JPH05249149A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH05249149A
JPH05249149A JP5074292A JP5074292A JPH05249149A JP H05249149 A JPH05249149 A JP H05249149A JP 5074292 A JP5074292 A JP 5074292A JP 5074292 A JP5074292 A JP 5074292A JP H05249149 A JPH05249149 A JP H05249149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
comparison
electrode
gate
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP5074292A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Yamaya
春喜 山家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ヒステリシスの上限閾値及び下限
閾値が比較入力電圧に影響されず、被比較入力端子及び
比較入力端子とも高入力インピーダンスのコンパレータ
を提供することを目的とする。 【構成】 P型MOSトランジスタP101,P103
及びN型MOSトランジスタN109,N113から成
る比較用差動段と並列にN型MOSトランジスタN11
9,N123から成る正帰還用差動段を設け、その正帰
還用差動段の非反転入力を出力端子107に接続し、反
転入力を一定電圧の参照電圧121に接続したものであ
る。 【効果】 比較入力端子115及び被比較入力端子11
1とも高入力インピーダンスにでき、ヒステリシスの上
限閾値及び下限閾値とヒステリシス幅の比較入力電圧に
よる影響を無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路、特
に、ヒステリシスをもつコンパレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のヒステリシスコンパレータ
の一構成例を示す回路図で、第1のP型MOS201
(以後P201と記する)のソースは正側電源(以後V
DDと記する)に接続され、ゲートとドレインはショー
トされる。第2のP型MOS203(以後P203と記
する)のソースは前記VDDに接続され、ゲートは前記
P201のゲートに接続される。さらに前記P203の
ドレインは第3のP型MOS205(以後P205と記
する)のゲートに接続される。前記P205のソースは
前記VDDに接続され、ドレインは出力端子206に接
続される。第1のN型MOS207(以後N207と記
する)のゲートは被比較入力端子208に接続され、ド
レインは前記P201のドレインに接続される。第2の
N型MOS209(以後N209と記する)のドレイン
は前記P203のドレインに接続され、ゲートは第1の
正帰還抵抗211(以後R211と記する)及び第2の
正帰還抵抗213(以後R213と記する)の接続点に
接続される。前記N207のソースは前記N209のソ
ースと接続され、さらに第1の定電流215(以後I2
15と記する)を通して負側電源(以後VSSと記す
る)に接続される。前記R211の他方は前記出力端子
と接続され、さらに第2の定電流217(以後I217
と記する)を通して前記VSSに接続される。前記R2
13の他方は比較入力端子219に接続される。いま比
較入力端子219に比較電圧(以後VCPと記する)が
入力され、出力端子電圧VOUTが前記VDDと同一レ
ベルの時の前記N209のゲート電圧VGN209A
は、 VGN209A=(VDD−VCP)*R213/(R211+R213) +VCP となる。よって被比較入力端子208に加わる被比較入
力電圧VINが前記VGN209Aより高い時に、出力
端子電圧VOUTは反転する。また、前記同様に比較入
力端子219に前記VCPが入力され、出力端子電圧V
OUTが前記VSSと同一レベルの時の前記N209の
ゲート電圧VGN209Bは、 VGN209B=(VSS−VCP)*R213/(R211+R213) +VCP となる。よって被比較入力端子208に加わる被比較入
力電圧VINが前記VGN209Bより低い時に、出力
電圧VOUTは反転すると言う動作を行なう。またヒス
テリシス幅VHISは、 VHIS=VGN209A−VGN209B=(VDD−VSS)*R21 3/R211+R213) となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のヒステリシスコンパレータではヒステリシスの上限
閾値(前記VGN209A)及び下限閾値(前記VGN
209B)は比較入力電圧(前記VCP)のレベルによ
って、VCP*R213/R211+R213)の分だ
けシフトされてしまうと言う問題と、比較入力端子の入
力インピーダンスが低いため、接続される比較入力電圧
(VCP)の出力インピーダンスがそのまま前記R21
3に加算された状態になるので、前記R213に対して
比較入力電圧の出力インピーダンスをかなり小さくしな
ければならないと言った問題があった。
【0004】この発明は、以上述べたヒステリシスの上
限閾値及び下限閾値が比較入力電圧に影響されること
と、比較入力端子の入力インピーダンスが低入力インピ
ーダンスになると言う問題を除去するため、コンパレー
タに正帰還抵抗を用いてヒステリシスを持たせる代わり
に、比較入力電圧に影響されない正帰還ループをコンパ
レータに追加することで、ヒステリシスの上限閾値及び
下限閾値が比較入力電圧に影響されず、さらに被比較入
力端子及び比較入力端子とも高入力インピーダンスのコ
ンパレータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はコンパレータ
においてヒステリシスを持たせるために、比較用差動段
と並列に正帰還用差動段を追加し、その追加した正帰還
用差動段の非反転入力を出力端子に接続し、反転入力を
一定電圧の参照電圧に接続する回路を設けたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は、コンパレータの入力差動段と並列に
別の差動段を設置して、その差動段の同相入力をコンパ
レータの出力に接続し、逆相入力を一定電圧の参照電圧
に接続して、コンパレータにヒステリシスを設定する正
帰還ループに用いることにより、比較入力端子及び被比
較入力端子とも高入力インピーダンスにすることができ
る。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路図であっ
て、第1のP型MOS101(以後P101と記する)
のソースは正側電源(以後VDDと記する)に接続さ
れ、ゲートとドレインはショートされる。第2のP型M
OS103(以後P103と記する)のソースは前記V
DDに接続され、ゲートは前記P101のゲートに接続
される。さらに前記P103のドレインは第3のP型M
OS105(以後P105と記する)のゲートに接続さ
れる。前記P105のソースは前記VDDに接続され、
ドレインは出力端子107に接続される。第1のN型M
OS109(以後N109と記する)のゲートは被比較
入力端子111に接続され、ドレインは前記P101の
ドレインに接続される。第2のN型MOS113(以後
N113と記する)のドレインは前記P103のドレイ
ンに接続され、ゲートは比較入力端子115に接続され
る。前記N109のソースは前記N113のソースと接
続され、さらに第1の定電流117(以後I117と記
する)を通して負側電源(以後VSSと記する)に接続
される。正帰還ループとして第3のN型MOS119
(以後N119と記する)のドレインは前記N109の
ドレインに接続され、ゲートは前記VDDの電圧と前記
VSSの電圧の間の電圧を有する参照電圧121(以後
VSMPと記する)に接続される。第4のN型MOS1
23(以後N123と記する)のドレインは前記N11
3のドレインと接続され、ゲートは前記出力端子107
及び第2の定電流125(以後I125と記する)を通
して前記VSSに接続される。前記N119のソースは
前記N123のソースと接続され、さらに前記I117
より小さな電流値を有する第3の定電流127(以後I
127と記する)を通して前記VSSに接続された構成
になる。
【0008】いま前記被比較入力端子111に加わる被
比較入力電圧VIN1が前記比較端子115に加わる比
較入力電圧VCPよりも低く、前記出力端子の出力電圧
VOUTが前記VDDと同一レベルになっている場合、
前記N109のゲートに加わる前記VIN1よりも前記
N113のゲートに加わる電圧VCPが高いので前記I
117は前記N113を通して流れる。さらに前記N1
19のゲートに加わる電圧VSMPよりも前記N123
のゲートに加わる電圧VOUT(前記VDDと同一レベ
ル)が高いので前記I127は前記N123を通して流
れ、前記I117と共に前記P103に電流を流そうと
する。また前記N109及び前記N119には電流は流
れないため、カレントミラー回路の前記P101及び前
記P103の電流は流れない。よって前記P105のゲ
ート電圧は前記VSSの方向に引っ張られ、前記I12
5よりも前記P105を流れる電流が大きいために出力
電圧VOUTは前記VDDと同一レベルに固定される。
この状態から出力電圧を反転させるには、前記N113
の電流及び前記N123の電流を加えた電流よりも、前
記N109の電流及び前記N119の電流を加えた電流
を大きくしなければならない。その時のコンパレータの
上限閾値である被比較入力電圧VINAと比較入力電圧
VCPとの電圧差VHISAは式(2)から式(6)の
式で求めることが出来る。一般にN型MOSに流れる電
流は式(1)で示される。
【0009】 ID=(W/L)*μn*CO*[(VG−VT)*VD−1/2*VD2 ] ・・・・・・式(1) {ID:ドレイン電流 W:ゲート幅 L:ゲート長
μn:電子移動度 VG:ゲート電圧 VT:スレッシュホールド電圧 V
D:ドレイン電圧} 前記N109及び前記N113は同一特性で有り、また
ドレイン電圧も同一レベルになる。前記N109及び前
記N113のソース電圧をVS12、ドレイン電圧をV
D12、前記N109の電流をID1、前記N113の
電流をID2とすると、 I127=ID1−ID2 ・・・・・・式(2) I127=(W/L)*μn*CO*[(VINA−VS12−VT)*V D12−1/2*(VD12)2 ]− (W/L)*μn*CO*[(VCP−VS12−VT)*VD 12−1/2*(VD12)2 ]−・・・・・・式(3) I127=(W/L)*μn*CO*VD12*(VINA−VCP) ・・・・・・式(4) VINA−VCP=I127/[(W/L)*μn*CO*VD12] ・・・・・・式(5) VHISA=VINA−VCP =I127/[(W/L)*μn*CO*VD12] ・・・・・・式(6) また前記被比較入力端子111に加わる被比較入力電圧
VIN2が前記比較入力端子115に加わる比較入力電
圧VCPよりも高く、前記出力端子の出力電圧VOUT
が前記VSSと同一レベルになっている場合、前記N1
09のゲートに加わる前記VIN2よりも前記N113
のゲートに加わる電圧VCPが低いので前記I117は
前記N109を通して流れる。さらに前記N119のゲ
ートに加わる電圧VSMPよりも前記N123のゲート
に加わる電圧VOUT(前記VSSと同一レベル)が低
いので前記I127は前記N119を通して流れ、前記
I117と共にカレントミラー回路の前記P101及び
前記P103に電流を流そうとする。また前記N113
及び前記N123には電流は流れないため、前記P10
5のゲート電圧は前記VDDの方向に引っ張られ、前記
P105には電流が流れない。よって前記I125によ
り出力電圧VOUTは前記VSSと同一レベルに固定さ
れる。この状態から出力電圧を反転させるには、前記N
109の電流及び前記N119の電流を加えた電流より
も、前記N113の電流及び前記N123の電流を加え
た電流を大きくしなければならない。その時のコンパレ
ータの下限閾値である被比較入力電圧VINBと比較入
力電圧VCPとの電圧差VHISBは式(7)から式
(11)の式で求めることが出来る。
【0010】 I127=ID1−ID2 ・・・・・・式(7) I127=(W/L)*μn*CO*[(VCP−VS12−VT)*VD 12−1/2*(VD12)2 ]− (W/L)*μn*CO*[(VINB−VS12−VT)*V D12−1/2*(VD12)2 ]−・・・・・式(8) I127=(W/L)*μn*CO*VD12*(VCP−VINB) ・・・・・・式(9) VCP−VINB=I127/[(W/L)*μn*CO*VD12] ・・・・・・式(10) VHISB=VCP−VINB =I127/[(W/L)*μn*CO*VD12] ・・・・・・式(11) よってヒステリシス幅VHISは、 VHIS=VHISA+VHISB =(VINA−VCP)+(VCP−VINB) =VINA−VINB =2*I127/[(W/L)*μn*CO*VD12] となり、ヒステリシスの上限閾値VINA及び下限閾値
VINBとヒステリシス幅VHISは比較入力電圧VC
Pの影響がない。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明したようにこの発明に
よれば、コンパレータの入力差動段と並列に別の差動段
を設置して、その差動段の同相入力をコンパレータの出
力に接続し、逆相入力を一定電圧の参照電圧に接続し
て、コンパレータにヒステリシスを設定する正帰還ルー
プに用いることにより、比較入力端子及び被比較入力端
子とも高入力インピーダンスにすることが出来る。更に
比較入力端子とヒステリシスを設定する正帰還ループを
分けることにより、ヒステリシスの上限敷居値及び下限
敷居値とヒステリシス幅の比較入力電圧による影響を無
くすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図。
【図2】従来のコンパレータを示す回路図。
【符号の説明】
P101,P103,P105 P型MOSトランジ
スタ N109,N113,N119,N123 N型MO
Sトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御電極を有する第1導電型の第
    1のトランジスタであって、 第1の電極が第1の電位を有する第1の電源に接続し、
    第2の電極が第1のノードに接続する前記第1のトラン
    ジスタと、 前記第1の制御電極に接続する第2の制御電極を有する
    第1導電型の第2のトランジスタであって、 第1の電極が前記第1の電源に接続し、第2の電極が第
    2のノードに接続する前記第2のトランジスタと、 第1の入力信号が与えられる第3の制御電極を有する第
    2導電型の第3のトランジスタであって、 第1の電極が前記第1のノードに接続し、第2の電極が
    第2の電位を有する第2の電源に接続する前記第3のト
    ランジスタと、 第2の入力信号が与えられる第4の制御電極を有する第
    2導電型の第4のトランジスタであって、 第1の電極が前記第2のノードに接続し、第2の電極が
    前記第2の電源に接続する前記第4のトランジスタと、 前記第2のノードに接続する第5の制御電極を有する第
    1導電型の第5のトランジスタであって、 第1の電極が前記第1の電源に接続し、第2の電極が第
    3のノードに接続する前記第5のトランジスタと、 第3の電位を有する第3の電源に接続する第6の制御電
    極を有する第2導電型の第6のトランジスタであって、 第1の電極が前記第1のノードに接続し、第2の電極が
    前記第2の電源に接続する前記第6のトランジスタと、 前記第3のノードに接続する第7の制御電極を有する第
    2導電型の第7のトランジスタであって、 第1の電極が前記第5の制御電極に接続し、第2の電極
    が前記第2の電源に接続する前記第7のトランジスタ
    と、 前記第3のノードに接続する出力端子と、を有すること
    を特徴とする半導体集積回路。
JP5074292A 1992-03-09 1992-03-09 半導体集積回路 Pending JPH05249149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11838665B2 (en) 2020-02-26 2023-12-05 Canon Kabushiki Kaisha Comparator, ad converter, photoelectric conversion device, imaging system, and movable object

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11838665B2 (en) 2020-02-26 2023-12-05 Canon Kabushiki Kaisha Comparator, ad converter, photoelectric conversion device, imaging system, and movable object

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