JPH05246576A - 紙葉類の分離機構 - Google Patents

紙葉類の分離機構

Info

Publication number
JPH05246576A
JPH05246576A JP5016992A JP5016992A JPH05246576A JP H05246576 A JPH05246576 A JP H05246576A JP 5016992 A JP5016992 A JP 5016992A JP 5016992 A JP5016992 A JP 5016992A JP H05246576 A JPH05246576 A JP H05246576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
separator
signal
sensor
feed roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5016992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3191386B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Hidetoshi Nogo
英俊 野吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5016992A priority Critical patent/JP3191386B2/ja
Publication of JPH05246576A publication Critical patent/JPH05246576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191386B2 publication Critical patent/JP3191386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙や紙幣等の積み重なった紙葉類を一
枚ずつ分離して搬送部に送り出す紙葉類の分離機構に関
し、定常状態と異なる紙葉類を早期に検出できる各種の
監視機構を具え装置の小型化が可能な分離機構の提供を
目的とする。 【構成】 紙葉類1の通過に伴い揺動するセパレータ支
持部24の変位量を検知する変位センサ5と、変位センサ
5から出力される変位信号に基づいて紙葉類1が通過し
たことを検出する手段、紙葉類1の厚さおよび斜行を検
出する手段を有する信号処理部6を具えてなるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置や紙葉類搬送処
理装置、例えば現金自動支払い機(CD)、現金自動入
出金機(ATM)等に係り、特に印刷用紙や紙幣等の積
み重なった紙葉類を一枚ずつ分離して搬送部に送り出す
紙葉類の分離機構に関する。
【0002】例えばATM等において紙幣等紙葉類の計
数や鑑定に際し積み重なった紙葉類の束から一枚ずつ分
離し搬送部に送り出す。このとき紙葉類の分離機構は通
過検出センサから出力される通過情報に基づいて繰り出
し動作と停止を繰り返す。
【0003】分離機構から繰り出されるとき紙葉類は通
常一枚ずつ且つ搬送方向に対して平行な向きに配列して
繰り出される。しかし、紙葉類のばらつきや分離機構の
誤差等によって定常状態と異なる状態で分離機構から繰
り出される場合がある。
【0004】例えば、繰り出された紙葉類の向きが搬送
方向に対して斜めであったり(以下斜行と称する)、或
いは複数枚の紙葉類が重なっていたり(以下ダブルフィ
ードと称する)、少しずれた状態で重なっていたり(以
下連鎖と称する)する。
【0005】ATM等において分離機構から繰り出され
る紙葉類が定常状態と異なる場合は計数や鑑定が不可能
になり作業が中断する。そこで定常状態と異なる紙葉類
を早期に検出できる各種の監視機構を具えた分離機構の
開発が要望されている。
【0006】
【従来の技術】図8は従来の紙葉類の分離機構を示す
図、図9は従来の斜行検出機構を示す平面図、図10は従
来の厚さ監視機構を示す図である。
【0007】図8において紙葉類1を一枚ずつに分離す
る従来の分離機構2は駆動軸21と共に回転する複数組の
フィードローラ22と、一端がフィードローラ22と平行な
回転軸23によって揺動自在に支持された複数のセパレー
タ支持部24を具えている。
【0008】少なくとも1個のセパレータ26が先端近傍
に固定されてなるセパレータ支持部24は中間部にベアリ
ング25を有し、セパレータ支持部24を付勢するバネ27に
よってベアリング25がフィードローラ22の側面に当接す
るよう構成されている。
【0009】ベアリング25がフィードローラ22に当接し
たときセパレータ26が適当な隙間を介してフィードロー
ラ22の溝に咬合し、前段のピックローラ28によって送り
込まれる紙葉類1は束の下から一枚ずつ分離されベアリ
ング25の方に送り出される。
【0010】またベアリング25はフィードローラ22とセ
パレータ26の間に紙葉類1が通過可能な隙間を形成する
と共に、紙葉類1をバネ27の作用によってフィードロー
ラ22に押し付けフィードローラ22による紙葉類1の繰り
