JPH052516Y2 - - Google Patents
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- JPH052516Y2 JPH052516Y2 JP15272887U JP15272887U JPH052516Y2 JP H052516 Y2 JPH052516 Y2 JP H052516Y2 JP 15272887 U JP15272887 U JP 15272887U JP 15272887 U JP15272887 U JP 15272887U JP H052516 Y2 JPH052516 Y2 JP H052516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- take
- photoreceptor
- supply roll
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 47
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 26
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案はシート状の感光体やインクドナーフ
イルム等のシート状部材をロール状に巻いたロー
ル状部材を使用する電子写真複写機やフアクシミ
リ、又はプリンタ等に用いられるロール状部材の
誤装填防止装置に関する。
イルム等のシート状部材をロール状に巻いたロー
ル状部材を使用する電子写真複写機やフアクシミ
リ、又はプリンタ等に用いられるロール状部材の
誤装填防止装置に関する。
[従来の技術]
従来、上記電子写真複写機としては、可撓性を
有するシート状の感光体をドラムの外周に巻き付
け、この感光体をドラムの内部に配置した供給ロ
ールから供給すると共に巻取ロールによつて必要
に応じ順次巻取り、感光体を必要に応じて新しい
部分と取替えるようにしたものがある。ところ
で、このような複写機における使用済みのシート
状感光体の交換は、次のようにして行なわれる。
すなわち、複写機本体の扉の内面等に貼着された
交換動作を示すシール等に表示された手順に従つ
て、シート状感光体をロール状に巻いた新たな供
給ロールを、ドラム内に設けられた駆動系の供給
側に装着するとともに、巻取ロールを巻取り側に
装着する。そして、巻取ロールをドラム内に設け
られたギア等の駆動系によつて巻取ロールを回転
させ、シート状の感光体を供給ロールから供給す
るとともに、この感光体を巻取ロールに巻取るよ
うに構成されている。
有するシート状の感光体をドラムの外周に巻き付
け、この感光体をドラムの内部に配置した供給ロ
ールから供給すると共に巻取ロールによつて必要
に応じ順次巻取り、感光体を必要に応じて新しい
部分と取替えるようにしたものがある。ところ
で、このような複写機における使用済みのシート
状感光体の交換は、次のようにして行なわれる。
すなわち、複写機本体の扉の内面等に貼着された
交換動作を示すシール等に表示された手順に従つ
て、シート状感光体をロール状に巻いた新たな供
給ロールを、ドラム内に設けられた駆動系の供給
側に装着するとともに、巻取ロールを巻取り側に
装着する。そして、巻取ロールをドラム内に設け
られたギア等の駆動系によつて巻取ロールを回転
させ、シート状の感光体を供給ロールから供給す
るとともに、この感光体を巻取ロールに巻取るよ
うに構成されている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、このような従来技術の場合には、次の
ような問題点を有している。すなわち、感光体の
供給ロールと巻取ロールの装着の仕方は、複写機
本体にシール等によつて表示されているが、ドラ
ム内の供給ロールと巻取ロールとの装填部は、そ
の位置のみが異なり他はまつたく同様に構成され
ているため、感光体を新しいものと交換する際、
誤つて供給ロールを巻取り側に装着してしまうこ
とがある。すると、供給側に装填された巻取ロー
ルには、感光体が巻かれていないため、巻取側に
装填された供給ロールは、それ以上感光体を巻取
る方向に回転することができない。そのため、供
給ロールを誤つて巻取側に装填した状態で装置を
作動させると、巻取側のロールは、回転すること
ができないにも拘らず、駆動系は、巻取側のロー
ルを回転駆動しようとするため、駆動系のギアが
破損し、装置が使用不可能な状態になるという問
題点があつた。
ような問題点を有している。すなわち、感光体の
供給ロールと巻取ロールの装着の仕方は、複写機
本体にシール等によつて表示されているが、ドラ
ム内の供給ロールと巻取ロールとの装填部は、そ
の位置のみが異なり他はまつたく同様に構成され
ているため、感光体を新しいものと交換する際、
誤つて供給ロールを巻取り側に装着してしまうこ
とがある。すると、供給側に装填された巻取ロー
ルには、感光体が巻かれていないため、巻取側に
装填された供給ロールは、それ以上感光体を巻取
る方向に回転することができない。そのため、供
給ロールを誤つて巻取側に装填した状態で装置を
作動させると、巻取側のロールは、回転すること
ができないにも拘らず、駆動系は、巻取側のロー
ルを回転駆動しようとするため、駆動系のギアが
破損し、装置が使用不可能な状態になるという問
題点があつた。
[問題点を解決するための手段]
そこで、この考案は、上記従来技術の問題点を
解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、シート状部材を巻回したロール状部材
の装填ミスを防止可能なロール状部材の誤装填防
止装置を提供することにある。
解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、シート状部材を巻回したロール状部材
の装填ミスを防止可能なロール状部材の誤装填防
止装置を提供することにある。
この考案は、シート状部材を所定の径に巻回し
た供給ロールと、上記シート状部材を巻取る巻取
ロールとを、供給側と巻取側の所定箇所にそれぞ
れ装填し、供給ロールから供給されるシート状部
材を巻取ロールに巻取る装置において、供給ロー
ルを誤つて巻取側に装填しようとした際、巻取ロ
ールより径の大きな供給ロールとのみ干渉する突
出部材を設けると共に、この突出部材を、巻取ロ
ールの拡径に伴つて退避可能とするように構成さ
れている。
た供給ロールと、上記シート状部材を巻取る巻取
ロールとを、供給側と巻取側の所定箇所にそれぞ
れ装填し、供給ロールから供給されるシート状部
材を巻取ロールに巻取る装置において、供給ロー
ルを誤つて巻取側に装填しようとした際、巻取ロ
ールより径の大きな供給ロールとのみ干渉する突
出部材を設けると共に、この突出部材を、巻取ロ
ールの拡径に伴つて退避可能とするように構成さ
れている。
上記シート状部材としては、例えばシート状の
感光体やインクドナーフイルムが用いられる。
感光体やインクドナーフイルムが用いられる。
上記供給ロールとしては、例えばシート状部材
を巻芯に所定径まで巻付けたものが用いられ、こ
の供給ロールは、未使用の状態では上記所定径を
保持している。
を巻芯に所定径まで巻付けたものが用いられ、こ
の供給ロールは、未使用の状態では上記所定径を
保持している。
また、巻取ロールとしては、シート状部材を巻
芯に巻取るためのものであり、この巻取ロール
は、未使用の状態では巻芯にシート状部材の先端
が連結されているのみで、その外径は供給ロール
より大幅に小さくなつている。
芯に巻取るためのものであり、この巻取ロール
は、未使用の状態では巻芯にシート状部材の先端
が連結されているのみで、その外径は供給ロール
より大幅に小さくなつている。
さらに、上記供給ロール及び巻取ロールを装填
する所定箇所としては、例えばシート状の感光体
の場合感光体ドラムの内部がこれに相当し、この
感光体ドラムの内部には、供給ロールと巻取ロー
ルとを回転可能に支持する部材が設けられてい
る。
する所定箇所としては、例えばシート状の感光体
の場合感光体ドラムの内部がこれに相当し、この
感光体ドラムの内部には、供給ロールと巻取ロー
ルとを回転可能に支持する部材が設けられてい
る。
上記突出部材としては、例えば所定の装填箇所
に回動自在に設けられたレバーは、誤つて装填さ
れる供給ロールと互いに干渉するようになつてい
る。
に回動自在に設けられたレバーは、誤つて装填さ
れる供給ロールと互いに干渉するようになつてい
る。
また、上記突出部材としては、直線的に摺動自
在に設けられたものでも勿論良い。
在に設けられたものでも勿論良い。
[作用]
