JPH05243282A - 電荷検出回路 - Google Patents

電荷検出回路

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JPH05243282A
JPH05243282A JP4294709A JP29470992A JPH05243282A JP H05243282 A JPH05243282 A JP H05243282A JP 4294709 A JP4294709 A JP 4294709A JP 29470992 A JP29470992 A JP 29470992A JP H05243282 A JPH05243282 A JP H05243282A
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JP
Japan
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region
transistor
gate
type
vertical junction
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JP4294709A
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English (en)
Inventor
Shoichi Tanaka
正一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CCDのSN比を改善可能な電荷検出回路を提
供する。 【構成】CCDの出力容量領域3が直接、縦型接合ゲー
トトランジスタのゲート領域を兼ねているので、出力容
量領域兼ゲート領域3の静電容量は従来より大幅に低減
され、その結果、信号電荷量当たりのゲート電圧の変化
が大きくなり、感度が改善される。また、縦型接合ゲー
トトランジスタは基本的に従来のMOSトランジスタよ
りローノイズであり、SN比を改善される。リセットス
イッチのゲート電極6により縦型接合ゲートトランジス
タの出力容量領域兼ゲート領域3をリセットした場合に
領域3を空乏化すれば、リセット時のリセットノイズを
除去でき、更にローノイズとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は電荷検出回路に関し、特
にCCDの電荷検出回路に関する。
【従来技術】CCDの出力容量領域に検出用トランジス
タのゲート電極及びリセットスイッチの一端が接続され
るフローティングディフュージョンアンプ(FDA)は
公知である。FDAは簡単な回路構造を持つが、出力容
量をリセットする時にリセットノイズ(KTCノイズ)
を発生するので、リセットノイズ低減の為に相関2重サ
ンプリング(CDSと略称される。)が提案されてい
る。これらのFDA、CDSは例えばセキンとトンプセ
ット、電荷転送デバイス、近代科学社、などによって周
知である。特開58−37995,57−194677
はCDS回路の改善を提案する。
【発明が解決しようとする課題】例えばCCD固体撮像
素子においてノイズの低減が要求されている。また、こ
れらの固体撮像素子は現状において集積度が不十分であ
り、その改善を要求されている。しかし集度の増加と共
に信号電荷量が小さくなり、SN比が低下する。従って
集積度を増加するためにはノイズを低下する必要があ
る。本発明の第1の目的はCCDのノイズを低減する事
である。前記FDAにおいて、検出用トランジスタには
一般にMOSトランジスタが使用される。しかしMOS
トランジスタはノイズが大きい欠点を持つ。本発明の第
2の目的は電荷検出回路の検出用トランジスタのノイズ
の低減である。
【課題を解決するための手段】本発明の電荷検出回路
は、CCDの端部に形成され、前記CCDの信号電荷を
受け取る第1導電型の出力容量領域と、前記出力容量領
域をリセットするリセットスイッチと、前記出力容量領
域にゲート領域が接続される検出用トランジスタとを備
える電荷検出回路において、前記検出用トランジスタは
縦型接合ゲートトランジスタからなり、前記出力容量領
域は前記検出用トランジスタのゲート領域を兼ねること
を特徴としている。好適な態様において、前記CCDは
第1導電型のバルクチャンネル領域を備え、前記縦型接
合ゲートトランジスタの前記ゲート領域は前記バルクチ
ャンネル領域と同工程で形成される。好適な態様におい
て、前記縦型接合ゲートトランジスタは、前記リセット
スイッチのリセットにより空乏化される前記ゲート領域
を有する。
【作用及び発明の効果】本明細書は、検出用トランジス
タに縦型接合ゲートトランジスタを使用する事を開示す
る。縦型接合ゲートトランジスタは検出用トランジスタ
として使用されていたMOSトランジスタに比べて低雑
音であり、そし電流駆動能力が大きい利点を持つ。また
本明細書は、CCDの出力信号電圧をソースホロワ動作
をする縦型接合ゲートトランジスタによって電流増幅を
する事が開示される。このようにすれば縦型接合ゲート
トランジスタは基板またはウエル領域をドレンとする事
ができるので、製造工程が簡単になる。そしてこの縦型
接合ゲートトランジスタの出力ソース電圧はチャンネル
の水平幅の制御によって自由にレベルシフトできるの
