JPH052577A - 探字配列表索引事典 - Google Patents
探字配列表索引事典Info
- Publication number
- JPH052577A JPH052577A JP3208997A JP20899791A JPH052577A JP H052577 A JPH052577 A JP H052577A JP 3208997 A JP3208997 A JP 3208997A JP 20899791 A JP20899791 A JP 20899791A JP H052577 A JPH052577 A JP H052577A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 漢字変換できない文字や記号を探し出す場合
に、探字配列表からの探字を可能とする。 【構成】 ワープロ本体に収容されている漢字等を画数
別、部首別、音訓別等の属性に基き整理した探字配列表
を画面上に呼び出し探字し、求める文字を無変換で直接
(複写)コピーする。読みや意味、コード番号その他を
必要とする場合は、結合された複数探字配列表索引事典
の(4),(5),(6)等を用いて探字する。 【効果】 文字が見つかり次第その場でコピーでき、印
刷物の場合にも辞書をめくるより、配列表で文字を見つ
け、数字でたどる処理方法の方が、簡便でより合理的で
ある。
に、探字配列表からの探字を可能とする。 【構成】 ワープロ本体に収容されている漢字等を画数
別、部首別、音訓別等の属性に基き整理した探字配列表
を画面上に呼び出し探字し、求める文字を無変換で直接
(複写)コピーする。読みや意味、コード番号その他を
必要とする場合は、結合された複数探字配列表索引事典
の(4),(5),(6)等を用いて探字する。 【効果】 文字が見つかり次第その場でコピーでき、印
刷物の場合にも辞書をめくるより、配列表で文字を見つ
け、数字でたどる処理方法の方が、簡便でより合理的で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】事典等における探字作業の効率化
【0002】
【従来の技術】日本語ワープロで文章を作成する場合問
題になるのが、読めない漢字で仮名人力が出来ないと
か、読める漢字でも漢字に変換されないなどの場合であ
る。
題になるのが、読めない漢字で仮名人力が出来ないと
か、読める漢字でも漢字に変換されないなどの場合であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで漢字事典とか、
変換コード番号の記載されたワープロ用漢字事典が必要
になる。しかし、日本語には同じ読み、同じ部首、同じ
画数の漢字が多く、その度に何百ページもの辞書をめく
っての探字は繁雑で容易なことではない。
変換コード番号の記載されたワープロ用漢字事典が必要
になる。しかし、日本語には同じ読み、同じ部首、同じ
画数の漢字が多く、その度に何百ページもの辞書をめく
っての探字は繁雑で容易なことではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、読めない漢字や
読みを入力しても変換されない場合の文字入力対策とし
て、ワープロ本体に収容されているJIS漢字等を抽出
し、部首別、画数別その他の分類により構成される探字
配列表(図1〜図18等)として記憶させ収容しておけ
ば、必要に応じて画面上にそれを呼び出し、探字配列表
上で探字し、求める文字を探字配列表上から変換工程を
経ること無く直接コピー(複写)することが出来る。こ
の方式によれば、読めない漢字や記号も読み方やコード
番号を必要とせず入力出来るので、予めフロッピーディ
スク等に一ファイルとしてでも収容しておけば、いわゆ
るワープロ用漢字事典も必要なくなる。その上、簡便且
つ効率的な探字配列表への慣れによる探字作業の効率化
を考えると、従来からのコード変換方式よりはるかに優
れた方式となると考えられる。これが請求項1に掲げた
探字配列表直接コピー方式である。図1〜図3に探字配
列表の一部を示した。
読みを入力しても変換されない場合の文字入力対策とし
て、ワープロ本体に収容されているJIS漢字等を抽出
し、部首別、画数別その他の分類により構成される探字
配列表(図1〜図18等)として記憶させ収容しておけ
ば、必要に応じて画面上にそれを呼び出し、探字配列表
上で探字し、求める文字を探字配列表上から変換工程を
経ること無く直接コピー(複写)することが出来る。こ
