JPH052521A - マルチメデイアデータフアイルの結合方式 - Google Patents

マルチメデイアデータフアイルの結合方式

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JPH052521A
JPH052521A JP3154268A JP15426891A JPH052521A JP H052521 A JPH052521 A JP H052521A JP 3154268 A JP3154268 A JP 3154268A JP 15426891 A JP15426891 A JP 15426891A JP H052521 A JPH052521 A JP H052521A
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JP3154268A
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Inventor
Kenji Mizuguchi
健二 水口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のマルチメディアデータファイルの結合
方式に関し,結合処理時間を短縮することを目的とす
る。 【構成】 リンク情報を持つマルチメディアデータファ
イルを複数結合するマルチメディアデータファイルの結
合方式において,複数のマルチメディアデータファイル
1,2を結合する結合処理部4と,マルチメディアデー
タファイル1,2,3のデータの表示最終行を管理する
表示最終行管理ファイル5と,表示最終行管理ファイル
5の表示最終行に基づいて,結合するファイルの表示位
置情報を補正する表示位置情報補正部11とを備え,複
数のマルチメディアデータファイル1,2を結合する
際,表示位置情報補正部11は,表示最終行管理ファイ
ル5の表示最終行に基づいて,結合するマルチメディア
データファイル1,2のデータの表示位置を補正し,新
データファイル3に格納する構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,リンク情報により関連
する他のファイルを画面表示することができ,文字デー
タ,ベクトルデータ,イメージデータ,音声データ等の
異なる種類のデータにより構成されるマルチメディアデ
ータファイルを複数結合するマルチメディアデータファ
イルの結合方式に関する。
【0002】
【従来の技術】文字データ等のテキストファイル,線画
等のベクトルデータよりなるベクトルファイル,イメー
ジデータよりなるイメージデータファイル,音声データ
よりなる音声データファイル等の異なる種類のデータ
(以後,各データを総称してマルチメディアデータと称
する)よりなるファイルを1ファイルデータ(マルチメ
ディアデータファイル)として画面表示等の処理をする
ことが行われている。そして,そのマルチメディアデー
タファイルは,他の関連するファイルとのリンク情報を
持ち,表示画面上でリンク情報を指定することにより,
関連する他のファイルのデータを画面表示することがで
きるハイパー構造を持っている場合がある。
【0003】図5,図6によりハイパー構造のマルチメ
ディアデータを扱うシステムにおける複数のマルチメデ
ィアデータファイルの結合方式の概念を説明する。図に
おいて,100〜102は表示画面上の表示データであ
って,100は表示データAであって,1〜3行はテキ
ストデータ,4〜6行はベクトルデータ,7行はリンク
情報である。リンク情報はカーソルの位置指定により,
関連する他のファイルのデータが画面表示されるもので
ある。
【0004】101は表示データBであって,1〜4行
はテキストデータ,5〜7行はイメージデータである。
102は表示データCであって,1〜3行および5行は
テキストデータ,4行は音声データのあることを示す音
声記号の表示であり,カーソルにより音声記号を指定す
ることにより音声が出力されるものである。6行はリン
ク情報である。
【0005】103はテキストデータファイルAであっ
て,表示データAのテキストデータファイルである。1
04はベクトルデータファイルAであって,表示データ
Aのベクトルデータファイルである。105はリンク情
報ファイルAであって,表示データAのリンク情報を格
納するファイルである。テキストデータファイルA(1
03),ベクトルデータファイルA(104),リンク
情報ファイルA(105)により表示データAのマルチ
メディアデータファイルA(100’)が構成される。
【0006】106はテキストデータファイルBであっ
て,表示データBのテキストデータファイルである。1
