JPH05250332A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH05250332A
JPH05250332A JP4743492A JP4743492A JPH05250332A JP H05250332 A JPH05250332 A JP H05250332A JP 4743492 A JP4743492 A JP 4743492A JP 4743492 A JP4743492 A JP 4743492A JP H05250332 A JPH05250332 A JP H05250332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
response
commands
cpu
cpus
Prior art date
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Pending
Application number
JP4743492A
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English (en)
Inventor
Koji Fujisawa
幸司 藤沢
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP4743492A priority Critical patent/JPH05250332A/ja
Publication of JPH05250332A publication Critical patent/JPH05250332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的なプロセッサ間通信を行なえる電子機
器の構成を提供する。 【構成】 CPU31〜34にそれぞれFIFOメモリ
からなるコマンドFIFO41、43、45、47およ
びレスポンスFIFO42、44、46、48を設け、
これらFIFOメモリを介してコマンド/レスポンスを
交換する。各FIFOメモリ内のコマンド/レスポンス
は、書き込みの順序で取り出され、各CPUにより処理
される。各FIFOメモリには、その容量までコマンド
を格納でき、CPUはコマンドやレスポンスの書き込み
後、直ちに別の処理に移行でき、また、FIFOメモリ
のアクセスに関してはCPU自身の排他制御が必要ない
ため、極めて効率がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器、特に複数CP
Uがコマンドおよびレスポンスを交換することにより所
定処理を実行する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報機器、コンピュータシス
テムなどの各種電子機器において、マルチプロセッサシ
ステムが用いられている。
【0003】マルチプロセッサシステムでは、それぞれ
独立して所定の処理、たとえば、計算、プリント、周辺
機器制御などの処理を制御する複数のCPUがなんらか
の通信手段を介してコマンド/レスポンスを交換するこ
とにより所定の処理を行なう。
【0004】CPU間のコマンド/レスポンスの交換に
は、メイルボックスなどと呼ばれるメモリ領域を利用す
る通信方式や、コマンド/ステータスレジスタを用い、
割込みを介して行なう方式などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のうち、メイルボ
ックスによるものは、あるCPUがメイル発行完了まで
の間、他のCPUが同じメイルボックスにアクセスする
のを禁止する排他制御が必要であるという面倒がある。
【0006】また、コマンド/ステータスレジスタを用
いる方式を図1、図2に示す。ここでは、CPU11お
よびCPU12からなるマルチプロセッサシステムが示
されており、CPU11は所定の情報処理を、また、C
PU12はプリンタ21に対する印字制御を行なう。
【0007】印字要求が発生すると(図2のステップS
1)、CPU12のコマンド121にCPU11が印字
コマンドC1を書き込む(図1のP1、図2のステップ
S2)。これによりCPU12に割込み(P2)がかか
り、CPU12はコマンド内容を読み取り(P3、ステ
ップS5)、その内容に応じてプリンタ21を制御し、
プリントを開始させる(P4、ステップS6)。CPU
11はレスポンスが返るまで待機状態になる(ステップ
S3)。
【0008】印字が終了すると、CPU12はステータ
スレジスタ122にステータスデータを書き込み(P
5、ステップS7)、これによりCPU11に割込みが
かかる(P6)。これによりCPU11はステータスレ
ジスタ122の内容を取り出し、印字終了を知る(P
7、ステップS7)。エラー発生などの場合でも同様の
処理が行なわれる。
【0009】このように、コマンド/ステータスレジス
タを用いる方式では、コマンド/ステータスレジスタに
いったんデータが書き込まれると、重ね書きが不可能で
あり、現在セットされている内容の処理が終了するまで
次のコマンドやステータスを書き込むことができないと
いう問題があり、効率よくプロセッサ間通信を行なうこ
とが不可能であるという問題があった。
【0010】本発明の課題は、以上の問題を解決し、効
率的なプロセッサ間通信を行なえる電子機器の構成を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、複数CPUがコマンドおよび
レスポンスを交換することにより所定処理を実行する電
子機器において、各CPUごとにコマンドおよびレスポ
ンスを送信ないし受信するためのFIFOメモリを有す
る構成を採用した。
【0012】
【作用】以上の構成によれば、FIFOメモリを介して
コマンドおよびレスポンスを交換することによりコマン
ドないしレスポンスに対応する処理を各CPUが実行す
る。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0014】本発明では、複数プロセッサの通信にFI
FOメモリを用いる。すなわち、図3に示すように、C
PU31〜34にそれぞれFIFOからなるコマンド/
レスポンスメモリ(以下コマンドFIFOないしレスポ
ンスFIFOという)41〜48を設け、CPUモジュ
ールA〜Dを構成する。
【0015】CPU31〜34および各コマンドFIF
O、レスポンスFIFOはシステムバス51に接続され
る。各コマンドFIFO、レスポンスFIFOは、シス
テムバス51でそれぞれ所定のI/Oアドレスを有す
る。
【0016】各コマンドFIFO、レスポンスFIFO
は、FIFO(ファーストイン・ファーストアウト:先
入れ先出し)により、コマンド/レスポンス単位でデー
タを入出力するハードウェア機構からなる。
【0017】コマンド/レスポンスのデータフォーマッ
トは任意のものを使用できるが、たとえば、コマンドあ
るいはレスポンス受信に応じて、CPUが実行するタス
クの先頭アドレスや、割込みベクタをそのまま、あるい
は間接アドレスとしてコマンドないしレスポンスに割り
当てることが考えられる。このようなフォーマットによ
