JPH05255643A - 熱線吸収用ハードコート剤及び熱線遮蔽体 - Google Patents

熱線吸収用ハードコート剤及び熱線遮蔽体

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JPH05255643A
JPH05255643A JP4157642A JP15764292A JPH05255643A JP H05255643 A JPH05255643 A JP H05255643A JP 4157642 A JP4157642 A JP 4157642A JP 15764292 A JP15764292 A JP 15764292A JP H05255643 A JPH05255643 A JP H05255643A
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hard coat
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coating agent
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JP4157642A
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Hisami Satake
寿巳 佐竹
Tomoaki Nagai
共章 永井
Yoshiyuki Yokoyama
美幸 横山
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Nippon Paper Industries Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽光の近赤外線を吸収する熱線吸収性ハー
ドコート組成物及び熱線吸収遮蔽体。 【構成】 加熱により硬化するポリシロキサンを含むハ
ードコート用シリコーンワニス中にジフェニルチオウレ
ア等のチオ尿素誘導体とオルトフタル酸(メタ)アクリ
ロイルオキシエチル銅塩等の有機酸の銅塩とを単独で又
は同時に溶解して熱線吸収用ハードコート剤とし、プラ
スチック等の軟質基材上に付着させてシリコーンワニス
の硬化工程の加熱を利用して、ポリシロキサンの硬化
と、熱線吸収性化合物の生成を同時に行うことにより、
種々の基材の表面保護と同時に熱線吸収性を有する熱線
吸収遮蔽体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質の基材表面をガラ
ス質として保護するためのハードコート剤および熱線を
吸収して遮蔽する熱線遮蔽体に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック材料は透明性,軽量性,耐
衝撃性,易加工性等の長所を生かして、ガラスに代わる
材料として使用されているが、表面が傷つき易いこと,
耐薬品性に乏しいこと等の理由により、用途によってガ
ラスに代替することができなかった。しかし、近年、ポ
リメチルメタクレート樹脂(以後PMMAと略記)やポ
リカボーネート樹脂(以後PCと略記)等の汎用エンジ
ニアリングプラスチック表面の耐擦傷性、耐薬品性を大
きく改善するハードコート処理技術が進歩し、従来ガラ
スが使われていた光学部品,自動車部品,電気製品,建
築材料等の分野で大量に使用されるようになった。
【0003】プラスチックのハードコート材は、ウレタ
ン樹脂,メラミン樹脂,アクリル樹脂等の有機樹脂系被
覆材と、有機シリケート,シリコーン樹脂,金属酸化物
等の無機系被覆材があり、工業的には有機系の紫外線硬
化型アクリル樹脂と無機系の加熱硬化型シリコーン樹脂
が使用されている。
【0004】アクリル樹脂系は経済性,生産性面で優れ
ているが、表面硬度,耐候性の面でシリコーン樹脂系に
