JPH05254728A - 送給ローラ - Google Patents

送給ローラ

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Publication number
JPH05254728A
JPH05254728A JP5175892A JP5175892A JPH05254728A JP H05254728 A JPH05254728 A JP H05254728A JP 5175892 A JP5175892 A JP 5175892A JP 5175892 A JP5175892 A JP 5175892A JP H05254728 A JPH05254728 A JP H05254728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
ceramic
feeding roller
metal
supply roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5175892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP5175892A priority Critical patent/JPH05254728A/ja
Publication of JPH05254728A publication Critical patent/JPH05254728A/ja
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  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磨耗し難く、かつ割れが発生しても搬送機能
が損なわれない送給ローラの提供。 【構成】 送給ローラ1は、溶接線材2を案内するV溝
111を外周に形成した円筒状のセラミック部11を、
ねじ14を用い、段部132を有する金属部13と金属
部12とにより図示左右より挟み込んで固定してなり、
ベアリング3により、溶接線材2をV溝111に押圧し
ながら搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CO2 溶接機やその他
の装置に、線材を搬送する送給ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に示す様に、溶接線材1
00(鉄合金)を案内するV溝210を外周に形成し、
加圧ローラ300により、溶接線材100をV溝210
に押圧しながらCO2 溶接機方向に搬送する送給ローラ
200(鉄合金製)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の送給ローラ20
0は、V溝210が、溶接線材100により磨耗され易
く、寿命が短いという欠点を有する。そこで、図8に示
す様に、送給ローラ200をセラミックにして耐磨耗性
を向上させ、寿命の延長を狙ったものが案出され、使用
に供された。しかし、この送給ローラ400では、引張
応力Fにより、V溝410が開いて割れ420が生じ易
く、割れ420が生じると搬送機能が損なわれて(バラ
バラになる)使用できなくなるという新たな不具合が見
いだされた。本発明の目的は、磨耗し難く、かつ割れが
発生しても搬送機能が損なわれない送給ローラの提供に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明は、線材を案内する溝を外周に周設してなり、加
圧ローラにより、前記線材を前記溝に押圧しながら搬送
する送給ローラにおいて、前記溝の周辺がセラミック、
他が金属で形成されている構成を採用した。
【0005】
【作用及び発明の効果】溝の周辺がセラミックで形成さ
れているので、耐磨耗性の向上が図れ、送給ローラは長
寿命である。引張応力により、溝が開いてセラミック部
分に割れが生じても金属部分に広がらないので、搬送機
能は保持される。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明の第1実施例を図1、図2に
基づいて説明する。図に示す如く、送給ローラ1は、鉄
合金製の溶接線材2を案内するV溝111を外周に周設
したセラミック部11、及びセラミック部11を図示左
右(図1)から固定する金属部12、13で構成され
る。この、送給ローラ1は、溶接線材2を、ベアリング
3によりV溝111に所定圧で押圧しながらCO2 溶接
機方向40に搬送する。
【0007】セラミック部11は、本実施例では、アル
ミナを主体とするセラミック焼結体で形成され、リング
状を呈する。また、V溝111は、溶接線材2の図示下
半分が溝内に収まる(搬送時)様な形状に形成されてい
る。尚、セラミック部11は、後述する金属部13の段
部132に嵌め込み、金属部12を金属部13に螺合し
て固定される。
【0008】金属部12は、本実施例では鉄合金で形成
され、雌ねじ121、及びセラミック部11の図示左方
(図1)を掛止する段部122を有する。
【0009】金属部13は、本実施例では鉄合金で形成
され、雌ねじ121に螺合する雄ねじ131と、セラミ
ック部11の中央及び図示右方(図1)を掛止する段部
132とを有する。また、キー溝133を形成した軸孔
134には、送給ローラ1を回転駆動させる駆動装置
(図示せず)の回転軸135が嵌め込まれている。
【0010】鉄合金製のベアリング3は、その軸心が送
給ローラ1の回転軸と平行になる送給ローラ1の真上位
置に回転自在に配されている。
【0011】次に、本実施例の利点を述べる。 (あ)セラミック部11を、アルミナを主体とするセラ
ミック焼結体で形成しているので、ベアリング3によ
り、溶接線材2をV溝111に押圧しながら搬送しても
V溝111の磨耗は僅かである。このため、送給ローラ
1は、耐磨耗性に優れ、長期間の使用に耐える。 (い)引張応力により、V溝111が開いてV溝111
からセラミック部11の奥部に向かって割れが生じて
も、割れは金属部12、13には広がらず、送給ローラ
1の搬送機能は殆ど損なわれない。 (う)雌ねじ121と雄ねじ131により、セラミック
部11を金属部12、13に固定する機構であるので、
“溝の周辺をセラミック、他を金属で形成する”という
