JPH05256390A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH05256390A
JPH05256390A JP4088026A JP8802692A JPH05256390A JP H05256390 A JPH05256390 A JP H05256390A JP 4088026 A JP4088026 A JP 4088026A JP 8802692 A JP8802692 A JP 8802692A JP H05256390 A JPH05256390 A JP H05256390A
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Yasushi Kashima
康 鹿島
Yuji Shiba
雄二 柴
Rinichi Kurata
林一 倉田
Masamichi Shiozaki
正道 塩崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車、建設機械及び工作機械等の配管、特
に工具使用が困難な狭いスペースで配管を結合、離脱す
るのに好適な管継手を提供する。 【構成】 共に管体から連なる管状の雄体12と雌体1
3であって、雄体を雌体に嵌入し、その対向面にシール
用Oーリング16を装着してシール性を保つと共に、両
体の対向面に夫々形成された周方向の溝部17,18に
よって確保される空域に環状結合部材を嵌入して一体化
した管継手11において、管体から見て拡径又は縮径可
能な弾性材からなる結合部材で、環状押圧片27が雄体
と雌体間に軸方向に摺動可能に備えられ、その先端28
によって環状結合部材を押圧して拡径又は縮径をもたら
し、一方側の前記溝部内に環状結合部材を納めると共
に、環状押圧片は雌体との間で軸方向に向けて弾着さ
れ、環状押圧片の後端を雄体の外周に備えた鍔部32に
当接したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、建設機械及び
工作機械等の配管に係り、特に、工具使用が困難な狭い
スペースで配管を結合、離脱するのに好適な管継手に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の管継手にあっては、結合部材を鋼
球で形成したボールロック式管継手等があり、図1に示
されるように、パイプ1と連結した雄体(ノーズ)2を
雌体(ボデイ)3に嵌入し、夫々の対向する凹部の間に
挿着された鋼球8によって結合されると共にO−リング
5によってシールされる構造である。
【0003】そして鋼球8はカラースプリング6を圧縮
して挿着されたカラー4の下面に接して係止され、カラ
ー4は止めリング7によって雌体3に係止される。しか
しながら、カラー4は常にカラースプリング6を圧縮さ
せて雌体3の外周にそって移動するため、鋼体8の取外
し、つまり管継手の不用意な離脱が可能であり、安全性
に欠けると共に、更には振動や不用意なカラー4への外
力によって離脱し易い欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の管継手に
あっては、不用意に離脱されるおそれがあり、復旧も必
ずしも容易ではなく、高価であると共に高圧力用の構造
ではない等の問題点があった。そして切欠部の位置によ
っては狭いスペースでは離脱が困難となり、又、建設機
器等屋外で使用される場合、切欠部に泥や塵が詰まって
この点でも離脱が困難となる問題があった。
【0005】しかるに、本発明者はかかる従来技術の欠
点を改良せんとして、特願平2−410950号にて新
しい管継手を提案している。かかる管継手にあっては、
不用意に離脱することはなくなり、確実に嵌合が継続さ
れ、しかも着脱が簡単に行える特徴を有している。しか
しながら、これが機械類に装着されて使用されるにあっ
て、振動や脈動をもたらす機械に装着された場合には、
管継手の主体をなす雄体と雌体が相互に摺動したり、回
転したりすることがあり、このため、思わぬ箇所が摩耗
することもあった。
【0006】本発明は従来の管継手の欠点を改良した特
願平2−410950号の更なる改良であって、着脱の
自在性と共に振動等による悪影響をなくした管継手を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明は次の構成を取る。即ち、その構成は、共に管
体から連なる管状の雄体と雌体であって、当該雄体を雌
体に嵌入し、その対向面にシ−ル用O−リングを装着し
てシ−ル性を保つと共に、両体の対向面に夫々形成され
た周方向の溝部によって確保される空域に環状結合部材
を嵌入して両体を一体化してなる管継手において、前記
環状結合部材は、管体から見て拡径又は縮径可能な弾性
材からなる結合部材であって、かかる環状結合部材に対
して、環状押圧片が雄体と雌体間に管体の軸方向に摺動
可能に備えられ、その環状押圧片の先端によって前記環
状結合部材を押圧して拡径又は縮径をもたらし、一方側
の前記溝部内に当該環状結合部材を納めると共に、前記
環状押圧片は雌体との間で管の軸方向に向けて弾着さ
れ、当該環状押圧片の後端を雄体の外周に備えた鍔部に
当接したことを特徴とする管継手にかかるものである。
【0008】ここで、環状結合部材が嵌入される空域に
ついて言えば、一つは雄体側の溝部が軸方向断面で広口
の台形をなし、雌体側の溝部が雄体の嵌入前側が小径で
後側が大径の段差溝であり、他の一つは雌体側の溝部が
軸方向断面で広口の台形をなし、雄体側の溝部が雄体の
嵌入前側が大径で後側が小径の段差溝である管継手であ
る。そして特に言えば、前記段差溝の大径部は、拡径又
は縮径された前記環状結合部材を収納するに十分な空域
を有するものである。
【0009】又、前記した環状押圧片にあっては、その
先端が雄体と雌体の間に挿入され、管の軸方向にこれを
押圧するだけで結合部材を拡径し或いは縮径して、両体
の分離を容易にするものである。尚、かかる環状押圧片
は、通常は雌体の外周を覆う環状カバ−部を備え、当該
環状カバ−内に備えられたバネによって、雌体との間で
管の軸方向に向けて弾着されている。
【0010】
【作用】本発明の作用を、その具体例によって説明する
が、雄体の外周表面に広口の、テ−パ−面を有する断面
台形溝を形成し、この雄体を雌体に嵌入し摺動させるこ
とにより、雌体の内周表面に形成した段差溝の、大径溝
側に装着されていた弾性体でできた結合部材が拡径さ
れ、そして前記台形溝に到達して縮径し結合一体化が完
了する。そして、圧力上昇により雄体は反嵌入方向にず
れる力が働き、前記結合部材は前記段差溝の小径側に係
止され、この状態で加圧中(使用時)の結合が保持され
る。
【0011】一方、分離の際は、加圧以前の位置以上に
雄体を押し込む。このことにより結合部材は雄体に形成
した台形溝のテ−パ−によって押されて後退し段差溝の
小径部より大径部に移動することになる。更にこの結合
部材が台形溝を乗り越え、段差溝の大径部内にて雄体の
外周表面に拡径して乗り上げることになる。
【0012】かかる状態にあって、雄体の鍔部に当接さ
れた環状押圧片は雄体の押し込み方向に押圧され、環状
押圧片の先端が環状結合部材の内側に挿入されてこの環
状結合部材の縮径を阻止し、この状態にて雄体を引き抜
くものである。この雄体の引き抜きの際、環状カバ−部
を移動された状態を保って指によって押さえるだけでよ
く、雄体が引き抜かれた後は環状カバ−内に備えられた
バネによって元の位置に戻り、環状結合部材も原径に復
することとなる。
【0013】
【実施例】本発明の具体例を以下に図面を持って説明す
るが、この例に限定されないことは勿論である。図2は
本発明の管継手11の第1実施例の一部切り欠き断面図
である。さて、図示しない管体より連なる雄体12が同
様の雌体13に嵌入されており、この雄体12の先端外
周表面にテ−パ−14が形成されて先細の先端となって
いる。このテ−パ−14は後述するように雄体12と雌
体13とを結合する際に環状結合部材を拡径する作用を
なすものである。
【0014】一方、雌体13の内周表面には溝15が形
成され、この溝15内にゴム状弾性体からなるO−リン
グ16が装着されて両体12、13間をシ−ルしてい
る。なお、溝15は雄体12の表面側に形成され、これ
にO−リング16が装着されるものであっても良い。そ
して、両体12、13の対向面に夫々溝17、18を形
成し、この両溝によって形成された空域内に弾性体より
なる環状結合部材19が嵌入されている。
【0015】雄体12に設けられる溝17は、好ましく
は広口の断面を持つ三角形状、更に好ましくは断面台形
の溝であり、その前後にテ−パ−20、21を形成する
のがよい。かかるテ−パ−20は主として分離の際に環
状結合部材19を移動させるためのものであり、一方の
