JPH06502236A - アイソレータのための液圧アクチュエータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アイソレータのための液圧アクチュエータ本発明は、液圧アイル−タ、特に、高 温及び／又は高圧の過酷な動作条件の下でガスをアイソレート（分離又は隔離） するのに使用する転向バルブ又はフラップアイル−タのための液圧アイソレータ に関するものである。

多くの転向バルブ又はフラップアイソレータの用途に関しては、液圧動作システ ムを使用するのが必要又は望ましい。

普通の液圧動作システムは、回転ずへきシャフトに連結したレバーを動作させる 液圧ラムにより構成し、このレバーにバルブ閉止プレートを取り付ける。ラムの ベース端部を係止ブラケットにピン連結し、この係止ブラケットは通常ダンパ又 はアイル−タフレームの成るポイントに固定する。こき構成の欠点は、アイソレ ータフレームと（高温）と液圧ラム（低温）との間の温度差により、ラムリンク の有効長さ及びブレードの位置を変更しなければならなくなる点である。

ＰＣＴ特許出願第ＰＣＴ／ＧＢ８９１００５９３号（国際公開第ＷＯ３９／１１ ６１２号）には、このような欠点を解決する改良しだ液圧アクチュエータについ て記載している。特に、国際公開第ＷＯ３９／１１６１２号の発明は、一方の端 部をレバーに取り付けた液圧ラムを有し、このレバーをバルブプレート又は他の 閉止部材のためのシャフトに連結し、フランツにアイソレータを取り付けるケー シングを設け、またラムの他方の端部をケーシングのフランジから離れる側の端 部に取り付けたアイソレータのための液圧アク手ユエータについて記載している 。

ガスタービンのサイズを増大することにより、燃焼生成物の流れのホイラーに指 向させる又は組み合わせサイクルプラントにバイパスさせる転向バルブを大型に する必要が生ずる。大型の転向バルブは、一層大きなトルクを必要とする。この トルクを発生するための一つの方法としては、上述の国際公開第ＷＯ３９／１１ ６１２号に記載の液圧アクチュエータを使用する。

この特別なアクチュエータのだめの作動スラスト力は、単独の液圧ラムにより生 ずる。この装置の特徴は、ラムは所要のトルクを伝達するだけてなく、オーバー ハングしたシャフトに曲げモーメントを与え、また軸受に半径方向の負荷を生ず る。

本発明のこの最後の二つの欠点を解決するため、逆向きに動作する２個の同一ラ ムを設け、一方のラムにより生ずる半径方向負荷を他方のラムの半径方向負荷と 大きさが等しく、向きか逆になるようにする。

本発明は、駆動すべきアイソレータに取り付けるフランジを有するケーシングと 、レバーアーム組立体とを具え、このレバーアーム組立体の各端部を１対の同一 の複動ノリンダラムの各１個に連結し、前記ラムの他方の端部をフランジから離 れる側のケーシングの両側の端部にそれぞれ連結したアイソレータのための液圧 アクチュエータにおいて、前記同一のラムをそれぞれ逆向きに動作し、一方のラ ムによる加わる半径方向の負荷か他方のラムとは大きさか同一で向きか逆になる 構成としたことを特徴とする。

ラム及び作用アームの整列は、所定の回転方向のためのスラスト力の大きさか等 しくかつ逆向きとなり、シャフトに曲げモーメントか茄わるのをなくすようにす る。

本発明アクチュエータの一般的な構造は、上述の国際公開第ＷＯ３９／１１６１ ２号に記載の構造に類似のものとするとよいが、２個のラムを収容する構成とす る。上述の国際公開第ＷＯ３９／＋　１６１２号に記載のアクチュエータの幾つ かの特徴を本発明にも採用す払例えば、 液圧ラムのベース端部をケーシングのフランジから離れる側の端部に取り付けた 係止ブラケットにピン連結し、液圧ラムのロッド端部をアイソレータシャフトに 連結したレバーアームにビン連結し、 液圧アクチュエータは、更に、主シヤフトの不均一な運動を補助シャフトの回転 運動に変換するカップリングを設け、特に、管状部材をアクチュエータ本体に固 着し、管状部材の外側に軸受を装着し、１個又はそれ以上の補助装置を駆動する ための管状補助シャフトをこの軸受に対して回転自在にし、またユニバーサルジ ヨイントを管状部材の内部に配置し、補助シャフトか主シヤフトから駆動するこ とができるようにし、更に、アクチュエータには、アイソレータ閉止部材をロッ クする偏心スリーブを有する円形のロックピンを設ける。

本発明の他の実施例においては、アイソレータシャフトと、アイソレータシャフ トにより担持したアイソレータ閉止部材と、アイソレータシャフトのための液圧 アクチュエータと、リミットスイッチのような少なくとも１個の補助装置を駆動 する補助シャフトと、アイソレータシャフトの動作に応答する減速バルブ又は位 置トランスミッタと、アイル−タシャフト及び補助シャフトを相互連結してアイ ソレータシャフトの不均一な運動を補助シャフトの真の回転運動に変換するカッ プリングとを有するアイソレータにおいて、 （ａ）前記液圧アクチュエータには、第１端部領域及び第２端部ｌ　＠域を有し 、前記双方の端部領域の中間で前記アイソレータシャフトの一部を収容するケー シングを設け、前記ケーシングには、このケーシングをアイソレータに連結する 外部取付フランジを設け、また前記ケーシングの第１端部領域及び第２端部領域 の各々には、内部取付ブラケットを設け、またケーシング内には、アイソレータ シャフト１こ駆動連結したレバーアーム組立体と、それぞれベース端部及びロッ ド端部を存する１対の同一の液圧ラムとを配置し、各ラムのベース端部を各取付 ブラケットにビンにより連結し、各ラムのロット端部を前記レバーアーム組立体 にビンにより連結したアイソレータにおいて、前記２個の同一ラムは逆向きに動 作し、一方のラムにより加わる半径方向の負荷か他方のラムにより加わるものと 大きさか同一で向きが逆となるよう配列し、（ｂ）補助シャフトには、少なくと も１個の補助装置を駆動するための少なくとも１個の作動素子を外部に装着した 回転自在の管状本体を設け、 （Ｃ）前記カンプリングには、前記アイソレータに固着した管状部材と、前記管 状部材の外部に装着した複数個の軸受を設け、前記管状部材は補助シャフトの管 状本体内に軸線方向に突入させかつ前記軸受によってこの補助シャフトを回転自 在に支持し、また前記管状部材の内部に配置しかつ前記アイソレータシャフトと 前記補助シャフトを相互に駆動連結するユニバーサルジヨイントを設ける。

更に、本発明の好適な実施例においては、３個の動作位置のうちの任意の１個の 位置に前記アイソレータクロージャ部材をロックするロック手段を設け、前記ロ ック手段には、ケーシングによって支持した円形断面のロックピンと、液圧ラム によるレバーアーム組立体の移動をクリアする又は完全に阻止する又は部分的に 阻止する位置に選択的に前記ロックピンにより回転自在に支持する偏心スリーブ とを設ける。

次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。

図１は、本発明による液圧アクチュエータの好適な実施例の一部切除した斜視図 、 図２ａ及び２ｂは本発明液圧アクチュエータのラム及びアクチュエータアームの 配列構成の他の２種類の実施例の線図的説明図である。

図１は、ケーシング■を有する液圧アクチュエータを示し、このケーシングｌの フランジｌａを駆動すべきアイソレータに取り付ける。レバーアーム組立体２の 各端部を１対の複動液圧ラム３の各１個に取り付け、各ラム３は、シリンダ３ａ とロッド３ｂとを有する。各ラム３の他方の端部をアンカーブラケット４に連結 する。ブラケット４をケーシング１のフランジ１ａがら離れる側の端部に取り付 ける。各ラム３をそれぞれアンカーブラケット４にピン継手５によって回動自在 に連結し、ラムのロット端部をレバーアーム組立体２に他のピン継手６によって 連結する。

しバーアーム組立体２の中心部分をカラー７に溶接し、このカラー７をアイソレ ータシャフト（図示せず）にキ一連結し、このアイソレータシャフトにはフラノ ブバルブブし−・ト（図示せず）又は他の適当なバルブクローンヤを担持する。