構成を安価に実現できる。
【0012】つぎに、本発明の第2実施例を図3に基づ
いて説明する。本実施例では、セラミック部11を、金
属部12、13間に固定するに際し、複数個のねじ14
を用いている。本実施例は、上記(あ)、(い)に準じ
た利点以外に、以下の利点を有する。 (え)ベアリング3による加圧や回転軸135による回
転力が、金属部12、13に異なる様に作用しても、金
属部12、13が締まったり緩んだりしない。このた
め、左右からの応力増加によりセラミック部11が破壊
されたり、緩んで脱落したりすることはない。 (お)複数個のねじ14により、セラミック部11を金
属部12、13に固定する機構であるので、“溝の周辺
をセラミック、他を金属で形成する”という構成を安価
に実現できる。
【0013】つぎに、本発明の第3、第4実施例を図
4、図5に基づいて説明する。第3、第4実施例は、金
属部12、13の構造に関しては、第1、第2実施例の
ものと同じであるが、セラミック部11を、V溝111
の底を境に、予め三分割してある。第3、第4実施例
は、上記(あ)、(う)または(あ)、(え)に準じた
利点以外に、以下の利点を有する。 (か)セラミック部11を、V溝111の底を境に予め
三分割してあるので、引張応力を吸収して他の部分に割
れを生じさせない。このため、送給ローラ1の搬送機能
は安定に維持される。
【0014】つぎに、本発明の第5実施例を図6に基づ
いて説明する。本実施例では、送給ローラ1は、フラン
ジ状を呈する金属部10と、接着剤15により金属部1
0に固定されるセラミック部11(三分割したもの)と
により構成されている。第5実施例は、上記(あ)、
(か)以外に、構造が簡単であり、安価に製造できると
いう利点を有する。
【0015】本発明は、上記実施例以外に、次の実施態
様を含む。 a.セラミック部11に使用するセラミックは、ジルコ
ニア等、他のセラミックでも良い。また、セラミック
は、サーメット、超硬合金を含む。 b.送給ローラと加圧ローラとの位置関係は、上下、左
右等でも良い。 c.線材を案内する溝の数は幾つでも良く、溝の大きさ
は線材の外径に合わせて任意に決めれば良い。 d.セラミック部11の送給ローラ1への固定は、接着
剤や挟持以外に、他の機械的な方法により行っても良
い。 e.第3、第4実施例において、セラミック部11を二
つのV溝111間で更に分割して四分割にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る送給ローラの断面図
である。
【図2】その送給ローラの側面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る送給ローラの断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例に係る送給ローラの断面図
である。
【図5】本発明の第4実施例に係る送給ローラの断面図
である。
【図6】本発明の第5実施例に係る送給ローラの断面図
である。
【図7】従来の送給ローラの断面図である。
【図8】試作品の送給ローラの断面図である。
【符号の説明】
1 送給ローラ 2 溶接線材(線材) 3 ベアリング(加圧ローラ) 11 セラミック部(セラミック) 12、13 金属部(金属) 111 V溝(溝)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材を案内する溝を外周に周設してな
    り、加圧ローラにより、前記線材を前記溝に押圧しなが
    ら搬送する送給ローラにおいて、 前記溝の周辺がセラミック、他が金属で形成されている
    ことを特徴とする送給ローラ。
JP5175892A 1992-03-10 1992-03-10 送給ローラ Pending JPH05254728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5175892A JPH05254728A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 送給ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5175892A JPH05254728A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 送給ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05254728A true JPH05254728A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12895848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5175892A Pending JPH05254728A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 送給ローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05254728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6318614B1 (en) * 1999-06-01 2001-11-20 Ceramic Engineering Consulting, Inc. Ceramic wire feed rollers
DE102009018888B3 (de) * 2009-04-24 2010-08-05 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Förderung von Draht

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6318614B1 (en) * 1999-06-01 2001-11-20 Ceramic Engineering Consulting, Inc. Ceramic wire feed rollers
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