この考案においては、誤つて供給ロールを巻取
側に装着しようとすると、この供給ロールが突出
部材と干渉することによつて、操作者にロールの
装填を誤つたことに気付かせる。
側に装着しようとすると、この供給ロールが突出
部材と干渉することによつて、操作者にロールの
装填を誤つたことに気付かせる。
[実施例]
以下にこの考案を図示の実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図及び第2図はこの考案に係るロール状部
材の誤装填防止装置を適用した電子写真複写機の
感光体ドラムを示すものである。図において、1
は感光体ドラムであり、この感光体ドラム1は、
ドラム本体2の外周にシート状の感光体3を巻付
けて形成されている。上記感光体3は、ドラム本
体2の内部に装填された供給ロール4から供給さ
れ、ドラム本体2の外周面を介して巻取ロール5
に巻取られるようになつている。供給ロール4
は、未使用の感光体3を小径円筒状の巻芯6に所
定の径まで巻付けたものであり、巻取ロール5
は、シート状の感光体3の先端を巻芯7に固着し
て形成されている。上記感光体ドラム1は、その
表面に巻付けられた感光体3上に周知の画像形成
工程によつてトナー像が形成され、このトナー像
は、図示しない転写用紙上に転写された後、定着
器によつて転写用紙上に定着されるようになつて
いる。
材の誤装填防止装置を適用した電子写真複写機の
感光体ドラムを示すものである。図において、1
は感光体ドラムであり、この感光体ドラム1は、
ドラム本体2の外周にシート状の感光体3を巻付
けて形成されている。上記感光体3は、ドラム本
体2の内部に装填された供給ロール4から供給さ
れ、ドラム本体2の外周面を介して巻取ロール5
に巻取られるようになつている。供給ロール4
は、未使用の感光体3を小径円筒状の巻芯6に所
定の径まで巻付けたものであり、巻取ロール5
は、シート状の感光体3の先端を巻芯7に固着し
て形成されている。上記感光体ドラム1は、その
表面に巻付けられた感光体3上に周知の画像形成
工程によつてトナー像が形成され、このトナー像
は、図示しない転写用紙上に転写された後、定着
器によつて転写用紙上に定着されるようになつて
いる。
第3図は上記感光体ドラムを電子写真複写機に
装着した状態を示す断面図である。ドラム本体2
の一端は、回転軸8を介してフレーム9に固着さ
れた支持体10に、その他端は回転軸11を介し
てフレーム12に固着された支持体13に、それ
ぞれ回転可能に支持されている。上記フレーム
9,12は、ガイドレール等(図示せず)を介し
て、複写機本体に対して感光体ドラム1の軸方向
に沿つて引出可能に装着されている。また、上記
支持体13は、フレーム12に対して着脱可能と
なつており、感光体ドラム1を複写機本体から引
出して感光体3を交換する際など、感光体ドラム
1の着脱が容易に行えるようになつている。
装着した状態を示す断面図である。ドラム本体2
の一端は、回転軸8を介してフレーム9に固着さ
れた支持体10に、その他端は回転軸11を介し
てフレーム12に固着された支持体13に、それ
ぞれ回転可能に支持されている。上記フレーム
9,12は、ガイドレール等(図示せず)を介し
て、複写機本体に対して感光体ドラム1の軸方向
に沿つて引出可能に装着されている。また、上記
支持体13は、フレーム12に対して着脱可能と
なつており、感光体ドラム1を複写機本体から引
出して感光体3を交換する際など、感光体ドラム
1の着脱が容易に行えるようになつている。
さらに、上記回転軸8には、正転用噛合クラツ
チ14と逆転用噛合クラツチ15が設けられてい
るとともに、その先端には入力従動歯車16が固
着されている。この入力従動歯車16は、フレー
ム9に取付けられたDCモータ17の入力歯車1
8に噛合されている。上記DCモータは、感光体
3の巻き上げ後に張設する時は定電流で定トルク
駆動され、他の場合は定速駆動される。モータ1
7が正転逆転することにより、反対方向に設けら
れた一方向クラツチ19と20によつて、ドラム
本体2を回動させる場合は駆動力がクラツチ14
を介してドラム本体2に付勢され、感光体3を巻
き上げる場合はクラツチ15を介して入力歯車2
1に付勢されるようになつているとともに、後述
するように巻取ロール5を回動可能となつてい
る。回転軸8の他端部には、ドラム本体2の内部
に入力歯車21が設けられており、この入力歯車
21は、巻取ロール5を回転駆動するための駆動
軸22に固着された従動歯車23に噛合されてい
る。この駆動軸22には、ラチエツト機構等によ
る逆転防止機構24が設けられている。また、供
給ロール4を回転可能とする回転軸25には、ラ
チエツト機構等による逆転防止機構26が設けら
れているとともに、この機構26は、回転軸25
の回転を防止する回転防止機構27に噛合されて
おり、この回転防止機構27は、フレーム9に取
付けられたロータリーソレノイドからなる解除機
構28によつて、作動及びその解除が可能となつ
ている。
チ14と逆転用噛合クラツチ15が設けられてい
るとともに、その先端には入力従動歯車16が固
着されている。この入力従動歯車16は、フレー
ム9に取付けられたDCモータ17の入力歯車1
8に噛合されている。上記DCモータは、感光体
3の巻き上げ後に張設する時は定電流で定トルク
駆動され、他の場合は定速駆動される。モータ1
7が正転逆転することにより、反対方向に設けら
れた一方向クラツチ19と20によつて、ドラム
本体2を回動させる場合は駆動力がクラツチ14
を介してドラム本体2に付勢され、感光体3を巻
き上げる場合はクラツチ15を介して入力歯車2
1に付勢されるようになつているとともに、後述
するように巻取ロール5を回動可能となつてい
る。回転軸8の他端部には、ドラム本体2の内部
に入力歯車21が設けられており、この入力歯車
21は、巻取ロール5を回転駆動するための駆動
軸22に固着された従動歯車23に噛合されてい
る。この駆動軸22には、ラチエツト機構等によ
る逆転防止機構24が設けられている。また、供
給ロール4を回転可能とする回転軸25には、ラ
チエツト機構等による逆転防止機構26が設けら
れているとともに、この機構26は、回転軸25
の回転を防止する回転防止機構27に噛合されて
おり、この回転防止機構27は、フレーム9に取
付けられたロータリーソレノイドからなる解除機
構28によつて、作動及びその解除が可能となつ
ている。
また、上記感光体ドラム本体2は、第4図に示
すように、その内部に装填される感光体3の供給
ロール4と巻取ロール5を交換可能とするため、
有底円筒状の部材29と、円板状の側板30とに
分離可能となつており、側板30は、複写機本体
側に残つて円筒状部材29のみ複写機本体から分
離されるようになつている。上記有底円筒状部材
29の底板には、第1図に示すように、供給ロー
ル4と巻取ロール5とを回転可能に支持するシヤ
フト31,32が回転自在に設けられており、こ
れらのシヤフト31,32は、供給ロール4及び
巻取ロール5の巻芯6,7と係合するよう断面正
六角形状に形成されている。一方、側板30に
は、供給ロール4と巻取ロール5とを回転可能に
支持する前記駆動軸22及び回転軸25が、装着
されている。そして、感光体ドラム1を複写機本
体から引出した状態で、ドラム本体2を有底円筒
状の部材29と円板状の側板30とに分離し、円
筒状部材29のみ複写機本体から取外す。こうす
ることによつて、ドラム本体2の内部に装填され
た供給ロール4及び巻取ロール5を交換可能とな
つている。
すように、その内部に装填される感光体3の供給
ロール4と巻取ロール5を交換可能とするため、
有底円筒状の部材29と、円板状の側板30とに
分離可能となつており、側板30は、複写機本体
側に残つて円筒状部材29のみ複写機本体から分
離されるようになつている。上記有底円筒状部材
29の底板には、第1図に示すように、供給ロー
ル4と巻取ロール5とを回転可能に支持するシヤ
フト31,32が回転自在に設けられており、こ
れらのシヤフト31,32は、供給ロール4及び
巻取ロール5の巻芯6,7と係合するよう断面正
六角形状に形成されている。一方、側板30に
は、供給ロール4と巻取ロール5とを回転可能に
支持する前記駆動軸22及び回転軸25が、装着
されている。そして、感光体ドラム1を複写機本
体から引出した状態で、ドラム本体2を有底円筒
状の部材29と円板状の側板30とに分離し、円
筒状部材29のみ複写機本体から取外す。こうす
ることによつて、ドラム本体2の内部に装填され
た供給ロール4及び巻取ロール5を交換可能とな
つている。
ところで、この実施例では、感光体ドラムのド
ラム本体2に、供給ロールを誤つて巻取側に装填
しようとした際、巻取ロールより径の大きな供給
ロールとのみ干渉する突出部材が設けられている
と共に、この突出部材は、巻取ロールの拡径に伴
つて退避可能となつている。すなわち、ドラム本
体の円筒状部材29底面には、第1図に示すよう
に、その巻取側の巻取ロール5と干渉しない位置
に軸33が突設されており、この軸33には、突
出部材として平面略L字形状のレバー34が回転
自在に支持されている。このレバー34は、前記
シヤフト32より僅かに高く形成されている。ま
た、上記レバー34は、軸33に同軸状に装着さ
れたコイルスプリング35によつて図中時計周り
方向に付勢されている。さらに、レバー34は、
第2図に示すように、コイルスプリンク35によ
つて付勢された状態で、その先端34aが巻取ロ
ール5の巻芯7より半径方向外側で、未使用の供
給ロール4の半径Rより内側に位置するように、
その移動可能な範囲が図示しないストツパー等に
より規制されている。そして、供給ロール5を誤
つて巻取側に装填しようとすると、供給ロール4
の底面がレバー34の上端に当接し、供給ロール
4と干渉するようになつている。また、上記レバ
ー34は、回動可能となつているため、正常に巻
取ロール5を巻取側に装填し、この巻取ロール5
に感光体3が順次巻取られて巻取ロール5の径が
大きくなつた場合でも、レバー34は、外側に回
動して逃げ感光体3の巻取りに支障がないように
なつている。
ラム本体2に、供給ロールを誤つて巻取側に装填
しようとした際、巻取ロールより径の大きな供給
ロールとのみ干渉する突出部材が設けられている
と共に、この突出部材は、巻取ロールの拡径に伴
つて退避可能となつている。すなわち、ドラム本
体の円筒状部材29底面には、第1図に示すよう
に、その巻取側の巻取ロール5と干渉しない位置
に軸33が突設されており、この軸33には、突
出部材として平面略L字形状のレバー34が回転
自在に支持されている。このレバー34は、前記
シヤフト32より僅かに高く形成されている。ま
た、上記レバー34は、軸33に同軸状に装着さ
れたコイルスプリング35によつて図中時計周り
方向に付勢されている。さらに、レバー34は、
第2図に示すように、コイルスプリンク35によ
つて付勢された状態で、その先端34aが巻取ロ
ール5の巻芯7より半径方向外側で、未使用の供
給ロール4の半径Rより内側に位置するように、
その移動可能な範囲が図示しないストツパー等に
より規制されている。そして、供給ロール5を誤
つて巻取側に装填しようとすると、供給ロール4
の底面がレバー34の上端に当接し、供給ロール
4と干渉するようになつている。また、上記レバ
ー34は、回動可能となつているため、正常に巻
取ロール5を巻取側に装填し、この巻取ロール5
に感光体3が順次巻取られて巻取ロール5の径が
大きくなつた場合でも、レバー34は、外側に回
動して逃げ感光体3の巻取りに支障がないように
なつている。
以上の構成において、この実施例に係るロール
状部材の誤装填防止装置では、次のようにして供
給ロール及び巻取ロールの誤装填が防止される。
すなわち、シート状の感光体3を順次新しい部分
と取替えて、感光体ドラム1によつて画像の複写
が行なわれる。そして、感光体3がすべて使用さ
れると、シート状の感光体3を新しいものと交換
する必要がある。この感光体3の交換は、次のよ
うにして行なわれる。まず、感光体ドラム1を複
写機本体から図示しないガイドレールを介して外
部に引出し、感光体ドラム1を支持している支持
体13をフレーム12から外して、ドラム本体2
を円筒状部材29と側板30とに分離する。そし
て、供給ロール4等を収納した円筒状部材29を
複写機本体から取外し、使用済みの感光体3が巻
取られた巻取ロール5及び供給ロール4を取出
し、新たな感光体3が巻付けられた供給ロール4
と未だ感光体3が巻取られていない巻取ロール5
と交換する。その際、誤つて供給ロール4を巻取
側のシヤフト32に装填しようとすると、この供
給ロール4は、未使用の巻取ロール5より径が大
きいため、供給ロール4の下端面は、第5図及び
第6図に示すように、円筒状部材29の底面に設
けられたレバー34の上端に当接し、供給ロール
4をその巻芯7がシヤフト32と係合した正規の
位置に装填することができない。そのため、操作
者は、供給ロール4を誤つて巻取側に装填したこ
とに気付き、供給ロール4を第7図に示すように
供給側のシヤフト31に装填すると共に、感光体
3をドラム本体2の外周に巻付け、巻取ロール5
を巻取側のシヤフト32に装填する。この場合、
巻取ロール5は、未だ感光体3が巻取られていな
いため径が小さいので、この巻取ロール5がレバ
ー34と干渉することはない。また、上記レバー
34は、巻取ロール5に感光体3が巻取られて巻
取ロール5の径が大きくなつていつた場合でも、
外側に回動するため、支障はない。
状部材の誤装填防止装置では、次のようにして供
給ロール及び巻取ロールの誤装填が防止される。
すなわち、シート状の感光体3を順次新しい部分
と取替えて、感光体ドラム1によつて画像の複写
が行なわれる。そして、感光体3がすべて使用さ
れると、シート状の感光体3を新しいものと交換
する必要がある。この感光体3の交換は、次のよ
うにして行なわれる。まず、感光体ドラム1を複
写機本体から図示しないガイドレールを介して外
部に引出し、感光体ドラム1を支持している支持
体13をフレーム12から外して、ドラム本体2
を円筒状部材29と側板30とに分離する。そし
て、供給ロール4等を収納した円筒状部材29を
複写機本体から取外し、使用済みの感光体3が巻
取られた巻取ロール5及び供給ロール4を取出
し、新たな感光体3が巻付けられた供給ロール4
と未だ感光体3が巻取られていない巻取ロール5
と交換する。その際、誤つて供給ロール4を巻取
側のシヤフト32に装填しようとすると、この供
給ロール4は、未使用の巻取ロール5より径が大
きいため、供給ロール4の下端面は、第5図及び
第6図に示すように、円筒状部材29の底面に設
けられたレバー34の上端に当接し、供給ロール
4をその巻芯7がシヤフト32と係合した正規の
位置に装填することができない。そのため、操作
者は、供給ロール4を誤つて巻取側に装填したこ
とに気付き、供給ロール4を第7図に示すように
供給側のシヤフト31に装填すると共に、感光体
3をドラム本体2の外周に巻付け、巻取ロール5
を巻取側のシヤフト32に装填する。この場合、
巻取ロール5は、未だ感光体3が巻取られていな
いため径が小さいので、この巻取ロール5がレバ
ー34と干渉することはない。また、上記レバー
34は、巻取ロール5に感光体3が巻取られて巻
取ロール5の径が大きくなつていつた場合でも、
外側に回動するため、支障はない。
このように、供給ロール4を誤つて巻取側に装
填しようとしても、レバー34と干渉して正規の
位置に装填することができないので、供給ロール
4の誤装填を防止することができる。従つて、供
給ロール4を誤つて巻取側に装填してしまい、駆
動系の歯車等が破損するのを防止することができ
る。
填しようとしても、レバー34と干渉して正規の
位置に装填することができないので、供給ロール
4の誤装填を防止することができる。従つて、供
給ロール4を誤つて巻取側に装填してしまい、駆
動系の歯車等が破損するのを防止することができ
る。
第8図はこの考案の他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付
して説明すると、この実施例では突出部材の形状
が上記実施例と異なつている。すなわち、突出部
材としてのレバー34は、その平面形状が上記実
施例と同一で、その正面形状が第7図に示すよう
に略L字形状に形成されている。このレバー34
は、プラスチツク等により形成され、その回動側
先端がドラム本体の円筒状部材29底面に接触し
ないようになつている。このように、レバー34
がプラスチツク等により形成されているため軽量
であつて、しかもその先端が底面と接触していな
いため容易に移動する、そのため、巻取ロール5
に感光体3が巻取られて巻取ロール5の径が大き
くなり、レバー34が回動する際に、このレバー
34が巻取ロール5に巻取られる感光体3の表面
を強く押圧することがないので、レバー34が感
光体3の表面を擦つて感光体3を剥ぎ取つたりす
るのを防止することができる。
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付
して説明すると、この実施例では突出部材の形状
が上記実施例と異なつている。すなわち、突出部
材としてのレバー34は、その平面形状が上記実
施例と同一で、その正面形状が第7図に示すよう
に略L字形状に形成されている。このレバー34
は、プラスチツク等により形成され、その回動側
先端がドラム本体の円筒状部材29底面に接触し
ないようになつている。このように、レバー34
がプラスチツク等により形成されているため軽量
であつて、しかもその先端が底面と接触していな
いため容易に移動する、そのため、巻取ロール5
に感光体3が巻取られて巻取ロール5の径が大き
くなり、レバー34が回動する際に、このレバー
34が巻取ロール5に巻取られる感光体3の表面
を強く押圧することがないので、レバー34が感
光体3の表面を擦つて感光体3を剥ぎ取つたりす
るのを防止することができる。
[考案の効果]
この考案は以上の構成及び作用よりなるもの
で、シート状部材を巻回したロール状部材の装填
ミスを防止することができ、ロール状部材を巻取
るためのギア等を破損して装置が使用不可能とな
るのを防止することができる。
で、シート状部材を巻回したロール状部材の装填
ミスを防止することができ、ロール状部材を巻取
るためのギア等を破損して装置が使用不可能とな
るのを防止することができる。
第1図及び第2図はこの考案に係るロール状部
材の誤装填防止装置の一実施例を示す縦断面図及
び平面図、第3図はこの考案を適用した感光体ド
ラムの使用状態を示す断面図、第4図は同感光体
ドラムの分解斜視図、第5図及び第6図はこの考
案に係る装置の作用を示す断面図及び平面図、第
7図は感光体の装着状態を示す斜視図、第8図は
この考案の他の実施例を示す要部正面図である。 符号の説明、1……感光体ドラム、2……ドラ
ム本体、3……感光体、31,32……シヤフ
ト、34……レバー。
材の誤装填防止装置の一実施例を示す縦断面図及
び平面図、第3図はこの考案を適用した感光体ド
ラムの使用状態を示す断面図、第4図は同感光体
ドラムの分解斜視図、第5図及び第6図はこの考
案に係る装置の作用を示す断面図及び平面図、第
7図は感光体の装着状態を示す斜視図、第8図は
この考案の他の実施例を示す要部正面図である。 符号の説明、1……感光体ドラム、2……ドラ
ム本体、3……感光体、31,32……シヤフ
ト、34……レバー。
Claims (1)
- シート状部材を所定の径に巻回した供給ロール
と、上記シート状部材を巻取る巻取ロールとを、
供給側と巻取側の所定箇所にそれぞれ装填し、供
給ロールから供給されるシート状部材を巻取ロー
ルに巻取る装置において、供給ロールを誤つて巻
取側に装填しようとした際、巻取ロールより径の
大きな供給ロールとのみ干渉する突出部材を設け
ると共に、この突出部材を、巻取ロールの拡径に
伴つて退避可能としたことを特徴とするロール状
部材の誤装填防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15272887U JPH052516Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15272887U JPH052516Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0158548U JPH0158548U (ja) | 1989-04-12 |
JPH052516Y2 true JPH052516Y2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=31427912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15272887U Expired - Lifetime JPH052516Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052516Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP15272887U patent/JPH052516Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0158548U (ja) | 1989-04-12 |
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