JPH05246040A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH05246040A
JPH05246040A JP5092192A JP5092192A JPH05246040A JP H05246040 A JPH05246040 A JP H05246040A JP 5092192 A JP5092192 A JP 5092192A JP 5092192 A JP5092192 A JP 5092192A JP H05246040 A JPH05246040 A JP H05246040A
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JP
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discharge
recording
nozzles
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JP5092192A
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Yoshiaki Kamuragi
義明 冠木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過エネルギーにより記録ヘッドの寿命を低下
させることなく、記録濃度むらを防止する。 【構成】 ヘッド制御部23により、ノズル1〜ノズル
48の吐出頻度より低いノズル49〜ノズル64の空吐
出エネルギー量を、ノズル1〜ノズル48の空吐出エネ
ルギー量より多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアル式のインクジ
ェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアル式のインクジェット記録
装置として、360ドット/インチの記録に48ノズル
の記録ヘッドを用いるものが知られている。この記録ヘ
ッドにより、通常のキャラクタを記録する場合、記録ヘ
ッドを1回だけ走査し、通常のキャラクタを48ドット
×36ドットのボックスにより構成している。48ドッ
ト×36ドットで構成されるパイカ文字(10文字/イ
ンチ)の“9”,“y”を図10(a),(b)に示
す。
【0003】また、ブロックグラフィックを記録する場
合には、記録ヘッドを2回走査して記録する。すなわ
ち、記録ヘッドの1回目の走査時にノズル1〜ノズル4
8を使用して記録し、記録後、紙送りを行い、記録ヘッ
ドの2回目の走査時に残りノズル49〜ノズル60を使
用して記録する。2回の走査により、ブロックグラフィ
ックを60ドット×36ドットにより構成している。
【0004】最近、ブロックグラフィックの高速度記録
の要請に応えるインクジェット記録装置が増えている。
この装置は64ノズルの記録ヘッドを搭載し、紙送り精
度向上のため、紙送りピッチを最小の1/90インチと
し、1/360〜3/360インチ送りは紙送りを行わ
ず、記録ヘッド上の記録データをシフトする方式(以
下、ビットシフトという)で実現している。例えば、ブ
ロックグラフィックのノズル1〜ノズル60のデータを
ノズル2〜ノズル61にシフトすると1/360インチ
送りでの記録が実現し、ノズル3〜ノズル62にシフト
すると1/180インチでの記録が実現し、ノズル4〜
ノズル63にシフトすると1/120インチ送りでの記
録が実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロッ
クグラフィックおよびブロックグラフィックのビットシ
フトを記録する頻度が、通常のキャラクタを記録するよ
り極端に低いため、キャラクタの記録に供されるノズル
以外のノズルは、次の空吐出までにインクの粘度が増加
し、結果としてインクの吐出に好適な範囲を超えてしま
い、記録結果が薄くなったり、インクを吐出しないこと
があった。
【0006】このような問題点を解決する方法として
は、ノズル49〜ノズル64に合わせて空吐出条件(空
吐出時の吐出回数を増やす、空吐出周期を短くする、駆
動エネルギーを増大させる)を設定する方法があるが、
この方法によると、記録時以外のインク使用量が多くな
り、ランニングコストが低下し、空吐出にかかる時間が
増大して実効記録速度が低下し、過エネルギーにより記
録ヘッドの寿命が短くなるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、このような問題点を解決
し、過エネルギーにより記録ヘッドの寿命を低下させる
ことなく、記録濃度むらを防止することができるインク
ジェット記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、第1吐出口群と、該第1吐出口群よ
