JPH05256711A - 回転式トルクチェッカー - Google Patents

回転式トルクチェッカー

Info

Publication number
JPH05256711A
JPH05256711A JP5559692A JP5559692A JPH05256711A JP H05256711 A JPH05256711 A JP H05256711A JP 5559692 A JP5559692 A JP 5559692A JP 5559692 A JP5559692 A JP 5559692A JP H05256711 A JPH05256711 A JP H05256711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
checker
torque
screw
rotary torque
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5559692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3140149B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tsuji
洋 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohnichi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohnichi Mfg Co Ltd filed Critical Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority to JP04055596A priority Critical patent/JP3140149B2/ja
Publication of JPH05256711A publication Critical patent/JPH05256711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140149B2 publication Critical patent/JP3140149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】被結合体を締付と同時に動力式ねじ締付機の締
付トルクを直接測定できる回転式トルクチェッカーを提
供する。 【構成】回転式トルクチェッカー10の嵌合穴内に動力
式回転ねじ締機13の角ドライブ14を嵌着させ、さら
にその回転式トルクチェッカー10の角ドライブ18に
ソケット17を嵌着結合させる。次いでそのソケット1
7を、被結合体(ねじ)16に嵌合せしめた後に、動力
式回転ねじ締付機13を駆動すれば、この動力式回転ね
じ締付機13の回転力が回転式トルクチェッカー10及
びソケット17を介して被結合体16に伝達され、その
締付けに要した締付力が、回転式トルクチェッカー10
のトルクセンサ軸の歪みによって検出され、被結合体1
6の対応番号と、その締付力の値が回転式トルクチェッ
カー10内の液晶表示板に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力式ねじ締付機と共
に回転使用するものであり、被結合体の締付時における
動力式ねじ締付機の締付力を、被結合体の締付と同時に
測定することができる回転式トルクチェッカーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動力式のねじ締付機によりボル
ト、ナット等の被結合体を締付けるとき、その締付機の
締付力を測定する場合、該動力式ねじ締機により締付た
被結合体を検査用トルクレンチ(目盛り付きデジタル式
トルクレンチ)によって、増し締めや戻しによって、動
力式ねじ締付機による被結合体の締付力の測定を行なっ
ているものである。
【0003】さらにこの従来の動力式ねじ締付機による
締付力の測定方法について、図1を基にして説明する
と、動力式ねじ締付機用テストピース1を動力式回転ね
じ締付機2に設けられているソケット3に嵌合して、そ
のねじ締付機2の駆動力によりテストピース1を締付け
し、この締付け完了時において、トルクテスター4内に
組込まれている歪みゲージからの出力信号を基にして締
付力を検出し、さらにこのテストピースの締付力を表示
器5によって表示せしめて動力式ねじ締付機による締付
力の測定を行なっているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
測定方法では、動力式ねじ締付機により被結合体を締付
けながら被結合体の締付力を測定することができないた
め、被結合体を締付たあとで検査用トルクレンチ(目盛
り付き、デジタルトルクレンチ)によって増し締めや、
戻しによって測定を行なうか、被結合体の締付時に発生
する反力を、歪みゲージによってトルクとして検出して
いるものであった。よって、直接被結合体を締付て被結
合体の締付力を、被結合体の締付作業と同時に測定する
ことが出来ない。又、動力式ねじ締付機の反力によるト
ルク検出方法では被結合体に加える締付トルクではな
く、締付トルクの反力でしか測定することができず測定
作業性が悪いという不具合点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はかかる
従来の不具合点に着目してなされたもので、動力式ねじ
締付機の角ドライブと嵌合できる角穴を設け、その片側
に動力式ねじ締付機用ソケットと嵌合できる角ドライブ
を設け、さらに周面に歪ゲージを添着せしめた歪みゲー
ジを有するトルクセンサ軸と、動力式ねじ締付機の締付
