JPH05251271A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents

電気二重層コンデンサ

Info

Publication number
JPH05251271A
JPH05251271A JP8317592A JP8317592A JPH05251271A JP H05251271 A JPH05251271 A JP H05251271A JP 8317592 A JP8317592 A JP 8317592A JP 8317592 A JP8317592 A JP 8317592A JP H05251271 A JPH05251271 A JP H05251271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric double
layer capacitor
double layer
electrolytic solution
surfactant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8317592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3114337B2 (ja
Inventor
Yukari Kibi
ゆかり 吉備
Junji Tabuchi
順次 田渕
Takayuki Saito
貴之 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8317592A priority Critical patent/JP3114337B2/ja
Publication of JPH05251271A publication Critical patent/JPH05251271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114337B2 publication Critical patent/JP3114337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固体活性炭または活性炭厚膜を分極性電極に
用いた電気二重層コンデンサの生産性を向上させると共
に信頼性を向上させる。 【構成】 電解液に非イオン界面活性剤あるいはスルホ
ン酸塩型界面活性剤を第2成分として含有させる。 【効果】 電解液を短時間で含浸することができ、また
電解液が充分分極性電極内部に含浸されるため、コンデ
ンサとしての静電容量が向上し、電圧印加時のガスの発
生を防ぐことができ、また静電容量の経時変化の少ない
電気二重層コンデンサが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気二重層コンデンサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは、電極と電解液
の界面に生じる電気二重層を利用した大容量コンデンサ
であり、用途は主にVTR、カメラ、電話機などのマイ
コンやメモリのバックアップである。近年、電子部品の
小型化が強く要求されており、電気二重層コンデンサの
小型化を図るためには、単位重量当たりの容量が大きな
電極材料を開発することと、電極材料の充填密度を向上
させる必要がある。従来の電気二重層コンデンサの分極
性電極としては活性炭粉末または活性炭繊維が用いられ
てきた。これらの分極性電極では粉末間または繊維間の
電気的接続を取るために加圧圧縮されなければならない
ため、小型化、電気二重層コンデンサの低抵抗化に限界
があった。また単位体積当たりの容量の向上にも限界が
あった。
【0003】そこで、これらの問題点を解決する分極性
電極が近年開発されるに至った。例えば、特願平3−8
1262号に開示されているように、活性炭粉末とフェ
ノール樹脂粉末の混合物を加熱加圧下で金型成型し、さ
らに熱処理することにより得られる活性炭/ポリアセン
系材料複合体がこれに適した分極性電極であることが見
い出されている。また、特開昭64−2314号公報に
開示されているように、活性炭粉末または活性炭繊維と
コールタールまたはピッチを混合し、非酸化性雰囲気中
で熱処理することにより得られる活性炭粉末あるいは活
性炭繊維と炭素質から構成される電極もある。また、特
開昭62−292612号公報に開示されているような
粘結性を有する石炭を型枠に入れ、固化温度以上で乾留
焼成後、水蒸気賦活して得られるような固体活性炭も電
気二重層コンデンサの分極性電極として使用することが
できる。さらに、特開平3−78221号公報に開示さ
れているように、活性炭粉末を高温、加圧下でパルス状
電圧を印加して活性炭粉末を焼結せしめることにより得
られる固体活性炭も電気二重層コンデンサの分極性電極
として使用することができる。これらのいずれの方法に
よっても固体活性炭が得られることは周知となってい
る。
【0004】またコンデンサの小型化、薄型化の点か
ら、特願平3−81262号に開示されているように、
活性炭粉末とフェノール樹脂に溶媒を加えて混合したペ
ーストを基板上に成膜し、熱処理を施すことによって得
られる厚さ数十から数百ミクロンの活性炭厚膜電極が開
発されている。また特開昭61−110416号公報お
よび特開平2−266509号公報に開示されているよ
うに、従来の活性炭粉末を用いたペースト状分極性電極
の場合、ペースト性向上のために電解液に界面活性剤を
添加する方法が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような固体活性炭あるいは活性炭厚膜を分極性電極とし
て用いた場合、分極性電極である活性炭が疎水性である
ため電解液の含浸に非常に時間がかかり、特にブロック
状固体活性炭においては電極の細孔内部まで電解液を含
浸するのに6時間以上必要であった。また、一度含浸し
ても時間が経つにつれて活性炭表面と電解液が分離する
ため静電容量の経時変化が大きく、また電解液が充分に
含浸されていない場合にはコンデンサの静電容量が低下
し、コンデンサへの電圧印加時に活性炭電極の細孔中に
残ったガスが発生するという問題点があった。本発明の
目的は、このような従来の問題点を解決して、電解液が
短時間で充分に分極性電極内部に合浸される電気二重層
コンデンサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、固体活
性炭を分極性電極として用いる電気二重層コンデンサに
おいて、電解液に界面活性剤を第2成分として含有した
ことを特徴とする電気二重層コンデンサである。本発明
の第2は、活性炭厚膜を分極性電極として用いる電気二
重層コンデンサにおいて、電解液に界面活性剤を第2成
分として含有したことを特徴とする電気二重層コンデン
サである。
【0007】界面活性剤としては、非イオン性界面活性
剤またはスルホン酸塩型界面活性剤が望ましい。このう
ち非イオン性界面活性剤は、アルキルフェノールにエチ
レンオキサイドを付加させた下記一般式で示されるポリ
オキシエチレンアルキルフェノールであるか、
【化3】 (式中、R1は炭素数が5〜20の炭化水素基、nは1
〜20の整数である。)あるいは、高級アルコールにエ
チレンオキサイドを付加させた下記一般式で示されるポ
リオキシエチレン高級アルコールのようなポリエチレン
グリコール型界面活性剤が好ましい。 R2−O(CH2CH2O)nH (式中、R2は炭素数が8〜22の炭化水素基、nは1
〜20の整数である。)また、スルホン酸塩型界面活性
剤は、下記一般式で表される界面活性剤であるか、 R3SO3M (式中、R3は炭化水素基、Mはアルカリ金属を示
す。)あるいは下記一般式で表される界面活性剤である
ことが好ましい。
【化4】 (式中、R4は炭素数が5〜20の炭化水素基、Mはア
ルカリ金属を示す。)電解液中の界面活性剤添加量は
0.001〜0.5重量%の範囲が適当である。
【0008】
【作用】固体活性炭あるいは活性炭厚膜を分極性電極に
用いた電気二重層コンデンサにおいて、電解液に硫酸水
溶液中でも分解しない非イオン性界面活性剤あるいはス
ルホン酸塩型界面活性剤を第2成分として含有させるこ
とによって、電解液を短時間で含浸させることができ、
また電解液が充分分極性電極内部に含浸されるため、コ
ンデンサとしての静電容量が向上し、電圧印加時のガス
の発生を防ぐことができ、また静電容量の経時変化を低
減させることができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 実施例1 フェノール系活性炭粉末とフェノール樹脂粉末(商品名
ベルパール(登録商標)・鐘紡株式会社製)の重量比が
70/30になるように秤量し、ボールミルにて乾式混
合を行った。この混合粉末10gを150℃、100k
g/cm2の圧力で10分間、金型成型し、50×35
mm2、厚さ6mmの活性炭含有フェノール樹脂板を得
た。これを電気炉中、N2雰囲気下で900℃で2時間
熱処理を行った。昇降温速度は10℃/hとした。得ら
れた固体活性炭の寸法は、47×33×6mm3の直方
体であり、分極性電極となる。ガラス状カーボン製集電
体は一部に円筒形の突起が設けてあり、円筒形の突起部
にはネジ穴が設けてある。これらをカーボン系導電性接
着剤で一体化した。導電性接着剤をガラス状カーボン製
集電体に塗布し、分極性電極と接着し、150℃で30
分間熱硬化した。この後、電気炉中、N2雰囲気下で8
00℃で30分間熱処理を行い、導電性接着剤を炭化し
た。
【0010】次に本実施例で作製した電気二重層コンデ
ンサの構造を図1を用いて説明する。上述した集電体2
を一体化した分極性電極1を片側電極として同じ構成の
片側電極をもう一つ用意し、厚さ25μmのポリプロピ
レン製セパレータ3を挟んで向かい合わせた。これらを
ポリプロピレン製容器蓋4bにエポキシ樹脂をシーリン
グ剤として接着封止した。分極性電極1に電解液を含浸
させるために、全体を真空にした後、ポリプロピレン製
容器4aに電解液を注入しながら、上述した2つの分極
性電極1を挿入した。電解液として、30重量%の硫酸
水溶液にノニルフェノールエチレンオキサイド7モル付
加物を0.01重量%溶解させて均一溶液とし、30分
間真空含浸した。ポリプロピレン製容器4aと蓋4bの
封止断面の4つの角とも封止が行い易いように外周で半
径4mmに角を丸めてある。この蓋4bと容器4aを出
力1200W、周波数21kHzの超音波融着機により
封止した。超音波融着の条件は、融着前および融着中
1.0kg/cm2の加圧、加圧後発振、融着時間0.
5秒とした。封止した容器4aの蓋4bの外側からネジ
が切ってあるステンレス製端子5を接続した。このよう
にして本発明の電気二重層コンデンサを試作した。
【0011】このようにして得られた電気二重層コンデ
ンサ10個の静電容量と等価直列抵抗を測定した。電気
二重層コンデンサの両極の間に0.9Vを印加し、6時
間定電圧充電を行い、100mAで定電流放電させ、電
圧が0.54Vから0.45Vに降下するのに要した時
間から、電気二重層コンデンサの容量を求めた。また、
交流四端子法によりこれらの電気二重層コンデンサのイ
ンピーダンスを測定した。入力信号電圧を10mVrms
とし、1kHzの時のインピーダンスの実数部を等価直
列抵抗とした。また電解液にノニルフェノールエチレン
オキサイド7モル付加物を添加しないという条件以外は
前述の内容と全く同一の電気二重層コンデンサを作製し
た。これらの本発明例と従来例の電気二重層コンデンサ
それぞれ10個について測定した静電容量と等価直列抵
抗の平均値を次の表1にまとめる。
【0012】
【表1】 ───────────────────────────────── 電解液含浸時間 静電容量 等価直列抵抗 (時間) (F) (mΩ) ───────────────────────────────── 本発明例 0.5 1004 39.0 6.0 1008 38.2 ───────────────────────────────── 従来例 0.5 296 50.1 6.0 984 38.0 ─────────────────────────────────
【0013】このように、従来は固体活性炭分極性電極
への電解液の含浸に6時間以上要していたのに対し、本
発明のように界面活性剤を電解液に含有させることによ
り、約30分で充分となった。また電圧印加時における
ガス発生はみられなかった。また、ここに示した固体活
性炭以外にも、活性炭粉末または活性炭繊維とコールタ
ールまたはピッチを混合し、非酸化性雰囲気中で熱処理
して得られる固体活性炭、粘結性を有する石炭を型枠に
入れ固化温度以上で乾留焼成後、水蒸気賦活して得られ
る固体活性炭、あるいは活性炭粉末を高温、加圧下でパ
ルス状電圧を印加して活性炭粉末を焼結して得られる固
体活性炭においても同様の結果が得られた。
【0014】実施例2 実施例1においてノニルフェノールエチレンサキサイド
7モル付加物0.01重量%をヤシ油還元アルコールエ
チレンオキサイド10モル付加物0.01重量%に置き
換えたほかは、実施例1と同様にして電気二重層コンデ
ンサを作製した。得られた電気二重層コンデンサの電解
液含浸時間0.5(時間)における静電容量と等価直列
抵抗はそれぞれ991(F)、48.3(mΩ)であっ
た。
【0015】実施例3 図2に本実施例の電気二重層コンデンサの基本構成の断
面図を示す。まず、図3、図4に分極性電極(活性炭厚
膜)13の作製方法を説明する。フェノール系活性炭粉
末とフェノール樹脂粉末(商品名ベルパール(登録商
標)・鐘紡株式会社製)とメチルセロソルブの重量比が
70/30/82になるようにペースト状に混合した。
このペースト状混合物を200メッシュのステンレス製
スクリーンを用いて、図3に示すように、面積50×5
0mm2 、厚さ0.2mmのガラス状カーボン基板11
の片面に40×40mm2の面積に印刷し、オーブン
中、150℃で30分間熱硬化させた。また、図4は面
積50×50mm2、厚さ0.2mmのガラス状カーボ
ン基板12の両面に図3と同様の熱硬化膜を形成した。
これらを電気炉中、N2雰囲気下で900℃、2時間熱
処理を行い、活性炭厚膜電極13を作製した。昇降温速
度は100℃/hとした。これらの活性炭厚膜に30w
t%硫酸水溶液にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムを0.02重量%溶解させ均一溶液としたものを滴下
し、30分間真空含浸を行い、活性炭厚膜内部に電解質
溶液を含浸させた。
【0016】次に、図3の構造の活性炭厚膜13が形成
されたガラス状カーボン基板11の活性炭厚膜側に、5
0×50mm2、厚さ0.2mmのブチルゴムシートか
ら中心部40×40mm2を切りとったガスケット10
を貼り合わせものを1枚、ブチルゴム製ガスケット10
のないものを1枚用意した。図4の構造の活性炭厚膜1
3が形成されたガラス状カーボン基板12の片側に同様
にブチルゴム製ガスケット10を貼り合わせたものを5
組用意した。次に図2に示すように、図3の構造のガラ
ス状カーボン基板11上分極性電極13が内側になるよ
うに両端に配置し、その間に図4の構造のガラス状カー
ボン基板12上分極性電極13と、30wt%硫酸水溶
液を浸した厚さ110μmのポリエチレン製セパレータ
9を交互に挟み、全体を加熱加圧することにより、ブチ
ルゴム製ガスケット10とガラス状カーボン基板7を貼
り合わせ、さらに外側から耐硫酸性エポキシ樹脂を塗り
込むことによって封止した。次に図5に示すように外側
のガラス状カーボン基板側にそれぞれ端子取り出し用突
起部を有する厚さ0.3mmのステンレス板15を導電
性接着剤を用いて接着し、全体を絶縁性フィルムで絶縁
した後、厚さ0.2mmのステンレス製ケース16に収
納した。
【0017】このように作製した電気二重層コンデンサ
10個と、電解液にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを添加しないという条件以外は前述の内容と全く同
一の従来の電気二重層コンデンサ10個に、5.0Vを
印加し、1時間定電圧充電を行った後、1mAで定電流
放電させ、電圧が3.0Vから2.5Vに降下するのに
要した時間から静電容量を求めた。また等価直列抵抗
は、1kHz、10mAの定電流をこの電気二重層コン
デンサに流し、その時両端に現れる電圧から求めた。そ
れぞれの平均値を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】また、前述の本発明例及び従来例のそれぞ
れ10個の電気二重層コンデンサを70℃の温度雰囲気
で各コンデンサに直流5.5Vの電圧を印加した状態で
72時間の高温負荷試験を実施した後、各コンデンサの
静電容量を測定した。試験前の初期値に対する試験後の
値の静電容量の変化率は下の表3のようになった。
【0020】
【表3】
【0021】このように、本発明の電気二重層コンデン
サは従来の電気二重層コンデンサに比べて静電容量の経
時的な変化が減少することがわかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
解液に界面活性剤を第2成分として含有させることによ
って、分極性電極への電解液の含浸時間を著しく短縮す
ることができる。また含浸後の活性炭表面と電解液の分
離による静電容量の経時変化の低減、コンデンサへの電
圧印加時のガスの発生を抑える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体活性炭を分極性電極に用いた
電気二重層コンデンサの一例の断面図である。
【図2】本発明による活性炭厚膜を分極性電極に用いた
電気二重層コンデンサの一例の断面図である。
【図3】集電体基板の片面に形成した活性炭厚膜分極性
電極の断面図である。
【図4】集電体基板の両面に形成した活性炭厚膜分極性
電極の断面図である。
【図5】本発明の活性炭厚膜を分極性電極に用いた電気
二重層コンデンサの一例の外観説明図である。
【符号の説明】
1 固体活性炭分極性電極 2 ガラス状カーボン製集電体 3 セパレータ 4a 容器 4b 容器蓋 5 端子 9 セパレータ 10 ブチルゴム製ガスケット 11,12 ガラス状カーボン基板 13 活性炭厚膜 14 電気二重層コンデンサ 15 ステンレス板 16 ステンレス製ケース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体活性炭を分極性電極として用いる電
    気二重層コンデンサにおいて、電解液に界面活性剤を第
    2成分として含有したことを特徴とする電気二重層コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 活性炭厚膜を分極性電極として用いる電
    気二重層コンデンサにおいて、電解液に界面活性剤を第
    2成分として含有したことを特徴とする電気二重層コン
    デンサ。
  3. 【請求項3】 界面活性剤が非イオン性界面活性剤であ
    る請求項1または2に記載の電気二重層コンデンサ。
  4. 【請求項4】 非イオン性界面活性剤が、ポリエチレン
    グリコール型界面活性剤である請求項3記載の電気二重
    層コンデンサ。
  5. 【請求項5】 非イオン性界面活性剤が、アルキルフェ
    ノールにエチレンオキサイドを付加させた下記一般式で
    示されるポリオキシエチレンアルキルフェノールである
    請求項4記載の電気二重層コンデンサ。 【化1】 (式中、R1は炭素数が5〜20の炭化水素基、nは1
    〜20の整数である。)
  6. 【請求項6】 非イオン性界面活性剤が、高級アルコー
    ルにエチレンオキサイドを付加させた下記一般式で示さ
    れるポリオキシエチレン高級アルコールである請求項4
    記載の電気二重層コンデンサ。 R2−O(CH2CH2O)nH (式中、R2は炭素数が8〜22の炭化水素基、nは1
    〜20の整数である。)
  7. 【請求項7】 界面活性剤がスルホン酸塩型界面活性剤
    である請求項1または2に記載の電気二重層コンデン
    サ。
  8. 【請求項8】 スルホン酸塩型界面活性剤が、下記一般
    式で表される界面活性剤である請求項7記載の電気二重
    層コンデンサ。 R3SO3M (式中、R3は炭化水素基、Mはアルカリ金属を示
    す。)
  9. 【請求項9】 スルホン酸塩型界面活性剤が、下記一般
    式で表される界面活性剤である請求項7記載の電気二重
    層コンデンサ。 【化2】 (式中、R4は炭素数が5〜20の炭化水素基、Mはア
    ルカリ金属を示す。)
JP8317592A 1992-03-05 1992-03-05 電気二重層コンデンサ Expired - Fee Related JP3114337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8317592A JP3114337B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電気二重層コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8317592A JP3114337B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電気二重層コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05251271A true JPH05251271A (ja) 1993-09-28
JP3114337B2 JP3114337B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=13794955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8317592A Expired - Fee Related JP3114337B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電気二重層コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114337B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324049B1 (en) 1996-12-09 2001-11-27 Nec Corporation Electric double layer capacitor
WO2008020649A1 (fr) * 2006-08-15 2008-02-21 National University Corporation Okayama University Solution électrolytique et condensateur
US8050013B2 (en) * 2007-07-09 2011-11-01 Panasonic Corporation Capacitor and method of producing the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5659739B2 (ja) 2010-11-30 2015-01-28 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324049B1 (en) 1996-12-09 2001-11-27 Nec Corporation Electric double layer capacitor
WO2008020649A1 (fr) * 2006-08-15 2008-02-21 National University Corporation Okayama University Solution électrolytique et condensateur
US8050013B2 (en) * 2007-07-09 2011-11-01 Panasonic Corporation Capacitor and method of producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3114337B2 (ja) 2000-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8411413B2 (en) High voltage EDLC cell and method for the manufacture thereof
US6201685B1 (en) Ultracapacitor current collector
US6558437B2 (en) Method of making an ultracapacitor electrode
Yoshida et al. Electric double-layer capacitors with sheet-type polarizable electrodes and application of the capacitors
US3901733A (en) Thin film solid electrolyte structures and process of making same
KR20110056231A (ko) 고체 전해 콘덴서의 제조 방법
EP0864167A1 (en) Double layer capacitor with porous carbon electrodes and method for manufacturing these electrodes
JPH11224834A (ja) 分極性電極、その製造方法、及びその分極性電極を用いた電気二重層コンデンサ
JP3114337B2 (ja) 電気二重層コンデンサ
KR102013173B1 (ko) 울트라커패시터 전극용 조성물, 이를 이용한 울트라커패시터 전극의 제조방법 및 상기 제조방법을 이용하여 제조된 울트라커패시터
JP3270175B2 (ja) 電気二重層コンデンサ
JPS62200715A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP4587522B2 (ja) 電気二重層コンデンサ
KR20010077060A (ko) 전기 에너지 저장 장치 및 그 제조방법
JPH0574657A (ja) 電気二重層コンデンサとその製造方法
JP2001185452A (ja) 電気二重層コンデンサおよびその製造方法
JP2716334B2 (ja) 電気二重層コンデンサ
JP2009200368A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP2677214B2 (ja) 電気二重層コンデンサ及びその製造方法
JPH05304047A (ja) 分極性電極およびその製造法
TW201302887A (zh) 電解質材料調配物、由此形成之電解質材料組合物及其用途
RU2809837C2 (ru) Плоский тонкий суперконденсатор с низким сопротивлением и способ его изготовления
JPH1197295A (ja) 電気二重層コンデンサ及びその製造方法並びに電極、セパレータ
JPH07111937B2 (ja) 電気二重層コンデンサの製造方法
JP2001155971A (ja) 電気二重層コンデンサおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees