JPH05252234A - Hdlc/sdlcビット・ストリーム送受信用のdspを含む遠隔通信装置内での並列処理方法 - Google Patents

Hdlc/sdlcビット・ストリーム送受信用のdspを含む遠隔通信装置内での並列処理方法

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JPH05252234A
JPH05252234A JP4291003A JP29100392A JPH05252234A JP H05252234 A JPH05252234 A JP H05252234A JP 4291003 A JP4291003 A JP 4291003A JP 29100392 A JP29100392 A JP 29100392A JP H05252234 A JPH05252234 A JP H05252234A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、何らかのRAM記憶域に結
合されたデジタル信号処理システム(DSP)を含む遠
隔通信装置内での並列処理方法を提供することである。 【構成】 本発明によれば、HDLC/SDLCフレー
ムを搬送するビット・ストリームを受信する遠隔通信装
置が提供される。本発明の方法は、HDLC/SDLC
管理手順に必要な^0^削除機能と文字位置合せ機能を提
供する少なくとも1つのテーブルを作成するステップ
と、入力ビット・ストリームを受信し、並列に処理され
るn個の連続するビットのサンプルをそこからアセンブ
ルするステップと、HDLCフレームから抽出されるデ
ータに対応する文字を導出するために、前記のアセンブ
ルされたn個の連続するビットを、前記の少なくとも1
つのテーブルにアクセスするためのアドレッシング要素
として使用するステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔通信装置に関し、
具体的には、HDLC/SDLCビット・ストリーム送
受信用のデジタル信号プロセッサ(DSP)を含む遠隔
通信装置での並列処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】技術の進歩によって、現代の遠隔通信装
置に強力なデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用す
ることが可能になった。具体的に言うと、このようなプ
ロセッサを用いると、多重動作構成が可能なデータ回線
終端装置(DCE)やモデムの設計が可能になる。優先
日1991年2月21日、"DCE and method for proces
sing data received in a DCE allowing multiple oper
ating configurations"と題する、本発明の出願人に譲
渡された公開欧州特許出願明細書を、本明細書に組み込
む。上記文書は、信号処理を実行するDSPと、プロト
コルの処理に使用される制御プロセッサの組合せを開示
している。このようなDCEでは、通信回線から受信さ
れたアナログ信号が、たとえばシグマ−デルタ・コーダ
であるA/Dコンバータによって変換される。その後、
DSPが、シグマ−デルタ・パルスの列を処理し、パル
ス符号変調(PCM)ワードの列を導出する。その後、
PCMワードが、所与の復調アルゴリズムに従ってデジ
タルに処理され、DSPが、通信回線上に送信されたデ
ータ・ビットの列を導出する。このビットの列につい
て、DSPは、当該の送信プロトコルに従って、対応す
る文字を導出しなければならない。ハイレベル・データ
・リンク制御(HDLC)手順または同期データ・リン
ク制御(SDLC)手順の場合には、フラグ検出、ゼロ
削除など、遠隔通信の分野で周知の諸機能を実現する必
要がある。
【0003】HDLCアダプタまたはSDLCアダプタ
として知られる専用部品が、HDLC手順の管理を実施
する。これらの部品は、いくつかの欠点を伴う。第1
に、これらの部品は、直列アーキテクチャを使用してお
り、ビット・クロック速度で動作する必要がある。その
結果、明らかに、そのシステムは、直列論理回路技術の
速度によって制限される。第2に、これらの部品は、直
列のビット列を操作するので、上述の文書に記載された
アーキテクチャには適合しないと思われる。このような
アーキテクチャでは、シグマ−デルタ・パルス群が、D
SPに結合されたRAM記憶域に直接記憶される。その
後、信号処理が並列に行われ、DSPが、やはりRAM
記憶域に記憶されるビットの列を計算する。したがっ
て、直列のビット列は、DCE内に物理的な対応物を有
さないと思われ、従来の直列HDLCアダプタを使用す
るには、データ・ビット列を人工的に生成する必要があ
ると思われる。このような生成には、DCEの複雑さと
最終的費用の増加が必然的に伴うはずである。第3に、
既知のHDLCアダプタは、簡単には多重化できず、必
要な通信回線の数と同数のアダプタを使用する必要があ
る。
【0004】HDLC手順管理機能を実現するためにビ
ットの並列処理を実行できる可能性は、既に企図されて
おり、具体的には、欧州特許第0346555号明細書
およびIBM Technical Disclosure Bulletin、Vol.
32、No.6B、1989年11月、P.31に所載
の論文 "Parallel architecture for high speed bitst
uffing and byte alignment"で企図されている。上記2
つの文書に記載の解決策は、多数のハードウェア部品が
必要であり、多重化された通信回線にはうまく適合しな
いという欠点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明によって解決し
ようとする課題は、多重化回線の場合、およびほとんど
の機能がデジタル信号処理動作によって実現されるアー
キテクチャで簡単に使用できる、HDLC/SDLCプ
ロトコルに適合する方法の実行および装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、HDLC/SDLC管理手順に必要な^0^削除/
挿入機能と文字位置合せとを促進する、少なくとも1つ
のテーブルを作成するステップを含む方法によって解決
される。入力ビット・ストリームが受け取られ、それら
のビットは、並列に処理すべきn個の連続するビットの
サンプルをそこからアセンブルするのに使用される。そ
の後、この方法では、受信処理ではHDLCフレームか
ら抽出されるデータに対応する文字を、また送信処理で
はHDLCビット・ストリームに対応する文字を導出す
るために、前記のアセンブルされたn個の連続するビッ
トを、前記の少なくとも1つのテーブルにアクセスする
ためのアドレッシング要素として使用する。これによっ
てn個の連続するビットの並列処理が可能になり、した
がって高速HDLC回線の処理が可能になる。さらに、
このテーブルを使って多数のHDLC/SDLC回線が
管理できるので、多重化が簡単に低費用で実現される。
また、この並列処理方法は、回線インターフェース回路
によって受信されたアナログ信号が、シグマ−デルタ・
パルスに直接変換され、その後PCMワードに変換され
るようなDSPアーキテクチャにもよく適合している。
このようなアーキテクチャでは、本発明による方法を用
いると、RAM内で直接にHDLCフレームを作成でき
るようになり、ビット・クロック速度で動作する追加の
ハードウェア部品が不要になる。
【0007】本発明の好ましい実施例では、上記のテー
ブルが、計算機内のPROM記憶域またはROM記憶域
に記憶され、初期設定手順の間にDSPに結合されたR
AM記憶域に転送される。その結果、通常はその装置内
に存在するプロトコルを制御プロセッサに結合された通
常のPROM記憶域またはROM記憶域に記憶すること
が可能となる。したがって、テーブルを記憶するのに高
速すなわち短いアクセス時間を有するPROM記憶域を
使用する必要はない。
【0008】このテーブルは、やはり制御プロセッサに
結合されたPROM記憶域に記憶されるソフトウェア・
プログラムによって生成することが好ましい。このソフ
トウェア・プログラムは、初期設定手順の間に、上記の
テーブルを生成するため、DSPに結合された高速のR
AM記憶域に転送される。テーブル生成処理が完了した
時、このソフトウェア・プログラムをRAMから消去し
て、対応するRAM記憶位置を解放する。これによっ
て、RAM記憶域のサイズを最小にすることができる。
【0009】本発明の好ましい実施例では、この方法の
受信処理でゼロ削除テーブルが必要となり、送信処理で
はゼロ挿入テーブルが使用される。また、送信処理と受
信処理は、文字位置合せ機能を提供する独特のキャラク
タ同期テーブルを共用する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明を組み込んだデジタル信号プ
ロセッサを基礎とする多目的DCEのアーキテクチャを
示す図である。このDCEは、バス219を介してPR
OM記憶域205とRAM記憶域201に接続される、
プロトコル制御用の汎用マイクロプロセッサ200を含
んでいる。デジタル信号プロセッサ(DSP)202
が、バス217を介して、第1のフィールド、データ・
フィールド204と第2のフィールド、命令フィールド
