JPH08338577A - リング付き管の締結用管継手 - Google Patents

リング付き管の締結用管継手

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JPH08338577A
JPH08338577A JP7266139A JP26613995A JPH08338577A JP H08338577 A JPH08338577 A JP H08338577A JP 7266139 A JP7266139 A JP 7266139A JP 26613995 A JP26613995 A JP 26613995A JP H08338577 A JPH08338577 A JP H08338577A
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JP
Japan
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ring
sleeve
tube
fastening
tenon
Prior art date
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Pending
Application number
JP7266139A
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English (en)
Inventor
Hans Guitoneau
ハンス・ギトノー
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PORUBA PAIPURAIFU BV
Polva Pipelife BV
Original Assignee
PORUBA PAIPURAIFU BV
Polva Pipelife BV
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Filing date
Publication date
Application filed by PORUBA PAIPURAIFU BV, Polva Pipelife BV filed Critical PORUBA PAIPURAIFU BV
Publication of JPH08338577A publication Critical patent/JPH08338577A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/0036Joints for corrugated pipes
    • F16L25/0045Joints for corrugated pipes of the quick-acting type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S285/00Pipe joints or couplings
    • Y10S285/903Corrugated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に取り付け取り外しが可能であり、引っ
張り力と回転に耐える。 【解決手段】 リングが、周囲方向において不連続であ
り、半径方向において変形可能であり、各々が狭い基部
を有する内側に突出した少なくとも2つのほぞを備えて
おり、各ほぞが穴の広い部分を通過し、管をスリーブ内
で軸方向に保持するために管のリング付き構造内に係合
するように、リングをスリーブの回りに配置することが
でき、リングの半径方向運動も防ぐように、リングの回
転によって、ほぞの各々の狭い基部を穴の狭い部分内に
適合させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリング付き管のための締
結用管継手に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】現在は、管と管とを互いに連
結し、或いは管をある特定の器具に連結することができ
る多くの管継手がある。これら管継手の多くは通常のね
じ込み式管継手である。
【0003】しかし、ねじなしで機能する管継手もまた
知られている。
【0004】例えば、フランス特許FR2391411
は、2個の管の少なくも一方が螺旋状のリブを有する波
形管である2個の管を連結する管継手を提案する。この
管継手は、第1の管の端部の近くに管の周りで半径方向
に突き出すように波形の溝の中に組み合わせられた環状
の管継手要素、及び第2の管に取り付けられた環状の停
止具を備える。環状の管継手要素は、2個の筒状要素を
一緒に保持するように停止具に締結される。この形式の
管継手は、密封するために、非常にきつく締めねばなら
ず、かつ管の相互間のいかなる相対回転も管継手の密閉
を破るであろう。
【0005】欧州特許EP0444857B1において
は、波形管を密閉された方法でかつねじなしで管継手要
