JPH05251864A - 多層配線基板のパターン形成方法 - Google Patents

多層配線基板のパターン形成方法

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JPH05251864A
JPH05251864A JP5026892A JP5026892A JPH05251864A JP H05251864 A JPH05251864 A JP H05251864A JP 5026892 A JP5026892 A JP 5026892A JP 5026892 A JP5026892 A JP 5026892A JP H05251864 A JPH05251864 A JP H05251864A
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JP
Japan
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pattern
resist
plating
film
resist film
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Withdrawn
Application number
JP5026892A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Tamura
浩悦 田村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】金属薄膜形成工程において基板1上に金属薄膜
2を形成し、レジスト膜形成工程においてレジスト膜3
を形成する。紫外線照射工程において、マスク4を介し
て紫外線9を照射し、レジスト現像除去工程においてレ
ジストパターン5を形成する。1回目のレーザ照射工程
は基板1を左に傾け、エキシマレーザ9でレジストパタ
ーン5の右側を除去し、2回目めのレーザ照射工程は、
基板1を右に傾け左側を除去する。鍍金工程において、
鍍金パターン8aを形成し、レジスト膜剥離工程におい
てレジストパターン5aを剥離する。エッチング工程に
おいて、鍍金パターン8aの下地になっている以外の金
属薄膜2を除去し、絶縁層形成工程において絶縁層とし
て感光性ポリイミド膜11を形成する。 【効果】エッチング工程で金属薄膜残りを無くしてパタ
ーンショートの発生を防止でき、濡れ不良が原因の上の
導体層の凸や上下の導体層間でのショートを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線基板のパター
ン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層配線基板のパターン形成方法
は、レジストと鍍金を使用して配線パターンを作成して
いた。
【0003】次に、従来例について図面を参照して説明
する。
【0004】図2は、従来の一例を示す工程図である。
【0005】図2に示すように多層配線基板のパターン
形成方法は、図2(a)に示す基板1上に金属薄膜2を
形成する金属薄膜形成工程と、図2(b)に示す金属薄
膜2上の全面にポジ型のレジスト膜3を形成するレジス
ト膜形成工程と、図2(c)に示すレジスト膜3に所定
の部分を遮蔽したマスク4を介して紫外線9を照射する
紫外線照射工程と、図2(d)に示す紫外線9を照射し
たレジスト膜3を現像して紫外線9が照射された部分の
レジスト膜3を除去するレジスト膜現像除去工程と、図
2(h)に示すレジスト膜3が除去された部分に鍍金を
行い鍍金パターン8bを形成する鍍金工程と、図2
(i)に示すレジスト膜3を剥離するレジスト膜剥離工
程と、図2(j)に示す金属膜2をドライエッチングで
除去するエッチング工程と、図2(k)に示す全体を絶
縁層で覆う絶縁層形成工程とから構成される。
【0006】従来例の動作に関して図面を参照して説明
する。まず、最初に図2(a)に示す金属薄膜形成工程
において、鍍金下地用としてガラスエポキシやアルミナ
セラミック,ポリイミド等の基板1上に、スパッタリン
グ等により0.1〜0.5μmの厚さでTi,Cu,N
i,CrまたはPd等の金属薄膜2を形成する。金属薄
膜2の形成が終了したならば、図2(b)に示すレジス
ト膜形成工程において基板1全面に亘ってレジスト膜3
をスピンコート法によって形成して低温乾燥し、5〜1
5μm程度の厚さに形成する。レジスト膜3の形成が終
了したならば、図2(c)に示す紫外線照射工程におい
て、レジスト膜3表面の所望の部分のみに光エネルギー
が照射するように、一部を遮蔽したマスク4を介して紫
外線9を照射する。紫外線照射が終了したならば、図2
(d)に示すレジスト現像除去工程において、レジスト
膜3を現像し、感光部分を除去してレジストパターン5
を形成する。レジストパターン5の軸方向に垂直な断面
は、上辺が下辺より短かい台形に形成されている。図2
(h)に示す鍍金工程において、レジストパターン5b
間に鍍金を施して鍍金パターン8bを形成する。鍍金パ
ターン8bの軸方向に垂直な断面は、上辺が下辺より長
い台形に形成されている。図2(i)に示すレジスト膜
剥離工程において、レジストパターン5bをメチル,エ
チル,ケトン等で剥離する。図2(j)に示すエッチン
グ工程において、鍍金パターン8bの下地になっている
以外の金属薄膜2をイオンビームで除去する。図2
(k)に示す絶縁層形成工程において、絶縁層として感
光性ポリイミド膜11をスピンコート法によって形成す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多層配
線基板のパターン形成方法は、鍍金パターン8bの断面
の形状が、上方が広く下方が小さい台形に形成されるた
め、図2(j)に示すエッチング工程で金属薄膜2を除
去する際、鍍金パターン8b下部近辺の金属薄膜2が鍍
金パターン8bの上部の影になるので、イオンビームが
当らず金属薄膜残り10が発生してパターンショートが
発生し易くなると共に図2(k)に示す絶縁層形成工程
において、感光性ポリイミドとの濡れ不良12が発生
し、濡れ不良12のまま露光,現像,キュア工程を通す
と、図2(l)に示すようにように、感光性ポリイミド
膜11の絶縁膨れ14や絶縁割れ13が発生するので、
以後行う導体形成工程において、絶縁膨れ14の場合は
上の導体層が凸になり、絶縁割れ13の場合は上下の導
体層間でショートを起こすという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多層配線基板の
パターン形成方法は、基板上に金属薄膜を形成する金属
薄膜形成工程と、前記金属薄膜上の全面にポジ型のレジ
スト膜を形成するレジスト膜形成工程と、前記レジスト
膜に所定の部分を遮蔽した第1のマスクを介して紫外線
を照射する紫外線照射工程と、前記紫外線を照射したレ
ジスト膜を現像して紫外線が照射された部分のレジスト
膜を除去するレジスト膜現像除去工程と、前記基板をレ
ジストパターンの軸を中心として傾け第2のマスクを介
してレーザを前記レジストパターンの軸方向に垂直な断
面の台形形状の上辺の各頂点から前記基板に垂直に降し
た線と前記台形の下辺とが交わる位置より内側に照射し
て除去する第1のレーザ照射工程と、前記第1のレーザ
照射工程と同じように基板を反対側に同じ角度で傾け同
じようにレーザを照射する第2のレーザ照射工程と、前
記レジスト膜が除去された部分に鍍金を行い鍍金パター
ンを形成する鍍金工程と、前記レジストパターンを剥離
するレジスト膜剥離工程と、前記金属膜をエッチングで
除去するエッチング工程と、前記基板,鍍金パターン,
金属膜を含む全体を絶縁層で覆う絶縁層形成工程とを含
んでいる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す工程図で
ある。
【0011】図1に示すように多層配線基板のパターン
形成方法は、従来例のレジスト膜現像除去工程と鍍金工
程との間に、第1(e),第1(f)に示すように基板
1を傾け、マスク7を介してレーザをレジストパターン
5の軸方向に垂直な断面の台形形状の上辺より下辺が短
かくなるように、上辺の各頂点から基板1に垂直に降し
た線と下辺とが交わる位置より内側に照射し、除去する
2回のレーザ照射工程を付加している。
【0012】次に、本発明の動作に関して図面を参照し
て説明する。図2(d)のレジスト膜現像除去工程終了
後、図1(e)に示す1回目のレーザ照射工程は、基板
1をマスク7を介したエキシマレーザ6が、レジストパ
ターン5の断面の右上の頂点から基板1に垂直に降した
線と下辺とが交わる位置より内側に照射可能なように左
に傾け、レジストパターン5の右側を除去する。図1
(f)に示す2回目めのレーザ照射工程は、基板1をマ
スク7を介したエキシマレーザ6が、レジストパターン
5の断面の左上の頂点から基板1に垂直に降した線と下
辺とが交わる位置より内側に照射可能なように右に傾
け、レジストパターン5の左側を除去する。左右共終了
すると、図1(g)に示すレジストパターン5aの軸方
向に垂直な断面は、上辺が下辺より長い台形に形成され
ている。
【0013】図1(h)に示す鍍金工程において、レジ
ストパターン5a間に鍍金を施して鍍金パターン8aを
形成する。鍍金パターン8aの軸方向に垂直な断面は、
上辺が短く下辺が小さい台形に形成されている。図1
(i)に示すレジスト膜剥離工程において、レジストパ
ターン5aをメチル,エチル,ケトン等で剥離する。図
1(j)に示すエッチング工程において、鍍金パターン
8aの下地になっている以外の金属薄膜2をイオンビー
ムで除去する。図1(k)に示す絶縁層形成工程におい
て、絶縁層として感光性ポリイミド膜11をスピンコー
ト法によって形成する。
【0014】なお、本発明で一般的に使用されている赤
外領域を中心として発振するNd:YAGレーザやCO
2 レーザを使用しないのは、レジストが除去可能な出力
にすると、基板1が可視−近赤外線領域で透過性が良
く、赤外領域で吸収体であるため、基板1が破損するた
めである。しかし、エキシマレーザ9は紫外域を中心と
して発振するので基板1に吸収されず、高い量子エネル
ギーを有するので、低出力でも光化学反応を使用してレ
ジストを分解除去が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エキシマ
レーザを使用してレジストパターンの軸方向に垂直な断
面を上辺が下辺より長い台形にして鍍金パターンの軸方
向に垂直な断面を上辺が下辺より短い台形にすることに
より、エッチング工程で金属薄膜残りを無くすことがで
きるのでパターンショートの発生を防止できると共に、
絶縁層形成工程において鍍金パターンと感光性ポリイミ
ド膜との濡れ性が改善できるので、濡れ不良のまま露
光,現像,キュア工程を通すと起きる絶縁膨れや絶縁割
れの発生を防止し、それにより上の導体層の凸や上下の
導体層間でのショートを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程図である。
【図2】従来例の工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2 金属薄膜 5,5a レジストパターン 6 エキシマレーザ 7 マスク 8a 鍍金パターン 11 感光性ポリイミド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に金属薄膜を形成する金属薄膜形
    成工程と、前記金属薄膜上の全面にポジ型のレジスト膜
    を形成するレジスト膜形成工程と、前記レジスト膜に所
    定の部分を遮蔽した第1のマスクを介して紫外線を照射
    する紫外線照射工程と、前記紫外線を照射したレジスト
    膜を現像して紫外線が照射された部分のレジスト膜を除
    去するレジスト膜現像除去工程と、前記基板をレジスト
    パターンの軸を中心として傾け第2のマスクを介してレ
    ーザを前記レジストパターンの軸方向に垂直な断面の台
    形形状の上辺の各頂点から前記基板に垂直に降した線と
    前記台形の下辺とが交わる位置より内側に照射して除去
    する第1のレーザ照射工程と、前記第1のレーザ照射工
    程と同じように基板を反対側に同じ角度で傾け同じよう
    にレーザを照射する第2のレーザ照射工程と、前記レジ
    スト膜が除去された部分に鍍金を行い鍍金パターンを形
    成する鍍金工程と、前記レジストパターンを剥離するレ
    ジスト膜剥離工程と、前記金属膜をエッチングで除去す
    るエッチング工程と、前記基板,鍍金パターン,金属膜
    を含む全体を絶縁層で覆う絶縁層形成工程とを含むこと
    を特徴とする多層配線基板のパターン形成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769142B1 (ko) * 2006-11-07 2007-10-22 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자 형성방법
JP2015233085A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 新光電気工業株式会社 配線基板、半導体装置及び配線基板の製造方法
US10692805B2 (en) 2018-01-02 2020-06-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package
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