JPH05243444A - 光サブマウントとリードフレームの実装構造 - Google Patents

光サブマウントとリードフレームの実装構造

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JPH05243444A
JPH05243444A JP4045755A JP4575592A JPH05243444A JP H05243444 A JPH05243444 A JP H05243444A JP 4045755 A JP4045755 A JP 4045755A JP 4575592 A JP4575592 A JP 4575592A JP H05243444 A JPH05243444 A JP H05243444A
Authority
JP
Japan
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submount
lead frame
optical
optical submount
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4045755A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Matsumura
豊 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光モジュールの樹脂モールドによる製造に際
して、光サブマウントが樹脂材料の注入圧力によっても
回転せず、ワイヤが断線しないようにすること。 【構成】 リードフレーム21に設けた二股状突起21
cを光サブマウント12のフェルール挿入用穴12cの
周壁12dに形成した溝12eに回転しないように係合
して、光サブマウント12をリードフレーム21に取り
付ける。リードフレーム21のアイランド21aに実装
された電子回路部品と光サブマウント12のピン12b
との間を金属のワイヤ14を用いて結線する。こうし
て、光サブマウント12を実装したリードフレーム21
を金型に配設し、樹脂材料を金型のキャビシテイ内に注
入し、光サブマウント12と電子回路部品およびリード
フレーム21を一体化し、光サブマウント12の一端側
が露出したパッケージ部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光モジュールにおける
光サブマウントとリードフレームの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光サブマウントが使用される光モジュー
ルとして、例えば図3に示すような光送受信一体形デー
タリンクがある。同図に示されるデータリンクは、セラ
ミックやメタルで構成されたパッケージ1に光サブマウ
ント2,3が結合されており、各光サブマウント2,3
のピン2a,3aは、パッケージ1に内蔵される光送信
回路4と光受信回路5へ金属のワイヤ6によって接続さ
れている。また、光サブマウント2,3には、光ファイ
バ9,10のコネクタ7,8が着脱自在に結合される。
【0003】前述のセラミックやメタルで構成されるパ
ッケージ1に代えて、送受信回路と光サブマウントを樹
脂モールドするタイプの光モジュールが知られている。
この樹脂モールド型の光モジュールは、リードフレーム
に光サブマウントと送受信回路を取り付けこのリードフ
レームを金型に装着して樹脂により一体的にモールド成
形するものである。
【0004】図4以下にもとづいて説明すると、リード
フレーム11は、アイランド11aとリードピン11b
で構成され、光サブマウント12は、アイランド11a
を挟んでリードピン11bの反対側に取り付けられてい
る。光サブマウント12のアイランド11a側には発光
素子や受光素子などの光作動素子12aが固定されてお
り、その他端部に複数本のピン12bがアイランド11
a側に延びている。
【0005】一方、アイランド11aにはセラミック基
板などを介して電子回路部品13が実装されており、送
信回路や受信回路が形成されている。光サブマウント1
2の一端部には光コネクタのフェルール(図示せず)が
挿入される挿入穴12cが形設され、この挿入穴にリー
ドフレーム11に一体に形成された支持ピン11cが挿
入されている。そして、光サブマウント12のピン12
bはワイヤ14を介して、上述した電子回路部品13に
接続されている。
【0006】上述の光サブマウント12が取付けられた
リードフレーム11はキャビティ15aと光サブマウン
ト12の嵌合部15bを有する下型15上に載置され、
下型15と一対をなす上型(図示せず)を下型15に組
み合わせることにより、金型内で固定される。次に、キ
ャビティ15a内に樹脂材料が注入され、リードフレー
ム11に光サブマウント12および電子回路部品13が
一体的に保持されたパッケージ部が形成される。リード
ピン11bは樹脂成形の後、所定の長さに切断される。
【0007】また、図5、図6に示されるようなパター
ンのリードフレーム11に光サブマウント12を取り付
けて金型により樹脂モールド成形することがある。この
