JP2003091757A - 紙葉類計数装置、および取引処理装置 - Google Patents

紙葉類計数装置、および取引処理装置

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JP2003091757A
JP2003091757A JP2001285366A JP2001285366A JP2003091757A JP 2003091757 A JP2003091757 A JP 2003091757A JP 2001285366 A JP2001285366 A JP 2001285366A JP 2001285366 A JP2001285366 A JP 2001285366A JP 2003091757 A JP2003091757 A JP 2003091757A
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    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/16Testing the dimensions
    • G07D7/164Thickness

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送路を搬送されている紙葉類に対する枚数の
計数精度を一層向上させた紙葉類計数装置を提供する。 【解決手段】計数装置15は、紙幣30の搬送方向に対
して垂直方向に厚さ検出センサ20R、20C、20L
を3つ並べている。厚さ検出センサ20R,20Lは紙
幣30の両端部の厚さを検出し、厚さ検出センサ20C
は紙幣30の中央部の厚さを検出する。計数装置15
は、厚さ検出センサ20Cで検出された紙幣30の厚さ
から、その枚数を算出する。また、厚さ検出センサ20
R,20Lで検出された検出波形を、それぞれ厚さ検出
センサ20Cで検出した検出波形に基づいて折れ補正を
行い、折れ補正した検出波形からそれぞれ紙幣30の枚
数を算出する。そして、算出された紙幣30の枚数が全
て一致していれば、その枚数に確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送されている
紙葉類の枚数を計数する紙葉類計数装置に関し、特に紙
幣の枚数を計数する紙葉類計数装置に関する。
【0002】また,この発明はこの紙葉類計数装置を適
用したATM(自動預金預け払い機)等の紙幣を取り扱
う取引処理装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、ATM(自動預金預け払い機)
等、紙幣を取り扱う取引処理装置は、本体に投入された
紙幣(以下、入金紙幣と言う。)を収納部へ搬送するた
めの搬送路、および本体に設けたカートリッジに収納し
ている紙幣(以下、出金紙幣と言う。)を放出部へ搬送
するための搬送路を備えるとともに、搬送されている紙
幣の枚数を計数する計数装置を備えていた。
【0004】ところで、出金紙幣の場合、カートリッジ
からの紙幣の繰り出し時における分離不良により複数枚
の紙幣が重なった状態で搬送される重送や、搬送方向に
対して斜行した状態で紙幣が搬送されるスキュー、角や
端が折れた状態で搬送される折れ紙幣等、異常搬送され
る紙幣があった。また、入金紙幣についても同様に異常
搬送される紙幣があった。このように異常搬送される紙
幣については正確に計数することができなかったため、
計数することなく装置本体に設けられているリジェクト
ボックスに回収していた。
【0005】したがって、リジェクトボックスに回収さ
れた紙幣の枚数がわからず、カートリッジに収納されて
いる紙幣、すなわち出金処理に利用可能な紙幣、の枚数
を管理することができなかった。このため、装置本体に
対して出金紙幣を補充するタイミングが遅れ、出金紙幣
不足により装置本体を停止させてしまうことがあり、装
置本体の稼働率を低下させるという問題があった。
【0006】なお、係員がリジェクトボックスに収納さ
れている紙幣の枚数を定期的に、例えば毎日、数えれ
ば、出金処理に利用可能な紙幣の枚数を管理することも
できるが、この場合手間がかかり、運用コストを増大さ
せるという問題がある。
【0007】なお、入金紙幣はリジェクトボックスに回
収するのではなく、利用者(該紙幣を装置本体に入金し
た者)に返却される。
【0008】上記問題に対して、搬送されている紙幣の
厚さを検出することにより、上記重送紙幣等、異常搬送
されている紙幣が計数できる計数装置が提案された(特
開平11−120414号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−120414号に開示されている装置は、紙
幣の搬送方向に対して特定の1ラインについて厚さ検出
する構成であった。このため、例えば端が折れた1枚の
紙幣であっても、この折れた部分が上記特定の1ライン
に相当する箇所であれば、2枚分の厚さが検出される。
このため、1枚の紙幣を誤って2枚と計数する問題があ
り、計数精度が良くなかった。また、搬送されている紙
幣のスキュー角(搬送方向に対する紙幣の傾斜角)が大
きくなると、厚さを検出する長さも長くなることから、
この場合も紙幣の枚数を誤って計数することがあり、計
数精度が十分であるとはいえなかった。
【0010】この発明の目的は、搬送路を搬送されてい
る紙葉類に対する枚数の計数精度を一層向上させた紙葉
類計数装置を提供することにある。
【0011】また、この発明は上記紙葉類計数装置を適
用することにより、稼働率を向上させることができる自
動取引処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の紙葉類計数装
置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0013】(1)搬送されている紙葉類について搬送
方向の厚さを検出し、ここで検出した厚さに応じた検出
信号を出力する複数の厚さ検出手段を、該紙葉類の搬送
方向に対して垂直方向に並べて設けるとともに、特定の
上記厚さ検出手段により検出された検出波形から、搬送
されている紙葉類の枚数を算出する第1の枚数算出手段
と、他の厚さ検出手段毎に、検出された検出波形から、
搬送されている紙葉類の枚数を算出する第2の枚数算出
手段と、上記第1の枚数算出手段、および上記第2の枚
数算出手段により算出された紙葉類の枚数が全て同じで
あれば、該紙葉類の枚数を確定する枚数確定手段と、を
備え、第2枚数算出手段は、上記特定の厚さ検出手段に
より検出された検出波形に基づいて算出される紙葉類枚
数を補正する補正手段を有する。
【0014】この構成では、紙葉類の搬送方向に複数の
厚さ検出手段が設けられている。ここで、搬送されてい
る紙葉類が角折れ、または端折れ状態である場合につい
て考えてみると、紙葉類の両端部は角折れや端折れの影
響を受けて、2枚分の厚さになる可能性が高いが、中央
部は角折れや端折れの影響を受ける(2枚分の厚さにな
る)可能性が低い。
【0015】なお、ここで言う中央部とは搬送方向に対
して垂直方向における紙葉類の略中心であり、両端部と
は搬送方向に対して垂直方向における紙葉類の両側端部
である。
【0016】このことから、搬送されている紙葉類の中
央部の厚さを検出した検出波形から、該紙葉類の枚数を
算出することにより、角折れや端折れによる影響が抑え
られ、計数精度を向上させることができる。
【0017】第1の枚数算出手段により、特定の厚さ検
出手段により検出された検出波形から紙葉類の枚数が算
出される。ここで、紙葉類の中央部の厚さを検出する厚
さ検出手段を、この発明で言う特定の厚さ検出手段とす
ることにより、該紙葉類の枚数を高精度で計数すること
ができる。
【0018】一方、この中央部の厚さ検出手段が角折れ
や端折れによる影響を受けることも考えられるので、第
2の枚数算出が他の厚さ検出手段毎により検出された検
出波形から紙葉類の枚数を算出する。このとき、第2の
枚数算出手段は上記特定の厚さ検出手段により検出され
た検出波形に基づいて算出される枚数が補正される。
【0019】第2の枚数算出手段における上記補正は、
中央部の厚さ検出手段が角折れや端折れによる影響を受
けていないものと仮定して行えばよい。他の厚さ検出手
段において検出された検出波形が角折れや端折れによる
影響を受けていると、折れた部分が重なっているために
検出された厚さが実際の枚数よりも大きい。一方、中央
部の厚さ検出手段については、角折れや端折れによる影
響を受けていないものと仮定しているので、他の厚さ検
出手段により検出された検出波形において、上記第1の
枚数算出手段で算出された枚数の紙葉類の厚さよりも大
きい部分については、角折れや端折れの影響を受けた部
分であると判断できる。
【0020】このことから、他の厚さ検出手段により検
出された検出波形に対して、上記特定の厚さ検出手段に
より検出された検出波形に基づいて算出された枚数の紙
葉類の厚さよりも所定量以上大きい部分をカットするこ
とにより、角折れや端折れによる影響を取り除いて、そ
の枚数を算出することができる。
【0021】さらに、この構成では枚数確定手段が、第
1の枚数算出手段および第2の枚数算出手段で算出され
た紙葉類の枚数が全て同じであれば、ここで算出された
枚数に確定することで、上記仮定が正しかったかどうか
