JPH05256854A - 自動分析装置の試薬容器 - Google Patents

自動分析装置の試薬容器

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JPH05256854A
JPH05256854A JP4057790A JP5779092A JPH05256854A JP H05256854 A JPH05256854 A JP H05256854A JP 4057790 A JP4057790 A JP 4057790A JP 5779092 A JP5779092 A JP 5779092A JP H05256854 A JPH05256854 A JP H05256854A
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JP
Japan
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reagent
automatic analyzer
reagent container
container
storage
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Pending
Application number
JP4057790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mimaki
弘 三巻
Katsuaki Takahashi
克明 高橋
Haruhiko Hirate
晴彦 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05256854A publication Critical patent/JPH05256854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1002Reagent dispensers

Abstract

(57)【要約】 【目的】多項目自動分析装置において、測定依頼の多い
項目と少ない項目を同時に分析する際に試薬消費量の差
に由来する試薬容器の設置上の矛盾を解消する。 【構成】複数の測定項目を分析するために試薬保管庫内
を均等に多数に分割し試薬容器を収納するように構成さ
れた多項目自動分析装置において、試薬保管庫内の分割
された1区画内に収納される小型の試薬容器32と、試
薬保管庫内の分割された複数の区画を占有し嵌合的に小
型の試薬容器と組み合わせて使用することが可能な大型
の試薬容器31とを混在させて試薬保管庫内に設置可能
な自動分析装置の試薬容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置の試薬容器
に関し、特に多項目の分析対象を患者ごとの依頼に応じ
て選択的に分析する自動分析装置に好適であり、依頼頻
度が多い項目と少ない項目が混在しても効率的に自動分
析装置を運用できる試薬容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置の一例は特開昭52−
40187 号公報に開示される。この文献による自動分析装
置では、反応ディスクの外周上に配置された多数の反応
容器のそれぞれに関し、患者ごとの分析依頼情報に従っ
て、所定量のサンプルを加え、所定の試薬を試薬庫に保
管した試薬容器から吸引し当該反応容器に吐出して加
え、所定時間および所定温度の条件下で反応させて所定
の測定を行い、測定終了後には反応容器を洗浄し、再度
分析に使用するという、基本動作を有する。
【0003】上記の如く動作する自動分析装置は基本的
に多項目同時分析方式である。そのため試薬保管庫は複
数の試薬容器を設置できるように均等に分割されてお
り、分割された1区画がそれぞれ1項目の分析に供せら
れる1試薬容器に割り当てられていた。試薬保管庫の方
式は、大別して試薬容器を同心円上に配置するディスク
方式と、直線上に配置する直線配置方式の2種類があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く均等に分割
された試薬保管庫内の1区画がそれぞれ1項目用の試薬
に割り当てられるように構成されている自動分析装置に
おいては、患者ごとに分析依頼によって項目ごとの測定
頻度に差がある場合に、ある項目では多量の試薬を消費
し別のある項目では少量の試薬しか消費しない事態が生
じる。実際、自動分析装置が使用される病院の臨床検査
室においては、頻繁に分析依頼される血糖やコレステロ
ールと、分析依頼の頻度は少ないが自動分析装置での分
析が一般に普及してきたアポリポプロテインの分析頻度
を比較すると、前者を1とすれば後者はその5分の1程
度である。このような場合、血糖やコレステロールの試
薬の消費量はアポリポプロテインの5倍であるから、均
等に分割された試薬保管庫内の試薬容器では、片方に不
足が生じもう片方に余剰が生じてしまっていた。臨床検
査室における自動分析装置の運用では分析依頼の頻度に
よらず、どの試薬も同じタイミングで更新していくのが
望ましい。このため従来は、血糖やコレステロールの試
薬は、使用頻度が多いため均等に分割された試薬保管庫
内の区画を複数個所使用していた。しかし、この従来の
方法では多項目自動分析装置の分析可能項目数が上記の
複数個所使用によって相対的に減少する欠点があった。
これは、近年より多くの測定項目を1台の自動分析装置
で同時に分析したいとする要求と相反する深刻な矛盾で