素に連結することを可能とする管継手が説明される。こ
の要素は、波形管の一方の端部を収容する円筒状空洞部
を備える。半径方向に広がり得る割りリングが波形管の
端部に取り付けられる。管が空洞内に挿入されると、割
りリングは圧縮され円筒状空洞部に作られた円周方向の
溝内に固定される。密閉は、割りリングの後方で波形管
上に取り付けられた1個又は複数個の円環状シーリによ
り与えられる。この形式の管継手の主な欠点の一つは、
これを壊すことなく外すことがほとんど不可能であるこ
とである。
【0006】本発明の目的は、取付け及び取外しが容易
にでき、かつ管に加えられる可能性のある引張りと回転
とに耐えるリング付き管用のねじなしの締結用管継手を
提供することである。これについては、この管継手を輸
送される流体に対して容易にシールし得ることが特に望
ましい。この形式の管継手は、燃焼ガス及び腐食性凝結
物の攻撃作用から煙突の壁を保護する目的で、家庭暖房
用の燃料配管における特に有利な用途が見いだされる。
このため、古い住居においては、高温と腐食性流体とに
対する抵抗、高度の密閉性、非常に容易な取付けと取外
し、及び低費用のような多くの要求に合致しなけれなな
らない管及び連結用部品を、住宅の建築後に煙突内に差
し込まねばならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、内
径が少なくもリング付き管の最大外径に等しく、かつそ
の内部にリング付き管の一方の端部を収容する少なくも
1個のスリーブと、締結用リングとを具備するリング付
き管の締結用管継手において、スリーブが、隣接しかつ
相互に連絡している広い部分と狭い部分とを各々が有す
る、周方向に並べられた少なくも2個の穴を有し、リン
グが、周囲方向において不連続であり、半径方向におい
て変形可能であり、各々が狭い基部を有する内側に突出
した少なくとも2つのほぞを備えており、各ほぞが穴の
広い部分を通過し、管をスリーブ内で軸方向に保持する
ために管のリング付き構造内に係合するように、リング
をスリーブの回りに配置することができ、リングの半径
方向運動も防ぐように、リングの回転によって、ほぞの
各々の狭い基部を穴の狭い部分内に適合させることが可
能であることを特徴とする締結用管継手を提供する。
【0008】リング付き管とは、管壁がその外面の多く
の溝と突起とを備えた管を示すとした。一般に、このよ
うな管は全体として円筒形であり、その溝と突起とは回
転対称である。しかし、本発明は円形以外の断面、例え
ば長円形断面のリング付き管にも応用できる。
【0009】かかる管は、これを特に金属又はプラスチ
ックより構成することができる。これを燃料配管用とし
て考えたときは、これらの管は弗化ポリビニリデンで作
られることが多い。かかる配管用の管の例として、弗化
ポリビニリデンSOLEF(商品名、SOLVAY社)より作られ
たDRAKA POLVA社のRENOFLEX(商品名)管が説明され
る。
【0010】締結用管継手は、振動又は引張り又は回転
力の下で管が管継手から外れる危険なしに、ある管を他
の管に、又はポンプ、ボイラーのような適宜の用具に、
或いは盲蓋に、直線状又はその他の形で連結し得る適宜
の器具を示すとする。
【0011】スリーブは少なくも一方の端部、多くは両
端が開口した中空体を示す。通常、本発明の説明文で使
用されるスリーブは円筒状、又は異なった直径の数個の
連続した円筒状部分よりなる形を持つ。スリーブは、管
について以下説明されるような、この用途に適切な、又
は輸送される流体に対して適切な適宜の材料でこれを作
ることができる。
【0012】スリーブに作られる穴はスリーブの周りに
一様な間隔に置かれることが好ましく、例えば、穴が2
個の場合は直径方向で反対側に置かれることが好まし
い。
【0013】リングは、これをスリーブの周りに適合さ
せるために2個の端部を半径方向で分離できる適宜適切
な材料、例えば金属又はプラスチックで作ることができ
る。リングの両端を分けている溝の幅は、スリーブの外
径とリングの柔軟性との関数として選定される。リング
の外径は、強度を大きくするために1個又は複数個の横
断方向及び/又は円周方向のリブを有することが有利で
ある。
【0014】スリーブには穴の広い部分が作られ、ほぞ
はこれを通過しなければならないので、リングに設けら
れるほぞは一般に円周方向に細長くかつ好ましくは実質
的に長方形の展開されたた断面を持つ。これらのほぞは
穴の広い部分の寸法よりごく僅か小さい寸法を持つこと
が有利である。前記穴の狭い部分に関するほぞの基部に
も同じ考えが適用される。横断方向断面においては、ほ
ぞの基部は、徐々に広げることによりほぞの端部に連続
的に連結された狭い領域の形、或いは大きい幅を有する
ほぞの端部に先行した小さいが一定幅の領域を構成する
かのどちらでよい。
【0015】ほぞは管のリング付き構造内に組み合うよ
うに意図され、例えば、ほぞの端部の形状は管の外壁に
表された溝の形状に相当し、従って、ほぞの端部は、こ
