JPH0524583U - 吐出容器 - Google Patents

吐出容器

Info

Publication number
JPH0524583U
JPH0524583U JP8067291U JP8067291U JPH0524583U JP H0524583 U JPH0524583 U JP H0524583U JP 8067291 U JP8067291 U JP 8067291U JP 8067291 U JP8067291 U JP 8067291U JP H0524583 U JPH0524583 U JP H0524583U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
screw
dispenser
cap
outer container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8067291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2563325Y2 (ja
Inventor
登美雄 田原
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 釜屋化学工業株式会社 filed Critical 釜屋化学工業株式会社
Priority to JP8067291U priority Critical patent/JP2563325Y2/ja
Publication of JPH0524583U publication Critical patent/JPH0524583U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563325Y2 publication Critical patent/JP2563325Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気を容器本体内に導入するポンプ式の分与
器と剛性の容器本体とを分離可能とし内容物を補充して
繰返し利用できるようにした吐出容器において、内容物
の補充が簡単で且つすぐれた外観を与えることができる
ようにした。 【構成】 底面が開放された外容器体11の頂部に分与
器21に設けたキャップ24を回転自由に装着し、容器
本体1を外容器体11に回転不可に装入してその口部2
のねじ3をキャップ24のねじ25にキャップ24を回
転することによりねじ嵌合して分与器21に連結した。
容器本体1をつけ替えて繰返し利用し、外容器体11に
模様などを施して新鮮な感覚を与えるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は容器本体が剛性を有しており、その内容物を分与器のポンプ作用によ って吐出する吐出容器であって、分与器に容器本体をつけ替えて繰返し利用でき る構成とした吐出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧料、医薬品などの液状体を容器本体からとり出すため、容器本体の頂部に ポンプ式の分与器を設けて内容物をほぼ一定量ずつ吐出させるようにした吐出容 器は広く知られている。分与器は一般に頂部に配置した押ボタンを押してピスト ンを駆動することによってシリンダ内の内容物を押ボタンに設けたノズルから噴 射状態で吐出し、押ボタンを釈放してシリンダ内に容器本体の内容物を送入する とともに、内容物減少分だけ空気を容器本体内に導入させて吐出に支障を与えな い構成となっている(例えば実公平3−23316号公報参照)。
【0003】 即ち、分与器は構造がかなり複雑で安価ではないので、内容物を吐出しつくし たとき全体を廃棄すると資源および経済の面での損失が大きい。
【0004】 そこで、前記公報にも開示されているように、分与器を容器本体の口部にねじ 嵌合して分離可能とし、内容物を吐出しつくしたとき容器本体に内容物を補給し て繰返し利用することが一部で行なわれてるが、補充用の内容物を別容器から容 器本体に注入しなければならず面倒であるばかりか、その際に内容物をこぼして 無駄を生じたり周囲を汚すという不都合を伴いやすい。更に、このような吐出容 器は容器本体の外形、意匠などが製造されたままの状態で使用されるので新鮮な 感覚に乏しい、誤って落下したとき容器本体を破損することがある、という問題 もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案が解決しようとする課題は、前記従来の吐出容器を経済的に利用しよう とすると内容物の補充が面倒であるばかりかこぼして無駄や周囲の汚染を伴いや すい、新鮮な感覚に乏しい、或いは容器本体の衝撃保護機能がない、という点で ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案は頂端の口部にねじを有する剛性の容器本 体と、底面が開放され容器本体を回転不可に嵌入した外容器体と、ねじが設けら れたキャップを有しこのキャップにより外容器体の頂部に回転自由に装着された 容器本体に空気を導入可能なポンプ式の分与器とを具え、容器本体は口部のねじ がキャップのねじにねじ嵌合して分与器の吸込口が差込まれている構成とし、こ れにより容器本体を分与器につけ替えて経済的に利用できるとともに内容物を空 の容器本体に補給するという手間をなくして簡単に繰返し使用でき、且つ外容器 体によって新鮮な感覚を与え更に容器本体を保護可能な吐出容器が提供される。
【0007】
【作用】
容器本体を外容器体に底面から挿入し、口部がキャップに差込まれたとき外容 器体を保持してキャップを回転させる。容器本体は外容器体に回転不可に嵌入さ れており、口部のねじが回転するキャップのねじと噛合って引上げられることに より完全にねじ嵌合するに至り、このとき分与器の吸込口は容器本体の内部に差 込まれた状態となって内容物が吐出可能となる。また、容器本体を分離するとき は外容器体を保持してキャップを前記と反対方向へ回転しねじ嵌合を解除する。
【0008】
【実施例】
図面を参照して本考案の実施例を説明すると、1は硬質合成樹脂またはガラス で横断面正方形に作られた容器本体であって、頂端の上方へ突出した円筒形の口 部2の外側周面にねじ3が設けられており、単独の状態のときはふた体がねじ嵌 合して口部2を密閉している。
【0009】 11は硬質合成樹脂または金属で横断面長方形に作られた外容器体であって、 周側壁12の長辺側は二個の容器本体1を小間隙を有して並べる長さを有し中央 内側面に縦方向へ延びるリブ16が設けられているとともに短辺側は一個の容器 本体1を小間隙を有して嵌入する長さを有し、且つ後述する分与器21に容器本 体1を完全にねじ嵌合したときその底が開放底面13よりも内側となる高さを有 している。また、頂壁14には二つの開口15が所定間隔で設けられている。
【0010】 分与器21は上方に突出した押ボタン22に連動してポンプ作用を行ない内容 物を吸込み吐出するピストンを嵌装したシリンダ体23と、このシリンダ体23 に固定したキャップ24とを有し、シリンダ体23を囲んで下方へ延びるキャッ プ24の裾壁の内側周面にねじ25が形成されているとともに外側周面に環状溝 26が形成されており、頂壁14の開口15の周縁に環状溝26が嵌装すること によって外容器体11の頂部に回転自由に装着され、更に口部2のねじ3がキャ ップ24のねじ25にねじ嵌合することによって外容器体1が分与器21に連結 されている。
【0011】 容器本体1が外容器体11に挿入され完全にねじ嵌合して連結されたとき、口 部2がキャップ24に密着しているとともに分与器21に取付けた吸上げ管27 の先端の吸込口28が容器本体1の底に達している。この状態で押ボタン22を 押すと内容物がノズル29から吐出され、押ボタン22を釈放すると空気が容器 本体1に導入されて内部を大気圧に維持し吐出に支障を与えないものであり、こ のような機能をもつ分与器21としては前記実公平3−23316号公報その他 に開示されている周知のものが用いられるので詳細な説明は省略する。
【0012】 次に、容器本体1を分与器21に連結するときは、口部2を開放して外容器体 11の周壁の角およびリブ16に角部分を一致させて開放底面13から挿入し、 口部2のねじ3がキャップ24のねじ25に衝って停止したとき外容器体11を 手で握り保持してもう一方の手でキャップ24を回転させるものである。容器本 体1は外容器体11に係合して回転することなくねじ3、25の噛合いによって 引上げられ完全なねじ嵌合状態となる。内容物を完全に吐出し終ったとき、外容 器体11を保持してキャップ24を前記と反対方向へ回転してねじ嵌合を解除し 、容器本体1を開放底面15から抜出して新しい容器本体1とつけ替える。
【0013】 従って、一組の外容器体11、分与器21に対して複数個の容器本体1を準備 しておくことにより経済的に使用することができ、また外容器体11にさまざま な模様などを施すことにより新鮮な感覚を与えることができる。
【0014】 尚、図示実施例では一個の外容器体11に二個の容器本体1を装入したので異 種の内容物を一個の容器で取扱い、且つ各別に任意に吐出させることができるが 、一個の外容器体11に一個の容器本体1を装入する構成であってもよい。また 、容器本体1が非円形横断面のときは外容器体11を同一の横断面形状とすれば そのまま回転不可に装入されるが、円形横断面のときは適宜の回り止めを設けて 係合させるようにする。
【0015】
【考案の効果】
以上のように剛性の容器本体を回転不可に装入した外容器体に分与器を回転自 由に装着し、容器本体を分与器にねじ嵌合により連結した本考案によると、容器 本体をつけ替えることにより構造が複雑で安価でない分与器を繰返し利用して経 済的に使用できるとともに、内容物を簡単に且つこぼすことなく補充し無駄を生 じたり周囲を汚すという不都合を伴わない。また、外容器体にさまざまな模様を 施すことができるので新鮮な感覚を与えて長期間の使用を楽しませるばかりか、 容器本体を外容器体の開放底面よりも内側に装入し突出させないようにすれば落 下などの衝撃から保護し破損の心配をなくすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の底面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 口部 3 ねじ 11 外容器体 13 開放底面 21 分与器 24 キャップ 25 ねじ 28 吸込口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂端の口部にねじを有する剛性の容器本
    体と、底面が開放され前記容器本体を回転不可に装入し
    た外容器体と、ねじが設けられたキャップを有しこのキ
    ャップにより前記外容器体の頂部に回転自由に装着され
    た前記容器本体に空気を導入可能なポンプ式の分与器と
    を具え、前記容器本体は口部のねじが前記キャップのね
    じにねじ嵌合して前記分与器の吸込口が差込まれている
    ことを特徴とする吐出容器。
JP8067291U 1991-09-09 1991-09-09 吐出容器 Expired - Lifetime JP2563325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8067291U JP2563325Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8067291U JP2563325Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524583U true JPH0524583U (ja) 1993-03-30
JP2563325Y2 JP2563325Y2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=13724854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8067291U Expired - Lifetime JP2563325Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563325Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206096A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプ付替え容器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3936457A1 (en) 2016-12-22 2022-01-12 Unilever IP Holdings B.V. A fitment for combining with a closure
USD824779S1 (en) 2016-12-22 2018-08-07 800 Sylvan Avenue Package
USD826720S1 (en) 2016-12-22 2018-08-28 Conopco, Inc. Bottle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206096A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプ付替え容器
JP4536535B2 (ja) * 2005-01-27 2010-09-01 株式会社吉野工業所 ポンプ付替え容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2563325Y2 (ja) 1998-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1194451A (en) Liquid product pouring and measuring package with self draining feature
EP0109704B1 (en) Liquid product pouring and measuring package with self draining feature
JPH0524583U (ja) 吐出容器
US5052595A (en) Closure cap having structure for minimizing dripping
JP3688432B2 (ja) 詰め替え式ポンプ付き容器とその詰め替え用容器体
US4271979A (en) Toothpick dispensing device
JP2020152406A (ja) 吐出ポンプ付き液体充填容器
JPH0718611Y2 (ja) 液体噴出容器
JP3681614B2 (ja) 小量吐出容器
JPH0738173Y2 (ja) 内容物の詰め替えが自在となるディスペンサー付き容器のセット構造
JP4018017B2 (ja) 液体噴出器
US4979653A (en) Closure cap having structure for minimizing dripping
JP2001010683A (ja) ポンプ付液注出容器
JP2002128124A (ja) 注出容器
JP3973896B2 (ja) ポンプ吐出器を備えた容器
JP2584725Y2 (ja) 液体噴出容器
JP2579995Y2 (ja) チューブ容器
JP2593783Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH0637962Y2 (ja) ディスペンサー用ストッパー
JP2509783Y2 (ja) 混合液体吐出容器
JPH084431Y2 (ja) 注出キャップ
JPH0471681U (ja)
JPH0519150U (ja) 吐出容器
JP2558027Y2 (ja) 液体注出容器
JP2002145366A (ja) 液体注出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970603