劣るので、現在はシリコーン樹脂系が主流である。シリ
コーン樹脂系のハードコート剤は、本来の機能であるプ
ラスチック材料の表面保護性に加え、防曇性,帯電防止
性,光感応性,半導体性,反射防止性,誘電性等他の機
能を付加する試みが多くなされている。これらはハード
コート剤中に、これらの性能を付与する薬品を溶解もし
くは分散して保持させることにより行なわれている。
【0005】光の遮蔽性を持つものとして、シリコーン
樹脂系ハードコート剤に、フォトクロミック化合物を含
有させたものが提案されている。これは光量に応じて着
色度が変化することにより、太陽光の遮蔽性を調節する
ものであって、サングラス,窓材料等への応用が期待さ
れている。しかし、太陽光中の熱線即ち近赤外線の遮蔽
は不十分であって、又、フォトクロミック化合物は、一
般に時間とともに光劣化して機能を失い易く、光分解に
よる変色もあり、耐久性の点でも不十分であった。
【0006】これまで太陽光の近赤外線を効率良く吸収
することによる熱線遮蔽性ハードコート剤は開発されて
いない。
【0007】一方、太陽光の熱線を吸収もしくは反射す
ることにより遮蔽する遮蔽体としては、太陽熱遮断フイ
ルムが知られている。このフィルムは、ポエステルフイ
ルムを基材とし、接着剤を塗工して飛散防止機能を持た
せ、その上に、着色した層を設けたり、アルミニウムや
特殊金属の薄膜を蒸着して熱線遮蔽機能を持たせてい
る。
【0008】しかし、着色層は単なるグレージング染料
が使用されているにすぎず、熱線すなわち近赤外線を主
として吸収するものではないので、十分な熱線遮蔽能を
持たせようとすると、可視光も遮蔽され内部が暗くなっ
てしまうといった問題があった。
【0009】また、金属の蒸着層を設けたものは、近赤
外部及び可視部の反射率が高いので、熱線遮蔽性は良い
が、反射光による付近へのギラツキという環境上の問題
と、可視光の透過率が良くないので室内が暗くなるとい
う問題点がある。さらに、手間のかかる蒸着工程と蒸着
層の上を保護層を設けた多層構成にしなければならず、
高価であるといった問題がある。
【0010】更に、特開平2−3493号公報に、押出
機などにより粉体の近赤外線吸収用組成物を直接プラス
チック中に均一に分散して組み込むことにより、太陽光
の熱線を吸収して遮蔽する方法が開示されている。この
方法により、例えば100μ程度の薄膜状熱線遮蔽体を
得ようとすると、プラスチック中の近赤外吸収用組成物
の使用割合を高くする必要がある。そのため、可視光透
過性、フィルムの強度等の物性低下や押し出し成型に必
要な流動性が低下して、実用に足る熱線遮蔽性薄膜を得
ることができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑み
て、本発明は、軟質基材の表面保護機能と、長時間安定
して効率良く熱線を遮蔽する機能を合わせ有すると同時
に、可視光透過率が良く、かつ表面反射が少ない熱線遮
蔽体と、そのためのハードコート剤の提供を課題とし
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、熱線は主として近赤外領域の光であることから、近
赤外吸収色素をハードコート剤中に入れることを検討し
た。近赤外吸収色素は半導体レーザー光を使用する光記
録材料として用途が開かれかなりの種類のものが開発上
市されている。しかし、これらの近赤外吸収色素は近赤
外領域の特定の波長に吸収極大を有するため、熱線全体
としての遮断効果は不十分であり、また、可視部にも吸
収があってかなり強く着色しているものが多く、この点
でも適当な材料が見当たらなかった。さらに、これらの
色素は、耐熱性が不十分で、ハードコート剤の硬化温度
で性能が劣化したり、経時的に近赤外吸収性が低下した
り、溶解性が不十分で経時的に析出物が生じ透明なハー
ドコート層を得ることができないなど、本発明の課題を
満足に解決することができなかった。
【0013】そこで、更に研究を重ねた結果、直接近赤
外吸収色素を使用するのではなく、チオ尿素誘導体と有
機酸銅塩化合物を併用すれば、本願発明の上記課題が解
決することを見いだし本発明を完成した。
【0014】即ち、本願発明は、ハードコート剤を、ポ
リシロキサンと、下記の式(1) R1-NH−CS−NH−R2 (1) (式中R1 ,R2 は水素,炭素数1〜22個のアルキル
基,アリール基,アラルキル基,アルケニル基,5員環
あるいは6員環残基を表わし、各基は一個以上の炭素数
1〜10個のアルキル基,アリール基,アラルキル基,
アルケニル基,ニトロ基,ハロゲン基,水酸基,アミノ
基の置換基を有してもよい)で表わされるチオ尿素誘導
体化合物と有機酸銅塩化合物を、同時にあるいは別々に
均一に溶解して含有させたものとし、このハードコート
剤を基材表面に付着させ、加熱硬化して熱線吸収性ハー
ドコート層を有する熱線吸収遮蔽体とするものである。
ポリシロキサンをハードコート主成分とするハードコー
ト剤とハードコート皮膜を得る方法は、一般に、1971年
H.Dislish によって見出だされたゾル・ゲル法を応用す
ることにより得られる。この方法は、溶液を原料として
ゾル、ゲル過程を経てガラス質を合成する方法であり、
本発明のハードコート剤およびハードコート層もこの方
法を利用して得ることができる。
【0015】ハードコート剤は、主に3官能と4官能の
オルガノアルコキシシランモノマーを溶剤と酸あるいは
塩基の存在下に加水分解、部分縮合してポリシロキサン
とし、これをアルコール、セロソルブ、ケトンなどの溶
剤に溶解し、硬化触媒を加え、更に必要な機能に応じて
各種の添加剤を溶解して調整したゾルである。
【0016】4官能単位が多くなると堅くなる反面、ク
ラックが生成しやすくなる。これに2官能モノマーを導
入することにより可撓性が付与される半面、硬度が低下
する傾向がある。また、4官能単位としてコロイダルシ
リカを用いると高度と可撓性の双方を両立することが出
来る。
【0017】ハードコート皮膜を得るには、このゾルを
プラスチック等の表面を保護すべき軟質基材表面に、塗
布あるいは浸漬などにより付着させ加熱してゲル化させ
ることにより硬化する。ポリシロキサンは加熱すること
によってシラノール基が更に縮合し高分子量化すること
によって硬化しガラス状の表面が得られるのである。無
触媒のものは150℃以上の高温を必要とするので、ア
ルミニウム等の軟らかい金属の表面のハードコート処理
に使用されている。PC,PMMA等熱変形温度の低い
プラスチック材料の表面処理には、基材の耐熱性に合わ
せた温度で硬化させるため、酸,塩基,有機金属化合物
の触媒を用いて、150℃以下の低温で硬化処理を行
う。
【0018】例えば、ジエチレングリコールビスアリル
カーボネート樹脂に使用するハードコート剤は、エポキ
シ基含有シリコーン系ポリシロキサンが有効で、これを
基材に付着させた後、Al,Ti,Fe,Cr 等のアルコキシドや
キレート化合物、過塩素酸塩、ルイス酸あるいは白金を
硬化触媒として使用すると、常温程度の温度で硬化する
ことができる。特にアルミキレートは、エポキシ基の開
環重合とシラノール基の縮合の双方を促進する点で好ま
しい触媒である。
【0019】本発明で使用するハードコート用剤のポリ
シロキサンは、平均組成式:(RaSiO)nで示され
る。前記平均組成式において、Rは独立に置換もしくは
非置換の1価炭化水素基であり、aは1.90〜2.05の数で
あり、分子鎖末端が水酸基または、2或いは3個のアル
コシ基で封鎖されたものが適当である。
【0020】Rの例としては、メチル基,エチル基,フ
ロピル基,ブチル基,2-エチルブチル基,オクチル基な
どの炭素数1〜10個のアルキル基、シクロヘキシル
