JPH05248449A - トルク制限クラッチ - Google Patents
トルク制限クラッチInfo
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- JPH05248449A JPH05248449A JP4322228A JP32222892A JPH05248449A JP H05248449 A JPH05248449 A JP H05248449A JP 4322228 A JP4322228 A JP 4322228A JP 32222892 A JP32222892 A JP 32222892A JP H05248449 A JPH05248449 A JP H05248449A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 31
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 6
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/20—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
- F16D43/202—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
- F16D43/2028—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with at least one part moving radially between engagement and disengagement
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】トルク伝達時、連行体に作用する傾動モーメン
トを十分に防止する。 【構成】トルク制限クラッチ5にあっては、滑り子状に
構成し周方向に配設した複数個の連行体19が摺動可能に
クラッチハブ10内に配置してある。このユニットはクラ
ッチスリーブ7内で回転可能に受容してある。連行体19
は圧縮ばね38、39を有するばね配置により、そしてトル
ク伝達面25を頭部に設けた切換カム32を介し、クラッチ
スリーブ7の適宜に形成した凹部22内に押しのけられ
る。圧縮ばね29と連行体19の切換面30、31とトルク伝達
面25が圧縮ばね38、39に向かって同一向きで配置してあ
ることに基づき、クラッチスリーブ7がトルク伝達方向
Nにトルクを伝達するときばね38、39により、トルク伝
達から帰結する傾動モーメントとは逆向きのモーメント
が連行体19に加わる。これにより摩耗及び切換挙動が向
上する。
トを十分に防止する。 【構成】トルク制限クラッチ5にあっては、滑り子状に
構成し周方向に配設した複数個の連行体19が摺動可能に
クラッチハブ10内に配置してある。このユニットはクラ
ッチスリーブ7内で回転可能に受容してある。連行体19
は圧縮ばね38、39を有するばね配置により、そしてトル
ク伝達面25を頭部に設けた切換カム32を介し、クラッチ
スリーブ7の適宜に形成した凹部22内に押しのけられ
る。圧縮ばね29と連行体19の切換面30、31とトルク伝達
面25が圧縮ばね38、39に向かって同一向きで配置してあ
ることに基づき、クラッチスリーブ7がトルク伝達方向
Nにトルクを伝達するときばね38、39により、トルク伝
達から帰結する傾動モーメントとは逆向きのモーメント
が連行体19に加わる。これにより摩耗及び切換挙動が向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に農業機械又は装置
を駆動する駆動系統内のトルク制限クラッチであって、
クラッチハブと、その上で相対回転可能に支承されたク
ラッチスリーブと、クラッチハブの周方向に配設され外
面から出発した内向き凹部内で摺動可能に配置した連行
体とを有し、該連行体の頭部がトルク伝達位置のときそ
れぞれクラッチスリーブの対向した内面の当該凹部内に
係合し又遮断位置のときにはそれとの係合から外れ、ク
ラッチスリーブ及びクラッチハブの回転軸が頭部のトル
ク伝達面と平行に延び、連行体が底部に2つの切換面を
備えており、そのうち一方がトルク伝達位置で支持する
ため、又他方が遮断位置で支持するため切換カムの当該
切換面により付勢してあり、前記カムがトルク伝達位置
の方にばねで付勢してあり又各連行体を横切ってクラッ
チハブの凹部内で移動可能であり、トルク伝達に役立つ
切換面が各連行体の中心軸に対し或る角度で延び、この
角度が遮断位置用切換面の角度より大きく、切換面が逆
同一に構成してあるものに関するものである。
を駆動する駆動系統内のトルク制限クラッチであって、
クラッチハブと、その上で相対回転可能に支承されたク
ラッチスリーブと、クラッチハブの周方向に配設され外
面から出発した内向き凹部内で摺動可能に配置した連行
体とを有し、該連行体の頭部がトルク伝達位置のときそ
れぞれクラッチスリーブの対向した内面の当該凹部内に
係合し又遮断位置のときにはそれとの係合から外れ、ク
ラッチスリーブ及びクラッチハブの回転軸が頭部のトル
ク伝達面と平行に延び、連行体が底部に2つの切換面を
備えており、そのうち一方がトルク伝達位置で支持する
ため、又他方が遮断位置で支持するため切換カムの当該
切換面により付勢してあり、前記カムがトルク伝達位置
の方にばねで付勢してあり又各連行体を横切ってクラッ
チハブの凹部内で移動可能であり、トルク伝達に役立つ
切換面が各連行体の中心軸に対し或る角度で延び、この
角度が遮断位置用切換面の角度より大きく、切換面が逆
同一に構成してあるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかるトルク制限クラッチがドイツ特許
明細書第 912 411号に記載してある。このトルク制限ク
ラッチは2つの可能な回転方向でトルクを伝達するよう
又遮断するようにも形成してある。このため、円筒形本
体として形成した連行体がその頭面に2つの傾斜面を有
し、該傾斜面はクラッチスリーブの適宜な、傾斜面を有
する凹部内に係合する。内方に向かって連行体がやはり
傾斜面を備えており、該傾斜面は連行体を横切って移動
可能な切換カムによりそれぞれ付勢される。切換カムは
それぞればねにより連行体の切換面の方向に付勢されて
互いに接近する。遮断位置のとき切換カムは円筒面と平
行な面でもって連行体の円筒面で支えられる。再投入は
外部からの介入により可能である。これに役立つのが切
換リングであり、これは溝孔制御を介し連行体に作用
し、これをトルク伝達位置へと復帰させる。かかる構成
では連行体はトルク伝達時傾動運動を受け、しかも連行
体の中心軸を通り且つトルク制限クラッチの回転軸と平
行に延びた軸線を中心に傾動運動を受ける。切換カムの
加えるばね力が相互に相殺し合うのでこれは安定性の向
上に寄与し得ない。
明細書第 912 411号に記載してある。このトルク制限ク
ラッチは2つの可能な回転方向でトルクを伝達するよう
又遮断するようにも形成してある。このため、円筒形本
体として形成した連行体がその頭面に2つの傾斜面を有
し、該傾斜面はクラッチスリーブの適宜な、傾斜面を有
する凹部内に係合する。内方に向かって連行体がやはり
傾斜面を備えており、該傾斜面は連行体を横切って移動
可能な切換カムによりそれぞれ付勢される。切換カムは
それぞればねにより連行体の切換面の方向に付勢されて
互いに接近する。遮断位置のとき切換カムは円筒面と平
行な面でもって連行体の円筒面で支えられる。再投入は
外部からの介入により可能である。これに役立つのが切
換リングであり、これは溝孔制御を介し連行体に作用
し、これをトルク伝達位置へと復帰させる。かかる構成
では連行体はトルク伝達時傾動運動を受け、しかも連行
体の中心軸を通り且つトルク制限クラッチの回転軸と平
行に延びた軸線を中心に傾動運動を受ける。切換カムの
加えるばね力が相互に相殺し合うのでこれは安定性の向
上に寄与し得ない。
【0003】傾動運動は、クラッチハブの外面に向かっ
てトルク伝達方向で各連行体によりそれぞれ付勢された
凹部の縁間で縁の圧迫を生じる。このことから凹部の傾
き又は連行体の摩耗が生じる。更に、クラッチハブ外面
とクラッチスリーブ内面との間で摩擦を高める隆起部が
生じる。そのことから全体として応答精度が低下し又更
に摩耗の進展に伴い過負荷が現れることがある。
てトルク伝達方向で各連行体によりそれぞれ付勢された
凹部の縁間で縁の圧迫を生じる。このことから凹部の傾
き又は連行体の摩耗が生じる。更に、クラッチハブ外面
とクラッチスリーブ内面との間で摩擦を高める隆起部が
生じる。そのことから全体として応答精度が低下し又更
に摩耗の進展に伴い過負荷が現れることがある。
【0004】
【発明が解決しようする課題】本発明の課題は、トルク
伝達時連行体に作用する傾動モーメントを十分に防止す
るトルク制限クラッチを提供することである。
伝達時連行体に作用する傾動モーメントを十分に防止す
るトルク制限クラッチを提供することである。
【0005】
【課題を解決するめの手段】この課題が本発明によれ
ば、連行体のトルク伝達面と切換面を周方向で同一向き
に配置することにより解決される。この構成では利点と
して、切換カム及び連行体を付勢するばね配置の力がト
ルク伝達から帰結する連行体の傾動傾向に対抗して働
く。そのことから更にトルク制限クラッチの切換挙動が
持続的に向上する。
ば、連行体のトルク伝達面と切換面を周方向で同一向き
に配置することにより解決される。この構成では利点と
して、切換カム及び連行体を付勢するばね配置の力がト
ルク伝達から帰結する連行体の傾動傾向に対抗して働
く。そのことから更にトルク制限クラッチの切換挙動が
持続的に向上する。
【0006】本発明の1具体化では更に、トルク伝達面
と切換面が、切換カムを付勢するばね配置の方に向けて
整列している。かかる構成の場合ばねは圧縮ばねとして
構成してある。
と切換面が、切換カムを付勢するばね配置の方に向けて
整列している。かかる構成の場合ばねは圧縮ばねとして
構成してある。
【0007】格別好ましい構成は連行体を横断面で見て
矩形に構成するとき得られる。そのことから大きな当接
面が生じ、該当接面は先行技術において設けてある円筒
形連行体に比較してトルク支持の向上をもたらす。好ま
しくは連行体ごとに、付属の連行体の長さにほぼ一致し
た長さの1個の切換カムと、これを付勢する複数個のば
ねの並列配置とが設けてある。
矩形に構成するとき得られる。そのことから大きな当接
面が生じ、該当接面は先行技術において設けてある円筒
形連行体に比較してトルク支持の向上をもたらす。好ま
しくは連行体ごとに、付属の連行体の長さにほぼ一致し
た長さの1個の切換カムと、これを付勢する複数個のば
ねの並列配置とが設けてある。
【0008】格別好ましい支持は、トルク伝達位置で連
行体を支持するのに役立つ連行体切換面が連行体の中心
軸に対し45°〜70°、特に60°の角度で延びているとき
得られる。連行体を横断面で見て矩形に構成した場合中
心軸は連行体の中心平面である。
行体を支持するのに役立つ連行体切換面が連行体の中心
軸に対し45°〜70°、特に60°の角度で延びているとき
