JPH0524826U - テントキヤンバス固定具 - Google Patents

テントキヤンバス固定具

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JPH0524826U
JPH0524826U JP8248091U JP8248091U JPH0524826U JP H0524826 U JPH0524826 U JP H0524826U JP 8248091 U JP8248091 U JP 8248091U JP 8248091 U JP8248091 U JP 8248091U JP H0524826 U JPH0524826 U JP H0524826U
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tent
canvas
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hook
sliding body
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JP8248091U
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万 越智
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株式会社越智工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テントキャンバスをテントフレームに簡単に固
定することのできる固定具を提供すること。 【構成】2つの半円柱形状の摺動体10、11を打ち合
わせて、略円柱形状とし、摺動体10、11はその打ち
合わせ面でそれぞれ摺動しうる。摺動体10の上端にア
イレットフック12を、下端にバネストッパー13を設
ける。摺動体11の上端にバネストッパー16を、下端
にフレームフック15と摺動体ストッパー20を設け
る。摺動体10、11の外側で、バネストッパー13、
16の間にコイルスプリング18を介在させる。アイレ
ットフック12をテントキャンバスのアイレット(穴
部)に引っ掛け、フレームフック15をテントフレーム
に引っ掛けてキャンバスをフレームに固定することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テントキャンバスをテントフレームに固定するための固定具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のテントにおいては、先ずテントフレームを組立て、屋根を構成するテン トキャンバスをそのテントフレームに覆い被せ、キャンバスの周縁の適宜位置に 逢着された短いヒモをフレームに縛り付けることにより固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のヒモによる固定においては、組立てに際してヒモを縛り付ける作業、ま た、分解に際してはヒモを解く作業に非常に手間が掛かるという問題があった。 更に、この作業は、頭上手を伸ばしてやっと届く位置で行われ、且つ、キャンバ スが弛まないようにピンと張り上げねばならず、非常に骨の折れる作業であった 。 そこで、本考案は、キャンバスを簡単にテントフレームに固定できる固定具を 提供することを課題とする。また、従来のヒモによる固定の場合には、多くの箇 所に縛りヒモを設けねばならなかったが、その固定箇所を少なくすることも併せ て本考案の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、伸縮自在の弾発部材の両端にフック等 の係止具を設けたものから構成し、これによってテントキャンバスをテントフレ ームに固定するようにした。
【0005】
【作用】
本考案においては、弾発部材の一端に設けられた係止具をテントキャンバスに 設けられた穴部等に引っ掛け、他方弾発部材の他端に設けられた係止具をテント フレームに引っ掛けることにより、テントキャンバスをテントフレームに簡単に 固定することができ、しかも、キャンバスに弛みを生じさせず、ピンと張り上げ ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、添付の図面に従って、一実施例について説明する。添付図面は全て本考 案の実施例を図示する。 図1は本考案の固定具の全体斜視図である。10が半円柱形状を有する摺動体 を示しており、同様の形状を有する摺動体11とを打ち合わせることにより略円 柱形状をなし、打ち合わせ面で両者が相互に摺動しうる。摺動体10の上端には 、テントキャンバスに設けられているアイレット(穴部)に引っ掛けるための鉤 型のアイレットフック12が設けられている。摺動体10の下端には、バネスト ッパー13が設けられている。他方、摺動体11には、その下端にテントフレー ムに引っ掛けるためのフレームフック15を設け、その上端にバネストッパー1 6を設けている。18がコイルスプリングを示しており、2つの摺動体10、1 1を組み合わせた外側で、バネストッパー13及び16の間に介在している。こ のように弾発部材は、摺動体10、11、コイルスプリング18、バネストッパ ー13、16、及び、後述する摺動体ストッパー20とから構成されている。 図1に図示された本考案の固定具は、一番収縮した状態を示しており、アイレ ットフック12及びフレームフック15がそれぞれ外側に引っ張られた場合には 、コイルスプリング18がバネストッパー13、16間で収縮し、それぞれの摺 動体10、11が上下に相互に反対に摺動し、固定具全体は、収縮する力に対抗 して伸張する。
