JPH05250374A - 商品管理方法とその装置 - Google Patents

商品管理方法とその装置

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JPH05250374A
JPH05250374A JP4740792A JP4740792A JPH05250374A JP H05250374 A JPH05250374 A JP H05250374A JP 4740792 A JP4740792 A JP 4740792A JP 4740792 A JP4740792 A JP 4740792A JP H05250374 A JPH05250374 A JP H05250374A
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JP
Japan
Prior art keywords
price
theft device
product
device body
data carrier
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Pending
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JP4740792A
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English (en)
Inventor
Iwao Hara
巌 原
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 値札を張り替える不正行為が発生した場合に
も、これを精算時点に検出して報知できる商品管理方法
を提供することを目的とする。 【構成】 盗難防止装置本体Aのデータキャリア部Bに
は正しい値札Cに表記された価格またはその価格を特定
するのに必要なコードが書き込まれているため、値札C
を張り替える不正行為が発生していた場合には、精算時
に入金必要金額Fと盗難防止装置本体Aのデータキャリ
ア部Bから読み出したデータで特定される読み出し金額
Gとを比較部13で照合すると不一致が検出され、不正の
発生を検出して警報器14から警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は店内に展示された商品を
盗難や不正な行為から保護する商品管理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の商品管理方法は、各商品には価格
を表記した値札を付属させるだけでなく、特定の周波数
信号を検出した場合に警報音を発生する機能を備えた盗
難防止装置本体を付属させておいて、店の出入口付近に
限って発信機から前記特定の周波数信号を輻射させてい
る。
【0003】具体的には、盗難防止装置本体Aには図2
に示すようにブザー1と電池2とトランジスタ3,4お
よび受信回路5などが内蔵されている。この盗難防止装
置本体は、商品に導電性のタグコード6で取り付けられ
ており、盗難防止装置本体にはタグコード6が不正に取
り外されたことを検出するトランジスタ7が内蔵されて
いる。
【0004】タグコード6による商品への具体的な取り
付け方法は、特開平2- 14398号に記載されているよう
に、スナップによる接合、押圧体による電極への押さえ
付け、またはバネ性電極による挟み込みによって、商品
に付属させられている。
【0005】この例では、接合部8aと接合部8bの間
の導通がトランジスタ7で検出されている。接合部8a
と接合部8bの間がタグコード6で導通している状態で
は、このトランジスタ7のコレクタ電位は“L”レベル
になっている。
【0006】受信回路5のコイル9とコンデンサ10の並
列共振周波数は、店の出入口付近に限って発信機から輻
射されている前記特定の周波数f1に設定されており、
この盗難防止装置本体Aの付属している商品を店外に持
ち出そうとすると、店の出入口の付近に輻射されている
特定周波数f1の信号がコイル9に鎖交している期間
に、受信回路5の出力電圧レベルが上昇して、その期間
にトランジスタ4がトランジスタ3のベース電流をオン
して、トランジスタ3を介して電池2からブザー1に給
電される。
【0007】特定周波数f1の信号がコイル9に鎖交し
なくなると、受信回路5の出力電圧は低下してトランジ
スタ4はオフ状態になるが、従来ではトランジスタ3の
コレクタ電圧が帰還抵抗11を介してトランジスタ4のベ
ースに印加されており、トランジスタ4はオン状態に保
持され、ブザー1が鳴り続ける。
【0008】商品に付属しているこの盗難防止装置本体
Aを取り外して店外に持ち出そうとして、タグコード6
の切断、あるいは接合部8a,8bの不正な取り外しが
発生した場合には、トランジスタ7のコレクタ電位が
“H”レベルに反転して、その期間にトランジスタ4が
トランジスタ3のベース電流をオンして、トランジスタ
3を介して電池2からブザー1に給電される。
【0009】なお、電池2をセットする電池ホルダーに
ついては、係員以外の第三者が電池2を取り外せないよ
うに特殊な機械的な構造になっており、店員は特殊な先
端形状の電池ホルダー着脱治具を使用して電池2の交換
などを実施している。
【0010】正当に商品を購入しようとする客は、盗難
防止装置本体Aと値札の付いた商品を精算カウンタに持
参する。ここで店員は、商品に付けられている値札から
販売価格を読み取って、客から受け取った入金額とを店
員自身が確認して、支払いが完了すると商品が客に引き
渡される。この引き渡しの際には、特殊な先端形状の電