で、後の信号処理が簡単になる。従来のソースホロワM
OSトランジスタにおいて、出力ソース電圧はCCDの
リセット電圧VRからMOSトランジスタのしきい値電
圧VTを減算した電圧値になるので、かなりの高電圧に
なり、更にレベルシフトする必要が有った。また本明細
書は、CCDをバルクチャンネル構造とし、そして縦型
接合ゲートトランジスタのゲートをバルクチャンネル製
造工程で作る事を開示する。このようにすれば製造工程
は非常に簡単になる。また本明細書は、縦型接合ゲート
トランジスタのゲート領域をCCDの出力端に配置し、
そしてCCDの信号電荷を上記の縦型接合ゲートトラン
ジスタのゲート領域に転送する事を開示する。このよう
にすればFDA(浮遊拡散増幅器)の出力接合ダイオー
ドが検出用トランジスタのゲートを兼ねるので、出力容
量が減少できる。そしてリセットノイズ(KTCノイ
ズ)を低減できる。また本明細書は、縦型接合ゲートト
ランジスタのゲート領域を低濃度に作り、そして上記ゲ
ート領域をリセット手段の一端に接続し、上記のリセッ
ト手段によって上記のゲート領域を空乏化する事を開示
する。このようにすれば、CCD電荷検出用回路のリセ
ットノイズは除去できる。好ましい1実施例において、
縦型接合ゲートトランジスタのゲート領域はCCDのバ
ルクチャンネル領域を延長して作られる。上記のリセッ
ト手段は一般にMOSリセットトランジスタである電位
障壁でもよい。上記の電位障壁を使用する時に、上記の
ゲート領域はゲート領域に容量を介してクロック電圧を
印加する事によって、またはリセット手段のドレン領域
にクロック電圧を印加する事によって実施される。勿
論、上記ゲート領域空乏化の意味は、縦型接合ゲートト
ランジスタのゲート領域の信号電荷をより深い電位を持
つリセット手段のチャンネル領域を通過して完全転送す
る事であり、上記のゲート領域に少量の非転送電荷が残
留する事は可能である。また本明細書は、MOS固体撮
像素子のブルーミング防止用ウエル領域と同じ製造工程
で縦型接合ゲートトランジスタのドレン領域を作る事を
特徴とする。一般にMOS固体撮像素子はブルーミング
防止用P型ウエル領域を備えるので、このようにすれば
製造工程は簡単にできる。 発明を実施するための最良の形態 図1は本発明の1実施例断面図である。2×1015
子/CCのP型基板1上に1016原子/CCのN型バ
ルクチャンネル領域2が作られ、その上に絶縁膜12が
介してCCDの転送電極13,14が作られる。そして
バルクチャンネル領域2を延長して縦型接合ゲートトラ
ンジスタのN型ゲート領域3が作られる。N型ゲート領
域3は開口されて縦型接合ゲートトランジスタのP型チ
ャンネル領域5が作られる。そしてその上に1020
子/CCのP型領域4が縦型接合ゲートトランジスタの
ソース領域としてドープされる。P型基板1は縦型接合
ゲートトランジスタのドレン領域となる。ゲート領域3
はリセットスイッチのMOSゲート電極6の下のバルク
チャンネル領域6Bを介して1020原子/CCのN型
ドレン領域(リセットスイッチ用)7に接続される。P
型ソース領域4は負荷素子9を介して正方向により大き
い電源VDに接続される。N型ドレン領域7も電源VD
に接続される。その結果、この縦型接合ゲートトランジ
スタはソースホロワ動作をする。1実施例において、領
域2は1ミクロンの厚さを持ち、領域4,7は0.5ミ
クロンの厚さを持つ。1実施例において、電源電圧VD
は 12Vである。ただし、P型ソース領域4とN型ゲ
ート領域3が順バイアスしないように、負荷素子9の電
圧降下は十分に大きい必要がある。CCDの転送電極1
3,14によって信号電子はN型ゲート領域3に転送さ
れ、N型ゲート領域3の電位変化はP型ソース領域の電
圧変化に変換される。そしてリセット転送ゲート電極6
によってリセットスイッチのチャンネル6Bが深い電位
(たとえば+10V)になる時に、N型ゲート領域3の
信号電子はN型ドレン領域7に転送され、ゲート領域3
は空乏化される。この時に、ゲート領域3はリセットス
イッチのチャンネル6Bのチャンネルとドレンよりも浅
い電位(負方向に大きい電位)を持つ必要がある。1実
施例において、P型基板1は0Vの基準電源に接続され
る。図2は図1のチャンネル電圧図であり、リセットス
イッチのゲート電極6とCCDの転送電極13,14の
動作は普通のFDAを備えるCCDと同じである。図3
は図1の1実施例平面図である。図4は図1の縦型接合
ゲートトランジスタをFDAの増幅トランジスタとして
採用し、かつ、MOSリニア固体撮像素子と同じチップ
上に集積されたCDS回路を表す。20は図1に示す縦
型接合ゲートトランジスタ、19はソース抵抗、22は
ドレインであり、19、20、22はソース接地初段電
圧増幅回路(初段アンプ)を構成する。この初段アンプ
の出力電圧を結合コンデンサ30の第1電極に入力し、
結合コンデンサ30の第2電極24と基準電源VDをM
OSトランジスタからなるクランプスイッチ23で接続
し、そして結合コンデンサ30の第2電極24を、高い
入力抵抗を持つ電流増幅用のソースホロワ出力アンプの
ゲートに接続する。この出力アンプはMOSトランジス
タ25とその負荷素子26とからなる。したがって、図
4の回路はCDS回路を構成する。なお、従来では出力
アンプの出力電圧はさらに記載を省略されているサンプ