り吐出頻度の少ない第2吐出口群と、前記各吐出口に1
対1に対応し、各吐出口からインク滴を吐出するための
吐出エネルギーを発生する吐出エネルギー発生手段とを
有する記録ヘッドと、該記録ヘッドを被記録媒体の搬送
方向と交差するように移動させる移動手段とを有するイ
ンクジェット記録装置において、空吐出時に前記第2吐
出口群の空吐出エネルギー量を前記第1吐出群の空吐出
エネルギー量より多くする制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明では、空吐出時に、制御手段により第2
吐出口群の空吐出エネルギー量を第1吐出口群の空吐出
エネルギー量より多くする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0011】第1実施例 図1は本発明の第1実施例を示す。これはシリアル式の
インクジェット記録装置の例で、その構造を図2に示
す。
【0012】図2において、2は固定式の平プラテン、
6は64ノズルの記録ヘッドである。5はキャリッジ
で、記録ヘッド6が搭載されている。3,4はガイド軸
で、プラテン2に平行に配置され、キャリッジ5を案内
するためものである。7はキャリッジモータで、プーリ
8,9およびタイミングベルト10よりなる伝動系を介
してキャリッジ5を駆動するものである。1はシート状
の被記録媒体である。12はシート送りモータで、図示
しないシート送りローラを駆動し、ペーパーパン11に
沿って挿入された被記録媒体1を記録ヘッド6とプラテ
ン2との間の記録部に供給するものである。13はシー
ト押え板で、記録部に送りこまれた被記録媒体1をプラ
テン2に密着させるものである。14は排紙ローラ,1
5は拍車で、図示しないシート送りローラと同期駆動さ
れ、記録部を通過した被記録媒体1を排出するものであ
る。16はヘッド回復装置で、記録ヘッド6のホーム位
置に配置され、記録ヘッド6の吐出口面に対して密着、
隔離するキャップ17と、インク吸引手段により構成さ
れている。
【0013】図1において、6,7,12は図2と同一
部分を示す。23はヘッド制御部で、ヘッド駆動部24
を介して記録ヘッド6を駆動制御するものである。20
はホストコンピュータ(以下、ホストという)である。
22はデータ送受信部で、ホスト20からの文字データ
および指令データを受信し、CPU21からの文字デー
タおよび指令データをホスト20に送信するものであ
る。25はタイマで、処理動作のタイミングを規制する
ものである。26はCG・ROMで、文字や記号のフォ
ントを指定するものである。27はコントロールROM
で、制御プログラムが格納されている。28はRAM
で、受信バッファ等が含まれている。21はCPUで、
ホスト20からの指令データおよび印字データ、各種ス
イッチ31等から入力ポート29を介して入力される各
種の支持信号に基づいて、出力ポートを介してキャリッ
ジモータ7およびシート送りモータ12等の回転を制御
するとともに、ヘッド制御部23およびヘッド駆動部2
4を介して記録ヘッド6を制御するものである。
【0014】図3は図1図示ヘッド制御部23およびヘ
ッド駆動部24の構成を示す。
【0015】ヘッド制御部23は、タイマ30,31
と、記録データレジスタ32,33と、ANDゲート1
01〜164により構成されている。
【0016】タイマ30は空吐出の周期を決定するもの
である。タイマ31はヘッド駆動パルス幅を決定するも
のである。記録データレジスタ32は記録ヘッド6のノ
ズル1〜ノズル48に対応するドットデータが書き込ま
れている。記録データレジスタ33は記録ヘッドのノズ
ル49〜ノズル64に対応するドットデータが書き込ま
れている。ANDゲート101〜164は記録データレ
ジスタ32,33の保持データと、タイマの出力との論
理積演算をするものである。ここで、記録データレジス
タ32,33とタイマ30,31の出力は、“1”でイ
ネーブル(ENABLE)となる。
【0017】記録時には、CPU21からヘッド駆動パ
ルス幅をデータバスを介してタイマ31に設定する。タ
イマ30で発生する規定タイミングごとにCPU21は
記録データレジスタ32,33に記録データを書き込
み、タイマ31の出力パルス幅で記録ヘッド6を駆動す
る。空吐出時には、記録データレジスタ32,33の全
ビットに1を書き込み、タイマ30で設定した時間間隔
ごとに、タイマ31を起動して、タイマ31に設定した
パルス幅で、規定回数、記録ヘッド6の全ノズルを駆動
する。
【0018】キャラクタ記録時にはノズル1〜ノズル4
8のみ使用され、ブロックグラフィック文字記録時には
ノズル1〜ノズル64全て使用されている。よって、ノ
ズル1〜ノズル48の吐出頻度はノズル49〜ノズル6
4の吐出頻度より大きい。
【0019】次に、図4を参照してインク滴発射原理を
説明する。
【0020】ノズル52に設けたヒータ51に駆動パル
スが印加されると、熱が発生し、ノズル52内のインク
53が急激に加熱されて沸騰し、泡54が発生する(図
4(a)参照)。発生した泡54は図4(b),(c)
に示すように成長し、泡54の膨脹力でインク53がノ
ズル52の先端55から図4(c),(d),(e)に
示す挙動を経てインク滴56となり外方へ吐出される。
【0021】図5は図1図示コントロールROM27に
格納される記録制御プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。
【0022】装置の電源投入後、ステップS101に
て、装置の初期設定を行う。ついで、ステップS102
にて、オンライン状態になったら、ホストコンピュータ
20からの記録データを受信する。ステップS103に
て記録命令が入力されると、ステップS104にて、空
吐出の周期を決定するタイマ30に空吐出周期、例え
ば、12秒を設定し、ステップS105にて、記録ヘッ
ドの駆動パルスを出力するタイマ31に駆動パルス幅を
設定する。ついで、タイマ31をスタートさせ、ステッ
プS107にて、記録動作を開始する。
【0023】記録動作では、キャリッジの移動に合わせ
たタイマ25で決定される規定のタイミングごとに記録
データを記録データレジスタ32,33に書き込み、タ
イマ31を起動し、キャラクタデータまたはブロックグ
ラフィック文字データに基づきノズルを駆動する。この
とき、ANK(alphabet numericka
na)文字等の通常のキャラクタを記録する場合には、
記録ヘッド6のノズル1〜ノズル48のみを駆動し、ブ
ロックグラフィック文字の場合には、ノズル1〜ノズル
60を駆動する。ブロックグラフィック文字のビットシ
フトを行う場合(紙送りピッチが1/90インチ未満の
場合)には、紙送りピッチに応じてノズル2〜ノズル6
3を駆動する。
【0024】次に、ステップS108にて、記録終了か
否を判定し、記録を続ける場合には、ステップS109
にて、空吐出周期タイマ30がタイムアウトするまで、
ステップS107〜S108を繰り返し、記録動作を繰
り返す。他方、ステップS108にて判断した結果、記
録終了の場合は、ステップS110にて、空吐出周期タ
イマ30をストップし、キャリッジ5をヘッド回復装置
16のキャップ17の位置に移動させ、ステップS11
1にて、記録ヘッド6のノズルの乾燥を防ぐためキャッ
プを行い、ステップS103に戻る。
【0025】図6は図1図示コントロールROM27に
格納される空吐出制御プログラムの一例を示すフローチ
ャートである。
【0026】記録動作中、空吐出周期タイマ30がタイ
ムアウトしたら、現在記録している行の記録が終了した
後、空吐出シーケンスに移行する。
【0027】ステップS112にて、記録ヘッド6をキ
ャップ位置に移動させ、ステップS113にて、記録ヘ
ッド駆動パルス出力用タイマ31に空吐出の駆動パルス
幅を設定する。ついで、ステップS114にて、全ノズ
ルの駆動を可能にするため、記録データレジスタ32,
33の全ビットに“1”を書き込んだ後、CPU20の
レジスタAまたはRAM28に設けたレジスタAに全ノ
ズルを駆動する空吐出の回数を設定する。以後、タイマ
25に設定された時間間隔で、タイマ31を起動して全
ノズル(ノズル1〜ノズル64)を駆動し、駆動するご
とにレジスタAから“1”を引く。ステップS118に
て、規定回数空吐出を行った後(レジスタAが“0”の
場合)、ステップS119にて、記録ヘッドのノズル1
〜ノズル48に対応する記録データレジスタ32の全ビ
ットをクリアし、ノズル49〜ノズル64のみを空吐出
するシーケンスに移行する。ステップS120にて、レ
ジスタAにノズル49〜ノズル64のみを空吐出する回
数を設定し、上述したように、ステップS121〜ステ
ップS123にて、レジスタAが“0”になるまで、ノ
ズル49〜ノズル64のみを空吐出する。そして、全シ
ーケンスが終了した場合、ステップS105に移行し、
通常の記録動作を繰り返す。
【0028】このように、通常の使用頻度が低いノズル
49〜ノズル64の空吐出回数を、使用頻度が高いノズ
ル1〜ノズル64より多くすることにより、ノズル49
〜ノズル64が活性化され、全ノズルの吐出特性が維持
される。
【0029】また、空吐出時のインク使用量が従来の空
吐出時のインク使用量より僅かに多くなるが、目的を達
成することができる。
【0030】第2実施例 本実施例は第1実施例との比較でいえば、空吐出方法が
相違する。すなわち、第1実施例では、ノズル49〜ノ
ズル64の空吐出回数をノズル1〜ノズル48の空吐出
回数より多くしたが、本実施例では、ノズル49〜ノズ
ル64に対応する吐出エネルギー発生手段の駆動間隔を
