JPH0525156U - 二重管 - Google Patents
二重管Info
- Publication number
- JPH0525156U JPH0525156U JP6671491U JP6671491U JPH0525156U JP H0525156 U JPH0525156 U JP H0525156U JP 6671491 U JP6671491 U JP 6671491U JP 6671491 U JP6671491 U JP 6671491U JP H0525156 U JPH0525156 U JP H0525156U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- inner cylinder
- outer cylinder
- extension
- double pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温風暖房機等の排気パイプに接続され、二重
管からなる延長パイプにおいてが互い容易に抜けること
がない二重管構造を得る。 【構成】 延長パイプ21を一端22aに重合部24、
他端22bに凸部26を設けた外側筒22と、一端23
aにL形状切欠部27、他端23bに挿入部を設けた内
側筒23との二重管20にて形成する。そして、複数の
延長パイプ21間の接続は凸部26をL形状切欠部27
に係合させ、接続する。 【効果】 L形状切欠部と凸部との係合により延長パイ
プの抜けがなくなり、排気パイプよりの排気ガスの漏れ
がなくなる。
管からなる延長パイプにおいてが互い容易に抜けること
がない二重管構造を得る。 【構成】 延長パイプ21を一端22aに重合部24、
他端22bに凸部26を設けた外側筒22と、一端23
aにL形状切欠部27、他端23bに挿入部を設けた内
側筒23との二重管20にて形成する。そして、複数の
延長パイプ21間の接続は凸部26をL形状切欠部27
に係合させ、接続する。 【効果】 L形状切欠部と凸部との係合により延長パイ
プの抜けがなくなり、排気パイプよりの排気ガスの漏れ
がなくなる。
Description
【0001】
この考案は、特に密閉式燃焼機の排気パイプの接続用として用いられる二重管 に関するものである。
【0002】
図6および図7は例えば実開平2−36752号公報に示された従来の二重管 を示す図であり、図において1は家屋2の壁、3はこの壁に仕切られた室内4に 配設された暖房機で、例えばFFの密閉式燃焼機からなる。5はこの暖房機に内 設された熱交換器部で燃焼熱の空気変換を行う。6はこの熱交換器部に連設され たバーナ部で、燃焼作用を行なう。7は上記熱交換器部5に一端が接続された排 気パイプで、上記暖房機3よりの排気ガスを通す。8は上記バーナ部6に一端が 接続された給気ホース、9は上記排気パイプ7に接続された延長パイプで、図7 に示すように第1の延長パイプ10と第2の延長パイプ11とよりなる。12は 上記延長パイプ10、11の一端に設けられバルジ加工された鍔部、13は他端 に設けられた拡管部で、Oリング14が内設されている。なお、上記各延長パイ プ10、11の接続方法は第1の延長パイプ10の拡管部13側に第2の延長パ イプ11が挿入され、第2の延長パイプ11の鍔部12にて止まるよう摺動自在 となっている。15は上記壁1に嵌着され、室外16側へ突設された給排気筒で 、上記給気ホース8と上記延長パイプ9とが接続される。
【0003】 従来の二重管は上記のように構成され、室内に暖房機3が配置され、この暖房 機の熱交換器部5に排気パイプ7、バーナ部6に給気ホース8が接続される。次 に、上記排気パイプ7に延長パイプ9を接続し、この延長パイプの長さを調節し ながら給排気筒15へ給気ホース8とともに接続する。そして、暖房機3が運転 されることにて同時給排にて燃焼作用がなされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記のような従来の二重管では、排気パイプ7に延長パイプ9を接続する場合 延長パイプ9が挿入による差し込み構造からなるので抜けが生じ易く、暖房機3 の運転中に延長パイプ9の抜けが発生した場合には燃焼排気ガスが室内4に漏れ 、非常に危険な状態になるという課題があった。
【0005】 この考案は係る課題を解決するためになされたもので、容易に抜けることなく 安全な延長パイプを形成する二重管を得ることを目的とするものである。
【0006】
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、外側筒に内側筒が内設 され、重合される一端にて互いに摺動自在からなる二重管において、上記内側筒 の他端に凸部を設けるとともに、上記外側筒の他端にこの凸部が係合されるL形 状切欠部を穿設したものである。
【0007】
この考案においては、外側筒に内側筒が内設され、重合される一端にて互いに 摺動自在からなる二重管において、上記内側筒の他端に凸部を設けるとともに、 上記外側筒の他端にこの凸部が係合されるL形状切欠部を設したことより、二重 管接続時において内側筒の凸部が外側筒のL形状切欠部に係合されることにて外 側筒と内側筒とが接合される。
【0008】
図1〜図5はこの考案の一実施例を示す図であり、図において1〜8および1 2〜16は上記従来例と同一または相当部分を示す。20は延長パイプ21を形 成する二重管で、外側筒22と、この外側筒に内設される内側筒23とよりなる る。上記外側筒22は一端22aに上記内側筒23が摺動自在にて嵌挿される重 合部24と、他端22bに鍔部12を設け、さらに上記内側筒23においては一 端23aに拡管部13、他端23bに上記外側筒22に摺動自在に嵌挿される挿 入部25を有するものである。26は上記外側筒22の他端22bと鍔部12と の間に一体にて突設された凸部、27はL形状切欠部で、上記内側筒23の一端 23aと拡管部13との間に穿設されており、側壁に対し一端23側よりL形に 形成され、上記凸部26が係合されるものである。なお、この実施例では上記外 側筒22の他端22bは上記内側筒23の他端23bと同一外径になるように形 成されるとともに、上記内側筒23の一端23aにおいても上記外側筒22の一 端22aと同一外径に形成されている。すなわち、延長パイプ21の複数接続に おいては内側筒23の一端23aが外側筒、外側筒22の他端22bが内側筒と なり、内側筒に凸部、外側筒にL形状切欠部27を設けたことになるものである 。