あった。
【0005】本発明の目的は、前記問題に鑑み、測定頻
度の異なる複数の分析項目を搭載しても分析可能項目数
を減少させることなく、かつ試薬消費量のアンバランス
を解消して更新のタイミングが同期する自動分析装置の
試薬容器及びその保管庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動分析装
置の試薬容器は、試薬保管庫内の複数の区画を占有する
大型の試薬容器と、1区画を占有する小型の試薬容器を
組み合わせて使用し、大型の試薬容器は、占有する複数
の区画内に小型の試薬容器を嵌合的に収納できるように
その一部分に欠落部分を持つ形状としたことを特徴点と
して有する。
【0007】
【作用】本発明による自動分析装置の試薬容器では、欠
落部分を持つ大型の試薬容器と、その欠落部分に嵌合的
に収納される小型の試薬容器とを組み合わせて使用でき
るようにしている。測定依頼が多く消費量の多い測定項
目は、大型の試薬容器を使い、測定依頼が少なく消費量
の少ない測定項目は、小型の試薬容器を使うことによ
り、限られた数の試薬保管庫の区画を有効に使い、測定
項目数を減らすことなく、多数処理項目と少数処理項目
とを1台の自動分析装置で無駄なく測定することができ
る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は、自動分析装置の原理的な装置構成
図を示す。図1において、1は反応ディスクであり、反
応ディスク1は回転自在に取り付けられ、かつ反応ディ
スク1を回転させる回転駆動機構(図示せず)を備えて
いる。反応ディスク1の外周上には例えば120個の多
数の反応容器2が設けられている。反応ディスク1全体
は保温槽3によって所定の温度に保持されている。4は
恒温槽である。
【0010】5は試料サンプルディスク機構であり、こ
の機構5には多数の試料カップ6が配設されている。試
料カップ6内の試料は試料ピペッティング機構7のノズ
ル8によって適宜抽出され、所定の反応容器に注入され
る。9はそれぞれ多数の試薬容器を備えた試薬ディスク
機構であり、各試薬ディスク機構9には試薬ピペッティ
ング機構10Aと10Bが配設されている。試薬ディス
ク機構9に近接して配設された11は撹拌機構である。
12は多波長光度計、13は光源であり、多波長光度計
12と光源13との間に測光の対象を収納する反応容器
2が配置される。14は、反応容器の洗浄機構である。
【0011】制御系および信号処理系については、15
はマイクロコンピュータ、16はインターフェイス、1
7はLog(対数)変換器、18はA/D変換器、19
は試料分注機構、20は洗浄水ポンプ、21は試薬分注
機構である。また22はプリンタ、23はCRT、24
は記憶装置としてのフロッピーディスク、25は操作パ
ネルである。
【0012】図1では図示されていないが、洗浄機構1
4と試料サンプルディスク機構5との間に後述するよう
に静止した状態にてセルブランク測定を行うセルブラン
ク機構部が設けられている。
【0013】図1に示された構成において、自動分析装
置の操作者は、操作パネル25を用いて分析依頼情報の
入力を行う。入力された分析依頼情報は、マイクロコン
ピュータ15内のメモリに記憶される。操作者は、分析
依頼情報を入力した後に試料サンプルディスク機構5の
所定の位置にある試料カップ6に試料を入れてセットす
る。この間に自動分析装置では、反応ディスク1の外周
上に並べられた反応容器2が洗浄機構14で洗浄ポンプ
20によって送られるイオン交換水を用いて各マシンサ
イクル(20秒)に1回ずつ洗浄される。洗浄機構14
で添加された洗浄用イオン交換水は、洗浄が行われるた
びに図示しない真空ポンプによって排出される。かかる
洗浄操作を約1分で3回繰り返した後、最後に添加され
たイオン交換水の一部が反応容器に残され、次段のセル
ブランク測定のために使用され、その後完全に排出され
た後、前反応過程測光方式の自動分析装置の通常の分析
動作が実行される。
【0014】まず試料は、試料ピペッティング機構7の
ノズル8を用いて試料分注機構21の作用に基づき反応
容器に所定の試料が必要量文注される。かかる反応容器
に、試薬ディスク9に配列された試薬容器のうち例えば
血糖分析用のものが選択され、試薬ピペッティング機構
10Aおよび10Bのノズルを用いて試薬分注機構19
の作用に基づき所定量が分注される。その後、撹拌機構
11で試料と試薬の撹拌が行われ、混合される。反応容
器内の試料は恒温槽4から供給される循環水によって恒
温化され、所定時間反応させる。反応の後、多波長光度
計12において設定された2つの波長を用いて吸光度が
測定される。測光された吸光度は、マルチプレクサ,L
og変換器17,A/D変換器18,インターフェース
16を経由してマイクロコンピュータ15に取り込ま
れ、更に先の選択されたセルブランク補正値によって補
正された後、濃度に変換され、フロッピーディスク24
に保存されたり、またはプリンタ22に結果として出力
される。またCRT23に検査データを表示させること
も可能である。
【0015】上記の実施例のうち特に本発明に係る試薬
容器および試薬ディスク(保管庫)について以下説明す
る。
【0016】図2は、大型の試薬容器31と小型の試薬
容器32を示す。どちらの試薬容器も均等に分割された
試薬ディスク(保管庫)に収納されるが、大型の試薬容
器31には、小型の試薬容器32を嵌合的に取り入れる
ための切欠き部分33がある。このため大型の試薬容器