基,シクロペンチル基等の炭素数5〜8個のシクロアル
キル基,ビニル基,アリル基,ヘキセニル基などのアル
ケニル基、フェニル基,トリル基,キシリル基,ナフチ
ル基などのアリール基,ジフェニル基などのアリールベ
ンジル基,フェニルエチル基などのアルキル部の炭素数
が1〜10個のアラルキル基、またこれらの炭素原子に
結合した水素原子の一部または全部がハロゲン原子,シ
アノ基などで置換されたクロロメチル基,トリフルオロ
プロピル基,2-シアノエチル基,3-シアノプロピル基な
どの置換炭化水素基がある。
【0021】上記ポリシロキサンを主成分とするゾルに
添加する前記一般式(1)で表わされるチオ尿素化合物
は、ハードコート剤の溶剤に均一に溶解し、他の成分で
ある有機酸銅塩化合物と反応した時淡色あるいは無色の
化合物を与えるものを、適宜選択して使用する。これら
の中では1,3位のいずれかに芳香族環を有するものが
好ましく、その芳香族環にアルキル基を有するものは、
ハードコート剤の溶剤に対する溶解性が高く、特に好ま
しく使用することができる。具体的には以下のものを例
示することができる。
【0022】チオウレア 1−エチルチオウレア 1−フェニルチオウレア 1−m−ニトロフェニルチオウレア 1−p−アミノフェニルチオウレア 1,1−ジフェニルチオウレア 1,3−ジメチルチオウレア 1,3−ジシクロヘキシルチオウレア 1,3−ジステアリルチオウレア 1,3−ジベヘニルチオウレア 1,3−ジフェニルチオウレア 1,3−ジ−m−クロロフェニルチオウレア 1,3−ビス(2−ヒドロキシエチル)チオウレア 1−メチル−3−p−ヒドロキシフェニルチオウレア 1−エチル−3−フェニルチオウレア 1−エチル-3-p- クロロフェニルチオウレア 1−エチル−3−(2−ヒドロキシエチル)チオウレア 1ーフェニル−3−p−クロロフェニルチオウレア 1ーフェニル−3−p−メトキシフェニルチオウレア 1−p−ヒドロキシフェニル−3−フェニルチオウレア 1−p−ブロモフェニル−3−フェニルチオウレア 1−p−アミノフェニル−3−フェニルチオウレア 1−p−ニトロフェニル−3−フェニルチオウレア 1−(2−チオフェニル)−3−フェニルチオウレア 1−(2−チアゾリル)−3−フェニルチオウレア 1,1−ジベンジル−3−フェネチルチオウレア エチレンチオウレア 1−ベンジル−3−メタ−トルイル−チオウレア 1−ベンジル−3−メタ−クロロフェニル−チオウレア
【0023】また、チオ尿素誘導体とともに使用する有
機酸銅塩化合物は、ハードコート剤の溶剤に均一に所要
量溶解するもので、他の成分であるチオ尿素誘導体化合
物と反応した時、淡色あるいは無色の化合物を与えるも
のを選択して使用する。このような化合物としては、次
の化合物を例示することができる。
【0024】ステアリン酸銅 パルミチン酸銅 オレイン酸銅 ラウリル酸銅 安息香酸銅 パラトルイル酸銅 p−ターシャリブチル安息香酸銅 パラクロル安息香酸銅 p−フェニル安息香酸銅 o−ベンゾイル安息香酸銅 p−ニトロ安息香酸銅 アミノ安息香酸銅 ジエチルジカルバミン酸銅 アルキルベンゼンスルホン酸銅 p-トルエンスルホン酸銅 ナフタリンスルホン酸銅 ドデシルベンゼンスルホン酸銅 オルトフタル酸モノブチル銅塩 オルトフタル酸ベンジル銅塩 オルトフタル酸フェニル銅塩 オルトフタル酸アミル銅塩 オルトフタル酸プロピル銅塩 メタフタル酸モノブチル銅塩 フタル酸(メタ)アクリロイルオキシ-2- プロピル銅塩 フタル酸(メタ)アクリロイルオキシエチル銅塩 フタル酸(メタ)アクリロイルオキシ-2- ブチル銅塩 フタル酸(メタ)アクリロイルオキシ-2- アシル銅塩
【0025】これらの化合物の内、本発明者らの発明に
なる特開平3−246256号公報に記載したオルトフ
タル酸の(メタ)アクリルロイルエステルの銅塩やオル