テ−パ−21は高圧のかかった使用時において環状結合
部材19を支持する面である。
【0016】一方、雌体13側には溝18即ち小径と大
径とよりなる段差溝22を形成するものであり、この例
では小径溝23が大径溝24より先端側に位置してお
り、特に小径溝23端及びこの小径溝23と大径溝24
との中間には夫々テ−パ−25、26が形成されている
例を示している。このテ−パ−25は、前記のテ−パ−
20とでもって環状結合部材19を挟み込んで支持する
役目をなし、一方テ−パ−26は環状結合部材19の小
径溝23と大径溝24間の移動、即ち環状結合部材19
の拡径と縮径をスム−ズにするためのものである。この
溝18は、場合によっては段差溝22の機能をなす断面
(直角)三角形又は台形状の溝であってもよい。
【0017】かかる雄体12と雌体13との隙間に環状
押圧片27が挿入され、その先端28が環状結合部材1
9に対向すると共に、環状押圧片27の他端29は雌体
13の外周を覆う環状カバ−部をなし、その先端がフッ
ク状をなして雌体13の外周に設けられたフランジ30
に係合されている。
【0018】図において、符号31は環状カバ−29と
雌体13の外周に嵌挿されたバネであって、フランジ3
0に支持されて環状カバ−29を常に管の軸方向に弾発
押圧している。一方、32は雄体12の外周に備えられ
た鍔部であり、環状カバ−29はこの鍔部32に当接さ
れて弾着されることとなる。図にあっては、環状カバ−
29は環状押圧片27と一体化された樹脂製の筒体より
なっている。
【0019】次に両体の結合及び分離について図面をも
って説明する。先ず両体の結合時であるが、図3は雄体
12を雌体13中にやや嵌入した状態を示す。この図に
おいて、各符号は前図に示した通りである。
【0020】さて、雄体12をF方向に更に嵌入するこ
とによってその先端に形成されたテ−パ−14が環状結
合部材19を内部より拡径する状態で嵌入される。この
環状結合部材19は一部が切り欠かれた弾性リングであ
って、大径溝24内で次第に拡径され、雄体12の外表
面に形成した断面台形の溝23内に当初の径に縮径され
て納まることになる。
【0021】そして使用時の状態は図2に示す通りであ
り、この管継手の使用時には高圧がかかるために雄体1
2及び雌体13は各々反対方向への力を受けて互いに反
対方向に若干ずれることになる。即ち雄体12は前記し
たF方向と逆の方向にずれ、雌体13はこのF方向にず
れることとなる。即ち、環状結合部材19は台形溝17
と段差溝22を形成する小径溝23との間に嵌まり込
み、これがテ−パ−25及びテ−パ−21によって挟ま
れて加圧時の両者の結合を保持することになるのであ
る。
【0022】このように、雄体12を雌体13にF方向
に押しつけるのは、無負荷時のみ容易に行なえるが、加
圧時は押しつけ方向と逆方向に大きな荷重がかかるた
め、人力では押しつけが不可能となり加圧中の不用意な
分離はできず安全が保たれることになる。更に、雄体1
2と雌体13との嵌合部位にあっては、環状カバ−29
がその周囲を覆うものであって塵等の侵入を防ぐと共
に、バネ31によってこの環状カバ−29が鍔部32と
フランジ30間に弾着され、振動や脈動にあっても雄体
12と雌体13はこれら振動等に影響されず、動くこと
がなくなるものである。
【0023】次に、分離の際には、先ず管継手11の内
部の圧力を下げてから雄体12をF方向に押す。すると
環状結合部材19は台形溝17に形成されたテ−パ−2
0によって押されて、小径溝23内より大径溝24内へ
押されて出てくる。そして、更に環状結合部材19は拡
径して台形溝17のテ−パ−20より脱して雄体12の
外周表面上に乗り上げることになる。図4はこの状態を
示す断面図である。
【0024】さて、かかる状態に至った後に、更に雄体
12をF方向に押すと、雄体12の鍔部32に弾着当接
されている環状カバ−29がバネ31の力に抗して押さ
れ、これに一体となっている環状押圧片27もF方向に
押される。そして環状押圧片27の先端28が環状結合
部材19と雄体12との間に割り込み、当該環状結合部
材19を大径溝24内で拡径した状態で保持することと
なる。
【0025】この状態に至って、環状カバ−29を指で
押さえつつ、即ち、環状押圧片27の先端28を環状結
合部材19と雄体12との間に割り込ませたままとし
て、雄体12をFと逆方向に引き抜くことによって容易
に両者を分離させることができるのである。図5は雌体
13内より雄体12を引き抜いた状態を示している。こ
のため、環状押圧片27の先端28は先細の断面三角形
状とし、雄体12と環状結合部材19との間に割り込み
易くするのが好ましい。
【0026】勿論、この状態から環状カバ−29を押さ
えていた指の力を緩めることにより、バネ31の弾性に
よって環状押圧片27を当初の位置に戻すため、環状結
合部材19と環状押圧片27との先端28との関係が崩
れ、容易に環状結合部材19の縮径力によって当初の径
に戻ることとなる。
【0027】図6は、本発明の管継手11の第2実施例
を示す一部切り欠き断面図であり、この例では雌体13
の内周表面に広口の図例のような断面台形の溝34を、
これに対応して雄体12には小径溝35と大径溝36と
からなる段差溝37を形成するものであって、この場合
には雄体12の先端側に小径溝35を配置したものであ
る。
【0028】この例では、環状結合部材19は一度拡径
して段差溝37内に装着される。環状結合部材19はこ
の大径溝36にて当初の径に戻るが、かかる環状結合部
材19の外形は雄体2の外形よりも大きいものが選択さ
れ、この環状結合部材19が縮径された場合にはかかる
大径溝36内に納まるような寸法形状のものが選択され
る。
【0029】そして高圧下の使用時においては環状結合
部材19が小径溝35内にあって、台形溝34のテ−パ
−38と小径溝35のテ−パ−39とによって挟まれて
両体が結合されて外れることはなくなる。
【0030】一方、分離時においては雄体12をF方向
に押す。すると環状結合部材19は台形溝34の他の側
のテ−パ−40によって動きが阻止されて縮径し、これ
が更に縮径して大径溝36内に納まると共に雌体13の
内周面にはまり込む。かかる状態にした後に、更に雄体
12をF方向に押すと、環状カバ−29と一体の環状押
圧片27の先端28が環状結合部材19と雌体13との
間に割り込み、環状結合部材19を縮径させることとな
る。そして、この状態下において、雄体12を引き抜く
ことになる。
【0031】勿論、この状態から環状カバ−29を押さ
えていた指の力を緩めることにより、バネ31の弾性に
よって環状押圧片27を当初の位置に戻すため、環状結
合部材19と環状押圧片27との先端28との関係が崩
れ、容易に環状結合部材19の拡径力によって当初の径
に戻ることとなる。
【0032】図7は本発明の管継手11の第3実施例を
示す一部切り欠き断面図であって、符号11〜符号30
は第1実施例のそれと同様であり、その機能も同じであ
る。本発明のあって、環状カバ−29と雌体13との間
に、一部が切り欠かれた弾性リング41が嵌め込まれて
おり、具体的には雌体13の外周に形成されたテ−パ−
42と環状カバ−29に形成された段部43による空域
内に嵌め込まれる。
【0033】かかる弾性リング41は、通常はテ−パ−
42の径の小さい部位に位置して、段部43を管11の
軸方向(F方向とは逆方向)に押し、環状カバ−29を
弾着することとなり、一方、雄体12の鍔部32に当接
されたかかる環状カバ−29はこの雄体12をF方向に
押すことによって、環状カバ−29の段部43によって
弾性リング41が押され、これがテ−パ−42に沿って
順次拡径することとなる。
【0034】即ち、この弾性リング41が拡径するに従
って、環状カバ−29はF方向に移動し、これと一体化
された環状押圧片27も又F方向に移動する。こうする
ことによって、前記した図4〜図5に示すのと同様に環
状押圧片27の先端28が環状結合部材19を拡径した
状態で保持することになる。言い換えれば、このテ−パ
−42に沿って弾性リング41が拡径された状態に至る
と、環状ヵバ−29と一体化された環状押圧片27によ
って環状結合部材19も拡径されることになり、この状
態を保ちつつ環状カバ−29を指で押え、雄体12をF
方向と逆に引き抜くことができ、次いでこの押えを解除
することによって弾性リング41は元々に位置であるテ
−パ−42の最小径に至るまで縮径することとなる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、管継手としての結合は
勿論のこと、分離も容易で、かつ狭い作業スペースでも
管継手の結合、分離が容易にできることともに、管継手
の形状が簡素になりコストを低減する効果がある。又、
雄体と雌体との間を取り持つ環状カバ−を弾着したこと
によって、これらが相互に摺動したり回転したりするこ
とがなくなり、しかも防塵効果をももたらすものであ
り、その産業上の寄与は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のボ−ルロック式管継手の一部切
り欠き断面図である。
【図2】図2は、本発明の管継手の第1実施例の一部切
り欠き断面図である。
【図3】図3は、結合過程の状態を示す切り欠き断面半
図である。
【図4】図4は、分離の際の状態を示す断面半図であ
る。
【図5】図5は、雌体内より雄体を引き抜いた状態を示
す一部切り欠き断面図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施例を示す断面半図で
ある。
【図7】図7は、本発明の第3実施例を示す断面半図で
ある。
【符号の説明】
11‥‥管継手、 12‥‥雄体、 13‥‥雌体、 15‥‥雌体内周面溝、 16‥‥O−リング、 17‥‥雄体に設けられる溝、 18‥‥雌体に設けられる溝、 19‥‥環状結合部材、 20、21、38、40‥‥(台形)溝のテ−パ−、 22、37‥‥段差溝、 23、35‥‥小径溝、 24、36‥‥大径溝、 25、26、39‥‥段差溝内テ−パ−、 27‥‥環状押圧片、 28‥‥環状押圧片の先端、 29‥‥環状押圧片の他端(環状カバ−)、 30‥‥雌体の外周に備えたフランジ、 31‥‥バネ、 32‥‥雄体の外周に備えた鍔部、 33‥‥環状押圧片の主体部の内周端、 34‥‥雌体の溝、 41‥‥弾性リング、 42‥‥雌体の外周に形成されたテ−パ−、 43‥‥環状カバ−に形成された段部。
フロントページの続き (72)発明者 塩崎 正道 東京都中央区京橋1丁目1番1号 ブリヂ ストンフロ−テック株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共に管体から連なる管状の雄体と雌体で
    あって、当該雄体を雌体に嵌入し、その対向面にシ−ル
    用O−リングを装着してシ−ル性を保つと共に、両体の
    対向面に夫々形成された周方向の溝部によって確保され
    る空域に環状結合部材を嵌入して両体を一体化してなる
    管継手において、前記環状結合部材は、管体から見て拡
    径又は縮径可能な弾性材からなる結合部材であって、か
    かる環状結合部材に対して、環状押圧片が雄体と雌体間
    に管体の軸方向に摺動可能に備えられ、その環状押圧片
    の先端によって前記環状結合部材を押圧して拡径又は縮
    径をもたらし、一方側の前記溝部内に当該環状結合部材
    を納めると共に、前記環状押圧片は雌体との間で管の軸
    方向に向けて弾着され、当該環状押圧片の後端を雄体の
    外周に備えた鍔部に当接したことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 環状結合部材が嵌入される空域は、雄体
    側の溝部が軸方向断面で広口の台形をなし、雌体側の溝
    部が雄体の嵌入前側が小径で後側が大径の段差溝である
    請求項第1項記載の管継手。
  3. 【請求項3】 環状結合部材が嵌入される空域は、雌体
    側の溝部が軸方向断面で広口の台形をなし、雄体側の溝
    部が雄体の嵌入前側が大径で後側が小径の段差溝である
    請求項第1項記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記段差溝の大径部は、拡径又は縮径さ
    れた環状結合部材を収納するに十分な空域を有する請求
    項第1項記載の管継手。
  5. 【請求項5】 前記環状押圧片は、雌体の外周を覆う環
    状カバ−部を備え、当該環状カバ−内に備えられたバネ
    によって、雌体との間で管の軸方向に向けて弾着された
    請求項第1項記載の管継手。
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Cited By (6)

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JP2008516172A (ja) * 2004-10-13 2008-05-15 イートン コーポレーション 低圧接続金具
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