れをこの溝内に入れることができ、更に管は、有り得る
回転を全く止めるわけではないが軸方向には動くことが
できない。このためと、スリーブの穴内へのほぞの挿入
を容易にするために、ほぞの端部は、横断方向断面にお
いては、適切な断面、例えば隅に丸みの付けられた台形
であることが好ましい。
【0016】ほぞの長さ、幅、及び数は、スリーブの直
径及び管継手が耐えるべき引張り力の関数として特に選
定される。この力が大きい場合は、ほぞは、リング付き
管を支持する横方向の面が、単に小さな力を受けるだけ
の管継手に対するよりも比較して大きいように選定され
るであろう。
【0017】本発明による管継手の1利点は、これを特
殊の工具なしに容易に取り付けることができる点にあ
る。更に、これは結果的に管継手の品質を損なうことな
く何回も分解、組立てができることである。加えて、連
結後、リング付き管は管継手の品質を落とすことなくそ
の軸線まわりの回転をなお受けることができる。
【0018】特別な実施例によれば、本発明の管継手
は、流体に対する管継手の密閉を改善するように、管の
外面とスリーブとの間において、管の端部の近くに置か
れた少なくも1個のシールの手段により密閉することが
できる。
【0019】このシールはこの目的に対して公知の適宜
の材料よりこれを作ることができ、これは、一般に想定
された用途に適したエラストマーである。そこで、例え
ば、管の中で輸送される流体が高温である場合には、特
に弗化エラストマーを使用することができる。
【0020】シールの断面、数とその品質とは、獲得し
たい密閉の程度並びに管の中で輸送される流体の性質と
特性とに依存する。密閉の機能は連結の機能とは無関係
であることを強く認識することが重要である。シールの
断面は任意、例えば円環状又は台形とすることができ
る。好ましくは、シールの断面は、シールが2個の溝の
間に挿入され軸方向には動けないように、例えば管の外
壁の溝の形状に対応する。スリーブ内におけるシールの
設けられた管の端部の挿入中の摩擦を減らすと同時に高
度の密閉を保証するために、シールは、その外面上に、
すなわちスリーブの内面と接触しているであろう面に、
1個又は複数個の環状リップを有することが具合よい。
【0021】同一の管に数個の異なった形式のシールを
組み合わせることが可能である。管の端部におけるシー
ルの位置は、管の端部がスリーブ内に挿入されたときに
シールがスリーブの内部にあり、従って管とスリーブと
の間の閉鎖を与えるように選定される。より正確には、
シールは、穴を通過する漏洩を防止するために、締結用
リングが装着されたときにほぞの端部が入るであろう穴
と管の端部との間に置かれた位置に配置されことが適切
である。
【0022】スリーブの外面は、締結用リングが取り付
けられた後でこれが回ることを防ぐ停止部を有すること
が好ましい。停止部の位置は、一般に、リングがその最
終位置にあるときにリングの2個の端部の一方の直近に
あるように選定される。この方法で、リングは最早どち
らの方向にも回らない。これに関連して、一方の方向に
おける回転は穴の狭い部分により限定され、反対方向に
おいては停止部により限定される。従って、管の振動又
は回転を受けた場合でも不意に締結が外れることはな
い。
【0023】スリーブの外面に、リングの軸方向位置決
めに便利なように突起で境界を定められた座を設けるこ
とが有利である。この突起は、例えば、2個の円形の列
がリングの幅に相当するその分離を形成するように、ス
リーブの周囲の周りに一様な間隔を空けて置かれかつ円
周方向に配された小さなパッドより構成することができ
る。これらは、同じ分離の2個の連続した、又は不連続
のリブより等しく構成される。これら突起はスリーブ上
における締結用リングの位置決めを容易にし、かつスリ
ーブの補強に役立つであろう。このため、2個の連続リ
ブの使用が好ましい。
【0024】別の実施例によれば、スリーブ内の空間は
リング付き管の端部の置かれる内部停止部を形成してい
る環状のショルダーを備える。
【0025】スリーブに入る管の通過する端部からスリ
ーブを考えた場合、この環状の停止部はリングのほぞが
通過する穴の後方に置かれる。この停止部はリング付き
管がスリーブ内に深く入り過ぎることを防止する。
【0026】好ましくは、環状ショルダーの内側の縁
は、スリーブと同軸の突起であってかつリング付き管の
端部が入る環状領域をスリーブの内面と共に形成してい
る突起を持つ。
【0027】突起は、これを円周方向で連続又は不連続
となし得るが、後者の場合は、突起は少なくもスリーブ
の穴の狭い部分と同一線上にあることが好ましい。
【0028】環状のショルダーにはスリーブと同軸の円
筒が取り付けられ、その直径は環状ショルダーの内径に
相当することが有利である。
【0029】環状ショルダーの内側の縁のこの突起のた
め、締結用リングを提供するためのほぞ及び/又はシー
ルにより或る場合に齎される半径方向の圧縮荷重に対し
て管を補強することができる。更に、環状ショルダーと