場合も、光サブマウント12の挿入穴11cにリードフ
レーム11に一体に成形された支持ピン11cが挿入さ
れている。また、光サブマウント12のピン12bはア
イランド11aに実装される電子回路部品(図示せず)
とワイヤ14で結線される。リードピン11bは樹脂成
形の後切断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図4および図5に
示す光サブマウント12はいずれも支持ピン11cを介
してリードフレーム11に回動可能に支持されており、
そのため樹脂材料を、金型のキャビテイ部15aに注入
するとき、樹脂材料の注入圧力により光サブマウント1
2が回転し、そのためにワイヤ14が切断することがあ
った。図5によってさらに説明すると、光サブマウント
12のX.Y.Z方向の位置決めは成形用の金型により
行なえるが、θ方向の回転を規制することができない。
このため、樹脂成形前、光サブマウント12をリードフ
レーム11に取り付けてワイヤ14の配線を行なった状
態で搬送する時や、このリードフレーム11の金型への
実装時、あるいは樹脂成形時に光サブマウント12が図
5のθ方向に回転し、この回転により金属のワイヤ14
にストレスがかかり、切断に至る可能性があった。
【0009】そこで本発明は、樹脂成形時になどに光サ
ブマウントが回転することがないようにした光サブマウ
ントとリードフレームの実装構造を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ムに設けた支持部材により光サブマウントを支持し、こ
の光サブマウントのピンを前記リードフレームのアイラ
ンドに実装した電子回路部品と電気的に接続してなる光
サブマウントとリードフレームの実装構造において、上
記光サブマウントが、リードフレームに設けた支持部材
と光サブマウントに設けた前記支持部材の係合部とから
なる支持手段によりリードフレームに非回転的に支持さ
れている構成を特徴とする。
【0011】上記支持部材はリードフレームに一体成形
する突起により構成し、一方、光サブマウントのフェル
ール挿入穴の周壁を内外方向に切り欠いて前記突起の係
合する溝を形成するとよい。
【0012】
【作用】本発明によると、光サブマウントは、リードフ
レームに設けた突起により非回転的に支持されているの
で、搬送時の外部応力や成形時の樹脂材料の注入圧力に
よっても回転せず、ピンと電子部品を結線するワイヤに
ストレスがかって切断することがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、添付図面
を参照して説明する。なお、説明において従来例と同一
要素には同一符号を用いて説明する。図1は実施例に係
る上記光サブマウントとリードフレームを用いてリード
フレームおよび光サブマウントの実装構造を示す平面
図、図2は上記光サブマウントとリードフレームを用い
て成形された光モジュールと光コネクタの説明図であ
る。
【0014】リードフレーム21はアイランド21aと
リードピン21bを含んで構成され、光サブマウント1
2は、アイランド21aを挟んでリードピン21bの反
対側に取り付けられている。アイランド21aにはセラ
ミック基板などを介して電子回路部品(図示せず)が実
装されており、このアイランド21a上に送信回路や受
信回路などの電子回路が形成されている。光サブマウン
ト12の一端部には、光コネクタ(図示せず)のフェル
ールが挿入される挿入穴12cが形成されており、この
挿入穴12cの周壁12dを内外方向に切り欠いて溝1
2eが形成されている。溝12eは周壁12dの対向位
置に設けられ、かつ挿入穴12cの開口端側から所定の
深さに設けられている。
【0015】一方、リードフレーム21には光サブマン
ト12の支持部材として二股状の突起21cが設けられ
ている。この二股突起21cの両側部21dは光サブマ
ント12に設けられた前述の溝12eに係合されるもの
である。したがって、二股状突起21cを溝12eに係
合することにより光サブマウント12はリードフレーム
21に非回転的に支持される。
【0016】次に、上述したリードフレーム21を用い
て金型により光モジュールを製造する方法の一例を説明
する。まず、リードフレーム21のアイランド21aに
セラミック基板を介して電子回路部品を実装する。つづ
いて、光サブマウント12をリードフレーム21に取り
付け、ワイヤ14で電子回路部品と光サブマント12の
ピン12bおよびリードピン21bを接続する。
【0017】その後、光サブマント12を取り付けたリ
ードフレーム21を下型に配置し、上型を組み付ける。
さらに、樹脂材料を金型のキャビテイ内に注入し、光サ
ブマウント12とリードフレーム21とを電気的に絶縁
し、かつ光サブマウント12と、電子回路部品およびリ
ードフレーム21を一体化する。具体的には、リードピ
ン21bのリードフレーム側の一部(アウタリード)と
光サブマウント12の一端側が露出したパッケージ部が
形成される。この樹脂成形において、突起21cの両側
部21dと溝12eの係合により、光サブマウント12
はリードフレーム21に非回転的に取り付けられている
ので、金型内での成形時、樹脂の注入圧力によっても光
サブマウント12は回転せず、したがってワイヤ14が
断線するおそれがない。最後に、パッケージ部からリー
ドフレーム21の不要部分(タイバー、サポート部な
ど)を櫛形刃で切断し、樹脂モールドされたパッケージ
部が完成する。
【0018】このように、本実施例に係る光サブマウン
トとリードフレームの実装構造によると、光サブマウン
ト12はリードフレーム21の突起21cにより金型内
において回転しないように支持されているので、樹脂材
料の注入圧力によってもピン12bは動かず、ピン12
bと電子回路部品を結線するワイヤ14が断線するおそ
れがない。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、とくに光サブマウント12がリードフレーム
21に非回転的に支持されるものであれば、二股状の突
起21cの形状とこれが係合する溝12dの形状などは
任意に変更してかまわないものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
光モジュールの樹脂モールド成形時に樹脂材料の注入圧
力によって光サブマウントが回転する不具合をなくし、
光サブマウントとリードフレームのアイランド間を結ぶ
ワイヤにかかる応力を緩和し、ワイヤ断線のおそれをな
くすことができる。また、樹脂成形前の搬送時において
は外部応力による光サブマウントの回転を規制でき、ワ
イヤ断線のおそれなく搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いるリードフレームと光サブ
マウントの平面図である。
【図2】図aは光モジュールの斜視図、図bは図aのA
−A線断面図である。
【図3】光モジュールの具体例として、伝送受信一体形
データリンクの斜視図である。
【図4】光サブマウントを支持した従来のリードフレー
ムと下金型の斜視図である。
【図5】回路パターンが図4と異なるリードフレームに
光サブマウントが取り付けられた従来例を示す平面図で
ある。
【図6】図aは図5の光サブマウントの斜視図、図bは
図aのA−A線断面図である。
【符号の説明】
12…光サブマウント、12e…溝、12b…ピン、1
4…ワイヤ、21…リードフレーム、21…突起、21
c…二股状突起、21d…両側部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームに設けた支持部材により
    光サブマウントを支持し、この光サブマウントのピンを
    前記リードフレームのアイランドに実装した電子回路部
    品と電気的に接続してなる光サブマウントとリードフレ
    ームの実装構造において、 前記光サブマウントが、リードフレームに設けた支持部
    材と光サブマウントに設けた前記支持部材の係合部とか
    らなる支持手段によりリードフレームに非回転的に支持
    されてなる構造を特徴とする光サブマウントとリードフ
    レームの実装構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、突起により構成されて
    おり、この突起を光サブマウントのフェルール挿入穴の
    周壁を内外方向に切り欠いて設けた溝に係合することを
    特徴とする請求項1に記載の光サブマウントとリードフ
    レームの実装構造。
JP4045755A 1992-03-03 1992-03-03 光サブマウントとリードフレームの実装構造 Pending JPH05243444A (ja)

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JP (1) JPH05243444A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6170996B1 (en) 1998-10-02 2001-01-09 Fujitsu Limited Optical module encapsulated with resin and manufacturing method therefor
US6181854B1 (en) 1998-09-18 2001-01-30 Fujitsu Limited Optical module packaged with molded resin

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181854B1 (en) 1998-09-18 2001-01-30 Fujitsu Limited Optical module packaged with molded resin
US6170996B1 (en) 1998-10-02 2001-01-09 Fujitsu Limited Optical module encapsulated with resin and manufacturing method therefor

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