を判断しており、紙葉類の枚数を誤って計数することが
防止でき、計数精度の向上が図れる。
【0022】(2)搬送されている紙葉類について搬送
方向の厚さを検出し、ここで検出した厚さに応じた検出
信号を出力する複数の厚さ検出手段を、該紙葉類の搬送
方向に対して垂直方向に並べて設けるとともに、上記厚
さ検出手段毎に、検出された検出波形から紙葉類の枚数
を算出する枚数算出手段と、上記枚数算出手段で算出さ
れた紙葉類の枚数が全て同じであれば、該紙葉類の枚数
を確定する枚数確定手段と、を備え、上記枚数算出手段
は、上記複数の厚さ検出手段が紙葉類の厚さを検出した
検出タイミングのずれに基づいて、算出される紙葉類の
枚数を補正する手段を有する。
【0023】この構成では、搬送方向に対して垂直方向
に設けた複数の厚さ検出手段の検出タイミングのずれに
基づいて検出波形から算出される紙葉類の枚数が補正さ
れる。また、上記(1)と同様に厚さ検出手段毎に検出
された検出波形から算出された枚数が全て同じであれ
ば、ここで算出された枚数に確定する。
【0024】搬送方向に対する紙葉類の斜行角(スキュ
ー角)に応じて、複数の厚さ検出手段における紙葉類の
厚さを検出する検出タイミングがずれる。したがって、
検出波形から紙葉類のスキューによる影響を取り除い
て、その枚数を算出することができ、計数精度を向上さ
せることができる。
【0025】(3)搬送されている紙葉類を撮影する撮
影手段と、搬送されている紙葉類について搬送方向の厚
さを検出し、ここで検出した厚さに応じた検出信号を出
力する厚さ検出手段と、上記厚さ検出手段により検出さ
れた検出波形から紙葉類の枚数を算出する枚数算出手段
と、を備え、上記枚数算出手段は、上記撮影手段による
撮影画像から搬送されている紙幣の搬送方向に対する斜
行角を獲得し、ここで獲得した斜行角に基づいて算出さ
れる紙葉類の枚数を補正する手段を有する。
【0026】この構成では、搬送されている紙葉類を撮
影した撮影画像から搬送方向に対する紙葉類の斜行角度
を獲得し、検出波形から算出される紙葉類の枚数を補正
するようにしたので、上記(2)と同様の効果を奏す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る取引処理装置の構成を示すブロック図であり、図2は
同取引処理装置の外観を示す概略図である。この実施形
態の取引処理装置1は、金融機関、例えば銀行、に設置
されるATM(自動預金預け払い機)である。自動取引
処理装置1は、本体の動作を制御する制御部2と、入力
操作を行う操作部3と、案内画面等を表示する表示部4
と、入出金される紙幣を処理する紙幣処理部5と、入出
金される硬貨を処理する硬貨処理部6と、カードに記録
されているデータを読み取るカード処理部7とを備えて
いる。
【0028】操作部3は、表示部4の画面上に設けられ
たタッチパネルにより構成されている。装置本体の正面
には入出金される紙幣の投入および放出用の紙幣投入/
放出口5aや、入出金される硬貨の投入および放出用の
硬貨投入/放出口6aが設けられている。また、利用者
が所有しているキャッシュカードを投入するカード投入
口7aも本体正面に設けられている。
【0029】なお、図示していないがこの実施形態の自
動取引処理装置1は、本体に投入された通帳に取引内容
を印字する通帳処理部や、取引内容を印字した取引伝票
を発行する取引伝票発行部等、公知の機能を備えてい
る。
【0030】上記紙幣処理部5に、この発明の実施形態
である紙葉類計数装置が適用されている。
【0031】図3は、装置本体内部に形成されている紙
幣の出金搬送路を示す概略図である。図において、11
〜13は金種毎に紙幣を収納したスタッカである。14
は、出金に適さない紙幣を回収するリジェクトボックス
である。15は搬送路を搬送されている紙幣の枚数を計
数する計数装置であり、16は紙幣を紙幣投入/放出口
5aへ搬送するか、リジェクトボックス14に搬送する
かを切り換えるフラッパである。
【0032】スタッカ11〜13から繰り出された紙幣
は、計数装置15でその枚数が確定される。この計数装
置15の詳細については後述する。自動取引処理装置1
は、計数装置15で枚数が確定され、且つ出金に適して
いると判定した紙幣を紙幣投入/放出口5aへ搬送し、
それ以外の紙幣をリジェクトボックス14に搬送し回収
する。フラッパ16は、紙幣の搬送先に応じて切り換え
られる。
【0033】なお、紙幣投入/放出口5aに投入された
入金紙幣の搬送路(入金側搬送路)については特に図示
していないが、入金紙幣も計数装置15においてその枚
数が計数されるように搬送路が形成されている。具体的