力を表示するための表示器を内蔵する回転式トルクチェ
ッカーを開発し、この回転式トルクチェッカーを動力式
ねじ締付機と共に回転して、被結合体を締付と同時に動
力式ねじ締付機の締付トルクを直接測定できる回転式ト
ルクチェッカーを提供することにある。
【0006】又、回転式トルクチェッカーにて測定した
測定値は、回転式トルクチェッカーに内蔵されて要るマ
イコンによってデータ値として記憶し、必要に応じて表
示せしめることができ、又、回転式トルクチェッカーに
記憶された測定値は、赤外線を用いた通信機構によって
他のFAシステム機器に測定値を転送が出来る回転式ト
ルクチェカーの提供である。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0008】図2乃至図6において、回転式トルクチェ
ッカー10の構造について説明する。11は円筒形状の
ケースであって、このケース11内軸方向には、トルク
センサ(トーションバー)12が貫通されており、さら
にこのトルクセンサ軸12はケース11と一体に結合さ
れている。このトルクセンサ軸12の一端には、動力式
回転ねじ締付機13に設けられている角ドライブ14が
嵌合される嵌合穴15が形成されており、またそのトル
クセンサ軸12の他端には被結合体16に嵌合されるソ
ケット17に嵌入される角ドライブ18が形成されてい
る。前記トルクセンサ軸12の中央部周面には歪みゲー
ジ19が設けられており、この歪みゲージ19は表示制
御回路20に接続され、さらにこの表示制御回路20
は、液晶表示器21に接続されてねじ締め時におけるト
ルクセンサー軸12の歪み値が液晶表示器21に表示さ
れるものである。またこの液晶表示器21に表示された
歪み値は表示制御回路20に設けられている記憶手段に
よって逐次記録されるものであって、例えば多数個の被
結合体(ねじ)を順次締付けるとき、それら被結合体の
締付時における順番と、そのときの締付値(測定値)が
順次自動記憶されるものである。なおそのケース内には
表示制御回路20及び表示器を駆動せしめるための電池
が内装されている。
【0009】本実施例よりなる回転式トルクチェッカー
10は上記のように構成されているもので、次にその作
用について述べるとこの回転式トルクチェカー10の嵌
合穴15内に動力式回転ねじ締機13の角ドライブ14
を嵌着させ、さらにその回転式トルクチェッカー10の
角ドライブ18にソケット17を嵌着結合させる。
【0010】次いでそのソケット17を、被結合体(ね
じ)16に嵌合せしめた後に、動力式回転ねじ締付機1
3を駆動すれば、この動力式回転ねじ締付機13の回転
力が回転式トルクチェッカー10及びソケット17を介
して被結合体16に伝達され、その結果被結合体16の
締付けが完了される。
【0011】この締付完了時においては、その締付けに
要した締付力が、回転式トルクチェッカー10のトルク
センサ軸12の歪みによって検出され、被結合体16の
対応番号と、その締付力の値が回転式トルクチェッカー
10内の液晶表示板21に表示されると同時にその対応
番号と締付値が、記憶(記録)される。そして同様にし
て他の被結合体16の締付けを順次行なうことにより、
その都度の被結合体16の番号及び締付値の表示と、記
憶が順次蓄積されるものである。この蓄積数は記憶手段
の容量によるが、例えば100個までの被結合体の締付
値を記録させておくことができる。またこの記憶手段に
蓄積された測定値は、この回転式トルクチェッカー10
より発する赤外線を用いて他のFAシステム機器に転送
することもできる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、動力式ねじ締付
機の角ドライブに嵌着される嵌合穴を一端に設け、他端
に被結合体に係合される角ドライブを形成したトルクセ
ンサ軸と、該トルクセンサ軸の周面に取付けられている
歪みゲージと、該歪みゲージによる出力値を表示する表
示器と、上記出力値を記憶する記憶手段を具備せしめて
いる回転式トルクチェッカーであるから、これによれ
ば、該回転式トルクレンチを動力式ねじ締付機と被結合
体との間にきわめて容易に介在せしめることができ、さ
らにこの介在された回転式トルクレンチによって、被結
合体の締付力の値を正確に検知することができる。
【0013】またこの回転式トルクレンチによれば、締
付作業毎の被結合体の対応番号と、その対応締付値が順
次記録されることから、締付トルクのデータ管理がきわ
めて容易に行なえるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構造説明図。
【図2】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの正面
図。
【図3】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの右側
面図。
【図4】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの左側
面図。
【図5】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの内部
構造説明図。
【図6】本発明実施例のチェッカー使用状態を示した説
明図。
【符号の説明】
10…回転式トルクチェッカー 11…ケース 12…トルクセンサ軸 13…動力式回転ねじ
締付機 14…角ドライブ 15…嵌合穴 16…被結合体 17…ソケット 18…角ドライブ 19…歪みゲージ 20…表示制御回路 21…液晶表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力式ねじ締付機の角ドライブに嵌着さ
