JPH05240201A - ピストン形蓄圧器 - Google Patents

ピストン形蓄圧器

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JPH05240201A
JPH05240201A JP4338625A JP33862592A JPH05240201A JP H05240201 A JPH05240201 A JP H05240201A JP 4338625 A JP4338625 A JP 4338625A JP 33862592 A JP33862592 A JP 33862592A JP H05240201 A JPH05240201 A JP H05240201A
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piston
pressure accumulator
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hole
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストン形蓄圧器において中間室と囲繞大気
との通路の構成を改善する。 【構成】 通路11が少なくともその全長の一部分にお
いてら旋形に延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の種類のピスト
ン形蓄圧器に関する。
【0002】
【従来技術】US−PS4878519、EP0256
240A1およびDE3917791A1からピストン
が各シリンダ内部でシール装置を用いてガス室と液体室
とこれらの間に位置した環状室とを互いに分割した形の
ピストン形蓄圧器が知られている。各環状室はピストン
形蓄圧器の周囲の大気と通路を介して連通しており、通
路はシリンダの壁内を半径方向に延びている。通路は環
状室を基点にして先ず第1の狭い直径とこれに続いて直
径移行部を介してより広い直径とを有している。シリン
ダは蓋内にねじ込まれ、蓋は液体室を制限している。し
たがってガス室はシリンダの反対側の端部内にシリンダ
端壁に隣接して設けられている。通路はシリンダの軸線
方向にみて、作動ガスを充填されたシリンダを蓋から取
外す際にシリンダの最後のねじ山が蓋から回し抜かれる
前にガス室に配属されたシール装置が通路の横断面を通
過するように配置されている。これはピストンに配属さ
れた軸方向の安全リングが不適切に組込まれた場合に例
えばシリンダの最後のねじ山が蓋から抜かれるときにガ
スがシリンダと蓋とをピストンともども弾丸のように加
速することを回避する。ピストン形蓄圧器は有利にはほ
ぼ鉛直の縦軸線をもって組込まれている。
【0003】US−PS4651782から知られるピ
ストン形蓄圧器は水平の縦軸線を有し、かつ脱気通路は
シリンダの壁を上方へ貫通している。上方からシリンダ
内に滴下水や雨水が侵入しないようにするためには、通
路へのカバー内で壁が環状みぞを有しており、環状みぞ
内に通路を閉鎖するシールリングが挿入されている。こ
れは、ガスまたは液体がシリンダから流出することがで
きるが、しかしシールリングが良好に作用している限り
はシリンダ内部の換気が抑えられるという欠点を持つ。
シールリングを設けることのもう1つの欠点は、シール
リングがみだりに取外されたり、または偶然紛失された
場合に水、汚れがシリンダ内に侵入し、かつここで摩耗
や漏れをもたらし得ることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は従来技
術の上記の欠点を取除くことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
特徴によって解決される。
【0006】
【発明の効果】本発明によるピストン形蓄圧器の利点
は、ガスがガス室から徐々に失われた場合に、逆に例え
ば温度変化時においてピストン形蓄圧器の環状室とその
周囲の大気との圧力補償が可能であり、しかも通路の一
部をら旋形に構成したために汚れや水の侵入を困難にす
ることである。ピストン形蓄圧器の縦軸線をほぼ鉛直に
たてた場合には汚れと水は曲りくねった通路の上り区分
を繰返し進まなければならない。したがって上記の向き
でピストン形蓄圧器は特に汚染から良好に保護される。
【0007】更に本発明によればピストン形蓄圧器の有
利な構成と改善が可能である。
【0008】請求項2の特徴は特に値段的に有利な構成
を与える、それというのもピストン形蓄圧器の壁におい
て場合により単に段付き孔の大きな直径を有する部分を
拡大せしめればよいからであり、かつこの段付き孔内へ
単に値段的に有利に製作可能である部材を摩擦接続によ
って固定すればよいからである。
【0009】請求項3の特徴は、部材が意図したよりも