その突起とは、管の端部付近の管継手の内部の流体を流
れ易くすることに役立つことできる。
【0030】有利な別の実施例によれば、管継手は、リ
ング付き管の端部の内側に入れられる補強用部品を備え
る。
【0031】この部品はスリーブの内側を補強し、締結
用リング取付け用のほぞ及び又はシールにより或る場合
に齎される半径方向の圧縮荷重に対してスリーブを補強
する。更に、長さが十分ならば、この部品はスリーブ入
り口において管を補強する。この方法で、例えば管を曲
げるときにスリーブの縁が管を破損させる危険が無くさ
れる。この部品は、その一方の端部において、連続又は
不連続の外向きの環状リムを有することが好ましい。こ
の部品が管の端部に置かれたままに留まりかつその内部
で軸方向に動かないことを保証するために、その外径
は、部品をスリーブ内に差し込むことができるようなも
のである。この部品は、この用途及び輸送される流体に
適した適宜の材料、例えば金属又はプラスチックで作る
ことができる。その断面は管の内側の形状に適合し、か
つ一般には円形である。
【0032】別の実施例では、リング付き管に向いたス
リーブの端部は、特にこの中への管の挿入を容易にする
ように円錐台部分を持つ。
【0033】円錐台部分は、比較的大きな直径の管を管
継手に連結するのに特に有用である。実際、スリーブの
内径としてリング付き管の最大外径と実質的に等しい直
径を有し、スリーブ入口に置かれた円錐台部分は、管の
挿入を容易にするであろう。更に、この円錐台部分によ
り、管の端部がスリーブ内に差し込まれるときの管の端
部に置かれたシールの移動又は損傷が避けられる。
【0034】スリーブに外面において、管継手はほぞの
案内用の溝を有することが有利である。この溝は連続と
し、又は穴の近くにだけあるようにすることができる。
これは、スリーブの周りに締結用リングを設置している
ときのほぞの穴内への案内を許し、これは、組立が容易
でない場所において連結作業を行うとき、管の見えない
作業者がこれを連結するときに有効である。
【0035】本発明のその他の利点及び特徴は、付属図
面に基づく非限定的な例示により説明される本発明によ
るある特定の管継手の詳細な説明より明らかになるであ
ろう。
【0036】
【実施例】種々の図面において同じ番号は同じ部品を示
す。
【0037】図1a、1b及び1cにおいて、締結用リ
ングが全体として番号10により示される。これは、内
向きに突き出しかつ直径方向反対側におかれた2個のほ
ぞ12を備える。リング10にはスロット14が作ら
れ、その両端は、リングをスリーブの周りに適合させる
ために、半径方向で分離される。リング10のスロット
14の幅はスリーブの外径及びリングの柔軟性の関数と
して選ばれる。このリングは、スリーブの周りに適合さ
せるためにこれを半径方向で広げ得るように十分に柔軟
な材料で作られるべきことは言うまでもない(図3参
照)。
【0038】図1bにおいては、リング10の外面上の
補強用リブ16が見られる。
【0039】図1b及び1cにおいては、各ほぞ12の
狭い基部13が見られる。
【0040】図2a、2b及び2cは、本発明による管
継手のスリーブ18の種々の図を示す。締結用リング
(図示せず)が置かれる座20を見ることができる。こ
の座は締結用リングが置かれたときに案内として作用す
るリブ22により両側が定められる。この座の中央には
案内溝24が設けられ、締結用リング10が取り付けら
れたとき、リングのほぞ12がこの中で滑ることができ
る。
【0041】スリーブの外面には停止具26が設けられ
る。穴28は広い部分30と隣接の狭い部分32とを備
える。穴28の広い部分30はリング10のほぞ12が
容易に貫通できるような大きさにされ、一方、穴28の
狭い部分32はほぞの基部がこの中に組み合い得るよう
にその関数として大きさが決められ、このため締結用リ
ング10が取り付けられた後で半径方向に広がることが
防止される。
【0042】リング付き管(図示せず)が入れられるス
リーブの内側の空間34はリング付き管のための停止部
を形成している環状のショルダー36を備える。
【0043】図3a、4a、3b、4b及び3c、4c
は、本発明による管継手の連結の順序を示す。
【0044】図3a及び4a(後者は図3aのAAにお
ける断面を示す)において、スリーブ18の周りに取り
付けられるように半径方向で広げられた締結用リング1
0を見ることができる。ほぞ12は適宜の位置にあり、
かつ案内溝24の底に押し付けられている。
【0045】締結用リング10を図3aの矢印で示され
た方向に回すことにより、ほぞ12は穴28の広い部分
30を通過する。この寸法はこの目的で選定されてい
る。ほぞ12は穴28の狭い部分32より広いが広い部
分30よりは狭いので、ほぞは広い部分においてのみ直
接組み合うことができる。締結用リング10は半径方向
に広げられているため張力下にあり、このため、ほぞ1
2は、図3b及び4bに示されるように、穴28の広い
部分30と向き合うと直ちにこの中に押し込まれるであ
ろう。