203を有するRAMに接続される。DSP202は、
実時間信号処理動作ならびにビット・フロー制御動作の
実行に使用される。RAM記憶域203/204は、バ
ス219にも接続され、したがって、マイクロプロセッ
サ200とDSP202の間の論理的接続を提供する。
実際には、RAM記憶域203/204は、周知の組込
み式直接メモリ・アクセス手段に結合された普通のRA
M記憶域の組合せであることに留意されたい。クロック
生成装置232が、クロック・バス218上に、DCE
内で必要なすべてのクロック、具体的には、内部発振器
(図示せず)から導出される内部クロック、受信信号か
ら導出される受信クロック、およびDTEインターフェ
ースに提供される外部クロックを供給する。送信ブロッ
ク213は、たとえばDTE V24インターフェース
のリード線221から来る送信データ・ビットを並列化
する。nビット・パケットをアセンブルする時には、D
SP202に対する割込みを生成して、nビット・パケ
ットが読み取れることをDSP202に示す。送信ブロ
ック213は、クロック・バス218上に供給される送
信クロック(所望の構成に応じて、内部クロックか、外
部クロックまたは受信クロックのいずれか)の制御下に
ある。
【0011】受信ブロック214は、バス217上でD
SP202からnビット・ワードを受け取ろうとする時
に、DSP202に対して割込み信号を生成する。受信
ブロック214は、リード線222上で、クロック・バ
ス218上に存在する受信クロックの速度でこのnビッ
ト・ワードを直列化する。
【0012】デジタル・アナログ変換(D/A)回路2
16は、DSP202によって変調アルゴリズムに従っ
て計算されたサンプルを受け取る。この変調アルゴリズ
ムは、やはりクロック生成装置232によってクロック
・バス218上に供給される、送信サンプリング・クロ
ックの速度でパルス駆動される。
【0013】同様に、アナログ・デジタル変換(A/
D)回路215は、DSP202に、受信サンプリング
・クロックの速度でサンプルを供給する。この受信サン
プリング・クロックも、クロック生成装置232によっ
てクロック・バス218上に生成される。本発明の好ま
しい実施例では、D/A回路216はシグマ−デルタ復
号回路、A/D回路215はシグマ−デルタ符号化回路
である。最後に、回線インターフェース回路207が、
リード線224を介してA/D回路215に、また、リ
ード線223を介してD/A回路216に接続され、通
信回線への適当な結合を行う。
【0014】送信ブロック213、受信ブロック21
4、A/D回路215およびD/A回路216を制御す
るための有効なタイミング配置回路は、本発明の出願人
に譲渡され、参照によって本明細書に組み込まれる欧州
特許出願EP-A-90480150.3号に開示されている。
【0015】手短に言うと、前記の文書によれば、これ
らの回路の制御は、複数のデジタル値を、適当なレジス
タ、すなわち受信サンプリング(RS)時間レジスタ
(43)、送信サンプリング(XS)時間レジスタ(5
3)、送信データ(TD)レジスタ(33)および受信
データ(RD)時間レジスタ(23)に記憶することに
よって達成される。各レジスタの内容が、タイマ(6
0)の内容と継続的に比較される。タイマが、あるレジ
スタ、たとえばRS時間レジスタ(43)に記憶された
値に達する時、A/D回路215が、リード線224上
に現われるアナログ信号のサンプリングを実行する。R
S時間レジスタに記憶される値をプログラミングするこ
とによって、DSP202は、A/D回路215をパル
ス駆動する送信クロックのサンプリングを制御すること
ができる。より一般的に言えば、前記の各レジスタのデ
ジタル値を適当にプログラミングすることによって、D
SP202は、大量のクロック分周器や電子スイッチを
必要とせずに、DCE内で使用されるすべてのクロック
を正確に制御し調節することができる。同様に、DSP
202は、D/A回路216に関連するXS時間レジス
タ内で適当なデジタル値の列を生成することによって、
適当な送信サンプリング・クロックでのnビット・ワー
ドのデジタル・アナログ変換を正確に制御することがで
きる。ただし、従来式のクロック制御回路またはタイミ
ング配置回路を使用して、本発明による方法を実施でき
ることに留意されたい。
【0016】したがって、DSPに結合されたRAM記
憶域、特にデータ・フィールド204には、回線インタ
ーフェース回路207から(A/D回路215を経由
し、適当な復調デジタル処理アルゴリズムの後に)また
はDTE209から来るビットのパケットがロードされ
る。RAMに記憶されるこれらのビットのパケットは、
HDLCフレームを搬送するデータ・ビットのストリー
ムに対応し、既知のHDLC機能、すなわちフラグ検
出、遊休/打切り管理、ゼロ削除および文字の抽出を実
現するために、処理されなければならない。
【0017】本発明の第1の実施例では、RAM記憶域
203/204、特に命令フィールド203に、本発明
による並列処理方法の実施に使用される2つの異なるテ
ーブルがロードされる。RAM記憶域への2つのテーブ
ルのロードは、計算機の電源投入後に行われる初期設定
手順の間に実行される。
【0018】図2と図3は、それぞれ、本発明によるH
DLCビット・ストリームの並列処理方法に必要な、受
信テーブルと送信テーブルのフォーマットを示す図であ
る。受信テーブル2にアクセスする前に、DSP202
は、11ビットを有し、3つの異なるフィールドからな
るアドレス1を作成する。第1のフィールドは、R-spl
と称しHDLC/SDLCビット・ストリームから抽出
される4ビットの現サンプルを含み、第2の4ビット・
フィールドは、R-one-ctrと称し、連続する1の現在の
個数を含み、第3の3ビット・フィールドは、R-bit-ct
rと称し、文字にアセンブルされるビットの個数を含
む。この受信テーブルにアクセスすると、1つの23ビ
ット・ワード3が与えられる。この23ビット・ワード
3は、図4に示される受信アルゴリズムに関連して使用
される。図2に示すように、このワードは、New R-one-
counterと称する第1の4ビット・フィールドを含んで
いる。このフィールドは、受信テーブルへの次のアクセ
スに使用される、R-one-counterパラメータの新しい値
を保持する。また、この23ビット・ワードは、受信H
DLC/SDLCビット・ストリームでの従来式のflag
(フラグ)、abort(打切り)またはidle(遊休)信号
の検出を示すF、AおよびIパラメータの現在の値を与
える、第2の3ビット・フィールドを含んでいる。第3
の8ビット・フィールドは、Data-segmentと称し、受信
HDLC/SDLCフレームから抽出されたビットを含
む。第4の3ビット・フィールドは、New R-Bit-counte
rと称し、受信テーブルへの次のアクセスに使用されるR
-Bit-counterパラメータの値を含む。第5の1ビット・
フィールドは、CHAR-SERVICEと称し、ある文字がアセン
ブルされたばかりであり、それが上位層で、すなわちパ
ケットへの文字のアセンブルなどを行う遠隔通信サービ
ス・ルーチンで使用可能であることを示す。最後に、第
6の4ビット・フィールドは、R-overflowと称し、おそ
らくは受信されており、次の文字のアセンブルに使用さ
れる残余ビットを与える。
【0019】同様に、図3は、送信テーブル5にアクセ
スするために必要なアドレス4のフォーマットを示す図
である。このアドレスは、10ビットを有し、3つの異
なるフィールドからなる。第1のフィールドは、T-spl
と称し、HDLC/SDLCフレームに挿入される4ビ
ットの現在のサンプルを含み、第2の3ビット・フィー
ルドは、T-one-ctrと称し、連続する1の現在の個数を
保持し、第3の3ビット・フィールドはT-bit-ctrと称
しHDLCフレームを作成するために既にアセンブルさ
れているビットの個数を保持する。送信テーブル5にア
クセスすると、1つの19ビット・ワード6が与えられ
る。この19ビット・ワードは、図5に示す送信アルゴ
リズムに関連して使用される。このワードは、New T-on
e-counterと称する第1の4ビット・フィールドを含ん
でいる。このフィールドは、送信テーブルへの次のアク
セスに使用される、後述するT-one-counterパラメータ
の新しい値を保持する。また、この19ビット・ワード
は、後述するようにHDLCフレームを漸進的に作成す
るのに使用されるビットを含む、DATA-SEGMENTと称する
第2の8ビット・フィールドを含んでいる。第3の3ビ
ット・フィールドは、New T-Bit-counterと称し、送信
テーブルへの次のアクセスに使用されるT-Bit-counter
パラメータの値を含む。第4の1ビット・フィールド
は、CHAR-SERVICEと称し、HDLCビット・ストリーム
の次の8ビットが、図5に関して説明する送信処理によ
ってアセンブルされたばかりであることを示す。最後
に、第5の4ビット・フィールドは、T-overflowと称
し、HDLCビット・ストリームの8ビットの組がアセ
ンブルされた時に、現在処理されているサンプル内にお
そらく存在していた残余ビットを与える。これらの残余
ビットは、HDLCフレームの次のビット群を作成する
ために使用される。
【0020】図4は、RAM記憶域203/204に記
