JPH05254651A - 容器への物体充填方法および装置 - Google Patents
容器への物体充填方法および装置Info
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- JPH05254651A JPH05254651A JP19568791A JP19568791A JPH05254651A JP H05254651 A JPH05254651 A JP H05254651A JP 19568791 A JP19568791 A JP 19568791A JP 19568791 A JP19568791 A JP 19568791A JP H05254651 A JPH05254651 A JP H05254651A
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- container
- conveyor
- supply conveyor
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 容器の直径が変化しても容易に対応できるこ
と。 【構成】 容器径に応じて供給コンベア1の通路幅をガ
イド10の間隔を調整して規制しながら、容器を立てた
状態で1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベア1で
送り、スプライン軸に偏心、かつ、位相を異にして取り
付けられた2枚の円板22,23の間隔を容器径に応じ
て調整し、前記スプライン軸を設定回数だけ回転させて
その回数に等しい数の容器を等ピッチで送り出すと共
に、残りの容器を前記円板22,23で阻止し、前記供
給コンベア1を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプ
ッシャパッド31を、前記供給コンベア1を横切って移
動させて、前記送り出された容器を充填台板40上に押
し出し、これらの容器に充填機から物体を充填し、押し
出しピン51aを、供給コンベア1に直交する方向に移
動させて、前記容器を前記充填台から排出コンベア上に
押し出し、該排出コンベア2で送り出すこと。
と。 【構成】 容器径に応じて供給コンベア1の通路幅をガ
イド10の間隔を調整して規制しながら、容器を立てた
状態で1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベア1で
送り、スプライン軸に偏心、かつ、位相を異にして取り
付けられた2枚の円板22,23の間隔を容器径に応じ
て調整し、前記スプライン軸を設定回数だけ回転させて
その回数に等しい数の容器を等ピッチで送り出すと共
に、残りの容器を前記円板22,23で阻止し、前記供
給コンベア1を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプ
ッシャパッド31を、前記供給コンベア1を横切って移
動させて、前記送り出された容器を充填台板40上に押
し出し、これらの容器に充填機から物体を充填し、押し
出しピン51aを、供給コンベア1に直交する方向に移
動させて、前記容器を前記充填台から排出コンベア上に
押し出し、該排出コンベア2で送り出すこと。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器への物体充填方法お
よび装置に関する。
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、タイミング
スクリュウと呼ばれるもので壜を送るものがあった。こ
れは、壜径に対応したねじ谷面を持つ送りねじ棒であ
り、これをコンベア搬送面に接近して、搬送方向に平行
な軸線回りに回転自在に設置していた。そして、コンベ
アで立てた状態で1列に送られてくる壜を回転するタイ
ミングスクリュウで等ピッチに送り出し、その下流で、
コンベアを止めて、上方から降りて来る充填ノズルで流
体を充填していた。
スクリュウと呼ばれるもので壜を送るものがあった。こ
れは、壜径に対応したねじ谷面を持つ送りねじ棒であ
り、これをコンベア搬送面に接近して、搬送方向に平行
な軸線回りに回転自在に設置していた。そして、コンベ
アで立てた状態で1列に送られてくる壜を回転するタイ
ミングスクリュウで等ピッチに送り出し、その下流で、
コンベアを止めて、上方から降りて来る充填ノズルで流
体を充填していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壜径が
変わると、それに応じたタイミングスクリュウに取り替
えなければならなかった。また、例えば10種以上の壜
径や、壜径が倍になるか、半分になるなどのときは、実
用的には対応出来なかった。
変わると、それに応じたタイミングスクリュウに取り替
えなければならなかった。また、例えば10種以上の壜
径や、壜径が倍になるか、半分になるなどのときは、実
用的には対応出来なかった。
【0004】本発明は上記課題を解決し、容器の太さが
変化しても容易に対応できる容器への物体充填方法およ
び装置を提供することを目的とする。
変化しても容易に対応できる容器への物体充填方法およ
び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
の方法は、容器径に応じて供給コンベアの通路幅をガイ
ドの間隔を調整して規制しながら、容器を立てた状態で
1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベアでコンベア
搬送面を常に巡回させながら送り、2枚の円板がスプラ
イン軸に偏心、かつ、位相を異にして取り付けられた容
器等ピッチ送出部の、前記2枚の円板の間隔を容器径に
応じて調整し、前記スプライン軸を設定回数だけ回転さ
せて停止させ、前記設定回数に等しい数の容器を等ピッ
チで送り出すと共に、残りの容器を前記円板で阻止し、
前記供給コンベアを挟んだ一方側に位置したV形溝を持
つプッシャーパッドを、前記供給コンベアを横切って移
動させて、前記送り出された容器を充填台板上に押し出
し、これらの容器に充填機から物体を充填し、押し出し
ピンを、前記容器の後面側で前記供給コンベアの搬送方
向に平行な仮想鉛直面内に進出させ、次いで前記供給コ
ンベアに直交する方向に移動させて、前記容器を前記充
填台から排出コンベア上に押し出し、該排出コンベアで
送り出すことである。
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
の方法は、容器径に応じて供給コンベアの通路幅をガイ
ドの間隔を調整して規制しながら、容器を立てた状態で
1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベアでコンベア
搬送面を常に巡回させながら送り、2枚の円板がスプラ
イン軸に偏心、かつ、位相を異にして取り付けられた容
器等ピッチ送出部の、前記2枚の円板の間隔を容器径に
応じて調整し、前記スプライン軸を設定回数だけ回転さ
せて停止させ、前記設定回数に等しい数の容器を等ピッ
チで送り出すと共に、残りの容器を前記円板で阻止し、
前記供給コンベアを挟んだ一方側に位置したV形溝を持
つプッシャーパッドを、前記供給コンベアを横切って移
動させて、前記送り出された容器を充填台板上に押し出
し、これらの容器に充填機から物体を充填し、押し出し
ピンを、前記容器の後面側で前記供給コンベアの搬送方
向に平行な仮想鉛直面内に進出させ、次いで前記供給コ
ンベアに直交する方向に移動させて、前記容器を前記充
填台から排出コンベア上に押し出し、該排出コンベアで
送り出すことである。
【0006】第2構成の装置は、容器を立てた状態で1
列に並べて列の長さ方向に送る供給コンベアと、容器径
に応じて前記供給コンベアの通路幅を規制するように対
向する固定ガイドと移動ガイドとからなる容器ガイド
と、スプライン軸に2枚の円板が偏心、かつ、位相を異
にして取り付けられ、一方の固定偏心円板が固定され、
他方の移動偏心円板が軸方向摺動自在に取り付けられ、
容器径に応じて前記2枚の円板の間隔が変更されるよう
に、前記移動円板を前記スプライン軸方向に移動させる
偏心円板移動部が設けられてなる容器等ピッチ送出部
と、該送出部で送り出された容器に対し、前記供給コン
ベアを挟んだ一方側に位置し、前記容器の後面側を押圧
するV形溝を持つプッシャーパッドが前記供給コンベア
を横切って進退自在に設けられてなる容器押し入れ部
と、前記供給コンベアの搬送面と面一の上面をもち、前
記容器押し入れ部により押進された容器を受け、かつ、
容器の後側面を押圧するピンが上下に貫通できるスリッ
トを持つ充填台板と、該台板スリットを上下に貫通して
昇降するピンが前記供給コンベアを直交する方向に往復
自在にされて前記容器を押し出す容器押し出し部と、該
押し出し部で押し出された容器を前記供給コンベアの搬
送方向と平行方向に送り出すように設けられた排出コン
ベアとを含むことである。
列に並べて列の長さ方向に送る供給コンベアと、容器径
に応じて前記供給コンベアの通路幅を規制するように対
向する固定ガイドと移動ガイドとからなる容器ガイド
と、スプライン軸に2枚の円板が偏心、かつ、位相を異
にして取り付けられ、一方の固定偏心円板が固定され、
他方の移動偏心円板が軸方向摺動自在に取り付けられ、
容器径に応じて前記2枚の円板の間隔が変更されるよう
に、前記移動円板を前記スプライン軸方向に移動させる
偏心円板移動部が設けられてなる容器等ピッチ送出部
と、該送出部で送り出された容器に対し、前記供給コン
ベアを挟んだ一方側に位置し、前記容器の後面側を押圧
するV形溝を持つプッシャーパッドが前記供給コンベア
を横切って進退自在に設けられてなる容器押し入れ部
と、前記供給コンベアの搬送面と面一の上面をもち、前
記容器押し入れ部により押進された容器を受け、かつ、
容器の後側面を押圧するピンが上下に貫通できるスリッ
トを持つ充填台板と、該台板スリットを上下に貫通して
昇降するピンが前記供給コンベアを直交する方向に往復
自在にされて前記容器を押し出す容器押し出し部と、該
押し出し部で押し出された容器を前記供給コンベアの搬
送方向と平行方向に送り出すように設けられた排出コン
ベアとを含むことである。
【0007】第3構成の装置は第2構成に加え、前記偏
心円板移動部は、前記移動円板に接近した位置の前記ス
プライン軸に同心に外嵌されて軸方向摺動自在とされ、
外周に雄ねじ部を持つ中空軸と、該中空軸の端部と前記
移動円板との間に取り付けられた転がり軸受と、該中空
軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を持つ歯車と、該歯車
の回転手段とを含むことである。
心円板移動部は、前記移動円板に接近した位置の前記ス
プライン軸に同心に外嵌されて軸方向摺動自在とされ、
外周に雄ねじ部を持つ中空軸と、該中空軸の端部と前記
移動円板との間に取り付けられた転がり軸受と、該中空
軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を持つ歯車と、該歯車
の回転手段とを含むことである。
【0008】
【作用】容器径に応じて供給コンベアの通路幅を容器ガ
イドの間隔を調整して規制しながら、容器を立てた状態
で1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベアでコンベ
ア搬送面を常に巡回させながら送る。容器等ピッチ送出
部の2枚の円板の間隔を容器径に応じて調整し、スプラ
イン軸を設定回数だけ回転させて停止させる。そして、
前記設定回数に等しい数の容器を等ピッチで送り出すと
共に、残りの容器を前記円板で阻止する。
イドの間隔を調整して規制しながら、容器を立てた状態
で1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベアでコンベ
ア搬送面を常に巡回させながら送る。容器等ピッチ送出
部の2枚の円板の間隔を容器径に応じて調整し、スプラ
イン軸を設定回数だけ回転させて停止させる。そして、
前記設定回数に等しい数の容器を等ピッチで送り出すと
共に、残りの容器を前記円板で阻止する。
【0009】次に容器押し入れ部で、前記供給コンベア
を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプッシャーパッ
ドを、前記供給コンベアを横切って移動させて、前記送
り出された容器を充填台板上に押し出す。そして、これ
らの容器に充填機から物体を充填する。
を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプッシャーパッ
ドを、前記供給コンベアを横切って移動させて、前記送
り出された容器を充填台板上に押し出す。そして、これ
らの容器に充填機から物体を充填する。
【0010】次いで、容器押し出し部の押し出しピン
を、前記容器の後面側で前記供給コンベアの搬送方向に
平行な仮想鉛直面内に下から上に進出させる。その後に
前記供給コンベアに直交して離れる方向に移動させて、
前記容器を前記充填台板から排出コンベア上に押し出
し、該排出コンベアで送り出す。
を、前記容器の後面側で前記供給コンベアの搬送方向に
平行な仮想鉛直面内に下から上に進出させる。その後に
前記供給コンベアに直交して離れる方向に移動させて、
前記容器を前記充填台板から排出コンベア上に押し出
し、該排出コンベアで送り出す。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施態様を、図面に示すよう
に、壜に液体を充填する一実施例にもとづき説明する。
に、壜に液体を充填する一実施例にもとづき説明する。
【0012】まず図1,2において、この方法と装置の
大要を説明する。壜径に応じて供給コンベア1の通路幅
を壜ガイド10の間隔を調整して規制しながら、壜Aを
立てた状態で1列に並べて列の長さ方向右に、供給コン
ベア1でコンベア搬送面を常に巡回させながら送る。同
一直径の2枚の円板22,23がスプライン軸21に偏
心して取り付けられた壜等ピッチ送出部20の、前記2
枚の円板の間隔を壜径に応じて調整し、前記スプライン
軸21を設定回数だけ回転させて停止させる。そして、
前記設定回数に等しい数の壜を等ピッチで送り出すと共
に、残りの壜を前記円板23で阻止する。
大要を説明する。壜径に応じて供給コンベア1の通路幅
を壜ガイド10の間隔を調整して規制しながら、壜Aを
立てた状態で1列に並べて列の長さ方向右に、供給コン
ベア1でコンベア搬送面を常に巡回させながら送る。同
一直径の2枚の円板22,23がスプライン軸21に偏
心して取り付けられた壜等ピッチ送出部20の、前記2
枚の円板の間隔を壜径に応じて調整し、前記スプライン
軸21を設定回数だけ回転させて停止させる。そして、
前記設定回数に等しい数の壜を等ピッチで送り出すと共
に、残りの壜を前記円板23で阻止する。
【0013】次に壜押し入れ部30で、前記供給コンベ
ア1を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプッシャー
パッド31を、前記供給コンベア1を横切って移動させ
て、前記送り出された壜を充填台板40上に押し出す。
そして、これらの壜に充填機BのノズルB1から液体を
充填する。
ア1を挟んだ一方側に位置したV形溝を持つプッシャー
パッド31を、前記供給コンベア1を横切って移動させ
て、前記送り出された壜を充填台板40上に押し出す。
そして、これらの壜に充填機BのノズルB1から液体を
充填する。
【0014】次いで、壜押し出し部50の押し出しピン
51aを、前記壜の後面側で前記供給コンベアの搬送方
向に平行な仮想鉛直面内に下から上に進出させる。その
後に前記供給コンベア1に直交して離れる方向に移動さ
せて、前記壜を前記充填台板40から排出コンベア2上
に押し出し、該排出コンベア2で右に送り出す。
51aを、前記壜の後面側で前記供給コンベアの搬送方
向に平行な仮想鉛直面内に下から上に進出させる。その
後に前記供給コンベア1に直交して離れる方向に移動さ
せて、前記壜を前記充填台板40から排出コンベア2上
に押し出し、該排出コンベア2で右に送り出す。
【0015】ここで、図1で方向の定義をしておくと、
コンベア搬送方向を右方とし、その逆を左方、図1の上
方を前方、下方を後方とする。
コンベア搬送方向を右方とし、その逆を左方、図1の上
方を前方、下方を後方とする。
【0016】さて、前記供給コンベア1は、壜Aを立て
た状態で1列に並べて列の長さ方向右に送るベルトコン
ベアからなる。壜ガイド10は壜径に応じて前記供給コ
ンベア1の通路幅を規制するように対向する固定ガイド
11と移動ガイド12とからなる。即ち、供給コンベア
1の搬送面の一方の前側(図1の上方)に板状の固定ガ
イド11が沿設され、それに対向して他方の後側(図1
の下方)に板状の移動ガイド12が搬送面上を進退自在
とされる。移動ガイド12の後側面から2本の送りねじ
棒13が突設され、これらに螺合するナット部材14が
ケース16内に回転自在に設けられ、ナット部材の外周
に固定されたウォームホイール15がウォーム棒17に
より同時に回転される。このウォーム棒はパルス・ガイ
ドモータ18により回転される。
た状態で1列に並べて列の長さ方向右に送るベルトコン
ベアからなる。壜ガイド10は壜径に応じて前記供給コ
ンベア1の通路幅を規制するように対向する固定ガイド
11と移動ガイド12とからなる。即ち、供給コンベア
1の搬送面の一方の前側(図1の上方)に板状の固定ガ
イド11が沿設され、それに対向して他方の後側(図1
の下方)に板状の移動ガイド12が搬送面上を進退自在
とされる。移動ガイド12の後側面から2本の送りねじ
棒13が突設され、これらに螺合するナット部材14が
ケース16内に回転自在に設けられ、ナット部材の外周
に固定されたウォームホイール15がウォーム棒17に
より同時に回転される。このウォーム棒はパルス・ガイ
ドモータ18により回転される。
【0017】図3,4で、前記壜等ピッチ送出部20は
次のごとく構成される。コンベア1の搬送面に接近し
て、スプライン軸21は搬送方向に平行で軸受20aを
介して回転自在に設けられる。該スプライン軸21の搬
送方向前端(右端)付近に偏心して固定偏心円板22が
固定される。該固定円板22より搬送方向後側(左側)
に間隔を存して、移動偏心円板23がスプライン軸方向
に摺動自在で偏心して取り付けられ、前記固定円板22
と同一直径を有し、かつ、互いに180度位相を異にし
ている。
次のごとく構成される。コンベア1の搬送面に接近し
て、スプライン軸21は搬送方向に平行で軸受20aを
介して回転自在に設けられる。該スプライン軸21の搬
送方向前端(右端)付近に偏心して固定偏心円板22が
固定される。該固定円板22より搬送方向後側(左側)
に間隔を存して、移動偏心円板23がスプライン軸方向
に摺動自在で偏心して取り付けられ、前記固定円板22
と同一直径を有し、かつ、互いに180度位相を異にし
ている。
【0018】前記スプライン軸21を回転・停止させる
スプライン軸回転部24は、スプライン軸21の左端に
順に接続されたブレーキ24a,クラッチ24b,タイ
ミングベルト伝動手段24cおよびパルス回転モータ2
4dからなる。
スプライン軸回転部24は、スプライン軸21の左端に
順に接続されたブレーキ24a,クラッチ24b,タイ
ミングベルト伝動手段24cおよびパルス回転モータ2
4dからなる。
【0019】搬送する壜の太さに応じて前記2枚の円板
22,23の間隔を変更するように、前記移動円板23
を前記スプライン軸21方向に移動させる偏心円板移動
部25は次のごとく構成される。外周に雄ねじ部252
aを持つ中空軸252が、前記移動円板23に接近した
位置の前記スプライン軸21に同心に外嵌され、かつ、
装置フレームに固定されたブラケット256により、回
転を阻止されて軸方向摺動自在とされる。中空軸252
の右端にフランジ状にキャップ部材253が一体形成さ
れ、移動円板23の左側にボス部材251が固定され、
このボス部材251の左端外周とそれを覆うキャップ部
材253との間に、ラジアル転がり軸受254が介在さ
れる。これにより、移動円板23はスプライン軸21と
共に回転しつつ、中空軸252により軸方向に移動する
こととなる。
22,23の間隔を変更するように、前記移動円板23
を前記スプライン軸21方向に移動させる偏心円板移動
部25は次のごとく構成される。外周に雄ねじ部252
aを持つ中空軸252が、前記移動円板23に接近した
位置の前記スプライン軸21に同心に外嵌され、かつ、
装置フレームに固定されたブラケット256により、回
転を阻止されて軸方向摺動自在とされる。中空軸252
の右端にフランジ状にキャップ部材253が一体形成さ
れ、移動円板23の左側にボス部材251が固定され、
このボス部材251の左端外周とそれを覆うキャップ部
材253との間に、ラジアル転がり軸受254が介在さ
れる。これにより、移動円板23はスプライン軸21と
共に回転しつつ、中空軸252により軸方向に移動する
こととなる。
【0020】中空軸移動部255は次のごとく構成され
る。中空軸252の雄ねじ部252aに螺合した雌ねじ
部255b′を持つウォームホイール255bがスラス
ト軸受255aを介して回転自在に設けられ、ウォーム
ホイール255bにかみ合うウォーム255cがパルス
移動モータ255dに直結される。前記スラスト軸受2
55aは前記ブラケット256に取り付けられ、前記移
動モータ255dは装置フレームに設置される。
る。中空軸252の雄ねじ部252aに螺合した雌ねじ
部255b′を持つウォームホイール255bがスラス
ト軸受255aを介して回転自在に設けられ、ウォーム
ホイール255bにかみ合うウォーム255cがパルス
移動モータ255dに直結される。前記スラスト軸受2
55aは前記ブラケット256に取り付けられ、前記移
動モータ255dは装置フレームに設置される。
【0021】図5において、壜押し入れ部30は前記供
給コンベア1を挟んだ後側(図1の下方)に位置し、等
ピッチ送出部20で送り出された壜の後面側を押圧する
V形溝31aを持つプッシャーパッド31が、前記供給
コンベア1を横切って進退自在に設けられてなる。プッ
シャーパッド31は左右に長い偏平直方体の前面に、複
数(図示3)の同一形状・寸法のV字溝31aが搬送方
向に等距離で並設されてなる。プッシャーパッド31を
上端に固定した架構32が2本のリニアシャフト33に
案内されて、コンベア搬送方向に直交方向に進退自在と
され、駆動部34たるサーボ装置(DCサーボモータで
回転されるねじ棒に送りナットが螺合されたもので、1
軸ロボットと呼ばれる)で動かされる。
給コンベア1を挟んだ後側(図1の下方)に位置し、等
ピッチ送出部20で送り出された壜の後面側を押圧する
V形溝31aを持つプッシャーパッド31が、前記供給
コンベア1を横切って進退自在に設けられてなる。プッ
シャーパッド31は左右に長い偏平直方体の前面に、複
数(図示3)の同一形状・寸法のV字溝31aが搬送方
向に等距離で並設されてなる。プッシャーパッド31を
上端に固定した架構32が2本のリニアシャフト33に
案内されて、コンベア搬送方向に直交方向に進退自在と
され、駆動部34たるサーボ装置(DCサーボモータで
回転されるねじ棒に送りナットが螺合されたもので、1
軸ロボットと呼ばれる)で動かされる。
【0022】充填台板40は、前記供給コンベア1の搬
送面と面一の上面を持ち、前記壜押し入れ部30により
押進された壜を受ける。そして、壜の後側面を押圧する
後記ピン51aが上下に貫通できる前後に長い3組(1
組に2本)のスリット41を持つ。