【0046】締結用リング10を同じ方向に回し続ける
と、ほぞ12の狭い基部13が穴28の狭い部分32と
組み合う。この位置では、締結用リング10はもはや半
径方向に広がることはできない。予め端部がスリーブの
内側34に差し込まれているリング付き管の2個のリブ
間にほぞ12の端部が組み合わせられ、リング付き管を
軸方向で保持する。
【0047】図3c及び4cに示されたようにリングが
その最終位置にあるときは、停止具26が締結用リング
10の逆方向の回転を防ぐ。即ち、締結用リング10
は、停止具26と接触しているその端部を幾らか持ち上
げることなしには、その最初の位置に戻すことはできな
い。有効性のため、停止具26の位置は、締結用リング
10がその最終位置にあるときに、その端部の直近にあ
り又は端部と接触しているように選定されることが好ま
しいのは明らかである。そこで、管継手が振動を受け、
又は回転運動を受けている場合でも、この締結はそれ自
体で外れることはない。
【0048】図5は、本発明による2個の管継手40と
42、及びねじ込み式カバー46によって盲蓋をされた
検査用開口または側方管路の連結用の開口44を備えた
T字ピース38を示す。
【0049】この用具は家庭暖房用燃料の配管に使用す
るように設計された。これは、弗化ポリビニリデンSOLE
F(商品名、SOLVAY社)より作られたDRAKA POLVA社のRE
NOFLEX(商品名)リング付き管を2本、一緒に連結す
る。この管は極めて厳しい条件の場合でも優れた耐食性
と耐老化性とを示す。この管の外見は極めて特殊であ
り、波形が均一でなくて、数個のリブと溝とが純粋に円
筒状の部分で分離された分割グループの形である。図5
の管継手用要素はこの種の管の連結に特に有効である。
【0050】管継手40及び42は前の図面に示された
ものと同じ形式のものである。組立て後、ほぞ12の端
部はこの管の2組のリブと溝とのグループの間に置かれ
る。この方法で、管はスリーブ内で軸方向に動くことが
できない。
【0051】管48には、外向きに尖ったリップ52が
設けられた台形断面の円環状シール50が取り付けら
れ、毒性又は腐食性の蒸散物のいかなる漏洩も防いでい
る。
【0052】管継手40内部の空間には、リング付き管
の停止部を形成している環状のショルダー36が設けら
れる。環状ショルダーの内側の縁に円筒状の突起54が
設けられ、これがスリーブの内壁と共に、内部に管48
の端部を収容する環状領域を形成する。この領域は管に
対する案内として作用し、管継手の内側の流体の流れを
改善する。家庭暖房用の燃料管路に意図された管路網の
場合は、この環状ショルダー36とこの突起54とは、
煙突の塵掃除にも好都合であり、すすや凝縮物が管継手
と管との間にたまることを防ぐ。管の端部は、スリーブ
内への挿入後に、内側円筒部品56により補強され、こ
の部品の端部は外向きに突き出した環状リムを有し、こ
れが管の中への侵入を限定する。
【0053】本発明の実施態様は次の通りである。
【0054】1.内径が少なくもリング付き管の最大外
径に等しく、かつその内部にリング付き管の一方の端部
を収容する少なくも1個のスリーブ(18)と、締結用
リング(10)とを具備するリング付き管の締結用管継
手において、スリーブ(18)が、隣接しかつ相互に連
絡している広い部分(30)と狭い部分(32)とを各
々が有する、周方向に並べられた少なくも2個の穴(2
8)を有し、リング(10)が、周囲方向において不連
続であり、半径方向において変形可能であり、各々が狭
い基部(13)を有する内側に突出した少なくとも2つ
のほぞ(12)を備えており、各ほぞ(12)が穴(2
8)の広い部分(30)を通過し、管(48)をスリー
ブ(18)内で軸方向に保持するために管(48)のリ
ング付き構造内に係合するように、リング(10)をス
リーブ(18)の回りに配置することができ、リング
(10)の半径方向運動も防ぐように、リング(10)
の回転によって、ほぞの各々の狭い基部(13)を穴
(28)の狭い部分(30)内に適合させることが可能
であることを特徴とする締結用管継手。
【0055】2.管の外面とスリーブ(18)との間
で、管の端部の近くに置かれた少なくも1個のシール
(50)を更に備えた実施態様1による締結用管継手。
【0056】3.スリーブ(18)の外面に、締結用リ
ング(10)の挿入後の回転を防止する停止具(26)
を備える先行実施態様のいずれかによる締結用管継手。
【0057】4.リング(10)の軸方向位置決めを容
易にするため、スリーブ(18)の外面に突起(22)
により境界の定められた座(20)が設けられた先行実
施態様のいずれかによる締結用管継手。
【0058】5.スリーブ(18)内側の空間(34)
が、リング付き管の端部の置かれる内部停止部を形成し
ている環状ショルダー(36)を備えた先行実施態様の
いずれかによる締結用管継手。
【0059】6.環状ショルダー(36)の内側の縁
が、スリーブ(18)と同軸でかつリング付き管の端部
