構成することが望ましい。
【0005】しかしながら、上記のようにモノリシック
半導体集積回路化しようとする場合、デイジタル信号入
力とアナログ信号入力のためにモノリシック半導体集積
回路に設ける外部端子数が増加することになる。また、
制限された外形寸法等によりモノリシック半導体集積回
路に設けることのできる外部端子の数が制限されている
場合には、この外部端子の制限により制御システムで実
現できる機能が制約されてしまうことになる。
【0006】そのため、1種類のモノリシック半導体集
積回路を複数の用途に使用することが困難になってく
る。
【0007】例えば、モノリシック半導体集積回路に、
ナログ入力端子を多く設定すると多くのデイジタル信号
を入力とする制御には不向きなものとなり、逆にデイジ
タル入力端子を多く設定すると、多くのアナログ信号を
入力とする制御には不向きなものとなる。また、デイジ
タル入力信号をアナログ入力信号に切り換えて、品質の
高い制御へのシステムの変更を行なうようなことが難し
くなってくる。
【0008】従ってこの発明の1つの目的は、少ない端
子数で、かつ、汎用性を高めたデイジタル制御システム
の少なくとも一部を構成するデイジタル半導体集積回路
を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、上記デイジタル半
導体集積回路を使用したデイジタル制御システムを提供
することにある。
【0010】この発明の更に他の目的は、以下の説明及
び図面から明らかとなるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に従うと、少な
くともアナログ入力端子の一部とデイジタル入力端子の
一部とが共用とされ、この共用の端子が、プログラムに
より選択的にデイジタル入力端子又はアナログ入力端子
として用いられる。
【0012】上記デイジタル入力端子は、また必要に応
じてデイジタル出力端子としても共用される。
【0013】
【作用】上記の手段によって、上記のように入力端子の
みとする場合よりも更に外部端子数を減少させることが
できるようになる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を実施例とともに詳細に説明
する。
【0015】図1は、この発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【0016】1は、1チップモノリシック半導体集積回
路で構成されたマイクロプロセッサであり、次に説明す
る各回路ブロック2〜18により構成される。
【0017】2はアキュムレータ、3はアキュムレータ
ラッチ、4は一時レジスタ、5は算術論理ユニットであ
り、これらの回路2ないし5は、演算部を構成してい
る。
【0018】上記算術論理ユニット5は、制御回路8の
制御によって加減算等の算術演算、もしくは論理和(O
R),論理積(AND)排他的論理和等の論理的な判断
を行なうものである。すなわち、上記算術論理ユニット
5は、一時レジスタ4の内容と、アキュムレータ2の出
力であるアキュムレータラッチ3の内容とを入力として
演算するものである。上記算術論理ユニット5の演算結
果は、制御回路8からの命令語に基づく制御信号によっ
て異なるが、内部データバスBUSを介してアキュムレ
ータに送り出される。
【0019】6は命令レジスタ、7は命令デコーダ及び
マシンサイクルエンコーダ、8はタイミング制御回路で
あり、これらの回路6ないし8は、制御部を構成してい
る。
【0020】上記命令レジスタ6はROM19又はRA
M20に書き込まれているプログラム命令語を取り出す
ためのものである。上記命令レジスタ6で読み出された
命令は、命令デコーダで解読され、マシンサイクルエン
コーダで各種のタイミング信号に変換される。
【0021】上記タイミング制御回路8は、外部制御端
子群CONTから入力されたクロック信号をもとにして
タイミングをはかり、外部のデータバスDTのデータを
取り込むバス制御信号や、外部データバスDTへのデー
タを書き出すストローブ信号を出力する。
【0022】また、タイミング制御回路8は外部制御端
子群CONTからの割込み信号、動作を停止させるホー
ルド信号や、リセット信号等の一連の外部からの信号を
