JPH05254124A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JPH05254124A JPH05254124A JP198692A JP198692A JPH05254124A JP H05254124 A JPH05254124 A JP H05254124A JP 198692 A JP198692 A JP 198692A JP 198692 A JP198692 A JP 198692A JP H05254124 A JPH05254124 A JP H05254124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perforated film
- ink
- film
- thermal head
- fine holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 有孔フィルムの両端を接続して輪状とし、そ
の一部を重ね合わせて密着させ、この密着部分にサーマ
ルヘッドを接触させて加熱する。 【効果】 見掛け上有孔フィルムの厚さを2倍にするこ
とができるため、微細孔のインク保持量を2倍にするこ
とができ、従ってインクの叶出量を増加させて印字濃度
を上げることができる。
の一部を重ね合わせて密着させ、この密着部分にサーマ
ルヘッドを接触させて加熱する。 【効果】 見掛け上有孔フィルムの厚さを2倍にするこ
とができるため、微細孔のインク保持量を2倍にするこ
とができ、従ってインクの叶出量を増加させて印字濃度
を上げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字用紙に対してイン
クを叶出することによって印字を行うインクジェットプ
リンタに関し、特にインクの叶出手段として多数の微細
孔を有する有孔フィルムを用いるインクジェットプリン
タに関する。
クを叶出することによって印字を行うインクジェットプ
リンタに関し、特にインクの叶出手段として多数の微細
孔を有する有孔フィルムを用いるインクジェットプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】印字用紙に対してインクを叶出すること
によって印字を行うインクジェットプリンタのうち、イ
ンクの叶出手段として多数の微細孔を有する有孔フィル
ムを用いる従来のインクジェットプリンタは、多数の微
細孔を有する1枚の有孔フィルムと、この有孔フィルム
の走行を駆動する駆動部と、有孔フィルムの微細孔に対
してインクを供給するインク供給部と、有孔フィルムを
加熱してその微細孔から記録用紙に対してインクを叶出
させるサーマルヘッドとを備えており、有孔フィルムを
一重の構造としている。
によって印字を行うインクジェットプリンタのうち、イ
ンクの叶出手段として多数の微細孔を有する有孔フィル
ムを用いる従来のインクジェットプリンタは、多数の微
細孔を有する1枚の有孔フィルムと、この有孔フィルム
の走行を駆動する駆動部と、有孔フィルムの微細孔に対
してインクを供給するインク供給部と、有孔フィルムを
加熱してその微細孔から記録用紙に対してインクを叶出
させるサーマルヘッドとを備えており、有孔フィルムを
一重の構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、有孔
フィルムを用いた従来のインクジェットプリンタは、有
孔フィルムが一重の構造となっているため、有孔フィル
ムの製造上の制約から、微細孔のアスペクト比(孔の長
さ/孔の直径)を大きくすることができず、このため、
インクの保持量を多くすることができないという欠点を
有している。
フィルムを用いた従来のインクジェットプリンタは、有
孔フィルムが一重の構造となっているため、有孔フィル
ムの製造上の制約から、微細孔のアスペクト比(孔の長
さ/孔の直径)を大きくすることができず、このため、
インクの保持量を多くすることができないという欠点を
有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタは、両端を接続して輪状としその一部を重ね合
わせて密着させた多数の微細孔を有する有孔フィルム
と、前記有孔フィルムの走行を駆動する駆動部と、前記
有孔フィルムの前記微細孔に対してインクを供給するイ
ンク供給部と、前記有孔フィルムの前記密着させた部分
に接触して設けられ前記有孔フィルムを加熱して前記微
細孔から前記インクを記録用紙に対して叶出させるサー
マルヘッドとを備えている。
プリンタは、両端を接続して輪状としその一部を重ね合
わせて密着させた多数の微細孔を有する有孔フィルム
と、前記有孔フィルムの走行を駆動する駆動部と、前記
有孔フィルムの前記微細孔に対してインクを供給するイ
ンク供給部と、前記有孔フィルムの前記密着させた部分
に接触して設けられ前記有孔フィルムを加熱して前記微
細孔から前記インクを記録用紙に対して叶出させるサー
マルヘッドとを備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【0007】図1において、有孔フィルム2は、記録用
紙6に対向しそれらの間に所定の間隙を保持して配設さ
れており、多数の微細孔2aを有している。サーマルヘ
ッド1は、有孔フィルム2に接触して設けられおり、有
孔フィルム2の微細孔からインク滴5を記録用紙6に向
って叶出させことによって記録用紙6の表面に対して印
字を行う。有孔フィルム2は、その両端を接続されて輪
状となっており、サーマルヘッド1が接触している部分
は、重ね合わせされて密着している。有孔フィルム2の
左右の両端部分には、有孔フィルム2の走行を駆動する
駆動部4aおよび4bが設けられており、有孔フィルム
2は、この駆動部4aおよび4bによって駆動されて循
環運動を行う。また駆動部4aおよび4bの内側に、輪
状の有孔フィルム2の前面および背面に接触するように
インク供給部3a〜3dが設けられており、このインク
供給部3a〜3dから有孔フィルム2の微細孔2aに対