憶されたHDLCビット・ストリームの並列処理を可能
にする受信アルゴリズムを示す図である。このアルゴリ
ズムの目的は、データ・フィールド204(R-spl)に
記憶された直列HDLC/SDLCビット・ストリーム
から抽出された受信文字のほかに、Flag、Abort、Idle
という情報を上位層に提供することである。このアルゴ
リズムは、初期設定ステップ11から始まり、このステ
ップ11の間に、DSPがR-one-ctr、R-bit-ctrおよび
R-ccを0にセットする。その後、ステップ12で、DS
Pが、最初のサンプルR-spl、すなわち、受信HDLC
/SDLCフレームから来る4ビットの組を、RAM記
憶域のデータ・フィールド204から抽出する。DSP
は、これをR-one-counter(R-one-ctr)およびR-Bit-co
unter(R-bit-ctr)の現在値と結合することによって、
RAM記憶域203/204にロードされた受信テーブ
ル2のアクセスに使用される、11ビット・アドレスを
形成する。その後、ステップ13で、DSP202は、
R-one-ctrパラメータとR-bit-ctrパラメータの値を更新
するために、受信テーブル2に読み込まれた23ビット
・ワードから、New R-one-ctr(第1フィールド)とNew
R-bit-ctr(第4フィールド)の値を抽出する。ステッ
プ14で、受信HDLCビット・ストリーム内で、fla
g、idleまたはabortのうちのどれかの信号が検出された
か否かを判定するために、テストが実行される。このテ
ストは、23ビット・ワード3の第2フィールドの1ビ
ットを、1と連続的に比較することによって行われる。
その第2フィールドの1ビットに"1"が実際に存在する
場合には、DSP202は、対応する信号flag、idleま
たはabortのうちの1つを検出したと結論を下し、ステ
ップ15でその情報を上位層に送る。上位層は通常、オ
ープニング・フラグまたはクロージング・フラグの判
定、アドレス・フィールドやデータ・フィールドの抽
出、フレーム検査シーケンスの計算、文字のパケットへ
のアセンブルなど、より高水準のプロトコル・サポート
・サービス・ソフトウェアからなる。その後、ステップ
16で、DSPは、R-CCパラメータを0にリセットし、
ステップ17に進む。ステップ14でFlag、abortまた
はidleのうちのどの信号も検出されなかった場合、すな
わち、第2フィールドが値^000^を保持する場合は、
ステップ17に進む。ステップ17で、DSPは、受信
テーブル2から読み取った23ビット・ワードの第3フ
ィールドに存在するdata-segmentの値で、R-CCの現在値
を更新する。この更新は、R-CCとdata-segmentフィール
ドの現在値の論理和演算を実行することによって行われ
る。R-CC値の連続的更新により、HDLCフレームから
抽出される8ビット文字を漸進的にアセンブルできるよ
うになる。その後、ステップ18で、DSP202は、
CHAR-SERVICEビットの存在を検出するために、受信テー
ブル2から読み取った23ビット・ワードの第5フィー
ルドを"1"と比較する。このCHAR-SERVICEビットは完全
な8ビット文字がレジスタR-CC内にアセンブルされてお
り、上位の遠隔通信サービス層による次の処理に使用可
能であることを示す。CHAR-SERVICEフィールドが0を含
む場合は、完全な文字がまだR-CC内で使用可能になって
いないことを意味し、DSP202は、HDLCフレー
ムから抽出される次の4ビット・サンプルを処理するた
めに、ステップ12に戻る。CHAR-SERVICEビットが1に
等しい場合は、ステップ19で、DSPは、R-CCにロー
ドされたアセンブル済みの文字を上位層に送る。ステッ
プ20で、DSPは、もう一度R-CCを0にセットする。
ステップ21で、次にアセンブルする文字に対応するビ
ットが最後に処理された4ビット・サンプル内に存在す
る可能性を考慮に入れるために、読み取られた23ビッ
ト・ワードのR-overflowフィールドの値でR-CCレジスタ
を更新する。その後、再びステップ12に進んで、DS
Pは、受信HDLCフレームから抽出される新しい4ビ
ットの組からなる次の4ビット・サンプルを抽出する。
【0021】図5は、RAM記憶域203/204に記
憶されたHDLC文字を並列処理して、回線上に送信す
べきビット・ストリームを作成できるようにする、送信
アルゴリズムを示す図である。このアルゴリズムは、初
期設定ステップ31から始まり、このステップ31の間
に、DSPは、T-one-ctr、T-bit-ctrおよびT-CCを0に
セットする。その後、ステップ32で、DSPは、HD
LCフレームをアセンブルする処理が、ゼロ挿入モード
であるか否かをテストする。ゼロ挿入モードが必要にな
るのは、送信すべきデータがHDLCフレーム内に置か
れる時、すなわち、そのデータが2つのフラグによって
分離され、Flag、AbortまたはIdleを送信する必要がな
い時である。この処理がゼロ挿入モードではない場合に
は、ステップ33で、DSP202は、T-one-ctrを0
にセットし、その後、ステップ34に進む。そうでない
場合には、直接ステップ34に進む。ステップ34で、
DSP202は、図3の送信テーブル5にアクセスする
ために、10ビット・アドレスを形成する。このアドレ
スは、HDLCビット・ストリームに挿入しようとする
データの4ビット・サンプルT-splに、T-one-ctrおよび
T-Bit-counterの現在値を加えることによって形成され
る。ステップ34で、DSPは、RAM記憶域203/
204にロードされた送信テーブル5を読み取ることに
よって、1つの19ビット・ワードを得る。この19ビ
ット・ワードのフォーマットは、図3に示されている。
その後、ステップ35で、DSP202は、T-one-ctr
パラメータとT-bit-ctrパラメータの現在値を更新する
ために、この19ビット・ワードからNew T-one-ctr
(第1フィールド)とNew T-bit-ctr(第3フィール
ド)の値を抽出する。その後、ステップ36で、DSP
202は、送信テーブル5から読み取った19ビット・
ワードの第2フィールドに存在するData-segmentの値
で、T-CCの現在値を更新する。この更新は、T-CCとData
-segmentフィールドの現在値の論理和演算を実行するこ
とによって行われる。上記と同様に、T-CC値の連続的更
新により、DTEまたは通信回線に送信されるHDLC
ビット・ストリームの8ビットの組を漸進的にアセンブ
ルできるようになる。その後、ステップ37で、DSP
202は、CHAR-SERVICEビットの存在を検出するため
に、送信テーブル5から読み取られた19ビット・ワー
ドの第5フィールドを、"1"と比較する。このCHAR-SER
VICEドットは、HDLCフレームの8ビットの組が、上
位の遠隔通信サービス層または遠隔通信ルーチンによる
次の処理のために使用可能であることを示す。CHAR-SER
VICEフィールドが0を含む場合は、T-CCパラメータの計
算処理がまだ進行中であり、HDLCフレームの次の8
ビットを使用できるようになる前に、さらに4ビットの
サンプルが必要であることを意味する。この場合には、
DSP202は、HDLCフレームにアセンブルする文
字に対応する次の4ビットの組を処理するために、ステ
ップ32に戻る。CHAR-SERVICEビットが1に等しい場合
は、ステップ38で、DSPは、T-CCにロードされた使
用可能な8ビットの組を上位層に送る。ステップ39
で、DSPは、もう一度T-CCを0にセットする。ステッ
プ40で、残余ビットが存在する可能性を考慮に入れる
ために、読み取られた19ビット・ワードのT-overflow
フィールドで、T-CCレジスタを更新する。その後、再び
ステップ32に進んで、DSPは、HDLCフレームの
作成を続行するために、次の4ビット・サンプルを抽出
する。
【0022】受信テーブルが11ビット・アドレスによ
ってアドレスされるのに対して、送信テーブルは10ビ
ット・アドレスしか必要としないので、前者は後者の2
倍のサイズを有する。受信テーブルには、2K個の23
ビット・ワードすなわち6Kバイトのサイズの記憶域が
必要である。後者の場合、読取り動作には、8ビット記
憶域の基本的な読取り動作が3回必要である。同様に、
送信テーブルには、1K個の19ビット・ワードすなわ
ち3Kバイトの通常の記憶域が必要である。1サンプル
のサイズは、R-splとT-splのどちらの場合でも、記憶装
置の大きさを最小にすると同時に十分な水準の並列処理
を維持するために、恣意的に4に固定されていることに
留意されたい。ただし、4ビットを超えるビットを並列
に処理できるように、2つのテーブルのサイズおよびフ
ォーマットを適合させることは当業者にとって簡単であ
ろう。
【0023】本発明の第2の実施例では、テーブルを記
憶するためにRAM内で必要な記憶域のサイズが、わず
かのDSP資源を追加するだけで最小にされる。この第
2の実施例には、3つの小さな異なるテーブルが必要で
ある。
【0024】図6、7、8は、本発明の第2の実施例に
よる並列処理方法に必要なこれら3つのテーブルのフォ
ーマットを示す図である。受信処理は、"ZERO-DELETE"
(ゼロ削除)テーブル(表2)と"CHAR-SYNCHRO"(キャ
ラクタ同期)テーブル(表3)によってHDLC/SD
LCビット・ストリームからのデータ・ビットの抽出を
実現し、一方、送信処理は、後者のテーブルと第3の"Z
ERO-INSERT"(ゼロ挿入)テーブル(表1)を組み合わ
せることによって、HDLCビット・ストリームを作成
する。図6に関して、ゼロ挿入テーブル(表1)は、2
つの異なるフィールドを含む7ビット・アドレス41に
よってアクセスされる。第1のフィールドは、T-splと
称し、HDLC/SDLCフレーム内に挿入されるバイ
トから抽出された4ビット・サンプルを含み、第2の3
ビット・フィールドは、T-one-ctrと称し、最後の0以
降の連続する1の現在の個数を保持する。ゼロ挿入テー
ブル(表1)をアドレスすると、1つの9ビット・ワー
ド43が得られる。この9ビット・ワード43は、NEW-
T-one-ctrの値を保持する第1の3ビット・フィールド
と、キャラクタ同期テーブルのアドレッシングに使用さ
れる残余データを保持する第2の6ビットのT-dataフィ
ールドとを含んでいる。上記と同様に、NEW-T-one-ctr
(New-TransmiT-one-counter)は、図11と図12に関
して後述するように、ゼロ挿入テーブル(表1)の次の
アクセスに必要な3ビット・データを含む。図7に関し
て、ゼロ削除テーブル(表2)は、2つの異なるフィー
ルドを含む8ビット・アドレス44によってアクセスさ
れる。第1のフィールドは、R-splと称し、HDLC/
SDLCビット・ストリームから抽出される4ビット・
サンプルからなり、第2の4ビット・フィールドは、R-
one-ctrと称し、連続する1の現在の個数を保持する。
ゼロ削除テーブル(表2)をアドレスすると、1つの1
2ビット・ワード46が得られる。この12ビット・ワ
ード46は、NEW-R-one-ctrの値を保持する第1の4ビ
ット・フィールドと、おそらくHDLC/SDLCフレ
ーム内に存在する信号Flag、AbortおよびIdle(FA
I)を表す第2の3ビット・フィールドと、キャラクタ
同期テーブルのアドレッシングに使用される残余データ
を保持する第3の5ビットのR-dataフィールドとを含ん
でいる。この第3のフィールドは、ゼロ削除の後のデー
タ・ビット情報を与える。その長さは、0〜4であれば
よい。
【0025】上記と同様に、NEW-R-one-ctr(New-Recei
ve-one-counter)は、図9および図10に関して後述す
るように、ゼロ削除テーブル(表2)の次のアクセスに
必要な4ビット・データを保持する。
【0026】最後のキャラクタ同期テーブルのフォーマ
ットを、図8に示す。このテーブルには、文字にアセン
ブルされるビットの個数を保持する、New-bit-ctrと称
する第1の3ビット・フィールドと、文字を漸進的にア
センブルするのに必要なDATA-SEGMENTを保持する第2の
8ビット・フィールド(Bit-ctr入力の値に応じて正し
く置かれたR-data入力またはT-data入力の上位部分を含
む)と、残余データDS-dataを保持する第3の5ビット
・フィールドとを含む、16ビット・ワードがロードさ
れる。キャラクタ同期テーブル(表3)は、9ビット・
アドレス47によってアドレスされる。この9ビット・
アドレス47は、ゼロ挿入テーブル(表1)(6ビット
のT-data)またはゼロ削除テーブル(表2)(5ビット
であるが、パターン0xxxxxを形成するために、左
に0の第6ビットが結合されているR-data)のいずれか
に読み取られたワードから抽出された残余データをロー
ドされた第1の6ビット・フィールドを含んでいる。9
ビット・アドレス47の第2フィールドは、キャラクタ
同期テーブル(表3)に最後に読み取られたワードから
抽出されるbit-ctrの値を含む。これらのフィールドの
フォーマットを、本明細書の末尾にまとめて示す。図
9、10は、ゼロ削除テーブル(表2)とキャラクタ同
期テーブル(表3)を使ってHDLCビット・ストリー
ムの並列処理を提供する、本発明の第2の実施例の受信
アルゴリズムを示す図である。このアルゴリズムは、初
期設定ステップ51から始まり、このステップ51の間
に、DSPはR-one-ctr、R-bit-ctrおよびR-ccを0にセ
ットする。その後、DSPは、RAM記憶域のデータ・
フィールド204に置かれたHDLC/SDLCビット
・ストリームから1つの4ビットR-splサンプルを抽出
する。上述したように、このビット・ストリームは、適
当な信号復調処理の後に回線インターフェース回路20
7から来るか、あるいはDTEから直接に来る。DSP
202は、上記の4ビットのR-SPLサンプルとR_oneカウ
ンタの現在値とを用いて8ビット・アドレスを形成し、
ステップ52で、ゼロ削除テーブル(表2)の対応する
アドレスを読み取る。その後、ステップ53で、DSP
202は、そのテーブルから読み取った12ビット・ワ
ードの第1フィールドから抽出された値で、R-one-ctr
の内容を更新する。ステップ54で、DSPは、ゼロ削
除テーブル(表2)に読み取られたF標識、A標識およ
びI標識の値をテストすることによって、Flag、Abort
またはIdleのうちのどれかの信号が検出されたか否かを
検査する。そのような場合、すなわち、F、AおよびI
のうちの1つが1に等しい場合には、ステップ55に進
み、F、AおよびIの実際の値を上位のSDLCプロト
コル・サポート層に送る。上記と同様に、この上位層
は、オープニング・フラグまたはクロージング・フラグ
の判定、アドレス・フィールドやデータ・フィールドの
抽出、フレーム検査シーケンスの計算など、上位HDL
C層機能を管理する。その後、ステップ56で、R-bit-
ctrとR-CCの内容を0にセットし、ステップ57に進
む。ステップ54で、読み取られたワード中にF信号、
A信号およびI信号のどれも存在しない場合、すなわ
ち、F=A=I=0の場合には、ステップ57に進み、
DSP202が、ゼロ削除テーブル(表2)に読み込ま
れた12ビット・ワードから残余R-dataを抽出する。そ
の後、DSPは、キャラクタ同期テーブル(表3)の、
この残余R-dataビットとR-bit-ctrに含まれるビットと
によって形成されるアドレスを読み取る。ステップ59
で、そのテーブルに読み込まれた16ビット・ワードの
最初の3ビット・フィールドの内容で、R-bit-ctrの値
を更新する。ステップ60で、DSPは、data-segment
の値、すなわち、図8に示されるようにキャラクタ同期
テーブル(表3)に読み込まれたワードの第2の8ビッ
ト・フィールドの内容を抽出する。ステップ61で、そ
の値と、R-CCレジスタにロードされた現文字の内容との
論理和をとる。したがって、HDLC/SDLCビット
・ストリームから抽出された文字は、漸進的にアセンブ
ルされ、R-CCレジスタに記憶される。その後、図10の
ステップ62で、R-bit-ctrの値を0と比較する。R-bit
-ctrが0に等しくない場合は、次の4ビット・サンプル
を処理するために、再びステップ52に進む。逆の場合
には、1文字全体がアセンブルされており、上位のSD
LCプロトコル・サポート層による次の処理のために使
用可能になっている(ステップ63)。その後、ステッ
プ64で、R-CCの内容を0にセットし、ステップ65
で、次の文字のアセンブル処理で検討しなければならな
い残余データがあるか否かを決定するためにテストを行
う。これは、DS-dataの値を00001と比較すること
によって行われる。DS-dataが00001に等しく、残
余データがないことを示す場合には、次のサンプルを処
理するため、ステップ52に進む。DS-dataが0000
1に等しくなく、最後のR-dataのデータ・ビットのうち
少なくとも1ビットが、次にアセンブルされる文字に対
応することを示す場合には、DSPは、その残余データ
を抽出し、DS-dataの内容をR-dataにロードし、キャラ
クタ同期テーブル(表3)への次のアクセスのためにス
テップ58に進む。これによって、残余データを考慮に
入れてR-CCを適当な値に初期設定できるようになる。
【0027】図11および図12は、DTE209に送
信しようとするHDLC/SDLCフレームを作成する
並列処理方法の、送信部分を示す図である。このHDL
Cビット・ストリームも、一連のパルス符号変調ワード
を計算する適当な変調アルゴリズムに従ってDCEによ
って処理され、RAM記憶域203/204に直接に記
憶され、D/A回路216を介して回線インターフェー
ス回路207に送られる可能性が高い。この処理は、初
期設定ステップ71から始まり、このステップ71で、
T-one-ctr、T-bit-ctrおよびT-CCの値が0にセットされ
る。その後、ステップ72で、DSPは、この処理がZe
ro-Insertモードであるか否かを検査する。適当なモー
ドの選択は、HDLC/SDLCビット・ストリームに
挿入されるデータの性質に従って、上位のプロトコル・
サポート・サービスによって行われる。Zero-Insertモ
ードが選択されるのは、4ビットのサンプルが、2つの
HDLCフラグすなわちオープニング・フラグとクロー
ジング・フラグの間に置かれる、真のメッセージのデー
タに対応する時である。逆の場合、すなわち非Zero-Ins
ertモードの場合には、flag信号またはidle信号の送出