送面と面一の上面を持ち、前記壜押し入れ部30により
押進された壜を受ける。そして、壜の後側面を押圧する
後記ピン51aが上下に貫通できる前後に長い3組(1
組に2本)のスリット41を持つ。
【0023】図6の壜押し出し部50では、該台板スリ
ット41を上下に貫通して昇降するピン51aが前記供
給コンベア1を直交する方向に往復自在とされ、前記壜
を押し出す。即ち、基板51bから上方に3組(計6
本)のピンが突設された櫛状の押し出し部材51が架構
52に設置され、架構52は昇降ガイド棒53に案内さ
れて昇降手段たる油圧ピストンシリンダ54により昇降
される。また、架構52,ガイド棒53およびピストン
シリンダ54は往復台55に設置され、この往復台55
は往復ガイド56に案内されて往復駆動部57たるサー
ボ装置(1軸ロボット)で、コンベア搬送方向に直交方
向に進退される。排出コンベア2は、該押し出し部50
で押し出された壜を前記供給コンベア1の搬送方向と平
行右方向に送り出す。
ット41を上下に貫通して昇降するピン51aが前記供
給コンベア1を直交する方向に往復自在とされ、前記壜
を押し出す。即ち、基板51bから上方に3組(計6
本)のピンが突設された櫛状の押し出し部材51が架構
52に設置され、架構52は昇降ガイド棒53に案内さ
れて昇降手段たる油圧ピストンシリンダ54により昇降
される。また、架構52,ガイド棒53およびピストン
シリンダ54は往復台55に設置され、この往復台55
は往復ガイド56に案内されて往復駆動部57たるサー
ボ装置(1軸ロボット)で、コンベア搬送方向に直交方
向に進退される。排出コンベア2は、該押し出し部50
で押し出された壜を前記供給コンベア1の搬送方向と平
行右方向に送り出す。
【0024】以上において作動状態を説明する。図1に
おいて、供給コンベア1は図の右方向へ壜Aを搬送する
よう駆動されている。壜ガイド10では、固定ガイド1
1に対し移動ガイド12が壜径に応じて動く。ガイドモ
ータ18の回転は、ウォーム棒17,ウォームホイール
15,ナツト部材14を介して送りねじ棒13の直線運
動に変わり、移動ガイド12が移動する。
おいて、供給コンベア1は図の右方向へ壜Aを搬送する
よう駆動されている。壜ガイド10では、固定ガイド1
1に対し移動ガイド12が壜径に応じて動く。ガイドモ
ータ18の回転は、ウォーム棒17,ウォームホイール
15,ナツト部材14を介して送りねじ棒13の直線運
動に変わり、移動ガイド12が移動する。
【0025】固定ガイド11の側には壜等ピッチ送出部
20があり、一定時間間隔で壜Aの通路を開き、それま
で前後に相接していた壜が等間隔(ピッチ)で右方向へ
送られる。即ち、図3,4において、スプライン軸21
は回転モータ24dにより、タイミングプーリとタイミ
ングベルトからなるベルト伝動手段24cを介して駆動
される。回転モータ24dは一定速度で運転され、ま
た、クラッチ24b,ブレーキ24aによりスプライン
軸21および偏心円板22,23は間欠運転される。
20があり、一定時間間隔で壜Aの通路を開き、それま
で前後に相接していた壜が等間隔(ピッチ)で右方向へ
送られる。即ち、図3,4において、スプライン軸21
は回転モータ24dにより、タイミングプーリとタイミ
ングベルトからなるベルト伝動手段24cを介して駆動
される。回転モータ24dは一定速度で運転され、ま
た、クラッチ24b,ブレーキ24aによりスプライン
軸21および偏心円板22,23は間欠運転される。
【0026】移動偏心円板23は壜径に応じて固定側円
板22との間隔が偏心円板移動部25により変えられ、
両円板の間に壜1本が入るようにセットされる。即ち、
移動モータ255dの回転はウォーム255c、ウォー
ムホイール255bの回転を経て、雌ねじ部255
b′,雄ねじ部252aにより、中空軸252のスプラ
イン軸方向の動きに変えられる。この中空軸252のス
プライン軸方向の動きとスプライン軸21の回転とは、
ラジアル軸受254によって相互に干渉しないように連
結されており、これによって移動偏心円板23のスプラ
イン軸方向の位置決めが行われる。
板22との間隔が偏心円板移動部25により変えられ、
両円板の間に壜1本が入るようにセットされる。即ち、
移動モータ255dの回転はウォーム255c、ウォー
ムホイール255bの回転を経て、雌ねじ部255
b′,雄ねじ部252aにより、中空軸252のスプラ
イン軸方向の動きに変えられる。この中空軸252のス
プライン軸方向の動きとスプライン軸21の回転とは、
ラジアル軸受254によって相互に干渉しないように連
結されており、これによって移動偏心円板23のスプラ
イン軸方向の位置決めが行われる。
【0027】偏心円板22,23は円板の中心から偏心
した位置でスプライン軸21に取り付けられるため、供
給コンベア1の上方から下を見ると、スプライン軸21
の回転によってコンベア搬送面への円板の進出量は変化
する。実際の運転では壜の口(頭)の方から下方へ円板
が切り込むような回転方向が採られ、固定側と移動側の
円板22,23は互いに位相を180度ずらせて取り付
けられる。
した位置でスプライン軸21に取り付けられるため、供
給コンベア1の上方から下を見ると、スプライン軸21
の回転によってコンベア搬送面への円板の進出量は変化
する。実際の運転では壜の口(頭)の方から下方へ円板
が切り込むような回転方向が採られ、固定側と移動側の
円板22,23は互いに位相を180度ずらせて取り付
けられる。
【0028】従って、スプライン軸21から円板外周ま
での距離の変化によって、移動ガイド12で規制される
コンベア1上の壜通路が閉じたり、開いたりすることに
なる。固定側の円板22が開いている時に壜1本が右へ
通過し、閉じ始める時に、位相を遅らせた移動側円板2
3が開いて、次の1本を固定側円板22との間に送り込
む。また移動側円板23も再び閉じ始めることになり、
後方の壜は移動側円板23で遮られ、コンベア上面に対
