JPH0525280U - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0525280U JPH0525280U JP7347191U JP7347191U JPH0525280U JP H0525280 U JPH0525280 U JP H0525280U JP 7347191 U JP7347191 U JP 7347191U JP 7347191 U JP7347191 U JP 7347191U JP H0525280 U JPH0525280 U JP H0525280U
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- compressor
- tubular
- refrigerator
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は冷蔵庫本体の下部に、プラスチック
により一体成形した箱体に、圧縮機,蒸発配管等の高圧
側ユニットを取り付けた冷蔵庫に関するもので圧縮機の
起動,運転,停止時に発生する振動を、冷蔵庫本体に伝
わるのを防止すると共に、冷蔵庫の輸送振動や荷扱い等
による落下衝撃から、圧縮機取付部の破損防止を目的と
したものである。 【構成】 圧縮機の支持脚18の取付穴に挿通する緩衝
体17と、この中心部に挿通するスリーブ19と、圧縮
機取付部に対向する足廻り構造体に設けた支持凹部20
とからなり、圧縮機は前記緩衝体17の緩衝体胴体部1
7bで支持させると共に、前記スリーブ19は支持凹部
20に挿通支持し、この支持凹部20の底面の取付穴か
らボルト20を挿入し、スリーブ19上端のワッシャ2
2と、ナット23により、足廻り構造体から間隔をおい
てネジ固着する構成。
により一体成形した箱体に、圧縮機,蒸発配管等の高圧
側ユニットを取り付けた冷蔵庫に関するもので圧縮機の
起動,運転,停止時に発生する振動を、冷蔵庫本体に伝
わるのを防止すると共に、冷蔵庫の輸送振動や荷扱い等
による落下衝撃から、圧縮機取付部の破損防止を目的と
したものである。 【構成】 圧縮機の支持脚18の取付穴に挿通する緩衝
体17と、この中心部に挿通するスリーブ19と、圧縮
機取付部に対向する足廻り構造体に設けた支持凹部20
とからなり、圧縮機は前記緩衝体17の緩衝体胴体部1
7bで支持させると共に、前記スリーブ19は支持凹部
20に挿通支持し、この支持凹部20の底面の取付穴か
らボルト20を挿入し、スリーブ19上端のワッシャ2
2と、ナット23により、足廻り構造体から間隔をおい
てネジ固着する構成。
Description
【0001】
本考案は、冷蔵庫本体の下部に、足廻り構造体を組み込んだ冷蔵庫に関するも のである。
【0002】
従来の技術としては、例えば実公昭60−28952報に示されている冷蔵庫 のようなものがあった。以下、図5と図6,図7を参照しながら、この従来例に ついて説明する。
【0003】 図において、1は冷蔵庫本体で、外箱2,内箱3,及びこれら両箱2,3間に 充填された断熱材4で外郭を形成している。5は足廻り構造体でプラスチックに よって一体成形の箱体6とし、この箱体6に圧縮機7,蒸発配管8等の高圧側ユ ニットを止着する収納面9と、前記収納面9の外周10より垂直上方向に立って いる外周枠11と、前記外周枠11の上部で外箱1の下部フランジ13と、当接 する固着面12とからなり、特に圧縮機7の止着については、前記収納面9と同 時成形した別金具14を介して、取付ネジ15により直接、圧縮機7の支持脚1 6を止着していた。
【0004】
しかしながら、上記構成では、圧縮機を足廻り構造体に直接、ネジにより止着 していた為、圧縮機運転時の振動が、冷蔵庫本体に伝達するのを防止することが 出来ず、扉の開閉時等で使用者に振動による不安感を与えていた。また、圧縮機 は足廻り構造体の収納面と同時成形した別金具で、支持されていた為、冷蔵庫輸 送時の落下衝撃や振動等の衝撃荷重を直接インサート面で受けるため止着部根元 に割れが発生するという問題点を有していた。
【0005】 本考案は上記課題を解消するものであり、圧縮機の運転あるいは停止時に発生 する振動を、冷蔵庫に伝えるのを防ぐと共に、冷蔵庫輸送時の振動や落下衝撃な どによる圧縮機支持部の割れを防ぐ品質の高い冷蔵庫を提供するものである。
【0006】
本考案は上記目的を達成するために、この冷蔵庫本体の外箱下部に取り付ける 合成樹脂によって一体成形した足廻り構造体と、この足廻り構造体に止着する圧 縮機と、蒸発配管等の高圧ユニットと、前記圧縮機の支持脚の取付穴に挿通する 、ゴム材からなる筒状の緩衝体と、この筒状の緩衝体の中心部に挿通する管状の スリーブと、前記足廻り構造体に、圧縮機の止着する取付穴を、底面に有する筒 状の支持凹部とからなり、前記圧縮機は、支持脚の取付穴より大径の、前記緩衝 体胴体部により支持されると共に、前記スリーブの下端は、筒状の支持凹部に挿 着支持させ、この支持凹部の底面に設けた取付穴を介して、スリーブに挿通する ボルトと、スリーブ上端に当接するワッシャと、ワッシャ上部のナットで、ネジ 固着して前記スリーブを挟持させた構成のものである。また、筒状の緩衝体の中 心部に挿通する、管状のスリーブの途中を、鍔状のフランジ部とし、このフラン ジ部上にゴム材からなる筒状の緩衝体を、フランジ部の下面を足廻り構造体に設 けた、筒状の支持凹部の周縁部上に当接させたものである。
