JPH052543Y2 - - Google Patents

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JPH052543Y2
JPH052543Y2 JP2023888U JP2023888U JPH052543Y2 JP H052543 Y2 JPH052543 Y2 JP H052543Y2 JP 2023888 U JP2023888 U JP 2023888U JP 2023888 U JP2023888 U JP 2023888U JP H052543 Y2 JPH052543 Y2 JP H052543Y2
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JP
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boom
outer boom
slide plate
leg
bolt
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外側ブーム内に内側ブームを伸縮自
在に嵌挿してなる伸縮ブームの外側ブーム先端部
において、内側ブームを摺動自在に定位案内する
スライド装置に関するものである。
(従来の技術) 従来からのこの種のスライド装置について第2
図、第3図に図示し以下に説明する。第2図は、
外側ブーム1内に内側ブーム2を伸縮自在に嵌挿
してなる伸縮ブーム3の外側ブーム1の先端部に
配置したスライド装置の説明図であつて、要部断
面図で図示している。このスライド装置は、外側
ブーム1と内側ブーム2間にスライドプレート4
とシム6を介装して外側ブーム1に対して内側ブ
ーム2を定位案内させ、スライドプレート4と内
側ブーム2間で摺接するようにしている。すなわ
ちボルト7と、ボルト7を螺合するスライドプレ
ート4に設けた螺刻、およびシム6に穿設したボ
ルト7を通す穴により、スライドプレート4とシ
ム6はプレート5に固定されている。外側ブーム
先端部には、外側ブーム1の壁面より内側ブーム
2方向に前記スライドプレート4およびシム6を
通すための穿設部を設けており、この穿設部に前
記スライドプレート4とシム6を挿入した後に、
前記プレート5を外側ブーム1にボルト8により
固定させるようにしている。
第3図は、従来からのスライド装置の他の実施
例であつて、同様に要部断面図で図示している。
このスライド装置は、スライドプレート9自体が
ボルト状に螺刻されており、外側ブーム1に設け
た螺刻と直接螺合して外側ブーム1に対して内側
ブーム2を摺動自在に定位案内させるようにして
いる。そしてナツト10によりスライドプレート
9と外側ブーム1間の螺合をロツクするものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前述したような従来のスライド装置に
あつては次のような問題点を有している。すなわ
ち第2図に図示したものにあつては、外側ブーム
1に対して内側ブーム2の定位案内位置を前記ス
ライド装置により変更するにはシム6の枚数を調
整するものであるが、その都度ボルト8およびボ
ルト7を緩めたり、締め付けなければならずその
調整時の作業が非常に面倒なものとなつている。
一方第3図に図示するものにあつては、前述した
ような調整時にあつてはナツト10を緩めて、ス
ライドプレート9自体を外側ブーム1に対して回
転させることのみで調整し、その後ナツト10で
ロツクすればよく第2図に図示したものに比して
調整は簡単であるという利点を有しているもの
の、スライド面の面圧を小さくしようとすると、
外側ブーム1にスライドプレート9を螺合する螺
刻穴を大きくし、スライドプレート9の太さを大
とする必要があり、実質加工コストが大となつて
いる。面圧については第2図に図示するものにあ
つては、穿設部を大とすることにより、スライド
プレート4を大きくすることが可能であるが、こ
の場合にも実質加工コストが大となる。
このように従来のスライド装置、特に外側ブー
ムの外側から内側ブーム2の定位案内位置を調整
しうるスライド装置にあつては、面圧を低くしよ
うとすると、外側ブームの側面に大きな穴を穿設
する必要が生し、外側ブームの強度低下の原因と
なるのみならず、加工コストが高くなるという問
題があつた。
本考案は、上記問題点を解決した新規なスライ
ド装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のスライド装
置は、 外側ブーム内に内側ブームを伸縮自在に嵌挿し
てなる伸縮ブームの外側ブーム先端部において、
内側ブームを摺動自在に定位案内するスライド装
置であつて、その一方の脚部を外側ブームと内側
ブーム間に位置し、他方の脚部を外側ブームの先
端端面に当接してなるL型のスライドプレート
と、このスライドプレートの前記他方の脚部に穿
設した長孔に挿通され当該脚部を前記外側ブーム
の端面に締め付けるボルトと、前記外側ブームの
壁面に螺合してその内端部を前記スライドプレー
トの前記一方の脚部へ当接せしめたボルトとから
構成してあることを特徴とするものである。
(作用) 本考案のスライド装置は上述の如く構成したの
で、スライドプレートを外側ブーム先端より外側
ブームと内側ブーム間に介装できるようにして、
スライドプレートと内側ブームとの摺接面の面積
を大きく取れる構造としており、スライドプレー
トの面圧を小さくすることができるものである。
また外側ブーム壁面にはボルトを螺合する穴のみ
を設け、従来のように外側ブーム壁面に大きな穴