【0007】 図2は、図1の実施例の正面図を図示しており、摺動体10の上端にアイレッ トフック12を設け、下端にバネストッパー13を設けている。ここで、アイレ ットフック12の下端は他の摺動体11が抜け出ることを防止する役目も有して いる。摺動体11の上端にはバネストッパー16を設け、その下端にはフレーム フック15を設け、更に、その下端には他の摺動体10が抜け落ちないように摺 動体ストッパー20を設けている。摺動体ストッパー20は、摺動体10がコイ ルスプリング18内から抜け落ちないようにするためのもので、摺動体11の下 端部に設けられうる何らかの突起で構成すればよい。 この実施例においては、アイレットフック12の先端に突出部を設けて、その 軸部との間隔を狭くしているが、この突出部は、通常この固定具がテントキャン バスのアイレットに係止させたままテントキャンバスと共に保管されるため、キ ャンバスをフレームから取り外す際に、固定具がキャンバスから外れ落ちること を防止する役目を果たすものである。この突出部は、アイレットフック12の先 端に、着脱自在に差し込み可能な形式のものにすることもできる。この場合には 、突出部を差し込んだ状態のアイレットフック12の先端にはその軸部との間隔 をなしにしてもよい。
【0008】 次に使用方法について図3及び図4によって説明する。 図3は、テントキャンバス21の説明図であり、切妻形式のキャンバス21の 下方周縁部近傍にアイレット23が多数穿設された帯状体24が逢着されている 。この帯状体24は、キャンバス21の下方周縁部全体に渡って設けられている が、図中では煩雑さを避けるために、一部図示を省略している。 図4は、テントキャンバス21を本考案の固定具によってテントフレーム27 に固定した状態を図示する説明図である。テントフレーム27にテントキャンバ ス21を覆い被せ、キャンバス21に逢着された帯状体24のアイレット23に アイレットフック12を引っ掛ける。そして、固定具を伸張させてフレームフッ ク15をテントフレーム27に引っ掛ける。同様の作業を繰り返してテントキャ ンバス21をテントフレーム27に固定することができる。 この例では、テントキャンバス21の下方周縁部にアイレット23が形成され た帯状体24を使用しているが、キャンバス21の下方周縁部には、このような 帯状体24でなく、輪状のヒモ又は鉤型のフックを多数設けてもよく、本考案の 固定具のアイレットフック12に係止し得るものであればどのような形式のもの でもよい。
【0009】 以上、一実施例について説明したが、本考案においては、伸縮自在の弾発部材 の両端部に係止具が設けられたものであればどの様な形式のものでもよく、例え ば、2つの摺動体を直径の多少異なる筒状体から構成し、一方の摺動体を他方の 摺動体の内部に嵌入摺動しうるように構成し、その内部にコイルスプリングを配 備させてもよい。また、コイルスプリング自体の両端にフックをそれぞれ溶接接 合させて形成することもできるものである。 また、摺動体、フック等の材質は、金属、合成樹脂、木材等どの様なものを使 用してもよい。
【0010】
【考案の効果】
上記構成からなる本考案は、以下の如き効果を有する。 テントキャンバスをテントフレームに瞬時に固定及び取り外しができ、従来の ヒモによる固縛に比べ、その作業が極めて容易になった。 本考案の固定具は、伸縮自在の弾発部材を使用しているため、その弾性反力に よりテントキャンバスを従来以上にピンと張り上げることができ、しかも、その 状態を持続させることができる。これは、キャンバスに雨水が溜まることを防止 することができ、しかも、その外観が極めてすっきりしたものとなる。 また、従来のヒモによる固縛においては、ある箇所を強く締め過ぎた場合には 、キャンバスに皺が寄ってしまい、それぞれの箇所の固縛強さの調整も必要であ るが、本考案においては、一定の伸縮強さを有する同一の固定具を使用するため 、そのような問題が全く生じることがない。 更に、本考案では弾発部材の引張力が均等に常に作用することとなり、従来の ヒモによる固縛と比較し、その固定箇所の数を約3割程減少させることができた 。 以上、本考案は、簡易な構成にして、著大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の正面図である。
【図3】テントキャンバスの説明図である。
【図4】本考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】 10、11 摺動体 12 アイレットフック 13、16 バネストッパー 15 フレームフック 18 コイルスプリング 20 摺動体ストッパー 21 テントキャンバス 23 アイレット 24 帯状体 27 テントフレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在の弾発部材の両端にフック等の
    係止具を設けたものから成り、これによってテントキャ
    ンバスをテントフレームに固定するテントキャンバス固
    定具。
JP1991082480U 1991-09-13 1991-09-13 テントキャンバス固定具 Expired - Fee Related JP2556189Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524826U true JPH0524826U (ja) 1993-03-30
JP2556189Y2 JP2556189Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=13775683

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008084954A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-17 Jun Sik Woo A cloth length controller for height adjusting tent

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53118944A (en) * 1977-03-28 1978-10-17 Takazou Nagamori Graphic information converter
JPS5682844A (en) * 1979-12-10 1981-07-06 Katayama Chem Works Co Ltd Easily dispersible composition of water-soluble high polymer

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JP2556189Y2 (ja) 1997-12-03

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