参照符号８はロックビンの位置を示す。

動作にあたり、ラム３を液圧的に動作させ、レバーアーム組立体２を回動させ、 アイソレ−タシャフトに担持したバルブクローンヤによってアイソレータを開閉 する。上述したように、２個の同一のラム３を使用してそれぞれ逆向きに動作さ せることにより、一方のラムによる加わる半径方向の負荷が大きさか同一で方向 か互いに逆向きとなる。

図２ａ及び２ｂは、ラム及び動作アームの他の２個の構成を示す。

図示のように、所定回転方向に対するスラスト力は同一かつ逆向きてあり、これ によりシャフトに対する曲げモーメントを排除できる。

ＦＩＧ、１ ＝ＩＯ，２ａ Ｆ　Ｉ　Ｃ３，２ｂ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．駆動すべきアイソレータに取り付げるフランジ（１ａ）を存するケーシング （１）と、レバーアーム組立体（２）とを具え、このレバーアーム組立体（２） の各端部を１対の同一の複動シリンダラム（３）の各１個に連結し、前記ラムの 他方の端部をフランジから離れる側のケーシングの両側の端部にそれぞれ連結し たアイソレータのための液圧アクチュエータにおいて、前記同一のラムをそれぞ れ逆向きに動作し、一方のラムによる加わる半径方向の負荷が他方のラムとは大 きさが同一で向きが逆になる構成としたことを特徴とする液圧アクチュエータ。
2. ２．アイソレータシャフトと、このアイソレータシャフトに担持したアイソレー タクロージャ部材と、前記アイソレータシャフトのための液圧アクチュエータと を具えるアイソレータであって、前記液圧アクチュエータには、第１端部領域及 び第２端部領域を有し、前記双方の端部領域の中間で前記アイソレータシャフト の一部を収容するケーシング（１）を設け、前記ケーシングには、このケーシン グをアイソレータに連結する外部取付フランジ（１ａ）を設け、また前記ケーシ ングの第１端部領域及び第２端部領域の各々には、内部取付ブラケット（４）を 設け、またケーシング内には、アイソレータシャフトに駆動連縛したレバーアー ム組立体（２）と、それぞれベース端部（３ａ）及びロッド端部（３ｂ）を有す る１対の同一の液圧ラム（３）とを配置し、各ラムのベース端部を各取付ブラケ ット（４）にピン（５）により連結し、各ラムのロッド端部を前記レバーアーム 組立体にピン（６）により連結したアイソレータにおいて、前記２個の同一ラム は逆向きに動作し、一方のラムにより加わる半径方向の負荷が他方のラムにより 加わるものと大きさが同一で向きが逆となるよう配列したことを特徴とするアイ ソレータ。
3. ３．少なくとも１個の補助装置を駆動するための補助シャフトと、前記アイソレ ータシャフト及び前記補助シャフトを相互連結して前記アイソレータシャフトの 起こりうる不均一運動を前記補助シャフトの真の回転運動に変換するカップリン グとを設け、前記補助シャフトは、外部に少なくとも１個の作動素子を設けて少 なくとも１個の補助装置を駆動するための回転自在の管状本体を設け、前記カッ プリングには、前記アイソレータに固着した管状部材と、前記管状部材の外部に 装着した複数個の軸受を設け、前記管状部材は補助シャフトの管状本体内に軸線 方向に突入させかつ前記軸受によってこの補助シャフトを回転自在に支持し、ま た前記管状部材の内部に配置しかつ前記アイソレータシャフトと前記補助シャフ トを相互に駆動連縛するユニバーサルジョイントを設けた請求項２記載のアイソ レータ。
4. ４．３個の動作位置のうちの任意の１個の位置に前記アイソレータクロージャ部 材をロックするロック手段を設げ、前記ロック手段には、ケーシングによって支 持した円形断面のロックピンと、液圧ラムによるレバーアーム組立体の移動をク リアする又は完全に阻止する又は部分的に阻止する位置に選択的に前記ロックピ ンにより回転自在に支持する偏心スリーブとを設けた請求項２又は３記載のアイ ソレータ。