JPH05250392A - リピート受注元票の自動発行システム - Google Patents
リピート受注元票の自動発行システムInfo
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- JPH05250392A JPH05250392A JP4978392A JP4978392A JPH05250392A JP H05250392 A JPH05250392 A JP H05250392A JP 4978392 A JP4978392 A JP 4978392A JP 4978392 A JP4978392 A JP 4978392A JP H05250392 A JPH05250392 A JP H05250392A
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- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 23
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims abstract description 9
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims abstract 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 36
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 8
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000005003 food packaging material Substances 0.000 description 1
- 230000001932 seasonal effect Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リピートオーダに係る商品の需要動向が予測
できるようにし、また、需要動向に合わせて受注時期並
びに製造投入時期を設定できるようにする。 【構成】 各月の納入数の比率を示すキャラクタ表示の
グラフを作成し、それによって定期商品を選定する。そ
して、個々の商品について過去3カ月の納入数推移から
需要数を予測し(S1)、受注残を需要数で割ることに
よって受注残が切れる時期を予測し、在庫数を需要数で
割ることによって在庫の切れる時期を予測する(S
2)。そして、受注残の切れる時期から標準リードタイ
ムを差し引いて受注残を切らさないための次回の受注時
期を算出し、また、在庫が切れる時期から標準リードタ
イムを差し引いて在庫を切らさないための未着手分の製
造投入時期を算出する(S3)。そして、設定した次回
受注時期の情報をリピート受注元票発行のため営業へ流
し、未着手分投入時期を工場に流す(S4)。
できるようにし、また、需要動向に合わせて受注時期並
びに製造投入時期を設定できるようにする。 【構成】 各月の納入数の比率を示すキャラクタ表示の
グラフを作成し、それによって定期商品を選定する。そ
して、個々の商品について過去3カ月の納入数推移から
需要数を予測し(S1)、受注残を需要数で割ることに
よって受注残が切れる時期を予測し、在庫数を需要数で
割ることによって在庫の切れる時期を予測する(S
2)。そして、受注残の切れる時期から標準リードタイ
ムを差し引いて受注残を切らさないための次回の受注時
期を算出し、また、在庫が切れる時期から標準リードタ
イムを差し引いて在庫を切らさないための未着手分の製
造投入時期を算出する(S3)。そして、設定した次回
受注時期の情報をリピート受注元票発行のため営業へ流
し、未着手分投入時期を工場に流す(S4)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一仕様の商品を繰り返
して受注する場合の受注情報を管理するリピート受注元
票の発行システムに関する。
して受注する場合の受注情報を管理するリピート受注元
票の発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】食品包装印刷等の分野では、絵柄その他
の仕様が変わらない商品を何度も繰り返して受注するこ
とが多い。そして、このように同一仕様で繰り返して受
注する商品に対しては、通常は、最初の受注時に受注番
号,納品先,納期,品名,数量といった受注情報を品目
毎に整理した受注元票を作成し、2回目以降の所謂リピ
ートオーダに対しては、納期と数量を変えるだけで同じ
受注元票をリピート受注元票として利用するようにして
いる。また、このような食品包装印刷等の分野では、上
記のようなリピートオーダを受ける商品については受注
自体は一括して大量に受け、納入は発注元の使用状況に
応じて小分けで分納するという商慣習があって、いわば
発注元の使用状況に合わせた在庫管理を納入側が行って
おり、そのため、納入側は工場での在庫数を睨みながら
新たに未着手分を製造に着手する時期を管理し、また、
受注残が切れないよう受注の時期と数量を管理してい
る。しかし、適正な在庫数あるいは適正な受注残という
のは設定が難しいし、納入側として要は在庫を切らさな
いことが肝心であるので、現実には、過大ともいえる在
庫を常時抱えることを前提とした受注調整を行ってい
る。
の仕様が変わらない商品を何度も繰り返して受注するこ
とが多い。そして、このように同一仕様で繰り返して受
注する商品に対しては、通常は、最初の受注時に受注番
号,納品先,納期,品名,数量といった受注情報を品目
毎に整理した受注元票を作成し、2回目以降の所謂リピ
ートオーダに対しては、納期と数量を変えるだけで同じ
受注元票をリピート受注元票として利用するようにして
いる。また、このような食品包装印刷等の分野では、上
記のようなリピートオーダを受ける商品については受注
自体は一括して大量に受け、納入は発注元の使用状況に
応じて小分けで分納するという商慣習があって、いわば
発注元の使用状況に合わせた在庫管理を納入側が行って
おり、そのため、納入側は工場での在庫数を睨みながら
新たに未着手分を製造に着手する時期を管理し、また、
受注残が切れないよう受注の時期と数量を管理してい
る。しかし、適正な在庫数あるいは適正な受注残という
のは設定が難しいし、納入側として要は在庫を切らさな
いことが肝心であるので、現実には、過大ともいえる在
庫を常時抱えることを前提とした受注調整を行ってい
る。
【0003】在庫数を適正に管理したいという要求は当
然あるが、このようなリピートオーダの商品については
需要数を予測して適正な在庫数を割り出すことのできる
システムがないというのが現状である。なお、需要数を
予測するシステムとしては、例えば特開平2ー2990
59号公報に、当日受注・出荷や当日受注・翌日出荷の
ように日単位で明日の受注量を予測して生産するような
業務において過去の受注情報を活用して受注量を予測す
るシステムが記載されている。
然あるが、このようなリピートオーダの商品については
需要数を予測して適正な在庫数を割り出すことのできる
システムがないというのが現状である。なお、需要数を
予測するシステムとしては、例えば特開平2ー2990
59号公報に、当日受注・出荷や当日受注・翌日出荷の
ように日単位で明日の受注量を予測して生産するような
業務において過去の受注情報を活用して受注量を予測す
るシステムが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】食品包装材印刷等の分
野でのリピート商品に対する従来の受注管理は上記のよ
うなものであって、ともかくも在庫を切らさないことに
ウエイトが置かれており、本来の意味での在庫管理には
程遠いのが現状である。そのため、工場内には多量の在
庫を保管するスペースが必要であって、この保管スペー
スの確保が大きな問題となっている。
野でのリピート商品に対する従来の受注管理は上記のよ
うなものであって、ともかくも在庫を切らさないことに
ウエイトが置かれており、本来の意味での在庫管理には
程遠いのが現状である。そのため、工場内には多量の在
庫を保管するスペースが必要であって、この保管スペー
スの確保が大きな問題となっている。
【0005】上記のような保管スペースの問題を解決す
るには、常に在庫数を必要最小限とするよう適正な在庫
管理を行わなくてはならないのは言うまでもない。しか
しながら、食品包装印刷等の分野でのリピートオーダに
対しては、上述のように受注自体は一括して大量に受け
るような商慣習からして、受注数によって発注元の使用
状況の推移を把握することができないので、需要数を予
測して必要在庫数を割り出し、それに合わせて着手時期
および受注時期を調整するといったことが従来はできな
かった。
るには、常に在庫数を必要最小限とするよう適正な在庫
管理を行わなくてはならないのは言うまでもない。しか
しながら、食品包装印刷等の分野でのリピートオーダに
対しては、上述のように受注自体は一括して大量に受け
るような商慣習からして、受注数によって発注元の使用
状況の推移を把握することができないので、需要数を予
測して必要在庫数を割り出し、それに合わせて着手時期
および受注時期を調整するといったことが従来はできな
かった。
【0006】過去の受注数から今後の需要数を予測する
ことが可能な業務においては上記公報に記載のようなシ
ステムの応用も考えられるが、食品包装印刷等の分野に
