JPS6118933A - 光波長変換器 - Google Patents
光波長変換器Info
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- JPS6118933A JPS6118933A JP13988884A JP13988884A JPS6118933A JP S6118933 A JPS6118933 A JP S6118933A JP 13988884 A JP13988884 A JP 13988884A JP 13988884 A JP13988884 A JP 13988884A JP S6118933 A JPS6118933 A JP S6118933A
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- Japan
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- optical waveguide
- light
- light guide
- wavelength
- fundamental wave
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体レーザ等のレーザ光源用の波長変換器
に関するものであり、利用分野は光メモリ装置、レーザ
プリンタ等の光情報処理装置あるいはレーザテレビ等の
ディスプレイ装置等のレーザ応用機器分野が考えられる
。
に関するものであり、利用分野は光メモリ装置、レーザ
プリンタ等の光情報処理装置あるいはレーザテレビ等の
ディスプレイ装置等のレーザ応用機器分野が考えられる
。
従来例の構成とその問題点
非線形光学結晶であるニオブ酸カリウム(KNbO3)
単結晶を用いた光波長変換器として、第1図に示す従来
例がある。KNbO3単結晶1に半導体レーザ2の基本
波P1をレンズ3で集光するもので、KNbO3単結晶
1の温度制御による位相整合法より光波長変換を行なう
ものである。ただし基本波長λ=0.86μm、光パワ
ーP1−100mWにおいて変換効率η=10しか得ら
れておらず、実用レベル(η〉10%)に達するために
は、高効率化への対応が不可欠であった。
単結晶を用いた光波長変換器として、第1図に示す従来
例がある。KNbO3単結晶1に半導体レーザ2の基本
波P1をレンズ3で集光するもので、KNbO3単結晶
1の温度制御による位相整合法より光波長変換を行なう
ものである。ただし基本波長λ=0.86μm、光パワ
ーP1−100mWにおいて変換効率η=10しか得ら
れておらず、実用レベル(η〉10%)に達するために
は、高効率化への対応が不可欠であった。
光波長変換素子の高効率化にあたり、光導波路の応用は
きわめて効果的であり、従来例のように結晶そのままで
用いる場合に比べ、1〜2桁の高効率化が可能である。
きわめて効果的であり、従来例のように結晶そのままで
用いる場合に比べ、1〜2桁の高効率化が可能である。
しかしながら、KNbO3系結晶において、有効な光導
波路の形成法は見い出されていない。
波路の形成法は見い出されていない。
発明の目的
本発明の目的は、KNbO3系強誘電体結晶を用いた高
効率な光波長変換器を提供することにある。
効率な光波長変換器を提供することにある。
すなわち、本発明は、KNbO3系結晶の光導波路化を
行ない高効率光波長変換を実現したものでああシ、43
5°Cにおいて立方晶←正方晶、225°Cにおいて正
方晶−斜方晶と相変態する。また、K (TaxNb1
−x)03 と表わされる混晶は、Taの割合によっ
て、キューリ点および屈折率が変化することが知られて
いる。
行ない高効率光波長変換を実現したものでああシ、43
5°Cにおいて立方晶←正方晶、225°Cにおいて正
方晶−斜方晶と相変態する。また、K (TaxNb1
−x)03 と表わされる混晶は、Taの割合によっ
て、キューリ点および屈折率が変化することが知られて
いる。
組成Xが0.01変化するにつれて、Tcはほぼ7°C
変化し、屈折率はほぼ1o 変化することが知られてい
る。また、半導体レーザの発振可能な波長帯であるλ−
0.7〜0.9μmにおいて位相整合可能な条件より組
成比Xの範囲としては0≦X<−O,1となる。ここで
位相整合とは、K(TaxNbl−X)03の3つの屈
折率n a + n b+ ncO間で、n、b(基本
波)=n、(高調波) の関係が成立する時であり、基本波長λ1=0.84μ
mとすると、16〜20°Cの温度範囲で位相整合がと
れる。
変化し、屈折率はほぼ1o 変化することが知られてい
る。また、半導体レーザの発振可能な波長帯であるλ−
0.7〜0.9μmにおいて位相整合可能な条件より組
成比Xの範囲としては0≦X<−O,1となる。ここで
位相整合とは、K(TaxNbl−X)03の3つの屈
折率n a + n b+ ncO間で、n、b(基本
波)=n、(高調波) の関係が成立する時であり、基本波長λ1=0.84μ
mとすると、16〜20°Cの温度範囲で位相整合がと
れる。
そこで、光導波路形成法としては、第2図に示すように
基板4にK (TaxNbl−x )03;CK:x(
0,1を使用し、その表面にNb金属を蒸着し、500
〜1000°Cで熱拡散することによシ光導波路6を形
成した。屈折率増加量は条件によシ多少異なるが、0.
005〜0.02程度大きい。熱拡散後、分極方向が乱
れてしまうため、C軸方向に電界を印加し単一分極化し
た。
基板4にK (TaxNbl−x )03;CK:x(
0,1を使用し、その表面にNb金属を蒸着し、500
〜1000°Cで熱拡散することによシ光導波路6を形
成した。屈折率増加量は条件によシ多少異なるが、0.
005〜0.02程度大きい。熱拡散後、分極方向が乱
れてしまうため、C軸方向に電界を印加し単一分極化し
た。
また、Nbの代シにTiを熱拡散することによっても光
導波路が形成される。たたし、いずれにおいても拡散時
間は拡散温度に依存し、6〜10時間の範囲で選択した
。基板4の結晶方位と光導波路6の伝搬方向には次の関
係がある。
導波路が形成される。たたし、いずれにおいても拡散時
間は拡散温度に依存し、6〜10時間の範囲で選択した
。基板4の結晶方位と光導波路6の伝搬方向には次の関
係がある。
実施例の説明
第3図は、本発明の第一実施例であり、半導体レーザ2
を基本波光源に用いて波長変換を行なう構成である。光
導波路6と半導体レーザ2の結合は、レンズ6を介し、
光導波路6の両端面には結合効率を向上させるために反
射防止膜7.7′を装着したものである。
を基本波光源に用いて波長変換を行なう構成である。光
導波路6と半導体レーザ2の結合は、レンズ6を介し、
光導波路6の両端面には結合効率を向上させるために反
射防止膜7.7′を装着したものである。
第4図は、本発明の第2実施例であり、光導波路60両
端に基本波長に対する反射率が。、8〜0.99の反射
Ha、s’を装着することにょシ、光導波路6を7アブ
リーベロー共振器とすることにより、光導波路内の基本
波光パワーの増大を図ったものである。また、第5図は
、反射膜の代シにグレーティング反射器9,9′を装着
したもので、グレーティングの周期Gは基本波に対する
実効屈折率N1.波長λ1を用いて次式で表わされる。
端に基本波長に対する反射率が。、8〜0.99の反射
Ha、s’を装着することにょシ、光導波路6を7アブ
リーベロー共振器とすることにより、光導波路内の基本
波光パワーの増大を図ったものである。また、第5図は
、反射膜の代シにグレーティング反射器9,9′を装着
したもので、グレーティングの周期Gは基本波に対する
実効屈折率N1.波長λ1を用いて次式で表わされる。
λ1=O,B41im 、N1=2.29の時、G ”
= 0.18 μmとなる。
= 0.18 μmとなる。
反射部8.8’、9.9’の最適反射率は、光導波路6
の伝搬損失αに依存し、α=o、1dB/cmの時、r
1=0.9 、 r2=0.99となシ、反射部のない
時に比べほぼ9倍の変換効率向上が図れ、P1=10m
Wの時、はぼη=10%の変換効率が得られた。
の伝搬損失αに依存し、α=o、1dB/cmの時、r
1=0.9 、 r2=0.99となシ、反射部のない
時に比べほぼ9倍の変換効率向上が図れ、P1=10m
Wの時、はぼη=10%の変換効率が得られた。
(光導波路の長さは10訴)
第6図は、上記第2実施例において、ファプリーベロー
共振器として良好に動作させるために、光導波路5の上
に、クラッド層10を装荷したもので、クラッド層の厚
み、あるいは屈折率により最大変換効率が得られるよう
に調整できるように工夫したものである。第7図は、同
様な目的で、光導波路6の上下に電圧印加電極11 、
11’を装着したもので、K (TaxNb1−x )
o3のもの電気光学効果を用いて最大変換効率が得られ
るように調整できる構成である。
共振器として良好に動作させるために、光導波路5の上
に、クラッド層10を装荷したもので、クラッド層の厚
み、あるいは屈折率により最大変換効率が得られるよう
に調整できるように工夫したものである。第7図は、同
様な目的で、光導波路6の上下に電圧印加電極11 、
11’を装着したもので、K (TaxNb1−x )
o3のもの電気光学効果を用いて最大変換効率が得られ
るように調整できる構成である。
第8図は、本発明の他の実施例であシ、半導体レーザ2
と光導波路6を同一共振器内に構成したものであり、半
導体レーザ2の端面12と光導波路5の出射面13に基
本波に対する反射膜をまた、半導体レーザの他端面14
と光導波路5の入射面16に基本波に対する反射防止膜
を装着したものである。ここで、高調波に対しては、1
5は完全反射、13は完全透過となるように設計されて
おり、高調波は13を通して取り出すことができる。
と光導波路6を同一共振器内に構成したものであり、半
導体レーザ2の端面12と光導波路5の出射面13に基
本波に対する反射膜をまた、半導体レーザの他端面14
と光導波路5の入射面16に基本波に対する反射防止膜
を装着したものである。ここで、高調波に対しては、1
5は完全反射、13は完全透過となるように設計されて
おり、高調波は13を通して取り出すことができる。
発明の効果
従来、KNbO3を光導波路化しない時、レンズで基本
派を集光してもその後すぐ光は発散するために、有効に
非線形効果を発揮することができなかった。本発明にが
かるK(TaxNbl−x)03基板へのNbあるいは
Ti拡散による光導波路を用いると、基本波は2〜6μ
mφ程度の微小断面積中に閉じ込められるために光パワ
ー密度が大きい状態で相互作用長を長くとることが可能
となり、変換効率η=50%(Pl−100mVv)と
、光導波路の長さは10肱の場合従来に比べ2桁以上の
高効率化が図れた。
派を集光してもその後すぐ光は発散するために、有効に
非線形効果を発揮することができなかった。本発明にが
かるK(TaxNbl−x)03基板へのNbあるいは
Ti拡散による光導波路を用いると、基本波は2〜6μ
mφ程度の微小断面積中に閉じ込められるために光パワ
ー密度が大きい状態で相互作用長を長くとることが可能
となり、変換効率η=50%(Pl−100mVv)と
、光導波路の長さは10肱の場合従来に比べ2桁以上の
高効率化が図れた。
第1図は従来の光波長変換器の概略構成図、第構成図で
ある。 2・・山・半導体レーザ、6・・・・・レンズ、4・川
・・K(TaxNbl−X)03単結晶、5・叶・光導
波路、7゜7’、、 14 、15・・・・・・反射防
止膜、8.8’、12゜13・・・・・・反射膜、g
、 g/、・・・・・グレーティング反射器、10・・
・・・・クラッド層、11 、11’−川・・印加電極
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第1
図 第3図 第4図
ある。 2・・山・半導体レーザ、6・・・・・レンズ、4・川
・・K(TaxNbl−X)03単結晶、5・叶・光導
波路、7゜7’、、 14 、15・・・・・・反射防
止膜、8.8’、12゜13・・・・・・反射膜、g
、 g/、・・・・・グレーティング反射器、10・・
・・・・クラッド層、11 、11’−川・・印加電極
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第1
図 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)強誘電体結晶であるK(Ta_xNb_1_−_
x)O_3の0≦x<0.1の組成をもつ結晶基板に対
して、NbあるいはTiを熱拡散することにより形成し
た光導波路の一端に基本波を入射し、前記光導波路の他
端から高調波を取り出すことを特徴とする光波長変換器
。 - (2)光導波路の両端面に、基本波長に対する反射率が
0.8〜0.99の反射膜を装着することを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の光波長変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13988884A JPS6118933A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 光波長変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13988884A JPS6118933A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 光波長変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6118933A true JPS6118933A (ja) | 1986-01-27 |
Family
ID=15255929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13988884A Pending JPS6118933A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 光波長変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118933A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02254427A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Sharp Corp | 光波長変換装置 |
WO1994006052A1 (en) * | 1992-09-10 | 1994-03-17 | Fujitsu Limited | Optical circuit system and its constituents |
US5377291A (en) * | 1989-01-13 | 1994-12-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wavelength converting optical device |
US6693736B1 (en) | 1992-09-10 | 2004-02-17 | Fujitsu Limited | Optical circuit system and components of same |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP13988884A patent/JPS6118933A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5377291A (en) * | 1989-01-13 | 1994-12-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wavelength converting optical device |
JPH02254427A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Sharp Corp | 光波長変換装置 |
WO1994006052A1 (en) * | 1992-09-10 | 1994-03-17 | Fujitsu Limited | Optical circuit system and its constituents |
US5757989A (en) * | 1992-09-10 | 1998-05-26 | Fujitsu Limited | Optical circuit system capable of producing optical signal having a small fluctuation and components of same |
US6215585B1 (en) | 1992-09-10 | 2001-04-10 | Fujitsu Limited | Optical circuit system and components of same technical field |
US6693736B1 (en) | 1992-09-10 | 2004-02-17 | Fujitsu Limited | Optical circuit system and components of same |
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