JPH0525524U - 透明デジタイザセンサ板 - Google Patents

透明デジタイザセンサ板

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JPH0525524U
JPH0525524U JP081740U JP8174091U JPH0525524U JP H0525524 U JPH0525524 U JP H0525524U JP 081740 U JP081740 U JP 081740U JP 8174091 U JP8174091 U JP 8174091U JP H0525524 U JPH0525524 U JP H0525524U
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frame plate
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正博 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ディスプレイ装置等の表示盤面に装着し
て使用するに好適な高品質のデジタイジング性能に優れ
た電磁誘導方式の透明デジタイザセンサ板を提供する。 【構成】 絶縁被覆センサ線が四辺形の開口部を形成す
るセンサ線布線用枠板の各辺上に設立された複数本のセ
ンサ線折り返し用のピンで折り返され前記枠板上のX軸
方向及びY軸方向のそれぞれに布線されてなり、この枠
板の前記センサ線布線面に対面して透明絶縁平板を額縁
状支持枠で所定間隔に支持固定し、前記X軸方向及びY
軸方向に布線されたセンサ線の各交点を接着固定したこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はCAD等に使用される情報入力装置に係わり、特にディスプレイ装置 の表示盤面上に装着して使用される電磁誘導方式の透明デジタイザセンサ板に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、液晶ディスプレイ装置等の表示盤面上に電磁誘導方式の透明デジタイザ センサ板を装着し、このデジタイザセンサ板上から表示画面への情報の入力作業 を行うデジタイザセンサ板付ディスプレイ装置が使用されるようになってきてい る。図3はかかるディスプレイ装置に使用される透明デジタイザセンサ板の概略 図で、図4は図3の透明デジタイザセンサ板のセンサ線布線説明図、図5は図3 の透明デジタイザセンサ板の外枠を構成する額縁状支持枠の斜視図である。
【0003】 従来、かかる透明デジタイザセンサ板は、図3,図4に示す如く、透明絶縁平 板8上のX軸方向とY軸方向にそれぞれ所定間隔に設立された複数本のセンサ線 折り返し用のピン2,2に極細マグネットワイヤ等の極細絶縁被覆センサ線3を X軸方向に引っ掛け折り返しながら所定パタ−ンに布線し、次にセンサ線3をY 軸方向に同様にして所定パターンに布線(X軸方向とY軸方向のセンサ線布線順 序は入れ換えてもよい)し、前記透明絶縁平板8から導出されるX軸方向及びY 軸方向センサ線3,3の各端末部4,4を除くセンサ線3,3上にエポキシ樹脂 等の接着剤7を塗布して前記X軸方向及びY軸方向センサ線3,3を接着剤7中 に埋設し、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3の埋設された接着剤7の上から 更に別の他の1枚の透明絶縁平板6を載置固着し、X軸方向及びY軸方向センサ 線3,3を透明絶縁平板8と6の間に挟持固着一体化させ、これを図5に図示す るような額縁状支持枠9に収納し、X軸方向及びY軸方向センサ線端末部4,4 をセンサ線端末導出口11から導出することにより構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の透明デジタイザセンサ板は、接着剤層に埋設されたX軸方向及びY軸方 向センサ線を2枚の透明絶縁平板で挟持固着する構造であるため、次のような難 点を有していた。液晶ディスプレイ装置の表示盤面とセンサ板のセンサ線との 間の距離が大きくなるのでセンサ感度が低下する。センサ板の厚みが厚くなり センサ板作業面から表示盤面の画像を見るとき、見る角度により視差を生じ易く 、デジタイジング入力がしずらい。センサ板の重量が重く取り扱いにくい。