が、連続して行われる。ステップ72で非Zero-Insert
モードが選択された時は、ステップ73に進む。ステッ
プ73で、DSP202が、上位の遠隔通信プロトコル
・サポート・サービスから、次に送信する4ビット・サ
ンプルを入手する。その後、ステップ74で、DSP
は、パターン01xxxxを形成するために2つのビッ
ト^01^と送信しようとするサンプルのビットとを結合
することによって、T-dataの6ビット値を作成する。そ
の後、ステップ79に進む。Zero-Insertモードの場合
には、DSP202は、ステップ75で、2つのフラ
グ、オープニング・フラグとクロージング・フラグの間
に挿入されるデータに対応する4ビットのT-splサンプ
ルを入手する。その後、ステップ76で、DSPは、図
6、7、8のゼロ挿入テーブル(表1)の、T-splの4
ビットとT-one-ctrの4ビットによって形成されるアド
レスの読取り動作を実行する。ここで読み取られたワー
ドの最初の4ビットを抽出すると、ステップ77でT-on
e-ctrの更新に使用されるNew-T-one-ctrの値が得られ
る。その後、ステップ78で、読み取ったワードの第2
の6ビット・フィールドから、キャラクタ同期テーブル
(表3)のアクセスに使用されるT-dataの値を得る。そ
の後、ステップ79に進んで、キャラクタ同期テーブル
(表3)の、(T-data, T-bit-ctr)によって形成される
アドレスの読取り動作を実行する。これによって1つの
16ビット・ワードがもたらされ、その最初の3ビット
・フィールドを用いると、ステップ80でT-bit-ctrの
更新が可能になる。その後、ステップ87で、DSP
は、この16ビット・ワードの第2のフィールドから8
ビットのデータ・セグメントを抽出する。その後、図1
2のステップ81で、DSPは、抽出されたデータ・セ
グメントとT-CCの現在値の論理和を実行する。上記と同
様に、HDLC/SDLCビット・ストリームの8ビッ
ト・サンプルが、漸進的に作成され、T-CCに記憶され
る。ステップ82で、DSPは、進行中の8ビット・サ
ンプルの作成が完了したか否かを検査する。これは、T-
bit-ctrの値を0と比較することによって行われる。T-b
it-ctrが0に等しくなく、T-CCに記憶された値の計算処
理がまだ進行中であることを示す場合には、次の4ビッ
ト・サンプルを要求するために、ステップ72に戻る。
【0028】逆の場合には、T-bit-ctrが0に等しく、
送信するHDLC/SDLCビット・ストリームの次の
8ビット・サンプルの作成が完了したことを示す。ステ
ップ83で、DSPは、その送信を実行する適当な構成
要素にT-CCの値を供給する。このHDLC/SDLCビ
ット・ストリームをDTEに送信する場合には、送信ブ
ロック213が、次の8ビット・サンプルを受け取る。
このHDLC/SDLCビット・ストリームを通信回線
に送信する場合には、DSPは、これを変調アルゴリズ
ムに送って、D/A回路216に送られるパルス符号変
調ワードを計算する。その後、DSPは、ステップ84
でT-CCの値を0にセットした後に、ステップ85に進
む。ステップ85で、DSPは、HDLC/SDLCビ
ット・ストリームの次の8ビット・サンプルの計算処理
のために考慮すべき残余ビットが存在するか否かを決定
するために、キャラクタ同期テーブル(表3)に読み込
まれた16ビット・ワードの第3の5ビット・フィール
ドDS-dataから抽出された残余データの値を、値^000
01^と比較する。この残余データが00001に等し
い場合には、実際には残余ビットが存在しないことを示
し、ステップ72に進んで、次の4ビット・サンプルを
処理する。ステップ85でこの残余データが00001
に等しくない場合には、最後に処理された4ビット・サ
ンプルが、次にアセンブルされる8ビット文字に対応す
るビットを少なくとも1つ含むことを示す。その場合、
DSP202は、T-CCの次の値の計算処理で前記の少な
くとも1ビットを考慮に入れるため、ステップ86でそ
の残余データを抽出し、これをT-dataにロードし、ステ
ップ79に戻る。これは、ステップ87でその残余デー
タに対応するデータ・セグメントを抽出するために、ス
テップ79でキャラクタ同期テーブル(表3)を読み取
り、最後にステップ80でそのデータ・セグメントでの
T-CCの更新を継続することによって達成される。
【0029】本発明の特定の実施例では、2つまたは3
つのテーブルが、PROM記憶域またはROM記憶域か
ら転送された後に、RAM記憶域にロードされる。これ
によって、高速のPROM記憶域またはROM記憶域を
使用しなくて済むようになる。というのは、制御用のマ
イクロプロセッサ200に結合された通常の低速で安価
なPROM記憶域205またはROMに、これらのテー
ブル群を記憶することができるからである。したがっ
て、強力なDSP202に結合されたRAM記憶域20
3/204だけが、高速の記憶装置内で実施される。
【0030】受信テーブルと送信テーブルの内容は、検
討対象のテーブルに読み込まれるワードの内容をアドレ
ス毎に分析し、そのテーブルのフォーマットを検討する
ことによって、簡単に決定される。この操作は、当業者
には簡単である。本発明の1つの実施例で使用される3
つのテーブル、ゼロ挿入テーブル(表1)、ゼロ削除テ
ーブル(表2)、およびキャラクタ同期テーブル(表
3)の内容は、すべてのアドレスについて本明細書の末
尾に与えられている。ただし、この内容は、後述のテー
ブル生成処理から直接に導出することも可能である。
【0031】実際、本発明の特定の実施例では、特定の
ソフトウェア・プログラムによって実行されるテーブル
生成方法によって、これらのテーブルが直接に生成さ
れ、RAM記憶域203/204にロードされる。その
ソフトウェア・プログラムは、PROM記憶域205に
ロードされており、RAM記憶域203/204の電源
投入の後に始まる初期設定手順の間にRAM記憶域20
3/204に転送される。テーブル生成処理が完了した
時、対応するテーブル生成ソフトウェアがRAMから消
去されて、その後のデジタル信号処理動作のために必要
になる対応する記憶位置を解放する。これによって、D
SP202に結合された高速で高価なRAM記憶域の使
用を最小限に抑えることも可能になる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例の3つのテー
ブルのテーブル生成処理について説明する。ただし、当
業者なら、本発明の第1の実施例に使用される2つのテ
ーブルが生成できるようにこの方法を簡単に適合させる
であろう。
【0033】図13は、ゼロ削除テーブル(表2)の生
成に使用される方法を示す図である。このテーブルは、
256個の12ビット・ワードを含んでいる。この方法
では、R-one-ctrと4ビット・サンプルSPLのすべての値
について(すなわち、10進数で0と15の間に含まれ
るこれらのパラメータのすべての値について)、テーブ
ル生成処理に使用される3つの中間パラメータを関連付
ける。3つの中間パラメータとは、サンプルの右側にあ
る"1"の個数に対応するR_ones、サンプルの左側にあ
る"1"の個数に対応するL-ones、およびサンプルの左に
あり、その右の位置にある1つの"0"によって区切られ
る"1"の集団の"1"の個数に対応するL-ones0である。
4ビット・サンプルのすべての値に対して、上記の3つ
の中間パラメータは、下記の表に与えられる。
【0034】 spl R-ones(spl) L-ones(spl) L-ones0(spl) 0000 0 0 0 0001 1 0 0 0010 0 0 0 0011 2 0 0 0100 0 0 0 0101 1 0 0 0110 0 0 0 0111 3 0 0 1000 0 1 1 1001 1 1 1 1010 0 1 1 1011 2 1 1 1100 0 2 2 1101 1 2 2 1110 0 3 3 1111 4 4 0
【0035】この4ビット・サンプルでは、右位置にあ
るビットが、HDLCフレーム内で最初に受け取られる
ビットになることに留意されたい。このゼロ削除テーブ
ル生成方法は、初期設定ステップ91、92から始ま
り、ステップ91でR-one-ctrが0にセットされ、ステ
ップ92で、splの値が0にセットされる。その後、ス
テップ93で、DSP202は、演算R-one-ctr + R-on
es(spl)を実行し、その結果をNew-one-ctrレジスタにロ
ードする。その後、ステップ94で、F、AおよびI標
識の値を0にセットする。ステップ95で、New-one-ct
rの値が15(10進数)以上であるか否かを決定する
ため、New-one-ctrの値をテストする。そうである場合
には、ステップ96に進んで、^15^の値をNew-one-ct
rにロードする。その後、ステップ97で、DSPは、R
-one-ctrの値が15未満であるか否かをテストする。R-
one-ctrが15未満であり、idle信号の最初の検出を示
す場合には、ステップ98で、DSP202は、標識I
の値を1にセットする。その後、ステップ100に進
む。反対の場合、すなわちidle信号が前の4ビット・サ
ンプルで既に検出されていることが示される場合には、
ステップ100に直接進む。ステップ95で、New-one-