と小型の試薬容器を試薬ディスク内に混在させて配置し
ても分割された試薬ディスクのセグメントの数を有効に
使用でき、結果として自動分析装置で分析可能な測定項
目数を可能な限り多く保つことが出来る。
【0017】図3に、試薬ディスク上に大型の試薬容器
と小型の試薬容器を混在させて配置した例を示す。
【0018】図4には本発明の別の実施例を示す。第1
の実施例では試薬ピペッティング機構は回転運動を基本
とし、やはり回転運動を基本とする試薬ディスクと軌道
上の1点で交差する構造であったが、試薬ピペッティン
グ機構を直線運動として装置を構成することも可能であ
る。この場合試薬保管庫内の試薬容器は直線上に配置さ
れるが、この場合にも本発明の主旨により嵌合部分を持
つ大型の試薬容器と小型の試薬容器を混在させて配置す
ることが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、自動分析装置において、分析に使用する試薬容器
をその使用量の多寡に応じて大型の試薬容器と小型の試
薬容器のいずれかから選択可能であり、かつ小型の試薬
容器は大型の試薬容器に設けられた嵌合部に収納できる
ため、等分に区分された試薬収納庫内を有効に使用出
来、自動分析装置で分析可能な測定項目数を減ずること
無く運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動分析装置の原理的構成図である。
【図2】大型および小型の試薬容器の説明図である。
【図3】試薬ディスク(回転運動)を基本とした配置図
である。
【図4】図3の応用例で直線運動を基本とした試薬保管
庫の配置図である。
【符号の説明】
1…反応ディスク、2…反応容器、3…試料サンプルデ
ィスク機構、9…試薬ディスク機構、11…撹拌機構、
12…多波長光度計、13…光源、14…洗浄機構、1
5…マイクロコンピュータ、25…操作パネル、31…
大型試薬容器、32…小型試薬容器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の測定項目を分析するために試薬保管
    庫内を均等に多数に分割し試薬容器を収納するように構
    成された多項目自動分析装置において、試薬保管庫内の
    分割された1区画内に収納される小型の試薬容器と、試
    薬保管庫内の分割された複数の区画を占有し嵌合的に小
    型の試薬容器と組み合わせて使用することが可能な大型
    の試薬容器とを混在させて試薬保管庫内に設置可能なこ
    とを特徴とする自動分析装置の試薬容器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動分析装置の試薬容器に
    おいて、大型および小型の試薬容器が試薬保管庫内に円
    周上に配置されていることを特徴とする自動分析装置の
    試薬容器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動分析装置の試薬容器に
    おいて、大型および小型の試薬容器が試薬保管庫内に直
    線上に配置されていることを特徴とする自動分析装置の
    試薬容器。
  4. 【請求項4】請求項1記載の大型および小型の試薬容器
    を収納可能な試薬容器保管庫を有することを特徴とする
    自動分析装置。
JP4057790A 1992-03-16 1992-03-16 自動分析装置の試薬容器 Pending JPH05256854A (ja)

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JP (1) JPH05256854A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123660A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Wako Pure Chemical Industries, Ltd. 連結試薬容器
KR100864454B1 (ko) * 2008-05-15 2008-10-20 주식회사 도화종합기술공사 수질시험용 분할형 채수병
CN108152521A (zh) * 2016-12-05 2018-06-12 深圳华大智造科技有限公司 试剂存储器
JP2021004731A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 試薬容器及び自動分析システム

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WO2006123660A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Wako Pure Chemical Industries, Ltd. 連結試薬容器
KR100864454B1 (ko) * 2008-05-15 2008-10-20 주식회사 도화종합기술공사 수질시험용 분할형 채수병
CN108152521A (zh) * 2016-12-05 2018-06-12 深圳华大智造科技有限公司 试剂存储器
JP2021004731A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 試薬容器及び自動分析システム

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