JPH05255956A - 盗水防止付き消火栓 - Google Patents

盗水防止付き消火栓

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JPH05255956A
JPH05255956A JP4088156A JP8815692A JPH05255956A JP H05255956 A JPH05255956 A JP H05255956A JP 4088156 A JP4088156 A JP 4088156A JP 8815692 A JP8815692 A JP 8815692A JP H05255956 A JPH05255956 A JP H05255956A
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JP
Japan
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pinion
valve
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box
handle
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JP4088156A
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JPH07122277B2 (ja
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Kazuhiro Ikezaki
和広 池崎
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Kurimoto Ltd
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Kurimoto Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03BINSTALLATIONS OR METHODS FOR OBTAINING, COLLECTING, OR DISTRIBUTING WATER
    • E03B9/00Methods or installations for drawing-off water
    • E03B9/02Hydrants; Arrangements of valves therein; Keys for hydrants

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消火以外の目的で不当に水を盗用されない消
火栓を提供する。 【構成】 弁箱1内の弁体2に取り付けた弁棒3が回動
すると、弁体が上下に移動して弁を開閉する。弁棒の上
端に歯車21が固着し、この歯車と噛合するピニオン5
1が、上端に突出したハンドル4およびその下部のピニ
オン軸52とともに、水平に回動して歯車と噛合したり
外れたりできるように、弁箱に係合している。 【作用】 通常はピニオンと歯車との噛合を外している
から、無関係の者が地上からハンドルを回しても弁が開
かず水は出てこない。火災のときにはワンタッチでピニ
オンと歯車とを噛み合わせハンドルを回せば直ちに水が
放出される。 【効果】盗水が日常化しているような地域においては、
消火活動にのみ消火栓を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消火栓、特に消火活動の
場合においてだけ取水ができ、通常は弁が閉じて取水が
できない消火栓に係る技術である。
【0002】
【従来の技術】火災が発生したとき駆けつけた消防員に
よって消火活動が行われるためには、その近くに消火栓
がなければならず、都市機能の一つとして道路の交差点
や分岐点などに管路と連結した地下式の消火栓が設けら
れている。消火栓の一般的な形状は図5に示すように管
路(図示せず)に連結した弁箱1aの中へ垂直方向に弁
棒2aを取り付け、この弁棒の上端は弁箱から上へ飛出
してハンドル等弁棒を回動する作動部となり、下端は弁
体3aと固着している。弁棒の中途には雄ねじ101が
刻設されていて、弁箱の中に固定して取り付けられた雌
ねじ102と螺合しているから、上端のハンドルを回動
すると噛合したねじの進退によって弁棒が昇降し、これ
に伴って弁体3aもまた上下して管路を開閉する。消火
栓は火急の場合に使用し、その操作は一刻を争う迅速性
を第一の条件とするから、堅牢で破損し難く、使い易く
て開閉の操作が簡単、迅速であることが何よりも求めら
れる点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水道の普及率を全地球
規模で見ると、まだまだ我が国のように都市部の殆どが
水道の恩恵を受けているとは言えない地域が残されてい
る。そのような都市においても火災に具え消火栓を設け
ているところが多いので、消火栓の近くに住む市民など
が、消火栓から自分達の生活用水を直接取水し、結果的
に盗水によって生活用水を確保していると言う事例が多
く報告されている。言うまでもなく消火栓は緊急時に備
えたものであり、簡単な操作で直ちに取水できる事が要
件であり、この要件を満たした構成が逆用されている感
が強い。
【0004】本発明は以上に述べた課題を解決するため
に、構造簡単で取扱が容易であり緊急時に直ちに取水で
きるとともに、容易には盗水ができない消火栓の提供を
目的とはする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る盗水防止付
き消火栓は、管路へ連結した弁箱1と、該弁箱内で弁棒
2の回動によって開閉する弁体3と、該回動を作動させ
るハンドル4とからなり、弁棒2の先端へ歯車21を固
着し、該歯車と噛合するピニオン5が上端のハンドルに
連結するピニオン軸52とともに水平に移動して歯車と
係脱可能であるこによって前記の課題を解決した。ま
た、より具体的には、ピニオン51とピニオン軸52下
端を収容したピニオン箱53の一端を弁箱1へ回動自在
に固定ピン54で係合し、該固定ピン54を支点として
水平に回動可能なピニオン箱53の他端に弁箱1と係脱
する差し込みピン55の差込み孔56を設けた構成が有
効である。あるいは、弁箱1上部の一端に差し込み孔1
2を垂直に貫通し、他端に突出部13を膨出し、該膨出
部へハンドル4、ピニオン51、ピニオン軸52、ピニ
オンレバー57、溝ガイド58よりなるピニオンセット
5を挿入する挿入口14と、挿入したピニオンセットの
水平滑動を誘導する案内溝15を上方へ開口した構成も
さらに有効である。
【0006】
【作用】従来の消火栓はハンドルを手動によって回動す
れば直接弁体が昇降して管路を開閉するのであるが、本
発明の消火栓はハンドルを回動すればピニオン軸52を
介してまず、ピニオン51が回動し、このピニオン51
と噛合している弁棒回りの歯車が回動して弁体が昇降す
る構成となっているので、ピニオン51と歯車との噛合
を外せばハンドルを回動しても空回りとなって弁体はそ
のまま移動しないという特徴がある。ピニオン51と歯
車との噛合は係脱自在となっているから、火災が起こっ
て緊急の場合には、ピニオン51と歯車とを直ちに噛み
合わせてハンドルを回せば弁体が上って管路から消火用
水が放出される。消火作業が終ればピニオン51と歯車
との噛合を外しておけば、無関係の者がハンドルを回し
ても弁体が動かず水は得られない。または、歯車との噛
合を外したピニオンセット5そのものを弁箱から取り外
して持ち去れば、絶対に弁体を動かすことは不可能とな
る。
【0007】
【実施例】図1(A)、(B)は本発明の実施例を示す
平面図と縦断面図である。図において弁箱1の下方は開
口部11があって、図示しない管路と連結している。内
部には、弁体2とこの弁体と固着して共回りする弁棒3
とを上下昇降自在に収容しいる。弁棒3の上端には、歯
車21を一体的に取り付け共回りする。この歯車21よ
りも歯幅の大きなピニオン51を収容するピニオンセッ
ト5は、上端のハンドル4、ハンドルに固定したピニオ
ン軸52、ピニオン軸52の下部とピニオン51を収容
したピニオン箱53とからなり、その一例を図2に示
す。ピニオン箱53はこの例では、ほぼ三角形の水平な
頂面57を持ち、この頂面の一端に固定ピン54を突出
して弁箱1に穿孔した固定孔へ回動自在に嵌め込み、ピ
ニオン箱53の一方の支点としている。頂面57の他方
には差し込み孔56が穿孔されていて、ピニオン箱53
と歯車とが噛合する位置にあるときに弁箱1へ穿設した
差し込み孔12と一致する。すなわち、ピニオンセット
5は固定ピン54を中心に水平に回動自在に取り付けら
れているから、必要のある場合にだけピニオンセット5
を回動して、ピニオン51と歯車とを噛合し差し込みピ
ン55を差し込んで弁箱と固定し、ハンドルを回して弁
を開き消火作業に使用する水を取水する。作業が終れ
ば、差し込みピン55を引き抜いて弁箱との固定を解
き、ピニオンセット5自体を弁箱から取り外すか、少な
くとも固定ピン54の回りに回動してピニオン51と歯
車との噛合を外し、抜取った差し込みピン55を係りの
職員が職場などで保管するように規定しておけば、盗水
の懸念は解消する。なお、この実施例では差し込みピン
55は通常の断面が円形のピンを図示したが、表面に特
定の凹凸を刻み込んで差し込み孔と嵌合するキーの役割
を兼ねたものであってもよい。弁棒に固着した歯車21
は歯高が大きく、これと噛合するピニオン51は回動し
つつ上下するスパーギアであることが必要である。
【0008】図3(A)(B)および図4(A)(B)
は別の実施例を示し、弁箱1上部の一端に差し込み孔1
2を垂直に貫通し、他端に突出部13を膨出し、該膨出
部へハンドル4、ピニオン51、ピニオン軸52、ピニ
オンレバー57、溝ガイド58よりなるピニオンセット
5を挿入する挿入口14と、挿入したピニオンセットの
水平滑動を誘導する案内溝15を上方へ開口したもので
あり、火災時以外はピニオンセット自体を取り外し、火
災時に取り付けるのにきわめて容易であるという利点が
ある。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る消火栓は、構造が簡単、堅
牢であり火急の際にはワンタッチに近い動作で弁体を係
止し、直ちに弁を開いて放水することができるうえ、本
来の使用が終れば簡単な一動作によって弁体の係止を解
き、水を不当に得ることができないという効果がある。
このような効果は限られた地域における特殊な事情に適
用できるものではあるが、その地域に対してはきわめて
困難な課題を解決するから高い評価を受けることが予想
される。。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)によって本発明の実施例の平面図
と縦断面図とを示す。
【図2】同じ実施例の一部(ピニオンセット5)を示す
斜視図である。
【図3】(A)(B)によって別の実施例の平面図と縦
断面図を示す。
【図4】(A)(B)によって同じ実施例の要部を示す
斜視図である。
【図5】従来技術を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 弁棒 3 弁体 4 ハンドル 5 ピニオンセット 12 差し込み孔 13 突出部 14 挿入孔 15 案内溝 21 歯車 51 ピニオン 52 ピニオン軸 53 ピニオン箱 54 固定ピン 55 差し込みピン 56 差し込み孔 57 ピニオンレバー 58 溝ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路へ連結した弁箱1と、該弁箱内で弁
    棒2の回動によって開閉する弁体3と、該回動を作動さ
    せるハンドル4とからなる消火栓において、弁棒2の先
    端へ歯車21を固着し、該歯車と噛合するピニオン51
    が、上端のハンドルに連結するピニオン軸52とともに
    水平に移動して歯車と係脱可能であることを特徴とする
    盗水防止付き消火栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ピニオン51とピニ
    オン軸52下端を収容したピニオン箱53の一端を弁箱
    1へ回動自在に固定ピン54で係合し、該固定ピン54
    を支点として水平に回動可能なピニオン箱53の他端に
    弁箱1と係脱する差し込みピン55の差し込み孔56を
    設けたことを特徴とする盗水防止付き消火栓。
  3. 【請求項3】 請求項1において、弁箱1上部の一端に
    差し込み孔12を垂直に貫通し、他端に突出部13を膨
    出し、該膨出部へハンドル4、ピニオン51、ピニオン
    軸52、ピニオンレバー57、溝ガイド58よりなるピ
    ニオンセット5を挿入する挿入口14と、挿入したピニ
    オンセットの水平滑動を誘導する案内溝15を上方へ開
    口したことを特徴とする盗水防止付き消火栓。
JP4088156A 1992-03-11 1992-03-11 盗水防止付き消火栓 Expired - Lifetime JPH07122277B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4088156A JPH07122277B2 (ja) 1992-03-11 1992-03-11 盗水防止付き消火栓
KR1019920012345A KR930019946A (ko) 1992-03-11 1992-07-10 도수 방지 부착 소화전

Applications Claiming Priority (1)

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JP4088156A JPH07122277B2 (ja) 1992-03-11 1992-03-11 盗水防止付き消火栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05255956A true JPH05255956A (ja) 1993-10-05
JPH07122277B2 JPH07122277B2 (ja) 1995-12-25

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ID=13935067

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JP4088156A Expired - Lifetime JPH07122277B2 (ja) 1992-03-11 1992-03-11 盗水防止付き消火栓

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KR (1) KR930019946A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575095B1 (ko) * 2005-12-29 2006-04-28 주식회사 삼진정밀 소화전용 글로브디스크식 제수밸브 및 설치방법
CN108331089A (zh) * 2018-03-27 2018-07-27 泉州市泉港星图人工智能科技研究所 多功能户外地上消防栓及其工作方法

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KR100575095B1 (ko) * 2005-12-29 2006-04-28 주식회사 삼진정밀 소화전용 글로브디스크식 제수밸브 및 설치방법
CN108331089A (zh) * 2018-03-27 2018-07-27 泉州市泉港星图人工智能科技研究所 多功能户外地上消防栓及其工作方法

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KR930019946A (ko) 1993-10-19
JPH07122277B2 (ja) 1995-12-25

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