【0005】 本考案は前記難点を解消した薄型軽量で取り扱い易い高品質のデジタイジング を行うことのできる透明デジタイザセンサ板を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
四辺形の開口部を形成するセンサ線布線用の枠板と、該枠板の各辺板上に所定 間隔に設立された複数本のセンサ線折り返し用のピンと、該ピンで折り返し前記 枠板のX軸方向に布線したX軸方向絶縁被覆センサ線と前記枠板のY軸方向に布 線したY軸方向絶縁被覆センサ線と、前記枠板のX軸方向及びY軸方向センサ線 の布線面に対面して配置されたデジタイジング作業板用の透明絶縁平板と、前記 X軸方向及びY軸方向センサ線の布線された枠板と前記透明絶縁平板とを所定間 隔に支持固定する額縁状支持枠とからなり、前記X軸方向センサ線と前記Y軸方 向センサ線との各交点を接着固定し透明デジタイザセンサ板を構成するものであ る。
【0007】
【作用】
本考案の透明デジタイザセンサ板は、デジタイジング作業面のみを透明ガラス 平板で構成し、センサ板とディスプレイ装置の表示盤面とはセンサ線の布線面が 枠板の厚みのみの間隔を介して極めて近接して配置される構成となるので、セン サ板の透明ガラス平板と反対面のディスプレイ装置の表示盤からセンサ板に入射 される画像位置に乱れを生じることが少なくなり、センサ感度が向上し、正確な 画像のデジタイジングを行うことができる。
【0008】 また、透明絶縁平板がセンサ板のデジタイジング作業面側の1枚のみなのでデ ジタイザセンサ板が薄型化され、デジタイジング作業面からの視差の発生が低減 化されデジタイジング精度が改善される。
【0009】 また、センサ板の薄型化によりデジタイザセンサ板が軽量化され、センサ板の 取扱作業性の改善が図れる。
【0010】 また、X軸方向センサ線とY軸方向センサ線との各交点が接着固定されている のでセンサ線の位置ズレも発生しない。
【0011】 また、前記X軸方向及びY軸方向センサ線として絶縁被覆層の外周に融着被覆 層を施した自己融着被覆絶縁センサ線を用いれば、前記X軸方向センサ線とY軸 方向センサ線との各交点を前記自己融着被覆絶縁センサ線の融着被覆層により接 着固定することができるので、他の接着剤を用いる必要がなくなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図1,図2によって説明する。図1において1は四辺形の開口 部10を形成するセンサ線布線用の枠板,2は枠板1の各辺板上に所定間隔で設 立されたセンサ線折り返し用のピン,3,3はそれぞれ枠板1上のX軸方向とY 軸方向に蛇行状に布線されたセンサ線4,4はそれぞれX軸方向及びY軸方向に 布線されたセンサ線の各端末部,5はX軸方向及びY軸方向センサ線の各交点を 接着剤で固着した固着点、8は透明ガラス平板、9は枠板1と透明ガラス平板8 とを平板部12により所定の間隔に支持固定する額縁状支持枠で、支持枠の額縁 部にはセンサ線3,3の端末部4,4を導出する導出口11を有する。
【0013】 本考案の透明デジタイザセンサ板は次のようにして製造される。センサ線布線 用の枠板1上のX軸方向に極細マグネットワイヤを用いたセンサ線3を布線パタ −ンに沿って、前記折り返し用ピン2に順次引っ掛け折り返しながら蛇行状に布 線してX軸方向センサ線3を形成し、その端末4,4を枠板1から導出する。ま た、同様にしてY軸方向にY軸方向センサ線3を布線する。このとき、X軸方向 とY軸方向の各センサ線3,3は各交点でそれぞれ接触し、X軸方向及びY軸方 向センサ線の布線状態で折り返し用ピン2,2間に弛みを生じることのないよう 布線される。
【0014】 次に、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3の各交点に例えば高粘稠性又は速 硬性のエポキシ樹脂等の接着剤を塗布固着し、固着点5を形成する。
【0015】 続いて、額縁状支持枠9の一方の側にX軸方向及びY軸方向センサ線3,3の 布線固着された枠板1を嵌着支持し、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3のそ れぞれの端末部4,4をセンサ線端末部導出口11,11から導出させた状態で 枠板1を縁状支持枠9に接着剤で接着固定する。
【0016】 次に、センサ線布線用枠板1の支持固定された前記額縁状支持枠9の他方の側 に透明ガラス板8を嵌着載置し接着剤により接着固定させて、透明デジタイザセ ンサ板が構成される。
【0017】 図2は本考案の他の実施例を示すもので、X軸方向及びY軸方向センサ線3, 3を図1の実施例の布線パタ−ンとは異なるパタ−ンに布線した枠板1の斜視図 を示すもので、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3の布線パタ−ンは本実施例 の他に、用途により種々の布線パターンが採用される。
【0018】 なお、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3の各交点を固着させる接着剤5と しては、エポキシ樹脂接着剤のほかに、紫外線硬化型接着剤,あるいは2液混合 型接着剤等も用いられる。
【0019】 さらに、センサ線3として絶縁被覆層の外周に融着被覆層を施した自己融着被 覆センサ線を用いれば、布線されたX軸方向及びY軸方向センサ線3,3に単に 通電加熱または熱風加熱を施すだけで、X軸方向及びY軸方向センサ線3,3の 各交点を接着固定させることができるので、製作工数は格段に向上する。
【0020】
【考案の効果】
本考案の透明デジタイザセンサ板はセンサ線の布線面とディスプレイ装置の表 示盤面とが極めて近接して配置される構造となるので、ディスプレイ装置の表 示盤面とセンサ板のセンサ線との間の距離が小さくなりセンサ感度が向上する。 センサ板の厚みが薄くなり、またセンサ線を埋設する接着剤がなくなるので、 センサ板作業面から表示盤面の画像を見るときの視差がなくなり、デジタイジン グ作業性が向上するほか,センサ板へ入射される画像ずれも解消される。セン サ板が薄形軽量化され取り扱い易くなる。センサ板が安価に得られる。等の効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の透明デジタイザセンサ板の
構成を説明する図である。
【図2】本考案の他の実施例でX軸方向及びY軸方向セ
ンサ線がそれぞれ布線固着された枠板の斜視図である。
【図3】従来型の透明デジタイザセンサ板の概略断面図
である。
【図4】従来型の透明デジタイザセンサ板のセンサ線布
線説明図である。
【図5】従来型の透明デジタイザセンサ板を構成する額
縁状支持枠の斜視図である。
【符号の説明】
1 センサ線布線用枠板 2 センサ線折り返しピン 3 センサ線 4 センサ線端末部 5 固着点 6,8 透明絶縁平板 7 接着剤 10 四辺形開口部 11 端末部導出口 12 平板部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四辺形の開口部を形成するセンサ線布線
    用の枠板と、該枠板の各辺板上に所定間隔に設立された
    複数本のセンサ線折り返し用のピンと、該ピンで折り返
    し前記枠板のX軸方向に布線したX軸方向絶縁被覆セン
    サ線と前記枠板のY軸方向に布線したY軸方向絶縁被覆
    センサ線と、前記枠板のX軸方向及びY軸方向センサ線
    の布線面に対面して配置されたデジタイジング作業板用
    の透明絶縁平板と、前記X軸方向及びY軸方向センサ線
    の布線された枠板と前記透明絶縁平板とを所定間隔に支
    持固定する額縁状支持枠とからなり、前記X軸方向セン
    サ線と前記Y軸方向センサ線との各交点が接着固定され
    ていることを特徴とする透明デジタイザセンサ板。
  2. 【請求項2】 前記X軸方向及びY軸方向センサ線が絶
    縁被覆層の外周に融着被覆層を施した自己融着被覆絶縁
    センサ線からなり、前記X軸方向センサ線と前記Y軸方
    向センサ線との各交点が前記自己融着被覆絶縁センサ線
    の融着被覆層により接着固定されていることを特徴とす
    る透明デジタイザセンサ板。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320235U (ja) * 1986-07-18 1988-02-10

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