JPH0524525Y2 - - Google Patents

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JPH0524525Y2
JPH0524525Y2 JP1987158794U JP15879487U JPH0524525Y2 JP H0524525 Y2 JPH0524525 Y2 JP H0524525Y2 JP 1987158794 U JP1987158794 U JP 1987158794U JP 15879487 U JP15879487 U JP 15879487U JP H0524525 Y2 JPH0524525 Y2 JP H0524525Y2
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JP
Japan
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transfer film
cassette case
reflective surface
cassette
roll
Prior art date
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JP1987158794U
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JPH0164455U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カラー転写記録装置に使用する転写
フイルムカセツトに関する。
〔従来の技術〕
最近、感熱転写記録装置(以下単にプリンタと
いう)への転写フイルムの装填を簡略化するた
め、カセツトケース内に転写フイルムを繰り出す
繰出ロールとそれを巻き取る巻取ロールとを収納
した転写フイルムカセツトが使用されている。こ
のカセツトにおいて、カセツトケースには、繰出
ロールと巻取ロールとの間に延びた転写フイルム
の両面を露出させるよう、大きい窓が形勢されて
おり、このカセツトをプリンタに装着すると、巻
取ロールにプリンタの駆動装置が連結され、且つ
前記窓を通して転写フイルムの片面にサーマルヘ
ツドが、反対面に記録紙が位置し、駆動装置によ
つて巻取ロールが回転して繰出ロールから転写フ
イルムを引き出し、サーマルヘツドによつて画像
記録が行われていた。
カラー転写記録に使用する転写フイルムは、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラツク等の色駒を
配置しており、各色駒を使用して同じ記録紙に画
像を重ねて記録することにより、カラー画像記録
を行つている。このようなカラー用転写フイルム
には、通常、位置決め用のマークが設けられてお
り、プリンタに設けた検出手段でこのマークを読
み取ることにより、転写フイルムに頭出し、色分
け、フイルムエンド検出等を行つている。また、
このマークを読み取るための検出手段として、プ
リンタには、転写フイルムの片側に反射板を、反
対側に発光素子及び受光素子を備えたセンサーを
設けており、該センサーの発光素子が転写フイル
ムを照射し、転写フイルムを透過し且つ反射板で
反射したセンサー透過光をセンサーの受光素子で
検出している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、かかる従来の構成によれば、センサー
透過光を反射させる反射板をプリンタに設けてい
るので、プリンタ内に反射板のスペースが必要で
あり、コンパクト化が難しいという問題があつ
た。
本考案はかかる問題点を解決せんとするもの
で、プリンタに反射板を設けることなく、転写フ
イルムの位置検出が可能な転写フイルムカセツト
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、カセツトケースと、該カセツトケー
ス内に収容された転写フイルム、該転写フイルム
を繰り出す繰出ロール及び転写フイルムを巻き取
る巻取ロールを有する転写フイルムカセツトにお
いて、前記カセツトケースが、前記繰出ロールと
巻取ロール間に延びている転写フイルムの両側
に、その転写フイルムをはさんで互いにほぼ平行
に且つ両端をカセツトケースの側壁に固定して形
成された平面壁を有しており、一方の平面壁の転
写フイルムに面する位置に、転写フイルムを透過
したセンサー透過光を反射する反射面が設けら
れ、他方の平面壁の前記反射面に対向する位置に
窓が設けられていることを特徴とする転写フイル
ムカセツトを要旨とする。
〔作用〕
上記構成き転写フイルムカセツトでは、カセツ
トケースに反射面を設けているので、その反射面
を利用して転写フイルムのマークを検出すること
が可能となり、プリンタ側の反射板を省略するこ
とができる。また、反射面に対向する位置に窓を
有する平面壁を設けているので、この平面壁が反
射面を保護し、このため、反射面に手を触れるこ
とによる指紋付着や衝撃等による反射面の傷付き
を防止でき、反射面の指紋付着や傷付き等による
反射率の変化を防止することにより、反射光量を
安定させ、マーク検出精度を安定維持することが
できる。更に、転写フイルムをはさんで両側に対
向するように平面壁を設けたことにより、カセツ
トケースの強度を大きくできる。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例による転写フイルムカセ
ツトの概略断面図であり、1はカセツトケース、
2はその中に収納された転写フイルム、3は転写
フイルムを繰り出す繰出ロール、4は転写フイル
ムを巻き取る巻取ロールである。5は、繰出ロー
ル3は巻取ロール4との間に延びている転写フイ
ルム2に面する部分のカセツトケース1に形勢さ
れた窓であり、内部の転写フイルム2をプリンタ
のサーマルヘツド及び記録紙(いずれも図示せ
ず)に接触させるためのものである。
カセツトケース1は、繰出ロール3を収容した
部分に隣接して、且つ繰出ロール3と巻取ロール
4の間に延びている転写フイルム2の両側に互い
にほぼ平行に且つ両端をカセツトケースの側壁に
固定して形成された平面壁1a,1bを有してい
る。第2図に拡大して示すように、一方の平面壁
1aの転写フイルムに面する位置には、転写フイ
ルムを透過したセンサー透過光を反射する反射面
6が設けられ、他方の平面壁1bの反射面6に対
向する位置には窓7が形成されている。反射面6
は第3図に示すように、転写フイルム2のマーク
2aの通過位置のみに設けても良いし、或いは第
4図に示すように、カセツトケース1のほぼ全幅
に渡つて設けてもよい。反射面6は、蒸着フイル
ム、メツキフイルム、白色フイルム等の反射面を
備えたフイルム或いはシートをカセツトケース内
面に貼付けることによつて形成できる。また、カ
セツトケース1自体に直接、蒸着、メツキ等を施
すことによつて形成することもできる。
上記構成の転写フイルムカセツトをプリンタの
所定位置に装着すると、反射面6に対向する位置
に、プリンタに設けたセンサー8(第2図参照)
が位置することとなる。このセンサー8の発光素
子8aから照射した光は、窓7からカセツトケー
ス1内に入り、転写フイルム2を透過した後、反
射面6で反射してセンサー8の受光素子8bに入
射し、その光量から転写フイルムのマークを検出
できる。
ここで、反射面6の前に窓7を有する平面壁1
bが設けられているので、この平面壁1bが反射
面6を保護している。すなわち、転写フイルムカ
セツトの取り扱い時等に、反射面6に手を触れて
指紋を付けるということがなく、また、反射面6
に衝撃を与えて傷つけるということもない。この
ように反射面6への指紋付着や傷付き等を防止で
きるので、反射面6の反射率低下を防止でき、反
射光量を安定させ、マーク検出精度を安定維持す
ることができる。更に、窓5に隣接して互いに対
向するように平面壁1a,1bを設けているの
で、これが補強の役目を果たし、カセツトケース
の強度を大きくできる。また、平面壁1a,1b
は、繰出ロール3の収容部に対するごみ、ほこり
等の侵入を防止する効果も有しており、転写フイ
ルム2にごみ、ほこり等が付着して画像不良を生
じるということを防止できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の転写フイルムカ
セツトは、カセツトケースに、転写フイルムをは
さんで両側に位置するように平面壁を設け、一方
の平面壁に反射面を、他方の平面壁にその反射面
に対向して窓を設けるという構成としたことによ
り、プリンタ側には、反射板を設ける必要がな
く、プリンタの構造を簡略化、コンパクト化する
ことができ、しかも、反射面に対する指紋等の汚
れの付着や傷付きを防止して安定したマーク検出
が可能であり、且つカセツトケースの強度を大き
くできるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になる転写フイルム
カセツトの概略断面図、第2図はその要部拡大断
面図、第3図は第1図のカセツトケースを矢印
−方向に見た図、第4図は他の実施例における
第3図は同一部分の図である。 1……カセツトケース、1a,1b……平面
壁、2……転写フイルム、3……繰出ロール、4
……巻取ロール、5……窓、6……反射面、7…
…窓、8……センサー、8a……発光素子、8b
……受光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトケースと、該カセツトケース内に収容
    された転写フイルム、該転写フイルムを繰り出す
    繰出ロール及び転写フイルムを巻き取る巻取ロー
    ルを有する転写フイルムカセツトにおいて、前記
    カセツトケースが、前記繰出ロールと巻取ロール
    の間に延びている転写フイルムの両側に、その転
    写フイルムをはさんで互いにほぼ平行に且つ両端
    をカセツトケースの側壁に固定して形成された平
    面壁を有しており、一方の平面壁の転写フイルム
    に面する位置に、転写フイルムを透過したセンサ
    ー透過光を反射する反射面が設けられ、他方の平
    面壁の前記反射面に対向する位置に窓が設けられ
    ていることを特徴とする転写フイルムカセツト。
JP1987158794U 1987-10-19 1987-10-19 Expired - Lifetime JPH0524525Y2 (ja)

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JP1987158794U JPH0524525Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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JP1987158794U JPH0524525Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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JPH0164455U JPH0164455U (ja) 1989-04-25
JPH0524525Y2 true JPH0524525Y2 (ja) 1993-06-22

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ID=31439444

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2514547Y2 (ja) * 1988-02-26 1996-10-23 ミノルタ株式会社 熱転写記録装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59227655A (ja) * 1983-06-10 1984-12-20 Canon Inc リボン終端検出装置
JPS61160285A (ja) * 1985-01-10 1986-07-19 Canon Inc リボン端検出方式
JPS6213377A (ja) * 1985-07-12 1987-01-22 Tokyo Electric Co Ltd カラ−サ−マルプリンタのインクリボン頭出し方法

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