得られる。連行体を横断面で見て矩形に構成した場合中
心軸は連行体の中心平面である。
【0009】連行体を遮断位置で支持するのに役立つ切
換面に関し好ましくは切換面は連行体の中心軸に対し14
°〜20°、特に17°の角度で延びている。トルク制限ク
ラッチにおいて重要な点は過負荷に基づき開放したのち
クラッチを再投入するときの挙動である。かかる自動再
投入は先行技術に記載の実施態様の場合外部からの介入
によってのみ可能である。しかし遮断位置で連行体を支
持するための切換面の前記配置はばねの力を利用した自
動再投入を可能とする。この投入挙動を向上するため本
発明によれば連行体の中心軸がそれと平行な、回転軸を
含む平面からずれており、この平面が中心軸とトルク伝
達面との間に配置してある。
換面に関し好ましくは切換面は連行体の中心軸に対し14
°〜20°、特に17°の角度で延びている。トルク制限ク
ラッチにおいて重要な点は過負荷に基づき開放したのち
クラッチを再投入するときの挙動である。かかる自動再
投入は先行技術に記載の実施態様の場合外部からの介入
によってのみ可能である。しかし遮断位置で連行体を支
持するための切換面の前記配置はばねの力を利用した自
動再投入を可能とする。この投入挙動を向上するため本
発明によれば連行体の中心軸がそれと平行な、回転軸を
含む平面からずれており、この平面が中心軸とトルク伝
達面との間に配置してある。
【0010】この配置では、トルク伝達位置達成のため
連行体が進まねばならない進路が長くなり、低回転数の
とき凹部内への移行が起きる。この挙動はこの解決策の
代案として、又はそれを補足するものとしても、連行体
のトルク伝達面と協動する支持面とクラッチスリーブ内
面との間に斜角面を配置することによっても達成するこ
とができる。
連行体が進まねばならない進路が長くなり、低回転数の
とき凹部内への移行が起きる。この挙動はこの解決策の
代案として、又はそれを補足するものとしても、連行体
のトルク伝達面と協動する支持面とクラッチスリーブ内
面との間に斜角面を配置することによっても達成するこ
とができる。
【0011】この挙動は、連行体の頭面が支持面から離
れた側に斜角面を備えていることによってもなお向上す
ることができる。
れた側に斜角面を備えていることによってもなお向上す
ることができる。
【0012】
【実施例】本発明の好ましい1実施例が図面に概略示し
てある。図1にトラクタ1が見られ、これに機械2が連
結してある。この機械2は動力取出軸4によりプロペラ
シャフト3を介し駆動される。駆動系統内にトルク制限
クラッチ5が介設してある。トルク制限クラッチ5は機
械2の駆動ジャーナル6に嵌着してある。
てある。図1にトラクタ1が見られ、これに機械2が連
結してある。この機械2は動力取出軸4によりプロペラ
シャフト3を介し駆動される。駆動系統内にトルク制限
クラッチ5が介設してある。トルク制限クラッチ5は機
械2の駆動ジャーナル6に嵌着してある。
【0013】トルク制限クラッチ5は図2、図3を基に
詳しく説明する。トルク制限クラッチ5はフランジ8と
実質的に円筒形のハウジング外被9とからなるクラッチ
スリーブ7を有する。フランジ8とハウジング外被9は
互いに相対回転不可能に例えば溶接により結合してあ
る。フランジ8は例えば図1に示す機械2を駆動するプ
ロペラシャフト3に接続するのに役立つ。つまりそれは
駆動側クラッチ部分である。クラッチハブ10はクラッチ
スリーブ7に対し相対回転可能にその穴11のなかで外面
12が受容してある。クラッチスリーブ7内でのクラッチ
ハブ10の軸方向固定はフランジ8の内面に突接すること
により、又ハウジング外被9に挿入し止め輪14を介し固
定した突接円板13により行われる。クラッチスリーブ7
とクラッチハブ10との間の密封はシール15を介し行われ
る。クラッチハブ10はスプライン断面を有する差込穴16
を備えている。更にクラッチハブ10はクラッチスリーブ
7から軸方向に引き出してある。引き出した末端に締め
金17が配置してあり、これはトルク制限クラッチ5を例
えば図1に示す機械2の駆動ジャーナル6に固定するの
に役立つ。
詳しく説明する。トルク制限クラッチ5はフランジ8と
実質的に円筒形のハウジング外被9とからなるクラッチ
スリーブ7を有する。フランジ8とハウジング外被9は
互いに相対回転不可能に例えば溶接により結合してあ
る。フランジ8は例えば図1に示す機械2を駆動するプ
ロペラシャフト3に接続するのに役立つ。つまりそれは
駆動側クラッチ部分である。クラッチハブ10はクラッチ
スリーブ7に対し相対回転可能にその穴11のなかで外面
12が受容してある。クラッチスリーブ7内でのクラッチ
ハブ10の軸方向固定はフランジ8の内面に突接すること
により、又ハウジング外被9に挿入し止め輪14を介し固
定した突接円板13により行われる。クラッチスリーブ7
とクラッチハブ10との間の密封はシール15を介し行われ
る。クラッチハブ10はスプライン断面を有する差込穴16
を備えている。更にクラッチハブ10はクラッチスリーブ
7から軸方向に引き出してある。引き出した末端に締め
金17が配置してあり、これはトルク制限クラッチ5を例
えば図1に示す機械2の駆動ジャーナル6に固定するの
に役立つ。
【0014】クラッチハブ10はその外面12から出発した
凹部18を備えている。この凹部18はトルク制限クラッチ
5の回転軸Xと平行な溝孔として構成しておくこともで
きる。凹部18の中心軸又は中心平面は符号20であり、回
転軸Xを含む平面21に対し平行にずれている。周方向に
配設した凹部18内で滑り子状に形成した扁平な連行体19