ctrの値が15未満であった場合には、DSP202は
ステップ114に進んで、R-one-ctrが7未満であり、
かつNew-one-ctrが7以上であるか否かをテストする。
これが真であり、Abort信号の検出を示す場合には、ス
テップ99に進んで、DSP202が標識Aの値を"1"
にセットする。その後、ステップ100に進む。ステッ
プ114のテストの結果、R-one-ctrが7以上である
か、New-one-ctrが7未満であった場合には、やはりス
テップ100に進む。ステップ100で、DSP202
は、演算spl + 10000を実行する、すなわち、zero-dele
te動作を考慮に入れずに受信サンプルR-dataを作成す
る。その後、ステップ101で、splの値を15(10
進数)と比較する。この2つの値が等しい場合には、ス
テップ108に進む。逆の場合には、ステップ102
で、New-one-ctrの値を6(10進数)と比較する。New
-one-ctrが6に等しい場合には、flag信号の検出を示
し、ステップ104に進んで、F標識の値をセットす
る。その後、ステップ105で、DSPが、R-one-ctr
とSPLの現在値を使用し、この残余データに従って保護
ビットを置くことによって、検出されたフラグの直後に
続く文字の先頭におそらくは対応する残余データを作成
する。
【0036】その後、ステップ107に進む。テスト・
ステップ102で、New-one-ctrが6に等しくない場合
には、DSPは、これを値"5"(10進数)と比較す
る。後者の2つの値が等しい場合には、ステップ106
で、DSPは、R-one-ctrとSPLの値によって決定される
場所にある0を削除し、次いでパターン01xxxを形
成するため(xxxは、ゼロ挿入動作の後のデータに対
応する)保護ビットを置くことによって、R-dataの値を
作成する。
【0037】その後、ステップ107に進む。ステップ
107で、DSPは、検討中のSPLサンプルに対応し、
上記の表中で与えられるL-ones0の値をロードすること
によって、New-one-ctrの値を更新する。その後、ステ
ップ108で、DSPは、New-one-ctr、FAIおよびR
-dataの値を用いて12ビット・ワードを形成し、R-spl
とR-one-ctrによって形成されるアドレスに対応するR
AM記憶域内の位置にこの12ビット・ワードを記憶す
る。その後、ステップ109で、DSPは、SPLの値を
テストし、これを15と比較する。SPLがまだ15に等
しくない場合には、DSPは、ステップ110でこれを
増分し、ゼロ削除テーブル(表2)の次のワードを形成
するためにステップ93に戻る。SPLが15に等しい場
合には、ステップ111で、DSPは、R-one-ctrの値
をテストし、これを15と比較する。R-one-ctrが15
に等しい場合には、ゼロ削除テーブル(表2)の256
ワードが計算済みであり、RAM記憶域203/204
に記憶されていることを示し、ステップ113でゼロ削
除テーブル作成処理は完了する。逆の場合には、DSP
は、ステップ112でR-one-ctrの値を増分し、ゼロ削
除テーブル(表2)の次のワードを形成するためにステ
ップ92に戻る。
【0038】図14は、本発明によるゼロ挿入テーブル
生成処理を示す図である。このテーブルは、80個(5
×16個)の異なるワードの組を含んでいる。
【0039】この処理は、初期設定手順から始まり、そ
のステップ121でT-one-ctrが0にセットされ、次に
ステップ122でsplが0にセットされる。上記と同様
に、ゼロ挿入テーブル生成アルゴリズムは、(0、4)
の範囲に含まれるT-one-ctrのすべての値と、10進数
で(0、15)の範囲含まれるサンプルのすべての値に
ついて、テーブルにロードされる1つの10ビット・ワ
ードを連続的に作成することによって実行される。これ
は、下記のようにして達成される。
【0040】その後、ステップ123で、DSP202
は、T-one-ctr + R-ones(spl)を計算し、その結果が5
(10進数)未満であるか否かを調べる。これが真であ
る場合には、ゼロ挿入動作が不要であることを示し、ス
テップ124で、DSPは、演算T-data = spl + 保護
ビット10000を実行する。その後、ステップ125に進
んで検討中のサンプルに関して上記のテーブルに読み込
まれた値L-ones(spl)をNew-T-one-ctrにロードする。そ
の後、ステップ129に進む。ステップ123でT-one-
ctr + R-ones(spl)の結果が5以上である場合には、ス
テップ126で、DSP202は、HDLCゼロ挿入規
則に従って適当な場所にゼロを追加することによって、
R-splを計算する。その後、ステップ127で、DSP
は、ゼロ挿入テーブル(表1)に必要なNew-T-one-ctr
の値を計算する。この計算は、ステップ126で計算さ
れたR-splの値に対応するL-onesの値を入手し、それを
右に1つシフトすることによって達成される。このNew-
T-one-ctrは、値L-oneを右にシフトすることによって導
出されたものである。その後、ステップ128で、DS
Pは、値R-splに保護ビット100000を追加して、T
-dataを形成し、ステップ129に進む。ステップ12
9で、DSPは、計算済みのNew-T-one-ctrとT-dataの
値を用いて10ビット・ワードを形成し、RAM記憶域
203/204内に置かれたゼロ挿入テーブルの、spl
とT-one-ctrによって指定されるアドレスに記憶する。
その後、ステップ130で、DSPは、SPLの値をテス
トし、これを15と比較する。SPLがまだ15に等しく
ない場合には、ステップ131で、DSPは、これを増
分し、ゼロ挿入テーブル(表1)の次のワードを形成す
るためにステップ123に戻る。SPLが15に等しい場
合には、ステップ132で、DSPは、T-one-ctrの値
をテストし、これを4と比較する。T-one-ctrが4に等
しい場合には、ゼロ挿入テーブル(表1)の80ワード
が比較済みであり、RAM記憶域203/204内に記
憶されていることを示し、ステップ134で、ゼロ挿入
テーブル生成処理が完了する。逆の場合には、ステップ
133で、DSPは、T-one-ctrの値を増分し、ゼロ挿
入テーブル(表1)の次のワードを形成するためにステ
ップ122に戻る。
【0041】図15は、キャラクタ同期テーブル生成処
理を示す図である。このテーブルは、Bit-ctr(ビット
・カウンタ)の3ビット値と、T-dataまたはR_dataの6
ビット値によってアクセスされる(後者は、実際には5
ビット長で、左に1つの0が埋め込まれている)。これ
は、送信処理と受信処理にも使用され、これによって、
RAM記憶域のサイズを最小限に抑える。このテーブル
は、8×64=512個の異なる位置を有するように見
える。上記と同様に、このテーブル生成処理は、初期設
定手順から始まり、そのステップ141で、Bit-ctrの
値を0にセットし、ステップ142で、R-splの値を^0
00001^にセットする。その後、ステップ143
で、DSP202は、R-spl内の関連ビットの個数nを
計算する。これは、連続的な左シフト動作によって保護
ビットの位置を決定することによって達成される。その
後、DSPは、R-splから保護ビットを削除する。その
後、ステップ144で、DSPは、R-splの値からDATA-
SEGMENTの値を計算する。これは、R-splに対して複数の
基本左シフト動作を実行することによって達成され、シ
フトの回数はbit-ctrの値に等しい。その後、ステップ
145で、値Bit-ctr+ nを計算し、それに対応する結果
を8と比較する。この結果が8未満の場合には、ステッ
プ146に進んで、その結果をNew-bit-ctrにロードす
る。その後、ステップ147で、残余データDS-dataに
値^00001^をロードし、ステップ150に進む。ス
テップ145で計算Bit-ctr + nの結果が8以上である
ことが判明し、HDLCフレームの8ビット文字全体が
作成済みであることを示す場合には、ステップ148に
進んで、New-bit-ctrの値を0にセットする。ステップ
149で、HDLC/SDLCフレームの次の文字に対
応する残余ビットを用い、オーバーフローの値(Bit-ctr
+ n - 8)に対応する場所に保護ビットを置くことによ
って、残余DS-dataを作成する。
【0042】その後、ステップ150で、DSPは、Ne
w-bit-ctr、Data-segmentおよびDS-dataの値を用いて1
6ビット・ワードを形成し、キャラクタ同期テーブル
(表3)の、(R-spl, bit-ctr)によって形成されるアド
レスによって指定される位置に記憶する。その後、ステ
ップ151で、DSPは、SPLの値をテストし、これを
64と比較する。SPLが64に等しくない場合には、ス
テップ152で、DSPは、SPLを増分し、キャラクタ
同期テーブル(表3)の次のワードを形成するためステ
ップ143に戻る。SPLが64に等しい場合には、ステ
ップ153で、DSPは、Bit-ctrの値をテストし、こ
れを8と比較する。後者の値が8に等しい場合には、キ
ャラクタ同期テーブル(表3)の512ワードが計算済
みで、RAM記憶域203/204に記憶されているこ
とを示し、ステップ155でキャラクタ同期テーブル生