リングスイッチによってサンブリングされる。図4にお
いて、フォトダイオード17の信号電荷は水平走査回路
15によって制御される水平走査スイッチ16を介して
水平信号線(HSL)21に読み出される。HSL21
は検出用トランジスタであるソース接地動作縦型接合ゲ
ートトランジスタ20のゲート電極に接続され、更にリ
セットスイッチ18によって基準電源VDに接続され
る。縦型接合ゲートトランジスタ20のソース抵抗19
を介して基準電源VDに接続され、そしてその出力接点
であるドレンは抵抗22を介して第2基準電源VSに接
続される。1実施例においてVDは+10Vであり、V
Sは0Vである。トランジスタ20の出力接点は結合コ
ンデンサ30の第1電極に接続され、その第2電極はソ
ースホロワトランジスタ25のゲート電極に接続され、
更にクランプスイッチ23を介して電源VDに接続され
る。ソースホロワトランジスタ25のソース電極は負荷
素子26を介して第2基準電源VSに接続される。ただ
しここでは、トランジスタ20はP型チャンネル縦型接
合ゲートトランジスタであり、トランジスタ25はN型
チャンネルMOSトランジスタである。初段アンプは4
倍以上の電圧増幅率を持つ事が好ましい。図4のCDS
回路の動作が図5のクロック電圧図で説明される。期間
1にスイッチ18が導通し、HSL21をリセットす
る。期間2にスイッチ23が導通し、接点24を一定電
圧にクランプする。期間3に水平走査スイッチ16が導
通し、信号電子をHSL21に出力する。期間4に記載
を省略されているサンプリングスイッチが出力電圧Vo
を選択する。なお本発明者によって発明された水平走査
コンデンサを上記の水平走査スイッチの代わりに使用す
るMOS転送エリアセンサにおいて、水平走査ノイズが
小さいので、サンプリングスイッチを省略でき、その結
果、期間4は省略できる。図6は図4のCDS回路の1
実施例断面図である。2×1015原子/CCのN型基
板35に上に、1016原子/CCのP型ウエル領域3
3,36が作られる。それらの表面に1020原子/C
CのN+形領域31,37,51,52,53,54が
作られ、1020原子/CCのP+形領域32,34が
作られる。ソース接地縦型接合ゲートトランジスタ20
のゲート電極であるN型領域31はそのソース電極であ
るP型領域32の周囲を囲んで配置される。ドレン電極
であるP型領域34はMOS結合コンデンサ30の第1
電極であるN型領域37に接続され、その第2電極であ
るMOSゲート電極38はソースホロワMOSトランジ
スタ25のゲート電極55とMOSクランプスイッチ2
3の第1電極であるN型領域53に接続される。従って
N型領域51は出力信号電圧Voを発生するソース電極
であり、ソース負荷素子26を介して第2基準電源VS
に接続される。ソースホロワトランジスタ25のゲート
電極55のMOS容量とN型領域53の接合容量より結
合コンデンサ30のMOS容量が大幅に大きければ、縦
型接合ゲートトランジスタ20のドレン電極34の出力
信号電圧は殆ど劣化せずにゲート電極55に伝達され
る。そしてコンデンサ30のMOSゲート電極38の下
には常に反転チャンネルが作られるので、その容量は一
定である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電荷検出回路の1実施例断面図であ
る。
【図2】図2は図1のチャンネル電位図である。
【図3】本発明の電荷検出回路の1実施例断面図であ
る。
【図4】本発明のCDS回路を備えるMOSリニア固体
撮像素子の1実施例等価回路である。
【図5】図4のクロック電圧図である。
【図6】図4の1実施例断面図である。
【符号の説明】
1 縦型接合ゲートトランジスタのドレン領域 2 CCDのバルクチャンネル領域 3 縦型接合ゲートトランジスタのゲート領域兼CCD
の出力容量領域 4 縦型接合ゲートトランジスタのソース領域 6 リセットスイッチのゲート電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CCDの端部に形成され、前記CCDの信
    号電荷を受け取る第1導電型の出力容量領域と、前記出
    力容量領域をリセットするリセットスイッチと、前記出
    力容量領域にゲート領域が接続される検出用トランジス
    タとを備える電荷検出回路において、 前記検出用トランジスタは縦型接合ゲートトランジスタ
    からなり、前記出力容量領域は前記検出用トランジスタ
    のゲート領域を兼ねることを特徴とする電荷検出回路。
  2. 【請求項2】前記CCDは第1導電型のバルクチャンネ
    ル領域を備え、前記縦型接合ゲートトランジスタの前記
    ゲート領域は前記バルクチャンネル領域と同工程で形成
    される請求項1記載の電荷検出回路。
  3. 【請求項3】前記縦型接合ゲートトランジスタは、前記
    リセットスイッチのリセットにより空乏化される前記ゲ
    ート領域を有する請求項1記載の電荷検出回路。
JP4294709A 1992-09-21 1992-09-21 電荷検出回路 Pending JPH05243282A (ja)

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