出しを容易にする。
【0011】かかる分離機構2と搬送ベルト29と間には
対向させた光源31と光検知器32からなる通過検出センサ
3が配設されており、繰り出された紙葉類1が光源31と
光検知器32の間を通過する際に光ビーム33を遮断して紙
葉類1の通過が検知される。
【0012】搬送中に紙葉同士が重なるのを防止するた
めフィードローラ22およびピックローラ28は間欠駆動さ
れており、ローラの起動と停止のタイミングは紙葉類1
の通過に伴い通過検出センサ3から出力される信号をト
リガーとして制御される。
【0013】なお、ローラ起動後所定の時間を経過して
も通過検出センサ3から信号が出力されない場合は起動
と停止を複数回繰り返し、それでも排出されない場合は
分離機構2に不送り障害が発生したものと判定してアラ
ーム信号等が出力される。
【0014】また、斜行検出機構として図9に示す如く
紙葉類1を搬送する搬送ベルト29の両側に一対の斜行検
出センサ34が配設されており、搬送ベルト29上の紙葉類
1が斜行していなければ一対の斜行検出センサ34からほ
ぼ同時に信号が出力される。
【0015】しかるに、搬送ベルト29によって搬送され
る紙葉類1が一対の斜行検出センサ34を横切る際に斜行
している場合は、それぞれの斜行検出センサ34から出力
される信号のタイミングがずれるため紙葉類1の斜行を
検出することができる。
【0016】ただし、紙葉類1のダブルフィードや連鎖
は通過検出センサ3や斜行検出センサ34によって検出す
ることはできない。そこでダブルフィードや連鎖を検出
する手段として図10に示す厚さ監視機構4が搬送ベルト
29の途中に配設されている。
【0017】即ち、図10(a) において厚さ監視機構4は
ポテンショメータ41およびポテンショメータ41の回転軸
42に固定されたレバー43を有し、レバー43の一方の端部
には搬送ベルト29の間に配設された可動ローラ44が回動
自在に軸止されている。
【0018】可動ローラ44はバネ46によって搬送ベルト
29の間に配設され紙葉類1を支承する固定ローラ45に押
し付けられており、搬送されてきた紙葉類1は駆動ロー
ラ47と押圧ローラ48によって可動ローラ44と固定ローラ
45の間に送り込まれる。
【0019】紙葉類1が可動ローラ44と固定ローラ45の
間に送り込まれると紙葉類1の厚さに対応してレバー43
が回転軸42を回転せしめ、ポテンショメータ41から厚さ
検出部49に図10(b) に示す如く紙葉類1の厚さと時間に
対応する信号が入力される。
【0020】厚さ検出部49には外部の制御装置から紙葉
類1の枚数を判定するため予め設定された基準電圧が入
力されており、ポテンショメータ41から入力される信号
を基準電圧と比較することによって紙葉類1の枚数を判
定することができる。
【0021】また、紙葉類1にダブルフィードがあった
場合と連鎖があった場合とでポテンショメータ41から入
力される信号が異なる。したがって信号の立ち上がり、
または立ち下がりの形状差によってダブルフィードと連
鎖を判別することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の紙葉類
の分離機構はそれぞれ独立した斜行検出機構や厚さ監視
機構が搬送ベルトの中間に設けており、ATMやCDの
内部に紙葉類の分離機構と斜行検出機構や厚さ監視機構
を設置する空間が必要になり装置が大型化する。
【0023】また、分離機構と斜行検出機構や厚さ監視
機構が離れているためダブルフィードや連鎖を検出する
までのタイムラグが大きく、かかる搬送不良が検出され
てから装置が停止するまで多くの紙葉類が分離機構から
搬送ベルトに送り込まれる。
【0024】更に、従来の紙葉類の分離機構はセパレー
タがフィードローラの溝に嵌入し咬合する際の咬合量が
一定であり、例えば、粘着性物質が間に挟まり或いは水
に濡れ複数の紙葉類がくっついている場合は不送りが発
生し装置が停止する。
【0025】また、取り扱う紙葉類が流通券のように折
れ曲がったものや皺がよったもの等を含む場合は摩擦係
数がそれぞれ異なり、ATMやCDが建物の入り口近傍
に設置されている場合は温度や湿度等設置環境の影響に
よって摩擦係数が異なる。
【0026】その結果、皺の多少や吸湿等によって紙葉
類の状態が先の咬合量を設定した時と異なり摩擦係数等
が変化した場合は、紙葉類の一枚ずつの分離が不可能に
なって不送りやダブルフィードが発生し装置が停止する
といった問題があった。
【0027】本発明の目的は定常状態と異なる紙葉類を
早期に検出できる各種の監視機構を具え装置の小型化が
可能な分離機構を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる分離
機構を示す図である。なお全図を通し同じ対象物は同一
記号で表している。
【0029】上記課題は紙葉類1を移送するフィードロ
ーラ22および中間部にベアリング25が軸止されたセパレ
ータ支持部24を有し、一端がフィードローラ22と平行な
回転軸23によって揺動自在に支持されてなるセパレータ
支持部24を、バネ27によってベアリング25がフィードロ
ーラ22の側面に当接する方向に付勢すると共に、ベアリ
ング25がフィードローラ22に当接したときセパレータ支
持部24の先端に装着されたセパレータ26が、フィードロ
ーラ22の溝に咬合して紙葉類を一枚ずつ分離するよう構
成された紙葉類の分離機構において、紙葉類1の通過に
伴い揺動するセパレータ支持部24の変位量を検知する変
位センサ5と、変位センサ5から出力される変位信号に
基づいて紙葉類1が通過したことを検出する手段、紙葉
類1の厚さおよび斜行を検出する手段を有する信号処理
部6を具えてなる本発明の紙葉類の分離機構によって達
成される。
【0030】
【作用】図1において紙葉類の通過に伴い揺動するセパ
レータ支持部の変位量を検知する変位センサと、変位セ
ンサから出力される変位信号に基づいて紙葉類が通過し
たことを検出する手段、紙葉類の厚さおよび斜行を検出
する手段を有する信号処理部を具えてなる本発明の紙葉
類の分離機構は、分離機構自体が紙葉類の通過や斜行と
共にダブルフィードや連鎖を検出するため装置停止まで
のタイムラグが小さい。即ち、定常状態と異なる紙葉類
を早期に検出できる各種の監視機構を具え装置の小型化
が可能な分離機構を実現することができる。
【0031】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお、図2は信号処理部の構成を示すブロック
図、図3は信号処理部の動作を示すタイムチャート、図
4は本発明の第2の実施例を示すブロック図、図5は本
発明の第3の実施例を示すブロック図、図6は第2の実
施例の動作を示すフローチャート、図7は第3の実施例
の細部を示す図である。
【0032】図1において本発明になる分離機構は従来
の分離機構と同様に駆動軸21と共に回転する複数組のフ
ィードローラ22と、一端がフィードローラ22と平行な回
転軸23によって揺動自在に支持された複数のセパレータ
支持部24を具えている。
【0033】少なくとも1個のセパレータ26が先端近傍
に固定されてなるセパレータ支持部24は中間部にベアリ
ング25を有し、セパレータ支持部24を付勢するバネ27に
よってベアリング25がフィードローラ22の側面に当接す
るよう構成されている。
【0034】ベアリング25がフィードローラ22に当接し
たときセパレータ26が適当な隙間を介してフィードロー
ラ22の溝に咬合し、前段のピックローラ28によって送り
込まれる紙葉類1は束の下から一枚ずつ分離されベアリ
ング25の方に送り出される。
【0035】またベアリング25はフィードローラ22とセ
パレータ26の間に紙葉類1が通過可能な隙間を形成する
と共に、紙葉類1をバネ27の作用によってフィードロー
ラ22に押し付けフィードローラ22による紙葉類1の繰り
出しを容易にする。
【0036】それぞれのセパレータ支持部24の背面には
例えば光学センサや磁気センサ等からなる変位センサ5
を対向させており、紙葉類1の通過に伴って持ち上げら
れ揺動するセパレータ支持部24の変位量を変位センサ5
によって検出している。
【0037】複数の変位センサ5は紙葉類1の通過、厚
さおよび斜行を検出する手段を有する信号処理部6に接
続されており、信号処理部6は変位センサ5から出力さ
れる変位信号に基づいて通過検出信号、斜行判定信号、
厚さ判定信号等を出力する。
【0038】即ち、信号処理部6は図2に示す如く変位
センサ5が出力する複数の変位信号をそれぞれ記憶する
記憶回路61と、それぞれの変位信号に関し記憶された変
位信号と現在の変位信号の差を算出し厚さ信号を出力す
る演算回路62を具えている。
【0039】信号処理部6は更に枚数を判定する基準値
を記憶する判定基準記憶回路63と枚数を判定する厚さ判
別回路64を有し、厚さ判別回路64はコンピュータ7から
入力される判定基準値と複数の厚さ信号から厚さを判別
し厚さ判定信号を出力する。
【0040】また、信号処理部6は演算回路62から出力
される厚さ信号に基づいて紙葉類の通過を検知する厚さ
変化検出回路65を有し、厚さ変化検出回路65はそれぞれ
の厚さ信号の立ち上がり、または立ち下がりを検出して
通過検出信号を出力する。
【0041】更に、信号処理部6は厚さ信号の時間差を
検出する時間差検出回路66と判定基準値を記憶する記憶
回路67を有し、厚さ信号の時間差とコンピュータ7から
入力される判定基準値から紙葉類の斜行を検出して斜行
判定信号を出力する。
【0042】斜行のない場合は図3(a) に示す如く例え
ば2個の変位センサ5から変位信号の出力されるタイミ
ングが合致し、単一紙葉類やダブルフィード、連鎖の別
を表示する厚さ判定信号と通過紙葉類の幅を表す通過検
出信号が出力される。
【0043】しかし、斜行した場合は図3(b) に示す如
く2個の変位センサ5から変位信号の出力されるタイミ
ングがずれ、単一紙葉類やダブルフィード、連鎖を表す
厚さ判定信号と通過紙葉類の幅を表す通過検出信号と斜
行判定信号が出力される。
【0044】搬送中に紙葉同士が重なるのを防止するた
めフィードローラ22およびピックローラ28は間欠駆動さ
れており、ローラの起動と停止は信号処理部6の厚さ変
化検出回路65から出力される通過検出信号をトリガーと
して制御される。
【0045】ローラ起動後所定の時間を経過しても信号