トフタル酸モノエステルの銅塩は、ハードコート剤の溶
剤として使用されるアルコール、セロソルブルケトン等
の溶剤への溶解性の点で特に好ましいものである。
【0026】上記チオ尿素化合物と有機酸銅塩化合物
は、これら単独では勿論のこと、単に混合や溶解により
共存させただけでは実質的に近赤外線吸収性(熱線吸収
性)を持たない化合物である。ところが、これらチオ尿
素誘導体と銅化合物をほぼ均一に共存させた状態で80
℃以上、好ましくは90℃〜300℃に加熱すると、こ
れらの化合物は容易に反応し、反応生成物は、可視部の
吸収が小さく肉視では淡い着色しか示さないが、近赤外
領域の広い範囲にわたって強い吸収を生ずる。ポリシロ
キサンを主剤とするハードコート剤の硬化は、通常この
程度の温度で行なわれるので、これらチオ尿素誘導体と
銅化合物を含有するハードコート剤は、従来と全く同じ
条件で使用することができ、そして優れた熱線吸収性ハ
ードコート皮膜を得ることができる。
【0027】本発明の熱線吸収遮蔽体の基材は、紙、薄
葉紙、繊維、軟質金属、寒冷紗、天然あるいは合成樹脂
などであり、シリコーン系ハードコート表面と熱線吸収
性を必要とするものであればどのような種類の基材でも
良い。また、基材の形態も、フィルム、布、シート、ボ
ード、特定形状に成形した成形体などのような形態でも
よい。しかし、可視光透過性であって熱線吸収遮蔽性の
特徴を生かすためには、ポリメタクリル樹脂,ポリカー
ボネート樹脂,ポリエステル樹脂などの透明なプラスチ
ック基材との使用が好ましい。
【0028】本発明の熱線吸収遮蔽体は、上記基材の表
面に予め金属蒸着し、その上に本発明のハードコート組
成物を含有するハードコート剤で熱線吸収性ハードコー
ト皮膜を設けることにより、より効率の良い熱線遮蔽性
が得られるとともに、蒸着膜によるギラツキを抑えるこ
とができる。
【0029】本発明のハードコート剤は、市販のハード
コート用シリコーンワニスにチオ尿素化合物と有機酸銅
塩化合物を添加し、溶解して含有させることにより調整
することができる。また、シリコーンレジンを有機溶媒
に溶解してこれをシリコーンワニスとして用いることも
できる。チオ尿素誘導体化合物と有機酸銅塩化合物の添
加量は、使用する目的により適宜、実験で最適量を決め
ることができるが、一般的には、ポリシロキサン系ハー
ドコート剤の固形分100重量部に対してチオ尿素誘導
体と銅化合物は合計で5重量部〜50重量部であり、銅
化合物とチオ尿素誘導体のモル比率は1:3〜5程度で
ある。
【0030】チオ尿素誘導体化合物と有機酸銅塩化合物
は、同時にシリコーンワニスに溶解しても良いが、経時
的に不溶解物が析出することがあるので、ハードコート
用シリコーンワニスにチオ尿素誘導体化合物を溶かした
ものと、有機酸銅塩化合物を溶かしたものを別に用意
し、2液方式で保存する方が安定性の点で望ましい。使
用時には両液を混合して付着させるか、それぞれを別々
に重ねて付着させても良い。
【0031】また、前記2液方式で使用する場合は、基
材の表面に(A)ポリシロキサンと式1記載のチオ尿素
誘導体とを均一に溶解した液を塗布して、次いで(B)
ポリシロキサンと有機酸銅塩化合物とを均一に溶解した
液を塗布し、両液を基材に付着させるか、あるいはまず
(B)液を基材に塗布し、次いで(A)液を塗布し、両
液を付着させてもよい。そしてこれを加熱硬化させる
と、両液の界面に熱線吸収性ハードコート層が形成され
る。
【0032】基材上に、本願発明の熱線吸収用ハードコ
ート剤を付着させるには、フローコート,スプレーコー
ト,ディップコートなど通常の塗装,塗布方法が可能で
あり、乾燥及びセッテング後、80℃以上に加熱して硬
化し、表面に熱線吸収性機能をもったハードコート層を
つくることができる。その他にハードコート膜を設ける
方法としては、予め金型にシリコーン樹脂を塗布してか
ら成形するプリモールド加工法、PCフイルム片面に予
めハードコート処理したものを金型に装着し射出成形す
るCFI加工法を利用出来る。
【0033】対象とする基材の種類によリ、アニーリー
ング、プライマー使用の要否、種類を選択することが望
ましい。
【0034】
【作用】式(1)のチオ尿素誘導体と有機酸銅塩化合物
は、シリコーンワニスあるいはポリシロキサンを溶解す
る溶剤に溶解しており、この時点では近赤外線吸収能が
実質的になく、従って、熱線遮遮蔽機能もないが、基材
上に塗布あるいは含浸して付着させた後、加熱すること
により、ポリシロキサンは更に縮重合して高分子化しガ
ラス質に硬化するとともに、チオ尿素誘導体と有機酸銅
塩化合物が反応して広い範囲にわたり強い近赤外線吸収
性がある化合物が生成する。この反応生成物は、可視部
の着色も少なくハードコート層の透明性を損なわないの
で、可視部透過率が高い(明るい)にもかかわらず、近
赤外領域の熱線を幅広く吸収し、熱線を遮蔽する。
【0035】
【実施例】以下に、実施例により本願発明を具体的に説
明する。本願発明の熱線吸収用ハードコート剤の評価
は、ハードコート層を設けた熱線遮蔽体の性能により行
なった。熱線遮蔽体は、可視光を透過し、近赤外光を透
過させないものが良い性能の熱線遮蔽体である。その評
価は、JIS R 3106に規定されている可視光透過率および
日射透過率により行なった。可視光透過率が大きく、日
射透過率が小さいほど良い。実際の測定は、日立製作所
の直記分光光度計U-4000形と応用計測プログラムパッケ
ージを使用して、JIS R 3106に規定されている方法によ
って分光透過率を測定し、計算により可視光透過率・日
射透過率を求めた。性能評価の基準として、市販の厚さ
90μmの熱線遮断フィルム(サンシェード工業株式会
社製、NR254B)の可視光透過率及び日射透過率を用い
た。このフィルム可視光透過率及び日射透過率を上記方
法で求めたところ、可視光透過率が48%、日射透過率
が57%であった。
【0036】[実施例1]シリコーンワニス(東芝シリ
コーン製トスガード510 固形分21%)476重量部(以
下部は重量部を示す)にジフェニルチオウレア12部と
フタル酸メタクリロイルオキシエチル銅塩6部とを溶解
し、熱線吸収性ハードコート剤(近赤外線吸収用組成
液)を得る。基材として70μポリエステルフイルムに
メイヤーバーを使用して塗布し、常温で揮発溶媒をとば
し、セッテングを行った後、オーブンで150℃,2分
間加熱して加熱硬化を行い、透明な淡い鶯緑の熱線遮蔽
性フイルムが得られた。塗布量は固型分8g/m2 であ
った。また別にシリコーンワニスに代えてシリコーンレ
ジン(東レ・ダウコーニング・シリコーン製 SR2410 固
形分23%)430部に上記ジフェニルチオウレア12部
とフタル酸メタクリロイルオキシエチル銅塩6部を混合
し、これにメチルエチルケトン30部を加えて均一に溶
解させる以外上記と同様の方法を行なったところ、前記
と同様の透明な淡い鶯緑の熱線遮蔽性フィルムを得た。
その結果、実施例1で得たフィルムの可視光透過率はそ
れぞれ64%と63%で、日射透過率は45%と42%
であって、優れた熱線遮蔽性を示した。また、これらの
熱線遮蔽性フイルムはメタノール,アセトン,ベンゼ
ン,酢酸エチルに3日浸積しても全くハードコート層が
剥離するようなことはなく、熱線遮蔽性にも変化がなか
った。
【0037】[実施例2]シリコーンハードーコート剤
(Si801A:大八化学製 固形分30% )330部に1,3
−ジ−m−クロロフェニルチオウレア12部とフタル酸
メタクリロイルオキシエチル銅塩6部とを溶解し、熱線
吸収性ハードコート組成物を得る。70μポリエステル
フイルム上にメイヤーバーを塗布し、常温で揮発溶媒を
とばし、セッテングを行った後、オーブンで150℃、
2分間加熱して加熱硬化を行い、透明な淡い鶯緑の熱線
遮蔽性フイルムが得られた。塗布量は8g/m2 であっ
た。また、オルトフタル酸メタクリロイルオキシエチル
銅塩6部の代わりに、オルトフタル酸モノ−n−ブチル
銅塩8部を用いて、同様にして透明な淡い鶯緑の熱線遮
蔽性フイルムを得た。実施例1と同様の方法で、可視光
透過率・日射透過率を測定した。可視光透過率がそれぞ
れ63%と62%、日射透過率が47%と42%と優れ
た熱線遮蔽性を示した。また、この熱線遮蔽性フイルム
はメタノール、アセトン,ベンゼン,酢酸エチルに3日
浸積してもハードコート層の剥離が全く見られず、熱線
遮蔽性にも変化が見られなかった。また、Ultraviolet
Wheather meterを用いて、この熱線遮蔽性フィルムに5
00時間連続して紫外線を照射した後、再度日射透過率
を測定したところ、それぞれ50%と46%が保持され
ており、高い熱線遮蔽安定性が得られた。
【0038】[実施例3]実施例1で用いたシリコーン
ワニス476部に1,3−ジ−m−クロロフェニルチオ
ウレア24部とフタル酸メタクリロイルオキシエチル銅
塩12部とを溶解し、熱線吸収性ハードコート剤を得
る。2mmの厚さのPMMAとポリカーボネートの透明板
を熱線吸収性ハードコート剤に浸積して両面に付着さ
せ、常温で揮発溶媒をとばし、セッテングを行った後、
オーブンで150℃、2分間加熱して加熱硬化を行い、
透明な淡い鶯緑の熱線遮蔽性のPMMA板とポリカーボ
ネート板が得られた。付着量は固形分で6g/m2 であ
った。また、シリコーンワニス476部に代えてシリコ
ーンレジン(東レ・ダウコーニング・シリコーン製 SR2
420 固形分23%)400部に、1−ベンジル−3−メタ
−トルイルチオウレア10部とオルトフタル酸モノベン
ジル銅塩25部を混合し、これにメチルエチルケトン3
0部を加えて均一に溶解する以外上記と同様の方法を行
なったところ、前記と同様のPMMA板とポリカーボネ
ート板を得た。実施例1と同様の方法で、可視光透過率
・日射透過率を測定した。PMMA板の可視光透過率は
それぞれ70%と73%で、日射透過率はそれぞれ58
%と56%であり、、ポリカーボネート板の可視光透過
率はそれぞれ69%と67%で、日射透過率はそれぞれ
40%と39%と、優れた熱線遮蔽性を示した。また、
この熱線遮蔽性板をメタノール、アセトン,ベンゼン,
酢酸エチルに3日浸積したが、ハードコート層の剥離が
全く見られず、熱線遮蔽性にも変化が見られなかった。
実施例2と同様に500時間の紫外線照射によっても、
日射透過率はほとんど低下が見られなかった。
【0039】[比較例1]実施例1で使用したシリコー
ンワニス470部にフタル酸メタクリロイルオキシエチ
ル銅塩12部とを溶解し、比較例ハードコート剤を得
た。このハードコート剤を用いて実施例1と同様にして
70μポリエステルフイルム上にハードコート層を設け
たところ、透明な青色フイルムが得られた。このフィル
ムの可視光透過率は65%であったが、日射透過率は6
3%であって、実質的に熱線遮蔽性は無かった。
【0040】[比較例2]実施例1で使用したシリコー
ンワニス470部にジフェニルチオウレア12部を溶解
した比較例ハードコート剤を用いて実施例1と同様にし
て70μポリエステルフイルム上にハードコート層を設
けたところ無色透明なフイルムが得られた。このフィル
ムの可視光透過率は90%であったが、日射透過率は8
5%であって、実質的に熱線遮蔽性は無かった。シリコ
ーンワニスに代えて実施例1で用いたシリコーンレジン
を用いて、オルトフタル酸モノベンジル銅塩あるいはジ
フェニルチオウレアをそれぞれ単独で含有させたハード
コート剤を作成し、上記と同様に試験したが、結果は比
較例1及び比較例2と同様であった。
【0041】[比較例3]シリコーンハードコート剤
