JPH0525087Y2 - - Google Patents

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JPH0525087Y2
JPH0525087Y2 JP1985064869U JP6486985U JPH0525087Y2 JP H0525087 Y2 JPH0525087 Y2 JP H0525087Y2 JP 1985064869 U JP1985064869 U JP 1985064869U JP 6486985 U JP6486985 U JP 6486985U JP H0525087 Y2 JPH0525087 Y2 JP H0525087Y2
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optical head
arm
head
linear motor
leaf spring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光デイスク装置からのデータを読み出
すための光ヘツド駆動装置に係り、特に駆動部を
光ヘツド載置側に持ち来たした回動支点型のヘツ
ド駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来コンパクトデイスクなどの光デイスクを再
生する為の光ヘツドは、微小なトラツクに対して
高速に応答する必要がある。この目的を達成する
ために第5図に示すような駆動装置が提案されて
いる。すなわち光ヘツド部1を一端に、他端にカ
ウンタウエイト4をもつアーム5を軸受3で回動
するようになし、回動力はアームの中間に配した
リニアモーター2により駆動している。このよう
な駆動装置にあつては高速にかつ微小なサーボを
行なうには、軸受3を中心にアームを常に微小回
動させる必要があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この構成で軸受3が摩擦の多いメタル軸受等の
様に回転感度が悪いと静止状態から動作状態に或
は動作状態から静止状態に成る状態の非直線的な
動作でサーボ系の安定性を悪化させる欠点があつ
た。又感度を上げるには軸受けにガタを発生し、
ボールベアリングを用いると圧力の調整が必要で
その調整が複雑となる。この様な構成(ボールベ
アリング)だとしても初期状態では急激な摩擦力
が加わつてサーボ系のリニアテイを悪くする欠点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記欠点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところはトラツクの偏芯など高速
の応答に対しリニアリテイが良く、感度の安定な
ヘツド駆動装置を得んとするものである。この為
の手段はデイスク面と平行に回動する回転軸をも
つアームの一端に光ヘツド部をもつ駆動装置にお
いて、アーム部と光ヘツドを板バネで結合し、光
ヘツド部へ固定部より駆動力を与えるようになし
たヘツド駆動装置によつてなされる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図
A,Bについて説明する。第1図は本考案のヘツ
ド駆動装置の斜視図、第2図Aはヘツド部分の平
面図、第2図Bは第2図Aの側面図である。
第1図及び第2図に於いて、光ヘツド1の前側
面にコイル2aを配設し、該コイル2aの空心部
にヨーク2bを挿通し、マグネツト2cとによつ
てリニアモータ2を形成し光ヘツド1を矢印方向
に駆動力を与える。一方光ヘツド1はシヤフト3
aで回動しうるアーム5の一端に2枚の板バネ6
a,6bで連結されている。ここでアーム他端に
はカウンタウエイト部4を設け板バネ6a,6b
にはダンパゴム7a,7bが第2図Aのように重
ね合わされ粘性抵抗分を付加している。
上記した具体的構成の等価的な機械系は第3図
に示すように表わすことができる。即ち光ヘツド
部1の質量をM1とし、板バネ6a,6bのバネ
成分をL、ダンパ7a,7bゴムの粘性をRと
し、アーム5およびカウンタウエイト4の質量成
分はM2となる。ここでリニアモータ2による駆
動力をFとして質量M1を目標にサーボするわけ
である。軸受3部分の摩擦をΔとすると、従来
では質量M1とM2が略々一体であり、この摩擦
Δがそのまま駆動力Fに加わり光ヘツド1の動
きのサーボへ外乱として加わる。特にステイクス
リツプや静摩擦から動摩擦への変化など階段状の
変動はサーボ系へ大きな害を与えていたが、本考
案ではバネ成分Lとダンパゴムの粘性成分からな
るバネ系を介してメカニカルフイルタの機能が与
えられてアーム側に伝えられるために略々直流的
な負荷変動のみとなりデイスク偏芯へのサーボな
ど交流的なものへの害はほとんどなくなる。なお
第5図に光ヘツド側の質量M1をみた機械インピ
ーダンス特性を示すデイスクの回転に対応する偏
芯周波数、rよりバネ系と質量の共振周波数を低
く設定すると偏芯などへのサーボする力もインピ
ーダンスの減少により少くでき、且つ其の分、駆
動の効率も向上する。なお摩擦による直流負荷に
対しては通常サーボループゲインは大きく得られ
るため問題はない。この場合板バネ6a,6bが
直流的に変形するが、光ヘツドのデイスク面に対
する直角度には何んら影響はない。又デイスク面
を水平以外になるように設けられた装置でも同様
である。
〔考案の効果〕
本考案はデイスク面と平行に回動するアームの
前方に板バネで光ヘツドを保持しヘツドの前方に
これを駆動するリニアモータの駆動部を設けたの
でリニアモータの高速小駆動力に対しては上記板
バネの弾性により光ヘツドがアームやカウンタウ
エイトの回転軸系の負荷より切り放されて追従
し、この状態は駆動部の電磁制御により制動され
た高速制御で外部振動に強い構成であり、そのう
え大きな駆動力に対しては回転軸でアームが回動
し大きなストロークでヘツドを移動することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のヘツド駆動装置の斜視図、第
2図Aは本考案の光ヘツド部分の平面図、第2図
Bは第2図Aの側面図、第3図は本考案の光ヘツ
ド駆動装置の機械系の等価図、第4図は光ヘツド
側をみた機械インピーダンス特性図、第5図は従
来のヘツド駆動装置の斜視図である。 1……光ヘツド、2……リニアモータ、2a…
…コイル、2b……ヨーク、2c……マグネツ
ト、3……シヤフト、4……カウンタウエイト、
5……アーム、6a,6b……板バネ、7a,7
b……ダンパゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスク面と平行に回動するアームを軸支する
    回転軸と、上記アームの前方に板バネで保持する
    光ヘツドと、上記光ヘツドの前方に設けこれを駆
    動するリニアモータの駆動部と、上記アームの上
    記回転軸にたいする後方にウエイトバランスをと
    るカウンタウエイトを具備し上記リニアモータの
    高速小駆動力に対しては上記板バネの弾性で上記
    光ヘツドが追従し、大駆動力に対しては上記回転
    軸により上記アームが回動するようにしたことを
    特徴とするヘツド駆動装置。
JP1985064869U 1985-04-30 1985-04-30 Expired - Lifetime JPH0525087Y2 (ja)

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JP1985064869U JPH0525087Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP1985064869U JPH0525087Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61182959U JPS61182959U (ja) 1986-11-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609067B2 (ja) * 1981-09-17 1985-03-07 元治 沖倉 粘着剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609067U (ja) * 1983-06-27 1985-01-22 横河電機株式会社 磁気デイスク装置のアクチユエ−タ機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS609067B2 (ja) * 1981-09-17 1985-03-07 元治 沖倉 粘着剤組成物

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JPS61182959U (ja) 1986-11-14

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