処理部6から通過検出信号が出力されない場合は起動と
停止を複数回繰り返し、それでも信号が出力されない場
合は分離機構2に不送りが発生したものと判定してアラ
ーム信号等が出力される。
【0046】また、信号処理部6からダブルフィード、
連鎖を表す厚さ判定信号や斜行を表す斜行判定信号が出
力された場合も、分離機構2にダブルフィードや連鎖、
斜行等の障害が発生したものと判定して例えばアラーム
信号等が出力される。
【0047】このように紙葉類の通過に伴い揺動するセ
パレータ支持部の変位量を検知する変位センサと、変位
センサから出力される変位信号に基づいて紙葉類が通過
したことを検出する手段、紙葉類の厚さおよび斜行を検
出する手段を有する信号処理部を具えてなる本発明の紙
葉類の分離機構は、分離機構自体が紙葉類の通過や斜行
と共にダブルフィードや連鎖を検出するため装置停止ま
でのタイムラグが小さい。即ち、定常状態と異なる紙葉
類を早期に検出できる各種の監視機構を具え装置の小型
化が可能な分離機構を実現することができる。
【0048】また、図4において本発明になる分離機構
の第2の実施例は駆動軸21と共に回転する複数組のフィ
ードローラ22と、一端がフィードローラ22と平行な回転
軸23によって揺動自在に支持された複数のセパレータ支
持部24を具えている。
【0049】少なくとも1個のセパレータ26が先端近傍
に固定されてなるセパレータ支持部24は中間部にベアリ
ング25を有し、セパレータ支持部24を付勢するバネ27に
よってベアリング25がフィードローラ22の側面に当接す
るよう構成されている。
【0050】ベアリング25がフィードローラ22に当接し
たときセパレータ26が適当な隙間を介してフィードロー
ラ22の溝に咬合し、前段のピックローラ28によって送り
込まれる紙葉類は束の下から一枚ずつ分離されベアリン
グ25の方に送り出される。
【0051】またベアリング25はフィードローラ22とセ
パレータ26の間に紙葉類が通過可能な隙間を形成すると
共に、紙葉類をバネ27の作用によってフィードローラ22
に押し付けフィードローラ22による紙葉類の繰り出しを
容易にする。
【0052】ただし図1に示す分離機構とは異なり第2
の実施例はベアリング25を軸止する支持部材81とセパレ
ータ支持部24の間に、コンピュータ7の指令に従ってフ
ィードローラ22とセパレータ26の咬合量を補正するアク
チュエータ82を具えている。
【0053】ベアリング25を軸止する支持部材81はセパ
レータ支持部24に固定された回転軸83によって揺動自在
に支持されており、コンピュータ7の指令により制御装
置84から電圧が印加されるとアクチュエータ82が伸長し
セパレータ26を押し上げる。
【0054】なお、アクチュエータ82として電圧が印加
されると伸長してセパレータ26を押し上げる圧電素子を
用いているが、圧電素子の代わりに磁歪素子やソレノイ
ド等の電圧が印加されると短縮する素子を用いても同等
の効果が得られる。
【0055】分離機構と図示省略された搬送ベルト29と
間に光源31と光検知器32からなる通過検出センサ3が配
設されており、紙葉類が通過検出センサ3を通過すると
光ビーム33を遮断し紙葉類の通過を示す信号がコンピュ
ータ7に入力される。
【0056】なお、図1に示す如くセパレータ支持部24
の背面に光学センサや磁気センサ等からなる変位センサ
5を対向せしめ、紙葉類1の通過に伴って持ち上げられ
揺動するセパレータ支持部24の変位量を変位センサ5に
よって検出してもよい。
【0057】フィードローラ22やピックローラ28は駆動
回路20により駆動されコンピュータ7からローラ駆動指
令が出力されると、駆動回路20は所定の時間駆動し次の
ローラ駆動指令が出力されるまでフィードローラ22やピ
ックローラ28を停止させる。
【0058】コンピュータ7は図6に示す如くフィード
ローラ22やピックローラ28が作動後所定時間内に通過信
号が入力されると、所定の枚数の紙葉類が繰り出される
まで通過検出センサ3の通過信号をトリガーとしてロー
ラの駆動指令を出力する。
【0059】しかし、フィードローラ22やピックローラ
28が作動後所定時間内に通過信号が入力されない場合は
不送りと判定し、アクチュエータ伸縮指令を出力してセ
パレータ26の咬合量を補正する所定の電圧指令値を制御
装置84に入力する。
【0060】セパレータ26の咬合量補正後コンピュータ
7はフィードローラ22やピックローラ28を作動させるロ
ーラ駆動指令を出力し、作動後所定時間内に通過信号が
入力されると通過した紙葉類の除去指令とアクチュエー
タの復旧指令を出力する。
【0061】セパレータ26の咬合量を補正してもローラ
が作動後所定時間内に通過信号が入力されない場合は通
過信号が入力されるまで、アクチュエータ伸縮指令を繰
り返し出力し補正量を順次大きくすると共にその都度ロ
ーラ駆動指令を出力する。
【0062】そしてアクチュエータ82の伸縮量が限界値
に到達したにもかかわらず通過信号が入力されない場合
は排出不能と判定し、コンピュータ7は例えば、アラー
ム信号を出力することによって排出不能が発生したこと
を作業者に伝達する。
【0063】このようにコンピュータの指令に従ってフ
ィードローラとセパレータの咬合量を補正するアクチュ
エータを、ベアリングを軸止する支持部材とセパレータ
支持部の間に具えてなる本発明の紙葉類の分離機構は、
粘着性物質が間に挟まり或いは水に濡れ複数の紙葉類が
くっついている場合等の自動排出が可能になる。
【0064】図5に示す第3の実施例は上記第2の実施
例と異なり紙葉類の状態を検出して信号を出力するセン
サ9を具えており、コンピュータ7がセンサ9の出力信
号からセパレータ26の咬合量の補正量を算出し制御装置
84に電圧指令値を入力する。
【0065】例えば、ATMやCDは出入口の近くに設
置されることが多く紙幣等の紙葉類の摩擦係数は設置環
境の湿度に左右される。かかる状況に対処するため図7
(a)に示す例はセンサ9として設置空間の湿度を検出す
る湿度センサを用いている。
【0066】図7(b) に示す如くセンサ9から湿度デー
タが入力されるとコンピュータ7はセパレータ26の咬合
量の補正量を算出し、アクチュエータ伸縮指令を出力し
てセパレータ26の咬合量を補正する所定の電圧指令値を
制御装置84に入力する。
【0067】また、流通券のようにしわがよった紙葉類
や濡れた紙葉類は新規発行の紙葉類に比べ摩擦係数の変
動が大きい。かかる状況に対処するため図7(c) に示す
例はセンサ9としてモータの回転トルクを計測するトル
クセンサを用いている。
【0068】即ち、分離機構に紙葉類を送り込むピック
ローラ28とピックローラ28を駆動するモータ30の間にセ
ンサ9が配設され、図7(d) に示す如くセンサ9からト
ルク値が入力されるとコンピュータ7は紙葉類に印加さ
れる摩擦力を算出する。
【0069】コンピュータ7は更に算出された摩擦力と
標準の状態における摩擦力を比較してセパレータ26の咬
合量の補正量を算出し、アクチュエータ伸縮指令を出力
してセパレータ26の咬合量を補正する所定の電圧指令値
を制御装置84に入力する。
【0070】更に、図7(e) に示す例はセンサ9として
ピックローラ駆動用のモータ30の電流を計測する電流セ
ンサを用いており、図7(f) に示す如くセンサ9から電
流データが入力されるとコンピュータ7は先ずモータ30
の回転トルクを算出する。
【0071】コンピュータ7は算出されたモータ30の回
転トルクからピックローラ28によって紙葉類に印加され
る摩擦力を算出し、セパレータ26の咬合量の補正量を算
出してアクチュエータ伸縮指令を出力し所定の電圧指令
値を制御装置84に入力する。
【0072】このようにコンピュータの指令に従ってフ
ィードローラとセパレータの咬合量を補正するアクチュ
エータを、ベアリングを軸止する支持部材とセパレータ
支持部の間に具えてなる本発明の紙葉類の分離機構は、
皺や吸湿等によって紙葉類の状態が咬合量を設定した時
と異なり摩擦係数等が変化した場合も、不送りやダブル
フィードを発生することなく紙葉類を一枚ずつ繰り出す
ことが可能になる。
【0073】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば定常状態と異
なる紙葉類を早期に検出できる各種の監視機構を具え装
置の小型化が可能な分離機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる分離機構を示す図である。
【図2】 信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】 信号処理部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】 本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】 第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 第3の実施例の細部を示す図である。
【図8】 従来の紙葉類の分離機構を示す図である。
【図9】 従来の斜行検出機構を示す平面図である。
【図10】 従来の厚さ監視機構を示す図である。
【符号の説明】
1 紙葉類 2 分離機構 3 通過検出センサ 5 変位センサ 6 信号処理部 7 コンピュータ 9 センサ 20 駆動回路 21 駆動軸 22 フィードローラ 23 回転軸 24 セパレータ支持部 25 ベアリング 26 セパレータ 27 バネ 28 ピックローラ 29 搬送ベルト 30 モータ 31 光源 32 光検知器 33 光ビーム 61 記憶回路 62 演算回路 63 判定基準記憶回路 64 厚さ判別回路 65 厚さ変化検出回路 66 時間差検出回路 67 判定基準記憶回路 81 支持部材 82 アクチュエータ 83 回転軸 84 制御装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類(1) を移送するフィードローラ(2
    2)および中間部にベアリング(25)が軸止されたセパレー
    タ支持部(24)を有し、一端が該フィードローラ(22)と平
    行な回転軸(23)によって揺動自在に支持されてなる該セ
    パレータ支持部(24)を、バネ(27)によって該ベアリング
    (25)が該フィードローラ(22)の側面に当接する方向に付
