JPH05255326A - イミダゾ[1,2−aピリジン、これらの化合物を含む医薬組成物及びそれらの調製法 - Google Patents

イミダゾ[1,2−aピリジン、これらの化合物を含む医薬組成物及びそれらの調製法

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JPH05255326A
JPH05255326A JP5022178A JP2217893A JPH05255326A JP H05255326 A JPH05255326 A JP H05255326A JP 5022178 A JP5022178 A JP 5022178A JP 2217893 A JP2217893 A JP 2217893A JP H05255326 A JPH05255326 A JP H05255326A
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JP5022178A
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Uwe Ries
リース ウーヴェ
Norbert Hauel
ハウエル ノルベルト
Berthold Narr
ナル ベルトールト
Meel Jacques Van
ヴァン メール ジャック
Wolfgang Wienen
ヴィーネン ヴォルフガンク
Michael Entzeroth
エンツェロート ミハエル
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Boehringer Ingelheim Pharma GmbH and Co KG
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Dr Karl Thomae GmbH
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6561Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom containing systems of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring or ring system, with or without other non-condensed hetero rings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンギオテンシン拮抗物質として有益なイミ
ダゾ[1,2−a]ピリジンを提供することにある。 【構成】(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン、(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−アセ
トキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン、
(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−シク
ロヘキシルアミノカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン及び(R,S)−2−n−プロ
ピル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフ
ェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン、これらの類縁体を含むイミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン並びにこれらの塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イミダゾ[1,2−
a]ピリジン、これらの化合物を含む医薬組成物及びそ
れらの調製法に関する。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
【0003】
【化14】
【0004】の新規なイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン、その鏡像体及びこれらの塩、特に、医薬上の使用の
ために、無機または有機の酸または塩基とのその生理学
上許される塩に関する。上記の一般式Iに於いて、Ra
は直鎖または分枝C1-6アルキル基、シクロアルキル基、
アルコキシ基により置換されたアルキル基、またはC1-4
アルコキシ基を表し、Rb は水素原子、フッ素原子、塩
素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、トリフルオロメチル基、ホルミル基、カル
ボキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、ニトロ
基、NH2CH2- 基、R1NHCH2- 基またはR1NR2CH2- 基
(式中、R1 及びR2 は、同じであってもよく、また異
なっていてもよく、C1-6アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルキルアルキル基、フェニル基もしくはフ
ェニルアルキル基を表し、またはR1 及びR2 は一緒に
なってC4-6-n- アルキレン基を表す)を表し、
【0005】Rc は水素原子、フッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子、必要によりアルコキシ基もしくはフェ
ニルアルコキシ基により置換されていてもよいアルキル
基、アルコキシ基、フェニルアルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、H2N-基、R1NH-基またはR1NR2-基(式
中、R1 及びR2 は先に定義されたとおりである)を表
し、Rd は水素原子またはアルキル基を表し、Re はカ
ルボキシ基、生体内でカルボキシ基に変換し得る基、ま
たはシアノ基、1H−テトラゾリル基、1−トリフェニ
ルメチル−テトラゾリル基、アルカンスルホニルアミノ
カルボニル基、フェニルスルホニルアミノカルボニル
基、フェニルアルカンスルホニルアミノカルボニル基、
トリフルオロメタンスルホニルアミノカルボニル基、ホ
スフィノ基、O−アルキル−ホスフィノ基、O−アラル
キル−ホスフィノ基、ホスホノ基、O−アルキル−ホス
ホノ基、O−アラルキル−ホスホノ基、O,O−ジアル
キルホスホノ基、ホスホノ−メチル基、O−アルキル−
ホスホノ−メチル基、O−アラルキル−ホスホノ−メチ
ル基、O−アリール−ホスホノ−メチル基、O,O−ジ
アルキル−ホスホノ−メチル基、ホスフェート基、O−
アルキル−ホスフェート基、O−アラルキル−ホスフェ
ート基、O−アリール−ホスフェート基またはO,O−
ジアルキル−ホスホリル基を表し、
【0006】Xは酸素原子、必要によりホルミル基、R
1 基もしくはR1 CO−基により置換されていてもよい
イミノ基、または-CO-基、-(HON=C)- 基もしくは-(R3
CR 4)- 基(式中、R3 は水素原子またはアルキル基で
あり、かつR4 は水素原子;カルボキシ基、アルコキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基またはヘテ
ロアリール基により置換されたアルコキシ基(そのヘテ
ロアリール基は炭素−炭素結合を介してアルコキシ基に
結合されている);2位、3位もしくは4位でヘテロア
リール基により置換されたアルコキシ基(そのヘテロア
リール基は炭素−窒素結合を介してアルコキシ基に結合
されている);ヒドロキシ基、ジアルキルホスホノメト
キシ基、アジド基、CHO-O-基、R1O-基、R5NR6-基、
1CO-O-基、R1O-CO-O-基、CHO-N R5-基、R1CO-N R
7 基、R1O-CO-N R5-基、R5NR6-CO-O- 基、R1SO2-O
- 基、R5 N R6-CO-NR5 - 基もしくはR1SO2-NR7-基
であり、またはR3 及びR4 は一緒になって1,2−エ
チレンジオキシ基または1,3−n−プロピレンジオキ
シ基を表し、上記の基中、R1 は先に定義されたとおり
であり、R5 及びR6 は、同じであってもよく、また異
なっていてもよく、水素原子を表し、または先にR1
びR2 に関して示された意味を有し、R7 は水素原子ま
たはアルキル基を表し、またはR1 及びR7 は一緒にな
ってC3-5−n−アルキレン基を表す)を表し、
【0007】特にことわらない限り、上記のアルキル部
分またはアルコキシ部分は1〜4個の炭素原子を含んで
もよく、また上記のシクロアルキル部分は3〜7個の炭
素原子を含んでもよく、かつ“アリール基”という用語
は、必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子、またはヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、
フェニルアルコキシ基、フェニル基、ニトロ基、アミノ
基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルカノ
イルアミノ基、シアノ基、カルボキシ基、アルコキシカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、トリフルオ
ロメチル基、アルカノイル基、アミノスルホニル基、ア
ルキルアミノスルホニル基もしくはジアルキルアミノス
ルホニル基により一置換または二置換されていてもよい
フェニル基(夫々のアルキル部分は1〜4個の炭素原子
を含んでもよい)、またはナフチル基を表し、かつ
【0008】“ヘテロアリール基”という用語は、炭素
原子またはイミノ基を介して結合され、そしてイミノ
基、酸素原子もしくは硫黄原子、またはイミノ基と酸素
原子、硫黄原子もしくは窒素原子を含む5員ヘテロ芳香
族環を表し、または炭素原子を介して結合され、そして
1個もしくは2個の窒素原子を含む6員ヘテロ芳香族環
を表し、上記のヘテロ芳香族環は炭素骨格中でC1-6アル
キル基またはフェニルアルキル基により置換されていて
もよく、夫々の場合に、二つの隣接する炭素原子を介し
て、n−プロピレン基、n−ブチレン基もしくは1,3
−ブタジエニル基が5員ヘテロ芳香族環及び6員ヘテロ
芳香族環の両方に結合されていてもよく、またはイミノ
基及び隣接する炭素原子を介して、n−ブチレン基もし
くは1,3−ブタジエニル基が5員ヘテロ芳香族環及び
6員ヘテロ芳香族環の両方に結合されていてもよく、ま
たこうして形成された環化されたピリジン環中で、メチ
ン基が窒素原子により置換されていてもよく、また形成
されたピリジン環の窒素原子に対し3位、4位のビニレ
ン基が硫黄原子により置換されていてもよく、またはこ
うして形成された環化されたフェニル環中で、1個もし
くは2個のメチン基がN原子により置換されていてもよ
く、更に炭素骨格中の上記の縮合された芳香族もしくは
ヘテロ芳香族の環はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子、またはアルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ
基、フェニル基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ
基、ジアルキルアミノ基、アルカノイルアミノ基、シア
ノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノ
カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキ
ルアミノカルボニル基、フルオロメチル基、ジフルオロ
メチル基、トリフルオロメチル基、アルカノイル基、ア
ミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基もしく
はジアルキルアミノスルホニル基により一置換されてい
てもよく、またはフッ素原子もしくは塩素原子またはメ
チル基、メトキシ基もしくはヒドロキシ基により二置換
されていてもよく、また互いに対し1,2位の二つのメ
チル置換基はメチレンブリッジまたはエチレンブリッジ
により互いに結合されていてもよく、また必要によりイ
ミダゾール環中に存在してもよいNH- 基はC1-6アルキル
基、フェニルアルキル基またはシクロアルキル基により
置換されていてもよい。
【0009】上記の一般式Iの新規化合物(式中、Re
はtert.-ブトキシカルボニル基、シアノ基または1−ト
リフェニルメチル−テトラゾリル基を表す)は有益な中
間体生成物であり、また上記の一般式Iのその他の化合
物及びその生理学上許される塩は有益な薬理学的性質を
有する。何となれば、それらはアンギオテンシン拮抗物
質、特にアンギオテンシンII拮抗物質であるからであ
る。こうして、本発明は上記の新規なイミダゾ[1,2
−a]ピリジンに関するだけでなく、一般式Iの上記の
薬理学上活性な化合物の一種または相当する生理学上許
される塩を含み、かつ高血圧及び心不全の治療に特に適
し、また虚血性末梢循環器障害、心筋虚血(アンギー
ナ)の治療、及び心筋梗塞後の心不全の進行の防止、糖
尿病性腎症、緑内障、胃腸障害及び膀胱疾患の治療に適
する新規な医薬組成物に関する。
【0010】前記の基Ra 〜Re 及びR1 〜R7 の定義
の例として、Ra は、例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブ
チル基、tert.-ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチ
ル基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル
基、1,1−ジメチル−ブチル基、2,2−ジメチル−
ブチル基、3,3−ジメチル−ブチル基、シクロプロピ
ル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、シクロヘプチル基、メトキシ−メチル基、2−
メトキシ−エチル基、3−メトキシ−n−プロピル基、
エトキシ−メチル基、2−エトキシ−エチル基、3−エ
トキシ−n−プロピル基、n−プロピルオキシ−メチル
基、2−(n−プロピルオキシ)エチル基、3−(n−
プロピルオキシ)−n−プロピル基、イソプロピルオキ
シ−メチル基、2−イソプロピルオキシ−エチル基、3
−イソプロピルオキシ−n−プロピル基、メトキシ基、
エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキ
シ基、n−ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基または
tert.-ブチルオキシ基を表してもよく、Rb は水素原
子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、シアノ
基、ニトロ基、ホルミル基、カルボキシ基、メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブトキ
シカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert. ブ
トキシカルボニル基、トリフルオロメチル基、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、ヒド
ロキシメチル基、アミノメチル基、ジメチルアミノメチ
ル基、ジエチルアミノメチル基、ジ−n−プロピルアミ
ノメチル基、ジイソプロピルアミノメチル基、ジ−n−
ブチルアミノメチル基、ジ−イソブチルアミノメチル
基、(ピロリジン−1−イル)−メチル基、(ピペリジ
ン−1−イル)−メチル基またはモルホリノメチル基を
表してもよく、
【0011】Rc は水素原子、フッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピ
ルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ベンジルオキシ
基、2−フェニルエチルオキシ基、3−フェニル−n−
プロピルオキシ基、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、メトキシメチル基、2−メトキシ
−エチル基、エトキシメチル基、2−エトキシメチル
基、n−プロピルオキシメチル基、2−(n−プロピル
オキシ)エチル基、イソプロピルオキシメチル基、ベン
ジルオキシメチル基、2−ベンジルオキシエチル基、2
−フェニルエチルオキシメチル基、トリフルオロメチル
基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プ
ロピルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、ピロリジン
−1−イル基またはピペリジン−1−イル基を表しても
よく、Rd は水素原子、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基
またはtert. ブチル基を表してもよく、
【0012】Re はカルボキシ基、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、n−プロピルオキシカルボ
ニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、n−ブチル
オキシカルボニル基、イソブチルオキシカルボニル基、
tert. ブチルオキシカルボニル基、n−ペンチルオキシ
カルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基、ベン
ジルオキシカルボニル基、1−フェニルエトキシカルボ
ニル基、2−フェニルエトキシカルボニル基、3−フェ
ニル−プロピルオキシカルボニル基、アセトキシメチル
オキシカルボニル基、プロピオニルオキシメトキシカル
ボニル基、n−ブチリルオキシメトキシカルボニル基、
イソブチリルオキシメトキシカルボニル基、1−(アセ
チルオキシ)エトキシカルボニル基、1−(イソブチリ
ルオキシ)−エトキシカルボニル基、ベンゾイルオキシ
メトキシカルボニル基、シンナミルオキシカルボニル
基、ピバロイルオキシメトキシカルボニル基、1−(エ
トキシカルボニルオキシ)−エトキシカルボニル基、メ
トキシメトキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカ
ルボニル−メトキシカルボニル基、1−(シクロヘキシ
ルオキシカルボニルオキシ)−エトキシカルボニル基、
シクロペンチルカルボニルオキシメトキシカルボニル
基、(1,3−ジオキサ−2−オキソ−4−メチル−シ
クロペンテン−5−イル)メトキシカルボニル基、シア
ノ基、1H−テトラゾリル基、
【0013】1−トリフェニルメチル−テトラゾリル
基、メチルスルホニルアミノカルボニル基、エチルスル
ホニルアミノカルボニル基、n−プロピルスルホニルア
ミノカルボニル基、イソプロピルスルホニルアミノカル
ボニル基、フェニルスルホニルアミノカルボニル基、ベ
ンジルスルホニルアミノカルボニル基、1−フェニル−
エチルスルホニルアミノカルボニル基、2−フェニル−
エチルスルホニルアミノカルボニル基、1−フェニル−
n−プロピルスルホニルアミノカルボニル基、2−フェ
ニル−n−プロピルスルホニルアミノカルボニル基、3
−フェニル−n−プロピルスルホニルアミノカルボニル
基、トリフルオロメタンスルホニルアミノカルボニル
基、ホスフィノ基、O−メチル−ホスフィノ基、O−エ
チル−ホスフィノ基、O−n−プロピル−ホスフィノ
基、O−イソプロピル−ホスフィノ基、O−ベンジル−
ホスフィノ基、ホスホノ基、O−メチル−ホスホノ基、
O−エチル−ホスホノ基、O−n−プロピル−ホスホノ
基、O−イソプロピル−ホスホノ基、O−ベンジル−ホ
スホノ基、O,O−ジメチル−ホスホノ基、O,O−ジ
エチル−ホスホノ基、O,O−ジ−(n−プロピル)ホ
スホノ基、O,O−ジ−(イソプロピル)ホスホノ基、
ホスホノメチル基、O−メチル−ホスホノメチル基、O
−エチル−ホスホノメチル基、O−n−プロピル−ホス
ホノメチル基、O−イソプロピル−ホスホノメチル基、
O−ベンジル−ホスホノメチル基、O,O−ジメチル−
ホスホノメチル基、O,O−ジエチル−ホスホノメチル
基、O,O−ジ−(n−プロピル)ホスホノメチル基、
O,O−ジ−(イソプロピル)ホスホノメチル基、ホス
フェート基、O−メチル−ホスフェート基、O−エチル
−ホスフェート基、O−n−プロピル−ホスフェート
基、O−イソプロピル−ホスフェート基、O−ベンジル
−ホスフェート基、O−フェニル−ホスフェート基、
O,O−ジメチル−ホスホリル基、O,O−ジエチル−
ホスホリル基、O,O−ジ−(n−プロピル)ホスホリ
ル基またはO,O−ジ−(イソプロピル)ホスホリル基
を表してもよく、
【0014】R1 及びR2 は夫々メチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、tert. ブチル基、n−ペンチル基、イソペン
チル基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシ
ル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロ
プロピルメチル基、2−シクロプロピルエチル基、3−
シクロプロピル−n−プロピル基、4−シクロプロピル
−n−ブチル基、シクロブチルメチル基、2−シクロブ
チルエチル基、3−シクロブチル−n−プロピル基、4
−シクロブチル−n−ブチル基、シクロペンチルメチル
基、2−シクロペンチルエチル基、3−シクロペンチル
−n−プロピル基、4−シクロペンチル−n−ブチル
基、シクロヘキシルメチル基、2−シクロヘキシル−エ
チル基、3−シクロヘキシル−n−プロピル基、4−シ
クロヘキシル−n−ブチル基、シクロヘプチルメチル
基、2−シクロヘプチルエチル基、3−シクロヘプチル
−n−プロピル基、4−シクロヘプチル−n−ブチル
基、フェニル基、フェニルメチル基、1−フェニルエチ
ル基、2−フェニルエチル基、1−フェニル−n−プロ
ピル基、2−フェニル−n−プロピル基または3−フェ
ニル−n−プロピル基を表してもよく、R1 及びR2
一緒になってn−ブチレン基、n−ペンチレン基または
n−ヘキシレン基を表してもよく、R3 は水素原子、ま
たはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基もしくはtert. ブチ
ル基を表してもよく、
【0015】R4 は水素原子、カルボキシメトキシ基、
2−カルボキシ−エトキシ基、3−カルボキシ−プロポ
キシ基、4−カルボキシ−ブトキシ基、メトキシカルボ
ニルメトキシ基、2−メトキシカルボニル−エトキシ
基、3−メトキシカルボニル−プロポキシ基、4−メト
キシカルボニル−ブトキシ基、エトキシカルボニルメト
キシ基、2−エトキシカルボニル−エトキシ基、3−エ
トキシカルボニル−プロポキシ基、4−エトキシカルボ
ニル−ブトキシ基、イソプロピルオキシカルボニルメト
キシ基、2−n−ブトキシカルボニル−エトキシ基、3
−イソブトキシカルボニル−プロポキシ基、4−tert.
ブトキシカルボニル−ブトキシ基、アミノカルボニルメ
トキシ基、2−アミノカルボニル−エトキシ基、3−ア
ミノカルボニル−プロポキシ基、4−アミノカルボニル
−ブトキシ基、メチルアミノカルボニルメトキシ基、2
−メチルアミノカルボニル−エトキシ基、3−メチルア
ミノカルボニル−プロポキシ基、4−メチルアミノカル
ボニル−ブトキシ基、エチルアミノカルボニル−メトキ
シ基、2−エチルアミノカルボニル−エトキシ基、3−
エチルアミノカルボニル−プロポキシ基、4−エチルア
ミノカルボニル−ブトキシ基、n−プロピルアミノカル
ボニルメトキシ基、2−n−プロピルアミノカルボニル
−エトキシ基、3−n−プロピルアミノカルボニル−プ
ロポキシ基、4−n−プロピルアミノカルボニル−ブト
キシ基、イソプロピルアミノカルボニルメトキシ基、2
−n−ブチルアミノカルボニル−エトキシ基、3−イソ
ブチルアミノカルボニル−プロポキシ基、4−イソプロ
ピルアミノカルボニル−ブトキシ基、ジメチルアミノカ
ルボニルメトキシ基、2−ジメチルアミノカルボニル−
エトキシ基、3−ジメチルアミノカルボニル−プロポキ
シ基、4−ジメチルアミノカルボニル−ブトキシ基、
【0016】ジエチルアミノカルボニルメトキシ基、2
−ジエチルアミノカルボニル−エトキシ基、3−ジエチ
ルアミノカルボニル−プロポキシ基、4−ジエチルアミ
ノカルボニル−ブトキシ基、ジ−n−プロピルアミノカ
ルボニルメトキシ基、2−ジ−n−プロピルアミノカル
ボニル−エトキシ基、3−ジ−n−プロピルアミノカル
ボニル−プロポキシ基、O,O−ジメチルホスホノ−メ
トキシ基、O,O−ジエチルホスホノ−メトキシ基、4
−ジ−n−プロピルアミノカルボニル−ブトキシ基、ジ
イソプロピルアミノカルボニルメトキシ基、2−ジ−n
−ブチルアミノカルボニル−エトキシ基、3−ジイソブ
チルアミノカルボニル−プロポキシ基、4−ジ−n−ブ
チルアミノカルボニル−ブトキシ基、アジド基、2−
(イミダゾール−1−イル)−エトキシ、3−(イミダ
ゾール−1−イル)−プロポキシ基、4−(イミダゾー
ル−1−イル)−ブトキシ基、2−(ベンゾイミダゾー
ル−1−イル)−エトキシ基、3−(ベンゾイミダゾー
ル−1−イル)−プロポキシ基、4−(ベンゾイミダゾ
ール−1−イル)−ブトキシ基、
【0017】キノリン−2−イル−メトキシ基、2−
(キノリン−2−イル)−エトキシ基、3−(キノリン
−2−イル)−プロポキシ基、4−(キノリン−2−イ
ル)−ブトキシ基、イソキノリン−1−イル−メトキシ
基、2−(イソキノリン−1−イル)−エトキシ基、3
−(イソキノリン−1−イル)−プロポキシ基、4−
(イソキノリン−1−イル)−ブトキシ基、イソキノリ
ン−3−イル−メトキシ基、2−(イソキノリン−3−
イル)−エトキシ基、3−(イソキノリン−3−イル)
−プロポキシ基、4−(イソキノリン−3−イル)−ブ
トキシ基、ピリジン−2−イル−メトキシ基、2−(ピ
リジン−2−イル)−エトキシ基、3−(ピリジン−2
−イル)−プロポキシ基、4−(ピリジン−2−イル)
−ブトキシ基、ピリジン−3−イル−メトキシ基、2−
(ピリジン−3−イル)−エトキシ基、3−(ピリジン
−3−イル)−プロポキシ基、4−(ピリジン−3−イ
ル)−ブトキシ基、ピリジン−4−イル−メトキシ基、
2−(ピリジン−4−イル)−エトキシ基、3−(ピリ
ジン−4−イル)−プロポキシ基、4−(ピリジン−4
−イル)−ブトキシ基、
【0018】4−メチルイミダゾール−2−イル−メト
キシ基、2−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−
エトキシ基、2−(1−メチルイミダゾール−5−イ
ル)−エトキシ基、2−(1−n−ヘキシルイミダゾー
ル−4−イル)−エトキシ基、2−(1−n−ヘキシル
イミダゾール−5−イル)−エトキシ基、1−ベンジル
イミダゾール−4−イル−メトキシ基、2−(1−ベン
ジルイミダゾール−5−イル)−エトキシ基、2−
(1,2−ジメチル−イミダゾール−4−イル)−エト
キシ基、2−(1,2−ジメチル−イミダゾール−5−
イル)−エトキシ基、2−(2−メチル−イミダゾール
−1−イル)−エトキシ基、2−(2−n−ブチル−4
−メチル−イミダゾール−1−イル)−エトキシ基、2
−(2−n−ブチル−5−メチル−イミダゾール−1−
イル)−エトキシ基、2−(1−ベンジル−2−メチル
−イミダゾール−4−イル)−エトキシ基、2−(1−
ベンジル−2−メチル−イミダゾール−5−イル)−エ
トキシ基、2−(4,5−トリメチレン−イミダゾール
−2−イル)−エトキシ基、2−(4,5−トリメチレ
ン−イミダゾール−1−イル)−エトキシ基、2−
(4,5−トリメチレン−2−メチル−イミダゾール−
1−イル)−エトキシ基、2−(ベンゾイミダゾール−
2−イル)−エトキシ基、2−(1−メチルベンゾイミ
ダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(1−エチル
ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−
(1−n−プロピル−ベンゾイミダゾール−2−イル)
−エトキシ基、2−(1−イソプロピルベンゾイミダゾ
ール−2−イル)−エトキシ基、2−(1−n−ブチル
ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−
(1−イソブチルベンゾイミダゾール−2−イル)−エ
トキシ基、2−(1−n−ペンチルベンゾイミダゾール
−2−イル)−エトキシ基、2−(1−n−ヘキシルベ
ンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、
【0019】2−(5−ニトロ−ベンゾイミダゾール−
1−イル)−エトキシ基、2−(5−アミノ−ベンゾイ
ミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5−アセ
トアミド−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ
基、2−(5−メチル−ベンゾイミダゾール−2−イ
ル)−エトキシ基、2−(5−メトキシ−ベンゾイミダ
ゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5−エトキシ
−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−
(5−メチル−ベンゾイミダゾール−1−イル)−エト
キシ基、2−(6−メチル−ベンゾイミダゾール−1−
イル)−エトキシ基、2−(4−メチル−ベンゾイミダ
ゾール−1−イル)−エトキシ基、2−(5−クロロ−
ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−
(5−クロロ−ベンゾイミダゾール−1−イル)−エト
キシ基、2−(6−クロロ−1−メチル−ベンゾイミダ
ゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5,6−ジメ
トキシ−1−メチル−ベンゾイミダゾール−2−イル)
−エトキシ基、2−(5,6−ジメトキシ−ベンゾイミ
ダゾール−1−イル)−エトキシ基、2−(5−フルオ
ロ−1−メチル−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エ
トキシ基、2−(6−フルオロ−ベンゾイミダゾール−
1−イル)−エトキシ基、2−(5−トリフルオロメチ
ル−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2
−(5−トリフルオロメチル−ベンゾイミダゾール−1
−イル)−エトキシ基、2−(5−カルボキシ−1−メ
チル−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、
【0020】2−(5−アミノカルボニル−ベンゾイミ
ダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5−アミノ
カルボニル−ベンゾイミダゾール−1−イル)−エトキ
シ基、2−(5−メトキシカルボニル−1−メチル−ベ
ンゾイミダゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5
−メチルアミノカルボニル−1−メチル−ベンゾイミダ
ゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(5−メチルア
ミノカルボニル−ベンゾイミダゾール−1−イル)−エ
トキシ基、2−(4,5,6,7−テトラヒドロ−ベン
ゾイミダゾール−1−イル)−エトキシ基、2−(4,
5,6,7−テトラヒドロ−1−メチル−ベンゾイミダ
ゾール−2−イル)−エトキシ基、2−(4,5,6,
7−テトラヒドロ−1−エチル−ベンゾイミダゾール−
2−イル)−エトキシ基、2−(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−n−ブチル−ベンゾイミダゾール−2−
イル)−エトキシ基、2−(4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−1−n−ヘキシル−ベンゾイミダゾール−2−イ
ル)−エトキシ基、
【0021】(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−
イル)−メトキシ基、(5−メチル−イミダゾ[1,2
−a]ピリジン−2−イル)−メトキシ基、(6−メチ
ル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−メ
トキシ基、(7−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン−2−イル)−メトキシ基、(8−メチル−イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−メトキシ基、
(5,7−ジメチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル)−メトキシ基、(6−アミノカルボニル−
イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−メトキ
シ基、(6−クロロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル)−メトキシ基、(6−ブロモ−イミダゾ
[1,2−a]ピリジン−2−イル)−メトキシ基、
(5,6,7,8−テトラヒドロ−イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−2−イル)−メトキシ基、(イミダゾ
[1,2−a]ピリジン−2−イル)−メトキシ基、
(5,7−ジメチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル)−メトキシ基、2−(イミダゾ[4,5−
b]ピリジン−2−イル)−エトキシ基、2−(1−メ
チル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−
エトキシ基、2−(イミダゾ[4,5−b]ピリジン−
1−イル)−エトキシ基、2−(4−メチル−イミダゾ
[4,5−b]ピリジン−2−イル)−エトキシ基、2
−(6−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2
−イル)−エトキシ基、2−(4−メチル−イミダゾ
[4,5−b]ピリジン−1−イル)−エトキシ基、2
−(6−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1
−イル)−エトキシ基、
【0022】2−(イミダゾ[4,5−c]ピリジン−
1−イル)−エトキシ基、2−(1−メチル−イミダゾ
[4,5−c]ピリジン−2−イル)−エトキシ基、2
−(1−n−ヘキシル−イミダゾ[4,5−c]ピリジ
ン−2−イル)−エトキシ基、2−(イミダゾ[2,1
−b]チアゾール−6−イル)−エトキシ基、2−(3
−メチル−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−イ
ル)−エトキシ基、2−(2−フェニル−イミダゾ
[2,1−b]チアゾール−6−イル)−エトキシ基、
2−(3−フェニル−イミダゾ[2,1−b]チアゾー
ル−6−イル)−エトキシ基、2−(2,3−ジメチル
−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−イル)−エ
トキシ基、2−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−
2−イル)−エトキシ基、2−(イミダゾ[1,2−
a]ピラジン−2−イル)−エトキシ基、2−(イミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−エトキシ
基、2−(イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イ
ル)−エトキシ基、2−(プリン−8−イル)−エトキ
シ基または2−(プリン−9−イル)−エトキシ基を表
してもよく、R5 は水素原子を表し、またR1 に関して
示された定義を表し、R6 は水素原子を表すだけでな
く、R1 に関して示された定義を表し、R7 は水素原
子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基またはイソブチル基を表し、R1-CO
-NR7-基はピロリジン−2−オン基、ピペリジン−2−
オン基またはヘキサメチレンイミン−2−オン基を表し
てもよく、かつR1-SO2-N R7-基はプロパンスルタム
基、ブタンスルタム基またはペンタンスルタム基を表し
てもよい。
【0023】一般式Iの好ましい化合物は、Ra が直鎖
または分枝C1-4アルキル基、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、アルコキシ基、メトキシメチル基またはエト
キシメチル基を表し、Rb が水素原子、塩素原子もしく
は臭素原子、アルキル基、アミノメチル基、R1NHCH2-
基またはR1NR2CH2- 基(式中、R1 及びR2 は、同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、C1-4アルキ
ル基、シクロヘキシル基、フェニル基またはベンジル基
を表し、またはR1 及びR2 は一緒になってn-ブチレン
基を表す)を表し、Rc が水素原子、塩素原子もしくは
臭素原子、アルキル基またはトリフルオロメチル基を表
し、Rd が水素原子またはアルキル基を表し、Re がカ
ルボキシ基または1H−テトラゾール−5−イル基を表
し、
【0024】Xが酸素原子、必要によりホルミル基、R
1 基もしくはR1 CO−基により置換されていてもよい
イミノ基、または-CO-基、-(HON=C)- 基もしくは-(R3
CR 4)- 基(式中、R3 は水素原子またはアルキル基を
表し、かつR4 は水素原子;カルボキシ基、アルコキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基またはヘテ
ロアリール基により置換されたアルコキシ基(そのヘテ
ロアリール基は炭素−炭素結合を介してアルコキシ基に
結合されている);2位、3位もしくは4位でヘテロア
リール基により置換されたアルコキシ基(そのヘテロア
リール基は炭素−窒素結合を介してアルコキシ基に結合
されている);ヒドロキシ基、R1O- 基、R1CO-O-基、
1O-CO-O-基、アジド基、R5NR6-基、CHO-N R5-基、
1-CO-NR7-基、R1O-CO-N R5-基、R5NR6-CO-O-
基、R1SO2-O- 基、R5 N R6-CO-NR5 - 基もしくはR
1SO2-NR7-基を表し、上記の基中、R1 は先に定義され
たとおりであり、R5 及びR6 は、同じであってもよ
く、また異なっていてもよく、水素原子を表し、または
先にR1 に関して示された意味を有し、R7 は水素原子
またはアルキル基を表し、またはR1 及びR7 は一緒に
なってC3-5−n−アルキレン基を表す)を表し、特にこ
とわらない限り、上記のアルキル部分またはアルコキシ
部分は1〜3個の炭素原子を含んでもよく、また上記の
シクロアルキル部分は3〜7個の炭素原子を含んでもよ
い化合物、その鏡像体及びこれらの塩、特に医薬上の使
用のために、無機または有機の酸または塩基とそれらの
生理学上許される塩である。
【0025】上記の一般式Iの特に好ましい化合物は、
a がC2-4アルキル基を表し、Rb が水素原子を表し、
c が水素原子またはメチル基を表し、Rd が水素原子
を表し、Re がカルボキシ基または1H−テトラゾリル
基を表し、かつXがカルボニル基;または必要によりヒ
ドロキシ基、メトキシ基、ベンジルオキシ基、ピリジル
メトキシ基、アセトキシ基、エトキシカルボニルメトキ
シ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基またはシクロ