深く組込まれた場合にも一貫した通路が得られるという
利点を与える。
【0010】請求項4の特徴は、部材が組立工具を用い
て容易に把握可能かつ組立可能であり、その上に一種の
保護板が形成され、これが噴射水が通路へ直接入るのを
阻止するという利点を与える。
【0011】請求項5の特徴を持つ実施形は、シリンダ
の壁と協働して通路の1部分を形成する部材が軸方向に
おいて形状接続によって保持され、これによりより良好
に紛失が防止されるという利点を与える。
【0012】請求項6の特徴は、部材がその始端部でも
ってねじの形式で容易に回転させて入れることができ、
かつ引続き部材の周面の領域の、ねじ山(壁に存在)に
よる変形のために運転中部材の意図しない相対回動を防
止する摩擦接続による安全手段が形成される。
【0013】請求項7の特徴は、一方では組立を軽減
し、かつ他方で相対回動に対するきわめて卓越した安全
手段を与える設計を提供する。
【0014】請求項8の特徴もまた、部材を誤まって組
付けた場合にも常にピストン形蓄圧器の環状室とその周
囲の大気との間に貫通した通路が存在することを保証す
る。請求項9の特徴も、部材が一方で組立のために工具
で容易に把握可能であり、他方で噴射水の通路への流入
を防止する一種の保護板が形成されるという利点を与え
る。
【0015】請求項10の特徴は、組立の後に一定の時
間経過後に部材が(例えば熱可塑性部材である場合)、
周囲温度またはこれよりも高い運転温度での流動挙動の
結果ねじ山の寸法に適合したときには特に良好に相対回
動、ひいては紛失が防止される効果を与える。請求項1
1の特徴は有利な設計を与える。
【0016】請求項12の特徴はやはり部材の紛失を確
実に防止する別の手段を与える。
【0017】請求項13の特徴は、ピストン形蓄圧器が
何かの理由から分解される場合に有利な構成を与える。
この場合にほぼ妨げのないガス流出が配慮され、部材が
弾丸の如くになることはない。
【0018】
【実施例】図1に示された本発明によるピストン形蓄圧
器の第1の実施例は円筒形の壁4と端壁5とを有するシ
リンダ3と、蓋6と、第1のシール装置8と第2のシー
ル装置9とこれらシール装置8,9相互間にあるくびれ
部10とを有するピストン7と、通路11と、通路11
内へ挿入された部材12とを備えている。
【0019】ピストン形蓄圧器2の使用時には端壁5が
上に、かつ蓋6が下になるように配置される。円筒形の
壁4は蓋6内へねじ込まれている。シールリング13
は、蓋6と円筒形の壁4との間に圧縮媒体が入らないよ
うに配慮している。ピストン7はシリンダ3内を摺動可
能である。ピストン7の上方部分14並びに第1のシー
ル装置8は可変のガス室15を制限している。ピストン
7の下方部分16並びに第2のシール装置9は液体室1
7を制限しており、液体室の容積は同様にピストン7の
摺動により可変である。円筒形の壁4内の第1のシール
装置8と第2のシール装置9との間には中間室18が存
在し、中間室はピストン7のくびれ部の領域で環状室と
して形成されている。通路11は円筒形の壁4を貫通し
ており、かつピストン7が図示の下端位置にあっても、
また蓄圧器運転中に図示されていない上端位置にあって
も通路は環状室18とピストン形蓄圧器2の周囲の大気
とを結合している。
【0020】図2に拡大して示された通路11は複数の
通路区分11a,11b,11c,11dに分割されて
いる。通路区分11aは中間室18へ開口した狭い孔1
9によって形成されている。通路区分11bは円筒形の
壁4の外方へ向かった円錐形の拡大部20の形を有して
いる。通路区分11cは円筒形の孔によって形成されて
おり、この孔は外側に向けられていて、狭い孔19より
も大きな直径を有している。通路区分11dは本発明に
よればら旋形に円筒形の孔21に沿って延びている。し
たがって本発明による通路区分11dは一方の円筒形の
孔21と他方の部材12によって形成されており、部材
は周面にら旋みぞを有している。ら旋みぞ22はら旋に
巻付けられたリブ23間にあり、リブはねじ山の形式で
延びている。孔21の領域ではら旋状のリブ23は半径
方向のプレロードを持って当接している。そのためには
部材12は有利には延性材料から製作されている。材料
は靭性の熱可塑性プラスチックのグループから選択する
ことができる。例えばポリアミド6の表示で市販されて
いる熱可塑性プラスチックが使用される。これにより部
材12は射出成形によって製作可能である。
【0021】組立てられていない状態ではら旋状のリブ
23は円筒形の孔21の直径よりも大きな直径を有する
基準円筒形で終っている。部材12は円筒形の壁4の外
に半径方向に突出した縁フランジ24を有している。縁
フランジは部材12の孔21内への挿入を軽減するのに
好適である。ここでは縁フランジ24は例えばねじ頭部
の形式で構成されている。部材12を孔21へ挿入する
ためにはこの部材12を例えば回して、押入れることが
できる。回転と押込みとは、部材12がねじ山を備えて
いる如くに孔21内へ侵入するように互いに調節するこ
とができる。これは、ら旋状のリブ23の外側の制限部
材と孔21の表面との間に場合により生じる摩耗がら旋
形のリブ23と孔21の表面との間を固定し、これによ
り最終的には通路区分11aおよび中間室18から離れ
て保持されるという利点を有している。
【0022】部材12が円錐形の拡大部20に整列し
た、みぞ状に形成された切欠25を少なくとも1つ端面
に有しており、切欠がら旋形のリブ23と少なくとも1
度交差している。これにより円錐形の拡大部20から出
発して切欠25を通ってら旋形の通路区分11dへ至る
流路が得られる。したがって部材12の端面が意図せず
に円筒形の孔21と円錐形の拡大部20との間にある移
行面26へ当接してしまった場合にも通路区分11aと
通路区分11dとの間の連絡は保証される。さもなけれ
ば少なくとも1つの切欠がない場合には通路区分11a
と通路区分11dとの連絡は可能ではなかろう。部材1
2が移行面26に当接した例は図5に示されている。
【0023】周囲の大気の圧力変動および(または)温
度変動時および場合によりガスがガス室15から第1の
シール装置8に沿って中間室18内に漏れた際には通路
11ないしはその通路区分11a,11bおよび11d
を介して圧力補償が行われる。この場合、本発明による
形式のシリンダ3がほぼ鉛直方向に向けられた場合に補
償流れがら旋形の通路区分11d内において多数の上り
を通って流れなければならないことが重要である。その
結果例えばこのピストン形蓄圧器2の外部から中間室へ
の流れの際に通路11の始めに場合により存在する凝縮
水はら旋路内に捕えられ、かつ中間室18への進入が阻
止される。塵の侵入も強力に阻止される、それというの
も通路11は通路11dのら旋状構成のために一方では
きわめて長く、かつ他方ではその内径に比べて大きな表
面を有しており、この表面に塵が沈着することがあり、
中間室18から遠ざけられるからである。
【0024】部材12にはその全長の大部分において薄
い壁27を残して中空に構成されており、壁は破断プレ
ートとして設計されている。したがって本実施例では部
材12内に袋孔28が存在する。破断プレート27の配
置は、このピストン形蓄圧器2の分解時に通路区分11
aから通路区分11c内へ流入したガスが強制的に通路
区分11dを通って逃げる必要がないという、既に導入
部で挙げられた利点を提供する。それというのも通路区
分11dは狭い横断面および長さのために通路区分11
c内の圧力増大をもたらし、これは円筒形の孔21内の
部材12を弾丸のように加速し得るであろうからであ
る。破断プレート27の破断はかかる不都合な圧力上昇
を阻止し、その結果ピストン形蓄圧器の分解時に部材1
2は壁4内に残り、したがって作業員への危険は回避さ
れる。
【0025】図3の第2の実施例による部材12aは例
えば同様に熱可塑性プラスチック、例えば市販のポリア
ミド6から射出成形法で製作される。部材は端面の始端
部30とこれに続くほぼ円筒形の軸部31と最後に頭部
32とを有し、頭部は軸部31から半径方向に突出して
いて、ねじ頭の形式に応じて構成することができる。図
2による実施例との相違は、ら旋みぞ22aが例えば1
1/2ピッチ得られるにすぎない長さに構成されている
ことである。端面の始端部30とら旋みぞ22aとの間
にはピン状の付加部34が存在し、付加部は後で図4の
ように壁4内の円筒形の孔21a内への挿入を軽減す
る。円筒形の孔21aからねじ山35が半径方向に延び
ている。円筒形の孔21aにはやはり狭い孔19に続い
た円錐形の拡大部20が続いている。
【0026】付加部34を孔21a内へ挿入の後頭部3
2を回して部材12aを約11/2ワインディングだけね
じ山35内へ楽にねじ込むことができる。次いで部材1
2aを回すことにより軸部31はねじ山35によって、
軸31の周面においてら旋状のみぞ36が生じるように
変形せしめられ、みぞ36はねじ込みの際に生じるプレ
ロードでもってねじ山35に当接して本発明の目的、部
材12aを使用時に壁4aから失なわれないようにす
る、を達成する。図4に示されているようにねじ山35
は半径方向において軸部31よりも大きな寸法を有して
いる。これによってら旋形に延びる通路区分11eが形
成される。通路区分11a,11b、孔21a並びに通
路区分11eは中間室18と壁4aを包囲した大気との
間に一貫した通路を与える。この通路では通路区分11
eは水と汚れが中間室18内へ入るのを阻止するための
機構として働く。
【0027】図5に示されているように意図せずに端面
の始端部30が孔21aに隣接した移行面26aに当接