の方式によれば、読めない漢字や記号も読み方やコード
番号を必要とせず入力出来るので、予めフロッピーディ
スク等に一ファイルとしてでも収容しておけば、いわゆ
るワープロ用漢字事典も必要なくなる。その上、簡便且
つ効率的な探字配列表への慣れによる探字作業の効率化
を考えると、従来からのコード変換方式よりはるかに優
れた方式となると考えられる。これが請求項1に掲げた
探字配列表直接コピー方式である。図1〜図3に探字配
列表の一部を示した。
【0005】
【実施例】図1は画数順探字配列表(よこ配列)、図2
は部首別探字配列表(よこ配列)、図3は一寸ノ巾式分
類探字配列表(よこ配列)。
は部首別探字配列表(よこ配列)、図3は一寸ノ巾式分
類探字配列表(よこ配列)。
【0006】次に、この探字配列表の探字効率の良さを
ワープロ上での探字及び複写だけでなく、読みや意味迄
も解るように、また印刷物形式の事典などへの応用も出
来ないかということから、探字配列表中の文字への配列
順序番号表示法を発見し、配列順序番号表示探字配列表
を発明した。この配列順序番号表示法の基本は図4〜図
18等に示すように、配列表を各行が10文字(または
1行目だけを9文字)ずつになるように区切り、10文
字に満たない場合はあるものと見なし、各行の字数番号
は1〜10番(または1行目だけを9文字にした場合は
0〜9番)までの番号をふり、行数番号は0番から(ま
たは任意番号からでも可。その場合と各行に10文字な
い場合は配列順序番号は、始めからの実際の個数とは一
致しなくなる)任意番号までの番号をふる。図4の場合
は1〜19で左から右方向であるが、反対に縦組の場合
等は右から左方向へ、また最後の方から逆方向方へなど
の番号をふる。こうすることにより、たて組よこ組を問
わず、縦横に表示されている配列状のものに、1〜(ま
たは任意の数から)無限に続く配列順序番号をふること
が出来る。これが請求項2として掲げた配列順序番号表
示法である。以下、種々の配列順序番号の表示例(図4
〜図9)を掲げて説明を付す。
ワープロ上での探字及び複写だけでなく、読みや意味迄
も解るように、また印刷物形式の事典などへの応用も出
来ないかということから、探字配列表中の文字への配列
順序番号表示法を発見し、配列順序番号表示探字配列表
を発明した。この配列順序番号表示法の基本は図4〜図
18等に示すように、配列表を各行が10文字(または
1行目だけを9文字)ずつになるように区切り、10文
字に満たない場合はあるものと見なし、各行の字数番号
は1〜10番(または1行目だけを9文字にした場合は
0〜9番)までの番号をふり、行数番号は0番から(ま
たは任意番号からでも可。その場合と各行に10文字な
い場合は配列順序番号は、始めからの実際の個数とは一
致しなくなる)任意番号までの番号をふる。図4の場合
は1〜19で左から右方向であるが、反対に縦組の場合
等は右から左方向へ、また最後の方から逆方向方へなど
の番号をふる。こうすることにより、たて組よこ組を問
わず、縦横に表示されている配列状のものに、1〜(ま
たは任意の数から)無限に続く配列順序番号をふること
が出来る。これが請求項2として掲げた配列順序番号表
示法である。以下、種々の配列順序番号の表示例(図4
〜図9)を掲げて説明を付す。
【0007】図4は各行の文字番号が1〜10、行数番
号は0〜19、番号表示方向はたて方向で、行並び方向
は左から右。表の見方は、行数番号8で字数番号4の位
置の文字「風」の配列順序番号は始めから見て「84番
目」で、配列順序番号「35」の文字は「高」である。
5文字目と6文字目を線で区切り見易くした。図5は音
読み索引の探字配列表で、図4がよこ方向配列なのに配
列順序番号表示方向がたて方向と、配列方向を無視した
ものであったのを左右2表に分けて、配列順序番号表示
方向を配列方向と同じ横にした。字数番号は1〜10。
行番号0〜9を0、1、2、3と左右の図に交互に番号
をふり方向を合わせた。見方は、4の行で7字目の
「安」は番号が「47」番で、「92」番の文字は
「異」である。図6は1行目だけを9文字とし、字数番
号を0〜9に変更した形の音読み50音順の探字配列表
で、見出しと配列順序番号の両方を示した例。このため
各行頭は0番、行末は9番となる。また、0と1の間、
5と6の間に線を入れた。こうすると、いちいち0〜9
までの数字を入れなくても何文字目であるか見当が付き
表を簡素化出来、見やすくなる。見方は、4の行で6字
目の「新」は番号が「46」番で、「90」番の文字は
「望」である、という見方をする。図7は図6と同じ形
の訓読み50音順配列の漢字配列表。図8はたて配列、
たて番号表示。行数表示は0〜6、7〜9のように、ど
こから切り離しても配列順序番号を続き番号で表示する
ことが出来る。配列と配列順序方向共にたて方向の探字
配列表にすると同類のものが近くにあつて探字し易い。
図9は図8の字数表示1〜10を0〜9にしたもの。以
上いろいろな配列順序番号の表示例を示してきたが、以
後この発明の実際の応用例を掲げて説明する。
号は0〜19、番号表示方向はたて方向で、行並び方向
は左から右。表の見方は、行数番号8で字数番号4の位
置の文字「風」の配列順序番号は始めから見て「84番
目」で、配列順序番号「35」の文字は「高」である。
5文字目と6文字目を線で区切り見易くした。図5は音
読み索引の探字配列表で、図4がよこ方向配列なのに配
列順序番号表示方向がたて方向と、配列方向を無視した
ものであったのを左右2表に分けて、配列順序番号表示
方向を配列方向と同じ横にした。字数番号は1〜10。
行番号0〜9を0、1、2、3と左右の図に交互に番号
をふり方向を合わせた。見方は、4の行で7字目の
「安」は番号が「47」番で、「92」番の文字は
「異」である。図6は1行目だけを9文字とし、字数番
号を0〜9に変更した形の音読み50音順の探字配列表
で、見出しと配列順序番号の両方を示した例。このため
各行頭は0番、行末は9番となる。また、0と1の間、
5と6の間に線を入れた。こうすると、いちいち0〜9
までの数字を入れなくても何文字目であるか見当が付き
表を簡素化出来、見やすくなる。見方は、4の行で6字
目の「新」は番号が「46」番で、「90」番の文字は
「望」である、という見方をする。図7は図6と同じ形
の訓読み50音順配列の漢字配列表。図8はたて配列、
たて番号表示。行数表示は0〜6、7〜9のように、ど
こから切り離しても配列順序番号を続き番号で表示する
ことが出来る。配列と配列順序方向共にたて方向の探字
配列表にすると同類のものが近くにあつて探字し易い。
図9は図8の字数表示1〜10を0〜9にしたもの。以
上いろいろな配列順序番号の表示例を示してきたが、以
後この発明の実際の応用例を掲げて説明する。
【0008】つぎは写真植字で使われる一寸ノ巾式配列
表の文字の一部を抽出したものであるが、それをよこに
1行目だけを9文字に、後は10文字ずつ、10行分の
左から右への配列表にすると、図10の配列表になっ
た。その配列表の文字の16進コード番号を順番に調べ
ると図11、句点コード番号を調べると図12になっ
た。この二つの図と図11をそれぞれ組合せると簡単に
各々のコード番号表、探字配列表索引JIS漢字コード
番号表ができる。これが本発明の第三番目に掲げた探字
配列表索引コード番号表である。図10と図11それと
図10と図12との組合せでその例を示した。これを見
れば分るように、この方式は配列順序表示の数字を付け
るだけで周りに余分なものが何もなくて済むため、字数
が多く収容できるし、コンパクトにまとまり大変見つけ
出しやすい。
表の文字の一部を抽出したものであるが、それをよこに
1行目だけを9文字に、後は10文字ずつ、10行分の
左から右への配列表にすると、図10の配列表になっ
た。その配列表の文字の16進コード番号を順番に調べ
ると図11、句点コード番号を調べると図12になっ
た。この二つの図と図11をそれぞれ組合せると簡単に
各々のコード番号表、探字配列表索引JIS漢字コード
番号表ができる。これが本発明の第三番目に掲げた探字
配列表索引コード番号表である。図10と図11それと
図10と図12との組合せでその例を示した。これを見
れば分るように、この方式は配列順序表示の数字を付け
るだけで周りに余分なものが何もなくて済むため、字数
が多く収容できるし、コンパクトにまとまり大変見つけ
出しやすい。
【0009】図10と図11、図10と図12の探字配
列表索引コード番号表はワープロに組込んでも、また書
籍タイプの事典に挿入しても、またカードタイプに印刷
してもコンパクトにまとまる。この表の見方は、図10
の25番の文字「望」の16進コード番号は図11の2
5番の4B3E、区点コード番号は図12の25番の4
330と簡単に見付け出せる。図13、図14、図15
は図17の探字配列表として図17のところで説明する
が、図13は写植の一寸ノ巾式文字盤のメインプレート
の一部分を取り出したもので、この発明を応用すると、
配列順序番号をふるだけで立派な探字配列表索引事典の