ノズル1〜ノズル48に対応する吐出エネルギー発生手
段の駆動間隔より小さくするようにした。
【0031】図7は図1図示コントロールROM27に
格納される空吐出制御プログラムの一例を示すフローチ
ャートである。
【0032】電源を投入してから記録ヘッド駆動パルス
出力用タイマ31に空吐出用の駆動パルス幅を設定する
(ステップS113)までの制御プログラムは第1実施
例と相違しないので説明を省略する。
【0033】記録ヘッド駆動パルス出力用タイマ31に
空吐出用の駆動パルス幅を設定した後、ステップS21
4にて、記録データレジスタ32の全ビットに“1”を
書き込み、ステップS215にて、記録データレジスタ
33の全ビットに“0”を書き込む。そして、ステップ
S216にて、ノズル1〜ノズル48用の空吐出間隔
(周波数)をタイマ25にセットし、ステップS217
にてレジスタAに空吐出数をセットする。
【0034】以後、ステップS218〜S220にて、
タイマ25に設定された時間間隔ごとに、タイマ31を
起動してノズル1〜ノズル48を全て駆動し、駆動する
ごとにレジスタAから“1”を引く。そして、ステップ
S220にて、レジスタAが“0”になると、すなわち
規定回数の空吐出が終了した場合、ステップS221に
て、ノズル49〜ノズル64のみの空吐出を行うため記
録データレジスタ32の全ビットに“0”を書き込み、
ステップS222にて、記録データレジスタ33の全ビ
ットに“1”を書き込む。ついで、ステップS223に
て、再び、使用頻度の低いノズル49〜ノズル64用の
短い空吐出間隔(高い周波数)をタイマ25に設定し、
ノズル49〜ノズル64の空吐出シーケンスに移行す
る。
【0035】ステップS224にて、レジスタAにノズ
ル1〜ノズル48を空吐出した回数と同一の回数をセッ
トし、ステップS225〜S227にて、上述したよう
にレジスタAが“0”になるまで、ノズル49〜ノズル
64のみをノズル1〜ノズル48より短い空吐出間隔で
空吐出する。そして、全空吐出シーケンスが終了した場
合、ステップS205に移行し、以後、通常の記録動作
を繰り返す。
【0036】本実施例では、このようにしたので、空吐
出されるインク量は従来例と変わらない。
【0037】なお、本実施例では、ノズル1〜ノズル4
8の空吐出が終了した後、ノズル49〜ノズル64の空
吐出を行う例を説明したが、ノズル49〜ノズル64の
みをノズル1〜ノズル48より短い空吐出間隔で、しか
もノズル1〜ノズル64の空吐出を全て同時に開始する
ようにしても良い。
【0038】第3実施例 本実施例は第1実施例との比較でいえば、空吐出方法が
相違する。すなわち、第1実施例では、ノズル49〜ノ
ズル64の空吐出回数をノズル1〜ノズル48の空吐出
回数より多くしたが、本実施例では、ノズル49〜ノズ
ル64に対応する吐出エネルギー発生手段に印加するパ
ルス幅をノズル1〜ノズル48に対応する吐出エネルギ
ー発生手段に印加するパルス幅より広くするようにし
た。
【0039】図8は本実施例のヘッド制御部の構成を示
す。図8において、図3と同一部分は同一符号を付して
説明を省略する。34はノズル49〜ノズル64に対応
する駆動パルス出力用タイマで、“1”でイネーブルに
なる。
【0040】図9は図1図示コントロールROM27に
格納される空吐出制御プログラムの一例を示すフローチ
ャートである。
【0041】電源を投入してから記録ヘッド6をキャッ
プ位置に移動させる(ステップS112)までの制御プ
ログラムは第1実施例と相違しないので説明を省略す
る。
【0042】記録ヘッド駆動パルス出力用タイマ31に
空吐出用の駆動パルス幅を設定した後、ステップS31
3にて、タイマ31にノズル1〜ノズル48用の駆動パ
ルス幅をセットし、ステップS314にて、タイマ34
にノズル49〜ノズル64用の駆動パルス幅をセットす
る。ノズル49〜ノズル64用の駆動パルス幅はノズル
1〜ノズル48用の駆動パルス幅より広い。そして、ス
テップS315にて、空吐出間隔(周波数)をタイマ2
5にセットする。そして、ステップS316にて、全ノ
ズル駆動を可能にするため、記録データレジスタ32,
33の全ビットに“1”をセットし、ステップS317
にて、空吐出数をセットする。以後、ステップS318
〜320にて、タイマ25にセットされた時間間隔ごと
にタイマ31,34を起動してノズル1〜ノズル64を
全て駆動し、駆動するごとにレジスタAから“1”を引
く。ステップS320にて判定した結果、規定回数の空
吐出が終了した場合、ステップS105に移行し、通常
の記録動作を繰り返す。
【0043】本実施例では、このようにしたので、空吐
出されるインク量は従来例と変わらない。
【0044】第1実施例ないし第3実施例では、ノズル
49〜ノズル64の空吐出エネルギー量をノズル1〜ノ
ズル48の空吐出エネルギー量より多くする例を説明し