    勢すると共に、該ベアリング(25)が該フィードローラ(2
    2)に当接したとき該セパレータ支持部(24)の先端に装着
    されたセパレータ(26)が、該フィードローラ(22)の溝に
    咬合して紙葉類を一枚ずつ分離するよう構成された紙葉
    類の分離機構において、 紙葉類(1) の通過に伴い揺動するセパレータ支持部(24)
    の変位量を検知する変位センサ(5) と、該変位センサ
    (5) から出力される変位信号に基づいて該紙葉類(1) が
    通過したことを検出する手段、該紙葉類(1) の厚さおよ
    び斜行を検出する手段を有する信号処理部(6) を具えて
    なることを特徴とする紙葉類の分離機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変位センサ(5) がセパレ
    ータ支持部(24)に光を照射する光源と光検知器からな
    り、該セパレータ支持部(24)からの反射光が該光検知器
    に入射したときの位置から変位を計測する光学センサ、
    または該セパレータ支持部(24)に高周波磁界を印加して
    渦電流を形成し、該渦電流からの磁束により変位を計測
    する磁気センサであることを特徴とする紙葉類の分離機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の信号処理部(6) が変位セ
    ンサ(5) から出力される変位信号を記憶する記憶回路(6
    1)と、記憶された変位信号と現在の変位信号の差を算出
    して厚さ信号を出力する演算回路(62)と、枚数の判定基
    準を記憶する判定基準記憶回路(63)と、該厚さ信号と判
    定基準から枚数を判定する厚さ判別回路(64)からなる厚
    さ検出手段を有することを特徴とする紙葉類の分離機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の信号処理部(6) が請求項
    3記載の厚さ信号の立ち上がり、または立ち下がりを検
    出し、紙葉類の通過を検知する厚さ変化検出回路(65)か
    らなる通過検出手段を有することを特徴とする紙葉類の
    分離機構。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の信号処理部(6) が並列入
    力される信号の時間差を検出する時間差検出回路(66)を
    具え、複数の変位センサ(5) の出力信号に基づいて出力
    される請求項3記載の厚さ信号の時間差から、通過する
    紙葉類の斜行を検出する斜行検出手段を有することを特
    徴とする紙葉類の分離機構。
  6. 【請求項6】 紙葉類(1) を移送するフィードローラ(2
    2)および中間部にベアリング(25)が装着されたセパレー
    タ支持部(24)を有し、一端が該フィードローラ(22)と平
    行な回転軸(23)によって揺動自在に支持されてなる該セ
    パレータ支持部(24)を、バネ(27)によって該ベアリング
    (24)が該フィードローラ(22)の側面に当接する方向に付
    勢すると共に、該ベアリング(24)が該フィードローラ(2
    2)に当接したとき該セパレータ支持部(24)の先端に装着
    されたセパレータ(26)が、該フィードローラ(22)の溝に
    咬合して紙葉類を一枚ずつ分離するよう構成された紙葉
    類の分離機構において、 ベアリング(25)を軸止する支持部材(81)とセパレータ支
    持部(24)の間に介在せしめたアクチュエータ(82)と、コ
    ンピュータ(7) の指令により該アクチュエータ(82)を制
    御する制御装置(84)を具えてなることを特徴とする紙葉
    類の分離機構。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のアクチュエータ(82)が圧
    電素子または磁歪素子またはソレノイドであることを特
    徴とする紙葉類の分離機構。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の分離機構において紙葉類
    の通過を検出して通過信号をコンピュータ(7) に入力す
    るセンサ(3) を有し、フィードローラ(22)またはピック
    ローラ(28)が作動後所定時間内に該通過信号が出力され
    ない場合は不送りと判定し、アクチュエータ(82)を制御
    する制御装置(84)にセパレータ(26)の咬合量を補正する
    電圧指令値を入力する機能、通過信号が出力されるまで
    該制御装置(84)に該セパレータ(26)の咬合量補正を繰り
    返し指令する機能、該咬合量補正の都度該フィードロー
    ラ(22)または該ピックローラ(28)の作動を指令する機
    能、該セパレータ(26)の咬合量補正により通過信号が出
    力されたときは該アクチュエータ(82)を復旧させる機
    能、および該アクチュエータ(82)の伸長または短縮が限
    界値に到達したときアラーム信号を出力する機能の、少