調べ、さらに、これらの信号を受けて、割込みを受ける
こと示す信号、ホールドの要求を受け付けたことを示す
信号等一連の信号を外部に送出するものである。
【0023】9は、レジスタ部であり、図示しないが汎
用ワーキングレジスタ、スタックポインタ、プログラム
カウンタ等を含むものである。
【0024】上記レジスタ部9における汎用ワーキング
レジスタは、データを扱うこと(倍長のデータも含む)
の他、メモリ参照のときにも用いられる。スタックポイ
ンタは、サブルーチンジャンプの戻り先番地の記憶に用
いられる。プログラムカウンタは、次に読み出すべき命
令語の所在を記憶するレジスタであり、ジャンプ命令以
外は、1つの命令を実行するたびに、その内容に1が加
えられる。
【0025】18は、アドレスデコーダ回路であり、レ
ジスタ部の汎用ワーキングレジスタの出力を受けて後で
説明する回路15ないし17を制御するための信号を出
力する。このアドレスデコーダ回路18の使用によっ
て、少ない数の汎用ワーキングレジスタによっても上記
回路15ないし17を制御できるようになる。
【0026】10は、アドレスバッファでありROM1
9、RAM20及び周辺回路21に供給するためのアド
レス信号を出力するものである。
【0027】11は、データバッファであり、外部デー
タバスDTと内部データバスBUSとのデータの授受を
行なうものである。
【0028】12は、プロセス制御等における制御対象
とのデイジタル信号による信号による信号授受を行なう
入出力ポートであり、レジスタ15を介して内部データ
バスに信号の伝達を行なうものである。この実施例にお
いては、上記デイジタル用の信号端子の一部(例えばP
4、P5)は、後に説明するようにアナログ入力端子とし
ても用るようにする。
【0029】13は、マルチプレクサであり、複数のア
ナログ入力信号を択一的にA/D変換回路14に入力す
るものである。このマルチプレクサ13は、その一部の
入力として、上記デイジタル入出力端子P4、P5を供用
するものである。すなわち、端子P1〜P3はアナログ専
用の入力端子とし、端子P4、P5はアナログとデイジタ
ルとに共用の端子とするものである。
【0030】上記A/D変換回路14のデイジタル化し
た出力信号は、レジスタ16を介して内部データバスB
USに伝達するものである。
【0031】17は、上記マルチプレクサの選択信号を
形成するコントロールレジスタであり、アドレスデコー
ダ回路18による制御によって内部データバスBUSの
信号を読み込むものである。
【0032】上記共用した端子P4、P5をデイジタル信
号の入出力端子として用いるときは、マルチプレクサ1
3、又はA/D変換回路14により、入力又は出力を禁
止(レジスタ16で行なうものとしてもよい)すること
により行ない、一方、上記共用した端子、P4、P5をア
ナログ入力端子として用いるときは、入出力ポート12
の対応する出力回路をハイインピーダンスとすることに
より、上記端子からのアナログ信号をA/D変換回路1
4に取り込むものである。
【0033】このことは、図2に示す具体的一実施回路
により容易に理解されよう。
【0034】伝送ゲートMISFETQ16〜Q20で構成
されたマルチプレクサ13を制御するレジスタ17は、
ラッチ回路17aと、デコーダ回路17bとにより構成
され、上記ラッチ回路17aには、伝送ゲートMISF
ETQ1〜Q3を介して、内部データバスBUSからの信
号がセットされる。上記伝送ゲートMISFTQ1〜Q3
は、アドレスデコーダ回路18で選択されるものであ
る。したがって、上記レジスタ17に与えられた特定の
アドレスを指定するとともに、マルチプレクサ選択デー
タを内部データバスBUSを介してレジスタ17を構成
するラッチ回路に入力するひとにより、任意のマルチプ
レクサ13の選択動作が行なわれるものである。
【0035】また、A/D変換出力されるレジスタ16
の出力も、伝送ゲートMISFETQ4〜Q6を介して内
部データバスBUSの対応するビット線に接続されるも
のであり、上記レジスタ16に対して与えられた特定の
アドレスを指定することにより、アドレスデコーダ回路
18の出力で上記MISFETQ4〜Q6をオンとして内
部データバスBUSに取り込むものである。
【0036】デイジタル信号用の入出力ポート12は、
各端子P4〜Pnに対して、それぞれ入力バッファアン