ヘキシルアミノカルボニルオキシ基により置換されてい
てもよいメチレン基を表す化合物、その鏡像体及びこれ
らの塩、特に医薬上の使用のために、無機または有機の
酸または塩基とそれらの生理学上許される塩である。
【0026】本発明によれば、これらの化合物は下記の
方法により得られる。 a)一般式Iの化合物(式中、Xは-(HO-CR3)- 基を表
し、かつRb は水素原子、フッ素原子もしくは塩素原子
またはアルキル基もしくはトリフルオロメチル基を表
す)を調製するために、 一般式
【0027】
【化15】
【0028】(式中、Ra 、Rc 及びRd は先に定義さ
れたとおりであり、かつRb ' は水素原子、フッ素原子
もしくは塩素原子またはアルキル基もしくはトリフルオ
ロメチル基を表す)のイミダゾ[1,2−a]ピリジン
を一般式
【0029】
【化16】
【0030】(式中、Re 及びR3 は先に定義されたと
おりである)のビフェニル化合物と反応させる方法。そ
の反応は、一般式IIの化合物に対し、強塩基、例えば、
カリウムtert. ブトキシド、水素化ナトリウム、リチウ
ムアミド、ナトリウムアミド、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウム-2,2,6,6- テトラメチルピペリジド、
リチウムヘキサメチルジシラジドまたは有機リチウム化
合物、例えば、メチルリチウム、エチルリチウム、n−
ブチルリチウム、sec.- ブチルリチウム、tert. ブチル
リチウム、フェニルリチウムもしくは必要によりn−ブ
チルリチウムとカリウムtert.ブトキシド、n−ブチル
リチウムとN,N,N',N'-テトラメチレンエチレンジアミン
もしくはn−ブチルリチウムとN,N,N',N'-テトラメチレ
ンエチレンジアミンとカリウムtert. ブトキシドの等モ
ル量の混合物の作用のもとに(例えば、“Lambert Bran
dsma,Hermann Verkruisse,Preparative Polar Organome
tallic Chemistry1,Springer Verlag 1987"を参照のこ
と)、都合よくは溶媒または溶媒の混合物、例えば、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンまた
は液体アンモニア中で、-100〜20℃の温度、好ましくは
-78 ℃〜-20 ℃の温度で行われ、続いて-100℃〜-50 ℃
の温度、好ましくは-78 ℃で一般式III の化合物と反応
させられ、続いて20℃〜50℃、好ましくは周囲温度に加
熱されることにより行われる。
【0031】b)一般式Iの化合物(式中、Re はカルボ
キシ基を表す)を調製するために、 一般式
【0032】
【化17】
【0033】(式中、Ra 〜Rd 及びXは先に定義され
たとおりであり、かつRe ' は加水分解、熱分解または
水添分解によりカルボキシ基に変換し得る基を表す)の
化合物を相当するカルボキシル化合物に変換する方法。
例えば、未置換または置換アミド、エステル、チオール
エステル、オルトエステル、イミノエーテル、アミジン
もしくは酸無水物の如きカルボキシ基の官能誘導体、ニ
トリル基またはテトラゾリル基は加水分解によりカルボ
キシ基に変換でき、三級アルコールとのエステル、例え
ば、tert. ブチルエステルは熱分解によりカルボキシ基
に変換でき、そしてアラルカノールとのエステル、例え
ば、ベンジルエステルは水添分解によりカルボキシ基に
変換し得る。
【0034】その加水分解は、塩酸、硫酸、リン酸、ト
リクロロ酢酸もしくはトリフルオロ酢酸の如き酸の存在
下で、または水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム
の如き塩基の存在下で、適当な溶媒、例えば、水、水/
メタノール、エタノール、水/エタノール、水/イソプ
ロパノールまたは水/ジオキサン中で-10 ℃〜120 ℃の
温度、例えば、周囲温度〜反応混合物の沸騰温度の温度
で都合よく行われる。加水分解がトリクロロ酢酸または
トリフルオロ酢酸の如き有機酸の存在下で行われる場
合、存在するアルコール性ヒドロキシ基がトリフルオロ
アセトキシ基の如き相当するアシルオキシ基に同時に変
換し得る。
【0035】一般式IVの化合物中のRe ' がシアノ基ま
たはアミノカルボニル基を表す場合、これらの基はまた
亜硝酸塩、例えば、亜硝酸ナトリウムを用いて硫酸(こ
れはまた同時に溶媒として使用し得る)の如き酸の存在
下で0〜50℃の温度でカルボキシ基に変換し得る。一般
式IVの化合物中のRe ' が例えばtert. ブチルオキシカ
ルボニル基を表す場合、そのtert. ブチル基はまた必要
により塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼン、トルエ
ン、テトラヒドロフランまたはジオキサンの如き不活性
溶媒中で、好ましくは触媒量の酸、例えば、p−トルエ
ンスルホン酸、硫酸、リン酸またはポリリン酸の存在下
で、好ましくは使用される溶媒の沸騰温度、例えば、40
℃〜100 ℃の温度で熱開裂し得る。
【0036】一般式IVの化合物中のRe ' が例えばベン
ジルオキシカルボニル基を表す場合、そのベンジル基は
またパラジウム/木炭の如き水素化触媒の存在下でメタ
ノール、エタノール、エタノール/水、氷酢酸、酢酸エ
チル、ジオキサンまたはジメチルホルムアミドの如き適
当な溶媒中で、好ましくは0〜50℃の温度、例えば、周
囲温度で、1〜5バールの水素圧のもとに水添分解によ
り開裂し得る。水添分解中に、その他の基が同時に還元
でき、例えば、ニトロ基がアミノ基に還元でき、ベンジ
ルオキシ基がヒドロキシ基に還元でき、ビニリデン基が
相当するアルキリデン基に還元でき、またはケイ皮酸基
が相当するフェニルプロピオン酸基に還元でき、または
それらが水素原子により置換でき、例えば、ハロゲンが
水素原子により置換し得る。
【0037】c)一般式Iの化合物(式中、Xはカルボニ
ル基を表す)を調製するために、 一般式
【0038】
【化18】
【0039】(式中、Ra 〜Re は先に定義されたとお
りである)の化合物の酸化。その酸化は、溶媒または溶
媒の混合物、例えば、アセトン、ピリジン、水/ピリジ
ン、氷酢酸、ジクロロメタンまたはクロロホルム中で-2
0 〜100 ℃の温度で行われることが好ましい。使用され
る酸化剤は、例えば、氷酢酸もしくはアセトン中のクロ
ム酸、またはジクロロメタン中の変性クロム酸試薬、例
えば、ピリジニウムクロロクロメートもしくはピリジニ
ウムジクロメート、クロロホルム中の二酸化マンガン、
氷酢酸、ピリジンもしくはアセトン中の過マンガン酸カ
リウム、無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、ジシクロヘ
キシルカルボジイミドまたはオキサリルクロリド及びト
リエチルアミンと組み合わせた氷酢酸、ジメチルスルホ
キシド中の次亜塩素酸ナトリウムであってもよく、好ま
しくは0〜20℃の温度で行われる。
【0040】d)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R3CH)
- 基を表す)を調製するために、 一般式
【0041】
【化19】
【0042】(式中、Ra 〜Re 及びR3 は先に定義さ
れたとおりであり、かつZ1 は水素化物により置換し得
る基、例えば、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原
子、ヒドロキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基、
8-CO- 基またはR8-CS- 基(式中、R8 はフェニル
基、フェニルオキシ基、フェニルチオ基またはC1-3アル
コキシ基を表す)を表す)の化合物を有機金属水素化物
で還元する方法。その反応は、溶媒または溶媒の混合
物、例えば、ベンゼンまたはトルエン中で有機金属水素
化物、例えば、トリ−n−ブチルスズヒドリドまたはト
リ−n−プロピルシランを使用して50〜150 ℃の温度、
好ましくは反応混合物の沸騰温度で都合よく行われる。
【0043】e)一般式Iの化合物[式中、Xは- R1N-
基または-(R3CR4)- 基を表す(式中、R1 はシクロプ
ロピル基、シクロブチル基及びフェニル基を除いて先に
定義されたとおりであり、R3 は先に定義されたとおり
であり、かつR4 はカルボキシ基、アルコキシカルボニ
ル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル
基、ジアルキルアミノカルボニル基またはヘテロアリー
ル基により置換されたC1-4アルコキシ基(そのヘテロア
リール基は炭素−炭素結合を介してそのアルコキシ基に
結合されている);2位、3位または4位でヘテロアリ
ール基により置換されたC2-4アルコキシ基(そのヘテロ
アリール基は炭素−窒素結合を介してそのアルコキシ基
に結合されている);またはR1O- 基もしくはR1NR6-
基を表す(式中、R1 及びR3 は先に定義されたとおり
であり、かつR6 は先に定義されたとおりである))]を
調製するために、 一般式
【0044】
【化20】
【0045】(式中、Ra 〜Re は先に定義されたとお
りであり、かつX’は-HN-基または-(HO-CR3)- 基(式
中、R3 は先に定義されたとおりである)を表す)の化
合物を式 R1'−Z2 (VIII) (式中、R1'はシクロプロピル基、シクロブチル基及び
フェニル基を除いてR1 に関して先に示された意味を有
し、更にカルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミ
ノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
キルアミノカルボニル基またはヘテロアリール基により
置換されたC1-4アルキル基(そのヘテロアリール基は炭
素−炭素結合を介してそのアルキル基に結合されてい
る);または2位、3位または4位でヘテロアリール基
により置換されたC2-4アルキル基(そのヘテロアリール
基は炭素−窒素結合を介してそのアルキル基に結合され
ている)を表し、かつZ2 はハロゲン原子、例えば、塩
素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、または置換スル
ホニルオキシ基、例えば、メタンスルホニルオキシ基、
フェニルスルホニルオキシ基もしくはp−トルエンスル
ホニルオキシ基の如き求核性脱離基を表す)の化合物と
反応させる方法。
【0046】その反応は、溶媒または溶媒の混合物、例
えば、塩化メチレン、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミドまたはベンゼン中で、必要により酸結合
剤、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナ
トリウム、水素化ナトリウム、カリウムtert.-ブトキシ
ド、トリエチルアミンまたはピリジン(最後の二つはま
た同時に溶媒として使用し得る)の存在下で、好ましく
は0〜100 ℃の温度、例えば、周囲温度〜50℃の温度で
都合よく行われる。
【0047】f)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R1-CO
-N)-基、-(R1-CO-O-CR3)- 基、-(R1O-CO-O-C R3)-
基、-(R1-SO2-O-C R3)- 基、-(R1-CO-NR7-C R3)-
基、-(R1O-CO-N R5 -CR3)- 基または-(R1SO2-NR7-
C R3)- 基を表す)を調製するために、 式
【0048】
【化21】
【0049】(式中、X”は-HN-基、-(HO-CR3)- 基ま
たは-(R5NH-C R3)- 基(式中、R3 及びR 5 は先に定
義されたとおりである)を表す)の化合物を式 Z3 −U−E (X) (式中、Z3 は求核性脱離基を表し、Uはカルボニル基
またはスルホニル基を表し、かつEは先にR1 に関して
示された意味を有し、またはEはR5 と一緒になってC3
-5-n- アルキレン基を表し、またはUがカルボニル基を
表す場合には、R1O- 基(式中、R1 は先に定義された
とおりである)を表す)の化合物、またはその酸ハライ
ド、酸エステルもしくはその酸無水物の如きその反応性
誘導体でアシル化する方法。
【0050】式Xの化合物の反応性誘導体の例は、その
エステル、例えば、メチルエステル、エチルエステルも
しくはベンジルエステル、そのチオエステル、例えば、
そのメチルチオエステルもしくはエチルチオエステル、
そのハライド、例えば、酸クロリド、その酸無水物また
はイミダゾリド及びそのオルトエステルを含む。その反
応は、溶媒または溶媒の混合物、例えば、水、塩化メチ
レン、クロロホルム、エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサンまたはジメチルホルムアミド中で、または溶
媒としての過剰のアシル化剤中で相当するカルボン酸を
用いて酸活性化剤または脱水剤、例えば、塩化チオニル
の存在下で、またその酸無水物、例えば、無水酢酸を用
いて、またそのエステル、例えば、酢酸エチルを用い
て、またそのハライド、例えば、塩化アセチルもしくは
メタンスルホニルクロリドを用いて、必要により無機塩
基または三級有機塩基、例えば、水酸化ナトリウム、炭
酸カリウム、トリエチルアミンまたはピリジン(最後の
二つはまた同時に溶媒として使用し得る)中で、-25 〜
100 ℃の温度、好ましくは-10 〜80℃の温度で適当に行
われる。
【0051】g)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R5NR
6-CO-O-CR3)- 基または-(R5NR6-CO-NR5 -CR3)- 基
を表す)を調製するために、 一般式
【0052】
【化22】
【0053】(式中、Ra 〜Re 及びR3 は先に定義さ
れたとおりであり、かつX”は-(HO-CR3)- 基または-
(R5NH-C R3)- 基(式中、R3 及びR5 は先に定義さ
れたとおりである)を表す)の化合物を、必要により反
応混合物中で調製されてもよい一般式 R5 ( R6)N−CO−Z4 (XI) (式中、R5 及びR6 は先に定義されたとおりであり、
かつZ4 は求核性脱離基、例えば、塩素原子または臭素
原子を表し、またはZ4 とR5 は一緒になって窒素−炭
素結合を表す)の化合物と反応させる方法。その反応
は、溶媒または溶媒の混合物、例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ピリジン、ベンゼンまたはトルエン中で0
〜150 ℃の温度、好ましくは50〜120 ℃の温度で都合よ
く行われる。
【0054】h)一般式Iの化合物(式中、Re は1H−
テトラゾリル基を表す)を調製するために、 一般式
【0055】
【化23】
【0056】(式中、Ra 〜Rd 及びXは先に定義され
たとおりであり、かつRe " は1位または2位で保護基
により保護された1H−テトラゾリル基を表す)の化合
物から保護基を開裂する方法。好適な保護基は、例え
ば、β−シアノエチル基、トリフェニルメチル基、トリ
ブチルスズ基またはトリフェニルスズ基を含む。使用さ
れた保護基の開裂は、ハロゲン化水素酸の存在下、好ま
しくは塩酸の存在下で、または水酸化ナトリウムもしく
はアルコール性アンモニアの如き塩基の存在下で、塩化
メチレン、メタノール、メタノール/アンモニア、エタ
ノールまたはイソプロパノールの如き適当な溶媒中で、
0〜100 ℃の温度、好ましくは周囲温度で、またはその
反応がアルコール性アンモニアの存在下で行われる場合
には、高温、例えば100 〜150 ℃の温度、好ましくは12
0 〜140 ℃の温度で行われることが好ましい。
【0057】i)一般式Iの化合物(式中、Xは酸素原子
または- R5N- 基を表す)を調製するために、 一般式
【0058】
【化24】
【0059】(式中、Ra 及びRb は先に定義されたと
おりであり、Rc ' は水素原子またはアルキル基を表
し、Rd ' は水素原子を表し、かつZ5 は求核性脱離
基、例えば、塩素原子または臭素原子を表す)のイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジンを一般式
【0060】
【化25】
【0061】(式中、Re は先に定義されたとおりであ
り、かつX"'は酸素原子または- R5N- 基(式中、R5
は先に定義されたとおりである)を表す)のビフェニル
化合物と反応させる方法。その反応は、溶媒または溶媒
の混合物、例えば、塩化メチレン、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミドまたはベンゼン中で、必要に
より酸結合剤、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、カリウムte
rt. ブトキシド、トリエチルアミンまたはピリジン(最
後の二つはまた同時に溶媒として使用し得る)の存在下