池ホルダー着脱治具を使用して電池2を回路から取り外
して、タグコード6を切断するか接合部8a,8bを外
して盗難防止装置本体Aが回収されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この商品管理方法で
は、商品から盗難防止装置本体Aが不正に取り外された
場合や精算せずに店外持ち出しが発生した場合に、ブザ
ー1が鳴動して不正行為の発生を報知することができ
る。
【0012】しかし、自分が購入しようとする商品に付
けられている値札を、別の商品に付けられている安価な
値札に張り替える不正行為を実行した上で商品を精算カ
ウンタに持参した場合には、店員が不正行為によって張
り替えられた値札の金額の支払いを受けるだけで、盗難
防止装置本体Aを回収して商品を引き渡してしまう。
【0013】本発明は値札を張り替える不正行為が発生
した場合にも、これを精算時点に検出して報知できる商
品管理方法とその装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の商品管理方法
は、保護対象品に値札と盗難防止装置本体を取り付け、
保護対象品が管理エリアから不正に持ち出された場合に
前記盗難防止装置本体を動作させて保護対象品を管理す
るに際して、前記盗難防止装置本体のデータキャリア部
には前記値札に表記された価格またはその価格を特定す
るのに必要なコードを書き込んでおき、管理エリア内の
精算カウンタで精算するときに入金必要金額と盗難防止
装置の前記データキャリア部から読み出したデータで特
定される読み出し金額とを照合して不正の発生を検出す
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】この構成によると、盗難防止装置本体のデータ
キャリア部には正しい値札に表記された価格またはその
価格を特定するのに必要なコードが書き込まれているた
め、値札を張り替える不正行為が発生していた場合に
は、精算時に入金必要金額と盗難防止装置本体の前記デ
ータキャリア部から読み出したデータで特定される読み
出し金額とを照合すると不一致で、不正の発生を検出で
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の商品管理方法を具体的な実施
例に基づいて説明する。なお、図2と同様の作用をなす
ものには、同一の符号を付けて説明する。
【0017】本発明の商品管理方法の実施に使用する盗
難防止装置とその周辺の構成要素は図1に示すように構
成されている。盗難防止装置本体Aには、データキャリ
ア部Bが図2に示した従来の構成に追加されている。C
は盗難防止装置本体Aとともに商品に付けられた値札
で、ここでは商品の価格“¥2,800−”とこの商品
の価格“¥2,800−”を表す価格コードおよび商品
の仕様を表すコード等がバーコードDで記録されてい
る。
【0018】精算カウンタの側Eには、データキャリア
部Bをアクセスしてその盗難防止装置本体Aから送り返
されてくるデータを受信復調する送受信制御部12と、入
金必要金額Fと送受信制御部12による受信データによっ
て求まる読み出し金額Gとを比較する比較部13と、比較
部13の判定結果が不一致の場合に作動する警報器14とが
設けられている。
【0019】データキャリア部Bは、精算カウンタの側
Eの送受信制御部12と信号の授受を実行する送受信制御
部15と、商品に付けられた前記値札Cに表記されている
“¥2,800−”を表す価格コードが予め書き込まれ
たメモリ16とで構成されている。具体的には、送受信制
御部12と送受信制御部15の間の信号の授受には前記特定
周波数f1とは別の周波数f2の信号が使用されてい
る。メモリ16としてはEEP−ROMを使用できる。
【0020】ここでは、精算カウンタに客が商品を持っ
てくると、精算カウンタの前記送受信制御部12が配置さ
れているチェッカー場所に送受信制御部15が近付くよう
に商品を置いて、店員はその商品に付けられている値札
CのバーコードDをバーコードリーダ〔図示せず〕で読
み取って、キャッシュレジスタ〔図示せず〕へ入金必要
金額Fを入力する。
【0021】バーコードDの読み取り完了時に前記バー
コードリーダまたは前記キャッシュレジスタから発生す
る読み取り完了指示Hを、送受信制御部12が検出する
と、送受信制御部12はアンテナ17から周波数f2のキャ
リアで変調したアクセス信号Jを送信する。
【0022】アンテナ18を介してアクセス信号Jを検出
した送受信制御部15は、メモリ16に書き込まれている価
格コードを読み出して、周波数f2のキャリアで変調し
た価格コードをデータKとしてアンテナ18から送信す
る。
【0023】アンテナ17を介してデータKを検出した送
受信制御部12は、それを受信復調する。比較部13では送
受信制御部12で受信復調された読み出し金額G(ここで
は不正行為がなければ“¥2,800−”)と前記キャ
ッシュレジスタに入力された入金必要金額Fとを比較し
て、両者が不一致していれば警報器14を作動させる。
【0024】このように構成したため、値札を張り替え
る不正行為がなかった場合には、精算カウンタでの精算
時に警報器14が警報を発生しない。したがって、店員は
盗難防止装置本体Aを回収して商品を引き渡す。
【0025】値札を張り替える不正行為があった場合に
は、精算カウンタでの精算時に警報器14が警報を発生す
るため、店員がこの不正行為を認識することができ、間
違って盗難防止装置本体Aを回収して商品を引き渡すよ
うな事態の発生を確実に回避することができる。
【0026】上記の実施例では、データキャリア部Bは
盗難防止装置本体Aに内蔵した電池2から給電されて動
作したが、アンテナ18に誘起する周波数f2の信号を整
流してデータキャリア部Bの電源電圧を賄い、データキ
ャリア部Bからは別の周波数f3のキャリアで変調した
価格コードをアンテナ18から送信するように構成し、精
算カウンタの側Eの送受信制御部12では周波数f3の信
号を受信復調するように構成することもできる。
【0027】上記の実施例では、データキャリア部Bに
価格コードを設定したが、ここで云う“価格コード”に
は、値札Cに表記されている価格が“¥2,800−”
の場合には“2”“8”“0”“0”を表すそれぞれの
コードを桁直列で書き込む場合と、取り扱い商品の価格
の種類を分類できる場合には、値札Cに表記されている
価格が“¥2,800−”は“2”“8”と書き込み、
“¥2,900−”は“2”“9”と書き込むように省
略したコードで書き込む場合などがあって、省略コード
を使用した場合には、比較部13はキャッシュレジスタか
ら供給された入金必要金額Fの必要な桁のデータだけを
使用して読み出し金額Gとして供給された省略コードと
を比較する。
【0028】上記実施例の比較部13では、入金必要金額
Fとデータキャリア部Bからの読み出し金額Gとを比較
したが、データキャリア部Bには商品コードを書き込ん
でおき、値札Cから読み出した商品コードとデータキャ
リア部Bから読み出した商品コードとを比較部13で比較
して警報器14を制御することもできる。
【0029】上記の実施例では、バーコードスキャナに
よって値札Cから読み取った価格コードまたは商品コー
ドとデータキャリア部Bから読み取った内容とを比較部
13で照合したが、店員がキャッシュレジスタから手入力
した価格、価格コードまたは商品コードとデータキャリ
ア部Bから読み取った内容とを比較部13で照合して警報
器14を制御することもできる。
【0030】上記の各実施例では、各商品に取り付けら
れた盗難防止装置本体Aと値札Cとは別々に取り付けら
れていたが、盗難防止装置本体Aの表面に値札Cの内容
を表記することもできる。具体的には、盗難防止装置本
体Aの外観形状を扁平状に形成し、その片面または各面
に値札Cの内容を表記する。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によると、保護対象
品に値札と盗難防止装置本体を取り付け、保護対象品が
管理エリアから不正に持ち出された場合に前記盗難防止
装置本体を動作させて保護対象品を管理するに際して、
前記盗難防止装置本体のデータキャリア部には前記値札
に表記された価格またはその価格を特定するのに必要な
コードを書き込んでおき、管理エリア内の精算カウンタ
で精算するときに入金必要金額と盗難防止装置の前記デ
ータキャリア部から読み出したデータで特定される読み
出し金額とを照合して不正の発生を検出するため、管理
エリア内で値札を張り替えた上で精算処理してから持ち
出そうとする不正行為が発生した場合にも、これを精算
時点に検出することができ、店内に陳列した商品を不正
行為から保護して確実に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品管理方法の実施に使用する盗難防
止装置本体とその周辺の構成要素を示す構成図である。
【図2】従来の盗難防止装置における盗難防止装置本体
の構成図である。
【符号の説明】
A 盗難防止装置本体 B データキャリア部 C 値札 E 精算カウンタの側 13 比較部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護対象品に値札と盗難防止装置本体を
    取り付け、保護対象品が管理エリアから不正に持ち出さ
    れた場合に前記盗難防止装置本体を動作させて保護対象
    品を管理するに際して、前記盗難防止装置本体のデータ
    キャリア部には前記値札に表記された価格またはその価
    格を特定するのに必要なコードを書き込んでおき、管理
    エリア内の精算カウンタで精算するときに入金必要金額
    と盗難防止装置の前記データキャリア部から読み出した
    データで特定される読み出し金額とを照合して不正の発
    生を検出する商品管理方法。
  2. 【請求項2】 管理区域の出口付近には、特定周波数の
    信号を輻射する発信機を設け、保護対象品に付属させら
    れる盗難防止装置本体には、盗難防止装置本体が保護対
    象品から取り外されたことを検出する分離検出手段と、
    分離検出手段による盗難防止装置本体の保護対象品から
    の分離または特定周波数の前記信号を検出して警報を発
    生する警報装置と、外部からのアクセスで書き込み内容
    を送信するデータキャリア部とを設けた盗難防止装置。
JP4740792A 1992-03-05 1992-03-05 商品管理方法とその装置 Pending JPH05250374A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63502697A (ja) * 1986-01-03 1988-10-06 アドバンスド・システムズ・リサ−チ・ピ−ティ−ワイ・エルティ−ディ− 物品管理装置
JPH03503581A (ja) * 1988-11-14 1991-08-08 チェックポイント システムズ,インコーポレイテッド 集中データ収集及び電子商品監視のための方法及び装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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