を穿設していないものであるから、外側ブームの
強度を低下させる原因を除去できるものである。
(実施例) 以下本考案の実施例について第1図に基いて説
明する。第1図において、11は、伸縮ブームで
あつて、外側ブーム12内に内側ブーム13を伸
縮自在に嵌挿している。外側ブーム12の先端部
には、内側ブーム13を摺動自在に定位案内する
スライド装置が次の様に配置されている。14
は、L型のスライドプレートであつて、一方の脚
部15を外側ブーム12と内側ブーム13間に位
置させ、他方の脚部16を外側ブームの先端端面
に当接させている。17は、ボルトであつて、外
側ブーム12の端面にはこのボルト17を螺合す
るネジ穴が設けられており、ボルト17を前記ス
ライドプレート14の他方の脚部16に穿設した
長孔に挿通し、ボルト17を締め付けることによ
り、当該脚部16を前記外側ブーム12の端面に
固定するようにしている。18は、ボルトであつ
て、前記外側ブーム12の壁面に螺合してその内
端部を前記スライドプレート14の前記一方の脚
部15へ当接せしめるようになつている。19
は、ナツトであつて、ボルト18が外側ブーム1
2の壁面に螺合した状態で緩まないようロツクす
るものである。
次に作用について説明する。スライドプレート
14は、従来のように外側ブーム12の壁面より
介装せずに外側ブーム12の先端より外側ブーム
12と内側ブーム13間に介装させるようにして
いるから、外側ブーム12の壁面に大きな穿設部
を設けなくても内側ブーム13との摺接面積が大
きく取れるスライドプレートを配置することを可
能としている。しかも外側ブーム12の壁面には
ボルト18のネジ穴だけを配置すればよい構造と
なつているものであるから、外側ブーム12の強
度の低下を招くことはない。また外側ブーム12
に対して内側ブーム13の定位案内位置を変更す
る際には、2つのボルトにより簡単に調整できる
構造としている。以下その調整手順について説明
する。まずボルト17を緩める。次にナツト19
を緩め、ボルト18の回転ロツクを解除させる。
そしてボルト18を回転させ、スライドプレート
14を目的の位置に移動させる。その後ボルト1
7を締め付けてスライドプレート14の脚部16
を外側ブーム12の端面に固定させる。そしてナ
ツト19を締め付けてボルト18が回転しないよ
うロツクする。このように2つのボルトの回転に
よる調整によりスライドプレート14を移動さ
せ、外側ブーム12の外側から内側ブーム13の
定位案内位置を簡単に変更させるものである。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成し作用するものである
から、スライドプレートの面圧を小さくする構造
でありながら、外側ブームの強度を低下させるこ
とをなくすことができるものでその効果大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るスライド装置の説明図
第2図、第3図は、従来のスライド装置の説明図
である。 12……外側ブーム、13……内側ブーム、1
4……スライドプレート、17……ボルト、18
……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側ブーム内に内側ブームを伸縮自在に嵌挿し
    てなる伸縮ブームの外側ブーム先端部において、
    内側ブームを摺動自在に定位案内するスライド装
    置であつて、その一方の脚部を外側ブームと内側
    ブーム間に位置し、他方の脚部を外側ブームの先
    端端面に当接してなるL型のスライドプレート
    と、このスライドプレートの前記他方の脚部に穿
    設した長孔に挿通され当該脚部を前記外側ブーム
    の端面に締め付けるボルトと、前記外側ブームの
    壁面に螺合してその内端部を前記スライドプレー
    トの前記一方の脚部へ当接せしめたボルトとから
    構成してあることを特徴とするスライド装置。
JP2023888U 1988-02-17 1988-02-17 Expired - Lifetime JPH052543Y2 (ja)

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JP2023888U JPH052543Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17

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JP2023888U JPH052543Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17

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Publication Number Publication Date
JPH01123690U JPH01123690U (ja) 1989-08-23
JPH052543Y2 true JPH052543Y2 (ja) 1993-01-21

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ID=31236431

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JPH01123690U (ja) 1989-08-23

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