(Siオリゴマー2: 大八化学製 固形分 25%)400部
に次式で示される近赤外吸収色素IRG002(日本化薬製)
3部を溶解して実施例2と同様にして、フィルムを得
た。実施例2と同じ暴露試験を行なったところ、日射透
過率は85%で、ほとんど近赤外吸収性は消失した。
【0042】
【化1】
【0043】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明の熱線吸収用
ハードコート剤は、工業的に製造されているチオ尿素誘
導体と有機酸銅塩化合物を使用することができるから、
他の近赤外吸収剤に比べ安価であり、ポリシロキサンの
硬化工程の加熱を利用してハードコート層の形成と同時
に、ハードコート層中に近赤外線吸収剤を組み込むこと
ができるから、従来の熱線遮蔽体より安価でしかも簡単
な工程で製造可能となり、例えばカーポート等の大規模
な建造物に利用しやすくなる。また、どの様な基材でも
高硬度に表面処理された熱線吸収遮蔽体にすることが可
能であるから、複雑な形状の成形物を必要に応じ、後か
ら熱線吸収体とすることができる。更に、熱線吸収遮蔽
性を耐熱性のハードコート層のみで行ない、吸収した熱
エネルギーを表面に閉じ込めるため、基材の耐熱性が小
さいものにでも利用できるといった顕著な効果がある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリシロキサンと、下記の式(1) R1-NH−CS−NH−R2 (1) (式中R1 ,R2 は水素,炭素数1〜22個のアルキル
    基,アリール基,アラルキル基,アルケニル基,5員環
    あるいは6員環残基を現し、各基は一個以上の炭素数1
    〜10個のアルキル基,アリール基,アラルキル基,ア
    ルケニル基,ニトロ基,ハロゲン基,水酸基,アミノ基
    の置換基を有してもよい)で表わされるチオ尿素誘導体
    化合物と、有機酸銅塩化合物とが均一に溶解して含有さ
    れている熱線吸収用ハードコート剤。
  2. 【請求項2】 有機酸銅塩化合物が、オルトフタル酸モ
    ノエステル銅塩である請求項1による熱線吸収用ハード
    コート剤。
  3. 【請求項3】 基材の表面に、請求項1記載の熱線吸収
    用ハードコート剤を付着せしめ、加熱硬化させることに
    よって形成させた熱線吸収性ハードコート層を設けた熱
    線遮蔽体。
  4. 【請求項4】 基材が有機合成高分子である請求項3記
    載の熱線遮蔽体。
  5. 【請求項5】 基材表面に、金属烝着層を設け、その烝
    着層の上に請求項1記載の熱線吸収用ハードコート剤を
    付着せしめ、加熱硬化させることによって形成させた熱
    線吸収性ハードコート層を設けた熱線遮蔽体。
  6. 【請求項6】 (A)ポリシロキサンと式1記載のチオ
    尿素誘導体とを均一に溶解した液と、(B)ポリシロキ
    サンと有機酸銅塩化合物とを均一に溶解した液とより成
    る熱線吸収用ハードコート剤。
  7. 【請求項7】 基材の表面に、請求項6記載の(A)液
    と(B)液とを塗布して熱線吸収用ハードコート剤を付
    着させ、加熱硬化させることによって両液の界面に熱線
    吸収性ハードコート層を形成させた熱線吸収性ハードコ
    ート層を設けた熱線遮蔽体。
JP4157642A 1991-06-19 1992-06-17 熱線吸収用ハードコート剤及び熱線遮蔽体 Pending JPH05255643A (ja)

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US5393443A (en) 1995-02-28
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