JPH052459B2 - - Google Patents
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- JPH052459B2 JPH052459B2 JP18129985A JP18129985A JPH052459B2 JP H052459 B2 JPH052459 B2 JP H052459B2 JP 18129985 A JP18129985 A JP 18129985A JP 18129985 A JP18129985 A JP 18129985A JP H052459 B2 JPH052459 B2 JP H052459B2
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- dresser
- grindstone
- numerical control
- dressing
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、NC砥石成形装置に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
ドレツサアーム旋回式のNC砥石成形装置にお
いては、ドレツサの支承軸が数値制御により旋回
され、かつドレツサが砥石に対し、軸心方向及び
それと直交方向に移動させられることにより、砥
石を成形(ドレツシング)するようになつてい
る。
いては、ドレツサの支承軸が数値制御により旋回
され、かつドレツサが砥石に対し、軸心方向及び
それと直交方向に移動させられることにより、砥
石を成形(ドレツシング)するようになつてい
る。
この砥石成形において、第4図に示すように、
砥石aの研削面a1は、ドレツサbをその旋回中心
点Oまわりに角度α1回動させた状態で、矢印A方
向に平行移動しながらドレツシングが行われ、研
削面a2は角度α2回動させた状態で矢印B方向に、
研削面a3は角度α3回動させた状態で矢印C方向に
それぞれドレツサbを平行移動しながらドレツシ
ングが行われる。
砥石aの研削面a1は、ドレツサbをその旋回中心
点Oまわりに角度α1回動させた状態で、矢印A方
向に平行移動しながらドレツシングが行われ、研
削面a2は角度α2回動させた状態で矢印B方向に、
研削面a3は角度α3回動させた状態で矢印C方向に
それぞれドレツサbを平行移動しながらドレツシ
ングが行われる。
しかしながら、ドレツサbは先端が均一に摩耗
せず、第5図に示すように真円形状がくずれるの
で、実際のドレツシングは輪郭形状に誤差が生
じ、砥石を所定の形状に成形できない欠点があつ
た。
せず、第5図に示すように真円形状がくずれるの
で、実際のドレツシングは輪郭形状に誤差が生
じ、砥石を所定の形状に成形できない欠点があつ
た。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、上記した従来の欠点を除去するた
めになされ、偏摩耗によりドレツサの輪郭形状が
ドレツサアーム旋回中心を中心とする真の円弧で
なくなつても、ドレツシングされた砥石の輪郭形
状を所定の形状に高精度にドレツシングできるよ
うにしたNC砥石成形装置を提供しようとするも
のである。
めになされ、偏摩耗によりドレツサの輪郭形状が
ドレツサアーム旋回中心を中心とする真の円弧で
なくなつても、ドレツシングされた砥石の輪郭形
状を所定の形状に高精度にドレツシングできるよ
うにしたNC砥石成形装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
この問題点の解決手段として、この発明は、ド
レツサの支承軸が数値制御により旋回され、かつ
ドレツサが砥石軸心方向及びそれと直交方向に数
値制御により移動されて砥石をドレツシングする
ようにしたNC砥石成形装置において、前記支承
軸の旋回中心点と対応する位置に設置された測定
基準用球体と、この測定基準用球体及び前記ドレ
ツサに接する測定子を備え、前記旋回中心点から
ドレツサの先端までの寸法を測定する測定器と、
この測定器による前記砥石に係合するドレツサの
回動角度毎の測定寸法を記憶し、ドレツサの位置
を制御する数値制御手段とを具備したことを特徴
とするものである。
レツサの支承軸が数値制御により旋回され、かつ
ドレツサが砥石軸心方向及びそれと直交方向に数
値制御により移動されて砥石をドレツシングする
ようにしたNC砥石成形装置において、前記支承
軸の旋回中心点と対応する位置に設置された測定
基準用球体と、この測定基準用球体及び前記ドレ
ツサに接する測定子を備え、前記旋回中心点から
ドレツサの先端までの寸法を測定する測定器と、
この測定器による前記砥石に係合するドレツサの
回動角度毎の測定寸法を記憶し、ドレツサの位置
を制御する数値制御手段とを具備したことを特徴
とするものである。