し滑りながら次の開状態を待つことになる。このように
両円板22,23の偏心量だけ搬送通路は開閉される。
また、両円板22,23の位相差は搬送通路の幅や壜の
直径に応じて人手により変更される。
での距離の変化によって、移動ガイド12で規制される
コンベア1上の壜通路が閉じたり、開いたりすることに
なる。固定側の円板22が開いている時に壜1本が右へ
通過し、閉じ始める時に、位相を遅らせた移動側円板2
3が開いて、次の1本を固定側円板22との間に送り込
む。また移動側円板23も再び閉じ始めることになり、
後方の壜は移動側円板23で遮られ、コンベア上面に対
し滑りながら次の開状態を待つことになる。このように
両円板22,23の偏心量だけ搬送通路は開閉される。
また、両円板22,23の位相差は搬送通路の幅や壜の
直径に応じて人手により変更される。
【0029】次に等ピッチ送出部20から壜が次々に送
り出され、3本目の壜が送り出されたことが等ピッチ送
出部20内に設けた検出器で検知されると、供給コンベ
ア1の搬送速度が減ぜられる。
り出され、3本目の壜が送り出されたことが等ピッチ送
出部20内に設けた検出器で検知されると、供給コンベ
ア1の搬送速度が減ぜられる。
【0030】そして、充填機Bの前方に壜が近付くと、
壜押し入れ部30のプッシャーパッド31が前方へ移動
を始め、コンベアの搬送方向とは直角の方向の充填機B
の下へ壜Aを押し込んで行く。このとき、壜押し入れ部
30は、壜径に応じて壜の中心軸が充填機Bの各充填ノ
ズルB1の中心軸に合致するよう、速度、変位量があら
かじめセットされた指令値に従って制御される。
壜押し入れ部30のプッシャーパッド31が前方へ移動
を始め、コンベアの搬送方向とは直角の方向の充填機B
の下へ壜Aを押し込んで行く。このとき、壜押し入れ部
30は、壜径に応じて壜の中心軸が充填機Bの各充填ノ
ズルB1の中心軸に合致するよう、速度、変位量があら
かじめセットされた指令値に従って制御される。
【0031】即ち、壜押し入れ部30は減速されたコン
ベア上を等間隔で送られてくる壜をコンベアの送りとは
直角の方向に押し込んで、充填機Bの下へ位置決めす
る。架台(図示せず)に取り付けられている駆動部34
たるサーボ装置が駆動されると、2本のリニアシャフト
33に案内されて架構32が動き、プッシャーパッド3
1が壜を押して入口側コンベア1から充填板40上に滑
らせて、充填機BのノズルB1下へ位置決めする。
ベア上を等間隔で送られてくる壜をコンベアの送りとは
直角の方向に押し込んで、充填機Bの下へ位置決めす
る。架台(図示せず)に取り付けられている駆動部34
たるサーボ装置が駆動されると、2本のリニアシャフト
33に案内されて架構32が動き、プッシャーパッド3
1が壜を押して入口側コンベア1から充填板40上に滑
らせて、充填機BのノズルB1下へ位置決めする。
【0032】充填機B下へ送り込まれた壜は、壜高さに
応じて、設定された高さの充填ノズルB1から充填され
る。即ち、昇降モータB7,送りねじ棒B6,およびナッ
トB3より構成される昇降装置によって中間台B5の高さ
が設定される。このとき充填ノズルB1およびノズル取
付台B2は中間台B5からエアピストンシリンダB4で昇
降され、壜Aの口へのノズルB1の挿入、引き抜きが行
われる。
応じて、設定された高さの充填ノズルB1から充填され
る。即ち、昇降モータB7,送りねじ棒B6,およびナッ
トB3より構成される昇降装置によって中間台B5の高さ
が設定される。このとき充填ノズルB1およびノズル取
付台B2は中間台B5からエアピストンシリンダB4で昇
降され、壜Aの口へのノズルB1の挿入、引き抜きが行
われる。
【0033】充填の終了した壜は、壜押し出し部50に
より排出コンベア2へ押し出される。即ち、充填の終了
した3本の壜は、充填台板40に設けた3組(各組に2
本)のスリット41から突き出したピン51aによっ
て、排出コンベア2の上へ押し出されて行く。ピン51
aは架構52と2本の昇降ガイド棒53を介してエアピ
ストンシリンダ54により昇降される。この昇降機構を
含むこれらは、2本の往復ガイド56で支持されて、架
台(図示せず)に取り付けた往復駆動部57たるサーボ
装置によって壜の押し出し動作を行う。ここで、壜押し
出し後、次の壜押し出し動作を行う前に、次に充填機下
へ押し込まれてくる壜の下をくぐり抜けるために、ピン
51aは一旦下方へ退避し、しかる後にサーボ装置57
によって後退し、壜が充填機下へ押し込まれて後、再び
上方へ持ち上げられ、次の壜押し出し動作に備える。
より排出コンベア2へ押し出される。即ち、充填の終了
した3本の壜は、充填台板40に設けた3組(各組に2
本)のスリット41から突き出したピン51aによっ
て、排出コンベア2の上へ押し出されて行く。ピン51
aは架構52と2本の昇降ガイド棒53を介してエアピ
ストンシリンダ54により昇降される。この昇降機構を
含むこれらは、2本の往復ガイド56で支持されて、架
台(図示せず)に取り付けた往復駆動部57たるサーボ
装置によって壜の押し出し動作を行う。ここで、壜押し
出し後、次の壜押し出し動作を行う前に、次に充填機下
へ押し込まれてくる壜の下をくぐり抜けるために、ピン
51aは一旦下方へ退避し、しかる後にサーボ装置57
によって後退し、壜が充填機下へ押し込まれて後、再び
上方へ持ち上げられ、次の壜押し出し動作に備える。
【0034】ここで、前記各部の作動・停止の制御は例
えば次のようにして行われる。壜等ピッチ送出部20の
スプライン軸21の回転モータ24dは一度に充填され
る壜Aの数と等しい設定回転数だけ回転すれば停止す
る。そして、充填ノズルB1の充填バルブが開状態とな
ってから一定時間後に、再び回転モータ24dが回転を
始める。
えば次のようにして行われる。壜等ピッチ送出部20の
スプライン軸21の回転モータ24dは一度に充填され
る壜Aの数と等しい設定回転数だけ回転すれば停止す
る。そして、充填ノズルB1の充填バルブが開状態とな
ってから一定時間後に、再び回転モータ24dが回転を
始める。
【0035】壜押し出し部材51は、等ピッチ送出部2
0で送り出された壜の最後のものが光センサの光を遮断
したときの信号により前進を始め、図7に示すように、
マイクロコンピュータにより次式で求められた距離だけ
前進してリミットスイッチにより停止し、充填ノズルB
1が下降して一定時間後に後退するようになっている。
0で送り出された壜の最後のものが光センサの光を遮断
したときの信号により前進を始め、図7に示すように、
マイクロコンピュータにより次式で求められた距離だけ
前進してリミットスイッチにより停止し、充填ノズルB
1が下降して一定時間後に後退するようになっている。
【0036】
プッシャーパッド31の初期位置設定量(X3) X3=A3−D D :壜直径 A3:最大径DMAXの壜が通り抜ける寸法 壜押し入れ量(X4) X4=A41−X3−(√2/2)D A41:プッシャーパッド31の初期位置で最大径DMAX
の壜が通り抜ける位置から、仮想的な壜径0の壜を充填
台板40の中心まで送り込むに相当する変位量 X4=A41−(A3−D)−(√2/2)D =(A41−A3)+(1−√2/2)D X4=A4+k4D A4=A41−A3 k4=1−√2/2 充填ノズルB1は、充填管に設けた流量計が設定値を示
したときに上昇し、プッシャーパッド31が前進端に達
したときの信号を受けて下降する。
の壜が通り抜ける位置から、仮想的な壜径0の壜を充填
台板40の中心まで送り込むに相当する変位量 X4=A41−(A3−D)−(√2/2)D =(A41−A3)+(1−√2/2)D X4=A4+k4D A4=A41−A3 k4=1−√2/2 充填ノズルB1は、充填管に設けた流量計が設定値を示
したときに上昇し、プッシャーパッド31が前進端に達
したときの信号を受けて下降する。
【0037】押し出し部材51は、充填ノズルB1の上
昇端の信号を受けて前進を開始し、リミットスイッチで
前進端で止まり、前記プッシャーパッド31の原点復帰
の信号を受けて後退する。また、前記前進端の信号を受
けて一定時間後に下降を開始し、原点復帰の信号を受け
て上昇を開始する。
昇端の信号を受けて前進を開始し、リミットスイッチで
前進端で止まり、前記プッシャーパッド31の原点復帰
の信号を受けて後退する。また、前記前進端の信号を受
けて一定時間後に下降を開始し、原点復帰の信号を受け
て上昇を開始する。
【0038】なお、両偏心円板22,23の直径はある
程度異なってもよい。
程度異なってもよい。
【0039】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せず種々の変
形を含む。
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せず種々の変
形を含む。
【0040】
【発明の効果】本発明の構成により、容器の直径が変化
しても容易に対応できることとなった。また、V形溝を
持つプッシャーパッドにより、壜の並列ピッチに多少の
変動が生じても、自動的にそれが修正できる。第3構成
により、前記効果に加え、スプライン軸の回転中でも両
偏心円板の間隔を変更できる。
しても容易に対応できることとなった。また、V形溝を
持つプッシャーパッドにより、壜の並列ピッチに多少の
変動が生じても、自動的にそれが修正できる。第3構成
により、前記効果に加え、スプライン軸の回転中でも両
偏心円板の間隔を変更できる。
【図1】本発明の一実施例を示す大略平面図である。
【図2】図1の要部正面図である。
【図3】壜等ピッチ送出部の拡大平面図である。
【図4】図3のスプライン軸を含む水平断面図である。
【図5】壜押し入れ部の後面斜視図である。
【図6】壜押し出し部の正面斜視図である。
【図7】壜押し入れ部の説明平面図である。
A…壜 B…充填機 B1…ノズル B2…ノズル取付台 B3…ナット B4…エアピストンシリンダ B5…中間台 B6…送りねじ棒 B7…昇降モータ 1…供給コンベア 2…排出コンベア 10…壜ガイド 11…固定ガイド 12…移動ガイド 13…送りねじ棒 14…ナット部材 15…ウォームホイール 16…ケース 17…ウォーム棒 18…ガイドモータ 20…壜等ピッチ送出部 20a…軸受 21…スプライン軸 22…固定偏心円板 23…移動偏心円板 24…スプライン軸回転部 24a…ブレーキ 24b…クラッチ 24c…ベルト伝動手段 24d…回転モータ 25…偏心円板移動部 251…ボス部材 252…中空軸 252a…雄ねじ部 253…キャップ部材 254…ラジアル軸受 255…中空軸移動部 255a…軸受け 255b…ウォームホイール 255b′…雌ねじ部 255c…ウォーム 255d…移動モータ 256…ブラケット 30…壜押し入れ部 31…プッシャーパッド 31a…V形溝 32…架構 33…リニアシャフト 34…駆動部 40…充填台板 41…スリット 50…壜押し出し部 51…押し出し部材 51a…ピン 51b…基板 52…架構 53…昇降ガイド棒 54…昇降手段 55…往復台 56…往復ガイド 57…往復駆動部
Claims (3)
- 【請求項1】 容器径に応じて供給コンベアの通路幅を
ガイドの間隔を調整して規制しながら、容器を立てた状
態で1列に並べて列の長さ方向に、供給コンベアでコン
ベア搬送面を常に巡回させながら送り、2枚の円板がス
プライン軸に偏心、かつ、位相を異にして取り付けられ
た容器等ピッチ送出部の、前記2枚の円板の間隔を容器
径に応じて調整し、前記スプライン軸を設定回数だけ回
転させて停止させ、前記設定回数に等しい数の容器を等
ピッチで送り出すと共に、残りの容器を前記円板で阻止
し、前記供給コンベアを挟んだ一方側に位置したV形溝
を持つプッシャーパッドを、前記供給コンベアを横切っ
て移動させて、前記送り出された容器を充填台板上に押
し出し、これらの容器に充填機から物体を充填し、押し
出しピンを、前記容器の後面側で前記供給コンベアの搬
送方向に平行な仮想鉛直面内に進出させ、次いで前記供
給コンベアに直交する方向に移動させて、前記容器を前
記充填台から排出コンベア上に押し出し、該排出コンベ
アで送り出すことを特徴とする容器への物体充填方法。 - 【請求項2】 容器を立てた状態で1列に並べて列の長
さ方向に送る供給コンベアと、容器径に応じて前記供給
コンベアの通路幅を規制するように対向する固定ガイド
と移動ガイドとからなる容器ガイドと、スプライン軸に
2枚の円板が偏心、かつ、位相を異にして取り付けら
れ、一方の固定偏心円板が固定され、他方の移動偏心円
板が軸方向摺動自在に取り付けられ、容器径に応じて前
記2枚の円板の間隔が変更されるように、前記移動円板
を前記スプライン軸方向に移動させる偏心円板移動部が
設けられてなる容器等ピッチ送出部と、該送出部で送り
出された容器に対し、前記供給コンベアを挟んだ一方側
に位置し、前記容器の後面側を押圧するV形溝を持つプ
ッシャーパッドが前記供給コンベアを横切って進退自在
に設けられてなる容器押し入れ部と、前記供給コンベア
の搬送面と面一の上面をもち、かつ、前記容器押し入れ
部により押進された容器を受け、かつ、容器の後側面を
押圧するピンが上下に貫通できるスリットを持つ充填台
板と、該台板スリットを上下に貫通して昇降するピンが
前記供給コンベアを直交する方向に往復自在にされて前
記容器を押し出す容器押し出し部と、該押し出し部で押
し出された容器を前記供給コンベアの搬送方向と平行方
向に送り出すように設けられた排出コンベアとを含むこ
とを特徴とする容器への物体充填装置。 - 【請求項3】 前記偏心円板移動部は、前記移動円板に
接近した位置の前記スプライン軸に同心に外嵌されて軸
方向摺動自在とされ、外周に雄ねじ部を持つ中空軸と、
該中空軸の端部と前記移動円板との間に取り付けられた
転がり軸受と、該中空軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部
を持つ歯車と、該歯車の回転手段とを含むことを特徴と
する請求項2記載の容器への物体充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19568791A JPH05254651A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 容器への物体充填方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19568791A JPH05254651A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 容器への物体充填方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254651A true JPH05254651A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=16345332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19568791A Pending JPH05254651A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 容器への物体充填方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05254651A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011001086A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Bab-Hitachi Industrial Co | 自動組付装置及び自動組付方法 |
JP2016517835A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-06-20 | イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニ | 移送装置および対応する移送方法 |
CN108163527A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 安徽嘉熠智能科技有限公司 | 一种用于圆柱形锂电池转盒的翻转机 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP19568791A patent/JPH05254651A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011001086A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Bab-Hitachi Industrial Co | 自動組付装置及び自動組付方法 |
JP2016517835A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-06-20 | イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニ | 移送装置および対応する移送方法 |
CN108163527A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 安徽嘉熠智能科技有限公司 | 一种用于圆柱形锂电池转盒的翻转机 |
CN108163527B (zh) * | 2017-12-27 | 2024-04-16 | 安徽嘉熠智能科技有限公司 | 一种用于圆柱形锂电池转盒的翻转机 |
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