が半径方向に摺動可能に配置してある。図示実施例では
合計4個のかかる連行体19がクラッチハブ10の周面に垂
直に配置してある。連行体19はクラッチスリーブ7の内
面11に対向した頭部にトルク伝達方向Nでクラッチスリ
ーブ7の背後にあるトルク伝達面25を有し、該面は中心
軸20を含む平面に対し或る角度を成している。これとは
反対側の連行体19の面は裏面27である。連行体19はこれ
ら両面でもってトルク伝達位置のときクラッチスリーブ
7の内面11に設けた凹部22内に係合する。凹部22はトル
ク伝達面25と同一向きの支持面23を各1つ有する。支持
面23は解放してあり、即ちそれは斜角面24でもってクラ
ッチスリーブ7の内面11に移行している。支持面23に側
面26が対向している。凹部22は連行体19の裏面27を逆回
転に備えて支持するのに役立つ。連行体19の頭面28から
出発して裏面27にかけてやはり斜角面29が設けてある。
2つの斜角面24、29は、そして連行体19がラジアル平面
21から外れる方にずれていることも、連行体19の遅延投
入とトルク伝達位置への移行とを引き起こす。というの
も図面から明らかなように連行体19が凹部22内に係合す
るため進まねばならない進路は中心軸20がラジアル平面
21と一致する配置に比べ長くなるからである。
凹部18を備えている。この凹部18はトルク制限クラッチ
5の回転軸Xと平行な溝孔として構成しておくこともで
きる。凹部18の中心軸又は中心平面は符号20であり、回
転軸Xを含む平面21に対し平行にずれている。周方向に
配設した凹部18内で滑り子状に形成した扁平な連行体19
が半径方向に摺動可能に配置してある。図示実施例では
合計4個のかかる連行体19がクラッチハブ10の周面に垂
直に配置してある。連行体19はクラッチスリーブ7の内
面11に対向した頭部にトルク伝達方向Nでクラッチスリ
ーブ7の背後にあるトルク伝達面25を有し、該面は中心
軸20を含む平面に対し或る角度を成している。これとは
反対側の連行体19の面は裏面27である。連行体19はこれ
ら両面でもってトルク伝達位置のときクラッチスリーブ
7の内面11に設けた凹部22内に係合する。凹部22はトル
ク伝達面25と同一向きの支持面23を各1つ有する。支持
面23は解放してあり、即ちそれは斜角面24でもってクラ
ッチスリーブ7の内面11に移行している。支持面23に側
面26が対向している。凹部22は連行体19の裏面27を逆回
転に備えて支持するのに役立つ。連行体19の頭面28から
出発して裏面27にかけてやはり斜角面29が設けてある。
2つの斜角面24、29は、そして連行体19がラジアル平面
21から外れる方にずれていることも、連行体19の遅延投
入とトルク伝達位置への移行とを引き起こす。というの
も図面から明らかなように連行体19が凹部22内に係合す
るため進まねばならない進路は中心軸20がラジアル平面
21と一致する配置に比べ長くなるからである。
【0015】連行体19はばねで付勢された切換カム32に
よりトルク伝達位置へと押しやられる。切換カム32の調
整軸42が連行体19の中心軸20に対しほぼ直角に延びてい
るのを認めることができる。各切換カム32はやはり一種
の縁材として構成してあり、当接面35を有し、入れ子式
に配置した2個の圧縮ばね38、39はこの当接面で一端が
支えてある。圧縮ばね38、39はクラッチハブ10の開口37
内に受容してある。その他端はねじ込プラグ40の一方の
端面で支えてあり、該プラグはクラッチハブ10のねじ穴
41にねじ込んである。ばね配置に向かって連行体19のト
ルク伝達面25も底部範囲に配置したその切換面30、31も
整列している。連行体19の切換面30はトルク伝達位置、
即ちトルク伝達面25がクラッチスリーブ7の凹部22の支
持面23に当接する位置で付属の連行体19を支持するのに
役立つ。この位置のとき連行体19はクラッチハブ10の外
面12から張り出す。トルク伝達位置で支持する切換面30
は中心軸20に対し角度Aで傾いている。これは好ましく
は60°である。この角度はばね38、39の加える力間の伝
達比、トルク伝達面25の傾き、希望する遮断トルクに依
存する。切換面30は切換カム32の切換面33により付勢さ
れる。後者は前者と逆同一に構成してあり、切換面30と
同じ傾き角で延びている。
よりトルク伝達位置へと押しやられる。切換カム32の調
整軸42が連行体19の中心軸20に対しほぼ直角に延びてい
るのを認めることができる。各切換カム32はやはり一種
の縁材として構成してあり、当接面35を有し、入れ子式
に配置した2個の圧縮ばね38、39はこの当接面で一端が
支えてある。圧縮ばね38、39はクラッチハブ10の開口37
内に受容してある。その他端はねじ込プラグ40の一方の
端面で支えてあり、該プラグはクラッチハブ10のねじ穴
41にねじ込んである。ばね配置に向かって連行体19のト
ルク伝達面25も底部範囲に配置したその切換面30、31も
整列している。連行体19の切換面30はトルク伝達位置、
即ちトルク伝達面25がクラッチスリーブ7の凹部22の支
持面23に当接する位置で付属の連行体19を支持するのに
役立つ。この位置のとき連行体19はクラッチハブ10の外
面12から張り出す。トルク伝達位置で支持する切換面30
は中心軸20に対し角度Aで傾いている。これは好ましく
は60°である。この角度はばね38、39の加える力間の伝
達比、トルク伝達面25の傾き、希望する遮断トルクに依
存する。切換面30は切換カム32の切換面33により付勢さ
れる。後者は前者と逆同一に構成してあり、切換面30と
同じ傾き角で延びている。
【0016】所定のトルクを超えると連行体19は半径方
向内側に回避し、同時に切換カム32はばね38、39の力に
抗して移動する。この移動は遮断位置で支持するのに役
立つ連行体19の切換面31が当該相手面に当接するまで行
われ、この相手面は切換面34として切換カム32に付属し
て設けてある。切換面31、34は中心軸20を基準に或る角
度で延び、符号Bのこの角度は約14°〜20°である。好
ましくは角度Bは17°である。この角度は再投入にとっ
て決定的である。これにより、ばね38、39の力を受けて
連行体19が再び凹部22内に係合する位置に移行するよう
保証される。つまりこの角度Bは摩擦角度より大きくな
ければならない。
向内側に回避し、同時に切換カム32はばね38、39の力に
抗して移動する。この移動は遮断位置で支持するのに役
立つ連行体19の切換面31が当該相手面に当接するまで行
われ、この相手面は切換面34として切換カム32に付属し
て設けてある。切換面31、34は中心軸20を基準に或る角
度で延び、符号Bのこの角度は約14°〜20°である。好
ましくは角度Bは17°である。この角度は再投入にとっ
て決定的である。これにより、ばね38、39の力を受けて
連行体19が再び凹部22内に係合する位置に移行するよう
保証される。つまりこの角度Bは摩擦角度より大きくな
ければならない。
【0017】半径方向内側位置のとき、即ち遮断位置の
とき連行体19は切換カム32の延長部36により更に内側に
移動するのを妨げられる。
とき連行体19は切換カム32の延長部36により更に内側に
移動するのを妨げられる。
【0018】図3から認めることができるように各連行
体19を付勢するため2つのばね配置が並置してある。図
3の下に認めることのできる2個の並置した開口37はば
ね38、39を受容するのに役立つ。駆動回転方向Nでクラ
ッチスリーブ7を駆動するときトルク伝達面25を介しト
ルクを支持するため、クラッチハブの外面12と付属の凹
部18との間の移行部の縁43の周囲に傾動モーメントが導
入される。
体19を付勢するため2つのばね配置が並置してある。図
3の下に認めることのできる2個の並置した開口37はば
ね38、39を受容するのに役立つ。駆動回転方向Nでクラ
ッチスリーブ7を駆動するときトルク伝達面25を介しト
ルクを支持するため、クラッチハブの外面12と付属の凹
部18との間の移行部の縁43の周囲に傾動モーメントが導
入される。
【0019】講じられたこの配置のとき圧縮ばね38、39
の力が切換カム32を介しこの傾動運動に対抗して作用
し、力の導入向上が起きる。更に、裏面37を大きく構成
することにより力の導入向上が達成される。圧縮ばね3
8、39と切換カム32が連行体19に導入する相手モーメン
トにより縁43は僅かに負荷されるだけであり、変形を生
じることはない。
の力が切換カム32を介しこの傾動運動に対抗して作用
し、力の導入向上が起きる。更に、裏面37を大きく構成
することにより力の導入向上が達成される。圧縮ばね3
8、39と切換カム32が連行体19に導入する相手モーメン
トにより縁43は僅かに負荷されるだけであり、変形を生
じることはない。
【0020】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. トルク伝達面(19)と切換面(30, 31)が、切換カム
(32)を付勢するばね配置(38, 39)の方に向けて整列して
いることを特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッ
チ。 2. 連行体が横断面で見て矩形に構成してあることを
特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッチ。
る。 1. トルク伝達面(19)と切換面(30, 31)が、切換カム
(32)を付勢するばね配置(38, 39)の方に向けて整列して
いることを特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッ
チ。 2. 連行体が横断面で見て矩形に構成してあることを
特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッチ。
【0021】3. 連行体(19)ごとに1個の切換カム(3
2)と、これを付勢する複数個のばね(38, 39)の並列配置
とが設けてあることを特徴とする請求項1、前項1及び
2のいずれか1項記載のトルク制限クラッチ。 4. トルク伝達位置で連行体(19)を支持するのに役立
つ連行体(19)の切換面(30)が連行体(19)の中心軸(20)に
対し45°〜70°、特に60°の角度(A) で延びていること
を特徴とする請求項1、前項1〜3のいずれか1項記載
のトルク制限クラッチ。
2)と、これを付勢する複数個のばね(38, 39)の並列配置
とが設けてあることを特徴とする請求項1、前項1及び
2のいずれか1項記載のトルク制限クラッチ。 4. トルク伝達位置で連行体(19)を支持するのに役立
つ連行体(19)の切換面(30)が連行体(19)の中心軸(20)に
対し45°〜70°、特に60°の角度(A) で延びていること
を特徴とする請求項1、前項1〜3のいずれか1項記載
のトルク制限クラッチ。
【0022】5. 遮断位置で連行体(19)を支持するの
に役立つ連行体(19)の切換面(31)が連行体(19)の中心軸
(20)に対し14°〜20°、特に17°の角度(B) で延びてい
ることを特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッ
チ。 6. 連行体(19)の中心軸(20)がそれと平行な、回転軸
(X) を含む平面からずれており、この平面(21)が中心軸
(20)とトルク伝達面(25)との間に配置してあることを特
徴とする請求項1、前項1〜5のいずれか1項記載のト
ルク制限クラッチ。
に役立つ連行体(19)の切換面(31)が連行体(19)の中心軸
(20)に対し14°〜20°、特に17°の角度(B) で延びてい
ることを特徴とする請求項1記載のトルク制限クラッ
チ。 6. 連行体(19)の中心軸(20)がそれと平行な、回転軸
(X) を含む平面からずれており、この平面(21)が中心軸
(20)とトルク伝達面(25)との間に配置してあることを特
徴とする請求項1、前項1〜5のいずれか1項記載のト
ルク制限クラッチ。
【0023】7. 連行体(19)のトルク伝達面(25)と協
動する支持面(23)とクラッチスリーブ(7) の内面(11)と
の間に斜角面(24)が配置してあることを特徴とする請求
項1、前項1〜5のいずれか1項記載のトルク制限クラ
ッチ。 8. 連行体(19)の頭面(28)が支持面(25)から離れた側
に斜角面(29)を備えていることを特徴とする請求項1、
前項1〜7のいずれか1項記載のトルク制限クラッチ。
動する支持面(23)とクラッチスリーブ(7) の内面(11)と
の間に斜角面(24)が配置してあることを特徴とする請求
項1、前項1〜5のいずれか1項記載のトルク制限クラ
ッチ。 8. 連行体(19)の頭面(28)が支持面(25)から離れた側
に斜角面(29)を備えていることを特徴とする請求項1、
前項1〜7のいずれか1項記載のトルク制限クラッチ。
【図1】トラクタとそれにより駆動される機械とを有す
る駆動配置に関する平面概要図である。
る駆動配置に関する平面概要図である。
【図2】本発明によるトルク制限クラッチの横断面図
(図3のA−A断面)である。
(図3のA−A断面)である。
【図3】図2のB−B断面によるクラッチ縦断面図であ
る。
る。
1 トラクタ 2 機械 3 プロペラシャフト 4 動力取出軸 5 トルク制限クラッチ 6 駆動ジャーナル 7 クラッチスリーブ 8 フランジ 9 ハウジング外被 10 クラッチハブ 11 内面/クラッチスリーブの穴 12 クラッチハブの外面 13 突接円板 14 止め輪 15 シール 16 差込穴 17 締め金 18 凹部 19 連行体 20 中心軸/中心平面 21 平面 22 凹部 23 支持面 24 斜角面 25 トルク伝達面 26 側面 27 裏面 28 頭面 29 斜角面 30 トルク伝達位置用連行体の切換面 31 遮断位置用連行体の切換面 32 切換カム 33 トルク伝達位置用切換カムの切換面 34 遮断位置用切換カムの切換面 35 当接面 36 延長部 37 開口 38、39 圧縮ばね 40 ねじ込プラグ 41 ねじ穴 42 調整軸 43 縁 A トルク伝達位置用切換面の角度 B 遮断位置用切換面の角度 X 回転軸
Claims (1)
- 【請求項1】 特に農業機械(2) 又は装置を駆動する駆
動系統内のトルク制限クラッチであって、クラッチハブ
(10)と、その上で相対回転可能に支承されたクラッチス
リーブ(7) と、クラッチハブ(10)の周方向に配設され外
面(12)から出発した内向き凹部(18)内で摺動可能に配置
した連行体(19)とを有し、該連行体の頭部がトルク伝達
位置のときそれぞれクラッチスリーブ(7) の対向した内
面(11)の当該凹部(22)内に係合し又遮断位置のときには
それとの係合から外れ、クラッチスリーブ(7) 及びクラ
ッチハブ(10)の回転軸(X) が頭部のトルク伝達面(25)と
平行に延び、連行体(19)が底部に2つの切換面(30, 31)
を備えており、そのうち一方(30)がトルク伝達位置で支
持するため、又他方(31)が遮断位置で支持するため切換
カム(32)の当該切換面(33, 34)により付勢してあり、前
記カムがトルク伝達位置の方にばねで付勢してあり又各
連行体(19)を横切ってクラッチハブ(10)の凹部(18)内で
移動可能であり、トルク伝達に役立つ切換面(30; 33)が
各連行体(19)の中心軸(20)に対し或る角度(A) で延び、
この角度が遮断位置用切換面(31;34)の角度(B) より大
きく、切換面(30,33; 31,34)が逆同一に構成してあるも
のにおいて、連行体(19)のトルク伝達面(25)と切換面(3
0, 31)を周方向で同一向きに配置したことを特徴とする
トルク制限クラッチ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4137829A DE4137829C2 (de) | 1991-11-16 | 1991-11-16 | Drehmomentbegrenzungskupplung |
DE41-37-829-6 | 1991-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248449A true JPH05248449A (ja) | 1993-09-24 |
JPH0786372B2 JPH0786372B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=6445004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4322228A Expired - Fee Related JPH0786372B2 (ja) | 1991-11-16 | 1992-11-09 | トルク制限クラッチ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0543142B1 (ja) |
JP (1) | JPH0786372B2 (ja) |
AT (1) | ATE146858T1 (ja) |
BR (1) | BR9204420A (ja) |
CA (1) | CA2082481C (ja) |
DE (1) | DE4137829C2 (ja) |
DK (1) | DK0543142T3 (ja) |
RU (1) | RU2090788C1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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DE4441218C2 (de) * | 1994-11-19 | 1998-07-09 | Walterscheid Gmbh Gkn | Drehmomentbegrenzungskupplung oder Freilauf |
IT1278633B1 (it) * | 1995-03-23 | 1997-11-27 | Edi Bondioli | Giunto di trasmissione e limitatore di coppia |
DE19545279C1 (de) * | 1995-12-05 | 1997-07-10 | Krone Bernhard Gmbh Maschf | Mähmaschine |
EP0870944B1 (en) | 1997-04-10 | 2002-06-19 | Comer Group S.p.A. | Torque limiting coupling with adjustable intervention threshold |
DE19744154C2 (de) | 1997-10-07 | 2000-07-06 | Walterscheid Gmbh Gkn | Drehmomentbegrenzungskupplung für einen Antriebsstrang zum Antrieb landwirtschaftlicher Geräte |
DE19828791C1 (de) * | 1998-06-27 | 2000-03-09 | Rothenberger Werkzeuge Ag | Rotationskupplung mit Drehmomentenbegrenzung |
DE10120758C1 (de) * | 2001-04-27 | 2003-02-06 | Gkn Walterscheid Getriebe Gmbh | Zahnradgetriebe mit integrierter Überlastkupplung |
DE10141702A1 (de) | 2001-08-25 | 2003-03-06 | Deere & Co | Einrichtung zum Antrieb einer Austrageinrichtung einer landwirtschaftlichen Erntemaschine |
DE10151162C2 (de) * | 2001-10-19 | 2003-10-02 | Walterscheid Gmbh Gkn | Drehmomentbegrenzungskupplung |
DE10329409A1 (de) | 2003-07-01 | 2005-02-10 | Maschinenfabrik Kemper Gmbh & Co. Kg | Einzugs- und Pflückeinrichtung |
US7611414B2 (en) * | 2006-02-13 | 2009-11-03 | Magna Powertrain Usa, Inc. | Torque limiting clutches for power transfer units |
KR100861953B1 (ko) * | 2007-10-05 | 2008-10-09 | 삼성전자주식회사 | 컴플라이언트 조인트 |
EP2136095B1 (de) * | 2008-06-20 | 2011-08-17 | GKN Walterscheid GmbH | Kupplung zur Drehmomentbegrenzung |
CN101725672A (zh) * | 2008-10-31 | 2010-06-09 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 传动装置 |
KR101021393B1 (ko) | 2008-10-31 | 2011-03-14 | 왕상천 | 유니버셜조인트장치의 연동수단 |
DE102009007530A1 (de) * | 2009-02-04 | 2010-08-05 | Miele & Cie. Kg | Dunstabzugsvorrichtung mit selbsttätig drehmomentschaltender Sicherheitskupplung |
CN104565257B (zh) * | 2013-10-25 | 2017-02-08 | 上海工程技术大学 | 一种可调式防过载传动件 |
US10247252B2 (en) * | 2017-02-16 | 2019-04-02 | GM Global Technology Operations LLC | Dog clutch for a vehicle transmission |
US10138947B2 (en) * | 2017-02-16 | 2018-11-27 | GM Global Technology Operations LLC | Radially applied dog clutch with bi-directional ratcheting for a vehicle transmission |
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DE912411C (de) * | 1941-07-20 | 1954-05-28 | Billeter & Klunz Ohg | UEberlastungskupplung, insbesondere fuer Hobelmaschinen |
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GB849516A (en) * | 1958-02-04 | 1960-09-28 | Gelenkwellenbau Gmbh | Overload slip clutch |
DE3001566A1 (de) * | 1980-01-17 | 1981-07-23 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Ueberlastkupplung zwischen einer welle und einer nabe |
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IT1154855B (it) * | 1980-08-27 | 1987-01-21 | Edi Bondioli | Giunto limitatore di coppia meccanica a reinnesto automatico |
DE3205513C1 (de) * | 1982-02-16 | 1983-03-31 | Jean Walterscheid Gmbh, 5204 Lohmar | Drehmomentbegrenzungskupplung |
DE8623878U1 (ja) * | 1986-09-05 | 1987-05-14 | Girguis, Sobhy Labib, Dipl.-Ing., 5210 Troisdorf, De | |
DE3635163A1 (de) * | 1986-10-16 | 1988-05-05 | Walterscheid Gmbh Jean | Ueberlastkupplung zur sicherung von antriebsstraengen, insbesondere an landmaschinen |
DE3716105C1 (de) * | 1987-05-14 | 1988-12-22 | Walterscheid Gmbh Jean | Drehmomentbegrenzungskupplung |
IT1229584B (it) * | 1987-08-13 | 1991-09-04 | Bondioli Edi | Scatola di trasmissione meccanica a bagno d'olio con alberi d'ingressoe di uscita e con congegni automatici e/o comandati accolti in essa edinseriti nella trasmissione |
DE9206232U1 (ja) * | 1992-05-09 | 1992-07-16 | Maschinenfabriken Bernard Krone Gmbh, 4441 Spelle, De |
-
1991
- 1991-11-16 DE DE4137829A patent/DE4137829C2/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-15 DK DK92117572.5T patent/DK0543142T3/da active
- 1992-10-15 EP EP92117572A patent/EP0543142B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-15 AT AT92117572T patent/ATE146858T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-11-09 JP JP4322228A patent/JPH0786372B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-09 CA CA002082481A patent/CA2082481C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-12 US US07/975,601 patent/US5342241A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-13 RU RU9292004421A patent/RU2090788C1/ru active
- 1992-11-16 BR BR929204420A patent/BR9204420A/pt not_active IP Right Cessation
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EP0543142A3 (en) | 1993-10-27 |
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