プ12aと、出力バッファアンプ12bとが設けられる
ものであり、上記出力バッファアンプ12bには、ゲー
ト信号が与えられ、信号の伝達が制御されるものであ
る。
【0037】レジスタ15は、上記入出力ポート12か
らの各入力バッファアンプ12aの出力に対応して設け
られたラッチ回路15aと、各出力バッファアンプ12
bの入力に対応して設けられたラッチ回路15aと、各
出力バッファアンプ12bのゲートに対応して設けられ
たラッチ回路15cとにより構成される。そして、各端
子に対応したラッチ回路15a、15b等の入力と、出
力は、それぞれ伝送ゲートMISFETQ7、Q8
13、Q14を介して対応する内部データバスBUSビッ
ト線に接続されねそれぞれについて特定のアドレスが与
えられ、アドレスデコーダ回路18の出力で制御される
ものである。
【0038】また、出力バッファアンプ12b等のゲー
ト信号を形成するラッチ回路15cの入力は、伝送ゲー
トMISFETQ9、Q12〜Q15を介して同様に対応す
る内部データバスBUSのビット線に接続されるもので
ある。
【0039】上述のように、デイジタル化されたアナロ
グ入力とデイジタル入力とは内部データバスBUSで共
通化されるものであるので、両者の取り込みは、レジス
タ16のアドレス指定と、レジスタ15のアドレス指定
タイミングとを異ならせることに行なうものである。
【0040】そして、例えば、端子P4、P5をデイジタ
ル入出力端子として用いる場合には、マルチプレクサ1
3を制御するレジスタ17への入力データを上記端子か
ら信号を選択しないようにプログラムを組むとともに、
端子P4、P5に対応するレジスタ15におけるラッチ回
路15a、15b等のアドレス指定に際しては、デイジ
タル指定に際しては、デイジタル信号を取り扱うものと
したプログラムを組むものである。
【0041】この場合、上記端子P4、P5を含むデイジ
タル信号の入出力の切り替えは、レジスタ15における
ラッチ回路15c等のセット,リセットにより方向性を
設定することにより行なうものである。
【0042】例えば、ラッチ出力を“0”とした場合に
は、出力バッファアンプ12b等をハイインピーダンス
として、入力信号を取り扱うものとし、ラッチ出力を
“1”とした場合には、出力バッファアンプ12b等を
動作させて出力信号を取り扱うものとする。
【0043】したがって、上記共用化した端子P4、P5
をアナログ入力端子として用いる場合には、レジスタ1
7を介してマルチプレクサ13により、その選択を行な
うとともに上記方向性を設定するラッチ出力を“0”と
して出力バッファアンプをハイインピーダンスとしてア
ナログ入力信号の入力を可能とするものである。
【0044】この場合、上記端子P4、P5に対応したレ
ジスタ15におけるラッチ回路15a、15b等のアド
レス指定は行なわないようにするものである。
【0045】共用化しないデイジタル信号用のレジスタ
15に対するデイジタル信号の外部回路との授受は、上
述のように、レジスタ16とのアドレス指定タイミング
とを相違させることにより行なうものである。
【0046】図1の集積回路は、特に制限されないが、
エンジンの制御のために使用される。
【0047】そのために、例えば、端子P1と回路の接
地点との間にエンジン冷却水温度検出用サーミスタDE
1が接続され、このサーミスタDET1電源端子VB
の間に負荷抵抗R1が接続される。上記サーミスタDE
1として負の温度係数のものを使用することにより、
上記端子P1に加わる電圧は、冷却水の温度上昇ととも
に低下する。
【0048】同様に、端子P2には、エンジンの吸気温
度測定用のサーミスタDET2とその負荷抵抗R2が接続
される。
【0049】端子P3には、吸気流量メータDET3が接
続される。この吸気流量メータは、抵抗片とこの抵抗片
に対し、吸気流量に応じてその位置が変化するスライド
接点を持つような構成とされる。そのため、この吸気流
量メータは、吸気流量に応じた電圧を出力する。
【0050】端子P4には、エンジンの回転速度計DE
4が接続される。この回転速度計は、エンジンの回転
速度に応じた電圧を上記端子P4に出力する。
【0051】端子P5には、スタータスイッチSWが接
続される。
【0052】端子P6には、エンジンのクランク角度セ
ンサDET5が接続される。このセンサDET5は、クラ
ンクが特定の角度、たとえば0°になったときパルス信
号を出力する。
【0053】端子P7は、例えばエンジン温度警告のた
めの出力端子とされる。ランプPLは、上記端子P7
出力を受けるバッファ回路30によって駆動され、エン
ジンが異常温度になったときに点灯させられる。
【0054】周辺回路21には、外部端子群CONTか
らの制御信号、アドレスバスADからのアドレス信号及
びデータバスDTからのデータが供給される。この周辺
回路21は、複数の出力線l1ないしl4を持ち、その内
部にそれぞれアドレスバスADのアドレス信号によって
選択され、データバスDTのデータ信号によって状態が
決められる記憶回路(図示しない)を含んでいる。
【0055】上記周辺回路21の出力線l1の信号は、
出力バッファ回路22を介してイグニッションコイル2
6に供給され、出力線l2の信号は、出力バッファ回路
23を介してエンジンの吸気多岐管におけるスロットル
バルブを調整するためのソレノイド27に供給される。
また、出力線l3の信号は出力バッファ回路24を介し
て電磁式燃料ポンプ28に供給され、出力線l4の信号
は、エンジンのセルモータを駆動するためのリレー29
に供給される。
【0056】図1において、エンジン制御のためにリー
ドオンリメモリ(ROM)19は、プログラムととも
に、制御するエンジンの特性によって決まる補間データ
を記憶しているように構成される。
【0057】図1において、キースイッチS0が閉じら
れると、バッテリBから定電圧回路40に電源電圧が供
給されるようになり、この定電圧回路40から前記の各
回路に電源電圧VBが供給されるようになる。
【0058】マイクロプロセッサ1が動作状態となるこ
とによって、サーミスタDET1、DET2等から得られ
るエンジン冷却水温度、吸気温度等のアナログデータ
は、アナログデイジタル変換回路14によって時分割的
にデイジタルデータに変換される。変換されたそれぞれ
のデイジタルデータは、データバスを介してランダムア
クセスメモリ(RAM)に書き込まれる。
【0059】周辺回路21からの出力によって、燃料ポ
ンプ28が動作状態にされる。
【0060】スタータスイッチSWが閉じられることに
よってリレー29が動作状態とされ、セルモータ(図示
しない)が動作開始する。
【0061】ROM19の容量を減少させるため、この
ROM19内の例えば点火時期に関するデータは、特定
のサンプリングされた回転数に対してだけ対応づけられ
る。そのため、回転速度計DET4からの任意のエンジ
ン回転数に対する点火時期データは、ROM19内の上
記任意のエンジン回転数に近いサンプリングの回転数に
おける補間データを上記任意の回転数によって修正する
演算によって求められる。
【0062】クランク角度センサDET5からの出力に
基づく点火の基準時刻と、上記の演算によって求められ
た点火時期データとから、実際の点火時期が演算され
る。これに基づいてイグニションコイル26が駆動され
る。
【0063】エンジン回転数データとエンジン冷却水温
度データとによりROM19のスロットバルブを制御す
るための補間データが参照され、同様な演算によりスロ
ットルバルブを制御するためのパルス制御信号が形成さ
れる。このパルス制御信号によって、周辺回路21を介
して結合するソレノイド27のパルス電流のデューティ
比が変化させられる。ソレノイド27は、パルス電流の
デューディ比によってその平均電流が変化させられ、そ
の結果、上記デューティ比に応じてスロットルバルブを
制御する。
【0064】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、上述のよ
うな端子の共用により、少ない端子数で、要求の異な
る、換言すれば、アナログ信号入力数と、デイジタル信
号入出力数が異なる種々のプロセス制御が可能となり、
マイクロプロセッサの自動車エンジン制御等における各
種プロセス制御の汎用性を向上させる事が出来る。そし
て、プロセス制御の高品質化、言い換えれば、密度の高
い制御を行なうために、デイジタル入力をアナログ入力
とする等のシステム変更にたいしても、一部のプログラ
ムを変更するのみで可能となるものである。
【0065】この発明は、前記実施例に限定されず、ポ