索引部分に変身できる例として表示した。
列表索引コード番号表はワープロに組込んでも、また書
籍タイプの事典に挿入しても、またカードタイプに印刷
してもコンパクトにまとまる。この表の見方は、図10
の25番の文字「望」の16進コード番号は図11の2
5番の4B3E、区点コード番号は図12の25番の4
330と簡単に見付け出せる。図13、図14、図15
は図17の探字配列表として図17のところで説明する
が、図13は写植の一寸ノ巾式文字盤のメインプレート
の一部分を取り出したもので、この発明を応用すると、
配列順序番号をふるだけで立派な探字配列表索引事典の
索引部分に変身できる例として表示した。
【0010】図16を同配列順序で縦組に配列順序番号
を図17の(4)行の数字列に、文字をX行の文字列の
ように並べ替え、これを基本とするX行の文字の音読み
および訓読み、またコード番号等を付記したより充実し
た辞書となる図17を作り、この表の探字配列表となる
図13、図14、図15及び図17中の音・訓索引のY
・Z行の文字列の各探字配列表中の同配列順序番号の文
字が図16及び図17中のX行の文字列での配列順序番
号は何番目になっているかを、図16で探字した場合は
(4)に、図13では(1)に、図14では(2)に、
15では(3)に。またY行では(5)、Z行では
(6)にと各行に数字で示すことにより、複数の探字配
列表索引を可能とした複数探字配列表索引事典。こうす
ると、探字作業はより簡便な図16、図13、図14、
図15及びY、Zで、より詳しく読みやコード番号など
を知りたければ、内容の充実した漢字事典の図17の辞
書部分でということが可能となる。これが第4番目に掲
げた複数探字配列表索引事典である。それを可能とする
図17の(4)、(1)、(2)、(3)及び(5)、
(6)の位置の数字のふり方について説明する。
を図17の(4)行の数字列に、文字をX行の文字列の
ように並べ替え、これを基本とするX行の文字の音読み
および訓読み、またコード番号等を付記したより充実し
た辞書となる図17を作り、この表の探字配列表となる
図13、図14、図15及び図17中の音・訓索引のY
・Z行の文字列の各探字配列表中の同配列順序番号の文
字が図16及び図17中のX行の文字列での配列順序番
号は何番目になっているかを、図16で探字した場合は
(4)に、図13では(1)に、図14では(2)に、
15では(3)に。またY行では(5)、Z行では
(6)にと各行に数字で示すことにより、複数の探字配
列表索引を可能とした複数探字配列表索引事典。こうす
ると、探字作業はより簡便な図16、図13、図14、
図15及びY、Zで、より詳しく読みやコード番号など
を知りたければ、内容の充実した漢字事典の図17の辞
書部分でということが可能となる。これが第4番目に掲
げた複数探字配列表索引事典である。それを可能とする
図17の(4)、(1)、(2)、(3)及び(5)、
(6)の位置の数字のふり方について説明する。
【0011】図13の配列表の文字を見ると1番目が
「元」、2番目が「面」、3番目は「死」である。この
3文字を図17中の(4)で見ると、ここでは1番目と
4番目と7番目の所に入っていますよと、図17の
(4)での配列順序番号を示す数字「1」,「4」,
「7」…を図14の配列順序で図17の(1)の位置に
記入したものである。同様に、(2)には図14の、
(3)には図15の配列順に図17の(4)での配列順
序番号を記入したものである。
「元」、2番目が「面」、3番目は「死」である。この
3文字を図17中の(4)で見ると、ここでは1番目と
4番目と7番目の所に入っていますよと、図17の
(4)での配列順序番号を示す数字「1」,「4」,
「7」…を図14の配列順序で図17の(1)の位置に
記入したものである。同様に、(2)には図14の、
(3)には図15の配列順に図17の(4)での配列順
序番号を記入したものである。
【0012】実際にこの表の見方について漢字「万」を
用いて説明する。図13の「万」を見ると、番号は「2
1」である。図17の(4)の番号をたどり「21」を
みる。そこを右にたどりB図中の(1)の行と交差する
位置の数字を見ると「3」。この「3」が図17の
(4)での配列順序番号で「3番」に配列されていると
表示されているので、見ると「万」で、より詳しい
「万」についての説明が得られる。他の図14、図15
の探字配列表での探字による図17の(2)、(3)や
(5)、(6)の数字についても同じ見方をする。こう
して出来た配列表索引漢字事典の一例が図16と図17
の組み合せである。この図の基本になっているのは図1
6の配列順序番号で、図17では左端の(4)の位置に
同じ順番で縦に1〜順に記されている。この数字を図1
3、図14、図15の配列順序で表示すると、図17中
の(1)、(2)、(3)、(5)、(6)の位置に縦
に記された数字のようになる。また、(1)、(2)、
(3)、(5)、(6)の数字に続いて記されている−
1,−2,−3の数字は、それらの前の数字に当る文字
が何ページに記載されているかを示している。見方は図
17の訓読み索引の「いきる」の「生」の番号「16−
1」は1ページの図17の(4)に記された数字の「1
6番」にあることを示す。
用いて説明する。図13の「万」を見ると、番号は「2
1」である。図17の(4)の番号をたどり「21」を
みる。そこを右にたどりB図中の(1)の行と交差する
位置の数字を見ると「3」。この「3」が図17の
(4)での配列順序番号で「3番」に配列されていると
表示されているので、見ると「万」で、より詳しい
「万」についての説明が得られる。他の図14、図15
の探字配列表での探字による図17の(2)、(3)や
(5)、(6)の数字についても同じ見方をする。こう
して出来た配列表索引漢字事典の一例が図16と図17
の組み合せである。この図の基本になっているのは図1
6の配列順序番号で、図17では左端の(4)の位置に
同じ順番で縦に1〜順に記されている。この数字を図1
3、図14、図15の配列順序で表示すると、図17中
の(1)、(2)、(3)、(5)、(6)の位置に縦
に記された数字のようになる。また、(1)、(2)、
(3)、(5)、(6)の数字に続いて記されている−
1,−2,−3の数字は、それらの前の数字に当る文字
が何ページに記載されているかを示している。見方は図
17の訓読み索引の「いきる」の「生」の番号「16−
1」は1ページの図17の(4)に記された数字の「1
6番」にあることを示す。
【0013】●利用の仕方(イ) 先ず図16の配列表
中の「万」を見付け、これの読みやコード番号を知りた
いとする。この「万」の番号は「3番」であるから、図
17の(4)の番号「3」をたどると、そこの文字は
「万」になっている。そして読みは「マン、よろず」
で、コード番号は区点が4392番、16進コードが4
B7C番であることが分る。 ●利用の仕方(ロ) 今度はこの「万」を図13によっ
て探す。「万」の番号は「21番」なっている。そこ
で、図17の(4)の数字「21」に交わる(1)の数
字を見ると、「3」である。そこで、(4)の行の
「3」を見ると「万」が見付かる。 ●利用の仕方(ハ) 今度は図14による場合。「万」
を見ると「7」番、図17の(4)の「7」と図17の
(2)の所の番号は「3番」で、(4)の「3番」はや
はり「万」になっている。 ●利用の仕方(ニ) 今度は音読みの所で「アク」を見
ると「悪」が見付かり、その右隣に「12」が見付か
る。そこでそれ以上のことを知りたい時は左端(4)の
番号「12番」を見る。(6)の見方は利用の仕方
(ニ)と同じ方法。 なお、図17中の(7)に示す数字は、(1)から
(6)の数字とは逆に図16の文字が図14では何番目
に配列されているかを示した数字列で、(4)の数字よ
うに番号を1から順になるようにソートすると、図17
の辞書部分は探字配列表図14専用の辞書に生まれ変わ
るように工夫されている。そのため、ソート可能なワー
プロに組み込まれている場合には(イ)〜(ニ)のよう
に繰り返し数字をたどる必要はなくなる。しかし、印刷
された状態の場合は上のようにするか、各々専用の辞書
を印刷するしかない。この機能はワープロ上だけでなく
印刷物形式の辞書作りの省力化にも大いに役立つ発明で
ある。その組替った状態を図18に示す。
中の「万」を見付け、これの読みやコード番号を知りた
いとする。この「万」の番号は「3番」であるから、図
17の(4)の番号「3」をたどると、そこの文字は
「万」になっている。そして読みは「マン、よろず」
で、コード番号は区点が4392番、16進コードが4
B7C番であることが分る。 ●利用の仕方(ロ) 今度はこの「万」を図13によっ
て探す。「万」の番号は「21番」なっている。そこ
で、図17の(4)の数字「21」に交わる(1)の数
字を見ると、「3」である。そこで、(4)の行の
「3」を見ると「万」が見付かる。 ●利用の仕方(ハ) 今度は図14による場合。「万」
を見ると「7」番、図17の(4)の「7」と図17の
(2)の所の番号は「3番」で、(4)の「3番」はや
はり「万」になっている。 ●利用の仕方(ニ) 今度は音読みの所で「アク」を見
ると「悪」が見付かり、その右隣に「12」が見付か
る。そこでそれ以上のことを知りたい時は左端(4)の
番号「12番」を見る。(6)の見方は利用の仕方
(ニ)と同じ方法。 なお、図17中の(7)に示す数字は、(1)から
(6)の数字とは逆に図16の文字が図14では何番目
に配列されているかを示した数字列で、(4)の数字よ
うに番号を1から順になるようにソートすると、図17
の辞書部分は探字配列表図14専用の辞書に生まれ変わ
るように工夫されている。そのため、ソート可能なワー
プロに組み込まれている場合には(イ)〜(ニ)のよう
に繰り返し数字をたどる必要はなくなる。しかし、印刷
された状態の場合は上のようにするか、各々専用の辞書
を印刷するしかない。この機能はワープロ上だけでなく
印刷物形式の辞書作りの省力化にも大いに役立つ発明で
ある。その組替った状態を図18に示す。
【0014】
【発明の効果】このように文字は探字配列表によって探
字し、見つかり次第その場で無変換で直接コピーする。
文字さえ見つかればコード番号など必要としないので、
印字そのものは完了する。また、状況により探字方法の
使い分けが可能だし、詳細が必要なときはその配列順序
番号番号をたどることによって調べられる。その上、こ
の方式がワープロに組込まれた状態だけでなく、カード
状の印刷物(図10と図11や図10と図12)とか、
一般の漢字事典などにも単に配列順序番号表示の探字配
列表と配列順序番号を付け足すだけで、画数別、部首別
その他複数の探字が出来ながら、より充実した辞書が一
つあれば個々の辞書を作る必要がなくなるので、より充
実した簡便な辞書作りが可能となる。また第一水準とか
第二水準、コード番号等、一般の印字作業とは余り関係
のないことで悩まされることも少なくなる。
字し、見つかり次第その場で無変換で直接コピーする。
文字さえ見つかればコード番号など必要としないので、
印字そのものは完了する。また、状況により探字方法の
使い分けが可能だし、詳細が必要なときはその配列順序
番号番号をたどることによって調べられる。その上、こ
の方式がワープロに組込まれた状態だけでなく、カード
状の印刷物(図10と図11や図10と図12)とか、
一般の漢字事典などにも単に配列順序番号表示の探字配
列表と配列順序番号を付け足すだけで、画数別、部首別
その他複数の探字が出来ながら、より充実した辞書が一
つあれば個々の辞書を作る必要がなくなるので、より充
実した簡便な辞書作りが可能となる。また第一水準とか
第二水準、コード番号等、一般の印字作業とは余り関係
のないことで悩まされることも少なくなる。
【0015】
【図1】画数別探字配列表
【図2】部首別探字配列表
【図3】一寸ノ巾分類探字配列表
【図4】部首別探字配列表で、横組配列表なのに縦配列
順序表示したもの
順序表示したもの
【図5】音読み50音順横組探字配列表に字数番号1〜
10の表示をしたもの
10の表示をしたもの
【図6】音読み50音順横組探字配列表に字数番号0〜
9の表示をしたもので、この配列順序のまま(図17及
び図18の(4)の番号順に)図17中に音読み索引辞
書として収容
9の表示をしたもので、この配列順序のまま(図17及
び図18の(4)の番号順に)図17中に音読み索引辞
書として収容
【図7】訓読み50音順横組探字配列表に字数番号0〜
9の表示をしたもので、この配列順序のまま(図17及
び図18の(4)の番号順に)図17中に訓読み索引辞
書として収容
9の表示をしたもので、この配列順序のまま(図17及
び図18の(4)の番号順に)図17中に訓読み索引辞
書として収容
【図8】一寸ノ巾式分類の縦組探字配列表に字数番号1
〜10の表示をして、配列表の何処から切り放しても番
号が続くところを示したもの
〜10の表示をして、配列表の何処から切り放しても番
号が続くところを示したもの
【図9】図8と同じ配列表に字数番号0〜9の表示した
もの
もの
【図10】図11及び図12の探字配列表である
【図11】図10と対で16進コード番号表となる
【図12】図10と対で句点コード番号表となる
【図13】一寸ノ巾式配列表の一部で、図17本体の探
字配列表となっている
字配列表となっている
【図14】画数別探字配列表の一部で、図17本体の探
字配列表となっている
字配列表となっている
【図15】部首別探字配列表の一部で、図17本体の探
字配列表となっている
字配列表となっている
【図16】図17の基本になる探字配列表で図17の辞
書本体の探字配列表となっている
書本体の探字配列表となっている
【図17】図中の(4)に記された同配列順序番号によ
つて図16だけでなく、図13、図14、図15の配列
順序番号と結ばれ,(1)、(2)、(3)や辞書中に
記された音訓索引の(5)、(6)に記された数字によ
って辞書本体ともつながり複数探字配列表索引事典を構
成する。
つて図16だけでなく、図13、図14、図15の配列
順序番号と結ばれ,(1)、(2)、(3)や辞書中に
記された音訓索引の(5)、(6)に記された数字によ
って辞書本体ともつながり複数探字配列表索引事典を構
成する。
【図18】図17の(7)の数字が1から順にソートさ
れ、図14専用の辞書になった状態を示す。
れ、図14専用の辞書になった状態を示す。
【0016】
0123456789 探字配列表の各行の文字数を示
す数字で1行目だけを9文字で始めた場合にこの字数番
号を使用する。行頭は〜0番で、行末は〜9番となる。 12345678910 探字配列表の各行の文字数を
示す数字で、全行を10文字に区切った場合の字数番
号。行頭は〜1番で行末は次行の行数番号〜0番となる 01234567…… 行数番号を示す数字で、実際の
行数はこの数字にプラス1した行数となる X 図17で使用、図16中の文字を同配列順序のま
ま図17中に縦表示した文字列 Y 図17で使用、音読み五十音順索引による文字列 Z 図17で使用、訓読み五十音順索引による文字列 (1) 図17で使用、図13での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (2) 図17で使用、図14での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (3) 図17で使用、図15での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (4) 図17で使用、図17での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (5) 図17で使用、音読み索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (6) 図17で使用、訓読み索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (7) 図17で使用、この列の数字は小〜大順のソー
トをすると図17が図14専用の辞書に生まれ変わる。
図18にその例を示す。 −1,−2,−3…… 図17及び図18中の(1),
(2),(3),(5),(6)の数字に続いて表示さ
れ、各々の番号の文字が何ページに記載されているかを
示している。
す数字で1行目だけを9文字で始めた場合にこの字数番
号を使用する。行頭は〜0番で、行末は〜9番となる。 12345678910 探字配列表の各行の文字数を
示す数字で、全行を10文字に区切った場合の字数番
号。行頭は〜1番で行末は次行の行数番号〜0番となる 01234567…… 行数番号を示す数字で、実際の
行数はこの数字にプラス1した行数となる X 図17で使用、図16中の文字を同配列順序のま
ま図17中に縦表示した文字列 Y 図17で使用、音読み五十音順索引による文字列 Z 図17で使用、訓読み五十音順索引による文字列 (1) 図17で使用、図13での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (2) 図17で使用、図14での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (3) 図17で使用、図15での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (4) 図17で使用、図17での索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (5) 図17で使用、音読み索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (6) 図17で使用、訓読み索引時の文字のX列
(4)での配列順序番号 (7) 図17で使用、この列の数字は小〜大順のソー
トをすると図17が図14専用の辞書に生まれ変わる。
図18にその例を示す。 −1,−2,−3…… 図17及び図18中の(1),
(2),(3),(5),(6)の数字に続いて表示さ
れ、各々の番号の文字が何ページに記載されているかを
示している。
Claims (5)
- 【請求項1】 直接コピー式探字配列表 ワープロ又はパソコンに収容されているJIS漢字等を
抽出・整理し、配列表(図1〜図18等、以後これ等を
探字配列表という)として記憶させて収容しておき、必
要に応じ画面上に呼び出し、探字は配列表上で行い、求
める文字が見つかり次第その文字を直接(複写)コピー
出来る探字配列表。 - 【請求項2】 配列順序番号表示法 配列表を図4〜図18等のように、各行が10文字(ま
たは1行目だけを9文字)になるように区切り、各行の
字数表示に1〜10番(または1行目だけを9文字にし
た場合は0〜9番)までの番号をふり、行数表示には0
番から(または任意番号からでもよいがその場合は、配
列順序番号と始めからの個数とは一致しなくなる)の番
号をふることによる、配列表中の各文字が始めから又は
あるところから何番目に当るかを表示可能とする配列順
序番号表示法。 - 【請求項3】 探字配列表索引JIS漢字コード番号表 同配列順序番号を表示した、探字配列表図10と同表の
16進コード番号表図11と、同じく句点コード番号表
図12を作り、図10と図11の組合わせと、図10と
図12の組合せにより出来た、図10を探字配列表索引
とする16進コード番号表と句点コード番号表。このよ
うに配列順序番号を表示化して、配列表同士の組合わせ
を可能とした、この探字配列表索引JIS漢字コード番
号表状の特長をもつもの。 - 【請求項4】 複数探字配列表索引事典 図16を同配列順序で縦組に配列順序番号を図17の
(4)行の数字列に、文字をX行の文字列に並べ替え、
これを基本とするX行の文字の音読み、訓読み、コード
番号等を付記した図17を作り、この表の探字配列表と
なる図13、図14、図15及び音・訓索引のY・Z行
の文字列の各探字配列表中の同配列順序番号の文字が図
17中のX行の文字列では何番目に記されているかを、
図16で探字した場合は(4)に図13では(1)に、
図14では(2)に、図15では(3)に、またY行で
は(5)、Z行では(6)にと各行に数字で示して、複
数の探字配列表索引を可能とした複数探字配列表索引事
典。 - 【請求項5】 図17は図16の専用の辞書だが、図1
7の(7)に示す縦の数字列の数字は図16又は図17
のXの文字が図14では何番目に収容されているかを示
したもので、ソート機能を有するワープロ上では、1か
ら順のソートをすると、音訓索引以外の辞書部分が、図
14専用の辞書に生まれ変わる。この機能はワープロ上
だけでなく、印刷物形式の辞書作りにも応用もできる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208997A JPH052577A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 探字配列表索引事典 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208997A JPH052577A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 探字配列表索引事典 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052577A true JPH052577A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16565607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3208997A Pending JPH052577A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 探字配列表索引事典 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052577A (ja) |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3208997A patent/JPH052577A/ja active Pending
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