JPH05243352A - パターンの寸法測定方法 - Google Patents

パターンの寸法測定方法

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JPH05243352A
JPH05243352A JP4136792A JP4136792A JPH05243352A JP H05243352 A JPH05243352 A JP H05243352A JP 4136792 A JP4136792 A JP 4136792A JP 4136792 A JP4136792 A JP 4136792A JP H05243352 A JPH05243352 A JP H05243352A
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JP
Japan
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sample
characteristic
measured
spectrum
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JP4136792A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Otsuka
博 大▲塚▼
Kazuyuki Kuwabara
和幸 桑原
Toshio Onodera
俊雄 小野寺
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細かつ高アスペクト比(例えば5以上)の
パターンの寸法を正確に測定できる方法を提供するこ
と。 【構成】 シリコン基板41及びこの上に形成されたラ
イン・アンド・スペースのレジストパターン43で構成
される試料45に電子線47を走査する。この電子線4
7の走査に伴う試料45からの特性X線を試料45上で
の電子線の位置と対応させて得る。そして、前記位置毎
の例えばシリコンの特性X線の強度変化及び炭素の特性
X線の強度変化の一方又は双方によりレジストパターン
43のエッジE1 〜E4 をそれぞれ決定する。これらエ
ッジE1 〜E4 を用いてレジストパターン43の寸法を
測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微細パターンの寸法
測定方法に関するもので、例えば、高集積化半導体装置
の微細かつ高アスペクト比のパターンの寸法測定に好適
な方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の分野において、極微なパターンの
寸法測定が必要となっている。例えば半導体分野では、
半導体装置の研究、特性評価、解析などのために、半導
体装置の製造段階から最終製品段階の種々の段階での半
導体装置上の微細パターンの形状や寸法が測定されてい
る。
【0003】この種の測定において従来から最も使用さ
れている方法の一つに、走査型電子顕微鏡(SEM)を
用いる方法があった。図8(A)〜(C)を参照してこ
の方法について簡単に説明する。なお、ここでは、図8
(A)及び(B)の断面図及び平面図に示すように、半
導体基板11上に形成されたレジストパターンや配線パ
ターンなどを、被測定パターン13と考えて、この被測
定パターン13の寸法xを測定する例を説明する。
【0004】半導体基板11及び被測定パターン13で
構成される試料15が、SEMの測定室(図示せず)内
に置かれる。測定室内が高真空状態とされ、この試料に
対しプローブとしての電子線17が走査照射される。試
料からは2次電子19が発生するので、それが検出器
(図示せず)で検出される。その際、プローブ17の試
料上の位置とその位置の試料部分から発生する2次電子
19とが対応するように、2次電子検出が行なわれる。
横軸にプローブの走査位置をとり縦軸に2次電子の検出
量をとり、走査位置に対応させて2次電子線検出量をプ
ロットすると、試料の断面形状に対応した波形図(図8
(C))が得られる。そして、被測定パターンの寸法x
は、例えばこの波形図の横軸などを参照することにより
測定できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SEM
のように、被測定パターン及び下地から同一の情報担体
(この場合は2次電子)を検出しその検出量の変化によ