することがある。移行面は円錐形の拡大部20へ続いて
いる。これは手で組立てるときに、または自動ねじ込み
の際に自動ねじ込み装置が十分に精確に作業しない場合
に意図せずに起ることがある。この場合にも図2による
第1の実施例で述べられたように切欠25が設けられて
おり、切欠は端面の始端部30から出発し、かつみぞ形
式に部材12aを貫通し、かつら旋みぞ22aと交差し
ている。
【0028】既に図2による第1の実施例で述べた様
に、部材12aも縦軸線内に袋孔28を有していてよ
く、したがって袋孔28に続いて破断プレート27が残
される。かかる破断プレート27の利点は図2の実施例
との関係で述べられた。
【0029】本発明によるピストン形蓄圧器の第3の実
施例が図6に示されている。この実施例では図3による
部材12aが使用されている。配属の壁4bには同様に
孔21aが存在している。この孔21aから半径方向に
ねじ山21aが延びている。このねじ山35aは例えば
図4に示されたねじ山35と同じプロフィールを有して
いてよい。本発明による形式において、ここで使用され
ているねじ山35aはねじ山35とは異なり一様なピッ
チを有していないことが異なっている。ねじ山35aの
各ワインディングは異なるワインディング間隔A1,A
2および場合によりA3等を有している。例えば各ワイ
ンディングのピッチはそれぞれ約5%より大きいように
選択されている。ねじ山35aの異なるワインディング
間隔は部材12aのねじ山35aへのねじ込みを難しく
するが、本発明によって望まれた形式でこれにより部材
12aをねじ山35aから回し外すのに必要であるよう
な回転抵抗も増大せしめられる。したがって異なるワイ
ンディング間隔の使用は運転中に部材12aが壁4bか
ら抜けるのを防ぐ改善された安全手段を与える。ねじ山
35aのこのような構成は、例えば熱可塑性プラスチッ
クから射出成形された部材12aが例えばこのピストン
形蓄圧器の運転中の避けられない温度交代の結果射出過
程によって達成した寸法を失うといった事情を配慮すれ
ば特に有利である。部材12aは本発明による形式に構
成されたねじ山35a内に存在しているので、この部材
12aは周面の領域においてねじ山35aに関してネガ
に対するポジのように適合する形状を取る傾向がある。
次いで部材12aの避けられない冷却、ひいてはこの部
材の収縮が起きると、部材12aとねじ山35aの異な
るワインディング間隔の結果常に部材12aの望ましく
ない相対回動と部材12aの壁4bからの抜落ちに対し
て十分な安全手段が存在する。
【0030】本発明によるピストン形蓄圧器の図7に示
された実施例は円筒形の壁4c内にねじ山35bを有し
ており、このねじ山の半径方向の寸法は移行面26aの
領域においては円筒形の壁の外側の周面の領域における
よりも大きい。例えばねじ山35bは、狭い通路区分1
1aに向かって拡大して寸法2Bの開角を持つ仮想基準
円錐形で終わっている。部材12aを回し入れる際には
先ず比較的深い、ら旋形のみぞ36aが生じる。使用プ
ラスチック、例えばポリアミド6の弾性の結果このみぞ
36aのこの深さはより大きな半径方向の寸法を有する
ねじ山35bの領域では失われる。その結果部材12a
は、ら旋状のみぞ36aが変形抵抗に抗して変形せしめ
られ、かつ深められた場合にのみ回し外すことができ
る。ピストン形蓄圧器の通常の運転中は変形抵抗を上回
る回転力が部材12aに作用することはないので、特に
紛失は良好に防止する部材12aとねじ山35bとの間
に延びたら旋形の通路11bはしたがって半径方向に異
なる寸法を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピストン形蓄圧器の第1実施例の
縦断面図である。
【図2】図1のピストン形蓄圧器の部分縦断面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の部分図である。
【図4】図3の部分をピストン形蓄圧器と一緒に示した
図である。
【図5】同じ実施例の別の組立状態を示した図である。
【図6】本発明の第3実施例の部分図である。
【図7】本発明の第4実施例の部分図である。
【符号の説明】
2 ピストン形蓄圧器 3 シリンダ 4,4a,4b,27 壁 5 端壁 6 蓋 7 ピストン 8,9 シール装置 10 くびれ部 11 通路 11a,11b,11c,11d,11e,11f,1
1g 通路区分 12,12a 部材 13 シールリング 14 上方部分 15 ガス室 16 下方部分 17 液体室 18 中間室 19,21,21a 孔 20 拡大部 22 ら旋みぞ 23 リブ 24 縁フランジ 25 切欠 26 移行面 28 袋孔 27 破断プレート 30 始端部 31 軸部 32 頭部 34 付加部 35,35a,35b ねじ山 36 みぞ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン形蓄圧器であって、シリンダと
    蓋とシリンダ内を摺動可能なピストンとが設けられてお
    り、ピストンの両端部にシール装置が設けられていてシ
    リンダをガス室と液体室とこれらの間に位置する中間室
    とに分割しており、中間室が半径方向においてピストン
    とシリンダの壁とによって制限されており、かつこの壁
    を貫通した通路が設けられており、通路が環状の中間室
    とピストン形蓄圧器の周囲の大気とを接続している形式
    のものにおいて、通路(11)が少なくともその全長の
    一部分(11d,11e,11f,11g)においてら
    旋形に延びていることを特徴とする、ピストン形蓄圧
    器。
  2. 【請求項2】 通路(11)のら旋形に延びた部分(1
    1d)がシリンダ(3)の壁(4)の円筒形の孔(2
    1)と摩擦接続によって固定された延性材料製の部材
    (12)との間にあり、この部材の周面にねじ山の形式
    によって延びたら旋みぞ(22)が形成されている、請
    求項1記載のピストン形蓄圧器。
  3. 【請求項3】 部材(12)がピストン形蓄圧器(2)
    の縦軸線に向いた始端部に横方向に延びていて、軸方向
    に開いたみぞ状の切欠(25)を有しており、切欠がら
    旋みぞ(22)と少なくとも1度交差しており、かつピ
    ストン形蓄圧器(2)の中間室(18)の側で孔(2
    1)にこの孔(21)よりも狭い孔(19)が続いてお
    り、この孔が中間室(18)に開口している、請求項2
    記載のピストン形蓄圧器。
  4. 【請求項4】 部材(12)がシリンダ(3)の壁
    (4)から距離を置いたところに半径方向に突出した縁
    フランジ(24)を有している、請求項2または3記載
    のピストン形蓄圧器。
  5. 【請求項5】 シリンダの壁(4a)に狭い孔(19)
    とこれよりも広い孔(21)とを有する段付き孔が設け
    られており、広い方の孔(21a)がねじ山(35)を
    有しており、ねじ山(35)内へ延性材料製の部材(1
    2a)が摩擦抵抗の克服下に回し入れられており、部材
    の軸部(31)の外径がねじ山(35)の外径よりも、
    これらの直径差の半分がら旋形に延びた通路区分(11
    e)の半径方向の寸法を与える程度小さい、請求項1記
    載のピストン形蓄圧器。
  6. 【請求項6】 部材(12a)がピストン形蓄圧器の縦
    軸線に向いた端部にピン様の付加部(34)を有してお
    り、かつここから始まるら旋みぞ(22a)を有してお
    り、そのピッチがねじ山(35)のピッチに適合せしめ
    られている、請求項5記載のピストン形蓄圧器。
  7. 【請求項7】 ら旋みぞ(22a)が2よりも少数のワ
    インディングを有し、かつねじ山(35)が2よりも多
    数のワインディングを有している、請求項6記載のピス
    トン形蓄圧器。
  8. 【請求項8】 部材(12a)がピストン形蓄圧器の縦
    軸線に向いた付加部(34)にみぞ状の切欠(25)を
    有しており、切欠がら旋みぞ(22a)と少なくとも1
    度交差しており、かつ孔(21)からねじ山(35)が
    中間室(18)の方向に延びており、上記の孔(21)
    により小さな直径を持つ孔(19)が続いていて中間室
    (18)へ開口している、請求項6または7記載のピス
    トン形蓄圧器。
  9. 【請求項9】 部材(12a)がねじ頭(32)を有し
    ている、請求項5から8までのいずれか1項記載のピス
    トン形蓄圧器。
  10. 【請求項10】 ねじ山(35)のワインディングが異
    なる相互距離(A1,A2,A3)を有している、請求
    項5記載のピストン形蓄圧器。
  11. 【請求項11】 ほぼ5%の、ワインディングからワイ
    ンディングまでのピッチ量の差が設けられている、請求
    項10記載のピストン形蓄圧器。
  12. 【請求項12】 ねじ山(35b)のワインディングが
    孔(21a)の縦軸線から変化する半径方向距離を置い
    て延びている、請求項5記載のピストン形蓄圧器。
  13. 【請求項13】 部材(12,12a)がその縦軸線に
    沿って袋孔(28)を有しており、かつ袋孔(28)に
    続いて破断プレート(27)が配置されている、請求項
    1から12までのいずれか1項記載のピストン形蓄圧
    器。
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