してインクを供給する。サーマルヘッド1は、有孔フィ
ルム2の重ね合わされて密着している部分に接触してお
り、有孔フィルム2の微細孔2aの中のインクを急激に
加熱して相変化を起させ、これによって発生したバブル
の圧力によって微細孔2aからインクを叶出させて記録
用紙6に付着させて印字を行う。
紙6に対向しそれらの間に所定の間隙を保持して配設さ
れており、多数の微細孔2aを有している。サーマルヘ
ッド1は、有孔フィルム2に接触して設けられおり、有
孔フィルム2の微細孔からインク滴5を記録用紙6に向
って叶出させことによって記録用紙6の表面に対して印
字を行う。有孔フィルム2は、その両端を接続されて輪
状となっており、サーマルヘッド1が接触している部分
は、重ね合わせされて密着している。有孔フィルム2の
左右の両端部分には、有孔フィルム2の走行を駆動する
駆動部4aおよび4bが設けられており、有孔フィルム
2は、この駆動部4aおよび4bによって駆動されて循
環運動を行う。また駆動部4aおよび4bの内側に、輪
状の有孔フィルム2の前面および背面に接触するように
インク供給部3a〜3dが設けられており、このインク
供給部3a〜3dから有孔フィルム2の微細孔2aに対
してインクを供給する。サーマルヘッド1は、有孔フィ
ルム2の重ね合わされて密着している部分に接触してお
り、有孔フィルム2の微細孔2aの中のインクを急激に
加熱して相変化を起させ、これによって発生したバブル
の圧力によって微細孔2aからインクを叶出させて記録
用紙6に付着させて印字を行う。
【0008】有孔フィルム2の微細孔2aの加工は、有
孔フィルム2の厚さtに対して、微細孔2aの直径d
を、(d<t/2)とする(アスペクト比d<tを2よ
り大きくする)ことは困難である。また、厚さtも、あ
まり厚いと加工が困難である。従って微細孔2aの容積
(2πd2 t)は、必要なインク保持量に満たないが、
上述の実施例では、サーマルヘッド1のある部分の微細
孔2aの深さは、有孔フィルム2の厚さtの2倍となる
ため、必要なインク量を保持することが可能になる。
孔フィルム2の厚さtに対して、微細孔2aの直径d
を、(d<t/2)とする(アスペクト比d<tを2よ
り大きくする)ことは困難である。また、厚さtも、あ
まり厚いと加工が困難である。従って微細孔2aの容積
(2πd2 t)は、必要なインク保持量に満たないが、
上述の実施例では、サーマルヘッド1のある部分の微細
孔2aの深さは、有孔フィルム2の厚さtの2倍となる
ため、必要なインク量を保持することが可能になる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリンタは、有孔フィルムの両端を接続して輪状
とし、その一部を重ね合わせて密着させ、この密着部分
にサーマルヘッドを接触させて加熱することにより、見
掛け上有孔フィルムの厚さを2倍にすることができるた
め、微細孔のインク保持量を2倍にすることができると
いう効果があり、従ってインクの叶出量を増加させて印
字濃度を上げることができるという効果がある。
ェットプリンタは、有孔フィルムの両端を接続して輪状
とし、その一部を重ね合わせて密着させ、この密着部分
にサーマルヘッドを接触させて加熱することにより、見
掛け上有孔フィルムの厚さを2倍にすることができるた
め、微細孔のインク保持量を2倍にすることができると
いう効果があり、従ってインクの叶出量を増加させて印
字濃度を上げることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
1 サーマルヘッド 2 有孔フィルム 2a 微細孔 3a〜3d インク供給部 4a・4b 駆動部 5 インク滴 6 記録用紙
Claims (2)
- 【請求項1】 両端を接続して輪状としその一部を重ね
合わせて密着させた多数の微細孔を有する有孔フィルム
と、前記有孔フィルムの走行を駆動する駆動部と、前記
有孔フィルムの前記微細孔に対してインクを供給するイ
ンク供給部と、前記有孔フィルムの前記密着させた部分
に接触して設けられ前記有孔フィルムを加熱して前記微
細孔から前記インクを記録用紙に対して叶出させるサー
マルヘッドとを備えることを特徴とするインクジェット
プリンタ。 - 【請求項2】 両端を接続して輪状としその一部を重ね
合わせて密着させた多数の微細孔を有する有孔フィルム
と、左右の両端部分において前記有孔フィルムの走行を
駆動する駆動部と、前記駆動部の内側の前記有孔フィル
ムの前面および背面に接触して設けられて前記有孔フィ
ルムの前記微細孔に対してインクを供給するインク供給
部と、前記有孔フィルムの前記密着させた部分に接触し
て設けられ前記有孔フィルムを加熱して前記微細孔から
前記インクを記録用紙に対して叶出させるサーマルヘッ
ドとを備えることを特徴とするインクジェットプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP198692A JPH05254124A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP198692A JPH05254124A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254124A true JPH05254124A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=11516815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP198692A Withdrawn JPH05254124A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05254124A (ja) |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP198692A patent/JPH05254124A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |