JPH0525002U - 揺動アクチユエータ - Google Patents

揺動アクチユエータ

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JPH0525002U
JPH0525002U JP8146091U JP8146091U JPH0525002U JP H0525002 U JPH0525002 U JP H0525002U JP 8146091 U JP8146091 U JP 8146091U JP 8146091 U JP8146091 U JP 8146091U JP H0525002 U JPH0525002 U JP H0525002U
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JP8146091U
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内 龍 堀
渕 通 昇 曲
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動アクチュエータにおいて、負荷の大きな
荷重、大きなモーメントを受けられるようにし、また負
荷の発生するエネルギを駆動源のアクチュエータに伝え
ないようにして、ユニットの機械強度の向上を図る。 【構成】 流体圧駆動の揺動アクチュエータの機函1の
中央に、該機函1の底部で軸支された出力軸6を立設
し、その出力軸を支持する軸受箱13を上記機函1上に
重設し、出力軸6の上端に負荷を取り付けるためのテー
ブル14を固定し、このテーブル14の周囲において、
出力軸を上記軸受箱13に対して大径の軸受15により
支持させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、負荷の大きな荷重、大きなモーメントを受けられるようにした揺動 アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、流体圧駆動の各種揺動アクチュエータが多用されているが、これら の揺動アクチュエータにおいては、出力軸を直接的に軸受で支持するのが通例で あり、そのため、負荷の大きな荷重、モーメントに対応することが困難な場合が 多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の技術的課題は、揺動アクチュエータにおいて、負荷の大きな荷重、大 きなモーメントを受けられるようにし、また負荷の発生するエネルギを駆動源の アクチュエータに伝えないようにして、ユニットの機械強度の向上を図ることに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の揺動アクチュエータは、流体圧駆動の揺動 アクチュエータの機函の中央に、該機函の底部で軸支されて揺動回転する出力軸 を立設し、その出力軸を支持するための軸受箱を上記機函上に重設し、出力軸の 上端に負荷を取り付けるためのテーブルを固定し、このテーブルの周囲において 、出力軸を上記軸受箱に対して軸受により支持させたことを特徴とするものであ る。
【0005】 上記揺動アクチュエータにおいては、出力軸を二重の中空形として、中心の区 画空間及びその外側の区画空間を電気配線及び圧力空気の通路とすることができ 、また、中空にした出力軸の内外面をキー溝やスプラインのない円形とし、出力 軸に対するテーブルの固定を、両者の間に摩擦部材を圧入して連結する摩擦締結 方式と締結方式とすることができる。 さらに、上記出力軸の上端のテーブルに回転限度設定レバーを固定し、機函上 に重設した軸受箱にブラケットを介して上記レバーが衝当するショックアブソー バを取り付けることができる。
【0006】
【作用】
揺動アクチュエータの出力軸にテーブルを固定し、その出力軸を揺動アクチュ エータの機函の底部及びテーブルの周囲における大径の軸受によって支持させる と、出力軸や軸受に作用する力が分散され、大きな荷重、モーメントを受けるこ とが可能になる。一方、負荷の発生するエネルギを駆動源の揺動アクチュエータ に伝えると、全体的な機械強度の向上を図る必要が生じるが、出力軸の上端のテ ーブルに回転限度設定レバーを固定し、機函上の軸受箱に上記レバーが衝当する ショックアブソーバを取り付けて、軸受箱によりそのエネルギを受けさせると、 全体的な機械強度の向上を図る必要がなくなり、装置を小型化することが可能に なる。
【0007】 また、上記揺動アクチュエータに他の第2軸アクチュエータを積載して、アク チュエータの多軸化を行うためには、第2軸アクチュエータに対する空気、電気 の配管、配線の処理を考慮する必要があるが、上記テーブルの周囲の軸受の大径 化及び出力軸等の高強度化を行う場合には、出力軸を大径中空化するのが望まし く、従ってその中空出力軸の内部を上記電気配線、空気配管のために有効に利用 することが可能になる。
【0008】 さらに、出力軸の断面積をできるだけ大きくするためには、中空出力軸の内外 面をキー溝やスプラインのない円形とするのが望ましいが、この場合に、出力軸 に対するテーブルの固定を摩擦締結方式によって行うと、上記出力軸の断面積を 大きくできると同時に、往復揺動によって生じやすい連結部のがたを抑制するこ とができる。
【0009】
【実施例】
図面は本考案にかかる揺動アクチュエータの実施例を示している。 この実施例における流体圧駆動アクチュエータ本体は、機函1を備え、この機 函1内に、両端がカバー2で閉鎖されたシリンダ孔3を設け、そのシリンダ孔3 内に、ラック5と結合した一対のピストン4,4を軸線方向に摺動自在に嵌挿し ている。
【0010】 上記ラック5に噛合するピニオン7を周囲に刻設した出力軸6は、中空状をな し、機函1の中央底部において軸受8により揺動回転可能に軸支されている。こ の出力軸6は、中心にパイプ9を挿入して、そのパイプ9の下端をパイプホルダ 10により支持させ、これにより二重の中空形としたもので、以下に詳述するよ うに、中心のパイプ9内の区画空間を電気配線のための通路11とし、そのパイ プ9の外側の区画空間を圧力空気の通路12とするものである。なお、電気配線 及び圧力空気のための通路を必要としない場合には、出力軸6を単純な中実軸ま たは中空軸とすることができる。
【0011】 上記機函1上には、それを貫通して上方に突出する出力軸6を支持するための 軸受箱13を重設している。上記出力軸6は、その上端に第2軸アクチュエータ あるいは適宜の駆動、加工機器、ワーク等の負荷を取り付けるためのテーブル1 4を固定し、出力軸6は、このテーブル14の周囲において、上記軸受箱13に 対し大型の軸受15により支持させている。 また、上記のように、出力軸6の上端にはテーブル14を取り付けているので 、負荷の取付けはテーブル上にあるタップを利用して行われる。
【0012】 このように、出力軸6にテーブル14を固定し、その出力軸6をアクチュエー タ本体の機函1の底部及びテーブル14の周囲における大径の軸受15によって 支持させると、出力軸6や軸受8,15に作用する力が分散され、大きな荷重、 モーメントを受けることが可能になる。
【0013】 中空にした上記出力軸6は、その内外面をキー溝やスプラインのない円形とな し、出力軸6に対する上記テーブル14の固定は、両者の間に摩擦部材16を圧 入して連結する摩擦締結方式としている。このような締結方式を用い、しかも出 力軸6の上端のテーブル14に対する負荷の取付けにタップを利用すると、出力 軸6からテーブル14、負荷までの駆動系に、キーやスプライン等の溝を利用し た締結方式が介在しないため、駆動系にがたが発生するのを抑制することができ る。また、中空出力軸6の内外面をキー溝やスプラインのない円形にすると、出 力軸の断面積をできるだけ大きくできる点でも有利になる。
【0014】 前記出力軸6内のパイプ9の上端は、出力軸6に固定したカバー17に、Oリ ング18介して嵌挿し、その内部を電気配線のための通路11とするため、上下 端を開放している。また、パイプ9と出力軸6との間の圧力空気の通路12は、 上下端を上記カバー17及びパイプホルダ10によって気密に閉鎖し、軸受箱1 3にその通路12に通じる入口ポート19を開設すると共に、上記カバー17に 、負荷に連通させる出口ポート20を開設している。
【0015】 一方、上記出力軸6の上端のテーブル14の周囲には、回転限度設定用のレバ ー22を固定し、また機函1上に重設した軸受箱13に、ブラケット23を介し てショックアブソーバ24を取り付けている。このショックアブソーバ24は、 軸受箱13の周囲の4面に選択的に取り付けることができ、また上記レバー22 も同様にテーブル14の周囲の4面に選択的に取り付けることができる。従って 、それらの取り付け位置の選択により、出力軸の回転範囲を設定することができ る。
【0016】 上記構成を有する揺動アクチュエータにおいては、シリンダ孔3におけるピス トン4,4の両側の圧力室に、図示しないポートを通じて圧力空気を送入すると 、ラック5の駆動により出力軸に回転が伝達され、その上端のテーブル14が揺 動回転し、その上に取り付けた負荷にそれが伝達される。 負荷の発生するエネルギを駆動源のアクチュエータ本体に伝えると、全体的な 機械強度の向上を図る必要が生じるが、出力軸6の上端のテーブル14に回転限 度設定レバー22を固定し、機函上の軸受箱13に上記レバー22が衝当するシ ョックアブソーバ24を取り付けて、軸受箱13によりそのエネルギを受けさせ ると、全体的な機械強度の向上を図る必要がなくなり、装置を小型化することが 可能になる。
【0017】
【考案の効果】
以上に詳述したように、本考案によれば、負荷の大きな荷重、大きなモーメン トを受けることができ、また負荷の発生するエネルギを駆動源のアクチュエータ に伝えないようにして、ユニットの機械強度の向上を図るようにした揺動アクチ ュエータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断正面図である。
【図2】一部を断面によって示す同平面図である。
【図3】一部を断面によって示す同側面図である。
【符号の説明】
1 機函、 6 出力軸、9
パイプ、 11,12 通路、13 軸
受箱、 14 テーブル、15
軸受、 22 レバー、23
ブラケット、 24 ショックアブソーバ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧駆動の揺動アクチュエータの機函の
    中央に、該機函の底部で軸支されて揺動回転する出力軸
    を立設し、その出力軸を支持するための軸受箱を上記機
    函上に重設し、出力軸の上端に負荷を取り付けるための
    テーブルを固定し、このテーブルの周囲において、出力
    軸を上記軸受箱に対して軸受により支持させたことを特
    徴とする揺動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】出力軸を二重の中空形とし、中心の区画空
    間及びその外側の区画空間を電気配線及び圧力空気の通
    路としたことを特徴とする請求項1に記載の揺動アクチ
    ュエータ。
  3. 【請求項3】中空にした出力軸の内外面をキー溝やスプ
    ラインのない円形とし、出力軸に対するテーブルの固定
    を、両者の間に摩擦部材を圧入して連結する摩擦締結方
    式としたことを特徴とする請求項1または請求項2のい
    ずれかに記載の揺動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】出力軸の上端のテーブルに回転限度設定レ
    バーを固定し、機函上に重設した軸受箱にブラケットを
    介して上記レバーが衝当するショックアブソーバを取り
    付けたことを特徴とする請求項1に記載の揺動アクチュ
    エータ。
JP1991081460U 1991-09-11 1991-09-11 揺動アクチュエータ Expired - Lifetime JP2569352Y2 (ja)

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JPH0525002U true JPH0525002U (ja) 1993-04-02
JP2569352Y2 JP2569352Y2 (ja) 1998-04-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01193402A (ja) * 1987-11-30 1989-08-03 1994 ウェイヤー ファミリー リミテッド パートナーシップ 流体動力ベアリングアクチュエータ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01193402A (ja) * 1987-11-30 1989-08-03 1994 ウェイヤー ファミリー リミテッド パートナーシップ 流体動力ベアリングアクチュエータ

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JP2569352Y2 (ja) 1998-04-22

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