成処理は完了する。逆の場合には、ステップ154で、
DSPは、Bit-ctrの値を増分し、キャラクタ同期テー
ブル(表3)の次のワードを作成するためステップ14
2に戻る。
【0043】図13、図14および図15に示す、ゼロ
削除テーブル、ゼロ挿入テーブルおよびキャラクタ同期
テーブルを生成するための方法は、当業者なら、図2お
よび図3に示した送信テーブルおよび受信テーブルが作
成できように簡単に適合させ、さらに、6ビット、8ビ
ットまたはそれ以上のビットを有するサンプルが同時に
処理できるように並列処理を適合させるであろうことに
留意されたい。
【0044】上で詳細に説明した3つのテーブルを生成
する処理の結果、すなわち、3つのテーブルゼロ削除、
ゼロ挿入およびキャラクタ同期テーブルの実際の内容
を、例示のため後述する。
【0045】DSP資源の多重化は、本発明による並列
処理方法から簡単に実現されることに留意されたい。実
際、たとえば1つの独自のゼロ削除テーブル(表2)、
1つの独自のゼロ挿入テーブル(表1)、1つの独自の
キャラクタ同期テーブル(表3)などのテーブルを、n
個の多重化されたHDLC/SDLCビット・ストリー
ムに対して1組だけ使用することが可能である。図9な
いし図12に関して上述した送信処理または受信処理の
多重化は、適当なレジスタまたはRAM内の適当な位置
に、処理の中間結果すなわちone-ctr、bit-ctrおよびR-
CCを記憶するだけで、簡単に実現される。したがって、
本発明による並列処理方法の多重化には、前記の中間結
果を記憶するのに必要な数のレジスタを増設するだけで
よいと思われる。多数のHDLC回線の処理が、低費用
で達成することができる。
【0046】また、上記の並列処理方法が、基本動作を
実行する特定のハードウェア回路によって実施される場
合には、DSP資源をさらに最小にできることにも留意
されたい。そのハードウェア回路は、テーブルに対する
異なるアクセスを実行し、上記の基本動作を実行し、そ
れに対応する結果を記憶するだけでよいので、わずかの
電子回路部品を追加するだけで、デジタル信号プロセッ
サ資源を危険にさらすことなく、多数のHDLC回線を
提供できる。
【0047】先に、本発明による並列処理を実行するの
に必要なテーブルは、DSPに結合された高速記憶域で
あるRAM記憶域203/204にロードされると述べ
た。本発明の好ましい実施例では、RAM記憶域に記憶
される1組のテーブルを使用するが、これらをPROM
記憶域またはROM記憶域に記憶することもできるよう
に思われる。しかしながら、DSP資源の要件と両立す
るためには、PROM記憶域が高速のアクセス時間を有
する必要があることに留意されたい。ただし、ビット・
ストリームの並列処理方法によれば、通常のPROM記
憶域またはROM記憶域を用いても、依然として良好な
効率が保証される。たとえば、アクセス時間が100ナ
ノ秒のPROMを用いると、300ナノ秒毎に1つの4
ビット・サンプルが処理でき、これは12Mbpsの回
線速度に対応する。
【0048】本発明による並列処理方法は、HDLC/
SDLCプロトコルを処理する可能性は高いが、DCE
やモデムだけには限定されない、すべての遠隔通信装置
に使用できることに留意されたい。この方法は、統合サ
ービス・デジタル・ネットワーク(ISDN)用の端末
アダプタを設計するのに特に有用である。さらに、この
方法は、DSPの使用だけに限定されず、汎用プロセッ
サと共に使用できるはずである。
【0049】以下に、説明を分かりやすくするために、
使用するパラメータの異なる定義をまとめて示す。
【0050】1.ゼロ挿入テーブル(表1)に関して使
用されるパラメータ
【0051】T-spl HDLC/SDLCフレーム内に
挿入されるバイトから抽出される4ビット・サンプルに
対応する。
【0052】T-one-ctr 次に送信されるバイトの現在
処理されている部分の左端の0に続く、連続する"1"の
個数を示す。
【0053】New-T-one-ctr T-one-ctrの更新後の値を
示す。
【0054】T-data これは、以下のように形成され
る。T-splは、おそらくZero-insert動作によって変更さ
れ、その結果、4ビットまたは5ビットのパターンがも
たらされる。その後、下記のよにして6ビットのT-data
を作成するため、"01"または"1"を連結する。前記の
おそらく変更されるT-splがまだ4ビット・パターン
(01xxxx)である場合には、左側に"01"を連結
する。前記のおそらく変更されるT-splが5ビット・パ
ターン(1xxxxx)である場合(この場合、1つの
0が実際に挿入されている)は、左側に"1"を連結す
る。
【0055】2.ゼロ削除テーブル(表2)に関して使
用されるパラメータ
【0056】R-spl 受信されるHDLC/SDLCビ
ット・ストリームの4ビット・サンプルに対応する。
【0057】R-one-ctr 最後に受信された0に続く連
続する"1"の個数を示す。
【0058】New-R-one-ctr R-one-ctrの更新後の値を
示す。
【0059】R-data これは、以下のように形成され
る。R-splは、おそらくZero-delete動作によって変更さ
れる。その結果、4ビット(Zero-delete動作が発生し
なかった場合)、3ビット(Zero-delete動作の場合)
または、2ビット、1ビットもしくは0ビット(Flag検
出の場合)となる。その後、下記のようにそのパターン
に保護ビット(および必要な数の0)を連結することに
よって、5ビットのR-dataを形成する。4ビット・パタ
ーンの場合(すなわち、データ・ビットであってZero-d
elete動作がない場合)には、1xxxx。データ・ビ
ットであってZero-delete動作が1回の場合には、01
xxx。flagに続く2つのデータ・ビットの場合には、
001xx。flagに続く1つのデータ・ビットの場合に
は、0001x。データ・ビットがない場合には、00
001。
【0060】3.キャラクタ同期テーブル(表3)に関
して使用されるパラメータ
【0061】Bit-ctr 次の文字(送信されるHDLC
フレームの文字、または受信HDLCフレームから抽出
された文字のシーケンスの次の文字)を形成するために
既にアセンブルされているビットの数。
【0062】DS-data R-dataと同様に、そのフォーマ
ットは、含まれるデータ・ビットの数に応じて変わる。
4つのデータ・ビットがまだ残っており、次の文字を作
成するために考慮に入れるべき時には、1xxxx。3
データ・ビットの場合には、01xxx。2データ・ビ
ットの場合には、001xx。1データ・ビットの場合
には、0001x。次の文字を作成するためのビットが
残っていない場合には、00001。
【0063】guard-bit あるパターン(R-data、T-dat
aまたはDS-data)の左の位置に置かれるビット"1"。こ
れは、データ・ビットを区切るために使用される。
【0064】たとえば、R-dataに含まれる01xxx
は、保護ビット1の右の位置に3ビットの受信ビットが
あることを表す。
【0065】Data-segment bit-ctrの値に応じて正し
く位置が調整され、R-dataまたはT-dataから導出される
データ・ビット・パターンに対応する。Data-segmentの
値は、受信文字または送信文字を漸進的に作成するた
め、R-CCまたはT-CCの値と論理和をとられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による並列処理方法を組み込んだ、DS
Pおよび制御プロセッサを使用するDCEの全体アーキ
テクチャを示す図である。
【図2】本発明の第1実施例に使用される受信テーブル
のフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の第1実施例に使用される送信テーブル
のフォーマットを示す図である。
【図4】本発明の第1実施例による並列処理方法の受信
部分のアルゴリズムを示す図である。
【図5】本発明の第1実施例による並列処理方法の送信
部分に使用されるアルゴリズムを示す図である。
【図6】本発明の第2実施例に使用されるゼロ挿入テー
ブルを示す図である。
【図7】本発明の第2実施例に使用されるゼロ削除テー
ブルを示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に使用されるキャラクタ同
期テーブルを示す図である。
【図9】本発明の第2実施例による並列処理方法の受信
処理を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例による並列処理方法の受
信処理を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例による並列処理方法の送
信処理を示す図である。
【図12】本発明の第2実施例による並列処理方法の送
信処理を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例によるゼロ削除テーブル
生成方法を示す図である。
【図14】本発明の第2実施例によるゼロ挿入テーブル
生成方法を示す図である。
【図15】本発明の第2実施例によるキャラクタ同期テ
ーブル生成方法を示す図である。
【図16】本発明のゼロ挿入テーブル(表1)を示す。
【図17】本発明のゼロ削除テーブル(表2)を示す。
【図18】本発明のゼロ削除テーブル(表2)の続きを
示す。
【図19】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図20】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図21】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図22】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図23】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図24】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図25】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【図26】本発明のキャラクタ同期テーブル(表3)を
示す。
【符号の説明】
1 アドレス 2 受信テーブル 3 23ビット・ワード 4 アドレス 5 送信テーブル 6 19ビット・ワード 41 7ビット・アドレス 42 ゼロ挿入テーブル 43 9ビット・ワード 44 8ビット・アドレス 45 ゼロ削除テーブル 46 12ビット・ワード 47 9ビット・アドレス 48 キャラクタ同期テーブル 201 RAM記憶域 202 デジタル信号プロセッサ(DSP) 203 命令フィールド 204 データ・フィールド 203/204 RAM記憶域 205 PROM記憶域 215 アナログ・デジタル変換(A/D)回路 216 デジタル・アナログ変換(D/A)回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルシアン・セレシアーニ フランス国06140、ヴァンス、ブールバー ル・ジャン・モーレル610

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RAM記憶域が結合されたデジタル信号処
    理システム(DSP)(202)を含み、HDLC/S
    DLCフレームを搬送するビット・ストリームを受信す
    る、遠隔通信装置内での並列処理方法であって、 HDLC/SDLC管理手順に必要な^0^削除機能とキ
    ャラクタ位置合せ機能を提供する、少なくとも1つのテ
    ーブルを生成するステップと、 入力ビット・ストリームを受信し、活かすn個の連続す
    るビットのサンプルをそこからアセンブルするステップ
    と、 HDLCフレームから抽出されるデータに対応する文字
    を導出するため、前記のアセンブルされたn個の連続す
    るビットを、前記少なくとも1つのテーブルにアクセス
    するためのアドレッシング要素として使用するステップ
    とを含むことを特徴とする、並列処理方法。
  2. 【請求項2】HDLC/SDLC管理手順に必要な^0^
    挿入機能とキャラクタ位置合せ機能を提供する少なくと
    も1つのテーブルを生成するステップと、 HDLC回線に送信する文字を抽出し、活かすn個の連
    続するビットをそこからアセンブルするステップと、 送信されるHDLCビット・ストリームに対応する文字
    を導出するため、前記のアセンブルされたn個の連続す
    るビットを、前記の少なくとも1つのテーブルにアクセ
    スするためのアドレッシング要素として使用するステッ
    プとを含むことを特徴とする、HDLC/SDLCフレ
    ームを搬送するビット・ストリームを送信するための、
    遠隔通信装置内での並列処理方法。
  3. 【請求項3】前記の少なくとも1つのテーブルが、計算
    機内のPROM記憶域またはROM記憶域に記憶され、
    計算機の電源投入の後の初期設定期間中に、前記テーブ
    ルをRAM記憶域に転送するステップを含むことを特徴
    とする、請求項1または請求項2に記載の並列処理方
    法。
  4. 【請求項4】前記の少なくとも1つのテーブルが、PR
    OM記憶域に記憶されたソフトウェア・プログラムによ
    って生成され、前記生成ステップが、さらに、 前記ソフトウェア・プログラムを、前記DSPに結合さ
    れたRAM記憶域に転送するステップと、 前記ソフトウェア・プログラムによって、前記少なくと
    も1つのテーブルを生成し、前記DSPのRAM記憶域
    に記憶するステップと、 前記ソフトウェア・プログラムを、前記RAM記憶域か
    ら消去するステップとを含むことを特徴とする、請求項
    3に記載の並列処理方法。
  5. 【請求項5】前記の生成ステップが、 前記の並列に処理されるn個の連続するビットを含む第
    1アドレス・フィールド(R-spl)と前記の連続するビ
    ット内で受け取られた連続する^1^の現個数を保持する
    第2アドレス・フィールド(R-one-ctr)とを含むアド
    レスによってアクセスされ、この第1テーブルの次回の
    アクセスに使用される新しい値(NEW-R-one-ctr)を与
    える第1読取りフィールドと、HDLCのFlag信号、Id
    le信号およびAbort信号を表す第2読取りフィールド(F
    AI)と、最後に処理されたサンプルに含まれる残余デー
    タ・ビットを表す第3読取りフィールド(R-data)とを
    含むワードを供給し、ゼロ削除機能を提供する第1テー
    ブル(ゼロ挿入)を作成するステップと、 前記残余データ・ビットを保持する第1アドレス・フィ
    ールド(R-data)と現文字にアセンブルされるビットの
    個数を保持する第2アドレス・フィールド(R-bit-ct
    r)とを含むアドレスによってアクセスされ、この第2
    テーブルの次回のアクセスに使用される前記第2アドレ
    ス・フィールドの新しい値(NEW-R-one-ctr)を与える
    第1読取りフィールドと、この第2テーブルの前記第2
    アドレス・フィールドの値に従って正しく置かれる前記
    残余データ入力(R-data)の上位部分を保持する第2読
    取りフィールド(DATA-SEGMENT)と、最後に処理された
    サンプルに含まれ、次の文字に対応するビットを考慮に
    入れるために、1文字のアセンブル処理の完了時に使用
    される第3読取りフィールドとを含むワードを供給し、
    バイト位置合せ機能を提供する第2テーブル(キャラク
    タ同期)を作成するステップとを含み、 さらに、前記HDLC/SDLCビット・ストリームか
    ら抽出される文字を漸進的に作成するために、前記第2
    読取りフィールド(DATA-SEGMENT)の連続的な論理和動
    作を実行するステップと、 前記の作成された文字をRAM記憶域に記憶するステッ
    プとを含む、請求項1に記載の並列処理方法。
  6. 【請求項6】前記の生成ステップが、 前記の並列に処理されるn個の連続するビットを保持す
    る第1のアドレス・フィールド(T-spl)と前記の連続
    するビット中で受け取られた連続する^1^の現個数を保
    持する第2アドレス・フィールド(T-one-ctr)とを含
    むアドレスによってアクセスされ、この第1テーブルの
    次回のアクセスに使用される新しい値(NEW-T-one-ct
    r)を与える第1読取りフィールドと、最後に処理され
    たサンプルに含まれる残余データ・ビット(T-data)を
    表す第2読取りフィールドとを含むワードを供給し、ゼ
    ロ挿入機能を提供する第1テーブル(ゼロ挿入)を作成
    するステップと、 前記残余データ・ビットを保持する第1アドレス・フィ
    ールド(T-data)と現文字にアセンブルされるビットの
    個数を保持する第2アドレス・フィールド(T-bit-ct
    r)とを含むアドレスによってアクセスされ、この第2
    テーブルへの次回のアクセスに使用される前記第2アド
    レス・フィールドの新しい値(NEW-T-one-ctr)を与え
    る第1読取りフィールドと、この第2テーブルの前記第
    2アドレス・フィールドの値に従って正しく置かれる前
    記残余データ入力(T-data)の上位部分を保持する第2
    読取りフィールド(Data-segment)と、最後に処理され
    たサンプルに含まれ、次文字に対応するビットを考慮に
    入れるために、1文字のアセンブル処理の完了時に使用
    される第3読取りフィールドとを含むワードを供給し、
    バイト位置合せ機能を提供する第2テーブル(キャラク
    タ同期)を作成するステップを含み、 さらに、前記HDLC/SDLCビット・ストリームか
    ら抽出される文字を漸進的に作成するために、前記第2
    読取りフィールド(DATA-SEGMENT)の連続的な論理和動
    作を実行するステップと、 前記の作成された文字をRAM記憶域に記憶するステッ
    プとを含む、請求項2に記載の並列処理方法。
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