    なくとも一つの機能を該コンピュータ(7) に付与してな
    ることを特徴とする紙葉類の分離機構。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の分離機構において紙葉類
    の状態を検出して信号を出力するセンサ(9) を有し、コ
    ンピュータ(7) が該センサ(9) の出力信号からセパレー
    タ(26)の咬合量の補正量を算出し、アクチュエータ(82)
    を制御する制御装置(84)に電圧指令値を入力することを
    特徴とした紙葉類の分離機構。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のセンサ(9) が装置の設置
    空間における湿度を検出する湿度センサであることを特
    徴とする紙葉類の分離機構。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のセンサ(9) が紙葉類を送
    り込むピックローラ(28)とモータ(30)の間に介在せし
    め、該モータ(30)の回転トルクを計測するトルクセンサ
    であることを特徴とする紙葉類の分離機構。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のセンサ(9) が請求項11記
    載のモーター(30)の電流を計測する電流センサであるこ
    とを特徴とする紙葉類の分離機構。
JP5016992A 1992-03-09 1992-03-09 紙葉類の分離機構 Expired - Fee Related JP3191386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5016992A JP3191386B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 紙葉類の分離機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5016992A JP3191386B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 紙葉類の分離機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05246576A true JPH05246576A (ja) 1993-09-24
JP3191386B2 JP3191386B2 (ja) 2001-07-23

Family

ID=12851705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5016992A Expired - Fee Related JP3191386B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 紙葉類の分離機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191386B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07157142A (ja) * 1993-11-30 1995-06-20 Juki Corp 媒体供給装置及びこれを用いた封入封緘装置
JP2003091757A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Omron Corp 紙葉類計数装置、および取引処理装置
JP2004203506A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Japan Servo Co Ltd 給紙装置
JP2005324928A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp 複合処理装置及び重送検出方法
JP2008044739A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Toshiba Corp 紙葉類の厚さ検知装置
JP2010055408A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fujitsu Frontech Ltd 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム
JP2018065663A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート給送装置、及び画像形成装置
JP2018108871A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置
JP2018158825A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 日本金銭機械株式会社 紙葉類厚さ検知装置