【0007】
本考案は上記した構成により、圧縮機を足廻り構造体に直接、ネジにより止着 するのではなく、ゴム材からなる筒状の緩衝体で圧縮機を受けている。その止着 方法については、筒状の緩衝体の中心部に挿通する管状のスリーブを、足廻り構 造体に設けた、底面に取付穴を有する筒状支持凹部に挿通支持し、そのスリーブ に挿通するボルトと、スリーブ上面のワッシャと、ワッシャ上部のナットで、足 廻り構造体に間隔をおいてネジ止着することで、圧縮機の運転あるいは停止時に 発生する振動を、ゴム材の緩衝材で吸収するものである。
【0008】 また、管状のスリーブの途中に、鍔状のフランジ部を形成し、落下衝撃による 荷重を、スリーブ下端面の狭い部分でなく鍔状のフランジ部全体で受けることに より、圧縮機支持部の割れを防ぐことが出来るものである。
【0009】
以下、本考案の一実施例について図1と図2,図3を参照しながら説明する。 尚従来と同一構成については同一番号を付し、その詳細なる説明を省略し異なる 部分のみ説明する。
【0010】 5は足廻り構造体で、合成樹脂によって一体成形された箱体6を形成している 。この箱体6は、外周枠11と、外箱2の下部フランジ13と当接する固着面1 2と圧縮機7,蒸発配管8等の高圧側ユニットとを止着する収納面9とからなっ ている。17は、ゴム材を成形した筒状の緩衝体で、環状溝を設けた鍔部17a と胴体部17bからなり、中心部に挿通穴を有している。
【0011】 18は前記緩衝体17の鍔部17aの外径よりも小さな取付穴を設けた圧縮機 7の支持脚である。19は前記緩衝体17の挿通穴に挿通するスリーブであり、 収納面9に設けた、底面に挿通穴を有する筒状の支持凹部20に、挿着支持させ ている。圧縮機7の収納面9への取り付けに当たっては、まず、前記緩衝体17 の鍔部17aを変形させて前記支持脚18の取付穴にねじ込んでおき、前記環状 溝に前記取付穴の周縁を係合させて後、前記収納面9に挿着支持させたスリーブ 19に挿入する。21はスリーブ19を収納面9に固着させる為のボルトで、前 記支持凹部20の底面に設けた挿通穴から通して、スリーブ19上面のワッシャ 22とナット23とで固定している。
【0012】 以上の構成により、圧縮機7の運転あるいは停止時に発生する振動は、ゴム材 からなる緩衝体17で収納面9上に支持されている為、直接、足廻り構造体5か ら冷蔵庫1へ伝わることが無くなると共に、輸送時の落下衝撃,振動などの荷重 はダイレクトにスリーブ19に加わることがない。また、スリーブ19が収納面 9の支持凹部20に、挿着支持されている為、輸送時の落下衝撃,振動などの荷 重が加わっても、スリーブ19の外周面で横揺れ振動を受けているため、従来の 様な止着部根元の割れといったことを防ぐことができる。
【0013】 図4は、本考案の他の実施例を示しており、以下これについて前記実施例と同 一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略し、異なる部分につい てのみ述べる。
【0014】 即ち、この実施例では、緩衝体17の挿通穴に挿通するスリーブ19の途中を 鍔状のフランジ部19aとし、このフランジ19aの下面を筒状の支持凹部20 の周縁部に設けた凹部に当接させると共に、スリーブ19の下部を筒状の支持凹 部20に、挿通支持させている。
【0015】 以上の構成により、輸送振動及び落下衝撃の荷重が圧縮機7にダイレクトに加 わっても、緩衝体17で緩和され、しかもスリーブ19の途中に設けた前記フラ ンジ部19a全面で足廻り構造体5の収納面9を受けている為、衝撃,振動から くる応力は分散され、圧縮機7の止着部の破損を完全に防ぐことができる。
【0016】
以上のように本考案は、冷蔵庫本体の外箱下部に取り付けた、プラスチックに より一体成形された足廻り構造体で、圧縮機の支持脚の取付穴に挿通する、ゴム 材からなる筒状の緩衝体と、この筒状の緩衝体の中心部に挿通する管状のスリー ブと、足廻り構造体に、圧縮機を止着する取付穴を底面に有する筒状の支持凹部 とからなり、圧縮機は、支持脚の取付穴より大径の、前記緩衝体胴体部により支 持させると共に、前記スリーブの下端は、筒状の支持凹部に挿着支持させ、スリ ーブをボルトとワッシャ,ナットにより前記足廻り構造体から間隔をおいて固定 することにより、圧縮機の運転あるいは起動,停止時に発生する振動は、ゴム材 の緩衝体で吸収されると共に、前記足廻り構造体に直接止着されてないので、冷 蔵庫本体側へと振動が伝わることがない。また前記スリーブが足廻り構造体に設 けた筒状の支持凹部に挿着支持されている為、輸送時等で落下衝撃,振動などの 荷重がスリーブに加わっても、この挿着外周面で荷重を受けるため従来の様な圧 縮機止着部根元の割れといったことはない。
【0017】 また、前記足廻り構造体で、圧縮機を支持する緩衝体の中心部に挿通する管状 のスリーブの途中に、鍔状のフランジ部を形成し、このフランジ部下面を前記足 廻り構造体に設けた、筒状の支持凹部の周縁部上に当接させ、かつスリーブ下部 を前記筒状の支持凹部へ挿着させることにより、前記荷重は、スリーブ下端面の みの狭い部分でなく鍔状のフランジ部全体で受けていることにより、圧縮機止着 部の破損など全くない。
【図1】本考案の一実施例を示す冷蔵庫の斜視図
【図2】図1のA−A線上における断面図
【図3】図2における要部拡大断面図
【図4】本考案の他の実施例を示し、図3と同様の要部
拡大断面図
拡大断面図
【図5】従来例を示す冷蔵庫の斜視図
【図6】図5のB−B線上における断面図
【図7】図6における要部拡大断面図
1 冷蔵庫本体 2 外箱 3 内箱 4 断熱材 5 足廻り構造体 7 圧縮機 8 蒸発配管 17 緩衝体 17b 緩衝体胴体部 18 支持脚 19 スリーブ 19a フランジ部 20 支持凹部 21 ボルト 22 ワッシャ 23 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 外箱と、内箱と、この両箱間に充填した
断熱材とからなる、冷蔵庫本体と、この冷蔵庫本体の外
箱下部に取り付ける、プラスチックによって一体成形し
た足廻り構造体と、この足廻り構造体に止着する圧縮機
と、蒸発配管等の高圧ユニットと、前記圧縮機の支持脚
の取付穴に挿通する、ゴム材からなる筒状の緩衝体と、
この筒状の緩衝体の中心部に挿通する管状のスリーブ
と、前記足廻り構造体に圧縮機を止着する取付穴を底面
に有する筒状の支持凹部とからなり、前記圧縮機は、支
持脚の取付穴より大径の、前記緩衝体胴体部により支持
させると共に、前記スリーブの下端は、筒状の支持凹部
に挿着支持させ、この支持凹部の底面に設けた取付穴を
介して、スリーブに挿通するボルトと、スリーブ上端に
当接するワッシャと、ワッシャ上部のナットで、ネジ固
着し、前記スリーブを挟持させた事を特徴とする冷蔵
庫。 - 【請求項2】 筒状の緩衝体の中心部に挿通する、管状
のスリーブの途中を、鍔状のフランジ部とし、このフラ
ンジ部上にゴム材からなる筒状の緩衝体を、フランジ部
の下面を足廻り構造体に設けた、筒状の支持凹部の周縁
部上に当接させたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347191U JPH0525280U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347191U JPH0525280U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525280U true JPH0525280U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13519225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347191U Pending JPH0525280U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525280U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080728A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2020172274A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | 日東工業株式会社 | ショックパレット |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP7347191U patent/JPH0525280U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080728A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2020172274A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | 日東工業株式会社 | ショックパレット |
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