JPH0525699A - メツキ厚みの制御方法 - Google Patents
メツキ厚みの制御方法Info
- Publication number
- JPH0525699A JPH0525699A JP20637491A JP20637491A JPH0525699A JP H0525699 A JPH0525699 A JP H0525699A JP 20637491 A JP20637491 A JP 20637491A JP 20637491 A JP20637491 A JP 20637491A JP H0525699 A JPH0525699 A JP H0525699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- current
- thickness
- speed
- hoop strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属フープ条に連続的にメッキを施す工程
で、メッキ厚みを一定に保つ方法を実現する。 【構成】 金属フープ条の送り速度の変動を検出し、検
出した送り速度に応じてメッキ電流を制御する。
で、メッキ厚みを一定に保つ方法を実現する。 【構成】 金属フープ条の送り速度の変動を検出し、検
出した送り速度に応じてメッキ電流を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメッキ厚みの制御方法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属フープ条に連続的にメッキを施す工
程で、メッキ厚みを一定に保つため、従来は、金属フー
プ条の送り速度を所定の値に設定した上で、メッキ電流
をマニュアル制御等により一定に保っている。
程で、メッキ厚みを一定に保つため、従来は、金属フー
プ条の送り速度を所定の値に設定した上で、メッキ電流
をマニュアル制御等により一定に保っている。
【0003】例えば、図2に示すように、フープ条1
は、図示しないモータ等の駆動手段により駆動されてい
るピンチロール2により引き取られて、送り出し器3か
ら送り出され、メッキ槽4に入り、電極板5との間での
電解によりメッキが施され、ピンチロール2を経て、巻
取りロール6に巻き取られる。電極板5は、整流器7と
電流制御装置21を介して、図示しない交流電源に接続
されている。ピンチロール2の回転速度は、巻取り速度
設定装置22により、設定される。
は、図示しないモータ等の駆動手段により駆動されてい
るピンチロール2により引き取られて、送り出し器3か
ら送り出され、メッキ槽4に入り、電極板5との間での
電解によりメッキが施され、ピンチロール2を経て、巻
取りロール6に巻き取られる。電極板5は、整流器7と
電流制御装置21を介して、図示しない交流電源に接続
されている。ピンチロール2の回転速度は、巻取り速度
設定装置22により、設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、金
属フープ条の送り速度の変動があるので、メッキ電流を
一定に保ってもメッキ厚みは一定に保たれない。すなわ
ち、金属フープ条の長さ方向でメッキ品質が一定に保た
れない。
属フープ条の送り速度の変動があるので、メッキ電流を
一定に保ってもメッキ厚みは一定に保たれない。すなわ
ち、金属フープ条の長さ方向でメッキ品質が一定に保た
れない。
【0005】本発明の目的は、金属フープ条に連続的に
メッキを施す工程で、メッキ厚みを一定に保つ方法を実
現することである。
メッキを施す工程で、メッキ厚みを一定に保つ方法を実
現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、金属フープ
条に連続的にメッキを施す工程で、メッキ厚みを一定に
保つ方法を実現するため、金属フープ条の送り速度の変
動を検出し、検出した送り速度に応じて、メッキ電流を
制御するようにする。
条に連続的にメッキを施す工程で、メッキ厚みを一定に
保つ方法を実現するため、金属フープ条の送り速度の変
動を検出し、検出した送り速度に応じて、メッキ電流を
制御するようにする。
【0007】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明のさらに具体的
な説明とする。図1に、本発明によるメッキ厚み制御方
法を用いて金属フープ条に連続的にメッキを施す装置を
示す。図1において、フープ条1は、図示しないモータ
等の駆動手段により駆動されているピンチロール2によ
り引き取られて、送り出し器3から送り出され、メッキ
槽4に入り、電極板5との間での電解によりメッキが施
され、ピンチロール2を経て、巻取りロール6に巻き取
られる。巻取り速度設定装置11によりピンチロール2
の回転速度が設定される。電極板5は、整流器7と電流
制御装置8を介して、図示しない交流電源に接続されて
いる。検出器9はピンチロール2の回転速度を検出す
る。検出器9の出力する信号は電流制御装置8に入力さ
れる。電流制御装置8は検出器9からの信号の大きさに
応じ、予め定めた関係に基づいて、メッキ電流を制御す
る。電流制御装置8にはメッキ電流設定のため、メッキ
電流設定器10が接続されている。
な説明とする。図1に、本発明によるメッキ厚み制御方
法を用いて金属フープ条に連続的にメッキを施す装置を
示す。図1において、フープ条1は、図示しないモータ
等の駆動手段により駆動されているピンチロール2によ
り引き取られて、送り出し器3から送り出され、メッキ
槽4に入り、電極板5との間での電解によりメッキが施
され、ピンチロール2を経て、巻取りロール6に巻き取
られる。巻取り速度設定装置11によりピンチロール2
の回転速度が設定される。電極板5は、整流器7と電流
制御装置8を介して、図示しない交流電源に接続されて
いる。検出器9はピンチロール2の回転速度を検出す
る。検出器9の出力する信号は電流制御装置8に入力さ
れる。電流制御装置8は検出器9からの信号の大きさに
応じ、予め定めた関係に基づいて、メッキ電流を制御す
る。電流制御装置8にはメッキ電流設定のため、メッキ
電流設定器10が接続されている。
【0008】メッキ電流は、電流制御装置8に接続され
たメッキ電流設定器10により、メッキ厚さおよびピン
チロール2の回転速度の設定値に基づいて設定される。
ピンチロール2の回転速度は検出器9により検出され、
検出器9の出力信号が電流制御装置8に入力される。メ
ッキ電流は電流制御装置8により、予め定めた関係に基
づき、検出器9からの信号の大きさに応じて制御され
る。これにより、電極板5に流れるメッキ電流はピンチ
ロール2の回転速度に応じて自動制御される。
たメッキ電流設定器10により、メッキ厚さおよびピン
チロール2の回転速度の設定値に基づいて設定される。
ピンチロール2の回転速度は検出器9により検出され、
検出器9の出力信号が電流制御装置8に入力される。メ
ッキ電流は電流制御装置8により、予め定めた関係に基
づき、検出器9からの信号の大きさに応じて制御され
る。これにより、電極板5に流れるメッキ電流はピンチ
ロール2の回転速度に応じて自動制御される。
【0009】検出器9は回転速度の絶対値を検出するも
のを用いてもよいが、設定された回転速度との差を検出
する、差動式のものが好ましい。
のを用いてもよいが、設定された回転速度との差を検出
する、差動式のものが好ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明の方法により、金属フープ条に連
続的にメッキを施す工程で、メッキ厚みをフープ条の長
さ方向について一定に保つことが可能となる。金属フー
プ条のメッキの品質が向上し、不良品の発生が減少し
て、メッキ工程のコストが低下する。
続的にメッキを施す工程で、メッキ厚みをフープ条の長
さ方向について一定に保つことが可能となる。金属フー
プ条のメッキの品質が向上し、不良品の発生が減少し
て、メッキ工程のコストが低下する。
【図1】図1は、本発明によるメッキ厚みの制御方法の
一実施例で用いた、金属フープ条連続メッキ装置を示す
説明図である。
一実施例で用いた、金属フープ条連続メッキ装置を示す
説明図である。
【図2】図2は、従来のメッキ厚みの制御方法を用いた
金属フープ条連続メッキ装置を示す説明図である。
金属フープ条連続メッキ装置を示す説明図である。
1 フープ条 21 電流制御
装置 2 ピンチロール 22 巻取り速
度設定装置 3 送り出し器 4 メッキ槽 5 電極板 6 巻取りロール 7 整流器 8 電流制御装置 9 検出器 10 メッキ電流設定器 11 巻取り速度設定装置
装置 2 ピンチロール 22 巻取り速
度設定装置 3 送り出し器 4 メッキ槽 5 電極板 6 巻取りロール 7 整流器 8 電流制御装置 9 検出器 10 メッキ電流設定器 11 巻取り速度設定装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 メッキ槽を通過する金属フープ条に連続
的にメッキを施す工程で、メッキ厚みを一定に制御する
方法において、 前記金属フープ条の前記メッキ槽を通過する速度の変動
を検出し、 前記検出した速度に応じて、メッキ電流を制御すること
を特徴とする、メッキ厚みの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20637491A JPH0525699A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | メツキ厚みの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20637491A JPH0525699A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | メツキ厚みの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525699A true JPH0525699A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16522274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20637491A Pending JPH0525699A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | メツキ厚みの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7563352B2 (en) | 2001-10-27 | 2009-07-21 | Atotech Deutschland Gmbh | Method and conveyorized system for electorlytically processing work pieces |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP20637491A patent/JPH0525699A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7563352B2 (en) | 2001-10-27 | 2009-07-21 | Atotech Deutschland Gmbh | Method and conveyorized system for electorlytically processing work pieces |
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