には、入金紙幣も計数装置15を通過するように搬送路
が形成されている。
【0034】また、計数装置15の手前には搬送されて
いる紙幣の金種を鑑別する鑑別装置等も設けられてい
る。
【0035】以下、計数装置15について詳細に説明す
る。この実施形態の計数装置15は、図4に示すように
紙幣の搬送方向に対して垂直方向に等間隔に並べられた
3つの厚さ検出センサ20R、20C、20Lを備えて
いる。各厚さ検出センサ20R、20C、20Lは、同
じ構成であり、それぞれ独立して紙幣の厚さを検出する
ことができる。厚さ検出センサ20Cは紙幣の中央部の
厚さを検出し、厚さ検出センサ20R、20Lは紙幣の
両端部の厚さを検出するように配置されている。
【0036】厚さ検出センサ20は、上下に対向配置さ
れた2つのローラ(上ローラ21と下ローラ22)と、
上ローラ21の変位を検出する磁気センサ23とを備え
ている。磁気センサ23は、磁気コイルに生じる電圧変
化を上ローラ21の変位量として出力するものである。
【0037】紙幣は、上ローラ21と下ローラ22との
間を搬送される。上ローラ21は、適当な押圧力で下ロ
ーラ22を押圧するように配置されている。各厚さ検出
センサ20の上ローラ21は共通の軸25に取り付けら
れており、下ローラ22は共通の軸26に取り付けられ
ている。軸25、26は共に回転自在に取り付けられて
いる。軸25、26の少なくとも一方は、図示していな
いモータにより回転される。
【0038】上ローラ21は、外周部の金属パイプ21
aと、この金属パイプ21aと軸25との間に封入した
ゴム部材21bとからなる。上ローラ21は、搬送され
ている紙幣の厚みに応じてゴム部材21bが歪み、金属
パイプ21aが上下方向に変位する構成である。一方、
下ローラ22は上下方向に変位することがないように取
り付けられている。また、軸26も上下方向に変位する
ことがないように取り付けられている。したがって、3
つの厚さ検出センサ20はそれぞれ独立して上ローラ2
1と下ローラ22との間に位置する紙幣の厚みに応じ
て、上ローラ21が上下方向に変位する。
【0039】磁気センサ23は、上ローラ21(金属パ
イプ21aの表面)との距離に応じた電圧を出力する。
この磁気センサ23は、金属パイプ21との距離が小さ
くなるにつれて出力電圧が高くなるセンサである。
【0040】厚さ検出センサ20は、上記説明から明ら
かなように、上ローラ21と下ローラとの間に位置する
紙幣の厚みが増すごとに、上ローラ21が上方へ変位
し、磁気センサ23の出力電圧が高くなる。
【0041】このように、3つの厚さ検出センサ20
R、20C、20Lは、それぞれ独立して上ローラ21
と下ローラ22との間に位置する紙幣の厚みに応じた電
圧を出力する。
【0042】また、この実施形態の計数装置15は、厚
さ検出センサ20毎に検出された紙幣の厚み検出信号
(磁気センサ23の出力電圧)から紙幣の枚数を算出す
る制御部(不図示)を備えている。この制御部は、1チ
ップのマイクロコンピュータで構成されており、金種毎
にその紙幣の搬送方向の長さ、搬送方向に対する垂直方
向の長さ、厚さ、さらには紙幣の搬送速度等が予め設定
されている。
【0043】なお、紙幣の厚さについては、ある程度の
幅を持たして設定している。
【0044】次に、紙幣の搬送パターンごとに厚さ検出
センサ20R、20C、20Lで検出される検出波形
(磁気センサ23の出力電圧波形)について説明する。
図5〜図9は紙幣の搬送パターン毎に厚さ検出センサ2
0R、20C、20Lで検出される検出波形を示す図で
ある。各図において(A)図は紙幣30の搬送パターン
を示しており、(B)図は厚さ検出センサ20Rの検出
波形、(C)図は厚さ検出センサ20Cの検出波形、
(D)図は厚さ検出センサ20Lの検出波形である。
【0045】図5は1枚の紙幣が適正に搬送されている
ときのパターンであり、図6は2枚の紙幣が搬送方向に
ずれて重なった状態で搬送されているときのパターンで
あり、図7は4つの角が折れた状態の紙幣が搬送されて
いるときのパターンであり。図8は両端が折れた状態の
紙幣が搬送されているときのパターンであり、図9は搬
送方向に対して斜行(スキュー)した状態の紙幣が搬送
されているときのパターンである。
【0046】まず、1枚の紙幣30が搬送方向に対して
適性に搬送されている場合(図5参照)、3つの厚さ検
出センサ20R、20C、20Lで検出される検出波形
は略同じ波形である。3つの厚さ検出センサ20R、2
0C、20Lにおいて、紙幣30の厚さを検出している
検出開始タイミングTR1、TC1、TL1、および検
出終了タイミングTR2、TC2、TL2が略同じタイ
ミングであるとともに、磁気センサ23の出力電圧V