07はイメージデータファイルBであって,表示画面デ
ータBのイメージデータファイルである。テキストデー
タファイルB(106)とイメージデータファイルB
(107)によりマルチメディアデータファイルB(1
01’)が構成される。
【0007】108はテキストデータファイルCであっ
て,表示データCのテキストファイルである。109は
音声データファイルCであって,表示画面データCの音
声データファイルである。110はリンク情報ファイル
Cであって,表示データCのリンク情報を格納するファ
イルである。テキストデータファイルC(108),音
声データファイルC(109),リンク情報ファイルC
(110)によりマルチメディアデータファイルC(1
02’)が構成される。
【0008】表示データA(100)における112は
改行記号,111はリンク情報を指定するリンク情報で
ある。表示データC(102)における113は音声記
号である。
【0009】上記のように,マルチメディアデータファ
イルはテキストファイル,ベクトルファイル,イメージ
ファイル,音声データファイルとリンク情報ファイルに
より構成される。
【0010】そして,マルチメディアデータファイルを
構成する各ファイルのデータは表示画面上での表示位置
もしくは表示範囲を指定する表示位置情報を持ち,指定
された位置にデータが画面表示される。
【0011】次に,図のマルチメディアデータファイル
A(100’),マルチメディアデータファイルB(1
01’),マルチメディアデータファイルC(10
2’)を1つのファイルとして結合する方法を説明す
る。
【0012】図6は,図5における各マルチメディアデ
ータファイルA,B,Cを結合したマルチメディアデー
タファイルおよびその表示データを示す。図において,
120は表示データDであって,図5におけるマルチメ
ディアデータファイルA(100’),マルチメディア
データファイルB(101’),マルチメディアデータ
ファイルC(102’)を1つに結合したマルチメディ
アデータファイルDの表示データである。
【0013】120’は,マルチメディアデータファイ
ルDであり,テキストデータファイルD(121),ベ
クトルデータファイルD(122),イメージデータフ
ァイルD(123),音声データファイルD(12
4),リンク情報ファイルD(125)により構成され
るものである。
【0014】121はテキストデータファイルDであっ
て,図5におけるテキストデータファイルA,B,Cを
結合したものである。テキストデータファイルにおける
130と131の改行記号の挿入は,テキストデータフ
ァイルBのデータの開始位置を新データファイル(新マ
ルチメディアデータファイルD)の表示データDにおけ
る8行目,およびテキストデータCのデータの開始位置
を15行目にあわせるために挿入したものである。
【0015】122は,ベクトルデータファイルDであ
って,ベクトルデータファイルAのベクトルデータの表
示範囲を新データファイルの表示データ位置に補正した
ものである。
【0016】123は,イメージデータファイルDであ
って,イメージデータファイルBのデータの表示位置を
新データファイルの表示データ範囲に補正したものであ
る。124は音声データファイルDであって,音声デー
タファイルCの音声記号の表示位置を新データファイル
の表示位置に補正したものである。
【0017】125は,リンク情報ファイルDであっ
て,リンク情報ファイルA,リンク情報ファイルCのリ
ンク情報の表示位置をそれぞれ補正して,新データファ
イルのリンク情報ファイルを作成したものである。
【0018】複数のマルチメディアデータファイルを結
合する場合には,テキストデータについては,各マルチ
メディアデータファイルのテキストデータを,一次元的
に結合し,その際,表示開始位置を整えるために,必要
に応じて,改行記号を挿入し,新テキストファイルを作
成する。また,ベクトルデータ,イメージデータ,音声
データ,リンク情報についてはそれぞれのファイル毎
に,表示範囲もしくは表示位置を補正しそれぞれの新デ
ータファイルを作成する。
【0019】図7〜図8により各ファイルの構成を説明
する。図7はファイルの構成(1) を示す。図において,
140はリンク情報ファイルである。リンク情報ファイ
ルは,リンク個数,リンクデータのID,表示位置によ
り構成される。
【0020】141はテキストデータファイルである。
テキストデータファイルは,文字コードを,改行マーク
等の制御記号を含めて一次元に格納する。142は,ベ
クトルデータファイルである。全ベクトルの本数,一本
のベクトルの表示範囲,ベクトルの座標データ,次デー
タへのポインタにより構成される。
【0021】図8,ファイルの構成(2) を示す。図にお
いて,143はイメージデータファイルである。イメー
ジデータファイルは,全データ数,次データへのポイン
タ,表示範囲,圧縮形式,イメージデータにより構成さ
れる。
【0022】144は音声データファイルであって,全
音声データ個数,音声データの格納されているファイル
名,表示位置により構成される。複数のマルチメディア
データファイルを結合する場合には,新データファイル
におけるテキストデータの表示開始位置の補正,ベクト
ルデータファイル等の各ファイルの表示範囲,表示位置
を補正する必要がある。そのため,従来の結合方式にお
いては,結合処理における後続のマルチメディアデータ
ファイルを新データファイルに書き込む際には,既に作
成されている新マルチメディアデータファイルにおける
新テキストデータおよび新ベクトルファイル等の各新フ
ァイルのデータに基づいて,新データファイル(新マル
チメディアデータファイル)の表示画面における最終行
を検出する必要がある。
【0023】図9〜図12は従来結合方式における最終
行検出のフローを示す。図9は従来の最終行検出処理の
フロー(1) を示す。図は新データファイルにおけるリン
ク情報ファイルにおける最終行検出処理のフローであ
る。
【0024】(1) データ最終行数は0とする(最終行数
の初期値を設定する)。 (2) リンク情報ファイルをオープンする。 (3) リンク個数を判定する。0であれば(6) に進み,0
でなければ(4) に進む。
【0025】(4) リンク情報ファイルの全リンク位置の
うちのY座標の最大値を最終行とする。 (5) (3) において,リンク個数が0と判断されたら,リ
ンク情報はないのであるから,リンク最終行は0とす
る。
【0026】(6) リンク情報ファイルをクローズする。 図10に続く。図10は従来の結合方式における最終行
検出処理のフロー(2) を示す。
【0027】図はテキストデータファイルの最終行検出
フローである。 (7) テキストデータファイルをオープンする。 (8) テキストデータの有無を判断する。あれば(10)に進
み,なければ(9)に進む。
【0028】(9) テキストデータがなければ,テキスト
の最終行を0にし,(18)に進む。 (10) テキスト最終行は0とする(テキスト最終行の初
期化) (11) テキストデータを一文字ずつ読出し,リードカウ
ンタを1ずつ加算する。
【0029】(12) テキストデータが改行記号を表すコ
ードか判断し,改行コードでなければ(13)で表示幅Xを
越えたか判断し,越えていれば(14)で行カウンタを1加
算する。越えていなければ(15)に進む。(12)で改行記号
のコード(改行コード)であれば(14)で行カウンタを1
加算する。
【0030】(15) 全データを読み出したか判断する。
全データを読み出していなければ,(11)以降の処理を繰
り返す。全データを読み出していれば(16)に進む。 (16) 最後が改行コードか判断する。改行コードであれ
ば(17)において行カウンタを1加算する。改行コードで
なければ(18)に進む。
【0031】(18) テキストデータファイルをクローズ
する。図11に続く。図11は従来の結合方式における
最終行検出処理のフロー(3) を示す。
【0032】図は,ベクトルデータファイルおよびイメ
ージデータファイルの最終行検出処理のフローである。
(19) ベクトルデータファイルをオープンする。
【0033】(20) ベクトルデータがあるかどうか判断
する。あれば(21)に進み,なければ, (22)においてベク
トルデータの最終行を0 にする。 (21) ベクトルデータファイルの全表示範囲の終了Y座
標の最大値を最終行とする。
【0034】(23) ベクトルデータファイルをクローズ
する。 (24) イメージデータファイルをオープンする。 (25) イメージデータがあるか,もしくはないか判断す
る。あれば(26)に進み,なければ(27)に進みイメージ最
終行を0として,(28)に進む。
【0035】(26) イメージデータファイルの全表示範
囲の終了Y座標の最大値を最終行とする。 (28) イメージデータをクローズする。
【0036】図12に続く。図12は従来の結合方式の
最終行検出処理のフロー(4) を示す。図は, 音声データ
ファイルの最終行検出のフローとテキストデータファイ
ルの改行記号の挿入補正の処理である。
【0037】(29) 音声データファイルをオープンす
る。 (30) 音声データがあるかどうか判断する。あれば(31)
に進み, なければ(32)に進む。
【0038】(31) 音声データファイルの全表示位置の
Y座標の最大値を最終行とする。 (32) (30)で音声データがないとされれば, 音声データ
の最終行は0 とする。 (33) 音声データファイルをクローズする。
【0039】(34) 各データの表示最終行の中で, 一番
大きな値を新データ( 新マルチメディアデータファイル
のデータ) の表示最終行とする。 (35) 新データ最終行はテキストデータの最終行より大
きいかどうか判断する。
【0040】大きければ(36)に進み, 大きくなければ処
理を終了する。 (36) テキストデータファイルをオープンして, 少ない
行数分改行コードを追加して書き込みファイルをクロー
ズする。
【0041】なお, 上記における(35),(36) の処理を行
う理由は図13において説明する。図13はテキストデ
ータファイルにおける改行記号の挿入補正の説明図であ
る。必要に応じて図5,図6を参照する。
【0042】図5のテキストデータファイルA,B,C
を結合した表示データおよびテキストデータファイルを
示す。図において,150は表示データDであって,新
データファイルの表示データである。151はテキスト
データファイルDであって,A,B,Cはそれぞれテキ
ストデータファイルA,B,Cのデータであり,各ファ
イルのデータを改行記号の挿入補正なしに結合した状態
を示す。
【0043】テキストデータを結合する場合,改行記号
の補正なしに結合すると,表示データD(150)のよ
うに,表示画面上で,テキストデータだけが連続して表
示され,正しく結合されたデータが得られなくなる。
【0044】そのため,テキストデータの行数より,他
のファイルの最終行数が大きい場合には,他のデータの
表示行数分だけ,改行記号をテキストデータに挿入補正
した上で,結合処理における後続のテキストファイルの
データを結合する必要がある(図6における改行記号の
補正130,131参照)。テキストデータファイルの
行数が,他のファイルの最終行数より大きい場合には改
行記号の挿入補正は必要でない。
【0045】図12における(35),(36) の処理は, 以上
の処理を行うものである。図14は従来の結合方式のフ
ローを示す。図示フローに従って,従来の結合方式を説
明する。
【0046】(1) 結合するファイル名を指定する。 (2) 結合対象のマルチメディアデータファイルのデータ
ID(データIDはマルチメディアデータファイルを特
定するもの)よりなるポインティングファイルを生成す
る。
【0047】(3) 新データファイル(新マルチメディア
データファイル)を生成する。 (4) ポインティングファイルで指定されたデータIDを
新データファイルにコピーする。
【0048】(5) 新データファイルのデータにおける表
示最終行を求める。 (6) 新データファイルのデータの表示最終行に基づい
て,次に結合処理を行うマルチメディアデータファイル
における各ファイルのデータの表示範囲のY座標,表示
位置のY座標を補正する。
【0049】(7) ポインティングファイル上の全デー
タについて指定されたかどうか判断する。全て指定され
ていなければ(4) 以降の処理を繰り返す。全ファイルに
ついて処理がなされれば,終了する。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】従来の結合方式におい
ては,先行するマルチメディアデータファイルのデータ
が新データファイルに格納された後に,続くマルチメデ
ィアデータファイルのデータを新データファイルに格納
する場合には,既に作成されている新データファイルに
おける最終行を,図9〜図12のフローに従って検出
し,その上で後続のマルチメディアデータファイルの各
ファイル上のデータの表示範囲,表示位置を補正し,さ
らにテキストデータについても改行記号の挿入補正を行
う必要があった。
【0051】そして,その最終行の検出は時間のかかる
処理である上に,結合処理における後続のファイルのデ
ータを読み出す度に新データファイルの表示最終行の検
出処理を行わなければならないので,多数のマルチメデ
ィアデータファイルを結合する場合には,処理に長時間
を要するものであった。
【0052】本発明は,ファイルの結合処理時間を短縮
したマルチメディアデータファイルの結合方式を提供す
ることを目的とする。
【0053】
【課題を解決するための手段】本発明は,表示最終行を
管理する表示最終行管理ファイルを設け,新データファ
イルにおける表示最終行は,表示最終行管理ファイル上
のデータを参照することにより得るようにした。
【0054】図1は本発明の基本構成を示す。図におい
て,1はマルチメディアデータファイルAである。2は
マルチメディアデータファイルBである。3はマルチメ