で、好ましくは0〜100 ℃の温度、例えば、周囲温度〜
50℃の温度で適当に行われる。
【0062】j)一般式Iの化合物(式中、Re は1H−
テトラゾリル基を表す)を調製するために、 一般式
【0063】
【化26】
【0064】(式中、Ra 〜Rd 及びXは先に定義され
たとおりである)の化合物をアジ化水素酸またはその塩
と反応させる方法。その反応は、ベンゼン、トルエンま
たはジメチルホルムアミドの如き溶媒中で80〜150 ℃の
温度、好ましくは125 ℃で行われることが好ましい。都
合よくは、アジ化水素酸はその反応中にアルカリ金属ア
ジド、例えば、ナトリウムアジドから、塩化アンモニウ
ムの如き弱酸の存在下で遊離され、またはアジ化水素酸
の塩、好ましくはアルミニウムアジドもしくはトリブチ
ルスズアジド(これらはまた反応混合物中で塩化アルミ
ニウムまたはトリブチルスズクロリドをナトリウムアジ
ドの如きアルカリ金属アジドと反応させることにより生
成されることが好ましい)との反応中に反応混合物中で
得られたテトラゾリド塩が続いて2Nの塩酸または2Nの硫
酸の如き希薄な酸による酸性化により遊離される。
【0065】本発明により、式Iの化合物(式中、Rb
は水素原子を表す)が得られる場合、それはニトロ化に
より式Iの相当する化合物(式中、Rb はニトロ基を表
す)に変換でき、または式Iの化合物(式中、Rb はニ
トロ基を表す)が得られる場合、これは式Iの相当する
アミノ化合物への還元後に相当するジアゾニウム塩を経
て式Iの化合物(式中、Rb は水素原子、フッ素原子、
塩素原子または臭素原子を表す)に変換でき、または式
Iの化合物(式中、Rb は水素原子を表す)が得られる
場合、これはハロゲン化により式Iの相当する化合物
(式中、Rb は塩素原子または臭素原子を表す)に変換
でき、または式Iの化合物(式中、Rb は水素原子を表
す)が得られる場合、これはビルスマイアー−ハック(V
ilsmeier-Haack) 反応に従って、二置換ホルムアミド、
例えば、ジメチルホルムアミドまたはn−メチルホルム
アニリド及びオキシ塩化リンとの反応により式Iの化合
物(式中、Rb はホルミル基を表す)に変換でき、また
【0066】式Iの化合物(式中、Rb はホルミル基を
表す)が得られる場合、これは酸化により式Iの化合物
(式中、Rb はカルボキシ基を表す)に変換でき、また
は式Iの化合物(式中、Rb はカルボキシ基を表す)が
得られる場合、これはエステル化により式Iの化合物
(式中、Rb はアルコキシカルボニル基を表す)に変換
でき、または式Iの化合物(式中、Rb はホルミル基を
表す)が得られる場合、これはヒドロキシルアミンとの
反応により式Iの相当するアルドキシムに変換し、続い
てアルドキシムと脱水剤の反応により式Iの化合物(式
中、Rb はシアノ基を表す)に変換でき、または式Iの
化合物(式中、Rb は水素原子を表す)が得られる場
合、これはマンニッヒ反応によりアンモニアまたは一級
もしくは二級アミンとホルムアルデヒドとの反応により
式Iの化合物(式中、Rb はNH2CH2- 基、R1NHCH2- 基
またはR1NR2 CH2-基(式中、R1 及びR2 は先に定義
されたとおりである)を表す)に変換でき、または式I
の化合物(式中、Xは-(R1SO2O-C R3)- 基を表す)が
得られる場合、これはアジ化ナトリウムとの反応により
式Iの相当するアジド化合物に変換でき、、必要により
その後の還元により式Iの相当するアミノ化合物に変換
でき、または式Iの化合物(式中、Xはカルボニル基を
表す)が得られる場合、これはヒドロキシルアミンとの
反応により式Iの相当する化合物(式中、Xは-(HON=C)
- 基を表す)に変換でき、必要によりその後の還元によ
り式Iの相当するアミノ化合物に変換でき、または式I
の化合物(式中、Xはカルボニル基を表す)が得られる
場合、これは1,2−エタンジオールまたは1,3−プ
ロパンジオールとの反応により式Iの相当する化合物
(式中、Xは-(R3CR4)- 基(式中、R3 及びR4 は一
緒になって1,2−エチレンジオキシ基または1,3−
n−プロピレンジオキシ基を表す)を表す)に変換でき
る。
【0067】その後のニトロ化は、水、氷酢酸または無
水酢酸中で濃硝酸〜半濃硝酸を使用して、また濃硝酸と
濃硫酸の混合物を使用して、また四塩化炭素中で五酸化
リンの存在下で五酸化二窒素を使用して、また必要によ
りルイス酸またはブレンステッド酸の存在下で硝酸エチ
ルを使用して、またトリフルオロ酢酸の存在下で亜硝酸
ナトリウムを使用して、またはニトロニウム塩、例え
ば、ニトロニウムテトラフルオロボレートもしくはニト
ロニウムトリフルオロメタンスルホネートを使用して、
0〜100 ℃の温度、好ましくは20〜50℃の温度で行われ
る。ニトロ基のその後の還元は、溶媒、例えば、水、水
/エタノール、メタノール、氷酢酸、酢酸エチルまたは
ジメチルホルムアミド中で、適当に水素化触媒、例え
ば、ラネーニッケル、白金またはパラジウム/木炭の存
在下で水素を使用して、また酸の存在下で鉄、スズまた
は亜鉛の如き金属を使用して、また硫酸鉄(II)、塩化ス
ズ(II)、硫化ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムまたは
ナトリウムジチオニトを使用して、またはラネーニッケ
ルの存在下でヒドラジンを使用して、0〜80℃の温度、
好ましくは20〜40℃の温度で行われることが好ましい。
【0068】必要により銅または相当する銅(I) 塩、例
えば、塩化第一銅/塩酸または臭化第一銅/臭化水素酸
の存在下に於けるジアゾニウム塩、例えば、テトラフル
オロボレート、硫酸中の硫酸水素塩、塩酸塩またはヨウ
化水素酸塩のその後の反応は、わずかに高温、例えば、
15〜100 ℃の温度で行われ、テトラフルオロボレートの
その後の反応はまた先に単離され、乾燥されたジアゾニ
ウム塩を加熱することにより、またはジアゾニウム塩を
不活性溶媒、例えば、ジクロロメタン、n−ヘキサン、
ベンゼンまたはトルエン中で加熱することにより行われ
てもよい。次亜リン酸とのその後の反応は-5〜0℃で行
われることが好ましい。これに必要とされるジアゾニウ
ム塩は、適当な溶媒、例えば、水/塩酸、メタノール/
塩酸、エタノール/塩酸またはジオキサン/塩酸中で、
低温、例えば、-10 〜5℃の温度で相当するアミノ化合
物を亜硝酸塩、例えば、亜硝酸ナトリウムまたは亜硝酸
のエステルでジアゾ化することにより都合よく調製され
る。
【0069】その後のハロゲン化は、元素状の塩素また
は臭素の作用のもとに、必要により鉄粉末または適当な
ルイス酸、例えば、塩化第二鉄、臭化第二鉄、三塩化ア
ルミニウム、塩化亜鉛または塩化第二銅を添加して、好
ましくはクロロホルムまたは四塩化炭素の如き不活性溶
媒中で、0〜80℃の温度、好ましくは20〜50℃の温度で
行われる。その後のホルミル化は、ビルスマイアー試薬
(これはジメチルホルムアミドまたはN−メチルホルム
アニリドとオキシ塩化リンを反応させることにより反応
混合物中で調製されることが好ましく、その場合、その
ホルムアミドを同時に溶媒として使用することが都合が
よい)と0〜80℃の温度、好ましくは20〜50℃の温度で
反応させることにより行われる。
【0070】その後の酸化は、溶媒または溶媒の混合
物、例えば、アセトン、ピリジン、水/ピリジン、氷酢
酸、ジクロロメタンまたはクロロホルム中で-20 〜100
℃の温度で行われることが好ましい。使用される酸化剤
は、例えば、氷酢酸またはアセトン中のクロム酸、クロ
ロホルム中の二酸化マンガン、または氷酢酸、ピリジン
もしくはアセトン中の過マンガン酸カリウムであっても
よい。その後のエステル化は、適当な溶媒、例えば、相
当するアルコール、ピリジン、トルエン、塩化メチレ
ン、テトラヒドロフランまたはジオキサン中で、酸活性
化剤及び/または脱水剤、例えば、塩化チオニル、エチ
ルクロロホルメート、カルボニルジイミダゾールまたは
N,N'- ジシクロヘキシルカルボジイミドもしくはそのイ
ソ尿素エーテルの存在下で、必要により塩化銅の如き反
応促進剤の存在下で、またはエステル交換により、例え
ば、相当する炭酸ジエステルを用いて、0〜100 ℃の温
度、好ましくは20℃〜当該溶媒の沸騰温度の温度で都合
よく行われる。
【0071】その後のオキシム生成は、溶媒、例えば、
メタノール、エタノール、ジクロロメタン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ベンゼンまたはトルエン中で、
都合よくは触媒量の塩酸または硫酸の如き酸の存在下で
0〜50℃の温度、好ましくは10〜30℃の温度でヒドロキ
シルアミンと反応させることにより行われることが好ま
しい。相当するオキシム化合物のその後の脱水は、脱水
剤、例えば、五酸化リン、硫酸またはp−トルエンスル
ホン酸クロリドを用いて、必要により塩化メチレンまた
はピリジンの如き溶媒中で、0〜100 ℃の温度、好まし
くは20〜80℃の温度で行われる。
【0072】マンニッヒ反応に於けるアンモニアまたは
一級もしくは二級のアミンとホルムアルデヒドとのその
後の反応は、適当な溶媒または溶媒の混合物、例えば、
水、メタノール、エタノール、エタノール/水またはジ
オキサン中で、必要により酢酸を添加して、0〜80℃の
温度、好ましくは20〜50℃の温度で適当に行われる。そ
の後のアジドの調製は、溶媒、例えば、水/メタノー
ル、水/アセトン、エタノール、テトラヒドロフランま
たはジオキサン中で、相当するスルホン酸エステルを0
〜50℃の温度、好ましくは周囲温度でアジ化ナトリウム
の如きアルカリ金属アジドと反応させることにより行わ
れることが好ましい。その後のジオキソランまたはジオ
キサン生成は、相当する1,2-または1,3-ジヒドロキシア
ルカン(これは同時に溶媒として使用されることが都合
がよい)の存在下で、実用的には触媒量の酸、例えば、
硫酸またはp−トルエンスルホン酸の存在下で、20〜10
0 ℃の温度、好ましくは30〜80℃の温度で行われる。
【0073】前記の反応において、存在する反応性基、
例えば、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基ま
たはホルミル基は、その反応後に再度開裂される通常の
保護基により反応中に保護し得る。ヒドロキシ基の保護
基の例はトリメチルシリル基、アセチル基、ベンゾイル
基、メチル基、エチル基、tert. ブチル基、ベンジル基
またはテトラヒドロピラニル基であり、そしてアミノ
基、アルキルアミノ基またはイミノ基の保護基はアセチ
ル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニル基、フタリル
基またはベンジル基であり、ホルミル基の保護基はアセ
タール基またはチオアセタール基、例えば、1,2-エチレ
ンジオキシ基、1,3-n-プロピレンジオキシ基、1,2-エチ
レンジチオ基または1,3-n-プロピレンジチオ基である。
【0074】保護基の任意のその後の開裂は、水性溶
媒、例えば、水、イソプロパノール/水、テトラヒドロ
フラン/水またはジオキサン/水中で、塩酸もしくは硫
酸の如き酸の存在下で、または水酸化ナトリウムもしく
は水酸化カリウムの如きアルカリ金属塩基の存在下で、
0〜100 ℃の温度、好ましくは反応混合物の沸騰温度で
加水分解により行われることが好ましい。しかしなが
ら、ベンジル基は、例えば、水素を用いてパラジウム/
木炭の如き触媒の存在下で、メタノール、エタノール、
酢酸エチルまたは氷酢酸の如き溶媒中で、必要により塩
酸の如き酸の添加により、0〜50℃の温度、好ましくは
周囲温度で、1〜7バール、好ましくは3〜5バールの
水素圧のもとに水添分解により開裂されることが好まし
い。
【0075】更に、少なくとも1個の光学活性炭素原子
を有する得られた一般式Iの化合物は、それらの鏡像体
に分割し得る。こうして、例えば、ラセミ体形態で生じ
る一般式Iの化合物は、それ自体知られている方法(Al
linger N.L. 及びEliel E.L.著、“Topics in Stereoch
emistry",6巻,Wiley Interscience,1971を参照のこと)
によりそれらの光学鏡像体に分離でき、また少なくとも
2個の不斉炭素原子を有する一般式Iの化合物は既知の
方法を使用して、例えば、クロマトグラフィー及び/ま
たは分別結晶化により、それらの物理化学的性質の相違
に基いてそれらのジアステレオマーに分離でき、それら
がラセミ形態で生じる場合には、その後、上記の鏡像体
に分離し得る。
【0076】鏡像体の分離は、キラル相によるカラム分
離により、もしくは光学活性溶媒による再結晶により、
またはラセミ化合物、特に酸及びその活性誘導体または
アルコールと塩またはエステルもしくはアミドの如き誘
導体を生成する光学活性物質と反応させ、そしてこうし
て得られたジアステレオマーの塩混合物または誘導体
を、例えば、それらの異なる溶解性に基いて分離するこ
とにより行われることが好ましく、この場合、遊離鏡像
体は好適な薬剤の作用により純粋なジアステレオマーの
塩または誘導体から放出し得る。特に普通の光学活性酸
は、例えば、酒石酸もしくはジベンゾイル酒石酸、ジ−
o−トリル酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸、ショウノウ
スルホン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸またはキナ
酸のD形態及びL形態を含む。光学活性アルコールは、
例えば、(+)−メントールまたは(−)−メントール
であってもよく、そしてアミド中の光学活性アシル基
は、例えば、(+)−メチルオキシカルボニルまたは
(−)メチルオキシカルボニルであってもよい。
【0077】更に、得られた一般式Iの化合物は、その
酸付加塩、更に特別には医薬上の使用のために無機また
は有機の酸とのその生理学上許される塩に変換し得る。
この目的に適した酸は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン
酸、フマル酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、酒石酸また
はマレイン酸を含む。更に、こうして得られた一般式I
の新規化合物は、それらがカルボキシ基または1H−テ
トラゾリル基を含む場合には、所望により続いて無機ま
たは有機の塩基とのその塩、更に特別には医薬上の使用
のためにその生理学上許される付加塩に変換し得る。好
適な塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、シクロヘキシルアミン、エタノールアミン、ジエタ
ノールアミン及びトリエタノールアミンを含む。
【0078】出発物質として使用される一般式II〜XVの
化合物は、或る場合には文献により知られており、また
は文献により知られている方法により得ることができ
る。こうして、例えば、一般式IIの化合物(式中、Ra
は直鎖または分枝C1-6アルキル基、シクロアルキル基ま
たはアルコキシ基により置換されたアルキル基を表し、
b ' は水素原子またはアルキル基を表し、またはこれ
は3位でアルコキシカルボニル基により置換されてい
る)は、一般式
【0079】
【化27】
【0080】(式中、Rc 及びRd は先に定義されたと
おりである)の相当する2−アミノピリジンを式
【0081】
【化28】
【0082】(式中、Ra ' は直鎖または分枝C1-6アル
キル基、シクロアルキル基またはアルコキシ置換アルキ
ル基を表し、Rb " は水素原子、アルキル基またはアル
コキシカルボニル基を表し、かつZ6 はハロゲン原子、
例えば、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、また
は置換スルホニルオキシ基、例えば、メタンスルホニル
オキシ基、フェニルスルホニルオキシ基もしくはp−ト
ルエンスルホニルオキシ基の如き求核性脱離基を表す)
のカルボニル化合物と反応させることにより得られる。
その反応は、溶媒または溶媒の混合物、例えば、エタノ
ール、イソプロパノール、ベンゼン、グリコール、グリ
コールモノメチルエーテル、1,2-ジメトキシエタン、塩
化メチレン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメチルスルホキシドまたはジメチルホル
ムアミド中で、必要により酸結合剤、例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、トリエチルアミンまたはピリジ
ン(最後の二つはまた溶媒として使用し得る)の存在下
で、例えば、0〜150 ℃の温度、好ましくは20〜100 ℃
の温度で都合よく行われる。しかしながら、その反応は
また溶媒を使用しないで行われてもよい。
【0083】式IIの化合物(式中、Ra はアルコキシ基
を表し、これは3位でアルコキシカルボニル基により置
換されている)は、例えば、欧州特許出願第383319号明
細書に記載された方法と同様にして、一般式XVI の2-ア
ミノピリジンをクロロ酢酸と反応させ、続いてアルカリ
性で加水分解し、オキシ塩化リンで塩素化して相当する
2−クロロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン誘導体を
得、n−ブチルリチウムで金属化することによりエトキ
シカルボニル基を3位に導入し、そしてそのアリールリ
チウム化合物をエチルクロロホルメートと反応させ、続
いて相当するナトリウムアルコキシドと反応させること
により2位の塩素原子をアルコキシ基により置換し、必
要によりそのエトキシカルボニル基を相当するアルコキ
シカルボニル基に同時にエステル交換することにより得
られる。
【0084】式IIの化合物(式中、Ra はアルコキシ基
を表し、かつRb ’は水素原子を表す)は、式IIの化合
物(式中、Ra はアルコキシ基を表し、これは3位でア
ルコキシカルボニル基により置換されている)のケン
化、続いて脱カルボキシル化により得られる。式IIの化
合物(式中、Rb ’はトリフルオロメチル基を表す)
は、3位でカルボキシ基またはアルコキシカルボニル基
により置換された式IIの化合物をフッ素化剤、例えば、
ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド、パークロリルフル
オリドまたはモリブデンヘキサフルオリドと反応させる
ことにより得られる。
【0085】式IIの化合物(式中、Rb ’はヒドロキシ
メチル基を表す)は、3位でアルコキシカルボニル基に
より置換されている式IIの化合物を、例えば、リチウム
アルミニウムヒドリド、ホウ水素化リチウム、ジイソブ
チルアルミニウムヒドリド、トリエチルホウ水素化リチ
ウムまたはトリエトキシシランで還元することにより得
られる。式IIの化合物(式中、Ra はアルコキシ基を表
し、かつRb ’はアルキル基を表す)は、式IIの相当す
るカルボニル化合物(式中、Ra はアルコキシ基を表
す)の還元により得られる。
【0086】出発物質として使用される一般式IV、V、
VI、VII 、IX、XII 及びXVの化合物は、相当するイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジンを相当するビフェニルカルボ
ニル化合物と反応させることにより得られることが好ま
しい。こうして得られたヒドロキシメチレン化合物は、
その後、アシル化、アルキル化、アジド生成及びその後
の還元により所望の化合物に変換される。出発物質とし
て使用される一般式XIIIの化合物は、適当な置換アミノ
ピリジンを、それに応じて置換されたβ−ケトカルボニ
ル化合物と反応させることにより得られる。
【0087】一般式Iの新規化合物及びその生理学上許
される塩は有益な薬理学的性質を有する。それらはアン
ギオテンシン拮抗物質、特にアンギオテンシン-II-拮抗
物質である。例えば、下記の化合物を以下のようにして
それらの生物作用につき調べた。 A=(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン、B
=(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−アセ
トキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン、C
=(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−シク
ロヘキシルアミノカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン及びD=(R,S)−2−n−
プロピル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシ
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン水和物
【0088】アンギオテンシン-II-レセプター結合方法
の説明 組織(ラットの肺)をトリス緩衝液(50 ミリモルのトリ
ス、150 ミリモルのNaCl、5ミリモルのEDTA、pH7.40)
中で均質にし、20,000 x gで2回遠心分離する。仕上げ
ペレットを組織の水分重量を基準として1:75のインキュ
ベーション緩衝液(50ミリモルのトリス、5ミリモルの
MgCl2 、0.2 %のBSA 、pH7.40) 中で再度懸濁させる。
ホモジネート夫々0.1 mlを合計0.25mlの容積で37℃で50
pMの[12 5I]- アンギオテンシン-II(NEN,Dreieich,FR
G) と次第に増加する濃度の試験物質と共に60分間イン
キュベートする。インキュベーションをガラス繊維フィ
ルターマットによる迅速な濾過により終了させる。フィ
ルターを夫々4mlの氷冷緩衝液(25 ミリモルのトリス、
2.5 ミリモルのMgCl2 、0.1 %のBSA 、pH7.40) で洗浄
する。結合された放射能を、γカウンターを使用して測
定する。相当するIC50値を投薬量−活性曲線から得る。
記載された試験で、物質A〜Dは下記のIC50値を示す。
【0089】
【表1】
【0090】加えて、化合物A〜Dを、文献により知ら
れている方法を使用して経口投与後のそれらの作用に関
して意識のある腎性高血圧のラットに対し試験した。10
mg/kg の投薬量で、これらの化合物は血圧低下作用を示
した。更に、上記の化合物を30mg/kg i.v.の投薬量で投
与した場合、毒性副作用、例えば、負の変力作用及び心
臓律動の障害は観察されなかった。それ故、これらの化
合物は良く寛容される。それらの薬理学的性質に鑑み
て、新規化合物及びその生理学上許される付加塩は、高
血圧及び心不全の治療に適し、また虚血性末梢循環障
害、心筋虚血(アンギーナ)の治療、心筋梗塞後の心不
全の進行の防止、並びに糖尿病性神経障害、緑内障、胃
腸障害及び膀胱疾患の治療に適する。
【0091】また、新規化合物及びその生理学上許され
る塩は、肺の疾患、例えば、肺水腫及び慢性気管支炎の
治療、血管形成後の動脈再狭窄の予防、血管手術後の血
管壁の肥大の予防、動脈硬化及び糖尿病性脈管障害の予
防に適する。脳中のアセチルコリン及びドーパミンの放
出に関するアンギオテンシンの作用に鑑みて、新規なア
ンギオテンシン拮抗物質はまた中枢神経系障害、例え
ば、鬱病、アルツハイマー病、パーキンソン症候群、異
常空腹及び認識機能の障害を軽減するのに適する。
【0092】成人中でこれらの作用を得るのに必要とさ
れる投薬量は、毎日1〜3回で、静脈内投与される場合
には、20〜100mg 、好ましくは30〜70mgが適当であり、
経口投与される場合には、50〜200mg 、好ましくは75〜
150mg が適当である。この目的のために、本発明により
調製された一般式Iの化合物は、必要によりその他の活
性物質、例えば、低血圧剤、利尿薬及び/またはカルシ
ウム拮抗物質と組み合わせて、一種以上の不活性の通常
の担体及び/または希釈剤、例えば、トウモロコシ澱
粉、ラクトース、グルコース、微結晶性セルロース、ス
テアリン酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、クエ
ン酸、酒石酸、水、水/エタノール、水/グリセロー
ル、水/ソルビトール、水/ポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、セチルステアリルアルコール、
カルボキシメチルセルロースまたは硬質脂肪の如き脂肪
物質またはこれらの適当な混合物と一緒に通常のガレン
製剤、例えば、単純錠剤もしくは被覆錠剤、カプセル、
粉末、懸濁液または座薬中に混入し得る。
【0093】上記の組み合わせ中に含まれてもよい付加
的な活性物質は、例えば、ベンドロフルメチアジド、ク
ロロチアジド、ヒドロクロロチアジド、スピロノラクト
ン、ベンゾチアジド、シクロチアジド、エタクリン酸、
フロセミド、メトプロロール、プラゾシン、アテノロー
ル、プロプラノロール、(ジ)ヒドララジン塩酸塩、ジ
ルチアゼム、フェロジピン、ニカルジピン、ニフェジピ
ン、ニソルジピン及びニトレンジピンであってもよい。
これらの活性物質の投薬量は推奨される最低投薬量の1/
5 から通常推奨される投薬量の1/1 までであることが適
当であり、即ち、例えば、ヒドロクロロチアジド15〜20
0mg 、クロロチアジド125 〜2000mg、エタクリン酸15〜
200mg 、フロセミド5〜80mg、プロプラノロール20〜48
0mg 、フェロジピン5〜60mg、ニフェジピン5〜60mgま
たはニトレンジピン5〜60mgの投薬量が適当である。以
下の実施例は本発明を説明することを目的とする。
【0094】
【実施例】実施例1 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)2−エチル−8−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン 2−アミノ−3−ピコリン21.6g(0.2 モル) を1,2−
ジメトキシエタン300mlに溶解し、1−メタンスルホニ
ルオキシ−2−ブタノン33.2g(0.2 モル) と合わせた。
その反応混合物を周囲温度で3日間攪拌した。次いで溶
媒を減圧で蒸発させて除いた。残渣を、溶離剤として最
初に塩化メチレン、続いて次第に増加する極性の塩化メ
チレンとエタノールの混合物(2〜4%のエタノール)
を使用してシリカゲルカラム(粒径:0.063 〜0.02mm)
で精製した。一定の画分を減圧で蒸発させた。 収量:7.8g(理論値の24%)、 油、Rf 値:0.50(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=9:1) 。
【0095】b)(R,S)−2−エチル−8−メチル−
5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン 2−エチル−8−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン2.30g(16ミリモル) を無水テトラヒドロフラン30ml
に溶解し、-78 ℃で窒素雰囲気下でそれをヘキサン中の
n−ブチルリチウムの1.1 モル溶液10.4ml(16.6 ミリモ
ル) と徐々に合わせる。その反応混合物を-78 ℃で30分
間攪拌し、次いで-20 ℃に徐々に加熱する。次いでそれ
を-78 ℃に再度冷却し、無水テトラヒドロフラン15ml中
の4−(2’−tert. ブチルオキシ−カルボニル)フェ
ニル−ベンズアルデヒド4.7g(16.6 ミリモル) の溶液を
30分以内に滴下して添加する。その混合物を-78 ℃で3
時間攪拌し、次いで周囲温度で12時間攪拌する。飽和塩
化アンモニウム溶液30mlの添加後に、それを酢酸エチル
50mlで4回抽出する。合わせた有機抽出物を飽和食塩液
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発により濃縮
する。残渣を、溶離剤として最初に塩化メチレン、続い
て次第に増加する極性の塩化メチレンとエタノールの混
合物(2〜5%のエタノール)を使用してシリカゲルカ
ラム(粒径:0.063 〜0.02mm) で精製する。一定の画分
を減圧で蒸発させる。 収量:3.70g (理論値の52%)、 油、Rf 値:0.50(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0096】c)(R,S)−2−エチル−8−メチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジ (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン3.50g(7.9 ミリモル) を塩化メ
チレン25mlに溶解し、トリフルオロ酢酸5mlと合わせ
る。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し、次いで蒸発
させる。残渣を水25mlと合わせ、濃アンモニアを添加し
て溶解する。氷酢酸の添加後に生成した沈殿を吸引濾過
し、水洗し、減圧で60℃で乾燥させる。 収量:0.49g (理論値の16%)、 融点:>250 ℃ C24H22N2O3(386.46) 計算値:C 74.59 H 5.74 N 7.25 実測値: 74.08 5.84 7.59 質量スペクトル: M+ =386。
【0097】実施例2 (R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−カルボキ
シビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]
イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)2−エチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1aと同様にして2−アミノ−ピリジン及び1−
メタンスルホニルオキシ−2−ブタノンから調製した。 収率:理論値の34%、 油、Rf 値:0.30(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。 b)(R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−(tert.
ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル−4−イル)−
α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン 実施例1bと同様にして2−エチル−イミダゾ[1,2
−a]ピリジンと4−(2’−tert. ブチルオキシ−カ
ルボニル)フェニル−ベンズアルデヒドから調製した。 収率:理論値の23%、 油、Rf 値:0.15(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0098】c)(R,S)−2−エチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−5−
[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェ
ニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジンとトリフルオロ酢酸から調製し
た。 収率:理論値の38%、 融点:235 ℃(分解) C23H20N2O3(372.43) 計算値:C 74.18 H 5.41 N 7.52 実測値: 74.21 5.41 7.18 質量スペクトル: M+ =372。
【0099】実施例3 2−エチル−5−[(2’−カルボキシビフェニル−4
−イル)カルボニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)2−エチル−5−[(2’−(tert.ブチルオキシカル
ボニル)ビフェニル−4−イル)カルボニル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−(tert.ブ
チルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イル)−α−
ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
600mg(1.4 ミリモル) をクロロホルム30mlに溶解し、二
酸化マンガン2gと混合する。その混合物を周囲温度で24
時間攪拌する。次いでそれを濾過し、濾液を塩化メチレ
ンで洗浄し、合わせた有機相を蒸発させる。残渣を、溶
離剤として最初に塩化メチレン、続いて2.5 %のエタノ
ールを含む塩化メチレンを使用してシリカゲルカラム
(粒径:0.063 〜0.02mm) で精製する。一定の画分を減
圧で蒸発させる。 収量:0.35g (理論値の59%)、 油、Rf 値:0.75(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=9:1) 。
【0100】b)2−エチル−5−[(2’−カルボキシ
ビフェニル−4−イル)カルボニル]イミダゾ[1,2
−a]ピリジン 実施例1cと同様にして2−エチル−5−[(2’−(t
ert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イル)
カルボニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリフ
ルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の79%、 融点:115 ℃ C23H18N2O3(370.41) 計算値:C 74.58 H 4.90 N 7.56 実測値: 73.82 5.02 7.48 質量スペクトル: M+ =370。
【0101】実施例4 (R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−カルボキ
シビフェニル−4−イル)−α−アセトキシ−メチル]
イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−(tert.
ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イル)−α
−アセトキシメチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−(tert.ブ
チルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イル)−α−
ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
350mg(0.8 ミリモル) を無水酢酸4mlに溶解し、100 ℃
に30分間加熱する。次いでその反応混合物を蒸発させ、
残渣を水10mlと合わせ、酢酸エチルで抽出する。合わせ
た有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで蒸発させ
る。残渣を精製しないで更に反応させる。 収量:0.39g (理論値の100 %)、 油、Rf 値:0.65(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0102】b)(R,S)−2−エチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−アセ
トキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−5−
[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェ
ニル−4−イル)−α−アセトキシメチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジンとトリフルオロ酢酸から調製し
た。 収率:理論値の51%、 融点:217 〜218 ℃ C25H22N2O4(414.47) 計算値:C 72.45 H 5.35 N 6.76 実測値: 72.23 5.05 6.89 質量スペクトル: M+ =414。
【0103】実施例5 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−アセ
トキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル)−α−アセトキシ−メチル]イミダ
[1,2−a]ピリジン 実施例4aと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンと無水酢酸から調
製した。 収率:理論値の100 %、 油、Rf 値:0.60(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=9:1) 。
【0104】b)(R,S)−2−エチル−8−メチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−アセトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジ 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル)−α−アセトキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリフルオロ酢
酸から調製した。 収率:理論値の58%、 融点:228 〜230 ℃ C26H24N2O4(428.49) 質量スペクトル: M+ =428。
【0105】実施例6 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−メト
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン440mg(1.0 ミリモル) をジメチルホル
ムアミド5mlに溶解する。カリウムtert. ブトキシド13
0mg(1.2 ミリモル) の添加後に、その混合物を周囲温度
で30分間攪拌する。次いでヨウ化メチル170mg(1.2 ミリ
モル) を添加する。次いでその反応混合物を周囲温度で
更に5時間攪拌する。水10mlの添加後に、それを酢酸エ
チルで2回抽出する。合わせた有機相を飽和塩化ナトリ
ウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで
蒸発させる。残渣を、溶離剤として1.5 %のエタノール
を含む塩化メチレンを使用してシリカゲルカラム(粒
径:0.063 〜0.02mm) で精製する。一定の画分を減圧で
蒸発させる。 収量:0.13g (理論値の29%)、 油、Rf 値:0.50(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0106】b)(R,S)−2−エチル−8−メチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−メトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリフルオロ酢
酸から調製した。 収率:理論値の89%、 融点:120 〜123 ℃ C25H24N2O3(400.48) 質量スペクトル: M+ =400。
【0107】実施例7 2−エチル−8−メチル−5−[(2’−カルボキシビ
フェニル−4−イル)−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル)−α−(メチルチオ−チオカルボニルオキ
シ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン440mg(1.0 ミリモル) を窒素雰囲気下
で無水テトラヒドロフラン10mlに溶解し、イミダゾール
5mgと混合する。水素化ナトリウム(50 %)72mg(1.5 ミ
リモル) の添加後に、その混合物を周囲温度で20分間攪
拌する。次いで二硫化炭素228mg(3.0 ミリモル) を添加
し、続いて30分後にヨウ化メチル253mg(1.8 ミリモル)
を添加する。次いでその反応混合物を周囲温度で更に15
分間攪拌する。酢酸3滴の添加後に、エーテル20mlを添
加する。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄
し、次いで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、蒸発させる。残渣を精製しないで更
に反応させる。 収量:0.57g 、 油、Rf 値:0.55(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0108】b)2−エチル−8−メチル−5−[(2’
−tert. ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル−4−
イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−
4−イル)−α−(メチルチオ−チオカルボニルオキ
シ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン532mg
(1.0 ミリモル) をトルエン10mlに溶解し、窒素雰囲気
下でトリ−n−ブチルスズヒドリド437mg(1.5 ミリモ
ル) と合わせる。その反応混合物を18時間還流させる。
次いでそれを減圧で蒸発させ、残渣をシリカゲルカラム
(粒径:0.063 〜0.02mm) で精製する。使用した溶離剤
は最初は塩化メチレンであり、続いて1〜2.5 %のエタ
ノールを含む塩化メチレンである。一定の画分を減圧で
蒸発させる。 収量:160mg (理論値の38%)、 油、Rf 値:0.40(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/エタノール=95:5)。
【0109】c)2−エチル−8−メチル−5−[(2’
−カルボキシビフェニル−4−イル)メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして2−エチル−8−メチル−5−
[(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル
−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
とトリフルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の77%、 融点:250 ℃ C24H22N2O2(370.46) 質量スペクトル: M+ =370。
【0110】実施例8 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−シク
ロヘキシルアミノカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル]−α−シクロヘキシルアミノカルボニルオ
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (R,S)−2−エチル−5−[α−(2’−(tert.ブ
チルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イル]−α−
ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
440mg(1.0 ミリモル) とシクロヘキシルイソシアネート
500mg(3.9 ミリモル) を無水ピリジン5mlに溶解し、4
時間還流させる。次いでその反応混合物を蒸発させる。
残渣を精製しないで更に反応させる。 b)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−シク
ロヘキシルアミノカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル]−α−シクロヘキシルア
ミノカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジンとトリフルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の33%、 融点:243 ℃(分解) C31H33N3O4(511.63) 質量スペクトル: M+ =511。
【0111】実施例9 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−シク
ロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン a)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)−ビフェニル
−4−イル]−α−シクロヘキシルカルボニルオキシ−
メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例4aと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル]−α−ヒドロキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとシクロヘキシル
カルボン酸クロリドから調製した。 収率:理論値の100 %、 油、Rf 値:0.50(シリカゲル;溶離剤:酢酸エチル/
石油エーテル=1:1) 。
【0112】b)(R,S)−2−エチル−8−メチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル]−α−シクロヘキシルカ
ルボニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジンとトリフルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の54%、 融点:243 ℃(分解) C31H32N2O4(496.61) 質量スペクトル: M+ =496。
【0113】実施例10 (R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−[α
−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒ
ドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン水
和物 a)2−n−プロピル−3−エトキシカルボニル−8−メ
チル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン エチル2−クロロ−3−オキソ−ヘキサンカルボキシレ
ート2.3g(11.9 ミリモル) と2−アミノ−3−ピコリン
2.6g(23.8 ミリモル) をエチレングリコール−ジメチル
エーテル10mlに溶解し、3日間還流させる。次いで溶媒
を減圧で蒸発させて除き、残渣を水/酢酸エチル1:1 に
吸収させる。抽出後、有機相を分離し、飽和食塩液で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発させる。残渣
を、溶離剤として次第に増加する極性の石油エーテル/
酢酸エチルの混合物(85:15、80:20そして1:1)を使用し
て、シリカゲルカラム(粒径:0.063 〜0.02mm) で精製
する。一定の画分を減圧で蒸発させる。 収量:2.0g(理論値の69%)、 融点:68〜70℃
【0114】b)2−n−プロピル−3−カルボキシ−8
−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン 2−n−プロピル−3−エトキシカルボニル−8−メチ
ル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン21.0g(86ミリモ
ル) をエタノール200 mlに溶解し、2Nの水酸化ナトリウ
ム溶液100 mlと混合し、周囲温度で4日間攪拌する。溶
媒を減圧で40℃で蒸発させて除き、残渣を水で希釈し、
塩化アンモニウム20g と合わせる。pHを氷酢酸の添加に
より6.5 に調節する。2時間後、生成した沈殿を吸引濾
過し、水洗し、減圧で40℃で乾燥させる。 収量:17.3g (理論値の92%)、 融点:164 〜165 ℃
【0115】c)2−n−プロピル−8−メチル−イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン 2−n−プロピル−3−カルボキシ−8−メチル−イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン17.3g(79ミリモル) をジエ
チレングリコール−ジメチルエーテル200 mlに溶解し、
160 ℃に1時間加熱する。冷却後、その溶液を氷水1.2
リットルに注ぎ、酢酸エチルで抽出する。合わせた有機
相を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、水洗し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧で蒸発させる。残渣をエーテ
ル100 mlに吸収させ、シリカゲル50g 及び活性炭10g と
混合する。次いでそれを濾過し、濾液を蒸発させる。 収量:13.8g (理論値の100 %)、 油、Rf 値:0.50(シリカゲル;溶離剤:酢酸エチル)
【0116】d)(R,S)−2−n−プロピル−8−メ
チル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニ
ル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1bと同様にして2−n−プロピル−8−メチル
−イミダゾ[1,2−a]ピリジンと4−(2’−ter
t. ブチルオキシカルボニル)フェニル−ベンズアルデ
ヒドから調製した。 収率:理論値の34%、 油、Rf 値:0.60(シリカゲル;溶離剤:酢酸エチル/
エタノール=19:1)。
【0117】e)(R,S)−2−n−プロピル−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン水和物 実施例1cと同様にして(R,S)−2−n−プロピル
−8−メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシ
カルボニル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ
−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリフル
オロ酢酸から調製した。 収率:理論値の46%、 融点:190 ℃から分解 C25H24N2O3 x H2O (418.50) 計算値:C 71.75 H 6.26 N 6.69 実測値: 72.03 6.14 7.33 質量スペクトル: M+ =400。
【0118】実施例11 (R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−[α
−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ベ
ンジルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン半水和物 a)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェ
ニル−4−イル)−α−ベンジルオキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン半水和物 実施例4aと同様にして(R,S)−2−n−プロピル
−8−メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシ
カルボニル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ
−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンと臭化ベン
ジルから調製した。 収率:理論値の33%、 油、Rf 値:0.45(シリカゲル;溶離剤:酢酸エチル/
石油エーテル=1:1) 。
【0119】b)(R,S)−2−n−プロピル−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ベンジルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン半水和物 実施例1cと同様にして(R,S)−2−n−プロピル
−8−メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシ
カルボニル)ビフェニル−4−イル)−α−ベンジルオ
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリ
フルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の80%、 融点:113 〜115 ℃ C32H30N2O3 x 0.5 H2O (499.62) 計算値:C 76.93 H 6.25 N 5.61 実測値: 77.25 6.40 5.67 質量スペクトル: M+ =490。
【0120】実施例12 (R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−[α
−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−
(2−ピリジル)メチルオキシ−メチル]イミダ
[1,2−a]ピリジン半水和物 実施例1cと同様にして(R,S)−2−n−プロピル
−8−メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシ
カルボニル)ビフェニル−α−(2−ピリジル)メチル
オキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとト
リフルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の68%、 融点:182 〜184 ℃ C31H29N3O3 x 0.5 H2O (500.61) 計算値:C 74.38 H 6.04 N 8.39 実測値: 74.91 6.33 8.00 質量スペクトル: M+ =491。
【0121】実施例13 (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ベン
ジルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例1cと同様にして(R,S)−2−エチル−8−
メチル−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボ
ニル)ビフェニル−4−イル)−α−ベンジルオキシ−
メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジンとトリフルオ
ロ酢酸から調製した。 収率:理論値の17%、 融点:226 ℃(分解) C31H28N2O3 (476.58) 質量スペクトル: M+ =476。
【0122】実施例14 2−n−プロピル−8−メチル−5−[α−(2’−カ
ルボキシビフェニル−4−イル)−α−エトキシカルボ
ニルメトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン半水和物 実施例1cと同様にして2−n−プロピル−8−メチル
−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)
−α−エトキシカルボニルメトキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジンとトリフルオロ酢酸から調製し
た。 収率:理論値の39%、 融点:115 〜120 ℃(85℃から焼結) C29H30N2O5 x 0.5 H2O (486.58) 計算値:C 70.29 H 6.31 N 5.65 実測値: 70.09 6.52 5.40 質量スペクトル: M+ =486。
【0123】実施例15 2−エチル−8−メチル−5−[(2’−カルボキシビ
フェニル−4−イル)−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン トリフルオロ酢酸20mlとホウ水素化ナトリウム2.35g(62
ミリモル) の混合物に、塩化メチレン20ml中の(R,
S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−(2’−te
rt. ブチルオキシカルボニル−ビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン1.30g(2.85ミリモル) の溶液を5℃で滴下して添
加する。こうして生成した懸濁液を周囲温度で22時間攪
拌する。次いでホウ水素化ナトリウム1.0g(2.6ミリモ
ル) と塩化メチレン20mlを添加し、その混合物を周囲温
度で更に6時間攪拌する。その反応混合物を氷水と合わ
せ、塩化メチレンで抽出する。有機相を水洗し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、蒸発させる。残渣を、溶離剤とし
て塩化メチレン/メタノール9:1 そして3:1 を使用して
シリカゲルカラム(粒径:0.063 〜0.02mm) で精製す
る。一定の画分を減圧で蒸発させる。 収量:0.1g (理論値の9%)、 融点:257 〜260 ℃(分解) C25H24N2O2 (384.48) 計算値 x 0.75H2O:C 75.45 H 6.46 N 7.04 実測値: 75.52 6.56 6.72 質量スペクトル: M+ =384。
【0124】実施例16 2−エチル−5−[4−(2−カルボキシフェニル)フ
ェノキシ]イミダゾ[1,2−a]ピリジン a)2−エチル−5−クロロ−イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン 実施例1aと同様にして2−クロロ−6−アミノ−ピリ
ジンと1−クロロ−2−ブタノンから調製した。 収率:理論値の44%、 油、Rf 値:0.40(シリカゲル;溶離剤:塩化メチレン
/キシレン=1:1) 。 b)2−エチル−5−[4−(2−メトキシカルボニル)
フェニル]−フェノキシ]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン 2−エチル−5−クロロ−イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン1.0g(5.5ミリモル) 、カリウムtert. ブトキシド68
5mg 及び2’−メトキシ−カルボニル−4−ヒドロキシ
−ビフェニル1.50g(6.6 ミリモル) をジメチルスルホキ
シド15mlに溶解し、周囲温度で24時間攪拌する。次いで
その反応混合物を80℃に更に2時間加熱する。冷却後、
それを氷水に注ぎ、酢酸エチル50mlで2回抽出する。合
わせた有機相を水洗し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させる。残渣を、溶
離剤として塩化メチレン/メタノール99:1そして49:1を
使用してシリカゲルカラム(粒径:0.063 〜0.02mm) で
精製する。一定の画分を減圧で蒸発させる。 収量:1.26g(理論値の63%)、 油、Rf 値:0.35(シリカゲル;溶離剤:メチルエチル
ケトン/キシレン=1:1) c)2−エチル−5−[4−(2−カルボキシフェニル)
フェノキシ]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 2−エチル−5−[4−(2−メトキシカルボニル)フ
ェニル]フェノキシ]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
1.25g(3.3 ミリモル) をエタノール25mlに溶解し、2Nの
水酸化ナトリウム溶液15mlと混合し、1時間還流させ
る。冷却し、水15mlを添加した後、メタノールを減圧で
蒸留して除き、水相を酢酸エチルで抽出する。水相を塩
酸でpH6に調節する。結晶性残渣を冷却して吸引濾過
し、乾燥させる。 収量:830mg(理論値の69%)、 融点:261 〜263 ℃ C22H18N2O3 (358.40) 計算値:C 73.73 H 5.06 N 7.82 実測値: 73.60 5.09 7.78
【0125】実施例17 2−n−プロピル−8−メチル−5−[α−(2’−カ
ルボキシビフェニル−4−イル)−α−(2−カルボキ
シ−エチルカルボニルオキシ)メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン二水和物 a)2−n−プロピル−8−メチル−5−[α−(2’−
(tert.ブチルオキシカルボニル)ビフェニル−4−イ
ル)−α−(2−カルボキシ−エチルカルボニルオキ
シ)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン 実施例4aと同様にして2−n−プロピル−8−メチル
−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジンと無水コハク酸から調製
した。 収率:理論値の52%、 融点:101 ℃(分解)
【0126】b)2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(2−カルボキシ−エチルカルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン二水和物 実施例1cと同様にして2−n−プロピル−8−メチル
−5−[α−(2’−(tert.ブチルオキシカルボニル)
ビフェニル−4−イル)−α−(2−カルボキシ−エチ
ルカルボニルオキシ)メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジンとトリフルオロ酢酸から調製した。 収率:理論値の78%、 融点:100 ℃から分解 C28H28N2O6 2 x H2O (536.59) 計算値 x 2 H2O:C 64.91 H 6.01 N 5.22 実測値: 65.29 6.00 5.21
【0127】同様にして下記の化合物を本願の方法によ
り得ることができる。 (1) (R,S)−2−エチル−3,8−ジメチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (2) (R,S)−2−エチル−3−ブロモ−8−メチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (3) (R,S)−2−エチル−7−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (4) (R,S)−2−エチル−6−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (5) (R,S)−2−エチル−6,8−ジメチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
【0128】(6) (R,S)−2−エチル−7−トリフ
ルオロメチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニ
ル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (7) (R,S)−2−エチル−6,8−ジメチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (8) (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (9) (R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−エト
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (10)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−n−
プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン
【0129】(11)(R,S)−2−エチル−8−メチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (12)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (13)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−プロ
ピオニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン (14)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ブチ
リルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (15)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ピバ
ロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
【0130】(16)(R,S)−2−エチル−8−メチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ベンゾイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (17)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−フェ
ニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (18)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル)−α−ピバロイルオキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (19)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−(n
−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (20)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−(フ
ェニルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0131】(21)(R,S)−2−エチル−8−メチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (22)2−エチル−8−メチル−5−[α−(2’−(1
H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)
メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (23)(R,S)−2−エチル−8−メチル−5−[α−
(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカルボニル
オキシ)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (24)(R,S)−2−n−プロピル−3,8−ジメチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (25)(R,S)−2−n−プロピル−3−ブロモ−8−
メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4
−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2
−a]ピリジン
【0132】(26)(R,S)−2−n−プロピル−7−
メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4
−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2
−a]ピリジン (27)(R,S)−2−n−プロピル−6−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (28)(R,S)−2−n−プロピル−6,8−ジメチル
−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (29)(R,S)−2−n−プロピル−7−トリフルオロ
メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4
−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2
−a]ピリジン (30)(R,S)−2−n−プロピル−6,8−ジメチル
−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
【0133】(31)(R,S)−2−n−プロピル−8−
メチル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5
−イル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メ
チル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (32)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−エトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (33)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−n−プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (34)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (35)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン
【0134】(36)(R,S)−2−n−プロピル−8−
メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4
−イル)−α−プロピオニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (37)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ブチリルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (38)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ピバロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (39)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (40)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−フェニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0135】(41)(R,S)−2−n−プロピル−8−
メチル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5
−イル)−ビフェニル−4−イル)−α−ピバロイルオ
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (42)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(n−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (43)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(フェニルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン (44)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(シクロヘキシルアミノ−カルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (45)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0136】(46)2−n−プロピル−8−メチル−5−
[(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (47)(R,S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカ
ルボニルオキシ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (48)(R,S)−2−シクロプロピル−3,8−ジメチ
ル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (49)(R,S)−2−シクロプロピル−3−ブロモ−8
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (50)(R,S)−2−シクロプロピル−7−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン
【0137】(51)(R,S)−2−シクロプロピル−6
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (52)(R,S)−2−シクロプロピル−6,8−ジメチ
ル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (53)(R,S)−2−シクロプロピル−7−トリフルオ
ロメチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (54)(R,S)−2−シクロプロピル−6,8−ジメチ
ル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (55)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0138】(56)(R,S)−2−シクロプロピル−8
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−エトキシ−メチル]イミダゾ[1,2
−a]ピリジン (57)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−n−プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (58)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (59)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (60)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−プロピオニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン
【0139】(61)(R,S)−2−シクロプロピル−8
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ブチリルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (62)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−ピバロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (63)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (64)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−ベンゾイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (65)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−フェニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン
【0140】(66)(R,S)−2−シクロプロピル−8
−メチル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル)−α−ピバロイルオ
キシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (67)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−(n−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)−メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (68)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−(フェニルアミノ−カルボニルオキシ)−メチル]
イミダゾ[1,2−a]ピリジン (69)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−(シクロヘキシルアミノ−カルボニルオキシ)−メ
チル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (70)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)−メチル]
イミダゾ[1,2−a]ピリジン
【0141】(71)2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェ
ニル−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン (72)(R,S)−2−シクロプロピル−8−メチル−5
−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカ
ルボニルオキシ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (73)(R,S)−2−n−ブチル−3,8−ジメチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (74)(R,S)−2−n−ブチル−3−ブロモ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (75)(R,S)−2−n−ブチル−7−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
【0142】(76)(R,S)−2−n−ブチル−6−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (77)(R,S)−2−n−ブチル−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (78)(R,S)−2−n−ブチル−7−トリフルオロメ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (79)(R,S)−2−n−ブチル−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (80)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0143】(81)(R,S)−2−n−ブチル−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−エトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (82)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−n−プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (83)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (84)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (85)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−プロピオニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン
【0144】(86)(R,S)−2−n−ブチル−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ブチリルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (87)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ピバロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (88)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (89)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ベンゾイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (90)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−フェニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0145】(91)(R,S)−2−n−ブチル−8−メ
チル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル)−α−ピバロイルオキシ
−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (92)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(n−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (93)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(フェニルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン (94)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(シクロヘキシルアミノ−カルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (95)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0146】(96)2−n−ブチル−8−メチル−5−
[(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (97)(R,S)−2−n−ブチル−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカ
ルボニルオキシ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (98)(R,S)−2−メトキシ−3,8−ジメチル−5
−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−
α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン (99)(R,S)−2−メトキシ−3−ブロモ−8−メチ
ル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (100) (R,S)−2−メトキシ−7−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
【0147】(101) (R,S)−2−メトキシ−6−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (102) (R,S)−2−メトキシ−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (103) (R,S)−2−メトキシ−7−トリフルオロメ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (104) (R,S)−2−メトキシ−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (105) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン
【0148】(106) (R,S)−2−メトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−エトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (107) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−n−プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (108) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (109) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (110) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−プロピオニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン
【0149】(111) (R,S)−2−メトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ブチリルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (112) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ピバロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (113) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (114) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ベンゾイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (115) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−フェニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0150】(116) (R,S)−2−メトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−
イル)−ビフェニル−4−イル)−α−ピバロイルオキ
シ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (117) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(n−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (118) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(フェニルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン (119) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(シクロヘキシルアミノ−カルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (120) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0151】(121) 2−メトキシ−8−メチル−5−
[(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (122) (R,S)−2−メトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカ
ルボニルオキシ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (123) (R,S)−2−エトキシ−3,8−ジメチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (124) (R,S)−2−エトキシ−3−ブロモ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (125) (R,S)−2−エトキシ−7−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
【0152】(126) (R,S)−2−エトキシ−6−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (127) (R,S)−2−エトキシ−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)
−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (128) (R,S)−2−エトキシ−7−トリフルオロメ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (129) (R,S)−2−エトキシ−6,8−ジメチル−
5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (130) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0153】(131) (R,S)−2−エトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−エトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (132) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−n−プロピルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン (133) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−イソブチルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (134) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−メトキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (135) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−プロピオニルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン
【0154】(136) (R,S)−2−エトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−
イル)−α−ブチリルオキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (137) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ピバロイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (138) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−シクロヘキシルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (139) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−ベンゾイルオキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン (140) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−フェニルメチルカルボニルオキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0155】(141) (R,S)−2−エトキシ−8−メ
チル−5−[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−
イル)−ビフェニル−4−イル)−α−ピバロイルオキ
シ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (142) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(n−ブチルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (143) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(フェニルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン (144) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(シクロヘキシルアミノ−カルボニルオキシ)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (145) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α
−(ベンジルアミノ−カルボニルオキシ)メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0156】(146) 2−エトキシ−8−メチル−5−
[(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン (147) (R,S)−2−エトキシ−8−メチル−5−
[α−(2’−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イル)−α−(シクロヘキシルアミノカ
ルボニルオキシ)−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン (148) (R,S)−2−エトキシ−3−カルボキシ−8
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (149) (R,S)−2−エチル−3−エトキシカルボニ
ル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェ
ニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (150) (R,S)−2−n−プロピル−3−カルボキシ
−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニ
ル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン
【0157】(151) (R,S)−2−n−プロピル−3
−エトキシカルボニル−8−メチル−5−[α−(2’
−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ
−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン (152) (R,S)−2−シクロプロピル−3−カルボキ
シ−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェ
ニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (153) (R,S)−2−シクロプロピル−3−エトキシ
カルボニル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキ
シビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]
イミダゾ[1,2−a]ピリジン (154) (R,S)−2−n−ブチル−3−カルボキシ−
8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル
−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ
[1,2−a]ピリジン (155) (R,S)−2−n−ブチル−3−エトキシカル
ボニル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビ
フェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミ
ダゾ[1,2−a]ピリジン
【0158】(156) (R,S)−2−メトキシ−3−カ
ルボキシ−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシ
ビフェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン (157) (R,S)−2−メトキシ−3−エトキシカルボ
ニル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフ
ェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン (158) (R,S)−2−エトキシ−3−カルボキシ−8
−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−
4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン (159) (R,S)−2−エトキシ−3−エトキシカルボ
ニル−8−メチル−5−[α−(2’−カルボキシビフ
ェニル−4−イル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン
【0159】以下の医薬製剤の実施例に於いて、式Iの
あらゆる好適な化合物、特にRe がカルボキシ基または
1H−テトラゾリル基を表す化合物は活性物質として使
用できる。実施例I 5ml当たり活性物質50mgを含むアンプル 活性物質 50mg KH2PO4 2mg Na2HPO4x2H2O 50mg NaCl 12mg 注射用の水 5mlまで添加調製 :緩衝剤物質及び等張物質を水の一部に溶解する。
活性物質を添加し、それが完全に溶解された後、水を添
加して必要とされる容積にする。
【0160】実施例II 5ml当たり活性物質100 mgを含むアンプル 活性物質 100mg メチルグルカミン 35mg グリコフロール 1000mg ポリエチレングリコール− ポリプロピレングリコール ブロックポリマー 250mg 注射用の水 5mlまで添加調製 :メチルグルカミンを水の一部に溶解し、活性物質
を攪拌し、加熱しながら溶解する。溶媒の添加後に、水
を添加して所望の容積にする。
【0161】実施例III 調製:活性物質、CaHPO4、ラクトース及びトウモロコシ
澱粉をPVP 水溶液で均一に湿らせる。その物質を2mmの
篩に通し、循環空気乾燥器中で50℃で乾燥し、再度篩分
ける。 滑剤を添加した後、グラニュールを錠剤製造機中で圧縮
する。
【0162】実施例IV 調製:活性物質を賦形剤と混合し、ゼラチン水溶液で湿
らせる。篩分け、乾燥した後、グラニュールをステアリ
ン酸マグネシウムと混合し、圧縮して錠剤コアーを形成
する。 こうして製造したコアーを既知の方法により被覆物で被
覆する。着色剤を被覆懸濁液または溶液に添加してもよ
い。
【0163】実施例V 調製:活性物質を賦形剤と混合し、PVP 水溶液で湿らせ
る。湿った物質を1.5mm の篩に通し、45℃で乾燥する。
乾燥後、それを再度篩分け、ステアリン酸マグネシウム
を添加する。この混合物をコアーに圧縮する。こうして
製造したコアーを既知の方法により被覆物で被覆する。
着色剤を被覆懸濁液または溶液に添加してもよい。
【0164】実施例VI 調製:活性物質及びトウモロコシ澱粉を一緒に混合し、
水で湿らせる。湿った物質を篩分け、乾燥する。乾燥グ
ラニュールを篩分け、ステアリン酸マグネシウムと混合
する。最終混合物をサイズ1の硬質ゼラチンカプセルに
充填する。
【0165】実施例VII 5ml当たり活性物質50mgを含む経口用懸濁液 活性物質 50.0mg ヒドロキシエチルセルロース 50.0mg ソルビン酸 5.0mg 70%ソルビトール 600.0mg グリセロール 200.0mg 矯味矯臭薬 15.0mg 水 5.0mlまで添加調製 :蒸留水を70℃に加熱する。ヒドロキシエチルセル
ロースを攪拌しながらその中に溶解する。ソルビトール
溶液及びグリセロールの添加により、その混合物を周囲
温度に冷却する。周囲温度で、ソルビン酸、矯味矯臭薬
及び活性物質を添加する。その懸濁液を攪拌しながら脱
気して空気を除去する。50mgの投薬量が5.0 ml中に含ま
れる。
【0166】実施例VIII 調製:硬質脂肪を融解する。40℃で、粉砕した活性物質
をその融解物中に均一に分散させる。それを38℃に冷却
し、わずかに冷却した座薬金型に注入する。
フロントページの続き (72)発明者 ベルトールト ナル ドイツ連邦共和国 ヴェー7950 ビベラッ ハ 1 オーベル アウ 5 (72)発明者 ジャック ヴァン メール ドイツ連邦共和国 ヴェー7951 ミッテル ビベラッハ シューベルトヴェーク 4 (72)発明者 ヴォルフガンク ヴィーネン ドイツ連邦共和国 ヴェー7951 エッフィ ンゲン アム シースベルク 28 (72)発明者 ミハエル エンツェロート ドイツ連邦共和国 ヴェー7951 ヴァルト ハウゼン セバスチャン ザイラー シュ トラーセ 44

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 により表されるイミダゾ[1,2−a]ピリジン、その
    鏡像体及びこれらの塩。[式中、 Ra は直鎖または分枝C1-6アルキル基、シクロアルキル
    基、アルコキシ基により置換されたアルキル基、または
    C1-4アルコキシ基を表し、 Rb は水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
    子、またはアルキル基、ヒドロキシメチル基、トリフル
    オロメチル基、ホルミル基、カルボキシ基、アルコキシ
    カルボニル基、シアノ基、ニトロ基、NH2CH2- 基、R1N
    HCH2- 基またはR1NR2CH2- 基 (式中、 R1 及びR2 は、同じであってもよく、また異なってい
    てもよく、C1-6アルキル基、シクロアルキル基、シクロ
    アルキルアルキル基、フェニル基もしくはフェニルアル
    キル基を表し、またはR1 及びR2 は一緒になってC4-6
    -n- アルキレン基を表す)を表し、 Rc は水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
    子、必要によりアルコキシ基もしくはフェニルアルコキ
    シ基により置換されていてもよいアルキル基、アルコキ
    シ基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、
    H2N-基、R1NH-基またはR1NR2-基(式中、R1 及びR
    2 は先に定義されたとおりである)を表し、 Rd は水素原子またはアルキル基を表し、 Re はカルボキシ基、生体内でカルボキシ基に変換し得
    る基、またはシアノ基、1H−テトラゾリル基、1−ト
    リフェニルメチル−テトラゾリル基、アルカンスルホニ
    ルアミノカルボニル基、フェニルスルホニルアミノカル
    ボニル基、フェニルアルカンスルホニルアミノカルボニ
    ル基、トリフルオロメタンスルホニルアミノカルボニル
    基、ホスフィノ基、O−アルキル−ホスフィノ基、O−
    アラルキル−ホスフィノ基、ホスホノ基、O−アルキル
    −ホスホノ基、O−アラルキル−ホスホノ基、O,O−
    ジアルキルホスホノ基、ホスホノ−メチル基、O−アル
    キル−ホスホノ−メチル基、O−アラルキル−ホスホノ
    −メチル基、O−アリール−ホスホノ−メチル基、O,
    O−ジアルキル−ホスホノ−メチル基、ホスフェート
    基、O−アルキル−ホスフェート基、O−アラルキル−
    ホスフェート基、O−アリール−ホスフェート基または
    O,O−ジアルキル−ホスホリル基を表し、 Xは酸素原子、必要によりホルミル基、R1 基もしくは
    1 CO−基により置換されていてもよいイミノ基、ま
    たは-CO-基、-(HON=C)- 基もしくは-(R3 CR 4)- 基 (式中、 R3 は水素原子またはアルキル基であり、かつR4 は水
    素原子;カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミ
    ノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
    キルアミノカルボニル基またはヘテロアリール基により
    置換されたアルコキシ基(そのヘテロアリール基は炭素
    −炭素結合を介してアルコキシ基に結合されている);
    2位、3位もしくは4位でヘテロアリール基により置換
    されたアルコキシ基(そのヘテロアリール基は炭素−窒
    素結合を介してアルコキシ基に結合されている)ヒドロ
    キシ基、ジアルキルホスホノメトキシ基、アジド基、CH
    O-O-基、R1O-基、R5NR6-基、R1CO-O-基、R1O-CO-O
    -基、CHO-N R5-基、R1-CO-NR7-基、R1O-CO-N R5-
    基、R5NR6-CO-O- 基、R1SO2-O- 基、R5 N R6-CO-N
    5 - 基もしくはR1SO2-NR7-基であり、またはR3
    びR4 は一緒になって1,2−エチレンジオキシ基また
    は1,3−n−プロピレンジオキシ基を表し、 上記の基中、R1 は先に定義されたとおりであり、 R5 及びR6 は、同じであってもよく、また異なってい
    てもよく、水素原子を表し、または先にR1 及びR2
    関して示された意味を有し、 R7 は水素原子またはアルキル基を表し、またはR1
    びR7 は一緒になってC3-5−n−アルキレン基を表す)
    を表し、 特にことわらない限り、上記のアルキル部分またはアル
    コキシ部分は1〜4個の炭素原子を含んでもよく、また
    上記のシクロアルキル部分は3〜7個の炭素原子を含ん
    でもよく、かつ“アリール基”という用語は、必要によ
    りフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはヒド
    ロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、フェニルアルコ
    キシ基、フェニル基、ニトロ基、アミノ基、アルキルア
    ミノ基、ジアルキルアミノ基、アルカノイルアミノ基、
    シアノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
    ミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジア
    ルキルアミノカルボニル基、トリフルオロメチル基、ア
    ルカノイル基、アミノスルホニル基、アルキルアミノス
    ルホニル基もしくはジアルキルアミノスルホニル基によ
    り一置換または二置換されていてもよいフェニル基(夫
    々のアルキル部分は1〜4個の炭素原子を含んでもよ
    い)、またはナフチル基を表し、かつ“ヘテロアリール
    基”という用語は、炭素原子またはイミノ基を介して結
    合され、そしてイミノ基、酸素原子もしくは硫黄原子ま
    たはイミノ基と酸素原子、硫黄原子もしくは窒素原子を
    含む5員ヘテロ芳香族環を表し、または炭素原子を介し
    て結合され、そして1個もしくは2個の窒素原子を含む
    6員ヘテロ芳香族環を表し、上記のヘテロ芳香族環は炭
    素骨格中でC1-6アルキル基またはフェニルアルキル基に
    より置換されていてもよく、夫々の場合に、二つの隣接
    する炭素原子を介して、n−プロピレン基、n−ブチレ
    ン基もしくは1,3−ブタジエニル基が5員ヘテロ芳香
    族環及び6員ヘテロ芳香族環の両方に結合されていても
    よく、またはイミノ基及び隣接する炭素原子を介して、
    n−ブチレン基もしくは1,3−ブタジエニル基が5員
    ヘテロ芳香族環及び6員ヘテロ芳香族環の両方に結合さ
    れていてもよく、またこうして形成された環化されたピ
    リジン環中で、メチン基が窒素原子により置換されてい
    てもよく、また形成されたピリジン環の窒素原子に対し
    3位、4位のビニレン基が硫黄原子により置換されてい
    てもよく、またはこうして形成された環化されたフェニ
    ル環中で、1個もしくは2個のメチン基がN原子により
    置換されていてもよく、更に炭素骨格中の上記の縮合さ
    れた芳香族もしくはヘテロ芳香族の環はフッ素原子、塩
    素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、アルコキ
    シ基、ヒドロキシ基、フェニル基、ニトロ基、アミノ
    基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルカノ
    イルアミノ基、シアノ基、カルボキシ基、アルコキシカ
    ルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
    ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、フルオロメ
    チル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、
    アルカノイル基、アミノスルホニル基、アルキルアミノ
    スルホニル基もしくはジアルキルアミノスルホニル基に
    より一置換されていてもよく、またはフッ素原子もしく
    は塩素原子またはメチル基、メトキシ基もしくはヒドロ
    キシ基により二置換されていてもよく、また互いに対し
    1,2位の二つのメチル置換基はメチレンブリッジまた
    はエチレンブリッジにより互いに結合されていてもよ
    く、また必要によりイミダゾール環中に存在してもよい
    NH- 基はC1-6アルキル基、フェニルアルキル基またはシ
    クロアルキル基により置換されていてもよい]
  2. 【請求項2】Ra が直鎖または分枝C1-4アルキル基、シ
    クロプロピル基、シクロブチル基、アルコキシ基、メト
    キシメチル基またはエトキシメチル基を表し、 Rb が水素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル
    基、アミノメチル基、R1NHCH2- 基またはR1NR2CH2-
    基 (式中、 R1 及びR2 は、同じであってもよく、また異なってい
    てもよく、C1-4アルキル基、シクロヘキシル基、フェニ
    ル基またはベンジル基を表し、またはR1 及びR2 は一
    緒になってn-ブチレン基を表す)を表し、 Rc が水素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル
    基またはトリフルオロメチル基を表し、 Rd が水素原子またはアルキル基を表し、 Re がカルボキシ基または1H−テトラゾール−5−イ
    ル基を表し、 Xが酸素原子、必要によりホルミル基、R1 基もしくは
    1 CO−基により置換されていてもよいイミノ基、ま
    たは-CO-基、-(HON=C)- 基もしくは-(R3 CR 4)- 基 (式中、 R3 は水素原子またはアルキル基であり、かつR4 は水
    素原子;カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミ
    ノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
    キルアミノカルボニル基またはヘテロアリール基により
    置換されたアルコキシ基(そのヘテロアリール基は炭素
    −炭素結合を介してアルコキシ基に結合されている);
    2位、3位もしくは4位でヘテロアリール基により置換
    されたアルコキシ基(そのヘテロアリール基は炭素−窒
    素結合を介してアルコキシ基に結合されている);ヒド
    ロキシ基、R1O- 基、R1CO-O-基、R1O-CO-O-基、アジ
    ド基、R5NR6-基、CHO-N R5-基、R1CO-N R7-基、R
    1O-CO-N R5-基、R5NR6-CO-O- 基、R1SO2-O- 基、R
    5 N R6-CO-NR5 - 基もしくはR1SO2-NR7-基を表し、 上記の基中、R1 は先に定義されたとおりであり、 R5 及びR6 は、同じであってもよく、また異なってい
    てもよく、水素原子を表し、または先にR1 に関して示
    された意味を有し、 R7 は水素原子またはアルキル基を表し、またはR1
    びR7 は一緒になってC3-5−n−アルキレン基を表す)
    を表し、 特にことわらない限り、上記のアルキル部分またはアル
    コキシ部分は1〜3個の炭素原子を含んでもよく、また
    上記のシクロアルキル部分は3〜7個の炭素原子を含ん
    でもよい請求項1に記載の一般式Iのイミダゾ[1,2
    −a]ピリジン、その鏡像体及びこれらの塩。
  3. 【請求項3】Ra がC2-4アルキル基を表し、 Rb が水素原子を表し、 Rc が水素原子またはメチル基を表し、 Rd が水素原子を表し、 Re がカルボキシ基または1H−テトラゾリル基を表
    し、かつXがカルボニル基;または必要によりヒドロキ
    シ基、メトキシ基、ベンジルオキシ基、ピリジルメトキ
    シ基、アセトキシ基、エトキシカルボニルメトキシ基、
    シクロヘキシルカルボニルオキシ基またはシクロヘキシ
    ルアミノカルボニルオキシ基により置換されていてもよ
    いメチレン基を表す請求項1に記載の一般式Iのイミダ
    ゾ[1,2−a]ピリジン、その鏡像体及びこれらの
    塩。
  4. 【請求項4】(a) (R,S)−2−エチル−8−メチル
    −5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
    ル)−α−ヒドロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
    a]ピリジン、(b) (R,S)−2−エチル−8−メチ
    ル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
    ル)−α−アセトキシ−メチル]イミダゾ[1,2−
    a]ピリジン、(c) (R,S)−2−エチル−8−メチ
    ル−5−[α−(2’−カルボキシビフェニル−4−イ
    ル)−α−シクロヘキシルアミノカルボニルオキシ−メ
    チル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン及び(d) (R,
    S)−2−n−プロピル−8−メチル−5−[α−
    (2’−カルボキシビフェニル−4−イル)−α−ヒド
    ロキシ−メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン である請求項1に記載の一般式Iの化合物、その鏡像体
    及びこれらの塩。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の少なくとも一項に記載の
    化合物と無機または有機の酸または塩基の生理学上許さ
    れる塩。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4の少なくとも一項に記載の
    化合物または請求項5に記載の生理学上許される塩を、
    必要により一種以上の不活性な担体及び/または希釈剤
    と一緒に含むことを特徴とする医薬組成物。
  7. 【請求項7】 アンギオテンシン拮抗活性を有する医薬
    組成物を調製するための請求項1〜5の少なくとも一項
    に記載の化合物の使用。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5の少なくとも一項に記載の
    化合物を非化学的方法により一種以上の不活性な担体及
    び/または希釈剤に混入することを特徴とする請求項7
    に記載の医薬組成物の調製法。
  9. 【請求項9】a)一般式Iの化合物(式中、Xは-(HO-CR
    3)- 基を表し、かつRb は水素原子、フッ素原子もしく
    は塩素原子またはアルキル基もしくはトリフルオロメチ
    ル基を表す)を調製するために、 一般式 【化2】 (式中、 Ra 、Rc 及びRd は請求項1〜4に定義されたとおり
    であり、かつRb ' は水素原子、フッ素原子もしくは塩
    素原子またはアルキル基もしくはトリフルオロメチル基
    を表す)のイミダゾ[1,2−a]ピリジンを一般式 【化3】 (式中、Re 及びR3 は請求項1〜4に定義されたとお
    りである)のビフェニル化合物と反応させ、または b)一般式Iの化合物(式中、Re はカルボキシ基を表
    す)を調製するために、 一般式 【化4】 (式中、 Ra 〜Rd 及びXは請求項1〜4に定義されたとおりで
    あり、かつRe ' は加水分解、熱分解または水添分解に
    よりカルボキシ基に変換し得る基を表す)の化合物を相
    当するカルボキシ化合物に変換し、または c)一般式Iの化合物(式中、Xはカルボニル基を表す)
    を調製するために、 一般式 【化5】 (式中、 Ra 〜Re は請求項1〜4に定義されたとおりである)
    の化合物を酸化し、または d)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R3CH)- 基を表す)
    を調製するために、 一般式 【化6】 (式中、 Ra 〜Re 及びR3 は請求項1〜4に定義されたとおり
    であり、かつZ1 は水素化物により置換し得る基を表
    す)の化合物を有機金属水素化物で還元し、または e)一般式Iの化合物[式中、Xは- R1N- 基または-(R
    3CR4)- 基を表す(式中、R1 はシクロプロピル基、シ
    クロブチル基及びフェニル基を除いて請求項1〜4に定
    義されたとおりであり、R3 は請求項1〜4に定義され
    たとおりであり、かつR4 はカルボキシ基、アルコキシ
    カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
    ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基またはヘテ
    ロアリール基により置換されたC1-4アルコキシ基(その
    ヘテロアリール基は炭素−炭素結合を介してそのアルコ
    キシ基に結合されている);2位、3位または4位でヘ
    テロアリール基により置換されたC2-4アルコキシ基(そ
    のヘテロアリール基は炭素−窒素結合を介してそのアル
    コキシ基に結合されている);またはR1O- 基もしくは
    1NR6-基を表す(式中、R1 及びR3 は先に定義され
    たとおりであり、かつR6 は請求項1〜4に定義された
    とおりである))]を調製するために、 一般式 【化7】 (式中、 Ra 〜Re は請求項1〜4に定義されたとおりであり、
    かつX’は-HN-基または-(HO-CR3)- 基(式中、R3
    請求項1〜4に定義されたとおりである)を表す)の化
    合物を式 R1'−Z2 (VIII) (式中、 R1'はシクロプロピル基、シクロブチル基及びフェニル
    基を除いてR1 に関して請求項1〜4に定義された意味
    を有し、更にカルボキシ基、アルコキシカルボニル基、
    アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジ
    アルキルアミノカルボニル基またはヘテロアリール基に
    より置換されたC1-4アルキル基(そのヘテロアリール基
    は炭素−炭素結合を介してそのアルキル基に結合されて
    いる);または2位、3位または4位でヘテロアリール
    基により置換されたC2-4アルコキシ基(そのヘテロアリ
    ール基は炭素−窒素結合を介してそのアルキル基に結合
    されている)を表し、かつZ2 は求核性脱離基を表す)
    の化合物と反応させ、または f)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R1-CO-N)-基、-(R
    1-CO-O-CR3)- 基、-(R1O-CO-O-C R3)- 基、-(R1-SO
    2-O-C R3)- 基、-(R1-CO-NR7-C R3)- 基、-(R1O-C
    O-N R5 -CR3)- 基または-(R1SO2-NR7-C R3)- 基を
    表す)を調製するために、 式 【化8】 (式中、 X”は-HN-基、-(HO-CR3)- 基または-(R5NH-C R3)-
    基(式中、R3 及びR 5 は請求項1〜4に定義されたと
    おりである)を表す)の化合物を式 Z3 −U−E (X) (式中、 Z3 は求核性脱離基を表し、 Uはカルボニル基またはスルホニル基を表し、かつEは
    請求項1〜4でR1 に関して示された意味を有し、また
    はEはR5 と一緒になってC3-5-n- アルキレン基を表
    し、またはUがカルボニル基を表す場合には、R1O- 基
    (式中、R1 は請求項1〜4に定義されたとおりであ
    る)を表す)の化合物、またはその酸ハライド、酸エス
    テルもしくはその酸無水物の如きその反応性誘導体と反
    応させ、または g)一般式Iの化合物(式中、Xは-(R5NR6-CO-O-CR3)
    - 基または-(R5NR6-CO-NR5 -CR3)- 基を表す)を調
    製するために、 一般式 【化9】 (式中、 Ra 〜Re 及びR3 は請求項1〜4に定義されたとおり
    であり、かつX”は-(HO-CR3)- 基または-(R5NH-C R
    3)- 基(式中、R3 及びR5 は請求項1〜4に定義され
    たとおりである)を表す)の化合物を、必要により反応
    混合物中で調製されてもよい一般式 R5 ( R6)N−CO−Z4 (XI) (式中、 R5 及びR6 は請求項1〜4に定義されたとおりであ
    り、かつZ4 は求核性脱離基を表し、またはZ4 とR5
    は一緒になって窒素−炭素結合を表す)の化合物と反応
    させ、または h)一般式Iの化合物(式中、Re は1H−テトラゾリル
    基を表す)を調製するために、 一般式 【化10】 (式中、 Ra 〜Rd 及びXは請求項1〜4に定義されたとおりで
    あり、かつRe " は1位または2位で保護基により保護
    された1H−テトラゾリル基を表す)の化合物から保護
    基を開裂し、または i)一般式Iの化合物(式中、Xは酸素原子または- R5N
    - 基を表す)を調製するために、 一般式 【化11】 (式中、 Ra 及びRb は請求項1〜4に定義されたとおりであ
    り、 Rc ' は水素原子またはアルキル基を表し、 Rd ' は水素原子を表し、かつZ5 は求核性脱離基を表
    す)のイミダゾ[1,2−a]ピリジンを一般式 【化12】 (式中、 Re は請求項1〜4に定義されたとおりであり、かつ
    X"'は酸素原子または- R5N- 基(式中、R5 は請求項
    1〜4に定義されたとおりである)を表す)のビフェニ
    ル化合物と反応させ、または j)一般式Iの化合物(式中、Re は1H−テトラゾリル
    基を表す)を調製するために、 一般式 【化13】 (式中、 Ra 〜Rd 及びXは請求項1〜4に定義されたとおりで
    ある)の化合物をアジ化水素酸またはその塩と反応さ
    せ、そして続いて、所望により、こうして得られた式I
    の化合物(式中、Rb は水素原子を表す)をニトロ化に
    より式Iの相当する化合物(式中、Rb はニトロ基を表
    す)に変換し、またはこうして得られた式Iの化合物
    (式中、Rb はニトロ基を表す)を式Iの相当するアミ
    ノ化合物への還元後に相当するジアゾニウム塩を経て式
    Iの化合物(式中、Rb は水素原子、フッ素原子、塩素
    原子または臭素原子を表す)に変換し、またはこうして
    得られた式Iの化合物(式中、Rb は水素原子を表す)
    をハロゲン化により式Iの相当する化合物(式中、Rb
    は塩素原子または臭素原子を表す)に変換し、またはこ
    うして得られた式Iの化合物(式中、Rb は水素原子を
    表す)を二置換ホルムアミド及びオキシ塩化リンとの反
    応により式Iの相当する化合物(式中、Rbはホルミル
    基を表す)に変換し、またはこうして得られた式Iの化
    合物(式中、Rb はホルミル基を表す)を酸化により式
    Iの相当する化合物(式中、Rb はカルボキシ基を表
    す)に変換し、またはこうして得られた式Iの化合物
    (式中、Rb はカルボキシ基を表す)をエステル化によ
    り式Iの相当する化合物(式中、Rb はアルコキシカル
    ボニル基を表す)に変換し、またはこうして得られた式
    Iの化合物(式中、Rb はホルミル基を表す)をヒドロ
    キシルアミンとの反応により式Iの相当するアルドキシ
    ムに変換し、続いてアルドキシムと脱水剤の反応により
    式Iの相当する化合物(式中、Rb はシアノ基を表す)
    に変換し、またはこうして得られた式Iの化合物(式
    中、Rb は水素原子を表す)をマンニッヒ反応によりア
    ンモニアまたは一級もしくは二級アミンとホルムアルデ
    ヒドとの反応により式Iの相当する化合物(式中、Rb
    はNH2CH2- 基、R1NHCH2- 基またはR1NR2 CH2-基を表
    す)に変換し、またはこうして得られた式Iの化合物
    (式中、Xは-(R1SO2O-C R3)- 基を表す)をアジ化ナ
    トリウムとの反応により式Iの相当するアジド化合物に
    変換し、またはこうして得られた式Iの化合物(式中、
    4 はアジド基を表す)を還元により相当するアミノ化
    合物に変換し、またはこうして得られた式Iの化合物
    (式中、Xはカルボニル基を表す)をヒドロキシルアミ
    ンとの反応により式Iの相当する化合物(式中、Xは-
    (HON=C)- 基を表す)に変換し、またはこうして得られ
    た式Iの化合物(式中、Xは-(HON=C)- 基を表す)を還
    元により式Iの相当するアミノ化合物に変換し、または
    こうして得られた式Iの化合物(式中、Xはカルボニル
    基を表す)を1,2−エタンジオールまたは1,3−プ
    ロパンジオールとの反応により式Iの相当する化合物
    (式中、Xは-(R3CR4)- 基(式中、R3 及びR4 は一
    緒になって1,2−エチレンジオキシ基または1,3−
    n−プロピレンジオキシ基を表す)を表す)に変換し、
    そして必要により、反応性基を保護するために反応中に
    使用された保護基を開裂し、かつ/または所望により、
    続いて、こうして得られたラセミ体をその鏡像体に分割
    し、またはこうして得られた一般式Iの化合物をその
    塩、更に特別には医薬上の使用のために無機または有機
    の酸または塩基とのその生理学上許される塩に変換する
    ことを特徴とする請求項1〜5に記載のイミダゾ[1,
    2−a]ピリジンの調製法。
JP5022178A 1992-02-11 1993-02-10 イミダゾ[1,2−aピリジン、これらの化合物を含む医薬組成物及びそれらの調製法 Pending JPH05255326A (ja)

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