R、VC、VLも略同じ大きさである。
【0047】また、2枚の紙幣が搬送方向にずれた状態
で重なっている場合(図6参照)も、3つの厚さ検出セ
ンサ20R、20C、20Lで検出される検出波形も略
同じ波形である。3つの厚さ検出センサ20R、20
C、20Lにおいて、紙幣30の厚さを検出している検
出開始タイミングTR1、TC1、TL1、および検出
終了タイミングTR2、TC2、TL2が略同じタイミ
ングであるとともに、磁気センサ23の出力電圧VR、
VC、VLも略同じ大きさである。
【0048】磁気センサ23の出力電圧VR、VC、V
Lは、紙幣30が重なっている部分については2枚分の
厚さに応じた電圧になる。また、紙幣30の厚さを検出
している時間は、図5に示す場合の時間よりも長い時間
である。
【0049】なお、図5、図6に示す状態は紙幣30が
搬送方向に対してスキューしていない状態である。
【0050】また、角折れ紙幣や端折れ紙幣が搬送され
ている場合(図7、図8参照)、中央部の厚さを検出す
る厚さ検出センサ20Cと、両端部の厚さを検出する厚
さ検出センサ20R、20Lとでは検出波形が異なる。
具体的には、両端部の厚さを検出する厚さ検出センサ2
0R、20Lにおいては、折れにより2枚分の厚さとな
った部分が検出されるため、この部分で中央部の厚さ検
出センサ20Cで検出される検出波形と異なる。
【0051】一方、3つの厚さ検出センサ20R、20
C、20Lは、紙幣30の厚さを検出している検出開始
タイミングTR1、TC1、TL1、および検出終了タ
イミングTR2、TC2、TL2については略同じタイ
ミングである。また、紙幣の厚さを検出している時間
は、図5に示す場合の検出時間と略同じ時間である。
【0052】なお、ここでは紙幣30の両端部の折れが
対称である場合を示しているので、両端部の厚さを検出
する厚さ検出センサ20R、20Lの検出波形が略同じ
となっているが、両端部の折れが非対称である場合、こ
れらの厚さ検出センサ20R、20Lの検出波形も異な
る。
【0053】さらに、紙幣30が搬送方向に対して斜行
(スキュー)している場合(図9参照)、各厚さ検出セ
ンサ20R、20C、20Lの検出波形の立ち上がりタ
イミングおよび立下りタイミングTR1、TC1、TL
1および検出終了タイミングTR2、TC2、TL2に
ずれが生じる。このずれは、上ローラ21と下ローラ2
2との間に紙幣30が入り込むタイミング、および上ロ
ーラ21と下ローラ22との間から紙幣30が抜け出す
タイミングのずれによるものである。また、各厚さ検出
センサ20R、20C、20Lが紙幣30の厚さを検出
している時間は、略同じであるが、この時間は図5に示
した場合の検出時間よりも長い時間である。これは、紙
幣30がスキューしているため、上ローラ21と下ロー
ラ22との間を通過する紙幣30の長さが長くなったこ
とが原因である。紙幣30の搬送方向の長さをLとする
と、紙幣30の傾斜角(スキュー角)がθである場合、
上ローラ21と下ローラ22との間を通過する紙幣30
の長さL’は、 L’=L/cosθ となる。
【0054】なお、上記図5〜図9の説明において、紙
幣30は同一金種の紙幣であり、搬送速度等も同じであ
る。
【0055】ここで、紙幣30の中央部の厚さを検出す
る厚さ検出センサ20Cについてみてみると、角折れ
や、端折れによる影響を受けにくいと言える。したがっ
て、上ローラ21と下ローラ22との間に位置する紙幣
30の枚数を精度良く検出できる。一方、紙幣30のス
キューによる影響はある。
【0056】また、紙幣30の両端部の厚さを検出する
厚さ検出センサ20R、20Lについてみてみると、ス
キューによる影響だけでなく、角折れや、端折れによる
影響も受ける可能性が高い。
【0057】この実施形態の計数装置15は、中央部の
厚さ検出センサ20Cについては検出波形に対してスキ
ューによる影響を取り除いてその枚数を算出し、両端部
の厚さ検出センサ20R、20Lについては検出波形に
対してスキューによる影響、および角折れや端折れによ
る影響を取り除いてその枚数を算出し、最後に算出され
た枚数が全て同じであればその枚数に確定するようにし
た。
【0058】以下、この実施形態の計数装置15の動作
について説明する。図10は、計数装置における枚数確
定処理を示すフローチャートである。
【0059】計数装置15は、3つの厚さ検出センサ2
0R、20C、20Lにおける紙幣の検出タイミングか
ら、搬送されている紙幣30がスキューしているかどう
かを判定する(s1)。s1では、 TRC=TR1−TC1 TLC=TC1−TL1 を算出し、さらに、TLCと
TRCとが同じ符号(正または負)であるかどうかを判
定する。この判定は、TLCとTRCとを掛けたものが
正であるかどうかを判定することにより行われる。判定
結果が負、または0であればスキューしていないと判定
し、正であればスキューしていると判定する。
【0060】計数装置15は、s1でスキューしている
と判定すると、スキュー補正値αを算出する(s2)。
スキュー角がθである場合のスキュー補正値αはcos
θである。
【0061】なお、計数装置15は、両端部の厚さを検
出する厚さ検出センサ20R、20Lの配置間隔、およ
び紙幣30の搬送速度については予め制御部に設定され
ているので、これら2つの厚さ検出センサ20R、20
Lの検出タイミングのずれ時間(TRC−TLC)か
ら、cosθを求めることができる。
【0062】なお、s1でスキューしていないと判定す
ると、s3でスキュー補正値αを1に設定する(s
3)。
【0063】次に、計数装置15は中央部の厚さを検出
する厚さ検出センサ20Cの検出波形から、紙幣30の
枚数を算出する枚数算出処理を実行する(s4)。具体
的には、
【0064】
【数1】
【0065】により、厚さ検出センサ20Cで検出され
た検出波形の面積を、紙幣30の搬送方向の長さLで割
るとともに、これにs2またはs3で決定したスキュー
補正値αを掛けた値BCを算出する。このBCは、通過
した枚数の紙幣30重ねた厚さに相当する大きさとして
処理される。計数装置15は、このBCから紙幣30の
枚数を獲得する。
【0066】例えば、図5に示す例では、BCは1枚分
に厚さに相当する大きさとなり、図6に示す例であれば
BCは2枚分に厚さに相当する大きさとなり、図7
(C)、図8(C)、図9(C)に示す例であればBC
は1枚分の厚さに相当する大きさとなる。
【0067】なお、図9(C)に示す検出波形から得ら
れるBCは、紙幣30がスキューしているため、図5
(C)、図7(C)、図8(C)に比べて、
【0068】
【数2】
【0069】の値が大きくなるが、スキュー補正値αを
掛けられているので、算出されるBCは1枚分の厚さに
相当する大きさとなる。
【0070】次に、計数装置15は両端部の厚さ検出セ
ンサ20R、20L毎に、検出波形から紙幣30の枚数
を算出する(s5)。具体的には、以下の処理を行って
紙幣30の枚数を算出する。
【0071】なお、ここでは便宜的に厚さ検出センサ2
0Rによる検出波形から紙幣30の枚数を算出する処理
を説明するが、厚さ検出センサ20Lについても同様の
処理で紙幣30の枚数を算出する。
【0072】まず、厚さ検出センサ20Rによる検出波
形について、s4で算出された紙幣の枚数よりも所定量
以上多い部分をカットする折れ補正を行う。例えば、図
5、図6、図9に示すパターンでは、この折れ補正によ
りカットされる部分はないが、図7、図8に示すパター
ンでは図中にハッチングで示す部分が、この折れ補正に
よりカットされる。
【0073】この折れ補正について説明する。中央部の
厚さ検出センサ20Cは角折れや端折れによる影響を受
ける可能性が低いことから、s4で算出された紙幣30
の枚数は適正な枚数であると仮定する。この仮定が成立
する場合、両端部の厚さ検出センサ20R、20Lで検
出された検出波形において、s4で算出された枚数の紙
幣30の厚さよりも大きく検出された部分については、
角折れや端折れによる影響であると言える。したがっ
て、上記折れ補正によりs4で算出された枚数の紙幣3
0の厚さよりも大きく検出された部分をカットすること
で、角折れや端折れによる影響を取り除いた検出波形を
得ることができる。
【0074】なお、上記折れ補正において、所定量以上
大きい部分をカットするとしているのは、角折れなどに
より上ローラ21と下ローラ22との間を通過する、紙
幣30の搬送方向の長さが少し短くなっても適正に枚数
を算出できるようにするためである。
【0075】また、この折れ補正では、s4で算出され
た枚数の紙幣の厚さよりも小さい部分については、その
ままである。
【0076】計数装置15は、
【0077】
【数3】
【0078】により、上記折れ補正を行った検出波形の
面積を、紙幣30の搬送方向の長さLで割るとともに、
これにs2またはs3で求めたスキュー補正値αを掛け
た値BRを算出する。このBRは、通過した枚数の紙幣
30を重ねた厚さに相当する大きさとして処理される。
計数装置15は、このBRから紙幣30の枚数を獲得す
る。
【0079】計数装置15は、s4およびs5で算出し
た紙幣30の枚数が全て同じであれば、通過した紙幣3
0の枚数を確定する(s6、s7)。反対に、全てが同
じでなければ、通過した紙幣30の枚数を不確定する
(s6、s8)。
【0080】このs6の判定では、s4で算出された紙
幣30の枚数が適正な枚数であるとした仮定が正しかっ
たかどうかを判断している。該仮定が正しければs6で
全て同じと判定され、該仮定が正しくなければs6で全
て同じでないと判定される。
【0081】このように、角折れ、端折れによる影響
や、スキューによる影響により、紙幣30の枚数が計数
できなかったり、誤計数するのを抑えられ、計数精度を
向上できる。
【0082】したがって、上記計数装置15を適用した
自動取引処理装置1は、出金処理に利用可能な紙幣30
の枚数を手間をかけることなく管理できるので、運用コ
ストを増大させることなく、装置本体の稼働率も維持で
きる。
【0083】次に、この発明にかかる計数装置15の別
の実施形態について説明する。この実施形態の計数装置
15は、厚さ検出センサ20R、20C、20Lの手前
に搬送されている紙幣30を撮影する撮影装置40を設
けた点で上記実施形態の装置と相違している(図11参
照)。
【0084】この実施形態の計数装置15は、撮影装置
40で撮影した画像を処理して、搬送されている紙幣3
0についてスキュー角を獲得し(s11)、s11で獲
得したスキュー角に応じたスキュー補正値αを設定する
(s12)、点で上記実施形態の装置と異なる(図12
参照)。s12の処理完了後、上記s4以降の処理が実
行される。
【0085】なお、図12では、図10と同じ処理につ
いては同じステップ番号(s*)を付している。また、
図10と同じ処理についてはここでは説明を省略する。
【0086】このように、撮影装置40で撮影した画像
から紙幣30のスキュー角θを求めるようにしたので、
紙幣30の搬送方向に対するスキュー角θの検出精度が
向上でき、結果的に紙幣30の計数精度の向上が図れ
る。
【0087】また、上記実施形態では本発明にかかる計
数装置15を紙幣30の枚数を計数するものであるとし
たが、紙幣30以外の紙葉類についてもその枚数を計数
する計数装置として利用できる。
【0088】また、紙幣30の搬送方向に対して垂直方
向に3つの厚さ検出センサ20R、20C、20Lを並
べるとしたが、中央部の厚さを検出する厚さ検出センサ
20Cと、一方の端部において厚さを検出する厚さ検出
センサ20R(または20L)の2つで構成してもよい
し、また4つ以上の厚さ検出センサ20を搬送方向に対
して垂直方向に並べてもよい。ただし、4つ以上並べる
場合も、角折れや端折れの影響を受ける可能性が低い中
央部の厚さを検出する厚さ検出センサ20Cを設け、こ
れを特定の厚さ検出センサとして利用するのが好まし
い。
【0089】
【発明の効果】以上のように、この発明の計数装置によ
れば、角折れ紙幣、端折れ紙幣、さらには搬送方向に傾
斜して搬送されている紙葉類であっても、その枚数を略
正確に計数することができる。
【0090】また、この計数装置を適用することによ
り、自動取引処理装置の運用コストを上昇させることな
く、稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である自動取引処理装置の
構成を示す図である。
【図2】この発明の実施形態である自動取引処理装置の
外観を示す図である。
【図3】この発明の実施形態である自動取引処理装置に
おける出金搬送路を示す図である。
【図4】この発明の実施形態である計数装置の構成を示
す図である。
【図5】紙幣の搬送パターンによる検出波形を説明する
図である。
【図6】紙幣の搬送パターンによる検出波形を説明する
図である。
【図7】紙幣の搬送パターンによる検出波形を説明する
図である。
【図8】紙幣の搬送パターンによる検出波形を説明する
図である。
【図9】紙幣の搬送パターンによる検出波形を説明する
図である。
【図10】この発明の実施形態である計数装置の動作を
示すフローチャートである。
【図11】この発明の別の実施形態である計数装置の構
成を示す図である。
【図12】この発明の別の実施形態である計数装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−自動取引処理装置 5−紙幣処理部 15−計数装置 20R、20C、20L−厚さ検出センサ 30−紙幣 40−撮影装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 BA07 BA08 BA14 CA01 CA16 FA06 FA09 FD05 FG11 3F048 AA06 AB03 BA06 BA08 BA11 BA26 BB09 CA02 CA05 CC17 DA06 DB06 DB09 DC04 EB24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されている紙葉類について搬送方向
    の厚さを検出し、ここで検出した厚さに応じた検出信号
    を出力する複数の厚さ検出手段を、該紙葉類の搬送方向
    に対して垂直方向に並べて設けるとともに、 特定の上記厚さ検出手段により検出された検出波形か
    ら、搬送されている紙葉類の枚数を算出する第1の枚数
    算出手段と、 他の厚さ検出手段毎に、検出された検出波形から、搬送
    されている紙葉類の枚数を算出する第2の枚数算出手段
    と、 上記第1の枚数算出手段、および上記第2の枚数算出手
    段により算出された紙葉類の枚数が全て同じであれば、
    該紙葉類の枚数を確定する枚数確定手段と、を備え、 第2枚数算出手段は、上記特定の厚さ検出手段により検
    出された検出波形に基づいて算出される紙葉類枚数を補
    正する補正手段を有する紙葉類計数装置。
  2. 【請求項2】 搬送されている紙葉類について搬送方向
    の厚さを検出し、ここで検出した厚さに応じた検出信号
    を出力する複数の厚さ検出手段を、該紙葉類の搬送方向
    に対して垂直方向に並べて設けるとともに、 上記厚さ検出手段毎に、検出された検出波形から紙葉類
    の枚数を算出する枚数算出手段と、 上記枚数算出手段で算出された紙葉類の枚数が全て同じ
    であれば、該紙葉類の枚数を確定する枚数確定手段と、
    を備え、 上記枚数算出手段は、上記複数の厚さ検出手段が紙葉類
    の厚さを検出した検出タイミングのずれに基づいて、算
    出される紙葉類の枚数を補正する手段を有する紙葉類計
    数装置。
  3. 【請求項3】 搬送されている紙葉類を撮影する撮影手
    段と、 搬送されている紙葉類について搬送方向の厚さを検出
    し、ここで検出した厚さに応じた検出信号を出力する厚
    さ検出手段と、 上記厚さ検出手段により検出された検出波形から紙葉類
    の枚数を算出する枚数算出手段と、を備え、 上記枚数算出手段は、上記撮影手段による撮影画像から
    搬送されている紙幣の搬送方向に対する斜行角を獲得
    し、ここで獲得した斜行角に基づいて算出される紙葉類
    の枚数を補正する手段を有する紙葉類計数装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の枚数算出手段、および上記第
    2の枚数算出手段は、複数の上記厚さ検出手段が紙葉類
    の厚さを検出した検出タイミングのずれに基づいて、算
    出される紙葉類の枚数を補正する手段を有する請求項1
    に記載の紙葉類計数装置。
  5. 【請求項5】 搬送されている紙葉類を撮影する撮影手
    段を備え、 上記第1の枚数算出手段、および上記第2の枚数算出手
    段は、上記撮影手段による撮影画像から搬送されている
    紙幣の搬送方向に対する斜行角を獲得し、ここで獲得し
    た斜行角に基づいて算出される紙葉類の枚数を補正する
    手段を有する請求項1に記載の紙葉類計数装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の厚さ検出手段が紙葉類の厚さ
    を検出した検出タイミングのずれに基づく補正は、搬送
    されている紙幣の搬送方向に対する斜行角に対する補正
    である請求項1または4に記載の紙葉類計数装置。
  7. 【請求項7】 上記特定の厚さ検出手段により検出され
    た検出波形に基づく補正は、他の厚さ検出手段で検出さ
    れた検出波形について、第1の枚数算出手段で算出され
    た枚数に相当する紙葉類の厚さよりも所定量以上大きい
    部分をカットして、紙葉類の枚数を算出する補正である
    請求項1、4、5、6のいずれかに記載の紙葉類計数装
    置。
  8. 【請求項8】 上記複数の厚さ検出手段のいずれかは、
    紙葉類の略中央の厚さを検出する位置に設けられている
    請求項1、4、5、6、7のいずれかに記載の紙葉類計
    数装置。
  9. 【請求項9】 装置本体に投入された紙幣を収納部へ搬
    送するための入金搬送路、または装置本体に収納してい
    る紙幣を放出部へ搬送するための出金搬送路の少なくと
    も一方を備えた取引処理装置において、 上記入金搬送路または上記出金搬送路を搬送されている
    紙幣の枚数を計数する請求項1〜8のいずれかに記載の
    紙葉類計数装置を備えた取引処理装置。
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