を収容する環状領域をスリーブの内面と共に形成してい
る突起(54)を有する実施態様5による締結用管継
手。
【0060】7.リング付き管の端部の内側に挿入され
た補強用部品(56)を更に備えた先行実施態様のいず
れかによる締結用管継手。
【0061】8.リング付き管の方に先端の向いたスリ
ーブ(18)の端部が円錐台状の部分を有する先行実施
態様のいずれかによる締結用管継手。
【0062】9.スリーブの外面に、ほぞ(12)案内
用の溝(24)を有する先行実施態様のいずれかによる
締結用管継手。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結用リングの正面図(a)、締結用リングの
側面図(b)、及び締結用リングを通る長手方向断面図
(図1aのBBにおける断面)(c)を示す。
【図2】スリーブの端部の側面図(a)、及びスリーブ
を通る横断断面図(軸線に垂直な面において穴の中心を
通過する断面)(b)、及びスリーブを通る長手方向断
面図(軸線を含んだ面において穴の中心を通過する断
面)(c)を示す。
【図3】リング付き端部とスリーブの連結の際の種々の
段階を横断方向断面において示す。
【図4】それぞれ図3a、b及びcのスリーブのA−
A、B−B及びC−Cにおける長手方向断面を示す。
【図5】本発明による管継手を2個備えたT字形部品を
示す。
【符号の説明】
10 締結用リング 12 ほぞ 13 基部 18 スリーブ 28 あな 30 広い部分 32 狭い部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径が少なくもリング付き管の最大外径
    に等しく、かつその内部にリング付き管の一方の端部を
    収容する少なくも1個のスリーブと、締結用リングとを
    具備するリング付き管の締結用管継手において、 スリーブが、隣接しかつ相互に連絡している広い部分と
    狭い部分とを各々が有する、周方向に並べられた少なく
    も2個の穴を有し、 リングが、周囲方向において不連続であり、半径方向に
    おいて変形可能であり、各々が狭い基部を有する内側に
    突出した少なくとも2つのほぞを備えており、 各ほぞが穴の広い部分を通過し、管をスリーブ内で軸方
    向に保持するために管のリング付き構造内に係合するよ
    うに、リングをスリーブの回りに配置することができ、 リングの半径方向運動も防ぐように、リングの回転によ
    って、ほぞの各々の狭い基部を穴の狭い部分内に適合さ
    せることが可能であることを特徴とする締結用管継手。
JP7266139A 1994-09-23 1995-09-21 リング付き管の締結用管継手 Pending JPH08338577A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
BE09400866 1994-09-23
BE9400866A BE1008705A3 (fr) 1994-09-23 1994-09-23 Raccord de fixation pour un tube annele.

Publications (1)

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JPH08338577A true JPH08338577A (ja) 1996-12-24

Family

ID=3888376

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JP7266139A Pending JPH08338577A (ja) 1994-09-23 1995-09-21 リング付き管の締結用管継手

Country Status (8)

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US (1) US5632512A (ja)
EP (1) EP0703397B1 (ja)
JP (1) JPH08338577A (ja)
AT (1) ATE184085T1 (ja)
BE (1) BE1008705A3 (ja)
DE (1) DE69511809T2 (ja)
ES (1) ES2135657T3 (ja)
GR (1) GR3031862T3 (ja)

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EP0703397B1 (en) 1999-09-01
EP0703397A1 (en) 1996-03-27
ES2135657T3 (es) 1999-11-01
GR3031862T3 (en) 2000-02-29
US5632512A (en) 1997-05-27
ATE184085T1 (de) 1999-09-15
DE69511809D1 (de) 1999-10-07
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