れば、コマンド/レスポンスに応じて所定の処理を実行
するCPUは、そのコマンドデータを解析する必要がな
く、高速な処理が可能となる。
【0018】図4は上記構成における動作を示してい
る。ここでは、CPU31がCPU32、33、34の
コマンドX、Y、Zを受け取り、それを順次実行する例
を示す。コマンドX、Y、ZによりCPU31で実行さ
れる処理の所要時間は、X<Z<Yとする。
【0019】図4では、矩形内に示した数字はコマンド
の発行順序を示し、図示のように、CPU32、33、
34が順にコマンドX、Y、Zを発行するものとする。
また、菱形内の数字はレスポンスの発行順序を示し、レ
スポンスX、Z、Yの順でCPU31からCPU32、
34、33の各レスポンスFIFO44、48、46に
レスポンス転送が行なわれる。
【0020】図5はコマンド/レスポンスの発行タイミ
ングおよびCPU31のコマンド処理タイミングを示し
ている。
【0021】コマンドX、Y、Zは、コマンドFIFO
41への格納順でCPU31により取り出され、順次実
行される。この場合、CPU31はコマンドX、Y、Z
を同時に実行開始し、コマンドX、Z、Yの順で処理が
終了する。コマンドの終了とともに、CPU32、3
4、33の順でレスポンスが返送される。
【0022】このように、FIFOメモリをコマンド/
レスポンスの通信用に用いることにより、以下のような
効果がある。
【0023】まず、コマンド/レスポンスをFIFOメ
モリの容量まで格納できる(ただし、容量の管理は必
要)ため、従来の重ね書き不能という問題を回避でき、
コマンド/レスポンスを発行するCPUは発行後、直ち
に別の処理に移ることができ、効率がよい。
【0024】また、前述のように処理時間の異なるコマ
ンドを同時実行した場合、処理時間の短いコマンドのレ
スポンスを先に返送することができ、特にマルチタスク
の環境での処理効率が向上する。
【0025】なお、前述のように、コマンド/レスポン
スとして、対応するタスクの先頭アドレスや、割込みベ
クタをそのまま、あるいは間接アドレスとして割り当て
る構成によれば、より処理効率を向上できる。
【0026】また、3つ以上のCPUを用いるシステム
においても、CPUそのものが行なうコマンド/レスポ
ンスの排他制御が不要になる。前述の例では、FIFO
メモリに対するアクセスについては、システムバス51
の排他制御を利用するため、CPUそのものが排他制御
を管理する必要がない。すなわち、CPUは、所望のタ
イミングで所望のFIFOメモリに対してコマンド/レ
スポンスを発行するという簡易なプログラムにより複数
プロセッサシステムを構築できる。
【0027】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、複数CPUがコマンドおよびレスポンスを交換する
ことにより所定処理を実行する電子機器において、各C
PUごとにコマンドおよびレスポンスを送信ないし受信
するためのFIFOメモリを有する構成を採用している
ので、コマンド/レスポンスをFIFOメモリの容量ま
で格納でき、また、コマンド/レスポンスを発行するC
PUは発行後、直ちに別の処理に移ることができるた
め、処理効率を著しく向上でき、また、FIFOメモリ
に対するアクセスの排他制御はCPU自身がおこなう必
要がないため、ソフトウェア設計が容易になるなどの優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコマンド/ステータスレジスタを用いた
構成の説明図である。
【図2】図1のシステムの制御を示したフローチャート
図である。
【図3】本発明を採用したシステムの構成を示したブロ
ック図である。
【図4】図3の装置の動作を示した説明図である。
【図5】図3の装置の動作を示したタイミングチャート
図である。
【符号の説明】
31〜34 CPU 41 コマンドFIFO 42 レスポンスFIFO 43 コマンドFIFO 44 レスポンスFIFO 45 コマンドFIFO 46 レスポンスFIFO 47 コマンドFIFO 48 レスポンスFIFO 51 システムバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数CPUがコマンドおよびレスポンス
    を交換することにより所定処理を実行する電子機器にお
    いて、 各CPUごとにコマンドおよびレスポンスを送信ないし
    受信するためのFIFOメモリを有することを特徴とす
    る電子機器。
  2. 【請求項2】 前記FIFOメモリを介して送受信され
    るコマンドないしレスポンスはコマンドないしレスポン
    スに応じて実行される処理の先頭アドレスないし割込み
    ベクタからなることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器。
JP4743492A 1992-03-05 1992-03-05 電子機器 Pending JPH05250332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4743492A JPH05250332A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4743492A JPH05250332A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05250332A true JPH05250332A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12775049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4743492A Pending JPH05250332A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05250332A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5928353A (en) * 1994-01-28 1999-07-27 Nec Corporation Clear processing of a translation lookaside buffer with less waiting time
JP2006201946A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Fujitsu Ltd プロセッサ間通信装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5928353A (en) * 1994-01-28 1999-07-27 Nec Corporation Clear processing of a translation lookaside buffer with less waiting time
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