【0009】 上記のように構成された二重管においては、例えば従来例と同様に暖房機3に 用いる場合、熱交換器部5に排気パイプ7を接続し、この排気パイプに延長パイ プ21を接続する。次に、延長パイプ21と給排気筒15との間の距離との関係 で外側筒22と内側筒23とを互いに摺動させ伸ばす、さらに延長パイプ21が 短い場合にはもう一本の延長パイプ21を接続する。この場合、図4に示すよう に外側筒となる内側筒23のL形状切欠部27に内側筒となる外側筒22の凸部 26を係合させ、外側筒22と内側筒23を互いに逆方向に回転することにて確 実に凸部26が切欠部27に係合される。そして、給気ホース8と延長パイプ2 1とを給排気筒15に接続し、従来例と同様に暖房機3の燃焼運転がなされる。
【0010】
この考案は以上説明したとおり、外側筒に内側筒が内設され、重合される一端 にて互いに摺動自在からなる二重管において、上記内側筒の他端に凸部を設ける とともに、上記外側筒の他端にこの凸部が係合されるL形状切欠部を穿設したこ とより、複数の二重管の接続が凸部とL形状切欠部とにて確実にでき、特に暖房 機等の排気パイプに用いた場合には室内にパイプ抜けによる排気ガス漏れがなく なり、より安全性を向上できる。
【図1】この考案の一実施例を示し、二重管を用いた暖
房機設置側面図である。
房機設置側面図である。
【図2】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図3】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図4】この考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図5】この考案の一実施例を示し、外側筒の部分斜視
図である。
図である。
【図6】従来の二重管を用いた暖房機設置側面図であ
る。
る。
【図7】従来の二重管の断面図である。
20 二重管 22 外側筒 23 内側筒 26 突部 27 L形状切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 外側筒に内側筒が内設され、重合される
一端にて互いに摺動自在からなる二重管において、上記
内側筒の他端に凸部を設けるとともに、上記外側筒の他
端にこの凸部が係合されるL形状切欠部を穿設したこと
を特徴とする二重管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6671491U JPH0525156U (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 二重管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6671491U JPH0525156U (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 二重管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525156U true JPH0525156U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13323862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6671491U Pending JPH0525156U (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 二重管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525156U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169972A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Sharp Corp | 燃焼装置用給排気装置 |
JP2009106631A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Fujinon Corp | 内視鏡可撓管の製造方法 |
JP2009295609A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Kobe Steel Ltd | 電流リード |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP6671491U patent/JPH0525156U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169972A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Sharp Corp | 燃焼装置用給排気装置 |
JP2009106631A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Fujinon Corp | 内視鏡可撓管の製造方法 |
JP2009295609A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Kobe Steel Ltd | 電流リード |
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