JPH05249519A - 光導波路型波長変換素子 - Google Patents

光導波路型波長変換素子

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JPH05249519A
JPH05249519A JP4082788A JP8278892A JPH05249519A JP H05249519 A JPH05249519 A JP H05249519A JP 4082788 A JP4082788 A JP 4082788A JP 8278892 A JP8278892 A JP 8278892A JP H05249519 A JPH05249519 A JP H05249519A
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JP
Japan
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optical waveguide
optical wavelength
substrate
harmonic
wavelength conversion
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Withdrawn
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JP4082788A
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Hiromasa Sato
弘昌 佐藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/35Non-linear optics
    • G02F1/37Non-linear optics for second-harmonic generation
    • G02F1/377Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
    • G02F1/3775Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure with a periodic structure, e.g. domain inversion, for quasi-phase-matching [QPM]
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/35Non-linear optics
    • G02F1/353Frequency conversion, i.e. wherein a light beam is generated with frequency components different from those of the incident light beams
    • G02F1/3544Particular phase matching techniques
    • G02F1/3548Quasi phase matching [QPM], e.g. using a periodic domain inverted structure

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Abstract

(57)【要約】 【目的】基本波と第2高調波がともにシングルモードで
導波可能な膜厚の範囲を大幅に増大させ第2高調波を効
率よく導波し出射させる。 【構成】光導波路基板1上に3μmの周期で分極反転部
2を形成し、その表面に2次元スラブ型光導波路3を設
けた。その上にクラッド層5を成膜すると共に、出射側
の部分をチャンネル型光導波路とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基本波を入射してその
高調波を導波し出射させるようにした光導波路型波長変
換素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光導波路型波長変換素子として
は、周期ドメイン反転構造部を有する基板上の光導波路
の部分に2次元スラブ型光導波路を用いるものが特開平
2−93624号により提案されている。また、光導波
路の上部にクラッド層を設けたチャンネル型光導波路を
用いるものが特開平2−296202号により提案され
ている。これら従来の素子を用いて、第2高調波への変
換効率を向上させるには、基本波と第2高調波をともに
シングルモードで導波させる必要がある。
【0003】上記条件から光導波路の膜厚は上限と下限
の制限がある。光導波路基板と光導波路の屈折率差によ
っては、基本波と第2高調波が共にシングルモードにな
る膜厚の範囲が非常に小さいか、極端な場合その膜厚の
範囲が存在しないことがある。従って、従来シングルモ
ードの光導波路を作成する場合高精度の膜厚制御が要求
されるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術が
有していた前述の問題点、即ち光導波路基板と光導波路
の屈折率差によっては基本波と第2高調波が共にシング
ルモードになる膜厚の範囲が非常に小さいという問題点
を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決すべくなされたものであり、少なくとも光導波路又
は非線形光学効果を有する光導波路基板のいずれか一方
に周期的な分極反転部を有し、前記光導波路の少なくと
も一部分にクラッド層を積層させたことを特徴とする光
導波路型波長変換素子を提供するものである。
【0006】光導波路基板の材料としては非線形光学効
果を有するLiNbO3 、LiTaO3 、KNbO3 等
の結晶が使用でき、光導波路としてはTiO2 、Zn
S、ZnO等が使用できる。また、上記周期的な分極反
転部は反転部の長さが約1.5μmで非反転部が1.5
μmの1周期約3μmの長さが最も変換効率の点で好ま
しく、また対称2次元スラブ型光導波路の場合光導波路
基板のみかあるいは光導波路のみに設けてもよく、また
両方に設けてもよい。
【0007】前記分極反転部の周期は入射光波長、基板
屈折率に依存する。また、第2高調波の発生には1次、
3次、5次・・・の発生があり、たとえば1次の第2高
調波が1.5μm周期で1mW発生すると、3次の第2
高調波は4.5μm周期で1/9mW、5次の第2高調
波は7.5μm周期で1/25mW発生する。従って、
分極反転部の周期は1〜10μmが好ましい。
【0008】また、前記分極反転部を光導波路と光導波
路基板の両方に設ける場合、まずLiNbO3 等の材料
からなる光導波路基板表面にTi等を熱拡散により分極
反転部を形成し、その表面をさらにプロトン交換法等に
より高屈折率層を形成して光光導波路とすることができ
る。この場合、光導波路と光導波路基板の分極反転部は
同じ周期となる。
【0009】光導波路から第2高調波のみを出射させる
構成としては、2次元スラブ型光導波路とチャンネル型
光導波路を結合させる構成の他に、光導波路全体をチャ
ンネル型光導波路としその光出射端面に第2高調波のみ
を透過させる多層膜のコーティングを設けた構成として
も良い。
【0010】
【作用】本発明において、光導波路型波長変換素子はそ
の機能により2つの部分に大別できる。素子の半分の部
分は基本波及び第2高調波をともにシングルモードで導
波させて波長変換を行う部分で、残りの部分は前記波長
変換部で発生した第2高調波を出射波として選択する部
分である。
【0011】以下、本発明の実施例に従って詳細に説明
する。図1は本発明の実施例を示す斜視図である。図中
1は光導波路基板を示しており、たとえばLiNbO3
単結晶等の非線形光学効果を有する非線形強誘電体光学
材料が好ましく使用できる。光導波路基板1の一部に
は、たとえばTi熱拡散法等の方法により形成された周
期的な分極反転部2が設けられている。図中3は2次元
スラブ型光導波路であり、4はチャンネル型光導波路で
ある。光導波路全体は2次元スラブ型光導波路3とチャ
ンネル型光導波路4及びそれらの結合部6で構成されて
おり、光導波路基板1に比べて高い屈折率を持つ材料が
用いられる。
【0012】図中5は光導波路上に設けられたクラッド
層を示している。クラッド層の材料としては光導波路よ
りも低い屈折率の材料を使用する。特に光導波路基板1
と同じ屈折率の材料を用いた場合、対称型光導波路とな
り最も大きな効果が得られる。たとえば、図2に示すよ
うな従来例のクラッド層を持たないLiNbO3 単結晶
基板とTiO2 の光導波路からなる光導波路型波長変換
素子の場合は、各モードのカットオフされる厚さはTM
モードに対して下記数1から導かれ表1で表される。
【0013】
【数1】
【0014】ここで、数1においてλは基本波あるいは
第2高調波の波長であり、n1 はクラッド層の屈折率
で、n2 は光導波路の屈折率で、n3 は光導波路基板の
屈折率で、mは導波モードの次数である。このとき、基
本波860nm及び第2高調波430nmに対するカッ
トオフ厚さは、下記表1に示される値となる。
【0015】
【表1】
【0016】従って、基本波と第2高調波が共にシング
ルモードになる(0次のモードのみが存在する)膜厚t
の範囲は、271.9nm<t<284.1nmとな
り、12nm程度の範囲となる。これに対し対称スラブ
型光導波路の場合は、n1 =n3 (LiNbO3 の屈折
率)、n2 はTiO2 の屈折率を代入し、基本波λ1 =
860nm、第2高調波λ2 =430nmについて計算
し、0<t2(1)<192.0nm<t1(1)を得る。ここ
で、t1(1)は基本波の1次モードのカットオフ厚さでt
2(1)は第2高調波の1次モードのカットオフ厚さであ
る。
【0017】従って、基本波及び第2高調波の0次モー
ドのカットオフ厚さがなくなり、第2高調波の1次モー
ドのカットオフ厚さが192.0nm程度であることか
ら、0nm<t<192.0nmとなり膜厚の制限は大
幅に緩和される。このことから出射側の光導波路は、上
の条件を満たす範囲で第2高調波のみが導波され出射す
るように設定できる。特に実施例のように非線形光学結
晶が光導波路基板1に用いられている場合、光導波路厚
さの減少による変換効率への影響は少ないと考えられ
る。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。光
導波路基板にはLiNbO3 単二分域化単結晶を用い、
Ti熱拡散法により周期的な分極反転部を、反転部の長
さを1.5μm、非反転部の長さを1.5μmとし周期
を3μmとして、LiNbO3 単結晶基板の+z面上に
作成した。光導波路の材料にはTiO2 を用いた。Ti
O2 の膜厚は、860nmの基本波及び430nmの第
2高調波が共にシングルモードになる厚さである15
0.0nmとした。成膜後通常のフォトリソグラフィー
により作成したマスクを用いてエッチングを行い、所定
の光導波路形状とした。
【0019】その後、2次元スラブ型光導波路上にLi
NbO3 層を2μmの厚みで成膜した。得られた光導波
路素子の端面を研磨し入射端と出射端とした。素子長は
10mmで5mmの波長変換部を有する。入射端面に半
導体レーザの100mWで860nmのレーザ光を入射
し、出力1μWで430nmの青色光が出射された。
【0020】
【発明の効果】本発明は、基本波と第2高調波を共にシ
ングルモードで導波させる光導波路の膜厚を大幅に厚く
するという優れた効果を有する。このことにより、第2
高調波への変換効率も向上する。特に対称スラブ型光導
波路となるようにクラッド層の屈折率を選定することに
より、膜厚の範囲は最大となり前述の効果も最大とな
る。また、第2高調波のみが導波されて出射するので基
本波と第2高調波を分離する必要がなくなるという効果
も有する。光導波路で問題となる光ダメージについて
も、導波光密度を小さくできることから軽減できるとい
う効果も有する。さらに、第2高調波の出射側をチャン
ネル型光導波路とした場合、ビームの縦横比を小さくで
きることから集光性が向上するという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】従来例の一例を示す側面図
【符号の説明】
1 光導波路基板 2 分極反転部 3 2次元スラブ型光導波路 4 チャンネル型光導波路 5 クラッド層 6 結合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも光導波路又は非線形光学効果を
    有する光導波路基板のいずれか一方に周期的な分極反転
    部を有し、前記光導波路の少なくとも一部分にクラッド
    層を積層させたことを特徴とする光導波路型波長変換素
    子。
  2. 【請求項2】前記クラッド層が光導波路基板と等しい屈
    折率を有する材料からなる対称型光導波路とされている
    請求項1の光導波路型波長変換素子。
  3. 【請求項3】光導波路基板表面の一部に周期的な分極反
    転部が設けられ、前記分極反転部上には2次元スラブ型
    光導波路が形成され、前記2次元スラブ型光導波路の光
    出射端側にはチャンネル型光導波路がモノリシックに結
    合され、かつ前記2次元スラブ型光導波路上にはクラッ
    ド層が積層されている請求項1又は2の光導波路型波長
    変換素子。
JP4082788A 1992-03-04 1992-03-04 光導波路型波長変換素子 Withdrawn JPH05249519A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330661A (ja) * 2005-04-27 2006-12-07 Mitsubishi Electric Corp 光波長変換素子および光波長変換器
US7693194B2 (en) 2004-08-12 2010-04-06 Mitsubishi Electric Corporation Fundamental-wave light source and wavelength converter

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JP4706403B2 (ja) * 2005-04-27 2011-06-22 三菱電機株式会社 光波長変換素子および光波長変換器

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Effective date: 19990518