たが、ノズルを予め定めた吐出頻度より大きいノズルと
小さいノズルに分け、吐出頻度が小さいノズルの空吐出
エネルギー量を吐出頻度が大きいノズルの空吐出エネル
ギー量より多くするようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1吐出口群の空吐出頻度より少ない第2吐出口群の空
吐出エネルギー量を、第1吐出口群の空吐出エネルギー
量より多くするようにしたので、過エネルギーにより記
録ヘッドの寿命を低下させることなく、記録濃度むらを
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係るインクジェット記録装置の構
造を示す図である。
【図3】図3は図1図示ヘッド制御部23およびヘッド
駆動部24の構成を示す図である。
【図4】インク滴発射原理を説明する説明図である。
【図5】図1図示コントロールROM27に格納される
記録制御プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1図示コントロールROM27に格納される
空吐出制御プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】第2実施例において図1図示コントロールRO
M27に格納される空吐出制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【図8】第2実施例のヘッド制御部の構成を示す図であ
る。
【図9】第3実施例において図1図示コントロールRO
M27に格納される空吐出制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【図10】48ノズルの記録ヘッドにより形成したキャ
ラクタとブロックグラフィック文字の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
6 記録ヘッド 7 キャリッジモータ 12 シート送りモータ 21 CPU 22 データ送受信部 23 ヘッド制御部 24 ヘッド駆動部 25 タイマ 26 CGROM 27 コントロールROM 28 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1吐出口群と、該第1吐出口群より吐
    出頻度の少ない第2吐出口群と、前記各吐出口に1対1
    に対応し、各吐出口からインク滴を吐出するための吐出
    エネルギーを発生する吐出エネルギー発生手段とを有す
    る記録ヘッドと、 該記録ヘッドを被記録媒体の搬送方向と交差するように
    移動させる移動手段とを有するインクジェット記録装置
    において、 空吐出時に前記第2吐出口群の空吐出エネルギー量を前
    記第1吐出群の空吐出エネルギー量より多くする制御手
    段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、制御手段は、前記第
    2吐出口群に対応する吐出エネルギー発生手段の駆動回
    数を前記第1吐出口群に対応する吐出エネルギー発生手
    段の駆動回数より多くすることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、制御手段は、空吐出
    時に前記第2吐出口群に対応する吐出エネルギー発生手
    段の駆動間隔を前記第1吐出口群に対応する吐出エネル
    ギー発生手段の駆動間隔より小さくすることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、制御手段は、空吐出
    時に前記第2吐出口群に対応する吐出エネルギー発生手
    段に印加するパルス幅を前記第1吐出口群に対応する吐
    出エネルギー発生手段に印加するパルス幅より広くする
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
JP5092192A 1992-03-09 1992-03-09 インクジェット記録装置 Pending JPH05246040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08244244A (ja) * 1995-03-04 1996-09-24 Samsung Electronics Co Ltd インクジェットプリンタのノズルクリーニング方法
JP2009154325A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Seiko Epson Corp 液体吐出方法、液体吐出装置及びプログラム

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