    れる嵌合穴を一端に設け、他端に被結合体に係合される
    角ドライブを形成したトルクセンサ軸と、該トルクセン
    サ軸の周面に取付けられている歪みゲージと、該歪みゲ
    ージによる出力値を表示する表示器と、上記出力値を記
    憶する記憶手段を具備せしめていることを特徴とする回
    転式トルクチェッカー。
JP04055596A 1992-03-13 1992-03-13 回転式トルクチェッカー Expired - Lifetime JP3140149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04055596A JP3140149B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 回転式トルクチェッカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04055596A JP3140149B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 回転式トルクチェッカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05256711A true JPH05256711A (ja) 1993-10-05
JP3140149B2 JP3140149B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=13003154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04055596A Expired - Lifetime JP3140149B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 回転式トルクチェッカー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140149B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094994A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Tohnichi Mfg Co Ltd トルク測定装置
CN114028828A (zh) * 2021-11-26 2022-02-11 浙江威明环境科技有限公司 一种蒸发器出料系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094994A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Tohnichi Mfg Co Ltd トルク測定装置
CN114028828A (zh) * 2021-11-26 2022-02-11 浙江威明环境科技有限公司 一种蒸发器出料系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3140149B2 (ja) 2001-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5476014A (en) Process and a device for the rotation-angle-monitored tightening or loosening of screw connections
CA2630389C (en) Torque-angle instrument
WO2002011953A1 (en) Torque wrench for further tightening inspection
US4400785A (en) Microprocessor monitoring system for fastener tightening
US20030196497A1 (en) Torque measuring device
JPS6060525A (ja) トルク係数測定装置
JP3078090B2 (ja) 回転式トルクチェッカーのオートメモリー方式
CN105571776A (zh) 电动-手动扭矩扳手校验平台机构
JPS6225980B2 (ja)
JPH05256711A (ja) 回転式トルクチェッカー
JPH08267368A (ja) トルク制御式パルスツール
JP2002346945A (ja) トルク検出器用ビット・アダプタ
US5793649A (en) Apparatus for measuring the operation of vehicular engines
CN220583642U (zh) 一种轴力扭矩仪器装置
CN103988063B (zh) 用于检测装配扳手的装置和方法
JPH09285973A (ja) 締結機
JPH0750688Y2 (ja) チャック把握力検出装置
JP2000094355A (ja) 塑性域締付部位用トルクレンチ
JPH1177554A (ja) トルクリミッターおよびこれを使用するトルク管理システム
JPH1114488A (ja) プレセット式トルクレンチの試験機
JP2000326251A (ja) 締付けねじの軸力検知方法及び装置
KR200336521Y1 (ko) 디지털 토오크렌치
AU2606995A (en) Dual-peak torque measuring apparatus
JPH0442027A (ja) 螺子締付力測定装置
JPH0540425Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215