は上記のような事情があるのでそれが不可能である。
ことが可能な業務においては上記公報に記載のようなシ
ステムの応用も考えられるが、食品包装印刷等の分野に
は上記のような事情があるのでそれが不可能である。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、リピートオーダの商品について需要動
向を予測することができ、また、その需要動向に合わせ
て受注管理並びに製造管理を行うことができるようにす
ることを目的とする。
たものであって、リピートオーダの商品について需要動
向を予測することができ、また、その需要動向に合わせ
て受注管理並びに製造管理を行うことができるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リピートオー
ダを受ける商品の場合には一括受注したものを発注元の
使用状況に応じて小口分納するというのが商慣習となっ
ていることから、納入数の推移から使用状況を把握して
今後の需要数を予測するようにし、その需要数を基に受
注管理を行うべくリピート受注元票を発行するようリピ
ート受注元票自動発行システムを構成したものであっ
て、具体的には、過去の納入数の推移から定期的な需要
が予測される商品を選定し、この定期的な需要が予測さ
れる商品について品目毎に過去の所定期間の納入数の推
移から今後の需要数を予測して、この予測した需要数で
受注残を割ることにより現在の受注残が切れる時期を推
定し、この現在の受注残が切れる時期を基準に製造リー
ドタイムを差し引いて次回の受注時期を設定し、この設
定した次回の受注時期に合わせてリピート受注元票を発
行することを特徴とする。
ダを受ける商品の場合には一括受注したものを発注元の
使用状況に応じて小口分納するというのが商慣習となっ
ていることから、納入数の推移から使用状況を把握して
今後の需要数を予測するようにし、その需要数を基に受
注管理を行うべくリピート受注元票を発行するようリピ
ート受注元票自動発行システムを構成したものであっ
て、具体的には、過去の納入数の推移から定期的な需要
が予測される商品を選定し、この定期的な需要が予測さ
れる商品について品目毎に過去の所定期間の納入数の推
移から今後の需要数を予測して、この予測した需要数で
受注残を割ることにより現在の受注残が切れる時期を推
定し、この現在の受注残が切れる時期を基準に製造リー
ドタイムを差し引いて次回の受注時期を設定し、この設
定した次回の受注時期に合わせてリピート受注元票を発
行することを特徴とする。
【0009】本発明は、また、上記構成に加えて、予測
した需要数で仕掛かり・在庫合計数を割ることによって
現在の仕掛かり・在庫合計数が切れる時期を推定し、こ
の現在の仕掛かり・在庫合計数が切れる時期を基準に製
造リードタイムを差し引いて未着手分の製造投入時期を
設定するようにできる。
した需要数で仕掛かり・在庫合計数を割ることによって
現在の仕掛かり・在庫合計数が切れる時期を推定し、こ
の現在の仕掛かり・在庫合計数が切れる時期を基準に製
造リードタイムを差し引いて未着手分の製造投入時期を
設定するようにできる。
【0010】本発明は、また、予測した需要数で在庫数
を割ることによって現在の在庫がきれる時期を推定し、
この現在の在庫が切れる時期を基準に仕上げ・組み立て
工程の工程リードタイムを差し引いて未入庫仕掛かり分
の仕上げ・組み立て工程投入時期を設定するようにでき
る。
を割ることによって現在の在庫がきれる時期を推定し、
この現在の在庫が切れる時期を基準に仕上げ・組み立て
工程の工程リードタイムを差し引いて未入庫仕掛かり分
の仕上げ・組み立て工程投入時期を設定するようにでき
る。
【0011】また、納入数の推移はグラフによって把握
することができるが、その場合に使用するグラフは、品
目毎の過去の月間最大納入数に対する各月の納入数の比
率をキャラクタ表示で示すようにしたものが最適であ
る。
することができるが、その場合に使用するグラフは、品
目毎の過去の月間最大納入数に対する各月の納入数の比
率をキャラクタ表示で示すようにしたものが最適であ
る。
【0012】
【作用】リピート商品について品目毎に例えば過去2年
間の月間納入数の推移を示すグラフを作成すると、その
グラフを見て定期性の高い商品を選定することが可能で
あり、また、定期性の高い商品について例えば過去3カ
月の納入数の推移から今後の需要数を予測することが可
能である。そして、こうして需要数が予測されると、現
在の受注残を別途算定し、その受注残を需要数で割るこ
とによって、次回の受注数を計算に入れない場合の受注
残の切れる時期が推定でき、その時期を基準として受注
から納入の頭までに要する時間すなわち製造リードタイ
ムを差し引くことにより次回のリピート受注の時期が設
定できる。そして、こうして設定された受注時期に合わ
せてリピート受注元票の発行を自動的に行える。また、
仕掛かり・在庫合計数を需要数で割ることによって、新
規着手がないとした場合に仕掛かり・在庫合計数が切れ
る時期が推定でき、その時期を基準として製造リードタ
イムを差し引くことにより未着手分を製造に投入すべき
時期が設定できる。さらに、在庫数を需要数で割ること
によって新規入庫がないとした場合に在庫が切れる時期
が推定でき、その時期を基準として、仕上げ,組み立て
工程の工程リードタイムを差し引くことにより未入庫仕
掛かり分を仕上げ,組み立て工程に投入すべき時期が設
定できる。
間の月間納入数の推移を示すグラフを作成すると、その
グラフを見て定期性の高い商品を選定することが可能で
あり、また、定期性の高い商品について例えば過去3カ
月の納入数の推移から今後の需要数を予測することが可
能である。そして、こうして需要数が予測されると、現
在の受注残を別途算定し、その受注残を需要数で割るこ
とによって、次回の受注数を計算に入れない場合の受注
残の切れる時期が推定でき、その時期を基準として受注
から納入の頭までに要する時間すなわち製造リードタイ
ムを差し引くことにより次回のリピート受注の時期が設
定できる。そして、こうして設定された受注時期に合わ
せてリピート受注元票の発行を自動的に行える。また、
仕掛かり・在庫合計数を需要数で割ることによって、新
規着手がないとした場合に仕掛かり・在庫合計数が切れ
る時期が推定でき、その時期を基準として製造リードタ
イムを差し引くことにより未着手分を製造に投入すべき
時期が設定できる。さらに、在庫数を需要数で割ること
によって新規入庫がないとした場合に在庫が切れる時期
が推定でき、その時期を基準として、仕上げ,組み立て
工程の工程リードタイムを差し引くことにより未入庫仕
掛かり分を仕上げ,組み立て工程に投入すべき時期が設
定できる。
【0013】ここで、品目毎の納入数の推移を見るため
のグラフとして、月間最大納入数に対する各月の納入数
の比率をキャラクタ表示によって示すグラフを用いる
と、納入数の大小にかかわらず商品の納入推移が的確に
把握でき、また、納入数が多い商品でも個々のグラフの
サイズが大きくなるようなことはないので一枚の紙に多
数の品目のグラフが表示でき、プリントアウトのスピー
ドも早くなる。
のグラフとして、月間最大納入数に対する各月の納入数
の比率をキャラクタ表示によって示すグラフを用いる
と、納入数の大小にかかわらず商品の納入推移が的確に
把握でき、また、納入数が多い商品でも個々のグラフの
サイズが大きくなるようなことはないので一枚の紙に多
数の品目のグラフが表示でき、プリントアウトのスピー
ドも早くなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の一実施例に使用する品目別
納入数推移のグラフである。このグラフは、リピート商
品について品目毎の過去2年間の月単位の納入数推移を
その間の月間最大納入数に対する比率によってキャラク
タ表示したものである。具体的には、月間最大納入数の
月は5コマの四角記号で示し、他の月については、比率
2/10毎に四角記号で示すとともに端数を比率1/1
0毎に三角記号で示している。なお、図1に示すのはプ
リントアウトされたものの一部である。実際には、A4
用紙1枚について例えば左右各15品目づつ計30品目
が表示可能なようレイアウトがなされる。
納入数推移のグラフである。このグラフは、リピート商
品について品目毎の過去2年間の月単位の納入数推移を
その間の月間最大納入数に対する比率によってキャラク
タ表示したものである。具体的には、月間最大納入数の
月は5コマの四角記号で示し、他の月については、比率
2/10毎に四角記号で示すとともに端数を比率1/1
0毎に三角記号で示している。なお、図1に示すのはプ
リントアウトされたものの一部である。実際には、A4
用紙1枚について例えば左右各15品目づつ計30品目
が表示可能なようレイアウトがなされる。
【0016】図1のグラフによると、品目毎の納入数推
移が一目瞭然であり、どれが定期商品でどれが季節商品
であるかの把握も容易である。そして、品目毎に所謂売
れ筋か死に筋かの予測も可能である。例えば図1の品名
1111の商品の場合は、年間を通して納入数が比較的
コンスタントであって、その推移からして今後もコンス
タントな需要が続くと推測できる。一方、図1の品名8
888の商品の場合は、過去には定期商品であったが、
最近の納入数は低迷しており、今後のコンスタントな需
要は期待できない。
移が一目瞭然であり、どれが定期商品でどれが季節商品
であるかの把握も容易である。そして、品目毎に所謂売
