JPH05241416A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH05241416A JPH05241416A JP4043506A JP4350692A JPH05241416A JP H05241416 A JPH05241416 A JP H05241416A JP 4043506 A JP4043506 A JP 4043506A JP 4350692 A JP4350692 A JP 4350692A JP H05241416 A JPH05241416 A JP H05241416A
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- Japan
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- image
- color
- image forming
- charging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なシステムで鮮明な多色合成画像を得る
ことのできる画像形成方法を提供する。 【構成】 合成モードにおいて、感光体11上に第1原稿
の第1色と第2原稿の第1色との潜像形成を行い、第1
色のトナーを収納した現像器15で上記両潜像を現像し、
次に第1原稿の第2色と第2原稿の第2色の潜像を形成
し、第2色のトナーを収納した現像器16で上記両潜像を
現像し、続いて同様に第3色、第4色と画像形成プロセ
スを行うことを特徴としている。
ことのできる画像形成方法を提供する。 【構成】 合成モードにおいて、感光体11上に第1原稿
の第1色と第2原稿の第1色との潜像形成を行い、第1
色のトナーを収納した現像器15で上記両潜像を現像し、
次に第1原稿の第2色と第2原稿の第2色の潜像を形成
し、第2色のトナーを収納した現像器16で上記両潜像を
現像し、続いて同様に第3色、第4色と画像形成プロセ
スを行うことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色画像形成方法に関
し、特に、像形成体又は転写体上に複数枚の原稿の合成
画像を形成することのできる多色画像形成方法に関する
ものである。
し、特に、像形成体又は転写体上に複数枚の原稿の合成
画像を形成することのできる多色画像形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真法により多色画
像を形成するには、成分色ごとに帯電、露光、現像の画
像形成工程を繰り返して、各色のトナー像を重ねたの
ち、転写するようにしている。
像を形成するには、成分色ごとに帯電、露光、現像の画
像形成工程を繰り返して、各色のトナー像を重ねたの
ち、転写するようにしている。
【0003】この画像形成方法の原理を図9のフローチ
ャートにより説明する。図9は像形成体である感光体の
表面電位の変化を示したものであり、帯電極性が正であ
る場合を例にとっている。
ャートにより説明する。図9は像形成体である感光体の
表面電位の変化を示したものであり、帯電極性が正であ
る場合を例にとっている。
【0004】PHは感光体の露光部、DAは感光体の非
露光部、DUPは露光部PHに第1回現像で正帯電トナ
ーTが付着したために生じた電位の上昇分、CUPは第
2回目帯電により生じた露光部PHの電位上昇分を示
す。
露光部、DUPは露光部PHに第1回現像で正帯電トナ
ーTが付着したために生じた電位の上昇分、CUPは第
2回目帯電により生じた露光部PHの電位上昇分を示
す。
【0005】感光体はスコロトロン帯電器等により一様
な帯電が施されて、一定の正の表面電位Eが与えられ
る。この表面電位Eはレーザ・陰極線管・液晶シャッタ
ー・LED等の露光源による第1回目の像露光により露
光部PHにおいて零電位に近い所まで低下する。
な帯電が施されて、一定の正の表面電位Eが与えられ
る。この表面電位Eはレーザ・陰極線管・液晶シャッタ
ー・LED等の露光源による第1回目の像露光により露
光部PHにおいて零電位に近い所まで低下する。
【0006】ここで現像装置に対し、直流成分が未露光
部の表面電位Eにほぼ等しい正のバイアスを印加して現
像することにより、現像装置内の正帯電トナーTが相対
的に電位の低い露光部PHに付着するようになり、第1
の可視像が形成される。
部の表面電位Eにほぼ等しい正のバイアスを印加して現
像することにより、現像装置内の正帯電トナーTが相対
的に電位の低い露光部PHに付着するようになり、第1
の可視像が形成される。
【0007】この可視像が形成された領域は、正帯電ト
ナーTが付着したことにより電位がDUP分上昇する
が、次に帯電器により第2回目の帯電が施されることに
より、さらに電位がCUP分上昇して非露光部DAと同
様に初期の表面電位Eが得られる。
ナーTが付着したことにより電位がDUP分上昇する
が、次に帯電器により第2回目の帯電が施されることに
より、さらに電位がCUP分上昇して非露光部DAと同
様に初期の表面電位Eが得られる。
【0008】次に表面に一様な表面電位Eが得られた感
光体の表面に第2回目の像露光が施されて静電潜像が形
成され、同様の現像操作を経て第2の可視像が得られ
る。
光体の表面に第2回目の像露光が施されて静電潜像が形
成され、同様の現像操作を経て第2の可視像が得られ
る。
【0009】以上のプロセスを繰り返すことにより、感
光体上に多色トナー像が得られ、これを記録紙に転写
し、さらにこれを加熱又は加圧して定着することにより
多色画像が得られる。
光体上に多色トナー像が得られ、これを記録紙に転写
し、さらにこれを加熱又は加圧して定着することにより
多色画像が得られる。
【0010】ここで感光体に残留するトナー及び電荷は
クリーニングされて次の多色像形成に備えられる。
クリーニングされて次の多色像形成に備えられる。
【0011】かかる帯電を省略せず毎回帯電を繰り返す
場合、帯電前に露光ランプあるいはコロナ放電による除
電工程を入れるようにしてもよい。
場合、帯電前に露光ランプあるいはコロナ放電による除
電工程を入れるようにしてもよい。
【0012】前記多色画像形成方法において、例えばイ
エロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー像を感光
体上に重ね合わせて形成する場合が多く、これは以下の
理由による。
エロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー像を感光
体上に重ね合わせて形成する場合が多く、これは以下の
理由による。
【0013】イエロー、マゼンタ、シアンの3原色を重
ね合わせることにより、黒の画像が得られる筈である
が、実用される3原色用のトナーは理想の吸収波長域を
有するものではなくまた3原色のトナー像の厳密な位置
合わせが困難であること等のため、3原色だけでは文字
や線画等に要請される鮮明な黒を再現するのは困難であ
る。
ね合わせることにより、黒の画像が得られる筈である
が、実用される3原色用のトナーは理想の吸収波長域を
有するものではなくまた3原色のトナー像の厳密な位置
合わせが困難であること等のため、3原色だけでは文字
や線画等に要請される鮮明な黒を再現するのは困難であ
る。
【0014】そこで前記のように3原色の外に黒を加え
た4色のトナー像を重ね合わせて原稿により近い多色画
像を得るようにしている。
た4色のトナー像を重ね合わせて原稿により近い多色画
像を得るようにしている。
【0015】また、前記多色画像形成方法においては、
静電潜像の現像方法として反転現像法が用いられる。こ
の反転現像法においては、感光体のトナー像形成部のみ
を露光すればよく、正規現像の場合のように背景部を隙
間なく露光する必要がないので、すでにトナー像が形成
されている感光体へも比較的容易に潜像を形成すること
ができる。
静電潜像の現像方法として反転現像法が用いられる。こ
の反転現像法においては、感光体のトナー像形成部のみ
を露光すればよく、正規現像の場合のように背景部を隙
間なく露光する必要がないので、すでにトナー像が形成
されている感光体へも比較的容易に潜像を形成すること
ができる。
【0016】また、感光体の疲労が少なく寿命が伸びる
などの利点がある。さらには2回目以降の帯電がトナー
と同極性で行われるため、静電転写に支障を来すような
こともない。
などの利点がある。さらには2回目以降の帯電がトナー
と同極性で行われるため、静電転写に支障を来すような
こともない。
【0017】前記各潜像形成方法は、いずれも階調表現
が可能な方法であるが、かかる方法による階調表現はい
わゆる多段階調であるため多大の画像データの容量が必
要とされる。
が可能な方法であるが、かかる方法による階調表現はい
わゆる多段階調であるため多大の画像データの容量が必
要とされる。
【0018】そにで各画素を二値化あるいは多値化して
記録し、その分布によって疑似的に階調表現を行うと共
に、画像データの容量が少なくてすむようにした画像デ
ータ形成方法が提案されている。
記録し、その分布によって疑似的に階調表現を行うと共
に、画像データの容量が少なくてすむようにした画像デ
ータ形成方法が提案されている。
【0019】前記画像データ形成方法により画像の階調
を表現するには、例えば多値記録、パルス幅変調、濃度
パターン法やディザ法等が用いられている。
を表現するには、例えば多値記録、パルス幅変調、濃度
パターン法やディザ法等が用いられている。
【0020】図1は本発明を適用した実施例に用いられ
る画像形成装置の断面図、図4は図1の画像形成装置に
用いられる露光装置であるレーザ書込み装置である。
る画像形成装置の断面図、図4は図1の画像形成装置に
用いられる露光装置であるレーザ書込み装置である。
【0021】図1において、感光体ドラム11は矢示方向
に回動する感光体で、この感光体11上にはスコロトロン
帯電器12により一様な電荷が付与される。この一様な電
荷は、以下の像露光手段により像露光されて、静電荷像
である静電潜像が形成される。
に回動する感光体で、この感光体11上にはスコロトロン
帯電器12により一様な電荷が付与される。この一様な電
荷は、以下の像露光手段により像露光されて、静電荷像
である静電潜像が形成される。
【0022】例えば、露光系として図4の露光器14が用
いられその露光器14からのレーザ光Lにより像露光され
て、感光体11上には各色に対応する静電潜像が形成され
る。
いられその露光器14からのレーザ光Lにより像露光され
て、感光体11上には各色に対応する静電潜像が形成され
る。
【0023】前記各色に対応する静電潜像のうちの黒に
対応する静電潜像は、黒データにより変調されたレーザ
光Lの照射により形成される。前記黒に対応する静電潜
像は、第1の現像装置15により現像され、感光体11上に
第1のトナー像(黒トナー像)が形成される。
対応する静電潜像は、黒データにより変調されたレーザ
光Lの照射により形成される。前記黒に対応する静電潜
像は、第1の現像装置15により現像され、感光体11上に
第1のトナー像(黒トナー像)が形成される。
【0024】この第1のトナー像は、除電ランプ40によ
り感光体11を除電した後記録紙Pに転写されることな
く、感光体11上に再びスコロトロン帯電器12により帯電
が施される。
り感光体11を除電した後記録紙Pに転写されることな
く、感光体11上に再びスコロトロン帯電器12により帯電
が施される。
【0025】次いで、イエローデータによりレーザ光が
変調され、この変調されたレーザ光Lが感光体11上に照
射されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、第2
の現像装置16により現像されて、第2のトナー像(イエ
ロートナー像)が形成される。
変調され、この変調されたレーザ光Lが感光体11上に照
射されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、第2
の現像装置16により現像されて、第2のトナー像(イエ
ロートナー像)が形成される。
【0026】前記と同様にして第3現像装置17、第4現
像装置18により順次現像されて、第3のトナー像(マゼ
ンタトナー像)、第4のトナー像(シアントナー像)が
形成され、感光体11上に順次積層された4色トナー像が
形成される。
像装置18により順次現像されて、第3のトナー像(マゼ
ンタトナー像)、第4のトナー像(シアントナー像)が
形成され、感光体11上に順次積層された4色トナー像が
形成される。
【0027】これら4色トナー像は、同様にして除電ラ
ンプ40により感光体11を除電された後、帯電器19により
再帯電され、給紙装置20から供給された記録紙P上に転
写器24の作用で転写される。ここでの帯電はスコロトロ
ン帯電器12による帯電と同程度の帯電性を有するのが望
ましい。このようにすることにより先に再帯電されたト
ナーの条件と同一にでき、転写性が向上する。帯電器19
はスコロトロン帯電器が好ましい。
ンプ40により感光体11を除電された後、帯電器19により
再帯電され、給紙装置20から供給された記録紙P上に転
写器24の作用で転写される。ここでの帯電はスコロトロ
ン帯電器12による帯電と同程度の帯電性を有するのが望
ましい。このようにすることにより先に再帯電されたト
ナーの条件と同一にでき、転写性が向上する。帯電器19
はスコロトロン帯電器が好ましい。
【0028】ここで23は給紙ローラ、22はガイド板であ
る。
る。
【0029】そして、転写トナー像を担持した記録紙P
は、分離器25により感光体11から分離され、ガイド26及
び搬送ベルト27により搬送されて定着ローラ28に搬入さ
れ加熱定着されて排紙皿29に排出される。
は、分離器25により感光体11から分離され、ガイド26及
び搬送ベルト27により搬送されて定着ローラ28に搬入さ
れ加熱定着されて排紙皿29に排出される。
【0030】一方、転写が終了した感光体11はトナー像
形成中は使用されなかった除電器31により除電された
後、表面に残っているトナーをトナー像形成中は解除さ
れていたクリーニング装置30のブレード32及びファーブ
ラシにより除去され、次の多色像形成に支障のないよう
にされる。
形成中は使用されなかった除電器31により除電された
後、表面に残っているトナーをトナー像形成中は解除さ
れていたクリーニング装置30のブレード32及びファーブ
ラシにより除去され、次の多色像形成に支障のないよう
にされる。
【0031】また、その他のカラー画像形成方法として
は、図2に示した転写体を有したものがある。この画像
形成方法は感光体上で帯電、像露光、現像により形成さ
れたトナー像を転写体上に巻き付いた転写紙上に順次転
写して重ね合わせるものである。
は、図2に示した転写体を有したものがある。この画像
形成方法は感光体上で帯電、像露光、現像により形成さ
れたトナー像を転写体上に巻き付いた転写紙上に順次転
写して重ね合わせるものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上述したように制御さ
れた画像形成装置において、図11に示すように第1原稿
の任意のA1部分(第1画像という)と第2原稿の任意
のB2部分(第2画像という)を合成した画像を形成す
る場合、従来は、まず、像形成体上又は、転写体上にA
1部分の多色像を形成し、次にB2部分の多色像を重ねて
形成する方法が行われていた。このため、像露光、現像
による像形成は、例えば、イエロー(Y)→マゼンタ
(M)→シアン(C)→黒(BK)、再びY→M→C→
BKの順に、2度同じプロセスが繰り返して行われてい
た。
れた画像形成装置において、図11に示すように第1原稿
の任意のA1部分(第1画像という)と第2原稿の任意
のB2部分(第2画像という)を合成した画像を形成す
る場合、従来は、まず、像形成体上又は、転写体上にA
1部分の多色像を形成し、次にB2部分の多色像を重ねて
形成する方法が行われていた。このため、像露光、現像
による像形成は、例えば、イエロー(Y)→マゼンタ
(M)→シアン(C)→黒(BK)、再びY→M→C→
BKの順に、2度同じプロセスが繰り返して行われてい
た。
【0033】このため混色が発生し易く鮮明な画像が得
られないばかりか、2画像分のメモリを必要とし、使用
する現像器を頻繁に切り換えなければならないという問
題点があった。
られないばかりか、2画像分のメモリを必要とし、使用
する現像器を頻繁に切り換えなければならないという問
題点があった。
【0034】この発明は前記のような従来のものの持つ
問題点を解決して、プロセス制御の簡単な鮮明な画像の
得られる画像形成方法を得ることを目的とする。
問題点を解決して、プロセス制御の簡単な鮮明な画像の
得られる画像形成方法を得ることを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的は、帯電、像露
光、現像を像形成体に対して行い、像形成体あるいは転
写体上にカラートナー像を重ね合わせる画像形成方法に
関し、像形成体上にカラートナー像を重ね合わせるもの
では、帯電、像露光、現像を像形成体に対して行い、像
形成体上にカラートナー像を重ね合わせる画像形成方法
において、第1の画像と第2の画像を重ね合わせる工程
が、像形成体の最初の回転時に、帯電、第1の画像によ
る第1色目の像露光、第1色目の現像、次の回転時に帯
電、第2の画像による第1色目の像露光、第1色目の現
像に引き続き、次の回転時に帯電、第1の画像による第
2色目の像露光、第2色目の現像、次の回転時帯電、第
2の画像による第2色目の像露光、第2色目の現像を行
うことを特徴とする画像形成方法によって達成される。
光、現像を像形成体に対して行い、像形成体あるいは転
写体上にカラートナー像を重ね合わせる画像形成方法に
関し、像形成体上にカラートナー像を重ね合わせるもの
では、帯電、像露光、現像を像形成体に対して行い、像
形成体上にカラートナー像を重ね合わせる画像形成方法
において、第1の画像と第2の画像を重ね合わせる工程
が、像形成体の最初の回転時に、帯電、第1の画像によ
る第1色目の像露光、第1色目の現像、次の回転時に帯
電、第2の画像による第1色目の像露光、第1色目の現
像に引き続き、次の回転時に帯電、第1の画像による第
2色目の像露光、第2色目の現像、次の回転時帯電、第
2の画像による第2色目の像露光、第2色目の現像を行
うことを特徴とする画像形成方法によって達成される。
【0036】また、転写体上にカラートナー像を重ね合
わせるものでは、帯電、像露光、現像を像形成体に対し
て行ったのち、転写体に転写して該転写体上にカラート
ナー像を重ね合わせる画像形成方法において、第1の画
像と第2の画像を重ね合わせる工程が、転写体の最初の
回転時に、帯電、第1の画像による第1色目の像露光、
第1色目の現像、次の回転時に帯電、第2の画像による
第1色目の像露光、第1色目の現像に引き続き、次の回
転時に帯電、第1の画像による第2色目の像露光、第2
色目の現像、次の回転時帯電、第2の画像による第2色
目の像露光、第2色目の現像を行うことを特徴とする画
像形成方法によって達成される。
わせるものでは、帯電、像露光、現像を像形成体に対し
て行ったのち、転写体に転写して該転写体上にカラート
ナー像を重ね合わせる画像形成方法において、第1の画
像と第2の画像を重ね合わせる工程が、転写体の最初の
回転時に、帯電、第1の画像による第1色目の像露光、
第1色目の現像、次の回転時に帯電、第2の画像による
第1色目の像露光、第1色目の現像に引き続き、次の回
転時に帯電、第1の画像による第2色目の像露光、第2
色目の現像、次の回転時帯電、第2の画像による第2色
目の像露光、第2色目の現像を行うことを特徴とする画
像形成方法によって達成される。
【0037】
【実施例】まず、本発明の概要について説明する。
【0038】本発明は、例えば、オフィスで用いられる
1単位の画像を形成する原稿の大きさは通常紙サイズの
大きさではA−3,A−4,B−4,B−5等が多く、
このためにプリンタやコピヤとして用いる場合、像形成
体の周囲長、幅が少なくとも最大の紙サイズを含む大き
さである必要がある。すなわち、周囲長が紙サイズの長
さよりも長い必要がある。
1単位の画像を形成する原稿の大きさは通常紙サイズの
大きさではA−3,A−4,B−4,B−5等が多く、
このためにプリンタやコピヤとして用いる場合、像形成
体の周囲長、幅が少なくとも最大の紙サイズを含む大き
さである必要がある。すなわち、周囲長が紙サイズの長
さよりも長い必要がある。
【0039】例えば、最大A−3をプリントできるドラ
ム状像形成体にあっては、展開した状態を図10に示す
と、A−3の用紙を巻き付けた周長よりも一回り大きく
なっており、この大きさ内にはA−4を2枚縦に入れる
ことができる。勿論、B−5の場合にも2枚入れること
ができる。
ム状像形成体にあっては、展開した状態を図10に示す
と、A−3の用紙を巻き付けた周長よりも一回り大きく
なっており、この大きさ内にはA−4を2枚縦に入れる
ことができる。勿論、B−5の場合にも2枚入れること
ができる。
【0040】また、原稿載置台も同様にA−4、B−5
は2枚載置することができる。
は2枚載置することができる。
【0041】(実施例1)本実施例は、原稿のサイズが
A−4あるいはB−5サイズであるとき、原稿載置台に
第1原稿と第2原稿を並列に置き、操作部で合成モード
にセットし、図11に示す合成画像を形成する実施例で
ある。
A−4あるいはB−5サイズであるとき、原稿載置台に
第1原稿と第2原稿を並列に置き、操作部で合成モード
にセットし、図11に示す合成画像を形成する実施例で
ある。
【0042】操作部で合成モードにセットすると、画像
読み取り装置の原稿読み取り1往復に対し(ここで画像
合成位置に合うように原稿読取りは、各色毎に各原稿に
対し1回ずつ行われる。)像形成体は2回転するように
制御が変更される。
読み取り装置の原稿読み取り1往復に対し(ここで画像
合成位置に合うように原稿読取りは、各色毎に各原稿に
対し1回ずつ行われる。)像形成体は2回転するように
制御が変更される。
【0043】また、この場合の原稿は第1原稿のA1部
分以外の部分及び第2原稿のB2部分以外の部分は覆い
隠されているか、又は、操作部のエジターにおいて領域
指定するとその指定された領域のみの画像データが出力
されるようになっている(以下、第1原稿のA1部分を
第1画像、第2原稿のB2部分を第2画像という)。
分以外の部分及び第2原稿のB2部分以外の部分は覆い
隠されているか、又は、操作部のエジターにおいて領域
指定するとその指定された領域のみの画像データが出力
されるようになっている(以下、第1原稿のA1部分を
第1画像、第2原稿のB2部分を第2画像という)。
【0044】このデータによって、像形成体上では、帯
電を行った後に第1画像の第1色の像露光を行い、第1
色のトナーを収容した現像器で現像し、次に第2画像の
第1色の像露光を行い、第1色の現像を行い、次に第1
画像の第2色の像露光・現像、第2画像の第2色の像露
光・現像を行うことを第3色、第4色と繰り返す。この
ようにして形成された複数枚の原稿から合成された多色
トナー画像は同期して搬送されてきた記録紙に転写され
た後に定着されて排出される。ここで原稿の読取りは像
形成体上の合成位置に合わせて各原稿に対して同期した
読取りが行われている。
電を行った後に第1画像の第1色の像露光を行い、第1
色のトナーを収容した現像器で現像し、次に第2画像の
第1色の像露光を行い、第1色の現像を行い、次に第1
画像の第2色の像露光・現像、第2画像の第2色の像露
光・現像を行うことを第3色、第4色と繰り返す。この
ようにして形成された複数枚の原稿から合成された多色
トナー画像は同期して搬送されてきた記録紙に転写され
た後に定着されて排出される。ここで原稿の読取りは像
形成体上の合成位置に合わせて各原稿に対して同期した
読取りが行われている。
【0045】入力系を有するカラー画像形成システム
(フレームメモリを用いずに画像読取り装置と同期して
像形成体上にトナー像を順次形成するシステム)の概要
を図3により説明する。
(フレームメモリを用いずに画像読取り装置と同期して
像形成体上にトナー像を順次形成するシステム)の概要
を図3により説明する。
【0046】まず、画像読み取り装置及びプリンターは
通常のプリントの場合、最大でA−3サイズまで扱うこ
とができるものである。
通常のプリントの場合、最大でA−3サイズまで扱うこ
とができるものである。
【0047】この場合、画像読み取り装置上にA−3の
原稿を置いた場合は、画像読み取りと像形成体への書き
込みとは同期して行われ、これを繰り返すことで像形成
体上に多色トナー像を形成することができる。
原稿を置いた場合は、画像読み取りと像形成体への書き
込みとは同期して行われ、これを繰り返すことで像形成
体上に多色トナー像を形成することができる。
【0048】本発明の合成モードの場合は、2つの原稿
(第1原稿と第2原稿で最大サイズA−4)を並列に並
べ、各原稿に対し順次画像読み取りが行われ、その間に
ドラム状像形成体は2回転し、像形成体上に2つの原稿
を合成した多色トナー像を形成する。このようにして形
成された合成多色トナー像はトナー像に同期して搬送さ
れた紙に転写されて順次排出され、このような2つの原
稿を用いた場合の画像形成装置は図6及び図7に示さ
れ、またタイムチャートは図8に示されていて、E
B1,EY1,EM1,EC1は基準トナー像形成のために
書き込まれた、いわゆるパッチに応じたものであり、こ
れを各現像器によって現像し(現像タイミングはD
B1,DY1,DM1,DC1)、その現像状態からトナー
濃度コントロールを行う。またこの情報(パッチ情報)
から帯電電位、露光強度、現像バイアスへフィードバッ
クされて用いられる態様もある。
(第1原稿と第2原稿で最大サイズA−4)を並列に並
べ、各原稿に対し順次画像読み取りが行われ、その間に
ドラム状像形成体は2回転し、像形成体上に2つの原稿
を合成した多色トナー像を形成する。このようにして形
成された合成多色トナー像はトナー像に同期して搬送さ
れた紙に転写されて順次排出され、このような2つの原
稿を用いた場合の画像形成装置は図6及び図7に示さ
れ、またタイムチャートは図8に示されていて、E
B1,EY1,EM1,EC1は基準トナー像形成のために
書き込まれた、いわゆるパッチに応じたものであり、こ
れを各現像器によって現像し(現像タイミングはD
B1,DY1,DM1,DC1)、その現像状態からトナー
濃度コントロールを行う。またこの情報(パッチ情報)
から帯電電位、露光強度、現像バイアスへフィードバッ
クされて用いられる態様もある。
【0049】図において、ハイレベルでは、各手段が駆
動されていることを示す。
動されていることを示す。
【0050】また図8のRA1,RB1,RA2,RB2,
RA3,RB3,RA4,RB4は第1原稿,第2原稿をス
キャナーで読み取るタイミングを示し、図8のVB,V
Y,VM,VCはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シ
アンのトナー現像を行うための帯電タイミング、EB
A2,EBB2,EYA2,EYB2,EMA2,EMB2,EC
A2,ECB2はそれぞれタイミングRA1,RB1,R
A2,RB2,RA3,RB3,RA4,RB4で読み取った
黒、イエロー、マゼンタ、シアンの情報を書き込むタイ
ミングで、この書き込まれた情報はタイミングDB2,
DY2,DM2,DC2によって黒、イエロー、マゼン
タ、シアンの現像が現像器15,16,17,18によって行わ
れる。
RA3,RB3,RA4,RB4は第1原稿,第2原稿をス
キャナーで読み取るタイミングを示し、図8のVB,V
Y,VM,VCはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シ
アンのトナー現像を行うための帯電タイミング、EB
A2,EBB2,EYA2,EYB2,EMA2,EMB2,EC
A2,ECB2はそれぞれタイミングRA1,RB1,R
A2,RB2,RA3,RB3,RA4,RB4で読み取った
黒、イエロー、マゼンタ、シアンの情報を書き込むタイ
ミングで、この書き込まれた情報はタイミングDB2,
DY2,DM2,DC2によって黒、イエロー、マゼン
タ、シアンの現像が現像器15,16,17,18によって行わ
れる。
【0051】そして、図6、図7に示すように画像読み
取り装置に合成すべき多数枚原稿を自動給紙してプリン
トする装置(自動原稿供給装置)を有する場合、紙サイ
ズ検知あるいは紙サイズの指定によりA−4サイズの場
合は2枚の原稿を給送し、読み取り、2枚の原稿から合
成した多色トナー画像を像形成体上に形成する。
取り装置に合成すべき多数枚原稿を自動給紙してプリン
トする装置(自動原稿供給装置)を有する場合、紙サイ
ズ検知あるいは紙サイズの指定によりA−4サイズの場
合は2枚の原稿を給送し、読み取り、2枚の原稿から合
成した多色トナー画像を像形成体上に形成する。
【0052】図6には原稿面が下になるようにセットす
る原稿送り装置を用いた画像形成装置の1例の概略図
が、図7には原稿面が上になるようにセットする原稿送
り装置を用いた概略図形成装置の他の例の概略図がそれ
ぞれ示してあり、図6及び図7において、図1及び図5
に示す部材と同一の符号を付して説明を省略する。図6
に示すものにあっては自動原稿送り装置7にA−4の多
数枚原稿A(第1原稿),B(第2原稿)を表(記録し
ようとする画像がある側)が下になるようセットし、次
にコピースタートにより2枚の原稿B(第2原稿),A
(第1原稿)が給送され原稿台上にセットされる。そし
て、照明ランプ2、ミラー6a,6b,6c及びレンズ
3よりなる光学系が走査を図中左側から始めて情報をC
CDイメージセンサ4に読み取らせつつ、像形成体であ
る感光体11上に像露光・現像が行われる。
る原稿送り装置を用いた画像形成装置の1例の概略図
が、図7には原稿面が上になるようにセットする原稿送
り装置を用いた概略図形成装置の他の例の概略図がそれ
ぞれ示してあり、図6及び図7において、図1及び図5
に示す部材と同一の符号を付して説明を省略する。図6
に示すものにあっては自動原稿送り装置7にA−4の多
数枚原稿A(第1原稿),B(第2原稿)を表(記録し
ようとする画像がある側)が下になるようセットし、次
にコピースタートにより2枚の原稿B(第2原稿),A
(第1原稿)が給送され原稿台上にセットされる。そし
て、照明ランプ2、ミラー6a,6b,6c及びレンズ
3よりなる光学系が走査を図中左側から始めて情報をC
CDイメージセンサ4に読み取らせつつ、像形成体であ
る感光体11上に像露光・現像が行われる。
【0053】そして所定の動作が行われたのちに原稿
A,Bの合成プリントは排紙装置8(実施例ではソータ
を用いた)の排紙皿に表が上に重なって排出されるので
ページ揃えが行われる。
A,Bの合成プリントは排紙装置8(実施例ではソータ
を用いた)の排紙皿に表が上に重なって排出されるので
ページ揃えが行われる。
【0054】また図7に示すものにあっては自動原稿送
り装置7にA−4の合成すべき多数枚原稿を表が上にな
るようにセットし、次にコピースタートにより2枚の原
稿B(第2原稿),A(第1原稿)が給送され、原稿台
1上にセットされる。そして、照明ランプ2、ミラー6
a,6b,6c及びレンズ3よりなる光学系が走査を図
中右側から始めて情報をCCDイメージセンサ4に読み
取らせつつ、像形成体である感光体11上に像露光・現像
が行われる。
り装置7にA−4の合成すべき多数枚原稿を表が上にな
るようにセットし、次にコピースタートにより2枚の原
稿B(第2原稿),A(第1原稿)が給送され、原稿台
1上にセットされる。そして、照明ランプ2、ミラー6
a,6b,6c及びレンズ3よりなる光学系が走査を図
中右側から始めて情報をCCDイメージセンサ4に読み
取らせつつ、像形成体である感光体11上に像露光・現像
が行われる。
【0055】(実施例2)本実施例は、画像読み取り装
置上にA−3の原稿を置いた場合の図12に示す画像編集
を行うものである。画像読み取りと像形成体への書き込
みとは同期して行われ、これを繰り返すことで像形成体
上に編集した多色トナー像を形成することができる。編
集の際には操作部の指定により、各部分毎に階調補正に
より特定色の強調、マスキング係数を変更して色調の変
更を行うようにすることもできる。
置上にA−3の原稿を置いた場合の図12に示す画像編集
を行うものである。画像読み取りと像形成体への書き込
みとは同期して行われ、これを繰り返すことで像形成体
上に編集した多色トナー像を形成することができる。編
集の際には操作部の指定により、各部分毎に階調補正に
より特定色の強調、マスキング係数を変更して色調の変
更を行うようにすることもできる。
【0056】本実施例の編集モードでは、A−3の原稿
の画像読み取りが2回行われ、その間にドラム状像形成
体は2回転し、8回転により像形成体上に原稿を編集し
た多色の合成トナー像を形成する。このようにして形成
された多色の合成トナー像はトナー像に同期して搬送さ
れた紙に転写されて順次排出され、このような1つの原
稿を用いた場合の画像形成装置は図6及び図7に示され
る装置の、またタイムチャートは図8に示されていて、
EB1,EY1,EM1,EC1は基準トナー像形成のため
に書き込まれた、いわゆるパッチに応じたものであり、
これを各現像器によって現像し(現像タイミングはDB
1,DY1,DM1,DC1)、その現像状態からトナー濃
度コントロールを行う。またこの情報(パッチ情報)か
ら帯電電位、露光強度、現像バイアスへフィードバック
されて用いられる態様もある。
の画像読み取りが2回行われ、その間にドラム状像形成
体は2回転し、8回転により像形成体上に原稿を編集し
た多色の合成トナー像を形成する。このようにして形成
された多色の合成トナー像はトナー像に同期して搬送さ
れた紙に転写されて順次排出され、このような1つの原
稿を用いた場合の画像形成装置は図6及び図7に示され
る装置の、またタイムチャートは図8に示されていて、
EB1,EY1,EM1,EC1は基準トナー像形成のため
に書き込まれた、いわゆるパッチに応じたものであり、
これを各現像器によって現像し(現像タイミングはDB
1,DY1,DM1,DC1)、その現像状態からトナー濃
度コントロールを行う。またこの情報(パッチ情報)か
ら帯電電位、露光強度、現像バイアスへフィードバック
されて用いられる態様もある。
【0057】図において、ハイレベルでは、各手段が駆
動されていることを示す。
動されていることを示す。
【0058】また図8のRA1,RB1,RA2,RB2,
RA3,RB3,RA4,RB4は第1原稿のA1部分を読
み取り第1回目の画像を形成するための、また第2回目
の画像を形成するため第1原稿のA2部分をスキャナー
で読み取るタイミングを示し、図8のVB,VY,V
M,VCはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアンの
トナー現像を行うための帯電タイミング、EBA2,EB
B2,EYA2,EYB2,EMA2,EMB2,ECA2,ECB2
はそれぞれタイミングRA1,RB1,RA2,RB2,R
A3,RB3,RA4,RB4で読み取った黒、イエロー、
マゼンタ、シアンの情報を書き込むタイミングで、この
書き込まれた情報はタイミングDB2,DY2,DM2,
DC2によって黒、イエロー、マゼンタ、シアンの現像
が現像器15,16,17,18によって行われる。
RA3,RB3,RA4,RB4は第1原稿のA1部分を読
み取り第1回目の画像を形成するための、また第2回目
の画像を形成するため第1原稿のA2部分をスキャナー
で読み取るタイミングを示し、図8のVB,VY,V
M,VCはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアンの
トナー現像を行うための帯電タイミング、EBA2,EB
B2,EYA2,EYB2,EMA2,EMB2,ECA2,ECB2
はそれぞれタイミングRA1,RB1,RA2,RB2,R
A3,RB3,RA4,RB4で読み取った黒、イエロー、
マゼンタ、シアンの情報を書き込むタイミングで、この
書き込まれた情報はタイミングDB2,DY2,DM2,
DC2によって黒、イエロー、マゼンタ、シアンの現像
が現像器15,16,17,18によって行われる。
【0059】1つの本実施例として、第1の画像領域で
原稿をより青くカラー指定されたマスキング補正を行
い、第2の画像領域では、赤の単色画像で出力する。こ
の様に処理の異なった領域を形成する。
原稿をより青くカラー指定されたマスキング補正を行
い、第2の画像領域では、赤の単色画像で出力する。こ
の様に処理の異なった領域を形成する。
【0060】(実施例3)本実施例は転写体である転写
ドラム51を用いた図2に示す転写方式を用いたカラー画
像形成装置による例である。BK,Y,M,Cのトナーを
収容した現像器15、16、17、18は水平に一体となって配置
され全体が左右に移動可能に設けられていて、現像時に
は現像する色のトナーを収容した現像器が現像位置に移
動させられる。図1と同一内容は同一符号が付されてい
るので詳細な説明は省略する。
ドラム51を用いた図2に示す転写方式を用いたカラー画
像形成装置による例である。BK,Y,M,Cのトナーを
収容した現像器15、16、17、18は水平に一体となって配置
され全体が左右に移動可能に設けられていて、現像時に
は現像する色のトナーを収容した現像器が現像位置に移
動させられる。図1と同一内容は同一符号が付されてい
るので詳細な説明は省略する。
【0061】本実施例では原稿のサイズがA−4あるい
はB−5サイズであるとき、原稿載置台に第1原稿と第
2原稿を並列に置き、操作部で合成モードにセットし、
図11に示す合成画像を形成する実施例である。
はB−5サイズであるとき、原稿載置台に第1原稿と第
2原稿を並列に置き、操作部で合成モードにセットし、
図11に示す合成画像を形成する実施例である。
【0062】操作部で合成モードにセットすると、画像
読み取り装置の原稿読み取り1往復に対し(ここで画像
合成位置に合うように原稿読取りは、各色毎に各原稿に
対し1回ずつ行われる。)転写ドラム51は2回転するよ
うに制御が変更される。
読み取り装置の原稿読み取り1往復に対し(ここで画像
合成位置に合うように原稿読取りは、各色毎に各原稿に
対し1回ずつ行われる。)転写ドラム51は2回転するよ
うに制御が変更される。
【0063】転写ドラム51の1回転目において、実施例
1のときと同様に画像読取り部により第1画像の第1色
であるBK画像信号が読取られ、この信号により露光器14
のレーザ光を変調し、変調されたレーザ光Lは回転多面
鏡、fθレンズ等を介して、帯電器12による均一帯電が
付与された感光体ドラム11上に像露光されて静電潜像が
形成される。
1のときと同様に画像読取り部により第1画像の第1色
であるBK画像信号が読取られ、この信号により露光器14
のレーザ光を変調し、変調されたレーザ光Lは回転多面
鏡、fθレンズ等を介して、帯電器12による均一帯電が
付与された感光体ドラム11上に像露光されて静電潜像が
形成される。
【0064】この静電潜像は交流バイアス及び直流バイ
アスが付与された現像器15により非接触反転現像され
て、感光体ドラム11上にBKトナー像が形成される。この
BKトナー像は転写ドラム51に金具53によりその先端が咥
えられ、転写ドラム51上に捲付け固定された記録紙P上
に転写器24の作用で転写される。転写ドラム51の2回転
目において、前回と同様前露光及び均一帯電を受けた感
光体ドラム11は第2画像の第1色BK画像信号により変調
されたレーザ光Lにより像露光され、現像器15により非
接触反転現像されて感光体ドラム11上にBKトナー像が形
成され、BKトナー像を担持した記録紙P上に重ねてBKト
ナー像が転写される。以下実施例1と同様に以後転写ド
ラム51の3回転、4回転において第1、第2画像のY画
像信号に基づく像露光、現像器16によるYトナー現像の
のち転写、転写ドラム51の5回転、6回転において第
1、第2画像のM画像信号、続いて7回転、8回転にお
いて同様にC画像信号に基づくレーザ光Lによる潜像形
成が行われ、現像器17及び18による現像をへてMトナー
像及びCトナー像が形成され、それぞれ像形成毎に記録
紙P上に重ねて転写されてカラートナー像が形成され
る。ここで分離爪52が作動して記録紙Pは転写ドラム51
から分離搬送され、定着器28によって定着されて合成カ
ラー画像が形成され機外に排出される。
アスが付与された現像器15により非接触反転現像され
て、感光体ドラム11上にBKトナー像が形成される。この
BKトナー像は転写ドラム51に金具53によりその先端が咥
えられ、転写ドラム51上に捲付け固定された記録紙P上
に転写器24の作用で転写される。転写ドラム51の2回転
目において、前回と同様前露光及び均一帯電を受けた感
光体ドラム11は第2画像の第1色BK画像信号により変調
されたレーザ光Lにより像露光され、現像器15により非
接触反転現像されて感光体ドラム11上にBKトナー像が形
成され、BKトナー像を担持した記録紙P上に重ねてBKト
ナー像が転写される。以下実施例1と同様に以後転写ド
ラム51の3回転、4回転において第1、第2画像のY画
像信号に基づく像露光、現像器16によるYトナー現像の
のち転写、転写ドラム51の5回転、6回転において第
1、第2画像のM画像信号、続いて7回転、8回転にお
いて同様にC画像信号に基づくレーザ光Lによる潜像形
成が行われ、現像器17及び18による現像をへてMトナー
像及びCトナー像が形成され、それぞれ像形成毎に記録
紙P上に重ねて転写されてカラートナー像が形成され
る。ここで分離爪52が作動して記録紙Pは転写ドラム51
から分離搬送され、定着器28によって定着されて合成カ
ラー画像が形成され機外に排出される。
【0065】(実施例4)本実施例は、実施例3と同一
の画像形成装置を用い、画像読み取り装置上にA−3の
原稿を置いた場合の図12に示す画像編集を行うものであ
る。画像読み取りと感光体ドラム11への書き込みとは同
期して行われ、これにより形成されたトナー像は転写ド
ラム51に取り付けられた記録紙Pに転写され、これを繰
り返すことで記録紙P上に編集した多色の合成トナー像
を形成することができる。
の画像形成装置を用い、画像読み取り装置上にA−3の
原稿を置いた場合の図12に示す画像編集を行うものであ
る。画像読み取りと感光体ドラム11への書き込みとは同
期して行われ、これにより形成されたトナー像は転写ド
ラム51に取り付けられた記録紙Pに転写され、これを繰
り返すことで記録紙P上に編集した多色の合成トナー像
を形成することができる。
【0066】本実施例の編集モードでは、A−3の原稿
の画像読み取りが2回行われ、その間に転写体である転
写ドラム51は2回転し、8回転により転写体に取り付け
られた記録紙P上に原稿を編集した多色の合成トナー像
を形成するよう制御される。本実施例においても実施例
3と同様に画像読取り、書込み、現像は転写ドラム51の
1回転目に原稿のA1部分の第1色、2回転目にはA2部
分の第1色、3回転目にはA1部分の第2色、4回転目
にはA2部分の第2色……の順に行われる。このように
して形成された転写ドラム51の記録紙P上に編集された
多色の合成トナー像は定着器28によって定着され機外に
排出される。
の画像読み取りが2回行われ、その間に転写体である転
写ドラム51は2回転し、8回転により転写体に取り付け
られた記録紙P上に原稿を編集した多色の合成トナー像
を形成するよう制御される。本実施例においても実施例
3と同様に画像読取り、書込み、現像は転写ドラム51の
1回転目に原稿のA1部分の第1色、2回転目にはA2部
分の第1色、3回転目にはA1部分の第2色、4回転目
にはA2部分の第2色……の順に行われる。このように
して形成された転写ドラム51の記録紙P上に編集された
多色の合成トナー像は定着器28によって定着され機外に
排出される。
【0067】本実施例の1つとして、第1の画像領域は
写真領域に対応した処理を行う。すなわち、50%のUC
Rと低γ処理を行う。
写真領域に対応した処理を行う。すなわち、50%のUC
Rと低γ処理を行う。
【0068】第2の画像領域は文字画像領域であり、U
CRを100%に変更し、階調を高いγ特性に変更したも
のを用いる。この様に処理の異なった領域を形成する。
CRを100%に変更し、階調を高いγ特性に変更したも
のを用いる。この様に処理の異なった領域を形成する。
【0069】これにより、カラー画像においての写真領
域と文字領域の画質を向上させている。
域と文字領域の画質を向上させている。
【0070】本発明は、これに限らず画質の一部のシフ
トや拡大縮小などにも用いられる。また、特定色に一部
を変換することもできる。
トや拡大縮小などにも用いられる。また、特定色に一部
を変換することもできる。
【0071】前記実施例では、2回の編集を行うものに
ついて説明したが、複数回の編集を行うようにすること
もできる。画像形成と同期して色毎に複数回の読取りを
行うことになる。
ついて説明したが、複数回の編集を行うようにすること
もできる。画像形成と同期して色毎に複数回の読取りを
行うことになる。
【0072】フレームメモリを有する場合は、補色変換
されたY,M,Cのディジタル信号をメモリに収納して
おき同様な処理を行えばよい。
されたY,M,Cのディジタル信号をメモリに収納して
おき同様な処理を行えばよい。
【0073】又、読取りとフレームメモリの各々から画
像を入力して、合成、加工することもできる。
像を入力して、合成、加工することもできる。
【0074】
【発明の効果】本発明は前記のような構成・方法によ
り、2枚の原稿の合成又は1枚の原稿に基づいて編集し
たプリントを行う際、2つの画像又は2つの部分の同色
の現像を続けて行うので現像器の切換えを頻繁に行う必
要がなく、簡単なプロセス制御で行うことができるとい
う優れた効果を有するものである。
り、2枚の原稿の合成又は1枚の原稿に基づいて編集し
たプリントを行う際、2つの画像又は2つの部分の同色
の現像を続けて行うので現像器の切換えを頻繁に行う必
要がなく、簡単なプロセス制御で行うことができるとい
う優れた効果を有するものである。
【図1】本発明を適用した転写体のない画像形成装置の
一例を示す概略図である。
一例を示す概略図である。
【図2】本発明を適用した転写体を有する画像形成装置
の一例を示す概略図である。
の一例を示す概略図である。
【図3】カラー画像システムの概要を示す図である。
【図4】図1の装置に用いられるレーザ書込み装置の一
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図5】画像読み取り装置を示す概略図である。
【図6】本発明を適用した転写体のない画像形成装置の
他の例を示す概略図である。
他の例を示す概略図である。
【図7】本発明を適用した転写体のない画像形成装置の
さらに他の例を示す概略図である。
さらに他の例を示す概略図である。
【図8】図6の画像形成装置の各部の動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図9】画像形成方法の原理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図10】像形成体を展開した状態を示す図である。
【図11】画像合成を説明する図である。
【図12】画像編集を説明する図である。
1 原稿台 2 照明ランプ 3 レンズ 4 CCDイメージセンサ 6a,6b,6c ミラー 7 自動原稿送り装置 8 排紙装置 11 感光体ドラム(像形成体) 12,52 スコロトロン帯電器 14 露光器 15,16,17,18 現像器 24 転写器 25 分離器 51 転写ドラム(転写体) P 記録紙
Claims (2)
- 【請求項1】 帯電、像露光、現像を像形成体に対して
行い、像形成体上にカラートナー像を重ね合わせる画像
形成方法において、 第1の画像と第2の画像を重ね合わせる工程が、像形成
体の最初の回転時に、帯電、第1の画像による第1色目
の像露光、第1色目の現像、次の回転時に帯電、第2の
画像による第1色目の像露光、第1色目の現像に引き続
き、次の回転時に帯電、第1の画像による第2色目の像
露光、第2色目の現像、次の回転時に帯電、第2の画像
による第2色目の像露光、第2色目の現像を行うことを
特徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 帯電、像露光、現像を像形成体に対して
行ったのち、転写体に転写して該転写体上にカラートナ
ー像を重ね合わせる画像形成方法において、 第1の画像と第2の画像を重ね合わせる工程が、転写体
の最初の回転時に、帯電、第1の画像による第1色目の
像露光、第1色目の現像、次の回転時に帯電、第2の画
像による第1色目の像露光、第1色目の現像に引き続
き、次の回転時に帯電、第1の画像による第2色目の像
露光、第2色目の現像、次の回転時に帯電、第2の画像
による第2色目の像露光、第2色目の現像を行うことを
特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043506A JPH05241416A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043506A JPH05241416A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05241416A true JPH05241416A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12665619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4043506A Pending JPH05241416A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05241416A (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4043506A patent/JPH05241416A/ja active Pending
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