ディアデータファイルCであって,マルチメディアデー
タファイルA(1)とマルチメディアデータファイルB
(2)の結合データを格納するための新データファイル
である。4は結合処理部であって,複数のマルチメディ
アデータファイルを結合処理するものである。5は表示
最終行管理ファイルであって,リンク情報表示最終行,
テキストデータ表示最終行,ベクトルデータ表示最終
行,イメージデータ表示最終行,音声データ表示最終行
の新データファイルにおける各ファイルの表示最終行を
管理するものである。6はパラメータファイルであっ
て,指定された結合すべきマルチメディアデータファイ
ル名のデータを格納するものである。10は書き込み処
理部であって,結合するマルチメディアデータを新デー
タファイル上に書き込み処理するものである。11は表
示位置情報補正部であって,新データファイル上のデー
タの表示最終行に基づいて,書き込むデータの表示位
置,表示範囲,テキストデータにおいては改行記号の挿
入補正を行い,読み出されたマルチメディアデータファ
イルA,マルチメディアデータファイルBの最終行管理
ファイルのデータの補正も行うものである。12は最終
行管理ファイル更新部であって,表示最終行管理ファイ
ルの各最終行のデータの更新処理を行うものである。1
3は最終行判定部であって,表示管理ファイル上の各フ
ァイルにおける表示最終行に基づいて表示最終行を判定
するものであって,各ファイルの表示最終行の最大値を
新データファイルの表示最終行とするものである。
【0055】なお,図示されてはいないが,マルチメデ
ィアデータファイルA(1),マルチメディアデータフ
ァイルB(2)は,それぞれのファイルのデータの表示
最終行を管理する表示最終行管理ファイルを持ってい
る。
【0056】
【作用】図1の基本構成の動作を説明する。マルチメデ
ィアデータファイルA(1)(以後単に,ファイルAと
称する)を第1ファイル,ファイルB(2)(以後単
に,ファイルBと称する)を第2ファイルとして結合す
る場合について説明する。
【0057】ファイルA(1)を第1ファイル,ファイ
ルB(2)を第2ファイルとして結合することが指定さ
れると,主制御部(図示せず)によりパラメータファイ
ル6,新データファイル3,表示最終行管理ファイル5
が生成される。
【0058】a,b パラメータファイル(6)で指定
されるファイルA(1) のデータが書き込み処理部10に
読み出される。 c 書き込み処理部10は,新データファイル3に読み
出したデータを書き込む。
【0059】d 新データファイルCに,ファイルAの
データがコピーされる。 e 最終行管理ファイル更新部12は,ファイルA
(1)の表示最終行管理ファイル(図示せず)のデータ
を表示最終行管理ファイル5に書き込む。
【0060】f 最終行判定部13は,表示最終行管理
ファイル5の各ファイルの最終行から,最大値を求め,
新データファイルデータの表示最終行とする。 g パラメータファイル6に指定されて次のデータB
が,書き込み処理部10に指示される。
【0061】h ファイルBのデータが書き込み書処理
部10に読み出され,表示位置情報補正部11におい
て,最終行判定部13で判定した表示最終行のデータを
基に,ベクトルデータ,イメージデータ,音声データ,
リンク情報については表示範囲,表示位置の補正がなさ
れ,テキストデータについては必要に応じて,改行記号
の挿入補正がなされる。同時に,ファイル部の各ファイ
ルの表示最終行も,補正される。
【0062】i 新データファイルCに表示位置の補正
がなされたデータが書き込まれる。 j,k 最終行管理ファイル更新部12は,新表示最終
行により,表示最終行管理ファイル5を更新する。
【0063】以上は,ファイルA(1)とファイルB
(2)のみの結合処理を例として,説明したが,3つ以
上のマルチメディアデータファイルを結合する場合にも
同様の処理を繰り返すことにより行うことができる。
【0064】
【実施例】図2は本発明の実施例構成を示す。図におい
て,21,22はそれぞれファイルA,ファイルBであ
って,マルチメディアデータファイルであり,21’2
2’はそれぞれ最終行管理ファイルA,最終行管理ファ
イルBであって,ファイルA(21),ファイルB(2
2)の最終行を管理するものである。23はファイルC
であって,ファイルA(21),ファイルB(22)の
結合データを格納するものである。23’は最終行管理
ファイルCであって,ファイルC(23)の最終行を管
理するものである。24は結合処理部,25はマルチメ
ディアデータファイルのデータを表示する表示装置,2
6は主制御部であって,パラメータファイルの生成,結
合処理部の制御,結合データの表示制御等の制御処理を