って被測定パターンの寸法を測定する方法では、被測定
パターンが例えば図9(A)のように微細かつ高アスペ
クト比のパターン21であると、被測定パターンの形状
や寸法を正確に測定することができないという問題点が
あった。
【0006】この主な原因は、(1)被測定パターン2
1のスペース部分23に入射された1次電子によってこ
のスペース部分23底の下地部分で発生した2次電子
は、このスペース部分23の幅が狭くかつ深さが深いた
め、2次電子検出器(図示せず)に到達しずらくなり、
また、(2)被測定パターン21と下地11との界面に
入射された1次電子によってこの界面付近で発生した2
次電子は、この1次電子によって被測定パターン21の
表層部に生じたチャージアップ25の影響のため、2次
電子検出器に到達しずらくなるので、被測定パターン2
1の縁部分及びスペース部分23での2次電子検出量に
差が見られなくなり、被測定パターン21部分と下地1
1部分との境界27の判別精度が低下するためと考えら
れる。
【0007】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明の目的は、被測定パターンと
下地との境界を従来より高精度に検出することにより、
被測定パターンの寸法を従来より精度良く測定できる方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明のパターンの寸法測定方法によれば、被測
定パターン及びその下地で構成される試料に、前述の被
測定パターンを構成する物質及び前述の下地を構成する
物質各々から各物質固有のスペクトルを発生させ得るプ
ローブを、走査し照射すると共に、該プローブの走査に
伴う前述の試料からの前述のスペクトルを前述のプロー
ブの前述の試料上での位置と対応させて得、前述の位置
毎の前述のスペクトルを解析することにより前述の被測
定パターンのエッジを決定して、該被測定パターンの寸
法を測定することを特徴とする。
【0009】この発明の実施に当たり、前述のスペクト
ルの解析を、1又は2以上の特定元素の前述の走査に伴
うスペクトル強度変化及び、1又は2以上の特定元素の
前述の走査に伴うスペクトルのエネルギー分布の変化の
一方又は双方により行なうのが好適である。ここで、1
又は2以上の特定元素のスペクトルエネルギー分布の変
化とは、具体的にはスペクトル波形が変化する場合(ピ
ークがシフトする場合も含む)を挙げることができる。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、プローブが試料の被
測定パターン部分上を走査されているときと、下地部分
上を走査されているときとでは、得られるスペクトルが
明らかに異なるものとなる。そして、これらスペクトル
をプローブの走査位置に対応させて得る。したがって、
プローブの位置毎のスペクトルを解析することにより当
該プローブ位置が試料の被測定パターン部分上なのか下
地部分上なのかの判定ができるので、被測定パターンの
エッジの決定が従来より正確に行なえるため、微細かつ
高アスペクト比の被測定パターンの寸法測定ができる。
【0011】また、プローブを電子線とし、各物質固有
のスペクトルを特性X線とする構成の場合は、次のよう
な作用が得られる。
【0012】図6(A)に示すように、試料31に照射
された電子線33は散乱し同時に試料31を局所的に励
起し、2次電子線、特性X線などの種々の2次スペクト
ルを生成する。生成された2次スペクトルのうちの2次
電子線35のような低エネルギー粒子に由来のスペクト
ルは試料31表面での発生分のみが検出可能であるが、
特性X線は透過性が極めて高いので、プローブの照射に
より励起領域から発生した特性X線は、試料表面からの
特性X線37a及び物質内部(深部)からの特性X線3
7b共に検出可能である。これは、例えば試料31が、
例えば図9(A)を用いて説明したような微細でかつ高
アスペクト比の被測定パターン21及び下地11で構成
されたもので被測定パターン21の表層部分がチャージ
アップされているものの場合でも、特性X線の検出が可
能なことを意味する。さらに、スペース部分(図9
(B)の23で示す部分)からの特性X線も検出し易い
ことを意味する。また、もし、このスペース部分からの
特性X線が検出できなかったとしても、被測定パターン
及び下地の境界部分から特性X線が検出されるので、被
