JPH05245634A - 遮蔽ガス溶接プロセスのアーク再点弧のための方法と装置 - Google Patents

遮蔽ガス溶接プロセスのアーク再点弧のための方法と装置

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JPH05245634A
JPH05245634A JP4335995A JP33599592A JPH05245634A JP H05245634 A JPH05245634 A JP H05245634A JP 4335995 A JP4335995 A JP 4335995A JP 33599592 A JP33599592 A JP 33599592A JP H05245634 A JPH05245634 A JP H05245634A
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voltage
welding
energy accumulator
accumulator
arc
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JP4335995A
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Walter Pammer
バルター パマー
Bernhard Freiseisen
ベルンハルト フライザイゼン
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Original Assignee
Fronius Schweissmaschinen KG Austria
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/06Arrangements or circuits for starting the arc, e.g. by generating ignition voltage, or for stabilising the arc
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/09Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage
    • B23K9/091Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage characterised by the circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タングステン・スチール製の非溶極性電極を
使用する、電気的に遮蔽するガス溶接プロセス、特にT
IGプロセスに関連するアークの再点弧用の方法と装置
を提供する。 【構成】 ワークピース15と電極13は、時々高周波
点弧電圧によって重ね合わせられる、交流電圧の対応す
る電位の1つに接続されている。該交流電圧は、アーク
11が点弧されるまで高周波点弧電圧によって最初の点
弧のために重ね合わせられる。その後、制御回路23に
おいてタングステン・スチール12の電極13とワーク
ピース15との間のアーク11の存在中に誘導性エネル
ギー・アキュムレータ25が充電され、同時に補助電流
源40によって溶接スポットと並列に接続されている電
気エネルギー・アキュムレータ36も充電される。溶接
電流の零交叉時に、アキュムレータ25に蓄えられたエ
ネルギーは、アキュムレータ36によって予めセットさ
れた電圧により切替部24に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非溶極性タングステン
電極を使用する電気溶接プロセスのアーク点弧のための
方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の周知のプロセスでは、直流電流
が、インバータ電流源を経由して溶接スポットに送られ
る。該直流電流は、反時計方向にトリガーされるスイッ
チギヤで方形波交流電圧で中断される。更に、このよう
な周知の溶接装置は、溶接装置の2つの電極に接続され
た高周波発生器から構成されている。このような溶接装
置の欠点は、この溶接装置を囲む電気部品が、溶接電圧
の各零交叉後にアークの再点弧のために高周波発生器を
常に使用するため非常に不安定になること、および、こ
の高周波発生器が非常に干渉しがちなことである。しか
し、高周波発生器のオフ時には、このような溶接装置に
よる溶接は作動することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非溶
極性タングステン電極が用いられていて、他の装置、特
に電気部品の任意の干渉がほとんど除去されていて、な
おかつ、TIG溶接方法を使用することによって良好な
溶接効果を示す、溶接プロセスを確立することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のこの目
的は、請求項1の特徴を述べる文章で説明される方法に
よって達成される。この方式の長所は、高周波発生器が
溶接プロセスの開始時のごく短時間に対して要求される
だけであり、なおかつ、いわゆる自己安定システムが確
立されることである。これは、自らかつ任意の更なる追
加切替プロセスまたは制御手段なしに、方形波交流電流
の電圧の電流各々の各零交叉時にアークの一定の再点弧
を可能にする。従って、溶接装置の分野で使用される種
々の制御ユニットと電気部品の干渉と妨害が除去され
る。高周波を使用しない安全再点弧方式は、さらに安定
した溶接プールとなるので、更に優れた溶接ジョイント
になる。
【0005】更に優れた方法が、請求項2の特徴を述べ
る文章に説明されている。補助電圧の電源は、電流と電
圧の供給と関係なしに要求される電圧レベルが、使用さ
れることができる又は各々はやく再生される容易な方法
で可能になるので、高い中断周波数の際にもアークの確
実な再点弧が達成される。
【0006】更に優れた方法が、請求項3の特徴を述べ
る文章に説明されている。この場合、用いられる部品の
エネルギー・ストレスの限界値を点弧電圧が越えること
ができないことも長所である。
【0007】請求項4に基づく更なる方法は、異なる材
料に要求されるアークの再点弧に適した電圧レベルの迅
速な調整を可能にする。
【0008】請求項5に基づく更なる方法は、例えば、
磁気エネルギー・アキュムレータに蓄えられたエネルギ
ーが、アークの即時再点弧を可能にする、十分な早さで
電流の零交叉中に溶接電圧を十分に高めることができな
い場合にだけ使用されるので、特に優れた長所になる。
【0009】更に、本発明は、請求項6の包括部分に特
徴が説明されている、プロセスを実施する溶接装置も包
合している。
【0010】溶接装置は、請求項6の特徴を述べる文章
に説明されている特徴によって特徴づけられる。この明
らかに容易ではあるが驚くほど効率的な方式は、補助電
流源を配置することによって、磁気エネルギー・アキュ
ムレータが所望の点弧電圧まで充電されることができ
て、かつ溶接電流の各零交叉時に電極に点弧インパルス
を与えるのに使用できる十分なエネルギーが存在するの
を可能にする。この結果、溶接電流の零交叉中に点弧の
ための高電圧インパルスがオフする自己安定システムに
なり、電気部品の妨害が大幅に減少することになる。
【0011】しかし、請求項7に基づく構成も可能なの
で、エネルギーの劣化は、予めセットされた点弧電圧を
上回るエネルギー消費の場合にだけ発生することにな
る。これは、動作領域におけるプロセス・エネルギー・
ロスを防止し、点弧電圧を予測電圧範囲におく。更に、
標準化された構成要素をもつこのような構造は、更なる
安全装置がなくても十分に取り扱うことができる。
【0012】最後に、請求項8に基づく更なる構成は、
アークの再点弧用高周波発生器が、アークの最初の点弧
が発生するまで、各々、制御回路が電気的に安定にされ
るまで、または必要な点弧電圧の生成のために蓄えられ
ていたエネルギー確保量が溶接電流の零交叉中に十分に
なる量に電気磁気エネルギー・アキュムレータが充電さ
れるまで、あるいはそのすべての状態になるまで、使用
されるだけであることを保証している。
【0013】
【実施例】次に、添付図面を参照しつつ実施例により、
本発明を詳細に説明する。
【0014】図1はTIG溶接用の溶接装置1を示す。
この溶接装置1は、電源要素3、制御ユニット4、およ
び各々、電源要素3、制御ユニット4に関連する切替要
素5をもつインバータ電流源2を具備している。切替要
素5、制御ユニット4は、各々、ガス8、特に、二酸化
炭素、ヘリウム、またはアルゴンのような不活性ガス、
用の供給ラインで、ガス・アキュムレータ9から溶接ト
ーチ10に送られることができる、制御バルブ6に接続
されている。
【0015】タングステン・スチール12の非溶極性電
極13と、別の電極14に接触しているワークピース1
5と、の間のアーク11の生成用の電流は、供給ライン
16によって電源要素3からインバータ電流源2にかけ
て導通される。溶接シームの工程のために、例えば、特
殊な濾過材料を使用することができる。
【0016】供給ライン7において、溶接トーチ10の
部分において、特に前記トーチの1つのハンドル17に
おいて、ガス供給を一時的に停止または中断するため
に、逆止弁18が、ガス・ラインの安全のために予想さ
れる。更に、ハンドル17の上に、溶接プロセスを開始
する、特に、制御ユニット4、電源要素3及び接続され
ている制御バルブ6を各々、作動する起動機構19があ
る。
【0017】図2は溶接装置1の点弧電圧の生成用の制
御ユニット4の回路の略図である。
【0018】制御ユニット4は、コンバータ20によっ
てインバータ電流源2から供給ライン21、22を経由
してエネルギーを与えられる。制御ユニット4は制御回
路23と切替部24を具備している。制御回路23とイ
ンバータ電流源2の間の、供給ライン21に、磁気エネ
ルギー・アキュムレータ25がある。
【0019】切替部24の出口26、27に、電極1
3、14が出口ワイヤー28、29によって接続されて
いる。
【0020】切替部24には、4つのサーキット・ブレ
ーカ30、31、32、33がある。サーキット・ブレ
ーカ30と31、及び32と33は、各々、2つの供給
ライン21、22の1つによって形成される接続ワイヤ
ー34、35に直列で各々接続されている。この場合、
接続ワイヤー34と35は互いに並列で配列されてい
る。接続ワイヤー34は2つのサーキット・ブレーカ3
0、31の間で出口26に接続されていて、サーキット
・ブレーカ32、33の間の接続ワイヤー35は出口2
7に接続されている。
【0021】切替部24と並列に配置されている制御回
路23に、少なくとも1つの電気エネルギー・アキュム
レータ36がコンバータ20と並列に接続されている。
電気エネルギー・アキュムレータ36と磁気エネルギー
・アキュムレータ25の間には、供給ライン21の方向
の電流の流れを停止するロック・デバイス37がある。
ロック・デバイス37と電気エネルギー・アキュムレー
タ36の間には、1端39で補助電圧源40にかつ他端
41で供給ライン22に接続されているフィーダ38が
走行している。
【0022】補助電圧源40の電圧を制限するために、
電気エネルギー・アキュムレータ36と並列に、フィー
ダ38にかつ供給ライン22にスイッチ43の相互接続
によって直接接続されているエネルギー・コンシューマ
42がある。
【0023】必要に応じて、制御回路23には、電気エ
ネルギー・アキュムレータ36と並列に接続される、更
なる電気エネルギー・アキュムレータ44を、必ずしも
強制的に必要でない更なる改善に基づいて搭載すること
ができる。この場合、供給ライン21の方向の電流の流
れを禁止しかつ電気エネルギー・アキュムレータ36に
対してだけでなくエネルギー・アキュムレータ44の方
向で供給ライン21からの電流の流れを可能にする、ロ
ック・デバイス37が、電気エネルギー・アキュムレー
タ44と供給ライン21との間に再び配置されている。
電気エネルギー・アキュムレータ44とロック・デバイ
ス37との間には、供給ライン22に導くコンシューマ
のケーブル45が走行していて、そこではコンシューマ
46が電圧制限要素47として直列に相互接続されてい
る。
【0024】更に、制御ユニット4の適切な作動のため
に、平滑ダイオード48が、磁気エネルギー・アキュム
レータ25の前に位置するコンバータ20と並列に配置
されている。平滑ダイオード48は、コンバータ20と
磁気エネルギー・アキュムレータ25との間に配置され
ている、更なる平滑ダイオード49と共に作動する。
【0025】必要に応じて、前記のエネルギー・コンシ
ューマ42はちょうどコンシューマ46のようにオーミ
ック抵抗によって形成されてもよい。補助電圧源40
は、例えば、電源網に隣接するコンバータ20と並列と
なる、太陽電池パネルによって、バッテリー充電器を用
いて充電されるバッテリーによって、または電流源によ
って生成されることもできる。
【0026】切替部24は更にインパルス発生器50を
具備し、その出口はワイヤー51、52を用いてスイッ
チギヤ53、54の相互接続によって出口26と27に
隣接している。インパルス発生器50を起動するため
に、前記の発生器は、電源ライン55によって電流供給
源に、例えば、コンバータ20から独自に、電源網に接
続されている。インパルス発生器50とスイッチギヤ5
3、54の始動は、制御監視素子56によって行われ
る。出口57、58、59は、適切なワイヤーによっ
て、各々スイッチギヤ53、54の遠隔制御されるドラ
イブ60、61によってインパルス発生器50に接続さ
れている。制御監視素子56の近く、1つの入り口62
にライン63を経由する高精度抵抗64がある。制御監
視素子56の出口57〜59は例えば時間制御要素65
の出口に接続されていて、その反応期間は特殊な適用要
求に基づいて調整機構66によって変えられることがで
きる。しかし、この代わりに或いはそのほかに、同時に
高精度抵抗64の入り口62に接続されていて、なおか
つ、溶接回路に置かれている、出口57と59の次に、
そのスイッチング・スレショルドのための調整機構68
も持つことができる、コンパレータ67の出口をつくる
こともできる。
【0027】高精度抵抗64を経由する溶接トーチ10
の上の起動機構19の閉接点時に、電流の流れまたは各
々十分な電流の流れが溶接回路で検出されることができ
ない時に、インパルス発生器50がオンに切り替えられ
ると、スイッチギヤ53と54は同時に閉じられる。イ
ンパルス発生器50のこの始動の効果は、溶接プロセス
の開始時にアーク11の最初の点弧を導く、高周波電圧
が、溶接プロセスに対して中断される直流に重ね合わせ
られることである。
【0028】時間制御要素65の調整機構66によって
セットされる期間に基づいて、インパルス発生器50は
数ミリ秒以内にオフに切り替えられ、各々インパルス発
生器50は、高精度抵抗64の溶接電流の増加によりコ
ンパレータ67によって、これと平行してまたはそれと
は関係なしにオフにされる。
【0029】アーク11が点弧された瞬間に、制御回路
23または切替部24の影響が、各々、発明に基づいて
現れる。これは溶接プロセスの動作中にインバータ電流
源2からコンバータ20を用いて直流電流を誘導する。
コンバータ20は、供給ライン21が陽極で供給ライン
22が陰極を構成する、供給ライン21、22にこの電
圧を送る。同時に切替部24も与えられる。前記スイッ
チギヤは、サーキット・ブレーカ30〜33の閉接触を
交互に繰り返すことによって方形波交流電流を生成す
る。サーキット・ブレーカ30〜33によるこのような
方形波電圧の生成に要求されるスイッチとコントロール
・ギヤは、技術の状況から一般的に周知のことである。
例えば、或る実施態様は、1980年3月の雑誌“Die
schweibtechnische Praxis”Vol.11、第2版の説明に
基づいて実施することができる。
【0030】このような方形波交流電圧を生成するため
に、サーキット・ブレーカ30、33から成る1つのサ
ーキット・ブレーカのペアは、サーキット・ブレーカ3
1、32から成る他のサーキット・ブレーカのペアが開
いていても、常に同時に閉じている。
【0031】発明に基づく溶接装置の機能は次のとおり
である。
【0032】溶接プロセスが溶接トーチ10の上の起動
機構19によって開始されると、前記のように、インパ
ルス発生器50は、コンバータ20によって生成されか
つ切替部24によって中断される、直流電流と、アーク
11の点弧を導く、高周波電圧を起動して重ね合わせ
る。
【0033】時間制御要素65の調整機構66によって
セットされる期間に基づいて、インパルス発生器50は
数ミリ秒後にオフに切り替えられ、各々インパルス発生
器50は、高精度抵抗64の溶接電流の増加によりコン
パレータ67によって、これと平行してまたはそれと関
係なしにオフにされる。
【0034】アーク11の再点弧を保証するために、溶
接電流の各零交叉時の次の溶接プロセスで、電極13、
14に瞬時に十分に高い電圧を与える必要がある。この
高電圧は、誘導性エネルギー・アキュムレータ25によ
って、本発明に基づいて開発された、制御ユニット4に
生成される。
【0035】電気エネルギー・アキュムレータ36はロ
ック・デバイス37によって切替部24から分離され、
かつ補助電圧源40によって再点弧電圧に充電されるの
で、溶接電流の零交叉中に、すなわち、全ての4つのサ
ーキット・ブレーカ30〜33が閉じられる時に、点弧
電圧が誘導性エネルギー・アキュムレータ25の自己誘
導電圧によって自ら生成されることができる。誘導性エ
ネルギー・アキュムレータ25の前記の充電は、インバ
ータ電流源2が全てのサーキット・ブレーカ30〜33
の閉接触を短絡として認識しかつその結果さらに大きい
電流を供給ライン21と22に送る事実によって支えら
れる。制御回路23の電圧の急激な上昇は、電気エネル
ギー・アキュムレータ36を補助電圧源40を用いてか
つ電気エネルギー・アキュムレータ36を高められた電
圧レベルに保つことによって達成される。これは、これ
らの2つのレベルに到達されるまで、磁気エネルギー・
アキュムレータ25の自己誘導電圧の中断されない上昇
を推進する。
【0036】サーキット・ブレーカのペアの31、32
または30と33の1つが開かれる、例えば、電流の零
交叉が終了される時に、磁気エネルギー・アキュムレー
タ25に蓄えられていたエネルギーは、ただちに点弧電
圧の形で切替部24に送られるので、電極13、14に
点弧電圧の急激な上昇が導かれ、インバータ電流源2に
よって与えられる電流の急激な増加とアーク11の即時
点弧の改善が可能になる。
【0037】制御ユニット4の半導体部品の十分な保護
を保証するために、電圧は、電気エネルギー・アキュム
レータ44でコンシューマ46、例えば抵抗69と電圧
制限要素47、例えばブレークダウン・ダイオード70
を用いて制限される。抵抗またはブレークダウン・ダイ
オードによる制限は、技術の状況によって周知のことで
あり、従って更なる説明を必要としない。
【0038】補助電圧源40から発生され、かつ供給ラ
イン21、22に及ぶ影響によって誘導される補助電圧
に起因する電気エネルギー・アキュムレータ36の過充
電が存在しないようにするために、過剰のエネルギー
は、マイナスの供給ライン22のエネルギー・コンシュ
ーマ42によってスイッチ43を閉じることによって消
耗されることができる。
【0039】スイッチ43の閉接触は、フィーダ38と
供給ライン22との間で、電圧タップ・ブリッジ72を
用いて予めセットされた、電圧レベルが、予めセットさ
れたレベルを越えると作動される、遠隔制御されるドラ
イブ71によって行われることができる。
【0040】図3は、インパルス発生器50がないアー
ク11の点弧中の特徴的な電圧と電流ライン73、74
を示す。電圧と電流レベルは、時間が“t ”ミリ秒で横
座標として表されているのに対して、ボルトとアンペア
で縦座標として表されている。
【0041】試験の結果だった、これらの特徴的な電圧
と電流ライン73と74の目的は、一定の電圧75を電
極13と14に印加することであった。その時76で点
弧インパルスは、手動でトリガーされていたので、点弧
電圧77の上で一定の電圧75のブレークダウンを引き
起こした。或る電流レベルに達する時の特徴的な電流と
電圧ライン74、73が、アーク11の全体的な点弧が
終了されかつ一定のアーク11が2つの電極13と14
の間に生成される、ポイント79で相互にクロスする後
に、時間78の期間の特徴的な電流ライン74に基づく
電流の増加が同時に存在する。このポイント79で、ま
た時間80のポイントでも、点弧電圧77は、アーク降
下電圧81に、点弧電圧77のレベル82からアーク降
下電圧81のレベル83に低下し、なおかつ、電流は、
溶接スポットで必要とされる、予めセットされたレベル
に基づいて指数関数的に増加し、その後、アーク11は
全出力を受ける。
【0042】図4は試験設定中の電流と電圧曲線の図を
ここで対照的に示すものであり、そこでは、特徴的な電
流と電圧ライン84と85の2つの図が、特徴的な電流
と電圧ライン84、85が時間の単位内で電流と電圧の
変化に相応する明確な理解を可能にするために部分的に
重なるような状態で、互いに次に置かれている。
【0043】縦軸86の上に電流がアンペアで表されて
いて、横軸87の上に時間“t ”がミリ秒で表されてい
る。
【0044】秒の図は、電圧がボルトで表されている縦
軸88と時間“t ”がミリ秒で表されている適切な横軸
89から構成されている。
【0045】特徴的な電流ライン84の曲線から見られ
ることができるように、閉じられたサーキット・ブレー
カ31と32において、図に部分的に図示されている、
マイナスの半波は、更なるサーキット・ブレーカ30、
33が閉じられる時の時間91のポイントでゼロに向け
て低下する、電流レベル90によって形成される。電流
レベル90を測定している間に、磁気エネルギー・アキ
ュムレータ25は制御回路23を用いて充電され、なお
かつ、磁気エネルギー・アキュムレータ25に蓄えられ
ていたエネルギーは、点弧電圧77が、図3に図示され
る点弧電圧77に対応する、レベル93に達した時の時
間92のポイントでサーキット・ブレーカ30と33の
開放中に点弧電圧の形で、溶接スポット、各々電極1
3、14に、ここで伝えられ、なおかつ、それは、図3
に図示される図に基づいて、特徴的な電流ライン84が
電流レベルが到達される時のポイント79でカットする
までの時間に相応する時間94の期間まで保持され、そ
こでは、レベル83の点弧電圧77にかつそれと対照的
に鋭い降下が存在し、例えば、電極13、14の間の溶
接スポットの電流に大きな増加が存在する。これはアー
ク11の再点弧を引き起こし、なおかつ、溶接プロセス
が、しかし点弧電圧の生成の行程が他の接続グループの
封鎖と開放によってだけ行われる、次の零交叉まで継続
されることができる。
【0046】好ましい状態で説明するために、特徴的な
電圧と電流ライン73と74、各々85と84の図は、
図面の縮小された尺度のため、交差の位置を完全に図示
するために、部分的な誇張によって寸法的に完全に変形
されていることが、ここで指摘される。
【0047】本発明の範囲で、技術の今の状況によって
周知である任意の他の回路要素によって、定められた個
々の回路要素を各々、回路の細かな要素と代えること
も、もちろん可能であり、なおかつ、特定の回路構成要
素は発明に基づいてそれらの自らの方式も形成すること
ができる。
【0048】更に、回路図は、ほかに、電圧を安定する
ために或いは任意の短絡を防止するために組み込まれる
ことも可能と思われる、任意の特殊な回路の細かな要素
を図示していない、ブロック図であることも指摘され
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非溶極性タングステン電極が用いられていて、他の装
置、特に電気部品の任意の干渉がほとんど除去されてい
て、なおかつ、TIG溶接方法を使用することによって
良好な溶接効果を示す、溶接プロセスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくタイプの溶接装置の略簡易図で
ある。
【図2】本発明に基づく溶接装置の回路図である。
【図3】溶接電流、溶接電圧各々の零交叉の領域におけ
る、本発明に基づく溶接装置の電流と電圧の流れ図であ
る。
【図4】溶接電圧、溶接電流各々の零交叉後のアークの
再点弧のために、本発明に基づく点弧インパルスをも
つ、本発明に基づく溶接装置の電流と電圧の流れ図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1…溶接装置 2…インバータ電流源 3…電源要素 4…制御ユニット 5…切替要素 11…アーク 13…電極 15…ワークピース 20…コンバータ 23…制御回路 24…切替部 25…誘導性エネルギー・アキュムレータ 36…電気エネルギー・アキュムレータ 40…補助電圧源 46…コンシューマ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非溶極性タングステン・スチール電極、
    特にTIG溶接プロセスによるガス遮蔽アーク溶接の再
    点弧用の方法であって、 交流電圧の2つの電位の1つがワークピースにかつ他が
    電極に接続されていて、前記交流電圧が時々高周波点弧
    電圧によって重ね合わされるものにおいて、 アーク(11)の最初の点弧のための交流電圧が該高周
    波点弧電圧によって重ね合わせられ、そこでは、タング
    ステン・スチール(12)の電極(13)とワークピー
    ス(15)との間のアーク(11)の存在中に制御回路
    (23)において誘導性エネルギー・アキュムレータ
    (25)が、および同時に補助電圧源(40)によって
    溶接スポットと並列に接続されている電気アキュムレー
    タ(36)が充電されること、及び、溶接電流の零交叉
    中に誘導性エネルギー・アキュムレータ(25)に蓄え
    られていたエネルギーが電気アキュムレータ(36)の
    予め定められている電圧によって切替部(24)に送ら
    れること、を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 該溶接回路がインバータ電流源(2)に
    接続されること、該インバータ電流源(2)の交流電圧
    が該インバータ電流源(2)の陽極または陰極によるタ
    ングステン・スチール(12)の電極(13)とワーク
    ピース(15)の交互の送り作用によって生成されるこ
    と、及び、誘導性エネルギー・アキュムレータ(25)
    の放電が電極(13、14)の切替過程においてインバ
    ータ電流源(2)の或る極から他の極にかけて発生し、
    その結果そのエネルギーを溶接回路に放出すること、を
    特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 エネルギー・アキュムレータ(44)に
    接続されていて電気エネルギー・アキュムレータ(3
    6)と並列の点弧電圧(77)の過剰電圧が前記のアキ
    ュムレータ(44)に関して直列に置かれているコンシ
    ューマ(46)によって制限されることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 補助電圧源(40)の電圧レベルが予め
    セットされることができることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 2つの電極(13、14)の各々がスイ
    ッチギヤ(53、54)の相互接続によってインパルス
    発生器(50)の2つの出口(26、27)の1つの近
    くに位置すること、及び、各スイッチギヤが溶接プロセ
    スを制御するために制御監視素子(56)によって起動
    されること、を特徴とする請求項1から請求項4のいず
    れか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 インバータ電流源、関連する制御ユニッ
    ト、非溶極性タングステン・スチール電極を具備する溶
    接装置であって、 コンバータのインバータ電流源の1つの出口においてコ
    ンバータの1つの電位、およびコンバータの他の電位の
    ワークピースに取り付けられていて別に接続される電極
    の近くに位置し、かつその制御ユニットはコンバータの
    1つまたは他の電位に対する電極の交互接続のためのス
    イッチギヤが組み込まれていて、かつ調整可能周波数を
    搭載するサイクル発生器によってスイッチギヤのサーキ
    ット・ブレーカを作動させるもので、特に請求項1から
    請求項5のいずれか1項の記載に係るものにおいて、 制御ユニット(4)が制御回路(23)をコンバータ
    (20)と切替部(24)との間に具備し、そこでは、
    アーク(11)と直列に前記アークとコンバータ(2
    0)との間に磁気エネルギー・アキュムレータ(25)
    が置かれていて、かつ磁気エネルギー・アキュムレータ
    (25)と切替部(24)との間に前記アキュムレータ
    と並列に電気エネルギー・アキュムレータ(36)が置
    かれていて、かつ電気エネルギー・アキュムレータ(3
    6)とロック・デバイス(37)との間において、前記
    アキュムレータと磁気エネルギー・アキュムレータ(2
    5)との間に配置されていて、補助電圧源(40)の1
    つの極が接続されていて他の極がコンバータ(20)の
    マイナス電位に接続されていることを特徴とする溶接装
    置。
  7. 【請求項7】 補助電圧源(40)に接続する電気エネ
    ルギー・アキュムレータ(36)と並列に更なる電気エ
    ネルギー・アキュムレータ(44)が置かれることによ
    って、前記アキュムレータと磁気エネルギー・アキュム
    レータ(25)との間に更なるロック・デバイス(3
    7)があり、かつコンシューマ(46)がコンバータ
    (20)のマイナス電位と同様に前記デバイスと追加の
    電気エネルギー・アキュムレータ(44)の間に配置さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の溶接装置。
  8. 【請求項8】 制御回路(23)及び/又は溶接スポッ
    ト及び/又は各アーク(11)及び/又は磁気または電
    気エネルギー・アキュムレータ(25、36)に、測定
    機構、例えば高精度抵抗(64)が、電流の密度、各々
    電圧または充電状態を検出するために伴われているこ
    と、これが制御監視素子(56)に接続されているこ
    と、及び、測定素子によって与えられる信号でスイッチ
    ギヤ(53、54)各々、それらのドライブ(60、6
    1)がスイッチギヤ(53、54)の開放のためにトリ
    ガーされること、を特徴とする請求項6または請求項7
    記載の溶接装置。
JP4335995A 1991-12-16 1992-12-16 遮蔽ガス溶接プロセスのアーク再点弧のための方法と装置 Pending JPH05245634A (ja)

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