JPH05246637A - エレベーターの診断運転装置 - Google Patents

エレベーターの診断運転装置

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JPH05246637A
JPH05246637A JP4044759A JP4475992A JPH05246637A JP H05246637 A JPH05246637 A JP H05246637A JP 4044759 A JP4044759 A JP 4044759A JP 4475992 A JP4475992 A JP 4475992A JP H05246637 A JPH05246637 A JP H05246637A
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elevator
diagnostic
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low speed
control device
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Seiji Kawanishi
清司 川西
Shinichiro Kono
真一郎 河野
Hajime Okamoto
肇 岡本
Kenji Kono
賢治 河野
Hiroshi Kiyosugi
浩 清杉
Hiroshi Yamazaki
浩 山崎
Hisatoku Fukai
久徳 深井
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上昇、下降制限スイツチや位置検出装置の点
検を確実に行うことができるエレベーターの診断運転装
置を提供することにある。 【構成】 診断装置18によつてエレベーター制御装置
11に指令を与え、エレベーターを診断運転し、データ
を診断装置18に収集するようにしたエレベーターの診
断運転装置において、前記診断装置18に、診断運転時
エレベーターを低速運転モードか高速運転モードに選択
する速度選択手段12、低速運転モード選択時、乗り場
呼び16が発生してもその呼び応答を禁止する呼び禁止
手段17を備える。低速運転モードで診断運転すること
により上記の目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターを運転し
てみてその良否を判定する場合に用いられるエレベータ
ーの診断運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの状態の良否を知るには、
エレベーターを実際に運転してみて所要のチエツクを行
う方法が最も良い。このような運転を診断運転と称す
る。従来、診断装置によつてエレベーター制御装置に指
令を与え、エレベーターを診断運転し、所要のデータを
診断装置に収集するようにしたエレベーターの診断運転
装置が、特公平2−7870号公報、特公平2−365
12号公報等で提案されている。これら従来技術におい
ては、エレベーターを通常の速度(高速運転モード)で
走行させて診断運転による点検、即ち、各階停止、各階
戸開閉運転による点検、地震発生後に通常運転に復帰さ
せるときの点検、停電、火災、地震時の動作、表示器類
の動作の点検等が行われるようになつていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、診
断運転は通常の運転速度による点検であるため、昇降路
上下端にある上昇制限スイツチと下降制限スイツチの動
作点検あるいは位置検出装置の動作点検等を行うことが
できなかつた。即ち、高速運転だと上昇制限スイツチ又
は下降制限スイツチがONとなつてもさらにかごが移動
するので、正確なON位置を測定することができず、
又、位置検出装置にあつては、マイクロコンピユータの
処理速度が遅いので、高速運転だと、位置検出装置のO
N,OFFの作動は把握できるが、作動時のかご位置又
は位置検出装置の遮蔽体の位置は測定できない。
【0004】本発明の目的は、上昇、下降制限スイツチ
や位置検出装置の点検も行うことができるエレベーター
の診断運転装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベーター制御装置に当該エレベータ
ーを診断運転する指令を出力するとともに、この診断運
転のデータを収集する診断装置を備えたエレベーターの
診断運転装置において、前記診断装置の指令により診断
運転時のエレベーターの運転モードを低速又は高速のい
ずれかに選択する速度選択手段と、低速運転モードが選
択されたとき乗り場呼びに対する応答を禁止する呼び禁
止手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】速度選択手段は、診断装置の指令によりエレベ
ーターを低速運転モードにするか高速運転モードにする
かの選択を行うと共に、呼び禁止手段は、選択された速
度が低速運転モードであれば、乗り場呼びが発生しても
その呼び応答を禁止する。これにより、エレベーターの
低速点検運転が可能となり、上昇、下降の制限スイツチ
の点検や位置検出装置の点検を行うことができ、また、
低速運転時に呼び応答を禁止することにより、診断を中
断した後再度点検運転するという手間を省き効率的な診
断運転をすることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の実施例に係るエレベーターの診断運
転装置のブロツク図である。エレベーターは、かご1、
カウンタウエイト2、両者を連結するロープ3、および
かご1とカウンタウエイト2をロープ3によりつるべ状
に吊り下げるシーブ4により構成されており、シーブ4
の軸には減速機を介してブレーキ5、電動機6およびパ
ルス発生機7が取り付けられている。8は電動機6の駆
動を制御する電動機制御装置等の装置より成る電力制御
装置であり、主電源9により供給される電力を制御する
ことによつて、電動機6の回転方向や速度が制御され
る。電力制御装置8は、エレベーター制御装置11から
の信号により制御される。このエレベーター制御装置1
1は、エレベーターに設置した各種安全装置からの信号
を入力して故障時にエレベーターの停止指令を出力する
ようにしたり、かご1に接続されたテールコードを介し
て乗客検出装置15等の各種かご情報やエレベーターホ
ールに取り付けてある呼び釦16やパルス発生機7から
の情報(移動距離や速度の情報)が入力され、それらに
よりエレベーターを制御したり、情報を出力したりでき
るよう構成されている。12は速度選択装置であり、電
動機6の高速駆動又は低速駆動を、エレベーター制御装
置11からの信号に応じて指令する。17は呼び禁止装
置であり、エレベーター制御装置11の指令信号により