測定パターンのエッジ判定ができる。
【0013】また、同一物質における特性X線の発生領
域は当該物質に照射する電子線33の加速電圧が高い程
広く(図6(A)の領域P参照)、低い程狭く(図6
(A)の領域Q参照)なる。さらに、図6(B)に示す
ように、第1の物質39a上に第2の物質39bが積層
された構成の試料39に電子線33を照射した場合で電
子線の加速電圧が高い場合は、特性X線の発生領域が広
くなる(P領域となる)ので特性X線は第1の物質39
a及び第2の物質39b双方からのスペクトルとして得
られる。また、特性X線は元素毎で最低励起電圧が存在
しその電圧以下ではスペクトルは存在しないので特定元
素のスペクトルを選択的に得たい場合などにおいても有
利である。一方、第1の物質39a上に第2の物質39
bが積層された構成の試料39に加速電圧が低い電子線
(ただし、この加速電圧は第1の(下層)物質39aの
最低励起電圧より高い。)を照射した場合であって、
(i).図7(A)のように電子線33が第1の物質3
9aに到達しない場合(例えば、第2の(上層)物質3
9bの厚さが特性X線発生領域Qの深さ方向より厚い場
合)、(ii).図7(B)のように電子線33は第1
の物質39aに到達しているが例えば上層39bの厚さ
が厚すぎる場合は、いずれも特性X線は検出できない。
【0014】以上のような特性X線の各基本特性は、測
定試料の構成に適した各種の測定条件設定を可能にす
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明のパターン
の寸法測定方法の実施例について説明する。しかしなが
ら、説明に用いる各図は、これらの発明が理解できる程
度に、各構成成分の形状、大きさおよび配置関係を概略
的に示してあるにすぎない。
【0016】なお、この実施例では、プローブを電子線
とし、各物質固有のスペクトルを特性X線とする。ま
た、この実施例において使用する装置は、試料に対し電
子線を位置制御しつつ走査できかつその位置の試料部分
から発せられた特性X線をプローブ位置に対応させて得
られるものであれば種々のもので良い。さらに、試料の
概観観察ができるものであるとプローブ照射開始位置な
どの設定が容易となるのでなお良好であり、また、スペ
クトルの解析部として演算処理部を具えるとデータ処理
が容易となるのでなお好適である。このような装置は現
在市販されていないので、この実施例では、走査型電子
顕微鏡測長器に特性X線検出器を設置した独自の装置を
用いた。
【0017】1.第1実施例 先ず、第1実施例として、図1(A)及び(B)に平面
図及び断面図で示したような、下地としてのシリコン基
板41上に被測定パターンとしてのライン・アンド・ス
ペースの有機系レジストパターン43を具える試料45
の、レジストパターン43の寸法を測定する例を説明す
る。なお、このレジストパターン43のアスペクト比は
5程度としてある。
【0018】レジストパターン43のライン方向と直交
する方向(図1(A)中破線Rで示した方向)に電子線
47を走査すると共に、この電子線47の走査に伴う試
料45からの特性X線のスペクトルを電子線の前記試料
45上での位置と対応させて得る。
【0019】この電子線の走査において、電子線47の
加速電圧が炭素(カーボン)に由来の特性X線を発生さ
せ得るしきい値より高くかつシリコンに由来の特性X線
を発生させ得るしきい値より低い電圧であると、レジス
トが有機物であるので、この試料45のレジストパター
ン43部分(例えば、図1(A)のa点など)からは図
2に示すように炭素に由来のピークPC が顕著なかつ酸
素に由来のピークPO及びイオウに由来のピークPS
持つ特性X線のスペクトルが得られ、またそれ以外の試
料部分からはこのようなスペクトルは得られない。な
お、図2において横軸は特性X線のエネルギであり、縦
軸は相対強度である(以下の図3及び図5において同
じ。)。そして、この電子線の走査に対応する試料45
の位置毎の炭素に由来する特性X線強度をプロットする
と、図1(D)に示すような波形図が得られる。また、
この電子線の走査において、電子線の加速電圧がシリコ
ンに由来の特性X線を発生させ得るしきい値より高い電
圧であると、この試料45の下地41とレジストパター
ン43とが積層状態にある部分からは有機物に由来のピ
ーク及びシリコンに由来のピークを持つ特性X線のスペ