れ筋か死に筋かの予測も可能である。例えば図1の品名
1111の商品の場合は、年間を通して納入数が比較的
コンスタントであって、その推移からして今後もコンス
タントな需要が続くと推測できる。一方、図1の品名8
888の商品の場合は、過去には定期商品であったが、
最近の納入数は低迷しており、今後のコンスタントな需
要は期待できない。
【0017】この実施例では、図1に示すようなグラフ
を作成することによって、リピート商品の中から今後も
コンスタントな需要が期待できる定期商品を選定する。
そして、選定した定期商品について、図2および図3に
示す手順で受注時期および製造投入時期を設定し、リピ
ート受注元票を発行する。
を作成することによって、リピート商品の中から今後も
コンスタントな需要が期待できる定期商品を選定する。
そして、選定した定期商品について、図2および図3に
示す手順で受注時期および製造投入時期を設定し、リピ
ート受注元票を発行する。
【0018】受注時期および製造投入時期を設定する手
順は図2に示すとおりであって、スタートすると、まず
ステップS1で過去3カ月の納入数推移から今後の需要
数の月間平均値を予測する。そして、次のステップS2
で、受注残を需要数で割ることによって現在の受注残が
切れる時期を予測し、また、仕掛かり・在庫合計数を需
要数で割ることによって現在の仕掛かり・在庫合計数が
切れる時期を予測し、在庫数を需要数で割ることによっ
て現在の在庫の切れる時期を予測する。
順は図2に示すとおりであって、スタートすると、まず
ステップS1で過去3カ月の納入数推移から今後の需要
数の月間平均値を予測する。そして、次のステップS2
で、受注残を需要数で割ることによって現在の受注残が
切れる時期を予測し、また、仕掛かり・在庫合計数を需
要数で割ることによって現在の仕掛かり・在庫合計数が
切れる時期を予測し、在庫数を需要数で割ることによっ
て現在の在庫の切れる時期を予測する。
【0019】つぎに、ステップS3では、S2で予測し
た受注残の切れる時期から製造に要する標準的なリード
タイム(製造リードタイム)を差し引くことによって、
受注残を切らさないための次回の受注時期を算出し、ま
た、仕掛かり・在庫合計数が切れる時期から製造リード
タイムを差し引くことによって、仕掛かり・在庫合計数
を切らさないための未着手分の製造投入時期を算出し、
在庫数が切れる時期から仕上げ,組み立て工程の工程リ
ードタイムを差し引くことによって、在庫を切らさない
ための未入庫仕掛かり分の仕上げ,組み立て工程投入時
期を算出する。
た受注残の切れる時期から製造に要する標準的なリード
タイム(製造リードタイム)を差し引くことによって、
受注残を切らさないための次回の受注時期を算出し、ま
た、仕掛かり・在庫合計数が切れる時期から製造リード
タイムを差し引くことによって、仕掛かり・在庫合計数
を切らさないための未着手分の製造投入時期を算出し、
在庫数が切れる時期から仕上げ,組み立て工程の工程リ
ードタイムを差し引くことによって、在庫を切らさない
ための未入庫仕掛かり分の仕上げ,組み立て工程投入時
期を算出する。
【0020】そして、次のステップS4では、こうして
設定した次回受注時期の情報を営業へ流し、また、未着
手分の投入を工場に指示する。
設定した次回受注時期の情報を営業へ流し、また、未着
手分の投入を工場に指示する。
【0021】ここで、ある品目についての受注および仕
掛かりの状況が、例えば図4に示すように前々回受注分
の10万個の内5万個が納入済み、残り5万個が在庫
で、前回受注分の8万個の内5万個が在庫、残り3万個
が仕掛かりで、今回受注分の8万個は全て未着手である
とすると、現時点での受注残というのは、前々回受注分
の内の在庫5万個と前回受注分の8万個全部と今回受注
分の8万個全部を合計した21万個ということになる。
また、現時点での仕掛かり・在庫合計数は前々回受注分
の内の在庫5万個と前回受注分の内の在庫5万個の他、
前回受注分の内の仕掛かり5万個を加え計13万個とし
て計算し、在庫数は、前々回の5万個と前回の5万個を
加え計10万個として計算する。また、未着手数は今回
受注分だけの8万個である。この場合、過去3カ月の納
入数から今後の需要数が月平均5万個であると予測した
とすると、受注残は21÷5の4.2カ月であり、仕掛
かり・在庫合計数は13÷5の2.6カ月分で、在庫数
は10÷5の2カ月分である。したがって、受注残の切
れる時期は4.2カ月先であり、仕掛かり・在庫合計数
の切れる時期は2.6カ月先で、在庫数の切れる時期は
2カ月先である。そこで、製造リードタイムが1カ月で
あるとして、次回の受注は3.2カ月先までに取らない
といけないし、1.6カ月先までには未着手分を製造に
投入しなければならない。また、仕上げ,組み立て工程
の工程リードタイムが0.3カ月であるとして、1.7カ
月先までには未入庫仕掛かり分を仕上げ,組み立て工程
に投入しなければならない。
掛かりの状況が、例えば図4に示すように前々回受注分
の10万個の内5万個が納入済み、残り5万個が在庫
で、前回受注分の8万個の内5万個が在庫、残り3万個
が仕掛かりで、今回受注分の8万個は全て未着手である
とすると、現時点での受注残というのは、前々回受注分
の内の在庫5万個と前回受注分の8万個全部と今回受注
分の8万個全部を合計した21万個ということになる。
また、現時点での仕掛かり・在庫合計数は前々回受注分
の内の在庫5万個と前回受注分の内の在庫5万個の他、
前回受注分の内の仕掛かり5万個を加え計13万個とし
て計算し、在庫数は、前々回の5万個と前回の5万個を
加え計10万個として計算する。また、未着手数は今回
受注分だけの8万個である。この場合、過去3カ月の納
入数から今後の需要数が月平均5万個であると予測した
とすると、受注残は21÷5の4.2カ月であり、仕掛
かり・在庫合計数は13÷5の2.6カ月分で、在庫数
は10÷5の2カ月分である。したがって、受注残の切
れる時期は4.2カ月先であり、仕掛かり・在庫合計数
の切れる時期は2.6カ月先で、在庫数の切れる時期は
2カ月先である。そこで、製造リードタイムが1カ月で
あるとして、次回の受注は3.2カ月先までに取らない
といけないし、1.6カ月先までには未着手分を製造に
投入しなければならない。また、仕上げ,組み立て工程
の工程リードタイムが0.3カ月であるとして、1.7カ
月先までには未入庫仕掛かり分を仕上げ,組み立て工程
に投入しなければならない。
【0022】このようにして受注時期が設定され、その
情報が営業に流されると、営業部門では図3に示す手順
によって、まず、ステップS5でその情報を営業サイド
としてチェックした後、ステップS6で受注元票に納期
とか数量といった変更部分を入力しリピート受注元票と
して発行する。なお、受注の数量も需要予測から算定す
ることが可能であって、これも情報として営業に提供さ
れる。この場合、予測需要数が月平均5万個であるとし
て、希望在庫期間を1.0カ月とすると、受注すべき数
量は5万個ということになる。
情報が営業に流されると、営業部門では図3に示す手順
によって、まず、ステップS5でその情報を営業サイド
としてチェックした後、ステップS6で受注元票に納期
とか数量といった変更部分を入力しリピート受注元票と
して発行する。なお、受注の数量も需要予測から算定す
ることが可能であって、これも情報として営業に提供さ
れる。この場合、予測需要数が月平均5万個であるとし
て、希望在庫期間を1.0カ月とすると、受注すべき数
量は5万個ということになる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、食品包装印刷等の分野
におけるリピートオーダの商品について、個々の商品の
需要動向を予測して需要動向に合わせた受注管理並びに
製造管理を行うことができ、それによって適正な在庫管
理を実現することができる。
におけるリピートオーダの商品について、個々の商品の
需要動向を予測して需要動向に合わせた受注管理並びに
製造管理を行うことができ、それによって適正な在庫管
理を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例における品目別納入数推移の
グラフ
グラフ
【図2】本発明の一実施例における受注時期および製造
投入時期の設定手順を示すフローチャート
投入時期の設定手順を示すフローチャート
【図3】本発明の一実施例におけるリピート受注元票発
行のための営業サイドでの手順を示すフローチャート
行のための営業サイドでの手順を示すフローチャート
【図4】本発明の一実施例の説明に使用する受注並びに
仕掛かり状況の説明図
仕掛かり状況の説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 リピート受注に係る商品の受注情報を品
目毎に管理するためのリピート受注元票の発行システム
であって、過去の納入数の推移から定期的な需要が予測
される商品を選定し、この定期的な需要が予測される商
品について品目毎に過去の所定期間の納入数の推移から
今後の需要数を予測して、この予測した需要数で受注残
を割ることにより現在の受注残が切れる時期を推定し、
この現在の受注残が切れる時期を基準に製造リードタイ
ムを差し引いて次回の受注時期を設定し、この設定した
次回の受注時期に合わせてリピート受注元票を発行する
ことを特徴とするリピート受注元票の自動発行システ
ム。 - 【請求項2】 予測した需要数で仕掛かり・在庫合計数
を割ることにより現在の仕掛かり・在庫合計数が切れる
時期を推定し、この現在の仕掛かり・在庫合計数が切れ
る時期を基準に製造リードタイムを差し引いて未着手分
の製造投入時期を設定する請求項1記載のリピート受注
元票の自動発行システム。 - 【請求項3】 予測した需要数で在庫数を割ることによ
り現在の在庫数が切れる時期を推定し、この現在の在庫
数が切れる時期を基準に仕上げ,組み立て工程の工程リ
ードタイムを差し引いて未入庫仕掛かり分の仕上げ,組
み立て工程投入時期を設定する請求項1記載のリピート
受注元票の自動発行システム。 - 【請求項4】 品目毎の過去の月間最大納入数に対する
各月の納入数の比率を示すキャラクタ表示のグラフを作
成し、このグラフによって納入数の推移を把握する請求
項1,2または3記載のリピート受注元票の自動発行シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4978392A JPH05250392A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | リピート受注元票の自動発行システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4978392A JPH05250392A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | リピート受注元票の自動発行システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250392A true JPH05250392A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12840764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4978392A Pending JPH05250392A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | リピート受注元票の自動発行システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250392A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09231264A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | オンラインショッピング支援方法およびシステム |
WO2004027665A1 (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | 部品発注量算出装置 |
US7353194B1 (en) * | 1999-03-02 | 2008-04-01 | Alticor Investments, Inc. | System and method for managing recurring orders in a computer network |
JP2009134399A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Jfe Steel Corp | 販売生産計画方法、販売生産計画システム及びコンピュータプログラム |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4978392A patent/JPH05250392A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09231264A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | オンラインショッピング支援方法およびシステム |
US7353194B1 (en) * | 1999-03-02 | 2008-04-01 | Alticor Investments, Inc. | System and method for managing recurring orders in a computer network |
WO2004027665A1 (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | 部品発注量算出装置 |
JP2009134399A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Jfe Steel Corp | 販売生産計画方法、販売生産計画システム及びコンピュータプログラム |
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