呼び釦16の応答を禁止させる。
【0008】電力制御装置8、エレベーター制御装置1
1、速度選択装置12、呼び禁止装置17から構成され
る制御装置14には、各部から収集した動作状態データ
を記録、診断する診断装置18が接続されている。この
診断装置18は、診断を行う場合、エレベーター制御装
置11に診断運転の指令を出力しエレベーターを診断運
転させ、これにより収集した動作状態データを記録、診
断し、診断結果および記録データを図示しない監視セン
タに送信するよう構成されている。
【0009】図2は診断装置18のブロツク図である。
この診断装置18はマイクロコンピユータで構成されて
おり、マイクロプロセツシングユニツト(MPU)18
1と、通常運転時の診断プログラムや診断運転のプログ
ラム等を格納するROM182と、エレベーターの動作
状態データ等を記録するRAM183と、エレベーター
の動作状態データ等をエレベーター制御装置11より入
力する入力ポート184と、エレベーター制御装置11
へ診断運転指令等の信号を出力する出力ポート185等
より構成されている。
【0010】次に、本実施例の動作を図3に示すフロー
チヤートを参照しながら説明する。最初に、エレベータ
ーを管轄する営業所又は監視センタからの診断運転指令
の有無により、ステツプS1に示すように、診断運転開
始か否かを判断し、診断運転指令がない場合には、ステ
ツプS7に示す診断装置18の通常処理を行い、エレベ
ーターの動作状態データ等をエレベーター制御装置11
より入力ポート184を介してRAM182へ記録す
る。
【0011】診断運転指令が入力された場合、又は所定
の時刻(予め選択されている時刻であつて、乗客がほと
んどいない時刻)に達した場合、ステツプS1で診断運
転開始が判断され、ステツプS2に示すように、かご1
に取り付けてある乗客検出装置15の信号をエレベータ
ー制御装置11を介して入力ポート184に取込み、か
ご1内の利用者の有無を確認する。利用者がある場合
は、通常状態と同様にステツプS7の処理を行う。しか
し、利用者がない場合は、ステツプS3において、呼び
禁止指令をエレベーター制御装置11へ出力ポート18
5を介して指令する。これにより、エレベーター制御装
置11は呼び禁止装置17へ動作指令を出力し、各階床
の呼び釦16の呼びに対する応答を禁止する。これによ
り乗客がいた場合の危険が防止され診断運転の態勢が整
う。
【0012】次にステツプS4において、低速点検運転
開始を指令し診断を始める。この低速点検運転開始指令
は、出力ポート185よりエレベーター制御装置11に
出力され、エレベーター制御装置11では速度選択装置
12に低速運転モードの指令を出力し、速度選択装置1
2では、電動機制御装置8へ低速運転を指令する。これ
により、電動機6が低速運転となり低速点検運転が行わ
れる。次に、診断装置18は、ステツプS5において、
低速点検運転が終了したか否かを確認する。低速点検運
転が終了すると、ステツプS3にて指令した呼び禁止を
解除するため、ステツプS6において解除指令をエレベ
ーター制御装置11に出力ポート185を介して出力す
る。これにより、エレベーター制御装置11は呼び禁止
装置17へ動作中止指令を出力し、呼び釦16の応答を
許可する。これにより、エレベーターは通常の運転とな
り、診断装置18は通常時と同様ステツプS7の診断装
置の通常処理を行い、エレベーターの動作状態データ等
をエレベーター制御装置11より入力ポート184を介
してRAM182へ記録する。
【0013】このように、本実施例では、エレベーター
の診断運転を低速運転モードにより行うようにしたの
で、上昇制限スイツチ、下降制限スイツチ、位置検出装
置の動作を点検することができる。又、診断運転開始前
にエレベーターの呼びの応答を禁止し、診断運転開始後
にこれを解除するようにしたので、診断を中断する事態
を阻止し、効率的な診断運転を実施することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、エレベ
ーターの低速点検運転が可能となり、上昇、下降の制限
スイツチの点検や位置検出装置の点検を行うことができ
る。また、低速運転時、呼び応答を禁止することによ
り、中断して再度点検運転する手間を省き効率的な診断
運転をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエレベーターの診断運転
装置のブロツク図である。
【図2】図1に示す診断装置のブロツク図である。
【図3】図2に示す診断装置の処理過程を示すフローチ
ヤートである。
【符号の説明】
1 かご 6 電動機 7 パルス発生機 8 電力制御装置 11 エレベーター制御装置 12 速度選択装置 14 制御装置 15 乗客検出装置 16 呼び釦 17 呼び禁止装置 18 診断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 賢治 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 清杉 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 山崎 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 深井 久徳 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーター制御装置に当該エレベータ
    ーを診断運転する指令を出力するとともに、この診断運
    転のデータを収集する診断装置を備えたエレベーターの
    診断運転装置において、前記診断装置の指令により診断
    運転時のエレベーターの運転モードを低速又は高速のい
    ずれかに選択する速度選択手段と、低速運転モードが選
    択されたとき乗り場呼びに対する応答を禁止する呼び禁
    止手段とを設けたことを特徴とするエレベーターの診断
    運転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109153530A (zh) * 2016-06-03 2019-01-04 三菱电机株式会社 电梯的语音呼梯登记装置以及语音呼梯登记功能的自我诊断方法

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JPH01122885A (ja) * 1987-11-06 1989-05-16 Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd 昇降機の点検整備管理装置
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