ート12は、入力ポートと出力ポートをそれぞれ独立に
設けたものであってもよい。この場合、端子の共用は入
力ポートとアナログ入力との間で行なうものである。
【0066】また、端子を共用する場合、例えば、アナ
ログ入力のすべてを共用化したもの又は、デイジタル入
力のすべてを共用化したもの等、種々変更できるもので
ある。 また、マイクロプロセッサのシステム構成は、
種々変形できるものである。
【0067】さらに、各種プロセス制御を行なうシステ
ム構成は、一般にマイクロプロセッサ、制御プログラム
が書き込まれたROM(又はRAM)及び各種データ保
持のためのRAM等、数チップのデイジタル半導体集積
回路により構成されるものであることより、上記A/D
変換回路を含むアナログ/デイジタル入出力回路は、例
えば、図3に示すように、制御プログラムが書き込まれ
たROMを構成するデイジタル半導体集積回路19に設
けるものであってもよい。すなわち、アドレスデコーダ
回路20と、プログラム命令語が書き込まれたメモリア
レイ21とで構成させたデイジタル半導体集積回路19
に、前記同様な入出力ポート12、レジスタ15、マル
チプレクサ13、A/D変換回路14、レジスタ16、
17を設けて、このデイジタル半導体集積回路19のデ
ータバス、アドレスバスと、マイクロプロセッサと外部
データバス、アドレスバスを介して接続させることによ
り、同様な動作を行なわせることができる。
【0068】また、上記A/D変換回路を含むアナログ
/デイジタル入出力回路は、RAMを含むデイジタル制
御システムにおいては、RAMを構成するデイジタル半
導体集積回路に設けるものであってもよく、マイクロプ
ロセッサ、ROM、RAMの全システムを1チップデイ
ジタル半導体集積回路で構成する場合にも同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の要部一実施例を示す回路図である。
【図3】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ、2…アキュムレータ、3…ア
キュムレータラッチ、4…一時レジスタ、5…算術論理
ユニット、6…命令レジスタ、7…命令デコーダ及びマ
シンサイクルエンコーダ、8…タイミング制御回路、9
…レジスタ部、10…アドレスバッファ、11…データ
バッファ、12…入出力ポート、12a…入力バッファ
アンプ、12b…出力バッファアンプ、13…マルチプ
レクサ、14…A/D変換回路、15…レジスタ、15
a〜15c…ラッチ回路、16…レジスタ、17…コン
トロールレジスタ、17a…ラッチ回路、17b…デコ
ーダ回路、18…アドレスデコーダ回路、19…RO
M、20…アドレスデコーダ、21…メモリアレイ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイジタル制御信号に基づいて動作が制御
    され、動作状態に応じてデイジタル信号とアナログ信号
    とを出力する被制御装置と、上記被制御装置からの上記
    デイジタル信号とアナログ信号とを受けることによって
    上記デイジタル制御信号を出力する1チップモノリシッ
    ク半導体集積回路化されてなるマイクロプロセッサとを
    備えてなるデイジタル制御システムであって、 上記マイクロプロセッサは、 複数のアナログ入力を選択するマルチプレクサと、 上記マルチプレクサを介してアナログ信号を受けるアナ
    ログデイジタル変換回路と、 内部バスと、 上記アナログデイジタル変換回路で上記アナログ信号に
    対応してデイジタル化された出力情報を受けてその出力
    情報を一時記憶し特定のアドレスが与えられたとき上記
    内部バスへその情報を伝達することの出来る第1手段
    と、 デイジタル信号用の複数の入力回路を少なくとも備えて
    なるデイジタル信号用のポートと、 上記ポートに与えられた信号を一時記憶し特定のアドレ
    スが与えられたとき上記内部バスへその情報を伝達する
    ことができる第2手段と、 特定のアドレスが与えられたとき上記内部バスから上記
    マルチプレクサを動作させるための情報を取り込み一時
    記憶する第3手段と、を備えてなり、 上記マルチプレクサに結合された複数のアナログ入力端
    子のうちの少なくとも一部が上記ポートに結合された外
    部端子と共通にされてなる、ことを特徴とするデイジタ
    ル制御システム。
  2. 【請求項2】上記第3手段が、ラッチ回路からなるレジ
    スタを含んでなることを特徴とする請求項1記載のデイ
    ジタル制御システム。
  3. 【請求項3】上記第2手段が、ラッチ回路からなるレジ
    スタを含んでなることを特徴とする請求項2記載のデイ
    ジタル制御システム。
  4. 【請求項4】上記第1手段が、レジスタを含んでなるこ
    とを特徴とする請求項3記載のデイジタル制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】デイジタル制御信号に基づいて動作が制御
    され、動作状態に応じてデイジタル信号とアナログ信号
    とを出力する被制御装置と、上記被制御装置からの上記
    デイジタル信号とアナログ信号とを受けることによって
    上記デイジタル制御信号を出力する1チップモノリシッ
    ク半導体集積回路化されてなるマイクロプロセッサとを
    備えてなるデイジタル制御システムであって、 上記マイクロプロセッサは、 複数のアナログ入力を選択するマルチプレクサと、 上記マルチプレクサを介してアナログ信号を受けるアナ
    ログデイジタル変換回路と、 内部バスと、 上記アナログデイジタル変換回路で上記アナログ信号に
    対応してデイジタル化された出力情報を受けてその出力
    情報を一時記憶し特定のアドレスが与えられたとき上記
    内部バスへその情報を伝達することの出来る第1手段
    と、 デイジタル信号用の複数の入力回路を少なくとも備えて
    なるデイジタル信号用のポートと、 上記ポートに与えられた信号を一時記憶し特定のアドレ
    スが与えられたとき上記内部バスへその情報を伝達する
    ことが出来る第2手段と、 特定のアドレスが与えられたとき上記内部バスから上記
    マルチプレクサを動作させるための情報を取り込み一時
    記憶する第3手段と、 メモリ及び上記第1ないし第3手段を指定するアドレス
    情報を形成するアドレス情報源と、 上記アドレス情報源からの上記アドレス情報に基づいて
    上記第1ないし第3手段を選択動作される選択手段と、
    を備えてなり、 上記マルチプレクサに結合された複数のアナログ入力端
    子のうちの少なくとも一部が上記ポートに結合された外
    部端子と共通にされてなる、ことを特徴とするデイジタ
    ル制御システム。
  6. 【請求項6】上記第3手段が、ラッチ回路からなるレジ
    スタを含んでなることを特徴とする請求項5記載のデイ
    ジタル制御システム。
  7. 【請求項7】上記第2手段が、ラッチ回路からなるレジ
    スタを含んでなることを特徴とする請求項6記載のデイ
    ジタル制御システム。
  8. 【請求項8】上記第1手段が、レジスタを含んでなるこ
    とを特徴とする請求項7記載のデイジタル制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】上記選択手段が、上記アドレス情報を入力
    とするアドレスレコーダからなることを特徴とする請求
    項5項ないし8項のうちの1に記載のデイジタル制御シ
    ステム。
  10. 【請求項10】上記アドレス情報源がレジスタからなる
    ことを特徴とする請求項5項ないし9項のうちの1に記
    載のデイジタル制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009116832A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Yamaha Motor Electronics Co Ltd プリント基板回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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SAE TECHNICAL PAPER *

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