クトル(図示せず)が得られ、またこの試料45のシリ
コン基板41のみの部分(例えば、図1(A)のb点な
ど)からは図3に示すようにシリコン(Si)に由来の
ピークPSiが顕著な特性X線のスペクトルが得られる。
しかし、この試料45の下地41とレジストパターン4
3とが積層状態にある部分では、レジストによってプロ
ーブがシリコン基板41に到達することが妨げられる、
プローブはシリコン基板41に到達しているもののレジ
ストによって減衰される、といった原因により特性X線
を検出できない。このため電子線の走査に対応する試料
45の位置毎のシリコンに由来する特性X線強度をプロ
ットすると図1(C)に示すような波形図が得られる。
したがって、1又は2以上の特定元素の特定X線の強度
変化この実施例ではシリコン及び又は炭素の特性X線の
強度変化から、レジストパターン43の各エッジE1
2 、E3 及びE4 をそれぞれ決定することができる。
そして、電子線47のE1 〜E4 に対応する各走査位置
の座標によってこのレジストパターン43の寸法が測定
できる。
【0020】2.第2実施例 次に、第2実施例として、図4(A)及び(B)に平面
図及び断面図で示したような、下地としてのシリコン基
板51上に被測定パターンとしてのSiO2 から成るラ
イン・アンド・スペースのパターン53を具える試料5
5の、SiO2パターン53の寸法を測定する例を説明
する。なお、このSiO2 パターン53のアスペクト比
は5程度としてある。
【0021】この第2実施例では、電子線47の加速電
圧を酸素(カーボン)に由来の特性X線を発生させ得る
しきい値より高くかつシリコンに由来の特性X線を発生
させ得るしきい値より高い電圧として、第1実施例と同
様にRで示した方向に電子線47を走査すると共に、こ
の電子線47の走査に伴う試料55からの特性X線のス
ペクトルを電子線の前記試料55上での位置と対応させ
て得る。
【0022】この電子線の走査において、試料55のシ
リコン基板51のみの部分(例えば図4(A)のα点な
ど)からは第1実施例の場合と同様に図3に示したよう
な特性X線のスペクトルが得られるが、試料55のSi
2 パターン53部分(例えば図4(A)のβ部分な
ど)からは図5に示すように酸素に由来のピークPO
びシリコンに由来のピークPSiをある強度比で持つ特性
X線のスペクトルが得られる。そして、電子線の走査に
対応する試料55の位置毎のシリコンに由来する特性X
線強度をプロットすると図4(C)に示すような波形図
が得られ、同様に酸素に由来する特性X線強度をプロッ
トすると図4(D)に示すような波形図が得られ、ま
た、同様にシリコンに由来する特性X線強度及び酸素に
由来する特性X線強度の比(PSi/PO )をプロットす
ると図4(E)に示すような波形図が得られる。したが
って、1又は2以上の特定元素の特性X線の強度変化こ
の場合はシリコンの特性X線の強度変化、酸素の特性X
線の強度変化及びこれら特定元素の特性X線の強度比変
化のうちの少なくとも1つの特性から、SiO2 パター
ン53の各エッジE1 、E2 、E3 及びE4 をそれぞれ
決定することができる。そして、電子線47のE1 〜E
4 に対応する各走査位置の座標によってこのレジストパ
ターン43の寸法が測定できる。
【0023】上述の第1及び第2実施例から明らかなよ
うに、SEMによる従来の測定ではアスペクト比が4以
上のパターンの寸法測定はできなかったのに比べ、この
発明では、アスペクト比が少なくとも5の被測定パター
ンの寸法測定が可能なことが分かる。
【0024】上述においてはこの発明のパターンの寸法
測定方法の各実施例についてそれぞれ説明したがこの発
明は上述の実施例に限られない。
【0025】例えば、上述の実施例では下地をシリコン
基板とし、被測定パターンの構成材料をレジストまたは
SiO2 としていたが、下地及び被測定パターンの構成
材料が他のものであっても、この発明の測定方法は適用
できる。
【0026】また、上述の実施例では、プローブを電子
線とし検出する固有のスペクトルを特性X線としていた
が、プローブ及び検出する固有スペクトは電子線及び特
性X線同様な効果が得られるものであれば他のものでも
良い。例えば、プローブとして微細アパーチャを介し照
射されるX線を用い、検出する固有のスペクトルを蛍光
X線とした場合も、実施例と同様な効果が期待できる。
【0027】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のパターンの寸法測定方法によれば、被測定パタ
ーン及びその下地で構成される試料に、被測定パターン
を構成する物質及び下地を構成する物質各々から各物質
固有のスペクトルを発生させ得るプローブを走査すると
共に、この試料から前述のスペクトルを前述のプローブ
の前述の試料上での位置と対応させて得る。プローブが
被測定パターン上を走査されている場合と下地上を走査
されている場合とでは試料から得られるスペクトは明ら
かに違うので、プローブ位置毎の前記スペクトルを解析
することにより、その位置が被測定パターン上なのか下
地上なのかの判定ができる。このため、被測定パターン
のエッジを正確に決定できるから、SEMでは測定が不
可能な微細かつ高アスペクト比(例えばアスペクト比が
5以上)のパターンの寸法を高精度に測定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、第1実施例の説明に供する
図である。特に、(A)及び(B)は測定試料の説明
図、(C)は試料上の各部でのシリコンに由来の特性X
線の強度変化を示した図、(D)は同じく炭素に由来の
特性X線の強度変化を示した図である。
【図2】第1実施例の試料のレジスト部分(被測定パタ
ーン部分)での特性X線を示した図である。
【図3】第1実施例の試料のシリコン基板部分(下地部
分)での特性X線を示した図である。
【図4】(A)〜(E)は、第2実施例の説明に供する
図である。特に、(A)及び(B)は測定試料の説明
図、(C)は試料上の各部でのシリコンに由来の特性X
線の強度変化を示した図、(D)は同じく酸素に由来の
特性X線の強度変化を示した図、(E)は同じくシリコ
ン及び酸素各々に由来の特性X線の強度比変化を示した
図である。
【図5】第2実施例の試料のSiO2 部分(被測定パタ
ーン部分)での特性X線を示した図である。
【図6】(A)及び(B)は、この発明の好適例での作
用の説明に供する図である。
【図7】(A)及び(B)は、この発明の作用の説明に
供する図である。
【図8】(A)〜(C)は、従来技術の説明に供する図
である。
【図9】(A)及び(B)は、従来技術の問題点の説明
に供する図である。
【符号の説明】
31:試料 33:電子線 35:2次電子 37a:試料表面からの特性X線 37b:試料深部からの特性X線 39a:第1の物質 39b:第2の物質 39:試料 41:下地(シリコン基板) 43:被測定パターン(有機系レジストパターン) 45:試料 47:プローブ(電子線) R:走査方向 51:下地(シリコン基板) 53:被測定パターン(SiO2 から成るパターン) 55:試料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定パターン及びその下地で構成され
    る試料に、前記被測定パターンを構成する物質及び前記
    下地を構成する物質各々から各物質固有のスペクトルを
    発生させ得るプローブを、走査し照射すると共に、 該プローブの走査に伴う前記試料からの前記スペクトル
    を前記プローブの前記試料上での位置と対応させて得、 前記位置毎の前記スペクトルを解析することにより前記
    被測定パターンのエッジを決定して、該被測定パターン
    の寸法を測定することを特徴とするパターンの寸法測定
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターンの寸法測定方
    法において、 前記スペクトルの解析を、1又は2以上の特定元素の前
    記走査に伴うスペクトル強度変化及び、1又は2以上の
    特定元素の前記走査に伴うスペクトルのエネルギー分布
    の変化の一方又は双方により行なうことを特徴とするパ
    ターンの寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパターン寸法測定方法
    において、 前記プローブを電子線とし、前記スペクトルを特性X線
    としたことを特徴とするパターンの寸法測定方法。
JP4136792A 1992-02-27 1992-02-27 パターンの寸法測定方法 Withdrawn JPH05243352A (ja)

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