JPH05256400A - 高圧容器の底面検査管理装置 - Google Patents

高圧容器の底面検査管理装置

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JPH05256400A
JPH05256400A JP5400892A JP5400892A JPH05256400A JP H05256400 A JPH05256400 A JP H05256400A JP 5400892 A JP5400892 A JP 5400892A JP 5400892 A JP5400892 A JP 5400892A JP H05256400 A JPH05256400 A JP H05256400A
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JP
Japan
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filling
deadline
inspection
input
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP5400892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Nakamura
幸浩 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH05256400A publication Critical patent/JPH05256400A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要以上に底面検査を行ったりすることのな
い高圧容器の底面検査管理装置を提供する。 【構成】 予め、高圧容器1の固有番号、容器種別、製
造時期を入力しておくとともに、容器種別に応じて製造
時期に所定期間(15年または8年)を加えて底面検査
の不要な充填期限を充填期限算出部7aにて算出し、こ
れらのデータを記憶部8に記憶する。充填の際にバーコ
ードリーダ4から高圧容器1の固有対応番号を読み取っ
て、充填期限が現時点より前であった際に期限切れであ
ることを警報部9で通知する。底面検査を行って底面検
査合格通知信号が入力された場合には更新データ算出部
によりその固有番号の充填期限に所定期間を加えて新し
い充填期間に更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液化ガスを充填する高
圧容器の底面部を検査する底面検査の管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液化ガスを充填する高圧容器では一定期
間毎の底面部の検査が義務づけられている。この底面検
査は高圧容器の底面部にさびやくぼみなどの損傷がない
かどうかを目視などにより検査するもので、容器種別が
30kg以下のもの、例えば20kg容器であれば製造年月
から8年経過した後は1年毎に底面検査を行わなければ
ならず、また、容器種別が30kg以上のもの、例えば5
0kg容器であれば製造年月から15年経過した後は1年
毎に底面検査を行わなければならない。
【0003】従来は、上記期間を経過したにもかかわら
ず規定の底面検査を行っていない場合には、充填作業の
前に底面検査を行い、検査に合格したものはその高圧容
器に検査実施シールを貼り付けるとともにその年月を検
査実施シールに記入して対処していた。そして、次回に
この高圧容器に液化ガスを充填する際には、高圧容器に
刻印されている製造年月と検査実施シールの記載年月と
から底面検査を行うか否かを係員が判断していた。ここ
で、底面検査を行わずに高圧容器に充填してもよい充填
期限は、底面検査を行った際に検査実施日に関わること
なく製造年月に通常1年の更新延長期間を加えることに
より算出できるが、検査前の充填期限が1年以上前のも
のについては最終充填期限が現在よりも以降となるよう
な最小のn年(nは正の整数)の更新延長期間を製造年
月に加えることにより算出される。
【0004】なお、この種の高圧容器に液化ガスを充填
する液化ガス充填システムにおいては、液化ガスを充填
する高圧容器に、その高圧容器の固有番号に対応する固
有対応番号が示されたバーコードラベルを予め貼り付け
るとともに、その高圧容器の容器種別などを予め記憶装
置に記憶させておき、充填前にこのバーコードラベルを
読み取らせてその容器種別を呼び出し、この呼び出した
容器種別に応じた充填量を充填するものがある。このシ
ステムが用いられる場合は、前記検査実施シールに加え
てバーコードラベルが貼り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の底面検査管理方法では、検査実施シールが剥離
した場合には、前回の検査実施日が不明となるため、底
面検査を再度実行しなければならず、この結果、必要以
上に底面検査を行うこととなり、ひいては作業能率の低
下を招いていた。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、必要
以上に底面検査を行ったりすることのない高圧容器の底
面検査管理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、固有番号、容器種別、製造時期の各データ
を入力するデータ入力部と、容器種別に応じて製造時期
に所定期間を加えて底面検査の不要な充填期限を算出す
る充填期限算出部と、各固有番号に対応させて前記容器
種別、製造時期、充填期限が記憶される記憶部と、高圧
容器の固有番号またはこの固有番号に対応する固有対応
番号を入力する番号入力部と、前記番号入力部から固有
番号または固有対応番号が入力された際に充填期限が現
時点より前であった際に期限切れであることを通知する
とともに、充填期限が現時点以降であった際または底面
検査の合否を入力する検査結果入力部から底面検査の合
格通知信号が入力された際に充填作業を行わせる制御部
と、底面検査の合格通知信号が入力された場合にその固
有番号の充填期限に所定期間を加えて新しい充填期間に
更新する更新データ算出部とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成において、まずデータ入力部から固有
番号、容器種別、製造時期などの各データを入力する
と、充填期限算出部により容器種別に応じて製造時期に
所定期間を加えて充填期限が算出され、記憶部に固有番
号とその固有番号に応じた容器種別、製造時期、充填期
限が記憶される。この後、充填箇所に搬入されてきた高
圧容器の固有番号またはこの固有番号に対応する固有対
応番号を番号入力部により入力することにより、記憶部
からその固有番号に応じた充填期限を呼び出して充填期
限と現時点とを比較し、充填期限が現時点以降であれば
充填作業を行わせる。
【0009】一方、充填期限が現時点より前である場合
には期限切れであることを係員に通知する。係員が底面
検査を行い、底面検査が合格である通知信号が入力され
た場合は充填作業を行わせるとともに、更新データ算出
部によりその固有番号の充填期限に所定期間を加えて新
しい充填期間に更新する。
【0010】なお、係員が底面検査を行い、底面検査が
不合格であった場合にはその高圧容器は廃棄される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1において、1は充填装置2により液化ガスが
充填される高圧容器で、この高圧容器1の上部にはその
固有番号に対応する固有対応番号が表されているバーコ
ードラベル3が貼り付けられている。バーコードラベル
3のバーコードを読み取るバーコードリーダ4には制御
部5が接続され、この制御部5には、固有番号、容器種
別、製造年月日などの高圧容器1についての各データを
入力するとともに後述する底面検査の結果を入力するキ
ー入力部6と、容器種別および製造年月日から充填期限
を算出する充填期限算出部7aと固有番号の充填期限に
所定期間を加えて新しい充填期間に更新する更新データ
算出部7bとを有する演算部7と、固有番号、容器種
別、製造年月日、充填期限などの各データを記憶する記
憶部8と、ブザーからなる警報部9とが備えられてい
る。
【0012】次に、図2および図3により、上記構成に
おける動作を説明する。図2は高圧容器1の各データを
登録する際のフローチャートである。図2に示すよう
に、新規の高圧容器1については、まずその高圧容器1
の固有番号、バーコードラベル3が表す固有対応番号、
容器種別、製造年月日などの各データをキー入力部6お
よびバーコードリーダ4から入力する(ステップS
1)。充填期限算出部7aでは容器種別に応じて製造年
月日に所定期間を加えて充填期限を算出する。つまり、
高圧容器1の容器種別が30kg以上であるか否かが制御
部5により判断され(ステップS2)、高圧容器1の容
器種別が30kg以上である場合は製造年月に15年を加
えた値を充填期限として算出し(ステップS3)、高圧
容器1の容器種別が30kgより小さい場合は製造年月に
8年を加えた値を充填期限として算出する(ステップS
4)。そして、この充填期限の値を記憶部8に記憶して
登録が完了する(ステップS5)。
【0013】次に、充填作業時には、図3に示すよう
に、充填箇所に搬入されてきた高圧容器1の固有対応番
号がバーコードリーダ4に読み取られる(ステップS
6)と、制御部5は記憶部8からその固有番号に応じた
充填期限を呼び出して(ステップS7)充填期限と現時
点とを比較し(ステップS8)、充填期限が現時点以降
であればその容器種別に応じた充填作業を行わせ(ステ
ップS9)、充填による各データを更新する(ステップ
S10)。
【0014】一方、充填期限が現時点より前である場合
には警報部9を作動させて期限切れであることを係員に
通知する(ステップS11)。この時点で係員は底面検
査を行い(ステップS12)、底面検査の結果を判定し
て(ステップS13)キー入力部6から所定のキーを押
して入力する。底面検査が合格である場合は、更新デー
タ算出部7bによりその固有番号の充填期限にn年(n
は更新した充填期限が現在よりも大となる最小の正の整
数)、例えば1年を加えて充填期間を更新した(ステッ
プS14)後、充填作業を行わせて(ステップS9)、
充填による各データを更新する(ステップS10)。
【0015】なお、係員が底面検査を行い、底面検査が
不合格であった場合にはその高圧容器は廃棄される(ス
テップS15)。このように、検査実施シールの張り付
けを不用としたため、従来のように検査実施シールが剥
離して必要以上に底面検査を行ったりすることはなく、
さらに充填期間が自動的に更新されるため、係員が充填
作業の前に充填期限を計算して底面検査の必要性を判断
したりすることもなく、作業能率が向上する。
【0016】なお、上記実施例においてはバーコードラ
ベル3を用いたシステムの場合について説明したが、バ
ーコードラベル3を用いないシステムにおいては、高圧
容器1に刻印された固有番号を見て係員がキー入力する
ように構成してもよい。また、充填期限が現時点より前
である場合にはブザーからなる警報部9を作動させて期
限切れであることを係員に通知させる場合を述べたが、
期限切れであることを表示させたり、外部端末に出力さ
せたりしてもよい。さらに、上記実施例ではキー入力部
6により固有番号、容器種別、製造年月日の各データを
入力するデータ入力部と、底面検査の合否を入力する検
査結果入力部とを兼用したが、別体で設けてもよいこと
はいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、充填期限
算出部により容器種別に応じて製造時期に所定期間を加
えて充填期限を算出するとともに、更新データ算出部に
より底面検査を行った高圧容器の充填期限を更新し、高
圧容器の固有番号またはこの固有番号に対応する固有対
応番号が入力された際に、底面検査の必要性を係員に通
知するように構成したので、従来のように検査実施シー
ルが剥離して必要以上に底面検査を行ったりすることは
なく、さらに充填期間が自動的に更新されるため、係員
が充填作業の前に充填期限を計算して底面検査の必要性
を判断したりすることも不要となり、作業能率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高圧容器の底面検査管
理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同高圧容器の底面検査管理装置の容器データ登
録時の制御動作を説明するフローチャートである。
【図3】同高圧容器の底面検査管理装置の充填作業時の
制御動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 高圧容器 2 充填装置 3 バーコードラベル(固有対応番号表示部材) 4 バーコードリーダ(番号入力部) 5 制御部 6 キー入力部(データ入力部、検査結果入力部) 7 演算部 7a 充填期限算出部 7b 更新データ算出部 8 記憶部 9 警報部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガス充填用高圧容器の底面部を検査
    する底面検査についての必要性を管理する底面検査管理
    装置であって、高圧容器の固有番号、容器種別、製造時
    期の各データを入力するデータ入力部と、容器種別に応
    じて製造時期に所定期間を加えて底面検査の不要な充填
    期限を算出する充填期限算出部と、各固有番号に対応さ
    せて前記容器種別、製造時期、充填期限が記憶される記
    憶部と、高圧容器の固有番号またはこの固有番号に対応
    する固有対応番号を入力する番号入力部と、前記番号入
    力部から固有番号または固有対応番号が入力された際に
    充填期限が現時点より前であった際に期限切れであるこ
    とを通知するとともに、充填期限が現時点以降であった
    際または底面検査の合否を入力する検査結果入力部から
    底面検査の合格通知信号が入力された際に充填作業を行
    わせる制御部と、底面検査の合格通知信号が入力された
    場合にその固有番号の充填期限に適当期間を加えて新し
    い充填期間に更新する更新データ算出部とを備えた高圧
    容器の底面検査管理装置。
JP5400892A 1992-03-13 1992-03-13 高圧容器の底面検査管理装置 Pending JPH05256400A (ja)

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JP5400892A JPH05256400A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 高圧容器の底面検査管理装置

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JPH05256400A true JPH05256400A (ja) 1993-10-05

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ID=12958558

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JP (1) JPH05256400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009000760A2 (en) * 2007-06-28 2008-12-31 L'air Liquide Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Fluid supply system with fluid compatibility control

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