JPH0524565Y2 - - Google Patents

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JPH0524565Y2
JPH0524565Y2 JP1987048667U JP4866787U JPH0524565Y2 JP H0524565 Y2 JPH0524565 Y2 JP H0524565Y2 JP 1987048667 U JP1987048667 U JP 1987048667U JP 4866787 U JP4866787 U JP 4866787U JP H0524565 Y2 JPH0524565 Y2 JP H0524565Y2
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JP
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bracket
torque
bushing
trapezoidal protrusions
mounting hole
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JP1987048667U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トルクロツドを支えるトルクロツド
ブラケツトに関する。
〔従来の技術〕
トルクロツドは、後車軸管が駆動トルクなどの
反動で回るのを防止するために軸管部とフレーム
との間に設けられるものである(例えば実開昭56
−60604号公報)。
トルクロツドTは、第3図に示すように、先端
にブツシユCを取り付けて支持棒Bを介してトル
クロツドブラケツトAに支持固定される。
そのトルクロツドブラケツトAは、一般に同図
及び第4図に示すように、ブラケツト本体1の中
央にブツシユ取付穴2が形成され、そのブツシユ
取付穴2の左右に台形状突起部3a,3bが設け
られ、左右の台形状突起部3a,3bの上面部5
a,5bに支持棒固定用ボルト孔6a,6bが形
成され、ブラケツト本体1の各隅にブラケツト取
付用ボルト孔7a,7b,7c,7dが形成さ
れ、前記台形状突起部3a,3bの内側に側壁8
a,8bが設けられた構造を有する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでトルクロツドブラケツトは、トルクロ
ツドを介して伝達される駆動トルクなどの反力を
充分に支持できるようにするために、トルクロツ
ドに対する支持強化を増大する必要がある。
しかし乍ら、上記構成のトルクロツドブラケツ
トAでは、トルクロツドTのブツシユCの筒状部
の長さを長くしてトルクロツドTの支持強化を増
せばよいが、それに伴つてトルクロツドブラケツ
トAのブツシユ取付穴2が大きくなり、ブラケツ
ト全体が大型になる欠点がある。
一方、ブラケツト全体を大きくせずにブラケツ
ト強化するためにブラケツトの厚肉化を図ればよ
いが、結局重量が増すという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は叙上に鑑みてなされたもので、その目
的は大きくせず、また重量を増大させずに充分な
支持強化が得られるトルクロツドブラケツトを提
供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、ブ
ラケツト本体の中央にブツシユ取付穴を形成し、
そのブツシユ取付穴の左右に台形状突起部を設け
たトルクロツドブラケツトにおいて、上記左右の
台形状突起部の外側にそれぞれ側壁を設けたもの
である。
〔考案の作用〕
上記構成にすれば、左右の台形状突起部の外側
に側壁を設けたことにより、ブラケツト全体の剛
性が増大し、大型、厚肉にせずとも強度強化が図
れ、支持強度が増す。またブラケツト本体中央に
大きなブツシユ取付穴が形成可能となつて支持強
度が大なる大きなブツシユが取り付けられる。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案のトルクロツドブラケツトの
一実施例を示したものである。
ブラケツト本体1は、略四角形の金属板からな
る。その中央に縦長のブツシユ取付穴2が形成さ
れている。ブツシユ取付穴2の左右には、台形状
に突出する台形状突起部3a,3bが設けられて
いる。従つて前記ブツシユ取付穴2は、台形状の
縦長穴となつている。各台形状突起部3a,3b
の外側には、第2図に示すように傾斜する側壁4
a,4bが一体に設けられている。各台形状突起
部3a,3bの上面部5a,5bには、支持棒固
定用ボルト孔6a,6bが形成され、またブラケ
ツト本体1の四隅にブラケツト取付用ボルト孔7
a,7b,7c,7dが形成されている。
そして、従来と同様にトルクロツドTのブツシ
ユCを前記支持棒Bを介してトルクロツドブラケ
ツトAに支持固定し、更にそのトルクロツドブラ
ケツトAをフレームFに固定している。
かかる構成のトルクロツドブラケツトAによれ
ば、左右の台形状突起部3a,3bの外側にそれ
ぞれ側壁4a,4bを設けて台形状突起部3a,
3bを外側で強力に支持し、ブラケツト全体の剛
性を増大できる。従つてトルクロツドTを介して
トルクロツドブラケツトAに伝達される駆動トル
クの回転力等の反力を充分に支持してブラケツト
自体を大型、厚肉にせずともトルクロツドTを充
分に支持できる。また左右の台形状突起部3a,
3bの内側には、側壁を設けないことから、制約
されたスペースの中で最も大きなブツシユ取付穴
2を形成して、ここに筒状部の長さの十分に長い
ブツシユCを収容取付けができる。
本願考案の場合、トルクロツドTの回転方向に
トルクが加わつた場合、ブツシユC・ブラケツト
Aにはねじり応力が生ずるが、これらのせん断強
さに直接関係するのはトルクロツドの軸方向の寸
法ではなく、トクルロツドの軸からねじれ半径方
向の長さであつて、それはブツシユCの筒状部の
長さと、左右側壁の間隔である。そのため本願考
案では、それらの値を従来に比べて大きい値にで
きるから、十分な支持強度が得られ、耐久性が増
大する等の特徴を生ずることが容易にできる。
更にトルクロツドのねじり振動・変位を柔軟に
受け止めるため、通常トルクロツドはブラケツト
に対する完全な垂直位置よりも6°程度の傾き角が
許容されるように設計されるが、上述のことか
ら、ブツシユ取付穴の寸法との関連で短い筒状部
の長さのブツシユしか収容取付けできず、ブツシ
ユに強固な支持力を与えられなかつた内側の側壁
による従来技術の難点が除かれる。
〔考案の効果〕
以上既述した如く本考案によれば、左右の台形
状突起部の外側にそれぞれ側壁を設けたことでト
ルクロツドブラケツトを大きくせず、また重量を
増大させずに充分な強度が得られ、耐久性が増大
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
そのX−X拡大断面図、第3図は従来例の分解斜
視図、第4図はそのX−X拡大断面図である。 1……ブラケツト本体、2……ブツシユ取付
穴、3a,3b……台形状突起部、4a,4b…
…側壁、A……トルクロツドブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラケツト本体1の中央部に前記ブラケツト本
    体1に取付けるべきトルクロツドの先端に固着し
    たブツシユを収容できるブツシユ取付穴2を具備
    し、前記ブツシユ取付穴2の左右に中空筒状の前
    記ブツシユを貫通する支持棒を介して前記ブツシ
    ユを前記ブラケツト本体1に固定させる頂部5
    a,5bを有する台形突起部3a,3bを設けた
    トルクロツドブラケツトにおいて、 前記左右の台形状突起部3a,3bのそれぞれ
    外側にだけ、台形状突起部と一体に、かつ前記台
    形状突起部とほぼ同じ高さの側壁4a,4bを設
    けたこと を特徴とするトルクロツドブラケツト。
JP1987048667U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0524565Y2 (ja)

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JP1987048667U JPH0524565Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS63155807U JPS63155807U (ja) 1988-10-13
JPH0524565Y2 true JPH0524565Y2 (ja) 1993-06-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737603B2 (ja) * 1976-09-28 1982-08-11

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737603U (ja) * 1980-08-14 1982-02-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737603B2 (ja) * 1976-09-28 1982-08-11

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JPS63155807U (ja) 1988-10-13

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