行うものである。27はパラメータファイル,28はパ
ラメータファイル生成部であって,指定されたファイル
名に基づいてパラメータファイルを生成するものであ
る。29は入力装置であって,結合するファイル名等を
入力するものである。
【0065】30は書き込み処理部,31は表示位置情
報補正部,32は最終行管理ファイル更新部,33は最
終行判定部である。34は結合結果格納部であって,結
合結果のデータを格納し,主制御部26により制御され
て,表示装置25にデータを表示されるものである。
【0066】図3,図4により,図2の結合処理部の動
作を説明する(必要に応じて図2を参照する)。図3,
図4は,本発明の結合処理部の実施例フローを示す。
【0067】説明の便宜上,ファイルA(21)を結合
処理における第1ファイル,ファイルB(22)を第2
ファイルとする。(1) 主制御部26は,結合指定データ
数が二個以上あるか判断する。二個以上であれば(2) に
進む。二個以上なければ結合処理を終了する。
【0068】(2) 主制御部26は,新データファイルの
新データIDを取得して,パラメータファイル(27)をオ
ープンする。 (3) 主制御部26は,書き込み処理部30に,一個目の
データID(ファイルA(21))を読み出して,新デ
ータファイルIDの各ファイルに一個目の各データファ
イルのデータを複写する。
【0069】(4) パラメータファイル内にデータIDが
残っているか判断し,残っていなければパラメータファ
イルをクローズし処理を終了する。残っていれば,(5)
に進む。
【0070】(5) 最終行判定部33は,新しい最終行管
理ファイル内の各データの表示最終行を比較して新デー
タの表示最終行を決定する。 (6) 新データ最終行は新データのテキスト最終行より大
きいか判断する(表示位置補正部の処理)が大きけれ
ば,(7) に進み,大きくなければ(9) に進む。
【0071】(7) 新データの最終行が新データのテキス
トデータの最終行より大きければ,テキストデータファ
イルをオープンして,少ない行数分改行コードを追加し
て書き込み,クローズする(表示位置情報補正部31の
処理)。
【0072】(8) テキストデータの表示最終行を更新す
る(最終行管理ファイル更新部の処理)。 (9) 書き込み処理部30はパラメータファイルのデータ
に従って次のデータIDのデータを読み出し,表示位置
情報補正部31は各データの表示位置情報補正部に最終
行数を加えて補正する。そして,書き込み処理部30は
新データIDの各ファイルに追加して書き込む。
【0073】(10) 表示位置情報補正部31は,読み出
されたデータの表示最終行情報に,新データの表示最終
行を加えて補正し,最終行管理ファイル更新部32は,
新データの最終行管理ファイルを更新する。(4) 以降の
処理を繰り返す。
【0074】(11) パラメータファイルをクローズす
る。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば,ハイパー構造を持つ複
数のマルチメディアデータを結合する際,結合指定され
た複数データをパラメータファイルのデータに基づい
て,一つずつ読み出して,結合する過程において,既に
作成された新データの各メディアデータの最終行を持つ
最終行管理ファイルの表示位置情報に基づいて簡単に新
データの表示最終行を決定することができる。そのた
め,結合が指定されるファイル数が多い場合にも,表示
最終行の検出が短時間でできるので,結合処理時間が短
縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例構成を示す図である。
【図3】本発明の結合処理部の実施例フロー(1) を示す
図である。
【図4】本発明の結合処理部の実施例フロー(2) を示す
図である。
【図5】マルチメディアデータファイルの説明図である
【図6】マルチメディアデータファイルの結合方式の説
明図である。
【図7】ファイルの構成(1) を示す図である。
【図8】ファイルの構成(2) を示す図である。
【図9】従来の結合方式における最終行検出処理のフロ
ー(1) を示す図である。
【図10】従来の結合方式における最終行検出処理のフ
ロー(2) を示す図である。
【図11】従来の結合方式における最終行検出処理のフ
ロー(3) を示す図である。
【図12】従来の結合方式における最終行検出処理のフ
ロー(4) を示す図である。
【図13】テキストデータファイルにおける改行記号の
挿入補正の説明図である。
【図14】従来の結合方式のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 :ファイルA 2 :ファイルB 3 :ファイルC(新データファイル) 4 :結合処理部 5 :表示最終行管理ファイル 6 :パラメータファイル 10:書き込み処理部 11:表示位置情報補正部 12:最終行管理ファイル更新部 13:最終行判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関連する他のファイルとのリンク情報と
    異なる種類のデータよりなるマルチメディアデータファ
    イルを複数結合するマルチメディアデータファイルの結
    合方式において,複数のマルチメディアデータファイル
    (1) ,(2) を結合する結合処理部(4) と,マルチメディ
    アデータファイル(1) ,(2) ,(3) のデータを表示する
    場合の表示最終行を管理する表示最終行管理ファイル
    (5) と,表示最終行管理ファイル(5) の表示最終行に基
    づいて,結合するファイルのデータを表示する場合の表
    示位置を与える表示位置情報を補正する表示位置情報補
    正部(11)とを備え,複数のマルチメディアデータファイ
    ル(1) ,(2) の結合処理において,最終行判定部(13)は
    表示最終行管理ファイル(5) の最大値を新データファイ
    ル(3) における表示最終行とし,表示位置情報補正部(1
    1)は,表示最終行管理ファイル(5)の表示最終行に基づ
    いて,結合するマルチメディアデータファイル(1) ,
    (2) のデータの表示位置を補正し,新データファイル
    (3) に格納することを特徴とするマルチメディアデータ
    ファイルの結合方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,新データの表示最終
    行が新テキストデータの表示最終行より大きい場合に
    は,新しいテキストデータファイルに新データの表示最
    終行と新データの表示最終行の差に等しい数の改行記号
    を書き込むか,もしくは新しいテキストデータファイル
    のデータの先頭開始位置を差に応じて補正することを特
    徴とするマルチメディアデータファイルの結合方式。
JP3154268A 1991-06-26 1991-06-26 マルチメデイアデータフアイルの結合方式 Withdrawn JPH052521A (ja)

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JP3154268A JPH052521A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 マルチメデイアデータフアイルの結合方式

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JP3154268A JPH052521A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 マルチメデイアデータフアイルの結合方式

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JPH052521A true JPH052521A (ja) 1993-01-08

Family

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Family Applications (1)

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JP3154268A Withdrawn JPH052521A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 マルチメデイアデータフアイルの結合方式

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JP (1) JPH052521A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319751A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Ii D Kontoraibu Kk 映像及び音声並びにテキスト関連の各データファイルの統合管理方法
KR100636095B1 (ko) * 1999-08-27 2006-10-19 삼성전자주식회사 멀티미디어 파일 관리방법

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