US20180370745A1 (en) * 2015-11-18 2018-12-27 Glory Ltd. Paper sheet processing device and paper sheet processing method

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07157142A (ja) * 1993-11-30 1995-06-20 Juki Corp 媒体供給装置及びこれを用いた封入封緘装置
JP2003091757A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Omron Corp 紙葉類計数装置、および取引処理装置
JP2004203506A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Japan Servo Co Ltd 給紙装置
JP2005324928A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp 複合処理装置及び重送検出方法
JP2008044739A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Toshiba Corp 紙葉類の厚さ検知装置
JP2010055408A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fujitsu Frontech Ltd 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム
US20180370745A1 (en) * 2015-11-18 2018-12-27 Glory Ltd. Paper sheet processing device and paper sheet processing method
US10766727B2 (en) 2015-11-18 2020-09-08 Glory Ltd. Paper sheet processing device and paper sheet processing method
JP2018065663A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート給送装置、及び画像形成装置
JP2018108871A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置
JP2018158825A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 日本金銭機械株式会社 紙葉類厚さ検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3191386B2 (ja) 2001-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7568695B2 (en) Sheet feeder and jam detecting method
EP0616963B1 (en) Sheet handling apparatus
US5118091A (en) Sheet take-out apparatus
JP6360307B2 (ja) シート給送装置、原稿給送装置、画像読取装置
JPH0281845A (ja) 給紙装置
JP3191386B2 (ja) 紙葉類の分離機構
JP3197029B2 (ja) シート給送装置
EP1934953B1 (en) Banknote validator with banknote stack receiver
JP4693176B2 (ja) シート給送装置、該装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置
JP6612308B2 (ja) シート給送装置及び画像読取装置
JP4814066B2 (ja) シート状媒体搬送装置、画像形成装置、シート状媒体搬送方法
JPH07137883A (ja) 紙葉類繰出し装置
JPH0441349A (ja) 重送検出装置
JPS63256808A (ja) 紙葉類の厚さ検出装置
JPH04317933A (ja) 紙葉類繰り出し装置
JPH06156781A (ja) 紙葉類の分離機構
JP4297855B2 (ja) 紙葉類処理方法及びその装置
KR101071482B1 (ko) 압전재료를 이용한 매체자동지급기의 매체분리장치
JPH05254675A (ja) 紙葉類繰り出し機構
JP3822036B2 (ja) 媒体搬送装置
JP2000285278A (ja) 紙葉類の斜行検知方法、紙葉類の斜行検知装置、および紙葉類計数機
JPH05147772A (ja) 紙葉類繰り出し機構
JPH05201558A (ja) 送り機構における荷重制御装置
JPH05147749A (ja) 紙葉類繰出し機構
JPH06263287A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010424

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees