JPH05244629A - キー信号生成方法および装置 - Google Patents

キー信号生成方法および装置

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JPH05244629A
JPH05244629A JP4090192A JP4090192A JPH05244629A JP H05244629 A JPH05244629 A JP H05244629A JP 4090192 A JP4090192 A JP 4090192A JP 4090192 A JP4090192 A JP 4090192A JP H05244629 A JPH05244629 A JP H05244629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pixel
key
key signal
extraction target
Prior art date
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Pending
Application number
JP4090192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Saeki
理宏 佐伯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前景境界部分の変色の影響を除去したキー信
号を生成する。 【構成】 加重平均値算出回路108、閾値処理回路a
109、分散値算出回路110、閾値処理回路111、
およびOR回路113によってえられるキー生成対象画
素の近傍の画像特徴キー生成処理により、エッジ部分の
キー信号を生成し、これと色識別回路112によるキー
信号とを合成回路114で合成することにより、前景境
界部分の変色の影響を除去した良好なキー信号生成を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号スイ
ッチャ等の、映像信号の特定部分を抽出し、抽出結果を
キー信号として出力するキー信号生成方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像信号の特定部分をキー信号
として抽出し、このキー信号を用いて2つの映像信号を
合成して1つの映像信号をつくる処理をキー合成処理と
呼び、基本的な映像信号合成処理として利用されてい
る。このなかでも、映像信号の特定色の部分をキー信号
として抽出し、このキー信号を用いて2つの映像信号を
合成して1つの映像信号をつくる処理をクロマキー合成
処理と呼び、広く利用されている。そして、映像信号の
特定部分をキー信号として抽出する処理をキー生成処理
と呼んでいる。
【0003】従来のクロマキー装置では、ある特定画素
のキー信号を生成するとき、この画素(キー信号生成対
象画素)の画素信号レベルを用いてキー信号生成を行っ
ている。このような、キー信号生成対象画素の画素信号
レベルによるキー信号生成方法については、例えば、テ
レビジョン学会技術報告 1988年,Vol.12,
No.23,第25頁〜第28頁に記載されている。
【0004】図6は従来のクロマキー信号生成装置の構
成を示している。図6において601は輝度信号入力端
子、602は色差信号R−Y入力端子、603は色差信
号B−Y入力端子、604、605および606は上下
限値設定回路、607、608および609はウインド
・コンパレータ、610はAND回路、そして611は
キー信号出力端子である。
【0005】次に、上記従来例の動作について説明す
る。図6において、輝度信号入力端子601、色差信号
R−Y入力端子602および色差信号B−Y入力端子6
03には、それぞれ入力映像信号中の輝度信号(Y)、
色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)が入力さ
れる。上下限値設定回路604では、輝度信号(Y)に
対する背景色の上限値と下限値を設定し、出力する。ウ
インド・コンパレータ607では、上下限設定回路60
4から入力される上限値と下限値の範囲内の輝度信号に
対してはキーオン、それ以外の輝度信号に対してはキー
オフを出力する。このようにウインド・コンパレータ6
07からは輝度信号に関するキー信号が出力される。同
様に、ウインド・コンパレータ608からは色差信号
(R−Y)に関するキー信号、ウインド・コンパレータ
609からは色差信号(B−Y)に関するキー信号がそ
れぞれ出力される。これら3種類のキー信号はAND回
路610によって合成され、出力端子611から出力さ
れる。
【0006】図7は上記従来例におけるキー生成の様子
を波形図で示したものである。ここでは、入力映像信号
の1ライン分の波形を示し、図7(a)は輝度信号
(Y)、図7(b)は色差信号(R−Y)、図7(c)
は色差信号(B−Y)を示す。これらキー信号が生成さ
れ、これらの共通部分が最終的なキー信号(図7(d)
におけるAで示す部分)として出力される。
【0007】このように上記従来のキー生成装置では、
上記のような色識別回路により、入力映像信号の特定領
域(特定色)をキー信号として生成することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキー信号生成装置では、入力映像の撮影時に背景の
照明が被り込むなどして、本来背景ではない前景部分が
背景の色に変色して撮影されてしまった場合に、この部
分を背景と誤認識してキー信号を出力してしまうという
問題があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためのものであり、背景の色に変色してしまった前景部
分についても良好にキー信号を生成することができる優
れたキー信号生成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のキー信号生成装
置は、上記目的を達成するために、キー信号生成を行う
ある対象画素の画素信号レベルによるキー信号生成回路
に加えて、対象画素の近傍画素の画素信号レベルにより
対象画素の近傍の画像特徴をキー信号として出力するキ
ー信号生成回路と、これらキー信号生成回路の出力を合
成する回路とを備えることにより、良好なキー信号の生
成ができるようにしたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、入力映像中の背
景の色に変色してしまった前景画素についても、良好な
キー信号が生成できるという効果を有する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明にかかるキー信号生成装置の一実施
例の構成を示すものである。
【0013】図1において、101は輝度信号A入力端
子、102は輝度信号B入力端子、103は輝度信号C
入力端子、104は輝度信号D入力端子、105は輝度
信号E入力端子、106は色差信号R−Y入力端子、1
07は色差信号B−Y入力端子、108は加重平均値算
出回路、109は第1の閾値処理回路、110は分散値
算出回路、111は第2の閾値処理回路、112は色識
別回路、113はOR回路、114はAND回路、そし
て115はキー信号出力端子である。
【0014】次に上記実施例の動作について、図2から
図5を参照しながら説明する。図2は入力映像信号の空
間的なサンプル位置の説明図である。本実施例では図2
中のE点のキー信号生成について説明する。図3は加重
平均値算出回路108で使用する加重マトリックスの一
例を表す図である。図4は第1の閾値処理回路109の
入出力特性図である。図5は第2の閾値処理回路111
の入出力特性図である。
【0015】まず、各入力端子に入力される信号につい
て説明する。輝度信号入力端子A101、輝度信号入力
端子B102、輝度信号入力端子C103、輝度信号入
力端子D104、および輝度信号入力端子E105に
は、それぞれ図2中A点、B点、C点、D点、およびE
点の輝度信号が入力される。色差信号入力端子R−Y1
06には、図2中E点の色差信号R−Yが入力される。
色差信号入力端子B−Y107には、図2中E点の色差
信号B−Yが入力される。
【0016】次に各部の動作について説明する。まず、
加重平均値算出回路108では図3に示す加重マトリッ
クスに従って加重平均値が算出される。図3の加重マト
リックスの例はラプラシアン処理である。これにより、
加重平均値算出回路108の出力の絶対値は、入力映像
信号のE点近傍がエッジ部分の時は大きな値となり、そ
れ以外の時は小さな値となる。この加重平均値算出回路
108の出力は、第1の閾値処理回路109に入力され
る。第1の閾値処理回路109の入出力特性は本実施例
では図4のように設定されている。つまり、入力値の絶
対値が閾値TH aより小さいときは出力値が1(キーオ
ン)となり、入力値の絶対値が閾値THaより大きいと
きは出力値が0(キーオフ)となる。従って、第1の閾
値処理回路109の出力は、入力映像信号のE点近傍が
エッジ部分の時はキーオフとなり、それ以外の時はキー
オンとなる。
【0017】分散値算出回路110では、入力映像信号
のE点近傍の分散値が算出される。これにより、分散値
算出回路110の出力値は、入力映像信号のE点近傍が
エッジ部分の時は大きな値となり、E点近傍が平坦部分
の時は、小さい値となる。この分散値算出回路110の
出力は、第2の閾値処理回路111に入力される。第2
の閾値処理回路111の入出力特性は本実施例では図5
のように設定されている。つまり、入力値が閾値THv
より小さいときは出力値が1(キーオン)となり、入力
値が閾値THvより大きいときは出力値が0(キーオ
フ)となる。従って、第2の閾値処理回路111の出力
は、入力映像信号のE点近傍がエッジ部分の時はキーオ
フとなり、E点近傍が平坦部分の時はキーオンとなる。
【0018】OR回路113では、第1の閾値処理回路
109の出力と第2の閾値処理回路111の出力とのO
R演算処理を行う。従って、OR回路113の出力は、
入力映像信号のE点近傍がエッジ部分の時はキーオフと
なり、それ以外の時はキーオンとなる。
【0019】色識別回路112では、従来例同様の色識
別処理を入力映像のE点に関して行う。本実施例におい
て、色識別回路112の回路構成は従来例の図6に示し
た構成と同一である。従って、色識別回路112の出力
は、E点が背景色の場合はキーオンとなり、それ以外の
場合はキーオフとなる。
【0020】AND回路114では、OR回路113の
出力キー信号と、色識別回路112の出力キー信号がA
ND演算処理により合成され、処理結果がキー信号出力
端子115に接続される。従って、本実施例のキー信号
生成装置の出力は、入力映像信号のE点が背景色で、か
つE点近傍がエッジ部分ではない場合にキーオンとな
る。そして、それ以外の場合はキーオフとなる。つま
り、本実施例のキー信号生成装置は、E点が背景部分の
場合や、背景色に変色していない前景部分は、従来のキ
ー信号生成装置同様に動作する。また、背景色に変色し
てしまったエッジ部分は、従来のキー信号生成装置では
キーオンとなり、背景部と判断されたのに対し、本実施
例のキー信号生成装置では、前景部として判断される。
【0021】このように、上記実施例によれば、加重平
均値算出回路108、第1の閾値処理回路109、分散
値算出回路110、閾値処理回路111、およびOR回
路113によってえられるキー生成対象画素の近傍の画
像特徴キー生成処理により、エッジ部分のキー信号を生
成し、これと従来の色識別回路112によるキー信号と
を合成回路114で合成することにより、前景境界部分
の変色の影響を除去した良好なキー信号生成が可能とな
る。
【0022】なお、上記実施例では、画像特徴キー生成
のためにキー生成対象画素の近傍画素の輝度信号を用い
ているが、キー生成対象画素の近傍画その他の映像信号
を用いても良い。また、上記実施例では、画像特徴とし
て、エッジの検出を行っているが、テクスチャなど他の
画像特徴の検出を行っても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記実施例により明らかなよう
に、キー生成対象画素の近傍の画像特徴キー生成処理に
より、エッジ部分のキー信号を生成し、これに加えて従
来の色識別回路によるキー信号とを合成することによ
り、前景境界部分の変色の影響を除去した良好なキー信
号生成ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキー信号生成装置の一実施例の概略ブ
ロック図
【図2】入力映像信号の空間的なサンプル位置の説明図
【図3】本発明のキー信号生成装置における加重平均値
算出処理回路で用いられる加重マトリックスの一例を表
す図
【図4】本発明のキー信号生成装置における第1の閾値
処理回路の一特性例を示す図
【図5】本発明のキー信号生成装置における第2の閾値
処理回路の一特性例を示す図
【図6】従来のキー信号生成装置の概略ブロック図
【図7】従来のキー信号生成装置のおけるキー生成を説
明する波形図
【符号の説明】
101 輝度信号A入力端子 102 輝度信号B入力端子 103 輝度信号C入力端子 104 輝度信号D入力端子 105 輝度信号E入力端子 106 色差信号R−Y入力端子 107 色差信号B−Y入力端子 108 加重平均値算出回路 109 第1の閾値処理回路 110 分散値算出回路 111 第2の閾値処理回路 112 色識別回路 113 OR回路 114 AND回路 115 キー信号出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号中の抽出対象画素の画素信号レ
    ベルにより上記抽出対象画素の第1のキー信号を算出
    し、上記抽出対象画素の画素信号レベルと上記抽出対象
    画素の近傍の画素の画素信号レベルとにより上記抽出対
    象画素の近傍の画像特徴の度合いを示す第2のキー信号
    を算出し、上記第1のキー信号と第2のキー信号とを合
    成して出力キー信号を得ることを特徴とするキー信号生
    成方法。
  2. 【請求項2】 抽出対象画素の画素信号レベルと上記抽
    出対象画素の近傍の画素の画素信号レベルとによって、
    上記抽出対象画素の近傍の加重平均値および分散値を算
    出し、上記加重平均値および分散値によって、上記抽出
    対象画素のエッジ情報を示す第2のキー信号を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載のキー信号生成方法。
  3. 【請求項3】 映像信号中の抽出対象画素の画素信号レ
    ベルにより上記抽出対象画素の第1のキー信号を算出す
    る色識別回路と、上記抽出対象画素の画素信号レベルと
    上記抽出対象画素の近傍の画素の画素信号レベルとによ
    り上記抽出対象画素の近傍の画像特徴の度合いを示す第
    2のキー信号を算出する特徴抽出回路と、上記第1のキ
    ー信号と第2のキー信号とを合成して出力キー信号を得
    る合成回路とを備えたキー信号生成装置。
  4. 【請求項4】 特徴抽出回路は、抽出対象画素の画素信
    号レベルと上記抽出対象画素の近傍の画素の画素信号レ
    ベルとにより上記抽出対象画素の近傍の加重平均値を算
    出する回路と、抽出対象画素の画素信号レベルと上記抽
    出対象画素の近傍の画素の画素信号レベルとにより上記
    抽出対象画素の近傍の分散値を算出する回路とを備え、
    上記加重平均値および上記分散値により上記抽出対象画
    素の近傍のエッジ情報を示す第2のキー信号を算出する
    ことを特徴とする請求項3記載のキー信号生成装置。
JP4090192A 1992-02-27 1992-02-27 キー信号生成方法および装置 Pending JPH05244629A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9983836B2 (en) 2001-05-30 2018-05-29 Intellectual Ventures I Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9983836B2 (en) 2001-05-30 2018-05-29 Intellectual Ventures I Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server

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