(実施例)
以下、図示の実施例によりこの発明を具体的に
説明すると、第1図において1はアーム2の先端
に取付けられたドレツサであり、このドレツサは
ベツド3を介して砥石4の軸心方向X及びそれと
直角方向Yに移動されると共に、前記アーム2を
介してZ方向に旋回されるようになつている。5
は前記ベツド3上に支持材6により固定された測
定基準用の球体(鋼球)であり、前記ドレツサ1
の支承軸Pの旋回中心点Oと対応させて所定の位
置に設置されている。7は測定器であり、先端が
平坦な測定子7aを有し、保持材8により前記砥
石4の前方に位置させて取付けられ、上下方向に
移動可能となつている。9はA/Dコンバータで
あり、前記測定器7からの測定信号を受けると共
に、これを変換して数値制御装置10に入力する
ようにしてある。
説明すると、第1図において1はアーム2の先端
に取付けられたドレツサであり、このドレツサは
ベツド3を介して砥石4の軸心方向X及びそれと
直角方向Yに移動されると共に、前記アーム2を
介してZ方向に旋回されるようになつている。5
は前記ベツド3上に支持材6により固定された測
定基準用の球体(鋼球)であり、前記ドレツサ1
の支承軸Pの旋回中心点Oと対応させて所定の位
置に設置されている。7は測定器であり、先端が
平坦な測定子7aを有し、保持材8により前記砥
石4の前方に位置させて取付けられ、上下方向に
移動可能となつている。9はA/Dコンバータで
あり、前記測定器7からの測定信号を受けると共
に、これを変換して数値制御装置10に入力する
ようにしてある。
前記測定器7は、前記測定基準用の球体5及び
ドレツサ1に測定子7aを当接させてドレツサの
旋回中心点Oから先端当接面までの寸法を求めら
れるようになつており、前記ドレツサアーム2を
一定角度ずつ旋回させながらその寸法をそれぞれ
測定し、前記数値制御装置10に入力して記憶さ
せる。例えば、第3図に示すように、ドレツサ1
を旋回中心点Oまわりに角度α1だけ回動させた状
態で、測定器7の測定子7aをドレツサ1の先端
面に接触させると、点Qで当接し、点Oから測定
子の先端面までの寸法R1を正確に計測すれば、
この寸法R1がドレツシング時における旋回中心
点Oからドレツサの先端形状までの寸法を示すこ
とになる。同様に、他の回転角度における寸法
Rnをそれぞれ測定し、数値制御装置10に順次
記憶させる。
ドレツサ1に測定子7aを当接させてドレツサの
旋回中心点Oから先端当接面までの寸法を求めら
れるようになつており、前記ドレツサアーム2を
一定角度ずつ旋回させながらその寸法をそれぞれ
測定し、前記数値制御装置10に入力して記憶さ
せる。例えば、第3図に示すように、ドレツサ1
を旋回中心点Oまわりに角度α1だけ回動させた状
態で、測定器7の測定子7aをドレツサ1の先端
面に接触させると、点Qで当接し、点Oから測定
子の先端面までの寸法R1を正確に計測すれば、
この寸法R1がドレツシング時における旋回中心
点Oからドレツサの先端形状までの寸法を示すこ
とになる。同様に、他の回転角度における寸法
Rnをそれぞれ測定し、数値制御装置10に順次
記憶させる。
そして、数値制御装置10は、ドレツシング時
に砥石面に対してドレツサ1が成す角度に対応し
た補正指令を発するようにプログラミングしてお
く。
に砥石面に対してドレツサ1が成す角度に対応し
た補正指令を発するようにプログラミングしてお
く。
このようにすれば、ドレツサ1が片減りしてい
ても、数値制御装置10による適正な補正指令に
より、砥石4を高精度にドレツシングすることが
できる。
ても、数値制御装置10による適正な補正指令に
より、砥石4を高精度にドレツシングすることが
できる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、ドレ
ツシング作業前に、測定器にて測定基準用の球体
との比較測定によりドレツサ先端輪郭のドレツサ
旋回中心点からの寸法を、ドレツサアームを一定
角度ずつ旋回させながら測定し、その測定値を順
次数値制御装置に記憶させ、実際のドレツシング
時にドレツサに補正指令を発しながらドレツシン
グするように構成したので、常時正確なドレツシ
ングをすることができ、砥石の成形精度を高く保
持する効果を奏する。
ツシング作業前に、測定器にて測定基準用の球体
との比較測定によりドレツサ先端輪郭のドレツサ
旋回中心点からの寸法を、ドレツサアームを一定
角度ずつ旋回させながら測定し、その測定値を順
次数値制御装置に記憶させ、実際のドレツシング
時にドレツサに補正指令を発しながらドレツシン
グするように構成したので、常時正確なドレツシ
ングをすることができ、砥石の成形精度を高く保
持する効果を奏する。
なお、この発明は、平面研削盤に限らず、ドレ
ツサアーム旋回式のNCドレツサを有する研削盤
であれば、円筒研削盤、ねじ研削盤、歯車研削盤
等にも広く適用できるものである。
ツサアーム旋回式のNCドレツサを有する研削盤
であれば、円筒研削盤、ねじ研削盤、歯車研削盤
等にも広く適用できるものである。
第1図は、この発明の一実施例を示す全体の構
成図、第2図は、ドレツサの拡大図、第3図は、
ドレツサを一定の角度回動させて所定の寸法を測
定する状態を示す説明図、第4図は、砥石をドレ
ツシングする要領を示す従来例の説明図、第5図
は、同じくドレツサの摩耗状態を示す説明図であ
る。 1……ドレツサ、2……アーム、3……ベツ
ド、4……砥石、5……測定基準用球体、6……
支持材、7……測定器、7a……測定子、8……
保持材、9……A/Dコンバータ、10……数値
制御装置。
成図、第2図は、ドレツサの拡大図、第3図は、
ドレツサを一定の角度回動させて所定の寸法を測
定する状態を示す説明図、第4図は、砥石をドレ
ツシングする要領を示す従来例の説明図、第5図
は、同じくドレツサの摩耗状態を示す説明図であ
る。 1……ドレツサ、2……アーム、3……ベツ
ド、4……砥石、5……測定基準用球体、6……
支持材、7……測定器、7a……測定子、8……
保持材、9……A/Dコンバータ、10……数値
制御装置。
Claims (1)
- 1 ドレツサの支承軸が数値制御により旋回さ
れ、かつドレツサが砥石軸心方向及びそれと直交
方向に数値制御により移動されて砥石をドレツシ
ングするようにしたNC砥石成形装置において、
前記支承軸の旋回中心点と対応する位置に設置さ
れた測定基準用球体と、この測定基準用球体及び
前記ドレツサに接する測定子を備え、前記旋回中
心点からドレツサの先端までの寸法を測定する測
定器と、この測定器による前記砥石に係合するド
レツサの回動角度毎の測定寸法を記憶し、ドレツ
サの位置を制御する数値制御手段とを具備したこ
とを特徴とするNC砥石成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18129985A JPS6244375A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | Nc砥石成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18129985A JPS6244375A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | Nc砥石成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244375A JPS6244375A (ja) | 1987-02-26 |
JPH052459B2 true JPH052459B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=16098251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18129985A Granted JPS6244375A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | Nc砥石成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244375A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63105888A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-11 | Hitachi Seiki Co Ltd | 自動ドレツシング装置 |
DE102008010301A1 (de) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Liebherr-Verzahntechnik Gmbh | Verfahren zum Betrieb einer Verzahnungsschleifmaschine |
JP5464427B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2014-04-09 | 豊和工業株式会社 | 研削工具の整形方法 |
JP5857660B2 (ja) * | 2011-06-27 | 2016-02-10 | 株式会社ジェイテクト | 研削盤のツルーイング装置 |
-
1985
- 1985-08-19 JP JP18129985A patent/JPS6244375A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6244375A (ja) | 1987-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |